JPH0651492U - ローラシャッターのガイド装置 - Google Patents
ローラシャッターのガイド装置Info
- Publication number
- JPH0651492U JPH0651492U JP9248592U JP9248592U JPH0651492U JP H0651492 U JPH0651492 U JP H0651492U JP 9248592 U JP9248592 U JP 9248592U JP 9248592 U JP9248592 U JP 9248592U JP H0651492 U JPH0651492 U JP H0651492U
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- slats
- roller
- roller shutter
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 夜間や防災時の避難通路等に主として火災防
止用に設置される横引きのローラシャッターに関し、特
にスラットの重量によって重心が偏心して、戸袋に収納
できなくなるのを防止するガイド装置の提供。 【構成】 本願考案は、長手方向を縦に配置したスラッ
トを横方向に移動させて開閉するローラシャッターであ
り、スラットを巻き取り送り出す駆動機構と、スラット
を支持しかつガイドレール上を往復動する転動ローラ
と、スラットを連成しかつ上下にローラチェーンを配設
し、このローラチェーンを駆動してスラットを往復動す
るとともにスラットの端部を収納する戸袋の近辺に突片
を備えた矯正金具を配設することを特徴としたローラシ
ャッターのガイド装置である。
止用に設置される横引きのローラシャッターに関し、特
にスラットの重量によって重心が偏心して、戸袋に収納
できなくなるのを防止するガイド装置の提供。 【構成】 本願考案は、長手方向を縦に配置したスラッ
トを横方向に移動させて開閉するローラシャッターであ
り、スラットを巻き取り送り出す駆動機構と、スラット
を支持しかつガイドレール上を往復動する転動ローラ
と、スラットを連成しかつ上下にローラチェーンを配設
し、このローラチェーンを駆動してスラットを往復動す
るとともにスラットの端部を収納する戸袋の近辺に突片
を備えた矯正金具を配設することを特徴としたローラシ
ャッターのガイド装置である。
Description
【0001】
本願考案は、夜間や防災時の避難通路又は出入口あるいはショッピングセンタ ーのウインドウ等の主として火災防止用に設置されるシャッターに関し、特に上 部のレール上を横方向に開閉するローラシャッターのガイド装置に係る。
【0002】
図12は、従来例を示す斜視図である。このローラシャッター80は、上部ガ イドレール81と、その左右端に戸袋82と収納ボックス83が配置されている 。収納ボックス83内には、図示省略の駆動装置によって回動するスプロケット が配設され、そして、長手方向を垂直に配置したスラット84を多数連設し、そ の上下に図示省略のローラチェーンを配設し、さらに、このローラチェーンをス プロケットによって駆動して、スラット84を左右方向に移動させている。
【0003】
前記従来例は、長さが10メートルから数十メートルに及ぶと、スラットとガ イドレールの抵抗が大きくなり動作がスムーズでなくなったり、スラットが重量 により図11に示すように傾斜して受け側の戸袋に収納できなくなるという課題 があった。また、図示は省略するが国内では防災上の理由から上部ガイドレール と下部ガイドレールを必要とするが、上下にガイドレールを配設するために建設 コストが高いだけでなく、数十メートルにわたって配置した場合には、下部ガイ ドレール内にゴミ等が堆積して走行に支障を生じる場合があった。そこで、本願 考案は、前記課題を解決するために上部ガイドレールにガイド装置を設けてスラ ットを戸袋に確実に収納するようにしたローラシャッターのガイド装置の提供を 目的とする。
【0004】
本願考案は、長手方向を縦に配置したスラットを横方向に移動させて開閉する ローラシャッターにおいて、 スラットを巻き取り送り出す駆動機構と、 スラットを支持しかつガイドレール上を往復動する転動ローラと、 スラットを連成しかつ上下にローラチェーンを配設し、 このローラチェーンを駆動してスラットを往復動するとともにスラットの端部 を収納する戸袋の近辺に突片を備えた矯正金具を配設することを特徴としたロー ラシャッターのガイド装置である。
【0005】
長い距離を走行するローラシャッターの場合で特に下部レールがない時は、重 量の関係でスラットが垂直ではなく傾いた状態で開閉し、底部が戸袋に収納でき ないので、矯正金具がスラットの傾きを直して、戸袋に収納する。
【0006】
図1は本願考案の一実施例を示す斜視図、図2は同上縦断面図、図3は同上部 分拡大図、図4は同上拡大図の底面図である。
【0007】 本願考案は、図1に示すように下部レールを配設しないローラシャッター1で ある。このローラシャッター1は、スラット2の長手方向を垂直に配置し、収納 ボックス3内に配設した駆動装置4によってローラ5を駆動してスラット2を往 復動して、夜間や防災時にウインドウや出入口又はその他の開口等を開閉する。
【0008】 スラット2は、その一例を図5と図6に示すように、略渦巻き状の嵌合部2a を備え、隣り合うスラット2を係合している。そして、ローラチェーンRのリン ク6を介してシャフト6aを連結し、このシャフト6aにローラ5が支持されて いる。また、戸袋7に挿入される座板8は、図7と図8に示すようにスラット2 の一端に係止されており、一方、スラット2は、上記シャフト6aに一端を支持 した係止板6bに狭持されている。
【0009】 さらに、リンク6には、上部ガイドレール10上を転動するローラ11を軸支 するブラケット12を設けている(図7参照)。
【0010】 一方、前記スラット2の下部には、ボール等で床面との摩擦抵抗が小さい滑動 体30によってスラット2を受け止めかつ走行を滑らかにしている。
【0011】 前記上部ガイドレール10は、図2に示すように建物の開口部の上部に内側に 逆L字形の型材10aを具備した前面板10bと後面板とを適宜の間隙をおいて 配設されている。そして、上部ガイドレール10の左右端部には、それぞれ戸袋 7と収納ボックス3を配置している。
【0012】 収納ボックス3内には、駆動装置4が配設されており、その電動機41には、 図9と図10に示すように、クラッチ42を介して上部巻取シャフト43にチェ ーン44を掛け渡し、一方、下部巻取シャフト43は上部巻取シャフト43の軸 46と同軸に連成されている。同様に、クラッチ42には、スラット2の上下の ローラ5、5を駆動するスプロケット47、47がローラ5と同様の高さに配置 されている。
