JP2604500Y2 - ローラシャッターのガイド装置 - Google Patents

ローラシャッターのガイド装置

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JP2604500Y2
JP2604500Y2 JP1992092485U JP9248592U JP2604500Y2 JP 2604500 Y2 JP2604500 Y2 JP 2604500Y2 JP 1992092485 U JP1992092485 U JP 1992092485U JP 9248592 U JP9248592 U JP 9248592U JP 2604500 Y2 JP2604500 Y2 JP 2604500Y2
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JP
Japan
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door body
door
guide rail
disposed
roller shutter
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1992092485U
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JPH0651492U (ja
Inventor
敦 大庭
Original Assignee
鈴木シャッター工業株式会社
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、夜間や防災時の避難
通路又は出入口あるいはショッピングセンターのウイン
ドウ等の主として火災防止用に設置されるシャッターに
関し、特に上部のレール上を横方向に開閉するローラシ
ャッターのガイド装置に係る。
【0002】
【従来の技術】図12は、従来例を示す斜視図である。
このローラシャッター80は、上部ガイドレール81
と、その左右端に戸袋82と収納ボックス83が配置さ
れている。収納ボックス83内には、図示省略の駆動装
置によって回動するスプロケットが配設され、そして、
長手方向を垂直に配置したスラット84を多数連設し、
その上下に図示省略のローラチェーンを配設し、さら
に、このローラチェーンをスプロケットによって駆動し
て、スラット84を左右方向に移動させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来例は、長さが
10メートルから数十メートルに及ぶと、スラットとガ
イドレールの抵抗が大きくなり動作がスムーズでなくな
ったり、スラットが重量により図11に示すように傾斜
して受け側の戸袋に収納できなくなるという課題があっ
た。また、図示は省略するが国内では防災上の理由から
上部ガイドレールと下部ガイドレールを必要とするが、
上下にガイドレールを配設するために建設コストが高い
だけでなく、数十メートルにわたって配置した場合に
は、下部ガイドレール内にゴミ等が堆積して走行に支障
を生じる場合があった。そこで、本願考案は、前記課題
を解決するために上部ガイドレールにガイド装置を設け
てスラットを戸袋に確実に収納するようにしたローラシ
ャッターのガイド装置の提供を目的とする。
【0004】上記目的を達成するため、本考案は、長尺
状のスラットを横方向に多数連接して扉体を形成し、ス
ラットの長手方向が縦向きとなるように扉体を配置し、
該扉体を横方向にスライド移動させることにより平坦な
床面を有する開口部を開放、閉鎖可能としたローラシャ
ッターにおいて、前記扉体の下辺適所に配置され、平坦
床面を滑動する複数個の滑動ローラと、前記扉体の上
辺に配置され、該扉体のスライド移動をガイドするガイ
ドレールと、前記ガイドレールの一方の端部に配置さ
れ、前記扉体を収納するための呑み込み口を有して該扉
の端部を収納する戸袋と、前記ガイドレールの他方の
端部に配置され、前記扉体を収納する収納ボックスと、
前記収納ボックス内部に配置され、前記扉体を巻き取る
ための巻取機構と、を有し、更に、前記ガイドレール端
部の戸袋呑み込み口近傍に、前記扉体の前後方向のブレ
を矯正するための矯正手段を配置したことが特徴であ
る。
【0005】
【作用】長い距離を走行するローラシャッターの場合で
特に下部レールがない時は、重量の関係で扉体が垂直で
はなく傾いた状態で開閉し、底部が戸袋に収納できない
ので、矯正金具がスラットの傾きを直して、戸袋に収納
する。
【0006】
【実施例】図1は本願考案の一実施例を示す斜視図、図
2は同上縦断面図、図3は同上部分拡大図、図4は同上
拡大図の底面図である。
【0007】本願考案は、図1に示すように下部レール
を配設しないローラシャッター1である。このローラシ
ャッター1は、スラット2の長手方向を垂直に配置し、
収納ボックス3内に配設した駆動装置4によってローラ
5を駆動してスラット2を往復動して、夜間や防災時に
ウインドウや出入口又はその他の開口等を開閉する。
【0008】スラット2は、その一例を図5と図6に示
すように、略渦巻き状の嵌合部2aを備え、隣り合うス
ラット2を係合している。そして、ローラチェーンRの
リンク6を介してシャフト6aを連結し、このシャフト
6aにローラ5が支持されている。また、戸袋7に挿入
される座板8は、図7と図8に示すようにスラット2の
一端に係止されており、一方、スラット2は、上記シャ
フト6aに一端を支持した係止板6bに狭持されてい
る。
【0009】さらに、リンク6には、上部ガイドレール
10上を転動するローラ11を軸支するブラケット12
を設けている(図7参照)。
【0010】一方、前記スラット2の下部には、ボール
を有し床面との摩擦抵抗が小さい滑動体30(滑動ロ
ーラ)が設置されており、これによってスラット2を受
け止めかつ走行を滑らかにしている。
【0011】前記上部ガイドレール10は、図2に示す
ように建物の開口部の上部に内側に逆L字形の型材10
aを具備した前面板10bと後面板とを適宜の間隙をお
いて配設されている。そして、上部ガイドレール10の
左右端部には、それぞれ戸袋7と収納ボックス3を配置
している。
【0012】収納ボックス3内には、駆動装置4が配設
されており、その電動機41には、図9と図10に示す
ように、クラッチ42を介して上部巻取シャフト43に
チェーン44を掛け渡し、一方、下部巻取シャフト43
は上部巻取シャフト43の軸46と同軸に連成されてい
る。同様に、クラッチ42には、スラット2の上下のロ
ーラ5、5を駆動するスプロケット47、47がローラ
5と同様の高さに配置されている。
【0013】このスプロケット47は、上下のスプロケ
ット47、47を結ぶ同一の軸47aに取り付けられて
おり、従って、両者はシンクロして回動する。
【0014】なお、下部の巻取シャフト45には、幅広
の円盤48が取り付けられており、スラット2の下部を
載置することができるように形成している。
【0015】さらに、収納ボックス3の下部前端には、
前記巻取シャフト43からスラット2を案内するガイド
レール49が配設されている。
【0016】他方、前記上部ガイドレール10の戸袋7
の手前には、矯正金具20が取り付けられており、この
矯正金具20は、略L字形を呈する金具であって、その
底部は前記ガイドレールの前面板10bよりも内方に突
出するガイド片20aを設けている。図示では、前記矯
正金具20を上部ガイドレールとは別に溶接やビス止め
等の手段によって固定する事例を示したが、前記と同様
に戸袋7の手前の位置の上部ガイドレールを一部変形さ
せた矯正金具でも所期の目的を達成する。また、前記事
例では、矯正金具を一箇所に配置したが、前記位置と少
し間隔を置いた反対側の位置、すなわち千鳥状になるよ
うに矯正金具を配置してもよい。
【0017】上記構成により、本願考案のシャッターの
ガイド装置は、上部ガイドレールに沿って、駆動装置に
より巻取シャフトを回動すると、このシャフトに巻回さ
れているスラットの上下に配設されたローラ間の間隙に
スプロケットの歯車が挿入されて、歯車の回動による噛
み合いによってローラが引張られて収納ボックスから送
り出される。
【0018】そして、戸袋に至る途中で、図11に示す
ようにスラットの重量によって傾きが生じるようにな
り、そのままでは、戸袋に収納することができないため
に矯正金具20のガイド片20aによって、傾きをほぼ
垂直になるように矯正して、戸袋にスラット2を収納
し、開口を閉鎖する。
【0019】なお、前記閉鎖動作は、手動スイッチの他
にタイマーと連動したスイッチや火災時等に作動するヒ
ューズと連動したスイッチによって、駆動装置の電動機
に電流が供給され、電動機を駆動するものである。
【0020】
【考案の効果】前記のように、下部ガイドレールをもた
ない形式のローラシャッターでは、閉鎖動作中にスラッ
トが重量によって傾いた状態で開閉するのを、戸袋近辺
に簡単かつ低コストな強制金具を配置することにより、
スラットの傾きが垂直になるように矯正するようにした
ので、きわめてスムーズに閉鎖することができるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】同上縦断面図。
【図3】同上戸袋部分を示す正面図。
【図4】同上戸袋部分を示す底面図。
【図5】同上スラット部分を示す正面図。
【図6】同上スラットの連結状態を示す平面図。
【図7】同上座板部分を示す正面図。
【図8】同上座板部分を示す底面図。
【図9】上部の駆動部分を示す説明図。
【図10】下部の駆動部分を示す説明図。
【図11】スラットが傾斜した状態の従来例を示す従断
面図。
【図12】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ローラシャッター 2 スラット 3 収納ボックス 4 駆動装置 5 ローラ 6 リンク 7 戸袋 8 座板 10 上部ガイドレール 11 ローラ 20 矯正金具 30 滑動体 R ローラチェーン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E06B 9/02 E06B 9/08 - 9/11 E06B 9/58

