JPH06511005A - アミノベンゾシクロブテンの製造方法 - Google Patents

アミノベンゾシクロブテンの製造方法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アミノベンゾンクロブテンの製造方法 技術分野 本発明は、特定のポリマー用の中間体として有用な、アミノベンゾシクロブテン の低温製造方法に関する。この中間体の低温製造方法は、ベンシソクロブテンが 高温において開環によりオルトキシリレン部分に重合する傾向があるため特に重 要である。従って、従来アミノベンシソクロブテンの製造に必要であった、高い 反応温度でのベンゾシクロブテン化合物の早期オリゴマー化もしくは重合を避け る方法を提供することがとても望ましい。
従来技術 芳香族ハリトとアミンもしくは水酸化アンモニウムとの銅触媒化反応は公知であ る。
5atoらは、5ynthesis、 (+981)、 p、472−473に おいて、還流コリジン中、酸化銅([)の存在下でのヨードベンセンとフタルイ ミドの間の反応を示した。
Grogginsは、”Unit Processes in Organic  5ynthesis”、 !ilcGraw−Hill (5版、 1958 )において、酸化第一銅の存在下での水酸化アンモニウムによるクロロヘンセン のアンモノリシスを分析した。458頁の図8〜18に示されているように、ク ロロヘンセンのアミノ化は+60°Cにおいてとても遅い。アニリンへのクロロ ベンゼンの十分な転化速度は200〜210’Cにおいて観察される。
NiN15hiyaらは、米国特許第4.380.670号において、塩化第一 銅触媒の存在下、好ましくは160〜190°Cにおいて、水性水酸化アンモニ ウムにより1.3.5−トリアミノヘンゼンへ3,5−ジアミノクロロヘンゼン を転化することを提案した。
3.4−ジメチルアニリンへの4−ブロモ−0−キシレンの転化は、195°C において塩化銅及び銅の存在下での水酸化アンモニウムとの反応により達成され た。この転化は、Organic 5yntheses、 Co1t Vol、 3゜John Wiley、 New York (1955)、 p、307 −309に報告されている。
Cheveneyらは、米国特許第3.865.876号において、225もし くはそれ以上の反応温度及び塩化第一銅触媒を用いて3,3−ジアミノベンジジ ンへ3.3゛−ジクロロベンジジンを転化することを示した。
Haleらは、U、S、Re 17.280において、150〜250°Cにお いて塩化第一銅の存在下水性アンモニア溶液を用いてアミンへ芳香族ハリド、例 えばクロロベンゼンを転化することを提案した。
Tanfらは、米国特許第4.711.964号において、アミノベンゾシクロ ブテンからのフタルイミドベンゾシクロブテン誘導体の製造を開示した。
本発明の目的は、得られるアミノベンゾシクロブテン生成物の早期オリゴマー化 もしくは重合を防ぐ、アミノベンゾシクロブテン化合物の低温製造方法を提供す ることである。
発明の開示 本発明は、−態様において、ハロもしくはスルホニルヘンジシクロブテンをアミ ノ化するに十分な時間、触媒量の銅元素もしくは銅化合物を含む触媒の存在下、 80°Cからベンゾシクロブテン反応体もしくは生成物の二目化もしくはオリゴ マー化が明らかな副反応である温度までの温度で加熱することにより、3−もし くは4−ハロもしくはスルホニルオキシベンゾシクロブテン反応体をアミノ化剤 と反応させることを含む、3−もしくは4−アミノベンゾシクロブテンの製造方 法に関する。
他の態様において、本発明は、触媒量の銅元素もしくは銅化合物を含む触媒の存 在下、3−もしくは4−ハロベンゾシクロブテンをフタルイミドもしくはマレイ ミド化合物と反応させることを含む、3−もしくは4−フタルイミドもしくはマ レイミドベンゾシクロブテンの製造方法に関する。
