JPH0651025B2 - 眼底カメラ - Google Patents
眼底カメラInfo
- Publication number
- JPH0651025B2 JPH0651025B2 JP61030282A JP3028286A JPH0651025B2 JP H0651025 B2 JPH0651025 B2 JP H0651025B2 JP 61030282 A JP61030282 A JP 61030282A JP 3028286 A JP3028286 A JP 3028286A JP H0651025 B2 JPH0651025 B2 JP H0651025B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- scanning
- fundus
- optical system
- light receiving
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、被検眼の眼底像を撮像する眼底カメラに関す
るものである。
るものである。
[従来の技術] 眼底を検査しかつ撮影する眼底カメラは眼科診断に不可
欠なものとなっている。例えば、この眼底カメラは蛍光
血管造影による循環系診察、眼球内網膜の診断、泌尿科
における血管障害の診断、網膜剥離の診断等に使用され
ているが、全ての場合な更に血管構造をも診断可能な像
を得ることには難点がある。
欠なものとなっている。例えば、この眼底カメラは蛍光
血管造影による循環系診察、眼球内網膜の診断、泌尿科
における血管障害の診断、網膜剥離の診断等に使用され
ているが、全ての場合な更に血管構造をも診断可能な像
を得ることには難点がある。
従来の眼底カメラでは、眼底が被眼底の瞳を通過した光
束により照明され、かつ被検眼の網膜から反射された光
束が像形成用の検眼顕微鏡に供給されている。現在の眼
底カメラは患者の負担の限界に当面しているが、診断学
上の理由から更に良好な解像力及びコントラストを有す
る眼底像を得つつ、できるだけ患者の負担を低減させる
ことが要望されている。
束により照明され、かつ被検眼の網膜から反射された光
束が像形成用の検眼顕微鏡に供給されている。現在の眼
底カメラは患者の負担の限界に当面しているが、診断学
上の理由から更に良好な解像力及びコントラストを有す
る眼底像を得つつ、できるだけ患者の負担を低減させる
ことが要望されている。
このための試みが米国特許明細書第4213678号に
記載されている。第2図はその公知の装置であり、レー
ザー光源1から発せられ、ガルバノミラー2a、2bに
よて水平、垂直に偏向されたレーザー光束は、ミラー
3、レンズ4等を介して被検眼Eの眼底Erを連続的に線
型ラスタの形で走査する。また、眼底Erで反射したレー
ザー光束は、瞳孔Epを介してレンズ5等により受光素子
6で受光され電気信号となる。この信号を走査信号と同
期させることにより、眼底像をテレビモニタに映出す
る。
記載されている。第2図はその公知の装置であり、レー
ザー光源1から発せられ、ガルバノミラー2a、2bに
よて水平、垂直に偏向されたレーザー光束は、ミラー
3、レンズ4等を介して被検眼Eの眼底Erを連続的に線
型ラスタの形で走査する。また、眼底Erで反射したレー
ザー光束は、瞳孔Epを介してレンズ5等により受光素子
6で受光され電気信号となる。この信号を走査信号と同
期させることにより、眼底像をテレビモニタに映出す
る。
この公知の装置は、弱い照明光を使用しているために観
察時の患者の負担を大幅に軽減することができ、像コン
トラストは良いが、眼底写真の解像度の点では従来の眼
底カメラに比して劣っている。従って、病変部の詳細な
記録はやはり通常の眼底カメラに頼らなくてはならな
い。
察時の患者の負担を大幅に軽減することができ、像コン
トラストは良いが、眼底写真の解像度の点では従来の眼
底カメラに比して劣っている。従って、病変部の詳細な
記録はやはり通常の眼底カメラに頼らなくてはならな
い。
また、例えば特開昭52−123592号公報は両方を
備える装置としているが、写真撮影もポリゴンミラーを
介して行うので、写真撮影が正常に行えない欠点があ
る。