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状のスラットを横方向に多数連接し
    て扉体を形成し、スラットの長手方向が縦向きとなるよ
    うに扉体を配置し、該扉体を横方向にスライド移動させ
    ることにより平坦な床面を有する開口部を開放、閉鎖可
    能としたローラシャッターにおいて、 前記扉体の下辺適所に配置され、平坦な床面を滑動する
    複数個の滑動ローラと、 前記扉体の上辺に配置され、該扉体のスライド移動をガ
    イドするガイドレールと、 前記ガイドレールの一方の端部に配置され、前記扉体を
    収納するための呑み込み口を有して該扉体の端部を収納
    する戸袋と、前記ガイドレールの他方の端部に配置され、前記扉体を
    収納する収納ボックスと、 前記収納ボックス内部に配置され、前記扉体を巻き取る
    ための巻取機構と、を有し、更に、 前記ガイドレール端部の戸袋呑み込み口近傍に、前記扉
    体の前後方向のブレを矯正するための矯正手段を配置し
    たことを特徴とするローラシャッターのガイド装置。
JP1992092485U 1992-12-24 1992-12-24 ローラシャッターのガイド装置 Expired - Lifetime JP2604500Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0651492U JPH0651492U (ja) 1994-07-15
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS587083A (ja) * 1981-07-02 1983-01-14 東洋シャッター株式会社 シャッタ−の巻取装置

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JPH0651492U (ja) 1994-07-15

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