発明の詳細な説明 本明細書において用いる「ベンゾシクロブテン」は、炭素環及び複素環アリール シクロブテン(シクロブテン環れは芳香族炭素環もしくは複素環に縮合したシク ロブテン環からなる。芳香族とは、40+2個の非極在化したπ電子が軌道環に 含まれる炭素環もしくは複素環を意味する。この特性は共鳴安定化もしくは非極 在化として公知である。
好ましい炭素環芳香族部分は、ベンゼン、ナフタレン、フェナントレン、アント ラセン、ビアリール、又はアルキレンもしくはシクロアルキレン部分により架橋 した2種以上の芳香族ラジカルを含む。
より好ましい炭素環芳香族ラジカルは、ベンセン、ナフタレン、ピフェニル、ビ ナフチル、ジフェニルアルカン又はジフェニルシクロアルカンラジカルを含む。
最も好ましい炭素環芳香族ラジカルは、ベンゼンラジカルであり、これはシクロ ブテン環に縮合した場合、最も簡単なメンバーである、ベンゾシクロブテンを形 成する。
好ましい複素環芳香族化合物の例は、ビロール、フラン、チオフェン、イミダブ ール、オキサブール、チアゾール、ピラジン、ピリジン及びピリミジンを含む。
より好ましい複素環芳香族ラジカルは、ピリジン、フラン及びチオフェンであり 、シクロブタピリジンが最も好ましい。炭素環同属体が複素環同属体よりも好ま しい。
アリールラジカルもしくはシクロブテン環のいずれかは電子供与性もしくは電子 求引性基で置換していてもよい。そのような置換基の例は、ノアノ、ハロ、カル ボキシ、ヒトロ力ルビルオキシ、カルボニル、アルカノイル、アルカノイル、ア ロイル、アルキルスルボニル、アルキルスルホノイル、アミド、アルキル、アル ケニルもしくはアリール基を含む。
[ベンゾシクロブテン」は、学問的に認識されている用語である。
ベンゾシクロブテンについて一般的に用いられている組織的ではないナンハリン グンステムにおいて、1及び2位はシクロブテン環内にある。3及び6位は、シ クロブテン環に隣接した芳香族環内にある。4及び5位はシクロブテン環に対し メタ位である。この最も簡単なメンバーであるヘンシンク0ブテンは、正式には 、ビシクO[4,2,0]オクタ−1,3,5−トリエンと命名されている。3 −ブロモビシクロ[4,2,0] オクタ利、3.5− )リレンと同定される 化合物は、通常4−ブロモヘンシンクロブテンとして公知である。本明細書にお いては一般的名称を用いる。
本発明のアミノベンゾンクロブテン生成物は、下式(上式中、Bはペンブノクヮ ブテンユニットの芳香族環(Ar)に結合した、窒素を含むn(iIli架橋部 分であり、mはlもしくはそれ以上の整数であり、nは2もしくはそれ以上の整 数であり、各Rは水素又は電子供与性もしくは電子求引性置換基である)の架橋 したベンゾシクロブテンの製造に用いられる。
本発明のアミノベンゾンクロブテン生成物は、未架橋アミノベンゾシクロブテン の誘導体、例えば3−もしくは4−(N−アルキルもしくはN−アルカノイル) アミノベンゾシクロブテンの製造に用いることもてきる。
最も簡単なケースにおいて、シクロブテン環は未置換であり(各RはHてあり、 mは1である)、芳香族環はベンセンである。二〇什−スは一般式 (上式中、Bは窒素含有架橋基であり、nは上記と同しである)で表される。こ の式において、BCBは3−もしくは4−ベンゾシクロブテニルを表す。
窒素含有架橋基の例は、限定するものではないか、を含む。上式中、PはH、ア ルキルもしくはアリールであり、Qは2価架橋基、例えはフェニレン、キノリレ ン、及びα、ω−アルキレンである。架橋基の好ましいタイプは、Qがアルキレ ンであるものであり、最も簡単な生成物は下式で表される。
BCB−NH−CアH2,NH−BCB(上式中、Xは2〜20の整数である) 最も好ましい架橋基は、1,4−ジアミノブタン(テトラメチレンジアミン)も しくは1.6−ノアミノヘキサン(ヘキサメチレンジアミン)との反応により得 られるものを含む。
対にするオキサアルキレンシアミンは架橋基として用いられる。
例えは、Bは−NHC0/2 H−QC−/2 H,NH(Xは上記と同しであ る)であってよい。他の窒素含有架橋基は、Kirchhoffらの米国特許第 4.540.763号に開示されている。
