JPH0651722B2 - 混合セルロースエーテルの製法 - Google Patents

混合セルロースエーテルの製法

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JPH0651722B2
JPH0651722B2 JP60101664A JP10166485A JPH0651722B2 JP H0651722 B2 JPH0651722 B2 JP H0651722B2 JP 60101664 A JP60101664 A JP 60101664A JP 10166485 A JP10166485 A JP 10166485A JP H0651722 B2 JPH0651722 B2 JP H0651722B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • C08B11/193Mixed ethers, i.e. ethers with two or more different etherifying groups

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 本発明は、三工程で実施する水溶性混合セルロースエー
テルの製法に関する。
従来の技術 均一な又は異なる種類のエーテル置換基を有するセルロ
ースエーテルの生成は知られており〔例えば“ウルマン
ズ・エンチクロペデイ・デア・テヒニツシエン・ヒエミ
ー”(Ullmanns Encyklopadie der Technischen Chem
ie”)、第4版、192頁以下(1975年)、フエア
ラーク・ヒエミー・ヴアインハイム(Verlag Chemie-We
inheim)出版参照〕、一般にx)ウイリアムソン(Will
iamson)のエーテル合成の原理によりセルロースをアル
キルハロゲン化物又はアルアルキルハロゲン化物と、化
学量論的量の塩基の使用下に反応させることにより及び
/又はy)直接ヒドロキシル基と反応し得る活性化反応
成分を触媒量、即ち化学量論的量を下廻る量の塩基の存
在でセルロースと反応させることにより生成する: この一般的な反応式において、 はセルロース分子のエーテル化すべきヒドロキシル基で
あり、 Halは塩基又は臭素であり、 R1はC1〜C15−アルキル基、C7〜C15−アルアルキ
ル基、C1〜C3−カルボキシアルキル基、C1〜C3−ス
ルホノアルキル基、C1〜C3−ホスホノアルキル基、C
1〜C6−ヒドロキシアルキル基又はそれぞれのアルキル
基がC1〜C3を有するN,N−ジアルキルアミノアルキ
ル基であり、 R2及びR3は同じか又は異なつている水素又はC1〜C
13−アルキル基であり、 BOHはNaOH、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属
水酸化物又は第四アンモニウム塩基のような塩基を表わ
す。
セルロースの混合エーテルを生成するに当り、数種のエ
ーテル化剤を同時に又は段階的にセルロースに作用させ
る。この目的のために、前記の方法x)又はy)の一方だけ
による反応を実施するが、両方法による反応を実施する
と有利である。次のものは方法x)により生成することが
できる反応生成物の例である:メチルセルロース(M
C)、ベンジルセルロース(BC)、カルボキシメチル
セルロース(CMC)、スルホノエチルセルロース(S
EC)、ホスホノメチルセルロース(PMC)又はN,
N−ジエチルアミノエチルセルロース(DEAEC)。
次のものは方法y)により生成することのできる反応生成
物の例である:ヒドロキシエチルセルロース(HEC)
又はヒドロキシプロピルセルロース(HPC)。前記の
方法の1つ又は両方により生成することができるセルロ
ースの混合エーテルには、例えばメチルヒドロキシエチ
ルセルロース(MHEC)、エチルヒドロキシエチルセ
ルロース(EHEC)、ヒドロキシエチルヒドロキシプ
