JPH0651595A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0651595A
JPH0651595A JP4205343A JP20534392A JPH0651595A JP H0651595 A JPH0651595 A JP H0651595A JP 4205343 A JP4205343 A JP 4205343A JP 20534392 A JP20534392 A JP 20534392A JP H0651595 A JPH0651595 A JP H0651595A
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JP
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JP4205343A
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English (en)
Inventor
Yukitaka Nakazato
幸孝 中里
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、原稿同士を離した状態で繰り
出す場合に原稿画像の一部が切れた複写が得られるよう
なことを未然に防止することのできる画像形成装置を得
ることにある。 【構成】本発明は、原稿給送部から繰り出された2枚の
原稿を、原稿載置台上の所定位置に搬送方向に沿って並
べた状態で位置させ、かつ、露光動作終了後に上記原稿
載置台上から排出する構造からなる自動原稿給送装置1
を備えた画像形成装置8において、上記原稿の2枚繰り
出しモードを選択する手段20によりこのモードが選択
された場合、原稿同士が離された状態で繰り出されるの
に応じて、この離された距離分を画像形成領域の拡大分
として考慮し、選択された転写紙への変倍率よりもさら
に縮小させる変倍率に変更するための信号を画像形成装
置本体側の制御部に出力する制御部19を備えているこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関し、
さらに詳しくは、2枚の原稿を並べて繰り出すことので
きる自動原稿給送装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機やプリンタ等の画像形成
装置においては、原稿を装置の読み取り部に向け自動的
に繰り出すことのできる構造からなる原稿給送装置を装
備される場合がある。この原稿給送装置は、原稿セット
テーブル上に載置されている原稿を分離したうえで、画
像形成装置側に設けられている原稿読み取り部上面に位
置する原稿載置台に向け移送するようになっており、ま
た、原稿載置台上での読み取りが終了した場合には、原
稿載置台上から排出された原稿を回収するようになって
いる。ところで、上述した自動原稿給送装置において
は、使用する転写紙およびトナーの節約を目的として、
2枚の原稿を原稿一枚分の転写紙に並べて複写する場合
があるが、従来の自動原稿給送装置では、一枚の原稿毎
の繰り出しおよび排出を行われることが多いことから、
原稿載置台上に原稿を並べるときには、一々、オペレー
タによって原稿を並べることが必要であった。
【0003】そこで、2枚の原稿を順次繰り出して、原
稿載置台上で原稿をその搬送方向に沿って並べることが
できる構造を備えた自動原稿給送装置が提案されている
(例えば、特開昭60ー2942号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動原稿給送装値においては、2枚の原稿がお互い
に隙間なく並べられている場合、これら原稿を排出する
際に、後行原稿の先端が先行原稿の後端を押すことにな
り、排紙トレイ上でその端部同士が重なったりして整列
あるいは頁揃えが乱れてしまう虞れがあるために、原稿
同士を少し離して搬送方向で対向する端部同士が干渉し
ないようにして搬送する場合がある。ところが、このよ
うに、原稿同士を離して搬送する場合には、搬送方向で
の長さが、隙間なく並べて搬送した場合に比べて長くな
ってしまう。一方、従来では、オペレータによって原稿
サイズと転写紙サイズとが指定された場合に原稿画像が
切れることなく複写を行える転写紙の選択を自動的に行
う自動最適複写紙サイズ選択機能や、オペレータによっ
て転写紙サイズと原稿サイズとが指定された場合に原稿
画像が選択されたサイズの転写紙上で画像の切れを生じ
ることなく複写されるように複写倍率を自動的に変更す
る自動変倍率設定機能を備えているものもある。しかし
ながら、このような機能を備えた場合においても、上述
したように、原稿同士を離して搬送した場合には、離し
た間隔分だけ搬送方向での長さが長くなることによっ
て、転写紙上で原稿画像の一部が切れた状態の複写が得