より好ましい架橋基は、例えば、ARで表される(ARはアミノ基を育する芳香 族部分の残基である)フェニレン、トリレン、キシリレン、及びナフチレニレン のような芳香族部分を含む。従って、未置換BCB官能基を含む架橋した生成物 は下式で表される。
BCB−N(P)−AR−N(P)−BCB、[BCB−N(P) ]3AR及 び[BCB−N(P)]、 ARすなわち、ARは1.2−ノアミノヘンセン、 1.3−ジアミノベンゼン、1.4−ンアミノヘンゼン、1.3.5− トリア ミノヘンゼン、1.2.4.5−テトラアミノベンゼン、1.4.5.8−テト ラアミノベンゼン、1.5−ジアミノナフタレン、1.4−ジアミノナフタレン 、ジアミノアントラセン、トリアミノアントラセン、ノアミノフェナントレン、 及びトリアミノフェナントレンの残基である。
本発明によりアミン化される未架橋ベンゾシクロブテンの例は、限定するもので はないか、下式の化合物を含む。
(上式中、Rはアルキル、ビニル、置換ビニル、エチニル、置換エチニル、アリ ール、ポリアリール、置換アリール、置換ポリアリール、複素環、ヘテロアリー ル、アルキルアリール、アルキル複素環、アリールヘテロアリール、トリアルキ ルシリル、ニトロ、シアナト、ホルミル、アロイル、アルカノイル、ベンゾビシ クロブテニル、ヘンシックロブテノイル、アルキルヘンジシクロブテニル、アリ ールペンブックロブテニル、アルキルアリールヘンゾシクロブテニノ1ノ、アリ ールアルキルベンゾシクロブテニル、オキシベンゾシクロブテニル、チオヘンシ ンクロブテニル、ベンゾシクロブテニル、スルホニル、ベン゛ブンクロフ゛テニ ルスルホキシド、カルボキシ、カルノ\ルコギシ、モノもしくはノアルキルアミ へモノもしくはジアリールアミへモノもしくはジ複素環アミへモノもしくはジヘ テロアリールアミへ ヒドロキシ、アルコキシアリールオキシ、置換アルコギン 、置換アリールオキシ、ボリアリールオキシ、置換ポリアリールオキシ、メルカ プト、アルキルチす、置換アルキルチオ、′Yり一ルチす、置換アリールチす、 アリールスルホキシル、了す−ノしスノしホキシト、ポリアリールチオ、置換ボ リアリールチオ、複素環チオ及びヘテロアリールチオである) 置換化合物は、に1rchhoffにより示されたようなヒドロカルヒル換基を 含む。
高級縮合環ベンゾンクロブテン反応体の例は、限定するものではないが、下式の 化合物を含む。
(上式中、XはC1、Brもしくは■である)縮合環ベンゾシクロブテンは上記 のように置換していてもよく、ジハロ化合物を用いてもよい。
本発明の実施に好ましい反応体は、3−もしくは4−ノ10ベンゾシクロブテン 部分、より好ましくは4−ハロベンゾシクロブテン部分を含むものである。好ま しいハロベンゾシクロブテンは、ブロモ、クロロ及びヨード化合物を含む。最も 好ましいベンゾシクロブテン反応体は、4−ブロモベンゾシクロブテンである。
−ブロモ化シクロブタレン、特に4−ブロモベンゾシクロブテンは、Liuの米 国特許第4. 822. 930号に示されているようにして製造される。
ヒ1〜口キンヘンゾシクロブテンは公知の化合物である。その合成は、Horn erのChem.Ber.Vol.93 (1960)、 p.1774に報告 されている。
ヒドロキシ化合物は、ハロゲン化水素受容体として作用する3級アミンの存在下 、スルホニルハリト、例えはトルエンスルホニルクロリド、ヘンセンスルホニル クロリドもしくはメタンスルホニルクロリドとの反応により対応するスルホネー トエステルに転化される。
触媒は銅元素、並びに銅([)及び銅(11)の化合物より選ばれる。
好ましい触媒は、銅もしくは銅(1)化合物である。銅([)化合物の例は、限 定するものではないが、シアニド、ヨーシト、スルフェート、アセテート、ベン ゾエート、プロミド、クロリド、イソプロペニルアセチリド、ニトリド、フェニ ルアセチリド、チオシアネートもしくはトリフレートを含む。銅は、銅金属(粉 末、ワイヤーもしくはメツシュの形状)、並びに銅ブロンズを含む。銅(1)化 合物は、銅([1)による銅金属もしくは他の還元剤の不均化によって得られる 生成物をも含む。この反応は下式で表される。