ロピルセルロース(HEHPC)、メチルカルボキシメ
チルセルロース(MCMC)、ヒドロキシエチルホスホ
ノメチルセルロース(HEPMC)又はメチルヒドロキ
シエチルヒドロキシプロピルセルロース(MHEHP
C)が包含される。以下の説明において“セルロースエ
ーテル”とはヒドロキシエチルセルロースのような単一
の置換基を有する生成物並びにメチルカルボキシメチル
セルロースのような少なくとも2つの異なる置換基を有
する生成物の両方を表わす。
原発明である特開昭59−207901号には、水溶性
混合セルロースエーテルを三工程で製造する方法が記載
されており、 a) セルロースをアルカリ性化し、 b) このアルカリセルロースを、セルロースと反応させ
るために触媒量で化学量論的量を下廻る塩基を必要とす
るエーテル化剤少なくとも1種を用いて塩基の存在にお
いてエーテル化し、かつ c) 塩基の量を高めた後で、前記のように製造したセル
ロースエーテルを、セルロースと反応させるために少な
くとも化学量論的量か又はa)を上廻る触媒量で化学量論
的量を下廻る塩基を必要とするエーテル化剤少なくとも
1種を用いてエーテル化し、その際に前記工程の少なく
とも1つで分散助剤としてジメトキシエタン、アルカノ
ール、アルカンジオール及びアルコキシアルカノールを
含む群類から選択される不活性溶剤少なくとも1種を使
用しかつ水を全工程で存在させることを包含する。ジメ
トキシエタンは別にして、殊に前記の分散助剤にはC1
〜C5−アルカノール(例えばイソプロパノール)、C2
〜C3−アルカンジオール(例えばエチレングリコー
ル)及びC1〜C4−アルコキシ−C2〜C3−アルカノー
ル(例えばメトキシエタノール)が含まれる。例えば、
使われるエーテル化剤は工程b)ではエチレンオキシドで
あり、工程c)では塩化メチル又はモノクロロ酢酸であ
る。当業界の詳細とそれぞれの状況の論議に関しては原
発明の明細書に明らかである。
前記の方法とは著しく異なる当業界で公知の製法では既
にジメチルエーテルを有機溶剤として使用している。例
えば、この種の方法は次の文献により開示されている: −ジメチルエーテル又はジエチルエーテルを使用するM
C,MHEC又はMHPCの製法を記載する英国特許第
909039号明細書。反応混合物のアルカリ含量は変
えられていない。セルロース混合エーテルの合成は実施
例に記載されていない。ジメチルエーテルの使用量はセ
ルロース量の約2〜3倍である。アルカリ性溶剤はアル
カリ性化工程では存在しない。
−西ドイツ国特許第1543136号明細書(=米国特
許第3544556号明細書)。ここにはエーテル化の
副生成物として形成されるジメチルエーテルを使用する
MC,MHEC又はMHPCの製法が記載されている。
反応混合物のアルカリ含量は変化しない。実施例ではセ
ルロース1重量部当りジメチルエーテル約0.3〜0.
4重量部を使用し、かつ有機溶剤はアルカリ性化工程で
は存在しない。
−西ドイツ国特許公開第2636935号明細書(=米
国特許第4015067号明細書)。ここには、過剰量
のアルキル塩化物、ジメチルエーテル、ヘキサン、ベン
ゼン又はトルエンを有機溶剤として使用する種々のセル
ロースエーテルの製造が記載されている。反応混合物の
アルカリ含量は変らない。実施例で使用した唯一の有機
溶剤は過剰のアルキル塩化物である。すべての反応成分
を初めに容器中で混合し、エーテル化剤と有機溶剤の総
量はセルロース量の約10〜20倍であり、その際にジ
メチルエーテルは総量の60%を上廻るべきではない。
発明が解決しようとする問題点 それ故、本発明の目的は、水溶性の混合セルロースエー
テル、即ち異なる種類の置換基少なくとも2個を有する
セルロースエーテルの製法を開示することであるが、そ
の際に、生成物を経済的に、即ち殊にエーテル化工程で
高度な選択性でもつて生成することができかつ優れた生
成物の品質、即ち均一なエーテル化、それ故良好な可溶
