JPH0755985Y2 - 洗い場付浴槽 - Google Patents
洗い場付浴槽Info
- Publication number
- JPH0755985Y2 JPH0755985Y2 JP8183590U JP8183590U JPH0755985Y2 JP H0755985 Y2 JPH0755985 Y2 JP H0755985Y2 JP 8183590 U JP8183590 U JP 8183590U JP 8183590 U JP8183590 U JP 8183590U JP H0755985 Y2 JPH0755985 Y2 JP H0755985Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- bathtub
- horizontal
- washing
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は洗い場部と浴槽部とを連結したユニットバス用
の洗い場付浴槽に関する。
の洗い場付浴槽に関する。
（従来の技術） 従来、ユニットバスに用いられる洗い場付浴槽としては
第２図、第３図に示した構成が知られている。
第２図、第３図に示した構成が知られている。
両図において、１は浴槽部、２は洗い場部であり、両者
は共にFRPで成型されている。浴槽部１は浴槽３と浴槽
３の上縁から水平壁４を全周に延ばし、その水平壁４の
三方に壁パネル５の載置部６を一体形成すると共に洗い
場側には下方に折曲した垂下壁７を一体形成してある。
洗い場部２は周壁を立上げてその三方に壁パネル５やド
ア枠（図示せず）の載置部８を一体形成すると共に浴槽
側の周壁は更に立上げてエプロン壁９を一体形成してあ
る。そしてエプロン壁９の上端からは更に水平壁10と立
上壁11とを一体に成形せしめ、この立上壁11を長尺の連
結片12の垂下壁12aと水平壁12bとにわたりその裏面に接
着した木枠13にビス14で固定し、前記した浴槽部１の垂
下壁７の下端を連結片12の水平壁12b上に当接載置し
て、浴槽部１と洗い場部２とを連結している。
は共にFRPで成型されている。浴槽部１は浴槽３と浴槽
３の上縁から水平壁４を全周に延ばし、その水平壁４の
三方に壁パネル５の載置部６を一体形成すると共に洗い
場側には下方に折曲した垂下壁７を一体形成してある。
洗い場部２は周壁を立上げてその三方に壁パネル５やド
ア枠（図示せず）の載置部８を一体形成すると共に浴槽
側の周壁は更に立上げてエプロン壁９を一体形成してあ
る。そしてエプロン壁９の上端からは更に水平壁10と立
上壁11とを一体に成形せしめ、この立上壁11を長尺の連
結片12の垂下壁12aと水平壁12bとにわたりその裏面に接
着した木枠13にビス14で固定し、前記した浴槽部１の垂
下壁７の下端を連結片12の水平壁12b上に当接載置し
て、浴槽部１と洗い場部２とを連結している。
（考案が解決しようとする課題） 上記した従来例では、洗い場部２のエプロン壁９を木枠
13に洗い場付浴槽の裏側からビス14で固定する必要があ
るので施工作業が困難であり、又室外への水の漏出も立
上壁11により一応防止できる形状であるものの、ビス14
の取付部からの漏水の危険性があるものである。
13に洗い場付浴槽の裏側からビス14で固定する必要があ
るので施工作業が困難であり、又室外への水の漏出も立
上壁11により一応防止できる形状であるものの、ビス14
の取付部からの漏水の危険性があるものである。
（課題を解決するための手段） 本考案はかかる従来例の問題点を解決して、施工性が良
く、かつ漏水の危険もない洗い場付浴槽を提供せんとす
るものであり、その為に本考案では、浴槽上縁に周設し
た水平壁の洗い場側に垂下壁と該垂下壁と連続した水平
固定壁とを一体形成した浴槽部と、浴槽側を立上げて形
成したエプロン壁の上端を浴槽側に延長して該延長部分
に上面に開口した溝部を一体形成した洗い場とからな
り、当該洗い場の溝部内に浴槽部の水平固定壁を載置し
て両者を固定する固定具を備え、上記垂下壁と水平固定
壁並びに溝部壁面とで囲まれる空間に硬化性シーリング
材を充填した構成としてある。
く、かつ漏水の危険もない洗い場付浴槽を提供せんとす
るものであり、その為に本考案では、浴槽上縁に周設し
た水平壁の洗い場側に垂下壁と該垂下壁と連続した水平
固定壁とを一体形成した浴槽部と、浴槽側を立上げて形
成したエプロン壁の上端を浴槽側に延長して該延長部分
に上面に開口した溝部を一体形成した洗い場とからな
り、当該洗い場の溝部内に浴槽部の水平固定壁を載置し
て両者を固定する固定具を備え、上記垂下壁と水平固定
壁並びに溝部壁面とで囲まれる空間に硬化性シーリング
材を充填した構成としてある。
（作用） かかる構成によると、洗い場部の溝部に浴槽部の水平固
定壁を載置した状態でビス等の固定具で両者を固定し、
次いで浴槽部の垂下壁と水平固定壁と溝部壁面とで囲ま
れる空間に硬化性のシーリング材を充填する。
定壁を載置した状態でビス等の固定具で両者を固定し、
次いで浴槽部の垂下壁と水平固定壁と溝部壁面とで囲ま
れる空間に硬化性のシーリング材を充填する。
（実施例） 以下本考案の一実施例を第１図に基づき説明する。尚実
施例の説明中従来例と同一構成のものは同一符号を付し
てその説明を省略する。
施例の説明中従来例と同一構成のものは同一符号を付し
てその説明を省略する。
第１図において、浴槽部１は水平壁４の洗い場側に垂下
壁７を形成する構成は従来例と同じであるが、同図にお
いては垂下壁７下端から更に洗い場側に水平固定壁21を
浴槽部１に一体形成した点が異なる。22は水平壁４と垂
下壁７とにわたりその裏側に接着固定した補強用の木枠
である。次に洗い場部２は浴槽側にエプロン壁９を形成
し、エプロン壁９上端より浴槽側に水平壁10を形成する