CuX2+ Cu’H 2CuX (上式中、X=C I、Br,IもしくはI/20)特に好ましい銅含有触媒は 、酸化第−銅及びハロゲン化第−銅を含む。最も好ましいものは、塩化第−銅及 び酸化第一銅である。
触媒量とは、反応を触媒化するに十分な触媒が存在することを意味する。
アミノ化剤は、限定するものではないが、水酸化アンモニウム、液体アンモニア 、メチルアミン、ジメチルアミン、エチルアミン、n−ブチルアミン、アニリン 、N−メチルアニリン、気体アンモニア、水酸化アンモニウム、ナトリウムアミ ド、カリウムアミド、ナトリウムアット、カリウムアンド、調子シト、ヒドロキ シアミン、ヒドラシン、t−ブチルアミン、ヘキサメチレンジアミン、及びテト ラメチレンジアミンを含む。好ましいアミノ化剤は、低級アルキルアミン、例え ばメチルアミンもしくはエチルアミン、及び水酸化アンモニウムを含む。最も好 ましいアミノ化剤は水酸化アンモニウムである。
本発明の方法は請求核反応か起こるいずれの極性溶媒中で行ってよい。これは、 N.N−ジメチルホルムアミド、ツメチルスルホキシト、N−メチルピロリジノ ン、ビリノン、コリジン、ルチジン、及び水を含む。ハロもしくはスルホニルオ キシベンゾシクロブテン反応体を未置換アミンに転化させる場合、溶媒として、 アミン化剤として用いられる水酸化アンモニウム水溶液に水を通常提供する水を 用いる二とか好ましい。
本発明の方法は、必要な温度に加熱することかでき、3〜75atmの圧力に耐 え、そして本発明の反応体、触媒もしくは生成物により攻撃されないどのような 容器内(攪拌装置を存していてもいなくてもよい)でおこなってもよい。
アミノ化剤に対するベンゾシクロブテン反応体のモル比は1.2〜1・1000 である。好ましい範囲は1.2〜l:50、最も好ましくはl・2〜1 :20 である。
銅含有触媒に対するベンゾシクロブテン反応体のモル比は、500。
1、−1:lである。好ましくは。この比は100:1−1:lであり、最も好 ましくは50: 1−1 : lである。
本発明の方法を行うための温度は、80°Cからベンゾシクロブテン反応体もし くは生成物の三量化もしくはオリゴマー化が明確な副反応となる温度までである 。上限温度は、公知の方法、例えばガスクロマトグラフィーを用いる反応の進行 を追跡することによって、実験的に決定される。認識できる三量化もしくはオリ ゴマー化が200°C以上の温度あるいは180 ’C以上の温度でさえ起こる ことが見出された。従って、本発明の方法を100°C〜180°Cて行うこと が好ましい。より好ましくは、反応は120〜160°C、最も好ましくは14 0〜160℃において行われる。
本発明の方法を行う際の圧力は、選択したアミノ化剤によってきまる。アンモニ アもしくは水酸化アンモニウムによりアミノ化を行う場合、反応は好ましくは高 圧で行われ、これは反応混合物が加熱される温度によって決定される。高温にお いて液体でありそして反応条件において高い蒸気圧を有しないアミノ化剤を用い る場合、反応は大気圧もしくはわずかに高圧で行ってよい。
銅元素もしくは銅含有化合物により触媒化され、一段階アミノ化てハロベンゾシ クロブテンもしくはスルホニルオキシベンゾシクロブテンをアミノベンゾシクロ ブテンに転化する方法は、低い反応温度がオリゴマー化もしくは重合の程度をと ても低くするため特に有利である。一段階反応の生成物は、抽出及び蒸留の組合 せにより、95パ一セント以上の純度まで精製することができる。
密閉容器内の体積か反応の結果に大きく影響を与えることも見出された。反応器 体積の少なくとも50パーセントを反応体で満たすことが好ましい。最も好まし 7くは、反応器体積は液体反応体により少なくとも2/3が満たされる。
