JPH0651470U - 浴室ユニットの窓構造 - Google Patents

浴室ユニットの窓構造

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JPH0651470U
JPH0651470U JP8738192U JP8738192U JPH0651470U JP H0651470 U JPH0651470 U JP H0651470U JP 8738192 U JP8738192 U JP 8738192U JP 8738192 U JP8738192 U JP 8738192U JP H0651470 U JPH0651470 U JP H0651470U
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JP
Japan
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wall panel
inner frame
frame
window
edge
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Pending
Application number
JP8738192U
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English (en)
Inventor
秀也 梅田
高滋 蔭山
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易に施工できて、しかも防水性に優れた浴
室ユニットの窓構造を提供する。 【構成】 建物の躯体1に固定される窓本体3と、この
窓本体3側の外側額縁4と、ユニットの壁パネル2側の
内側額縁5とを備えた浴室ユニットの窓構造において、
内側額縁5の背面に、前記壁パネル2の端縁を挟持しう
る挟持部材10が設けられて、この挟持部材10の挟持
により、壁パネル2と内側額縁5とが固定される構成と
した。また、内側額縁5の背面側で、壁パネル2の端縁
と躯体1とが結合部材13を介して結合される構成とす
ることもある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、浴室ユニットの窓構造に係り、詳しくは、窓の額縁とユニットの壁 パネルとの組み合わせ部分の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
浴室ユニットには窓付きのものがある。このような浴室ユニットの窓、例えば 、出窓は、従来、図3もしくは図4に示すような構造を有している。
【0003】 図3は、第1の従来例に係る出窓の横断平面図で、図中、符号21は、建物の 躯体としての柱、22は浴室ユニットの壁パネルである。この壁パネル22は、 通常、板部22aと、その表面のタイル22bと、背面のパイプフレーム22c とからなり、柱21との間には隙間がある。従来の出窓は、屋外側から順に、窓 本体23と、外側額縁24と、内側額縁25とを備えている。
【0004】 窓本体23は、その自重を支えるために、木ねじ26により柱21に固定され る。外側額縁24は、窓本体23の縁部から柱21の露出面にかけて設けられる もので、ビス27により直接窓本体23に取り付けられる。この外側額縁24は 、また、木ねじ28もしくは釘により、柱21に固定される。内側額縁25は、 前記の外側額縁24から壁パネル22にかけて設けられるもので、ビス29によ り外側額縁24に取り付けられ、そのL形に屈曲した先端部で壁パネル22の端 縁を覆っており、この屈曲先端部と壁パネル22の端縁とは、コーキング剤30 により接着されている。なお、31は、前記のビス29を隠すための化粧板であ る。
【0005】 図4は、第2の従来例に係る出窓の横断平面図である。この従来例では、内側 額縁25の表面側から壁パネル22の端縁にビス32が螺挿されて、このビス3 2により、内側額縁25と壁パネル22とが結合されている。符号33は、前記 ビス32を隠すための化粧板である。なお、この第2の従来例では、外側額縁2 4を直接柱21に固定する木ねじもしくは釘は、省略されている。その他の構造 は、第1の従来例と同じである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、第1の従来例のような構造では、内側額縁25と壁パネル22とは 強固に結合されておらず、両者の当接面がコーキング剤30のような接着剤で接 着されているだけであるから、地震のような振動が加わった場合、壁パネル22 が内側額縁25から剥がれ、コーキング切れにより、思わぬ水漏れ事故を起こす おそれがあり、防水性に問題がある。
【0007】 これに対して、第2の従来例の構造では、内側額縁25と壁パネル22とが互 いにビス32により結合されているから、振動が加わっても、分離するようなこ とがなく、両者の間から水漏れするおそれはないが、壁パネル22の表面がタイ ルである場合、施工現場でそのタイル22bにビス用の下穴を設ける必要があり 、作業が面倒で、しかも、ビス32の頭が露出しないように、化粧板33のよう なビス隠しの部材が新たに必要となる。
【0008】 本考案は、上記のような従来の問題に鑑み、現場で面倒な作業をせずに容易に 施工できて、しかも、額縁と壁パネルとの間から水漏れが生じない、防水性に優 れた窓構造を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を達成するために、建物の躯体に固定される窓本体と、 窓本体の縁部に直結される外側額縁と、外側額縁からユニットの壁パネルにかけ て設けられる内側額縁とを備えた浴室ユニットの窓構造において、次のような構 成を採用した。
【0010】 第1の考案では、内側額縁の背面に、前記壁パネルの端縁を挟持しうる挟持部 材が設けられていて、この挟持部材の挟持により、壁パネルと内側額縁とが固定 される構成とした。
【0011】 また、第2の考案では、内側額縁の背面に壁パネルが当接する位置で、該壁パ ネルの端縁と躯体とが結合部材を介して結合される構成とした。
【0012】
【作用】
第1の考案では、壁パネルの端縁を挟持部材に挟持させるだけで、壁パネルと 内側額縁とは互いに固定されて、剥がれたり分離しなくなる。挟持部材は内側額 縁に被覆されて表からは見えない。
【0013】 第2の考案では、壁パネルは結合部材を介して建物の躯体に結合されるから、 外側額縁を介して同じく躯体に固定されている内側額縁との間に位置ずれが生じ ない。しかも、結合部材は表から見えないように内側額縁により隠される。