構成が従来例と同じであるが、同図においては水平壁10
から更に浴槽側に延長して上面が開口した溝部23を洗い
場部２に一体形成した点が異なる。24は溝部23底壁とエ
プロン壁９とにわたりその裏面に接着固定した補強用の
木枠である。25はパッキン、26はビス等の固定具、27は
常温硬化性のシーリング材である。
壁７を形成する構成は従来例と同じであるが、同図にお
いては垂下壁７下端から更に洗い場側に水平固定壁21を
浴槽部１に一体形成した点が異なる。22は水平壁４と垂
下壁７とにわたりその裏側に接着固定した補強用の木枠
である。次に洗い場部２は浴槽側にエプロン壁９を形成
し、エプロン壁９上端より浴槽側に水平壁10を形成する
構成が従来例と同じであるが、同図においては水平壁10
から更に浴槽側に延長して上面が開口した溝部23を洗い
場部２に一体形成した点が異なる。24は溝部23底壁とエ
プロン壁９とにわたりその裏面に接着固定した補強用の
木枠である。25はパッキン、26はビス等の固定具、27は
常温硬化性のシーリング材である。
以上の構成において、浴槽部１と洗い場部２との接続
は、洗い場部２に形成した溝部23内に浴槽部１の水平固
定壁21を収納して溝部底壁にパッキン25を介在して載置
し、両者をビス26で接合固定し、次に垂下壁７と水平固
定壁21並びに溝部23壁面で囲まれた空間28に硬化性のシ
ーリング材27を充填するのであり、シーリング材27は時
間経過に応じて硬化し、浴槽部１と洗い場部２とを接着
して連結状態で固定すると共にシーリング材27によって
水密性が確保される。
は、洗い場部２に形成した溝部23内に浴槽部１の水平固
定壁21を収納して溝部底壁にパッキン25を介在して載置
し、両者をビス26で接合固定し、次に垂下壁７と水平固
定壁21並びに溝部23壁面で囲まれた空間28に硬化性のシ
ーリング材27を充填するのであり、シーリング材27は時
間経過に応じて硬化し、浴槽部１と洗い場部２とを接着
して連結状態で固定すると共にシーリング材27によって
水密性が確保される。
（考案の効果） 以上のように、本考案によれば浴槽部と洗い場部との連
結作業は全て室内側から行えるので従来例と比較して作
業性が向上する。又浴槽部と洗い場部とは、固定具並び
にシーリング材の接着力の両者によって固定されるの
で、確実に連結され、加えて上記シーリング材により連
結部のシール性も確実となり漏水の危険もない。
結作業は全て室内側から行えるので従来例と比較して作
業性が向上する。又浴槽部と洗い場部とは、固定具並び
にシーリング材の接着力の両者によって固定されるの
で、確実に連結され、加えて上記シーリング材により連
結部のシール性も確実となり漏水の危険もない。
第１図は本考案の一実施例を示す要部縦断面図、第２図
は従来例を示す全体構成図、第３図は従来例の部分縦断
面図である。 １……浴槽部 ２……洗い場部 ４……水平壁 ７……垂下壁 ９……エプロン壁 21……垂下固定壁 23……溝部 27……シーリング材 28……空間
は従来例を示す全体構成図、第３図は従来例の部分縦断
面図である。 １……浴槽部 ２……洗い場部 ４……水平壁 ７……垂下壁 ９……エプロン壁 21……垂下固定壁 23……溝部 27……シーリング材 28……空間
Claims (1)
- 【請求項１】浴槽上縁に周設した水平壁の洗い場側に垂
下壁と該垂下壁と連続した水平固定壁とを一体形成した
浴槽部と、浴槽側を立上げて形成したエプロン壁の上端
を浴槽側に延長して該延長部分に上面に開口した溝部を
一体形成した洗い場とからなり、当該洗い場の溝部内に
浴槽部の水平固定壁を載置して両者を固定する固定具を
備え、上記垂下壁と水平固定壁並びに溝部壁面とで囲ま
れる空間に硬化性のシーリング材を充填したことを特徴
とする洗い場付浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183590U JPH0755985Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 洗い場付浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8183590U JPH0755985Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 洗い場付浴槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0438788U JPH0438788U (ja) | 1992-04-02 |
| JPH0755985Y2 true JPH0755985Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31628122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8183590U Expired - Lifetime JPH0755985Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 洗い場付浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0755985Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP8183590U patent/JPH0755985Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0438788U (ja) | 1992-04-02 |
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