られてしまう虞れがあった。つまり、例えば、A4サイ
ズの原稿を2枚並べて原稿載置台上に載置して、このサ
イズの原稿の2枚分の大きさであるA3サイズの転写紙
に複写を行うような場合、原稿同士の間に隙間なく順次
繰り出されるときには、所謂、変倍率が1:1に相当す
る100%による複写が行える予定であるが、原稿間を
離した場合には、上述した変倍率で複写を行うと、離し
た距離分に相当する長さがA3サイズよりも長くなって
しまい、A3サイズの複写紙から原稿画像の一部が切れ
てしまうことになる。
【0005】そこで、本発明に目的は、上述した従来の
自動原稿給送装置を用いた画像形成装置における問題に
鑑み、原稿同士を離した状態で繰り出す場合に原稿画像
の一部が切れた複写が得られるようなことを未然に防止
することのできる画像形成装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、原稿給送部から繰り出され
た2枚の原稿を、原稿載置台上の所定位置に搬送方向に
沿って並べた状態で位置させ、かつ、露光動作終了後に
上記原稿載置台上から排出する構造からなる自動原稿給
送装置を備えた画像形成装置において、上記原稿の2枚
繰り出しモードを選択する手段と、上記原稿のサイズを
検出する手段と、上記モード選択手段、原稿サイズ検出
手段および自動最適転写紙サイズ設定手段とが入力側に
接続され、出力側には複写倍率の設定手段が接続され、
原稿サイズおよび複写倍率の設定に応じて最適サイズの
転写紙を自動的に選択する場合に、上記原稿載置台上に
繰り出される原稿のサイズに応じて、複写倍率を通常の
1枚繰り出しに実行される複写倍率とは異なる倍率の設
定を行う制御部とを備えていることを特徴としている。
【0007】請求項2記載の発明は、原稿給送部から繰
り出された2枚の原稿を、原稿載置台上の所定位置に搬
送方向に沿って並べた状態で位置させ、かつ、露光動作
終了後に上記原稿載置台上から排出する構造からなる自
動原稿給送装置を備えた画像形成装置において、上記原
稿の2枚繰り出しモードを選択する手段と、上記原稿の
サイズを検出する手段と、上記モード選択手段、原稿サ
イズ検出手段および自動原稿最適変倍率設定手段とが入
力側に接続され、出力側には複写倍率の設定手段が接続
され、原稿サイズおよび転写紙サイズの設定に応じて最
適変倍率を自動的に選択する場合に、上記原稿載置台上
に繰り出される原稿のサイズに応じて、複写倍率を通常
の1枚繰り出しに実行される複写倍率とは異なる倍率の
設定を行う制御部とを備えていることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、互いに離された状態で連続し
て繰り出され、原稿載置台上で搬送方向に沿って2枚並
べられる原稿から複写を行う場合、選択された転写紙サ
イズあるいは変倍率を基準とした通常モードにおける変
倍率よりも原稿間を離した距離分だけ更に縮小すること
により、転写紙上での画像の切れが防止される。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図10において、本発明の詳
細を説明する。図1は、本発明による画像形成装置に用
いられる自動原稿給送装置の全体構成を示す配置図であ
り、同図において、自動原稿給送装置1は、原稿セット
部2、給紙部3、搬送部4、原稿搬出部5、原稿反転部
6および原稿スタッカー7を主要部として備えており、
以下、各部について機能と共に説明する。原稿セット部
2は、原稿給送装置本体の上部に設けられたトレイによ
って構成されており、給送方向と直角な方向における一
方端を原稿載置の際の基準端として設定され、この端部
に端縁を押し当てて載置された原稿の先端を給紙部3に
案内できるようになっている。給紙部3は、原稿セット
部2に載置されている原稿を一枚分離して、画像形成装
置8の上面に設けられている原稿載置台9に向け移送す
る部分であり、原稿セット部2に載置されて原稿の先端
部に対応する位置には、周面によって原稿の給送方向を
反転させることのできる繰り出しローラ10が配置され
ており、この繰り出しローラ10に対する原稿の給送方
向上流側には、原稿セット部2に積層載置された原稿の
先端に対応して最下位の原稿を繰り出すことのできる呼
出しコロ11およびこれに対向して最下位の原稿を呼出
しコロ11に押圧する呼出しレバー12が配置されてい
る。また、上述した繰り出しローラ10の周面には、分
離ベルト13が対向して配置されており、繰り出しロー
ラ10とこの分離ベルト13とは、積載された原稿のう
ちの繰り出しローラ10に接触している原稿を他の原稿
から分離して繰り出すためのものであり、このため、原
稿に対する摩擦係数を、分離ベルト13よりも繰り出し
ローラ10の方が高く設定され、繰り出しローラ10に
接触している原稿のみが繰り出されるようになってい
る。