【0014】
【実施例】
以下、本考案の詳細を、図1および図2に示す実施例に基づいて説明する。ま ず、図1は、本件の第1の考案の実施例に係る出窓の横断平面図である。
【0015】 図1において、符号1は、建物の躯体としての柱、2は、板部2aとタイル2 bとパイプフレーム2cとからなる壁パネルである。この実施例の出窓は、基本 的には従来の出窓と同様に、柱1に固定される窓本体3と、窓本体3の縁部に直 接取り付けられる外側額縁4と、前記の外側額縁4から壁パネル2にかけて設け られて外側額縁4に取り付けられる内側額縁5とを備えている。なお、符号6は 、窓本体3を柱1に固定する木ねじ、7は、窓本体3に外側額縁4を取り付ける ビス、8は、内外両額縁4,5を結合するビス、9は、内外両額縁4,5の結合 用のビス8を隠すための化粧板である。
【0016】 この実施例の出窓は、内側額縁5と壁パネル2との組み合わせ部分に特徴があ り、内側額縁5の背面には、壁パネル2の端縁を挟持しうる挟持部材10が設け られている。内側額縁5は、壁パネル2の端縁を覆うよう、先端部がL形に屈曲 しており、この屈曲先端部の背面に前記の挟持部材10が固着されている。挟持 部材10は、樹脂からなる断面ほぼC形の部材で、そのC形内部に壁パネル2の 端縁、すなわちパイプフレーム2cを含む厚幅部分が弾力的に嵌め込めるように なっている。そして、挟持部材10のC形内部に壁パネル2の端縁を嵌め込むこ とで、壁パネル2と内側額縁5とが互いに固定されている。なお、内側額縁5の 屈曲先端部と壁パネル2との間には、パッキン11が介装され、コーキング剤1 2が充填される。
【0017】 上記の構成において、内側額縁5と壁パネル2とが互いに固定されるから、外 部から振動が加わっても、内側額縁5に対して壁パネル2が剥がれたり分離する ようなことがなく、したがって、コーキング切れによる水漏れは生じない。
【0018】 施工に当たっては、内側額縁5に設けられている挟持部材10を壁パネル2の 端縁に嵌め付けた後、内側額縁5と外側額縁4とをビス8により結合すればよく 、面倒な作業を必要としない。また、挟持部材10は、内側部材5の背面に隠さ れて表からは見えないから、特に、これを隠すための部材を必要としない。
【0019】 図2は、本件の第2の考案の実施例に係る出窓の横断平面図である。同図に示 すように、第2の考案では、内側額縁5の背面側で、壁パネル2の端縁と柱1と が結合部材13を介して結合されている。結合部材13は、平板状の部材で、柱 1の一面と壁パネル2の端縁とに当てがわれ、柱1には木ねじ14で、壁パネル 2のパイプフレーム2cにはタッピングねじ15により、それぞれ取り付けられ ている。内側額縁5は、そのL形に屈曲した先端部で壁パネル2の端縁を覆って おり、この屈曲先端部と壁パネル2の端縁とは、コーキング剤12により接着さ れている。その他の部分の構成は、図1の実施例と同じなので、対応する部分に は図1と同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
【0020】 上記の構成において、内側額縁5が外側額縁4を介して柱1に固定されている に対して、壁パネル2も結合部材13を介して柱1に結合固定されるから、両者 に外部から振動が加わっても、壁パネル2が内側額縁4から剥がれたり分離する ようなことがなく、コーキング切れによる水漏れは生じない。また、結合部材1 3は、内側部材5の背面に隠されて表からは見えないから、特に、これを隠すた めの部材を必要としない。
【0021】 なお、上記各図には出窓の実施例を示したが、本件各考案は、出窓に限らず、 浴室ユニットに組み込まれる他のタイプの窓の構造にも適用しうる。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように、本件の第1の考案によれば、挟持部材の挟持により、壁パ ネルと内側額縁とが互いに固定されるから、内側額縁と壁パネルとの結合が強固 になり、両者の間からの水漏れをなくし、防水の信頼性を高めることができる。 しかも、施工現場では、挟持部材を壁パネルの端縁に嵌め付けるだけでよく、従 来のように、タイルに下穴を開けるといった面倒な作業が必要がないから、施工 が容易になる。また、浴室内部の意匠に変更をもたらさず、ねじ隠し等の化粧板 を必要としない。
【0023】 第2の考案では、壁パネルも、内側額縁も、共に建物の躯体側に固定すること で、相互の位置ずれをなくし、両者の間からの水漏れを防止することができる。 この場合、新たに結合部材を用いるものでありながら、この結合部材は、表から 見えないように内側額縁により隠されるから、浴室内部の意匠に変更をもたらさ ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件第1の考案の実施例に係る出窓の横断平面
図。
【図2】本件第2の考案の実施例に係る出窓の横断平面
図。
【図3】第1の従来例の出窓の横断平面図。
【図4】第2の従来例の出窓の横断平面図。
【符号の説明】
1 柱 2 壁パネル 3 窓本体 4 外側額縁 5 内側額縁 10 挟持部材 13 結合部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の躯体に固定される窓本体と、窓本
    体の縁部に直結される外側額縁と、外側額縁からユニッ
    トの壁パネルにかけて設けられる内側額縁とを備えた浴
    室ユニットの窓構造において、 内側額縁の背面に、前記壁パネルの端縁を挟持しうる挟
    持部材が設けられていて、この挟持部材の挟持により、
    壁パネルと内側額縁とが固定されている、ことを特徴と
    する浴室ユニットの窓構造。
  2. 【請求項2】 建物の躯体に固定される窓本体と、窓本
    体の縁部に直結される外側額縁と、外側額縁からユニッ
    トの壁パネルにかけて設けられる内側額縁とを備えた浴
    室ユニットの窓構造において、 内側額縁の背面に壁パネルが当接する位置で、該壁パネ
    ルの端縁と躯体とが結合部材を介して結合されている、
    ことを特徴とする浴室ユニットの窓構造。
JP8738192U 1992-12-21 1992-12-21 浴室ユニットの窓構造 Pending JPH0651470U (ja)

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Citations (6)

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