性を示しかつ生成物は可能な限り低い残分か又は全く残
分を含まない。
本発明の特別の目的は、前記の原発明である特開昭59
−207901号公報による方法の溶剤の再蒸留に必要
なエネルギー消費を低減することを可能にし、しかも該
方法による得られる利点を損なわない有機溶剤を見出す
ことである。
問題点を解決するための手段 本発明は、混合セルロースエーテルの製法をベースと
し、次の工程を包含する: a) セルロースをアルカリ性化し、 b) このアルカリセルロースを、セルロースと反応させ
るために触媒量で化学量論的量を下廻る塩基を必要とす
るエーテル化剤少なくとも1種を用いて塩基の存在にお
いてエーテル化し、かつ c) 塩基の量を高めた後で、前記のように製造したセル
ロースエーテルを、セルロースと反応させるために少な
くとも化学量論的量か又はa)を上廻る触媒量で化学量論
的量を下廻る塩基を必要とするエーテル化剤少なくとも
1種を用いてエーテル化し、その際に前記工程の少なく
とも1つで分散助剤として不活性有機溶剤少なくとも1
種を使用しかつ水を全工程で存在させる。本発明方法
は、ジメチルエーテルを有機溶剤として単独で又はジメ
トキシエタン、アルカノール、アルカンジオール及び/
又はアルコキシアルカノールと混合して使用することを
包含する。
ジメチルエーテル及びジメトキシエタンの使用は文献か
ら知られている。殊に、アルカノール、アルカンジオー
ル及びアルコキシアルカノールにはC1〜C5−アルカノ
ール、C2〜C3−アルカンジオール(あるいはまたこれ
らのアルカンジオールからの単位を有するオリゴマー又
は重合体の固体)及びC1〜C4−アルコキシ−C2〜C3
アルカノールが包含され、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノール、t−ブタノール及びエチレングリコー
ル(エタンジオール−1,2)が優れている。
アルカリ性化混合物及び/又はエーテル化混合物中でジ
メチルエーテルが単独で存在すると有利であるが、それ
と前記の他の溶剤1種又は数種と混合して使用すること
も可能である。エーテル化剤に相応して、即ち達成すべ
きエーテル置換基の種類に相応してかつ一般に混合物を
使用する場合、基本的に溶剤の間の任意の混合比を適用
することができるが、50重量%を上廻らない、殊に
0.1〜30重量%のジメトキシエタン、アルカノー
ル、アルカンジオール及び/又はアルコキシアルカノー
ルをジメチルエーテルに添加すると有利である。
前記の方法で使用するのに好適であるエーテル化剤では
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、塩化メチル及
び/又はモノクロロ酢酸又はその塩か又は加水分解可能
な誘導体が優れている。例えば、本発明方法は、有機溶
剤を両方のエーテル化工程b)及びc)で及び場合によりア
ルカリ性化工程a)でも存在させて実施することができる
が、しかし有機溶剤をエーテル化工程b)及び場合により
アルカリ性化工程a)でも存在させかつエーテル化工程c)
の開始前に水の沸点より低い沸点を有する他の成分と一
緒に混合物から蒸留により除去して本方法を実施すると
優れている。特にこの方法は、第一エーテル化工程(工
程b))のエステル化剤としてエチレンオキシド又はプロ
ピレンオキシドを使用しかつ第二エーテル化工程(工程
c))で塩化メチルを使用し、かつ有機溶剤としてジメチ
ルエーテル、ジメトキシエタン及び/又はイソプロパノ
ール及び場合によりメタノールを包含する場合に適用す
る。それ故、殊に第一エーテル化工程で大過剰のアルキ
レンオキシドを使用することが可能であり、例えばこれ
により可能な限り短い反応時間を達成するか又はセルロ
ースエーテルの分子鎖でのより均一な置換基の分布を達
成する。その後、この過剰分を、第二エーテル化工程を
実施する前に簡単な蒸留又は蒸発により減少させことが
できかつ精製せずに再使用することができる(再循
