JPH03146502A - サツマイモ澱粉粕のカルボキシメチルエーテル塩の製造方法 - Google Patents

サツマイモ澱粉粕のカルボキシメチルエーテル塩の製造方法

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Publication number
JPH03146502A
JPH03146502A JP1286513A JP28651389A JPH03146502A JP H03146502 A JPH03146502 A JP H03146502A JP 1286513 A JP1286513 A JP 1286513A JP 28651389 A JP28651389 A JP 28651389A JP H03146502 A JPH03146502 A JP H03146502A
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JP
Japan
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sweet potato
potato starch
starch pulp
water
carboxymethyl ether
Prior art date
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Pending
Application number
JP1286513A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Sasaki
佐々木 政男
Hiroko Watanabe
裕子 渡辺
Mitsuko Masuda
増田 光子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DKS Co Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd
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Publication date
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Priority to KR1019900017746A priority patent/KR950013773B1/ko
Publication of JPH03146502A publication Critical patent/JPH03146502A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08BPOLYSACCHARIDES; DERIVATIVES THEREOF
    • C08B11/00Preparation of cellulose ethers
    • C08B11/02Alkyl or cycloalkyl ethers
    • C08B11/04Alkyl or cycloalkyl ethers with substituted hydrocarbon radicals
    • C08B11/10Alkyl or cycloalkyl ethers with substituted hydrocarbon radicals substituted with acid radicals
    • C08B11/12Alkyl or cycloalkyl ethers with substituted hydrocarbon radicals substituted with acid radicals substituted with carboxylic radicals, e.g. carboxymethylcellulose [CMC]