【0010】そして、給紙部3においては、原稿の給送
方向における繰り出しローラ10の上流側に原稿セット
検知センサ14が、また、繰り出しローラ10の下流側
にはレジストセンサ15がそれぞれ配置されており、こ
れらセンサのうち、レジストセンサ15は、原稿の先端
および後端を検知して、図2に示すように、エンコーダ
により構成されたパスルジェネレータ16の回転制御を
行うようになっている。従って、パルスジェネレータ1
6は、その回転量をカウントされることによって原稿の
給送方向でのサイズを割り出せるようになっている。
【0011】一方、搬送部4は、給紙部3から繰り出さ
れた原稿を原稿載置台9上で移送するための部分であ
り、原稿載置台9の上面に沿って移動可能な搬送ベルト
4Aを備えており、この搬送ベルト4Aは、原稿載置台
9の給送方向に沿った両端および原稿載置台9に対向し
て配置されている複数のプーリ4B、4Cに掛けられ、
そして、押圧コロ4Dによって、原稿載置台9に向け押
圧されて原稿の移送および定置を行なえるようになって
いる。この搬送ベルト4Aにおける給紙部3側の位置
は、図2に示すように、手動により原稿を原稿載置台9
上にセットする際に原稿の載置基準部となるスケール1
7の一部に当接している。これは、後述するが、原稿を
給送方向と逆方向に移動させてスケール17に突き当て
て、原稿のスキューおよび給送開始位置を設定する際に
原稿がスケール17上に乗り上げるのを防止するためで
ある。
【0012】また、原稿搬出部5は、読み取りを終えた
原稿を原稿スタッカ7に導入するための部分であり、原
稿搬送部4の搬送ベルト4Aによって送られる原稿の先
端が到達する位置に搬出ローラ5Aを備えている。さら
に原稿反転部6は、両面原稿を読み取る場合に片面の読
み取りが終了した原稿の面を反転させるための部分であ
り、原稿搬出部5の搬出ローラ5Aおよびこれに対向す
るガイド部によって設定される原稿の搬出路に対して、
進退可能な切り換え爪6Aおよびこの切り換え爪6Aに
よって面を反転された原稿を原稿載置台9に向け案内す
るガイド部材6Bを備え、切り換え爪6Aの態位を切り
換えることによって、上述した原稿スタッカ7への搬送
経路とガイド部材6Bへの搬送経路とを選択できるよう
になっている。従って、ガイド部材6Bに向け搬送経路
を設定された場合には、原稿載置台9から搬出された原
稿が表裏面を反転された状態で再度、原稿載置台9に向
け移送される。図3は、図1に示した自動原稿給送装置
1における原稿の移送ルートを示しており、この装置に
おいては、原稿セット部2に載置されている原稿のうち
の最下位のものから繰り出され、原稿スタック7では、
原稿セット部2と同じ積層順序になるように排出される
(図中、符号a、b、cおよびa'、b'、c'参照)。
【0013】このような構成の自動原稿給送装置1にお
いては、原稿セット部2から2枚の原稿を繰り出す場
合、先行する原稿が原稿載置台9上に給送され、レジス
トセンサ15によって給送方向先端を検知されると、パ
ルスジェネレータ16による給送方向でのサイズを検知
されるとともに、このレジストセンサ15による先端検
知時点から所定時間経過するまでの間給送され、図4に
おいて、二点鎖線で示す位置まで来ると給送を停止され
る。なお、図4中、先行する原稿については、先行原稿
と表示してあリ、また、符号L2は繰り出しピッチを、
さらに符号αは、スケール17の先端から後行する原稿
の先端までの間隔を示している。一方、後行する2枚目
の原稿は、先行する原稿がレジストセンサ15によって
給送方向後端を検知された時点で原稿セット部2から繰
り出され、レジストセンサ15によって給送方向先端を
検知されると、図4において、符号L3で示す距離(本
実施例では、0〜5mm)を設定された位置に先端が到達
するまで給送された後に停止される。つまり、レジスト
センサ15により検知されてから符号L1で示す距離を
移動してから停止される。なお、図4中、後行する原稿
については、後行原稿と表示してある。そして、レジス
トセンサ15により後行する原稿の先端が検知される
と、先行する原稿が今までとは逆方向に移送され、先行
する原稿は、図4において実線で示すように、スイッチ
バックすることによりスケール17に突き当たり、スキ
ューの矯正と同時に原稿載置台9上での移動開始位置に
定置される。上述したように、先行する原稿がスケール
17に突き当たると、再度、原稿の給送が開始され、先
行および後行の各原稿がともに、原稿載置台9上に繰り
出され、図5に示すように、所定位置に定置される。こ
の場合の後行する原稿後端とスケール7との間の距離
(符号L4)は、本実施例の場合、0〜3mm程度とされ、
これら間隙がきわめて小さいことを理由に、等倍あるい
は縮小変倍による複写を行うと、1枚の転写紙に複写す
ることができるので、省スペース、省エネルギの面で有