備える装置としているが、写真撮影もポリゴンミラーを
介して行うので、写真撮影が正常に行えない欠点があ
る。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の2つの従来装置の長所を採り入
れ、前述の観察時の患者の負担を軽減し、解像力の充分
良好な眼底記録を得られる眼底カメラを提供することで
ある。
れ、前述の観察時の患者の負担を軽減し、解像力の充分
良好な眼底記録を得られる眼底カメラを提供することで
ある。
[発明の概要] 上述の目的を達成するための本発明の要旨は、照明光源
から発した光束を光束走査部材で走査することにより走
査面を形成する走査光学系と、該走査面を被検眼の眼底
面上に投影する投影光学系とを有し、該眼底から反射さ
れた光束を受光光学系により受光素子に導き、該受光素
子からの信号と前記走査光学系の走査信号とにより眼底
像を合成する装置において、前記投影光学系と前記受光
光学系は、被検眼に対向する対物レンズを共用し、かつ
該対物レンズによる被検眼の瞳に共役な面上に配置した
光分割部材により投影光束と受光光束とを分離した形式
で結合され、前記走査光学系と前記受光光学系のそれぞ
れに、眼底共役位置に配置したフィルム面と被検眼の瞳
と略共役な位置に配置した撮影光源との内のそれぞれ一
方を設け、前記撮影光源の発光に同期して前記照明光源
から受光素子までの光路中に設けた光路切換手段により
光路を切換え、前記撮影光源の光による眼底像を前記光
束走査部材を介さずに前記フィルムに記録することを特
徴とする眼底カメラである。
から発した光束を光束走査部材で走査することにより走
査面を形成する走査光学系と、該走査面を被検眼の眼底
面上に投影する投影光学系とを有し、該眼底から反射さ
れた光束を受光光学系により受光素子に導き、該受光素
子からの信号と前記走査光学系の走査信号とにより眼底
像を合成する装置において、前記投影光学系と前記受光
光学系は、被検眼に対向する対物レンズを共用し、かつ
該対物レンズによる被検眼の瞳に共役な面上に配置した
光分割部材により投影光束と受光光束とを分離した形式
で結合され、前記走査光学系と前記受光光学系のそれぞ
れに、眼底共役位置に配置したフィルム面と被検眼の瞳
と略共役な位置に配置した撮影光源との内のそれぞれ一
方を設け、前記撮影光源の発光に同期して前記照明光源
から受光素子までの光路中に設けた光路切換手段により
光路を切換え、前記撮影光源の光による眼底像を前記光
束走査部材を介さずに前記フィルムに記録することを特
徴とする眼底カメラである。
[発明の実施例] 本発明を第1図に図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る実施例を示し、レーザーコントロ
ーラ10、レーザー光源11が接続されたレーザーヘッ
ド12から発光された光束Lは、光束拡大器13、AO
D(音響光学光偏向器)14、結像レンズ15、垂直走
査用ガルバノミラー16を中間に持つリレーレンズ1
7、はね上げミラー18、リレーレンズ19、穴あきミ
ラー20、対物レンズ21を経て被検眼Eに到達するよ
うにされている。また、穴あきミラー20の対物レンズ
21方向からの光束の反射側には、中間に小黒点22を
有するリレーレンズ23、小遮光物24、リングスリッ
ト25、小遮光物26、ミラー27、コンデンサレンズ
28、ストロボ発光管29、コンデンサレンズ30、遮
光シャッタ31、受光素子32が順次に配置されてい
る。また、はね上げミラー18の後方にはフィルム33
が設けられている。
ーラ10、レーザー光源11が接続されたレーザーヘッ
ド12から発光された光束Lは、光束拡大器13、AO
D(音響光学光偏向器)14、結像レンズ15、垂直走
査用ガルバノミラー16を中間に持つリレーレンズ1
7、はね上げミラー18、リレーレンズ19、穴あきミ
ラー20、対物レンズ21を経て被検眼Eに到達するよ
うにされている。また、穴あきミラー20の対物レンズ
21方向からの光束の反射側には、中間に小黒点22を
有するリレーレンズ23、小遮光物24、リングスリッ
ト25、小遮光物26、ミラー27、コンデンサレンズ
28、ストロボ発光管29、コンデンサレンズ30、遮
光シャッタ31、受光素子32が順次に配置されてい