他の方法は、3−もしくは4−ハロベンゾシクロブテン反応体をフタルイミドも しくはマレイミドで処理し、3−もしくは4−フタルイミドもしくはマレイミド ベンゾシクロブテンを形成する方法である。フタルイミドもしくはマレイミドが モノマーである、例えばフタルイミドもしくはマレイミド自身である場合、生成 物は対応するアミノベンゾシクロブテンを形成するためのアミンとの反応により 開裂する。この目的に対する好ましいアミンはヒドラジン、好ましくは水和ヒド ラジンである。
フタルイミドが架橋している場合、アミノシクロブテンを二無水物もしくは多無 水物と反応させる方法ではなく、一工程でTanらにより米国特許第4.711 .964号に開示されたタイプのビスジエンが得られる。架橋はTanらにより 開示されたものを含む。得られるビスジエンは、Tanらにより開示されたよう に、種々のDiels−Alder縮合においてモノエンもしくはヒスジェノフ ィルと反応する。
この方法において、最も好ましい反応体はビスナフタルイミドである。他の特に 好ましい反応体は、ビス−(2,2−フタルイミド)ヘキサフルオロプロパンで ある。
銅含有触媒は上記のものより選ばれる。好ましい触媒は銅元素又は銅(+>化合 物、最も好ましくは酸化第一銅である。反応温度は上記範囲であってよく、 1 40〜180°Cの温度が最も好ましい。
ツクロブタビリジンは、550°Cにおいて4−ピリジルプロパルギルエーテル の熱分解により製造される。J、 M、 RiemannらのTetrahed r。
n Letters、 No、22 (1977)、 p、1867−1870 を参照されたい。この他に、二1−リルに隣接した炭素原子上にアルキル置換基 を有するピリジン−4−カルボニトリルを、N、N−ジメチルホルムアミド中で ナトリウムアジド及び塩化アンモニウムど反応させ、5−(アルギル−4−ピリ ジル)テトラゾールを形成する。5−(アルキル−4−ピリジル)テトラゾール は、約600°Cにおいてシクロブタビリシ:ノに熱分解される。
W、 D、 CrowらのAu5traiian Journal of Ch emistry (1975)、p、1741以降参照されたい。2−ブロモシ クロブタ[b] ピリジンは2−ヒドロキシ[b]−ツクロブタビリジンより製 造される。Kirchhoffらの米国特許第4.783.5旧号を参照された い。
最も好ましい実施態様において、本発明の方法は、ペンシソクロブテン反応体が 3−もしくは4−ハロベンゾシクロブテンであり、銅含有触媒が酸化第一銅であ り、反応が140〜160°Cの温度で行われ、そしてアミノ化剤が水酸化アン モニウムであるものである。
当業者は、前記記載を参照し、本発明を完全に利用できるであろう。従って、以 下の好ましい実施例は単なる例であり、本発明をなんら限定するものではない。
以下の例において、温度は摂氏で示す。特に示さない限り、部及びパーセントは 重量基準である。
攪拌機、サーモカップル、サンプルチューブ及び136.0atmにセットした 破断ディスクを備えた50m1の316ステンレススチ一ルParr反応器に、 5.0g(27,32mmo l )の4−ブロモベンゾシクロブテン、30m  lの水性28パーセント水酸化アンモニウム(7,56mk 、216mmo l)及び0.24g(1,68mmol)の酸化第−鋼を入れた。反応器を密閉 し、加熱マントルに入れ、オーバーヘッド攪拌機カップリングを取り付けた。
反応器を激しく攪拌しながら150°Cに加熱し、150°Cに4時間保った。
この間、反応器内の圧力は18.7atmに達した。4時間の最後において、加 熱を止めた。反応器を室温に冷却し、ベントバルブを開くことによって過剰の圧 力を開放した。
反応器を開き、2相反応混合物を取り出し、分液漏斗に移した。
塩化メチレン(50〜100m1)を混合物に加え、これを振盪した。得られた 有機相を取り出し、水相を150m1の塩化メチレンて抽出した。