効である。ところで、図6は、先行する原稿がスイッチ
バックする際の後行する原稿の先端部を示しており、先
行する原稿がスイッチバックする際には、後行する原稿
の先端が先行する原稿の後端に対してきわめて小さいに
間隔を設定されて待機しているので、その先端に対して
も、搬送ベルト4Aからの給送方向と逆方向の力が加わ
り、所謂、先端をめくられる方向の力が作用して折れ等
が発生することがある。そこで、本実施例では、後行す
る原稿の先端部は、符号L6で示す範囲を搬送ベルト4
Aとスケール17とではさむようにスケール17の形状
が設定され、そして、その後方にはマイラフィルム18
を設けてこのマイラフィルム18と搬送ベルト4Aとで
はさむように構成されているので、後行する原稿の先端
部がめくられる向きの力を受けて座靴するのを防止でき
るようになっており、これによって、原稿の保護と搬送
性能の安定化ができるようになっている。
【0014】一方、上述した自動原稿給送装置1におい
て原稿載置台9上に繰り出された2枚の原稿から複写を
行う場合、特に、原稿同士を離して繰り出した場合の複
写において、本実施例では、これらの原稿からの画像が
選択された転写紙上で切れることがないように画像形成
装置側での複写工程の制御が行われるようになってい
る。以下、これについて説明する。すなわち、複写制御
は、給送される原稿サイズの判別結果を基にして行われ
るものであり、このサイズ判別は、図7に示す制御部1
9によって行われるようになっている。この制御部19
は、例えば、複写工程を実行するためのシーケンス制御
を行う本体側の制御部とは別に設けられているマイクロ
コンピュータによって構成されており、入力側には、本
実施例に関係するものとして、上述したレジストセンサ
15、2枚の原稿を並べた複写を行う2in1モード選択
スイッチ20、給送方向での原稿サイズを割り出すパル
スジェネレータ16が、そして出力側には、画像形成装
置内に設けられている変倍機構21、転写紙を選択して
給紙する給紙機構22および表示部23が、図示しない
I/Oインターフェースを介して接続されている。上記
2in1モード選択スイッチ20は、便宜上、示したもの
であり、実際には、画像形成装置本体側の操作パネルに
設けられていて、このスイッチからの信号が制御部19
に入力されるようになっている。また、これと同じ理由
により、出力側に接続されている各機構および表示部
は、いずれも画像形成装置本体側に設けられており、制
御部19からは、これら機構および表示部の動作を制御
する画像形成装置本体側の制御部に対して原稿サイズの
判別結果を出力するようになっている。つまり、制御部
19においては、画像形成装置本体側の制御部によって
転写紙サイズあるいは変倍率を決定するための原稿サイ
ズに関する判別結果を出力するようになっている。従っ
て、画像形成装置本体側の制御部では、原稿サイズを基
に次のような制御が実行されるようになっている。すな
わち、例えば、原稿同士を離さないで2in1モードによ
る複写を行う場合、等倍複写を設定することにより原稿
サイズの倍の大きさの転写紙に複写すると画像の切れが
ないものの、原稿同士を離した場合には、離れた距離分
が原稿の給送方向での長さの増加分となり、これを等倍
複写すると転写紙上での画像形成領域が拡大した分、画
像の一部が切れてしまうので、その切れる分に見合う縮
小複写を設定することによって転写紙上での画像の切れ
を防止するようになっている。また、A4横向き原稿を
A4縦向きの転写紙に複写する場合には、通常、71%
の縮小率を設定するが、原稿同士が離れている場合に
も、上述した理由により、この縮小率よりも更に縮小し
て複写を実行する。
【0015】本実施例は以上のような構成であるから、
制御部19の動作を説明したフローチャートにより作用
を説明すると図7に示すとおりである。なお、図7のス
テップに示したパラメータの意味は次のとおりである。 SIZEDF:サイズ判別に関するパルスのカウント完了フラ
グ(1:カウンタ完了時) SIZEDC:パルスカウントしたデータが入っているカウン
タ(数値はサイズ判別に用いる閾値) TDDT2:原稿のサイズデータが入っているカウンタ また、図8乃至図10中、原稿サイズは版サイズ(A
版、B版)とこれに添えた数字で示し、その後の添字T
は、給送方向と平行する長手方向を設定された原稿の縦
送りを意味し、添字Yは、給送方向と直角な方向に相当
する幅方向に長手方向を設定した横送りをそれぞれ意味
している。添字T、Yで示す原稿の向きは、例えば、図
1において、原稿給送方向におけるレジストセンサ15
と同じ位置で、原稿の幅方向の所定位置に配置されたサ
イズセンサ(図示されず)により縦送りと横送りとにおけ
る幅方向でのサイズの違いを検知することにより判別さ
れるようになっている。図7乃至図10において原稿サ
イズ判別処理は、サイズデータフラグをチェックし、サ