環)。すべての方法は水溶性の生成物を生成し、即ち生
成物は水溶性にするDS値及び/又はMS値を有し、殊
に生成物が少なくとも90%、特に少なくとも97%水
溶性であることを表わす。
本発明方法は、セルロースエーテル化学から公知の装置
(例えばニーダ、撹拌釜又は羽根混合機)1個又は数個
を使用して非連続的に又は連続的に実施することができ
る。一方では一般に反応混合物の温度を有機溶剤/水−
混合物の沸騰温度より高いように選択しかつ他方ではジ
メチルエーテルの沸点が明らかに室温より低いので、本
発明方法を耐圧装置中で実施することが推奨される。標
準状態(標準圧及び室温)下にガス状である反応成分を
使用する場合、例えばエーテル化剤としてエチレンオキ
シドを使用する場合、反応を耐圧装置中で実施するのも
一般的である。以下に記載の成分の量はそれぞれのエー
テル化工程の開始時に反応に必要な成分の量の合計を表
わすだけであり、別個のアルカリ性化工程の場合、セル
ロース及びアルカリ金属水酸化物の一部がその時点で既
にアルカリセルロースの形で存在するか又は例えばエー
テル化剤を酸の形(例えばCMCを生成するためのモノ
クロロ酢酸)で反応混合物中に導入する場合は、付加的
量の塩基を中和のために使用すべきである。
使用するセルロースは天然産生のもの、例えばリンター
又は木材パルプであるか又はセルロースヒドレートのよ
うな再生形であつてよく、反応の開始前のセルロースの
粒径は可能な限り約2.5mmより小さく、殊に約1mmよ
り小さくすべきであり、この粒径は、例えば長繊維形で
供給されるセルロースを“粉末”に粉砕することにより
達成することができる。本発明方法では、公知方法に比
べて従来は使われなかつた粒径を適用する際にも同じ作
用効果が達成される。
塩基はアルカリ金属水酸化物として、一般にはNaOH、し
かしまたKOH又はLiOHとして固形で又はアルカリ金属水
酸化物水溶液のような溶解形で(例えば10〜50重量
%の濃度の溶液の形)使用すると有利であるが、しかし
アンモニウム塩基を使用することもできる。本発明方法
において、セルロース1重量部当り有機溶剤約0.5〜
30重量部、殊に約1〜18重量部を使用すると優れて
いる。塩基をアルカリ金属水酸化物として使用する場
合、一般にそれはそれぞれの工程でセルロース1モル当
り、0.5〜12.0モル、殊に0.8〜6.0モルの
量で存在する(アンヒドロ−D−グルコース単位をベー
スとして計算する)。しかしこの量は前記のようにかつ
実施例に記載したようにエーテル化法x)又はy)に左右さ
れる。工程a)及びb)においてアルカリ金属水酸化物の量
が約0.5〜1.5モルであると有利であり、c)工程で
は約2.0〜6.0モルが有利である(少なくともMH
EC又はMHPCの生成において)。反応混合物中の水
量はセルロース1モル当り範囲5〜25モルで選択する
と有利であり、あるいは液体混合物の有機溶剤/水を参
考量として扱う場合には混合物中の水量は3〜40重量
%である。有利に使用することのできるエーテル化剤は
1〜C3−アルキル塩化物、C2〜C4−アルキレンオキ
シド及び/又はC2〜C4−クロロアルカン酸もしくはそ
の塩又は加水分解可能なエステル、殊に塩化メチル、塩
化エチル、エチレンオキシド、プロピレンオキシド及び
/又はモノクロロ酢酸、もしくは相応する塩又はエステ
ルである。しかし反応はブチレンオキシド−1,2,モ
ノクロロプロピオン酸、クロロエタンスルホン酸、ビニ
ルスルホン酸、アクリロニトリル、クロロメタンホスホ
ン酸、1−N,N−ジエチルアミノ−2−クロロエタン
又は2,3−エポキシプロピル−トリメチル−アンモニ
ウムクロリドを用いて実施することもできる。それぞ
れ、エーテル化剤の量はセルロース1モル当り0.05
〜30モル、殊に0.1〜10モルである。
MHCE又はMHPCを生成するための殊に優れた方法におい
て、エーテル化剤のモル量はb)工程で0.05〜2.0