合わせた塩化メチレン相を硫酸マグネシウム上で脱水し、次いて珪藻上を通して 濾過した。真空中揮発物を除去した後、3.20gの液体生成物が得られた。
粗生成物は2パ一セント未満の4−ブロモベンゾシクロブテン及び92.2パー セントの4−アミノベンゾシクロブテンを含んでいた(キャピラリーガスクロマ トグラフィー)。少量の不純物並びに2〜3パーセントの高分子成分か存在した 。
粗生成物を真空中ハルブーバルブ蒸留により蒸留し、2.87gの無色透明の生 成物、wt2.87g(88パーセント)、b95〜105°C/6mmHgが 得られた。
この生成物は純度95パ一セント以上であった(ガスクロマトグラフィーにより )。マススペクトルはペアレントイオン(m/e)が119であることを示した 。H−及びC−N)JRは生成物の提案された構造と−還流冷却器、温度計、及 び磁気攪拌機を取り付けた50m1の丸底フラスコに4−ブロモベンゾシクロブ テン(1,0g 、5.46mmol) 、フタルイミド(0,064g 、6 .552mmol)、酸化第一銅(0,469g 、3.28mmol)及び1 5m1の4−ピコリンを入れた。この混合物を145°Cに18時間加熱した。
4−(N−フタルイミド)ベンゾシクロブテンの収率は64ツク−セントであり 、この結晶固体のmpは+77.2°Cてあった。
(bl 水和ヒドラジンによるフタルイミドの加水分解フタルイミドをエタノー ル中、78°Cにおいて0.5時間水和ヒドラジン(11モル比)と加熱するこ とにより加水分解した。4−アミノベンゾシクロブテンの収率は80パーセント であった。全体の収率は51溶媒として過剰のピリジンを用い、ピリジン中、4 −ヒトロキシヘンゾシクロブテンと塩化メシル(塩化メタンスルホニル)との反 応により4−メシルオキシベンゾシクロブテンを製造した。メシルオキシ化合物 を、上記(alと同様にしてマレイミドと反応させ、4−(N−マレイミジル) ベンゾシクロブテンを製造し、これを上記(b)と同様にし、水和ヒドラジンで 4−アミノベンゾシクロブテンに加水分解した。
4−ヨートヘンゾシクロブテンとビス−(2,2−フタルイミド)−ヘキサフル オロプロパンを上記(a)と同様いして反応させ、対応するビス−(4−ベンゾ ンクロブテニル)誘導体を製造した。
tel 1.4−ジアミノブタンによる中間体フタルイミドの加水分解(alの フタルイミドを(blと同様にして5倍過剰の1.4−ジアミノブタンにより加 水分解した。この生成物は、4−(4−N−ブチルアミノ)ベンゾシクロブテン と1.4−ヒス[n−(4−ベンゾシクロブテニル)アミノ1ブタンの混合物で あった。
げ)l、4−ジアミノベンセンによる中間体フタルイミドの加水分解(alのフ タルイミドを(blと同様にして5倍過剰の1.4−ジアミノベンセンにより加 水分解した。生成物は、4〜(N−フェニルアミノ)ベンジシクロブテンと1, 4−ビス[N−(4−ベンゾシクロブテニル)アミノ]ベンゼンの混合物であっ た。
例3 以下のものを用いて反応を行った。
54.9mmo1の4−ブロモベンゾシクロブテン、180mmolの水酸化ア ンモニウム及び0.8mmolの酸化第一銅、反応体体積約28m1、又は27 、5mmo 1の4−ブロモベンゾシクロブテン、216mmolの水酸化アン モニウム及び1.6mmolの酸化第一銅、反応体体積約35m1100〜20 0°Cて行った結果を表1に示す。
温度 時間 GC単離 高分子量” Br−BCB Lb’(”C) (h)  領域 200”’ 4 5% 5.9% 48% 20%+80”’ 43534.6 18.7月1803°’ 4 47.6 40 36.6 3.0+80”’  2 64.3 52 23.9 5.3+80”’ l 54.7 61 5. 