イズフラグがセットされている場合には、パルスジェネ
レータ16からの入力パルス数によってサイズ判別を行
い、原稿の向きおよび原稿サイズに応じた転写紙サイズ
の選択を行なうためのデータを画像形成装置本体側の制
御部に出力する。
【0016】従って、画像形成装置本体側の制御部で
は、上述したように、この転写紙に対する変倍率の補正
を実行して変倍機構21を駆動する。一方、原稿サイズ
の判別結果に関するデータを画像形成装置本体側の制御
部に出力すると、制御部19では、サイズデータフラグ
がリセットされる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2枚の原
稿を並べて繰り出す場合、その原稿同士が離された状態
で繰り出されると、その原稿サイズに応じた転写紙サイ
ズへの複写倍率を予め設定されている倍率から更に縮小
する方向に倍率を変更するようにしたので、離れた距離
に相当する分、原稿画像領域が拡大した場合において
も、選択された転写紙上で原稿画像が切れてしまうよう
な事態を未然に防止することができる。従って、ミスコ
ピーの発生を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置に用いられる自動原
稿給送装置の全体構成を示す配置図である。
【図2】図1に示した自動原稿給送装置の一部拡大図で
ある。
【図3】図1に示した自動原稿給送装置における原稿の
移送ルートを説明するための概略図である。
【図4】図1に示した自動原稿給送装置における先行す
る原稿の給送態位を説明するための模式図である。
【図5】図1に示した自動原稿給送装置における先行お
よび後行する原稿の給送態位を説明するための模式図で
ある。
【図6】図1に示した自動原稿給送装置における後行す
る原稿の先端部の状態を示す断面図である。
【図7】本発明による画像形成装置に用いられる制御部
の構成を説明するためのブロック図である。
【図8】図6に示した制御部の作用を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】図7に示したフローチャートのサブルーチンを
説明するフローチャートである。
【図10】図7に示したフローチャートのさらに別のサ
ブルーチンを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 自動原稿給送装置 3 給紙部 8 画像形成装置 9 原稿載置台 15 レジストセンサ 16 パルスジェネレータ 19 制御部 20 2in1モード選択スイッチ 21 変倍機構 22 給紙機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿給送部から繰り出された2枚の原稿
    を、原稿載置台上の所定位置に搬送方向に沿って並べた
    状態で位置させ、かつ、露光動作終了後に上記原稿載置
    台上から排出する構造からなる自動原稿給送装置を備え
    た画像形成装置において、 上記原稿の2枚繰り出しモードを選択する手段と、 上記原稿のサイズを検出する手段と、 上記モード選択手段、原稿サイズ検出手段および自動最
    適転写紙サイズ設定手段とが入力側に接続され、出力側
    には複写倍率の設定手段が接続され、原稿サイズおよび
    複写倍率の設定に応じて最適サイズの転写紙を自動的に
    選択する場合に、上記原稿載置台上に繰り出される原稿
    のサイズに応じて、複写倍率を通常の1枚繰り出しに実
    行される複写倍率とは異なる倍率の設定を行う制御部と
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】原稿給送部から繰り出された2枚の原稿
    を、原稿載置台上の所定位置に搬送方向に沿って並べた
    状態で位置させ、かつ、露光動作終了後に上記原稿載置
    台上から排出する構造からなる自動原稿給送装置を備え
    た画像形成装置において、 上記原稿の2枚繰り出しモードを選択する手段と、 上記原稿のサイズを検出する手段と、 上記モード選択手段、原稿サイズ検出手段および自動原
    稿最適変倍率設定手段とが入力側に接続され、出力側に
    は複写倍率の設定手段が接続され、原稿サイズおよび転
    写紙サイズの設定に応じて最適変倍率を自動的に選択す
    る場合に、上記原稿載置台上に繰り出される原稿のサイ
    ズに応じて、複写倍率を通常の1枚繰り出しに実行され
    る複写倍率とは異なる倍率の設定を行う制御部とを備え
    ていることを特徴とする画像形成装置。
JP4205343A 1992-07-31 1992-07-31 画像形成装置 Pending JPH0651595A (ja)

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