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、サツマイモ澱粉粕のカルボキシメチルエーテ
ル塩の製造方法に関する。 (以下余白) 〔従来の技術〕 (1)背景 今日、澱粉工業の副産物として得られる澱粉粕は、主成
分である澱粉及びuIi維素以外に粗蛋白、灰分等の多
量の夾雑物を含む(サツマイモ澱粉粕)Mir& : 
澱粉54.4%、m ia fA I 8 、6 %、
残余灰分、粗蛋白等(二国二部監修「デンプン科学便覧
」朝倉害店刊(昭和52年)参照)、このため、これを
工業的にカルボキシメチルエーテル塩化する方法はこれ
まで知られておらず、現在では安価な飼料としての用途
を有するだけである。 因に、澱粉粕の主成分である澱粉とセルロースを夫々カ
ルボキシメチル化方法は、広く知られており1例えば水
単独若しくは水と2−プロパツール等の親木性*機溶媒
との混合溶媒又はエタノール、ベンゼン、水等の混合溶
媒を用いてアルカリの存在下にクロル酢酸又はその塩若
しくはエステル等のクロル酢酸誘導体を反応させる方法
が公知である。 (2)従来技術の問題点 しかしサツマイモ澱粉粕に対し、従来澱粉に対し適用さ
れるカルボキシメチル化方法を応用すると、夾雑する繊
維素が反応し難いため、その水溶液は不均質となる。一
方、セルロースに対し適用される公知のカルボキシメチ
ル化方法を応用すると、夾雑する澱粉が反応途中で糊化
するため、これまた好ましい結果が得られない。 加えて、従来の溶媒系を用いる方法(いわゆる溶媒法)
では1反応溶媒と精製溶媒が互いに異なるため、各々の
溶媒の再使用に際し多大の制約を受ける0例えば2−プ
ロパツールを用いた場合、反応終了後に溶媒の回収を行
なうと、系中で糊化が起こり回収することができない、
さりとて回収を行なわなければ、精製用溶媒(メタノー
ル水溶液)中へ2−プロパツールが移行し、vq用杯の
分離のため精留が必要となる。 また水を使用する水媒法では、反応温度を高くしたとき
起こる糊化を避けるため低湿下に長時間反応させる必要
があり、必然的に生産性が低下する。 さらに、溶媒としてメタノールを使用する方法(特公昭
27−5295号)も知られているが、この方法では澱
粉粕をカルボキシメチル化することができず、従って、
水に可溶性の反応物が得られない。 以上の諸方性以外に、澱粉を僅かに湿った状態でカルボ
キシメチル化する方法も提案されているが(特公昭59
−41842号公報参照)、製品の置換度は0.3近辺
である。しかもこの方法をサツマイモ澱粉粕に応用して
も、均質な溶液は調製できない。 〔発明が解決しようとする課題〕 以上の実情に鑑み1本発明は、iil粉粕、殊にサツマ
イモ澱粉粕を均一にカルボキシメチル化するための工業
的な方法を提供するのを目的とする。
【発明の構成】
〔課題を解決するための手段〕 (1)概要 以上の課題を解決するため、本発明に係る製造方法は、
サツマイモ澱粉粕をエーテル化剤水溶液の存在下“にア
ルカリと反応させて平均置換度0.2以上の澱粉粕カル
ボキシメチルエーテル塩を製造するに当り、反応媒体と
して水をサツマイモ澱粉粕1モル(セルロース中の環化
したグルコースの分子量を182として計算、以下同様
)に対し7モル以上用いて、平均置換度0.2以上のサ
ツマイモ澱粉粕のカルボキシメチルエーテル塩の製造方
法を要旨とする。 以下1発明の構成に関する主要な要素事項等につき項分
けして説明する。 (2)サツマイモ澱粉粕 本発明の原料となるサツマイモ澱粉粕は、常法に従って
サツマイモを水と磨砕して得られるスラリーをナイロン
等の網で漉したとき残留する不通過物を乾燥させること
により得られる。 (3)アルカリ アルカリとしては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム
等の苛性アルカリが好適であるが、特に水酸化ナトリウ
ムが実用的である。 (4)エーテル化剤 エーテル化剤としては、モノクロル酢酸、モノクロル酢
酸ナトリウム等のモノハロゲン酢酸若しくはその塩又は
それらの混合物が水溶液の形で使用される。 (5)溶媒 本発明における溶媒は水であって、サツマイモ澱粉粕1
モルに対し7モル以上、好ましくは7〜13モル使用さ
れるのがよい、水が7モル未満では均質な水溶液は得ら
れない。 (1m)反応及び精製 反応は、サツマイモ澱粉粕に対しエーテル化剤を水溶液
の形で加え、温度10〜3G’Oで混合した後、混合物
に対しアルカリを水溶液の形で加え。 温度20〜40℃で混合し1次いで、温度65〜95℃
でエーテル化反応を行なわせることにより行われる。 得られた粗製の反応物は、さらに必要に応じ65〜80
%メタノール水溶液で洗浄した後、乾燥、粉砕して製品
とする。 〔作用〕 本発明によれば、反応溶媒としての水の量の適切な選定
により、従来困難であったサツマイモ澱粉粕のカルボキ
シメチル化を円滑に行なわせることができ、これにより
サツマイモ起源の安価な繊維質含有澱粉粕を原料として
、捺染用糊剤、掘削用泥水混和剤、コンクリート分散剤
、接着剤、飼料又は飼料用粘結剤、粉化防止剤等として
広範な用途を有するカルボキシル化澱粉を安価に工業生
産することができる。 〔実施例〕 以下、実施例及び比較例により発明実施の態様及び効果
を述べるが、各個は端に説明用のもので2発明思想の限
定を意図したものではない。 丈崖Aユ 万能混合攪拌機(品用工業製作所製)に乾燥サツマイモ
澱粉粕(多糖類含量81%)150部を入れ、これにモ
ノクロル酢酸43.6部を水68.2部に溶かし、濃度
が38.85%となった溶液を1分間かけて滴下し、さ
らに25℃でlO分間混合した。 上の混合物に、水酸化ナトリウム39.8部を水69.
2部に溶かし、濃度が38.57%となった溶液を1分
間かけて滴下し、35℃でlO分間混合した後。 混合物を厚さlO■のシート状に展延、底形した。 次いで、この成形体を恒温器に入れ、90℃で70分間
エーテル化反応させた後、J&形体をミキサーで粗粉後
、乾燥、粉砕した。 上記粉砕物を、ミキサーでさらに粉砕後、粉砕物に70
%メタノールを加え、酢酸で中和後、固体部を遠心分離
して乾燥、粉砕することにより目的物のサツマイモ澱粉
粕のカルボキシメチルエーテルのナトリウム塩を得た。 以下の実施例及び比較例を含め、製品の置換度、粘度、
性状及びエーテル化剤の利用率を併せて項末の表−3に
示す。 なお、本例における澱粉粕1モルに対する水のモル数は
lOモh、モノクロル酢酸の濃度は3845%、水酸化
ナトリウム濃度は39.9%であった。 実施例2〜4 澱粉粕及び水酸化ナトリウムの量を前例と同様とし、水
の量のみを下表−1の如く種々変化させて同様の実験を
行った。 表−1 前記各実施例における水の一部を、 下表−2の 条件でメタノール又はメタノールと2−プロパツール(
インプロパツール) に置き換えて同様の 実験を行なった。 表−2 注l)インプロパツール、2)メタノール、3)モノク
ロール酢酸。 表−3
【発明の効果】
以上説明した通り1本発明は、サツマイモ澱粉粕を均質
にカルボキシメチル化するための工業的な方法を確立し
、有用なカルボキシメチル澱粉を安価に生産する方法を
提供し得たことにより、産業界及び需要者に貢献しうる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 サツマイモ澱粉粕をエーテル化剤水溶液の存在下に
    アルカリと反応させて平均置換度0.2以上の澱粉粕カ
    ルボキシメチルエーテル塩を製造するに当り、反応媒体
    として水をサツマイモ澱粉粕1モルに対し7モル以上用
    いることを特徴とする平均置換度0.2以上のサツマイ
    モ澱粉粕のカルボキシメチルエーテル塩の製造方法。
JP1286513A 1989-11-01 1989-11-01 サツマイモ澱粉粕のカルボキシメチルエーテル塩の製造方法 Pending JPH03146502A (ja)

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JP1286513A JPH03146502A (ja) 1989-11-01 1989-11-01 サツマイモ澱粉粕のカルボキシメチルエーテル塩の製造方法
KR1019900017746A KR950013773B1 (ko) 1989-11-01 1990-11-01 고구마 전분박의 카르복시메틸에테르염의 제조방법

Applications Claiming Priority (1)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5811541A (en) * 1996-02-16 1998-09-22 Tae Kyung Co., Ltd. Carboxymethyl-etherified starch derivatives and process for preparing the same
CN101830989A (zh) * 2010-04-14 2010-09-15 兰州大学 利用马铃薯淀粉渣制备高粘度羧甲基纤维素钠的方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5811541A (en) * 1996-02-16 1998-09-22 Tae Kyung Co., Ltd. Carboxymethyl-etherified starch derivatives and process for preparing the same
CN101830989A (zh) * 2010-04-14 2010-09-15 兰州大学 利用马铃薯淀粉渣制备高粘度羧甲基纤维素钠的方法

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KR950013773B1 (ko) 1995-11-15
KR910021414A (ko) 1991-12-20

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