【0013】 このスプロケット47は、上下のスプロケット47、47を結ぶ同一の軸47 aに取り付けられており、従って、両者はシンクロして回動する。
【0014】 なお、下部の巻取シャフト45には、幅広の円盤48が取り付けられており、 スラット2の下部を載置することができるように形成している。
【0015】 さらに、収納ボックス3の下部前端には、前記巻取シャフト43からスラット 2を案内するガイドレール49が配設されている。
【0016】 他方、前記上部ガイドレール10の戸袋7の手前には、矯正金具20が取り付 けられており、この矯正金具20は、略L字形を呈する金具であって、その底部 は前記ガイドレールの前面板10bよりも内方に突出するガイド片20aを設け ている。図示では、前記矯正金具20を上部ガイドレールとは別に溶接やビス止 め等の手段によって固定する事例を示したが、前記と同様に戸袋7の手前の位置 の上部ガイドレールを一部変形させた矯正金具でも所期の目的を達成する。また 、前記事例では、矯正金具を一箇所に配置したが、前記位置と少し間隔を置いた 反対側の位置、すなわち千鳥状になるように矯正金具を配置してもよい。
【0017】 上記構成により、本願考案のシャッターのガイド装置は、上部ガイドレールに 沿って、駆動装置により巻取シャフトを回動すると、このシャフトに巻回されて いるスラットの上下に配設されたローラ間の間隙にスプロケットの歯車が挿入さ れて、歯車の回動による噛み合いによってローラが引張られて収納ボックスから 送り出される。
【0018】 そして、戸袋に至る途中で、図11に示すようにスラットの重量によって傾き が生じるようになり、そのままでは、戸袋に収納することができないために矯正 金具20のガイド片20aによって、傾きをほぼ垂直になるように矯正して、戸 袋にスラット2を収納し、開口を閉鎖する。
【0019】 なお、前記閉鎖動作は、手動スイッチの他にタイマーと連動したスイッチや火 災時等に作動するヒューズと連動したスイッチによって、駆動装置の電動機に電 流が供給され、電動機を駆動するものである。
【0020】
前記のように、下部ガイドレールをもたない形式のローラシャッターでは、閉 鎖動作中にスラットが重量によって傾いた状態で開閉するのを、戸袋近辺に簡単 かつ低コストな強制金具を配置することにより、スラットの傾きが垂直になるよ うに矯正するようにしたので、きわめてスムーズに閉鎖することができるように なった。
【図1】本願考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同上縦断面図。
【図3】同上戸袋部分を示す正面図。
【図4】同上戸袋部分を示す底面図。
【図5】同上スラット部分を示す正面図。
【図6】同上スラットの連結状態を示す平面図。
【図7】同上座板部分を示す正面図。
【図8】同上座板部分を示す底面図。
【図9】上部の駆動部分を示す説明図。
【図10】下部の駆動部分を示す説明図。
【図11】スラットが傾斜した状態の従来例を示す従断
面図。
面図。
【図12】従来例を示す斜視図。
1 ローラシャッター 2 スラット 3 収納ボックス 4 駆動装置 5 ローラ 6 リンク 7 戸袋 8 座板 10 上部ガイドレール 11 ローラ 20 矯正金具 30 滑動体 R ローラチェーン
Claims (1)
- 【請求項1】 長手方向を縦に配置したスラットを横方
向に移動させて開閉するローラシャッターにおいて、 スラットを巻き取り送り出す駆動機構と、 スラットを支持しかつガイドレール上を往復動する転動
ローラと、 スラットを連成しかつ上下にローラチェーンを配設し、 このローラチェーンを駆動してスラットを往復動すると
ともにスラットの端部を収納する戸袋の近辺に突片を備
えた矯正金具を配設することを特徴としたローラシャッ
ターのガイド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092485U JP2604500Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ローラシャッターのガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992092485U JP2604500Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ローラシャッターのガイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0651492U true JPH0651492U (ja) | 1994-07-15 |
JP2604500Y2 JP2604500Y2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=14055615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992092485U Expired - Lifetime JP2604500Y2 (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | ローラシャッターのガイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604500Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587083A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-14 | 東洋シャッター株式会社 | シャッタ−の巻取装置 |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP1992092485U patent/JP2604500Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS587083A (ja) * | 1981-07-02 | 1983-01-14 | 東洋シャッター株式会社 | シャッタ−の巻取装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604500Y2 (ja) | 2000-05-15 |
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