モル及びc)工程で1.0〜30モルである。
本発明方法の実施で、セルロースを有機溶剤、水及びア
ルカリ金属水酸化物(又は第四アンモニウム塩基)より
成る混合物中でアルカリ性化し、その後エーテル化剤を
前記の2工程で添加する(使用したエーテル化剤の種類
に相応して添加する。
しかしアルカリ性化は有機溶剤の不存在において実施す
ることもでき、それは後でエーテル化工程の少なくとも
1つで添加する。公知のように、それぞれの反応混合物
及び反応釜は不活性ガス、例えば窒素で洗うこともで
き、これにより酸素を除去し、それ故高粘性の反応生成
物が得られる。所謂酸化防止剤、例えばピロガロール又
は没食子酸を添加することもでき、これにより粘度の低
下(解重合)を阻止する。
一般にすべての工程は十分な撹拌下に操作する。通常、
別個のアルカリ性化工程では室温で操作し(0〜30
℃、殊に15〜30℃)、エーテル化は温度30〜12
0℃、殊に110℃までの温度で行なうと殊に好結果で
進行する。一般に、第一エーテル化工程は比較的低い温
度で操作し、その後有利に塩基の量を高めかつ第二エー
テル化工程はより高い温度で進行させる。反応容器中で
達する最大圧は反応混合物中の成分の分圧の合計に相当
する。
一般に、エーテル化工程に必要な時間は、反応温度に相
応して20分間乃至8時間である。初めに、殊に未使用
の塩基を中和するまで酸を添加した後で、粗製生成物を
溶剤及び他の液状成分から蒸留により分離し、その後所
望の場合には抽出して接着する塩を除去することができ
る。最後に乾燥しかつ所望の場合には粉砕し、他の成分
と混合するか又は造粒する。これらの仕上げ法、精製法
及び後処理法はセルロースエーテル化学の常法であるの
で、詳説する必要はない。
既に記載した利点と共に本発明方法は次の特別な利点を
有する:第一エーテル化工程で使用する、この工程で基
本的に接触的に機能するに過ぎない塩基量は第二エーテ
ル化工程で完全に消費される;このことは、特に、有機
溶剤及び場合により過剰量のエーテル化剤を第一エーテ
ル化工程後及び第二エーテル化工程の開始前に蒸発によ
り大部分を除去する別法にも、該当する。それというの
も塩基、特にアルカリ金属水酸化物は除去されないから
である。基本的に、本方法の工程は独立して実施し得る
という事実により、最適な生成物品質並びに経済的かつ
生態学的に認容な方法を得るのに必要である量比及び方
法パラメータをそれぞれの工程で調節することができ好
都合である。
必須のジメチルエーテルの使用により成分間の相互作用
における改良が得られ、それ故使用するエーテル化剤の
改良された作用性が得られる。
本発明方法により生成することのできるセルロースエー
テルは公知の工業分野で、例えば増粘剤、接着剤、建材
分野の添加剤、食品分野の添加剤等として有用である。
実施例 次の実施例において、「重量部」と「容量部」は「Kg」
と「dm3」との関係であり、「パーセント」は重量に関
するものである。“DS”は置換度、即ちアンヒドロ−D
−グルコース1単位当りの置換OH基の平均数であり、
セルロースの場合、範囲0.0〜3.0である。“MS”
はモル置換度、即ちアンヒドロ−D−グルコース単位1
モル当りのエーテル結合する置換反応成分の平均モル数
である。セルロースの場合、3.0よりも大きいことも
ある。一般に、MSは1つのOH基で多重置換により生
じ得るようなセルロースエーテル分子の置換基を特徴付
けるためにDSの代りに使用し、例えばヒドロキシアル
キル置換基の場合であり、それというのもヒドロキシア
ルキル基の生成OH基がセルロースのOH基と同様に置
換されていてもよいからである。
例 1 耐圧ミキサー中で粉砕し、空気乾燥した松パルプ3重量
部をセルロース1重量部当りジメチルエーテル3重量部
と混合する(窒素で不活性化した後で)。28%−NaOH
水溶液2.48重量部を真空中で添加しかつ混合物を室
温で30分間撹拌する。その後、エチレンオキシド0.