9 35+60”’ 4 82.4 88 13.8 1.5150′″’ 4  93 93 1.8 1.0+40”’ 4 92.3 0.9 2.2+4 0 ”’ 2 44.1 <0.5 48.81203□’ 4 48.4 < 0.5 46.91001°’ 4 4.8 <0.5 91.5(−)アミノ −BCB=4−アミノベンゾシクロブテン(1′’ Br−BCB=4−ブロモ ベンゾシクロブテン+el 高分子量=アミノ−BCBもしくはBr−BCBの オリゴマー”’ 54.9mmo1の4−Br−BCB、180mmolの水酸 化アンモニウム及び0.8mmolの酸化第一銅を入れた50m1の圧力容器内 で行う1°’ 27.5mmo1の4−Br−BCB、216mmolの水酸化 アンモニウム及び1.6mmolの酸化第一銅を入れた50m1の圧力容器内で 行う表1より、十分な量の高分子量生成物(ブロモもしくはアミノベンゾシクロ ブテンの二量体及びオリゴマーを含む)が180°Cもしくはそれ以上で得られ ることが明らかである。180°Cでの高分子量生成物の形成は、より少ない体 積の反応体を用いることにより低下した(表中の第二及び第三実験)。これはア ミノベンゾシクロブテンへの転化の対応する増加により達成される。
表1のデータの分析により、アミノ−BCBへの最適の転化が140〜160° Cにおいて達成されることが示された。
例4 (al 200°Cにおける酸化第一銅を用いる4−ブロモベンゾシクロブテン のアンモノリシス 50m1のParr圧力反応器に1.Og(5,46mmol)の4−ブロモベ ンゾシクロブテン、14m1の28パーセント水酸化アンモニウム水溶液(10 9,3mmol)及び156mg(1,092mmol)の酸化第一銅を入れた 。反応器を密閉し、200°Cに加熱し、200°Cに4時間保った。
反応器を室温に冷却し、排気し、圧力を開放した。この反応混合物を例1と同様 にして仕上げた。この生成物は25パーセントの4−アミノベンゾシクロブテン 及び61.2パーセントの4−ブロモベンゾシクロブテンを含んでいた。
この実験は、とても大過剰の水酸化アンモニウムの使用が、表1の最初の実験条 件においてアミノベンゾシクロブテンへの転化を高めることを示した。
触媒として、塩化第一銅(108mg、 1.092mmol)を用いて、(a )と同様にして反応を行った。この生成物は、9パーセントの4−アミノベンゾ シクロブテン、58パーセントの4−ブロモベンゾシクロブテン及び10、2パ ーセントの高分子量物質を含んでいた。
(C)2リツトルの反応器内で例3と同様の反応を行った。水酸化アンモニウム に対する4−ブロモベンゾシクロブテンの比をlニア、85から1,5に変え、 140〜+60°Cの反応温度において同様の生成物混合物か得られた。
4−ブロモベンゾシクロブテン(40,0g、0.2185mol)、メチルア ミン(100gの40パーセント溶液、1.29mol)及び酸化第一銅(1, 56g、0.O109mo l )を250m1のFluitron反応器に入 れた。反応器を密閉し、窒素で4回パーツした( 6.8atm)。反応器の内 容物を1l100rpで攪拌し、140°Cに加熱し、140°Cに16.5時 間保った。
反応器を室温に冷却し開いた。GC分析をしたサンプルはBr−BCBを含まず 、56.5パーセントの4−メチルアミノ−BCB及び約11パーセントの重量 物(heavies)を含んでいた。
この反応混合物を250m1の分液漏斗に移し、250m1の塩化メチレンで希 釈した。混合物を振盪後、層を分離させ、底の層を取り出した。上の層を75m 1の塩化メチレンて抽出した。有機層を合わせ、上の水層を捨てた。
有機層を20m1の蒸留水で2回洗浄し、15gのシリカゲルと10.0gの硫 酸マグネシウムの混合物に通して濾過した。ロータリーエバポレーターを用いて 濾液から塩化メチレンを除去した。粗生成物は、4.2パーセントの揮発物を含 み、Br−BCBを含まず、92.7バーセントの4−メチルアミノ−BCB及 び約2.0パーセントの重量物を含んでいた。
4−プローv−ベンゾシクロブテン(40,0g、 0.2186mol)、n −ブチルアミン(126g 、 1.726mol) 、及び酸化第一銅(1, 68g、 0.01145mol)を、Flui tron反応器に入れた。こ の反応器を(alと同様にパージし、140〜150°Cに加熱した。サンプル を間隔をおいて取り出し、GCにより分析した。