19重量部を添加しかつこの分散液を撹拌下に70℃に
加熱しかつこの温度に30分間保持する。その後、反応
混合物を蒸留して実質的に完全にジメチルエーテル及び
場合により過剰量のエチレンオキシドを除去する。その
際に、留出物を冷却受容器中に捕集して、新しいバツチ
又は連続法で再使用することができる。
その後、アルカリ性反応生成物を新しいジメチルエーテ
ル2.3重量部(即ちセルロース1重量部当り0.77
重量部)及び約49.5%の工業級NaOH水溶液5.64
重量部と20〜40℃で激しく混合し、同温で30分間
アルカリ性化する。ミキサー中で塩化メチル4.4重量
部を添加しかつ混合物を反応温度85℃で1時間メチル
化する。揮発性成分の分離の際に、生成MHECを熱水
で洗つて除塩しかつ乾燥させる。得られた生成物は澄明
な溶液を形成しかつDSM1.99及びMSHE0.18を有
する。
例 2 例1と同じ方法を使うが、27.5%−NaOH水溶液2.
03重量部をアルカリ性化に使用しかつアルカリ性化を
室温で45分間実施する。その後、プロピレンオキシド
0.51重量部を添加しかつ混合物を80℃に加熱しか
つこの温度で1時間処理する。その後ジメチルエーテル
を留去し、未反応のプロピレンオキシドも除去する。使
用したプロピレンオキシド約20%を含む留出物を他の
反応に使用する。生成したヒドロキシプロピルセルロー
スをジメチルエーテル3.2重量部と混合する。49.
5%の工業級NaOH水溶液4.51重量部を添加しかつア
ルカリ性化を20〜40℃で30分間行なう。塩化メチ
ル3.52重量部の添加に続いて、混合物を徐々に85
℃に加熱しかつこの温度に1.5時間放置する。混合物
の揮発性成分を留去させる。得られたMHPCを熱水で
洗つて塩を除去する。生じる生成物は澄明な溶液を形成
しかつDSM1.82及びMSHP0.02を有する。
例 3 適用する方法は例1と同じだが、アルカリ性化に28.
2%−NaoH水溶液2.72重量部を使用し、かつアルカ
リ性化を室温で15分間実施する。その後、エチレンオ
キシド0.92重量部を加える。混合物を30分間加熱
しかつこの温度に30分間保持する。その後、70℃に
加熱しかつ混合をこの温度で更に60分間連続する。ジ
メチルエーテルを留去させ、他の反応に再使用する。4
9.5%の工業級NaOH水溶液0.72重量部の添加に次
いで、このようにして得られたヒドロキシエチルセルロ
ースを20〜40℃で30分間アルカリ性化する。イソ
プロパノール(85%−水溶液)9重量部を加え、かつ
モノクロロ酢酸1.32重量部、水0.33重量部及び
イソプロパノール(85%−共沸混合物)3重量部から
生成した水溶液4.65重量部を15分間で計量装入す
る。混合物を30分間70℃に加熱し、その後イソプロ
パノールの真空蒸留を開始すると、その間に反応は完結
する。蒸留後に、中性の微粒子生成物が得られる。この
ようにして生成したカルボキシメチルヒドロキシエチル
セルロースは有利に未精製の生成物としてオイルドリリ
ングの添加物と使用することができる。DSCM0.70及
びMSHE0.80を有する。
4 追加の関係 原発明である特開昭59−207901号は、 a) セルロースをアルカリ性化し、 b) このアルカリセルロースを、セルロースと反応させ
るために触媒量で化学量論的量を下廻る塩基を必要とす
るエーテル化剤少なくとも1種を用いて塩基の存在にお
いてエーテル化し、かつ c) 塩基の量を高めた後で、前記のように製造したセル
ロースエーテルを、セルロースと反応させるために少な
くとも化学量論的量か又はa)を上廻る触媒量で化学量論
的量を下過る塩基を必要とするエーテル化剤少なくとも
1種を用いてエーテル化する 工程を包含し、その際に前記工程の少なくとも1つで分
散助剤として不活性有機溶剤少なくとも1種を使用しか
つ水を全工程で存在させて混合セルロースエーテルを製
造する方法において、この混合エーテル化により水溶性
生成物が得られかつ有機溶剤としてジメトキシエタン、
アルカノール、アルカンジオール及び/又はアルコキシ
アルカノールを使用することを特徴とする混合セルロー
スエーテルの製法に関するもので、この混合エーテル化
により水溶性生成物が得られかつ有機溶剤としてジメト
キシエタン、アルカノール、アルカンジオール及び/又
はアルコキシアルカノールを使用することをその主要部
とするものであるが、本発明の第1番目の発明は原発明
の製法の全部をその主要部とし、原発明の目的である混
合セルロースエーテルの製法をその目的とする製法の発
明であつて、特許法第31条第1号に該当するものであ
る。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a) セルロースをアルカリ性化し、 b) このアルカリセルロースを、セルロースと反応させ
    るために触媒量で化学量論的量を下廻る塩基を必要とす
    るエーテル化剤少なくとも1種を用いて塩基の存在にお
    いてエーテル化し、かつ c) 塩基の量を高めた後で、前記のように製造したセル
    ロースエーテルを、セルロースと反応させるために少な
    くとも化学量論的量か又はa)で使用した量を上廻る触媒
    量で化学量論的量を下廻る塩基を必要とするエーテル化
    剤少なくとも1種を用いてエーテル化する 工程を包含し、その際に前記工程の少なくとも1つで分
    散助剤として不活性有機溶剤少なくとも1種を使用しか
    つ水を全工程で存在させて混合セルロースエーテルを製
    造する方法において、ジメチルエーテルを有機溶剤とし
    て単独で又はジメトキシエタン、アルカノール、アルカ
    ンジオール及び/又はアルコキシアルカノールと混合し
    て使用することを特徴とする混合セルロースエーテルの
    製法。
  2. 【請求項2】触媒量で化学量論的量を下廻る量の塩基を
    必要とするエーテル化剤として一般式: 〔式中R2及びR3は水素又はC1〜C13−アルキル基を
    表わし、その際にR2はR3と同じか又は異なつている〕
    の化合物を使用する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】少なくとも化学量論的量の塩基を必要とす
    るエーテル化剤として一般式: Hal−R1 〔式中R1はC1〜C15−アルキル基、C〜C15−アル
    アルキル基、C1〜C3−カルボキシアルキル基、C1
    3−スルホノアルキル基、C1〜C3−ホスホノアルキ
    ル基、C1〜C6−ヒドロキシアルキル基又はN,N−ジ
    アルキルアミノアルキル基を表わし、その際それぞれの
    アルキル基はC1〜C3を有し、かつHalは塩素又は臭素
    を表わす〕の化合物を使用する特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】ジメチルエーテルは別としてC1〜C5−ア
    ルカノール、C2〜C3−アルカンジオール及び/又はC
    1〜C4−アルコキシ−C2〜C3アルカノールを使用する
    特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1項に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】使用するエーテル化剤はエチレンオキシド
    及び/又はプロピレンオキシドである特許請求の範囲第
    2項記載の方法。
  6. 【請求項6】使用するエーテル化剤は塩化メチルもしく
    はモノクロロ酢酸又はその塩か又は加水分解可能な誘導
    体の1つである特許請求の範囲第3項記載の方法。
  7. 【請求項7】ジメチルエーテルが両方のエーテル化工程
    b)及びc)で並びに場合によりアルカリ性化工程a)でも存
    在する特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか
    1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】ジメチルエーテルがエーテル化工程b)及
    び場合によりアルカリ性化工程a)でも存在しかつ水の
    沸点より低い沸点を有する他の成分と一緒にエーテル化
    工程c)の開始前に混合物から蒸留により除去する特許
    請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1項に記載
    の方法。
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