32時間加熱後、この混合物は52.25パーセントの未反応4−BrBCB及 び35.03パーセントの4−ブチルアミノ−BCBを含んでいた。165時間 加熱後、この混合物は56.62パーセントの4−ブチルアミノ−BCB、7. 98パーセントの4−Br−BCB及び14.07バーセントの未同定生成物を 4−ブロモベンゾシクロブテンの代わりに4−ヨードベンゾシクロブテンを用い て、例1と同様にして実験を行った。同様の結果が得られた。
上記例において用いた反応体及び操作条件を本発明の特定の反応体及び条件に変 えて繰り返し実験を行っても同様に成功する。
上記説明より、当業者は本発明の本質的特徴を容易に確認できるであろう。また 種々の条件及び用途に適合するように改良を行ってもよい。
PCT/US 92107984 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C07C211/60  9280−4H309/73 7419−4H CO7D 209102 9284−4C235/26 B 7602−4C I

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.触媒量の銅元素もしくは銅化合物の存在下、ハロもしくはスルホニルオキシ ベンゾシクロブテンをアミノ化するに十分な時間、80℃からベンゾシクロブテ ン反応体もしくは生成物の二量化もしくはオリゴマー化が明確な副反応である温 度までの温度において、加熱することによって3−もしくは4−ハロもしくはス ルホニルオキシベンゾシクロブテン反応体をアミノ化剤によりアミノ化すること を含む、3−もしくは4−アミノベンゾシクロブテンを製造する方法。
  2. 2.ベンゾシクロブテン反応体が3−もしくは4−ハロベンゾシクロブテンであ る、請求項1記載の方法。
  3. 3.ベンゾシクロブテン反応体が4−ブロモベンゾシクロブテンである、請求項 2記載の方法。
  4. 4.触媒が酸化銅、水酸化銅又は銅塩である、請求項3記載の方法。
  5. 5.触媒が酸化第一銅である、請求項4記載の方法。
  6. 6.140〜160℃の温度で行う、請求項4記載の方法。
  7. 7.アミノ化剤が水酸化アンモニウムである、請求項4記載の方法。
  8. 8.アミノ化剤が低級アルキルアミンである、請求項4記載の方法。
  9. 9.ベンゾシクロブテン出発化合物に対するアミノ化剤の比が21〜20:1で ある、請求項4記載の方法。
  10. 10.密閉容器内で行い、反応体の体積が反応器体積の50パーセントより多く を占める、請求項4記載の方法。
  11. 11.触媒量の銅元素もしくは銅化合物を含む触媒の存在下、3−もしくは4− ハロベンゾシクロブテンをフタルイミドもしくはマレイミド化合物と反応させる ことを含む、3−もしくは4−フタルイミドもしくはマレイミドベンゾシクロブ テンの製造方法。
  12. 12.触媒が酸化第一銅である、請求項11記載の方法。
  13. 13.ハロベンゾシクロブテンが4−ブロモベンゾシクロブテンである、請求項 12記載の方法。
  14. 14.フタルイミド化合物がフタルイミドである、請求項13記載の方法。
  15. 15.形成したベンゾシクロブテニルフタルイミドもしくはマレイミドをヒドラ ジンにより開製し、対応するアミノベンゾシクロブテンを形成する工程を含む、 請求項13記載の方法。
  16. 16.フタルイミドがビス−(2,2−フタルイミド)ヘキサフルオロプロパン である、請求項14記載の方法。
  17. 17.下式 RSO2−O−BCB (上式中、Rはフェニル、トリルもしくはメチルであり、BCBは3−もしくは 4−ベンゾシクロブテン化合物の残基である)の化合物。
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