る。また、はね上げミラー18の後方にはフィルム33
が設けられている。
40は電気的なコントローラであり、AODドライバ4
1を介してAOD14に、ガルバノミラードライバ42
を介してガルバノミラー16に制御信号を送出し、受光
素子32から増幅器43を経てコントローラ40に信号
が送られるようになっている。更に、コントローラ40
から画像処理装置44に信号が送られ、この画像処理装
置44からキャラクタジェネレータ45を介してテレビ
モニタ46に信号が送られている。また、47はストロ
ボ電源を含む制御回路であり、この制御回路47からス
トロボ発光管29に電流が供与され、シャッタドライバ
48を介してシャッタ31を制御するようにされてい
る。更に、制御回路47からはね上げミラードライバ4
9を介して、ばね上げミラー18に制御信号が送られ、
更にスイッチ50が制御回路47に接続されている。
1を介してAOD14に、ガルバノミラードライバ42
を介してガルバノミラー16に制御信号を送出し、受光
素子32から増幅器43を経てコントローラ40に信号
が送られるようになっている。更に、コントローラ40
から画像処理装置44に信号が送られ、この画像処理装
置44からキャラクタジェネレータ45を介してテレビ
モニタ46に信号が送られている。また、47はストロ
ボ電源を含む制御回路であり、この制御回路47からス
トロボ発光管29に電流が供与され、シャッタドライバ
48を介してシャッタ31を制御するようにされてい
る。更に、制御回路47からはね上げミラードライバ4
9を介して、ばね上げミラー18に制御信号が送られ、
更にスイッチ50が制御回路47に接続されている。
先ず、レーザー光束Lによる観察の方法を説明すると、
レーザーヘッド12から発したレーザー光束Lは、光束
拡大器13によりAOD14の開口に整合されて入射す
る。AOD14はAODドライバ41の信号により、レ
ーザー光束LはL1〜L1′に示すように高速偏向つまり連
続掃引する。実際には、この偏向は紙面に垂直方向であ
るが、図面では紙面に平行に示している。AOD14に
より偏向されたレーザー光束Lは、結像レンズ15によ
りS1に一次元の点列を形成し、これらの点列は垂直走査
用ガルバノミラー16とリレーレンズ17により、第1
の走査面S2上に線型ラスタを形成する。この際に、ガル
バノミラー16はガルバノミラードライバ42により駆
動されており、AODドライバ41への入力信号と、ガ
ルバノミラードライバ42の入力信号はコントローラ4
0によって同期がとられている。
レーザーヘッド12から発したレーザー光束Lは、光束
拡大器13によりAOD14の開口に整合されて入射す
る。AOD14はAODドライバ41の信号により、レ
ーザー光束LはL1〜L1′に示すように高速偏向つまり連
続掃引する。実際には、この偏向は紙面に垂直方向であ
るが、図面では紙面に平行に示している。AOD14に
より偏向されたレーザー光束Lは、結像レンズ15によ
りS1に一次元の点列を形成し、これらの点列は垂直走査
用ガルバノミラー16とリレーレンズ17により、第1
の走査面S2上に線型ラスタを形成する。この際に、ガル
バノミラー16はガルバノミラードライバ42により駆
動されており、AODドライバ41への入力信号と、ガ
ルバノミラードライバ42の入力信号はコントローラ4
0によって同期がとられている。
走査面S2は眼底カメラのフィルム33の面S2′とはね上
げミラー18に対して等価であり、リレーレンズ19に
よってはね上げミラー18を介して第2の走査面S3と共
役とされている。更に、S3は対物レンズ21と被検眼E
が持つ光学系により、被検眼Eの眼底Erと共役となされ
ているので、第1の走査面S2の線型ラスタは、リレーレ
ンズ19の作用により被検眼Eの眼底Erを走査すること
が可能となる。一方、眼鉄Erで反射されたレーザー光束
Lは、被検眼Eの瞳Epを通り走査光学系と共通の対物レ
ンズ21を経て、対物レンズ21による瞳Epの共役点P1
に配された穴あきミラー20により下方に反射され、リ
レーレンズ23、ミラー27、コンデンサレンズ28、
30により受光素子32の受光面P4に集光される。
げミラー18に対して等価であり、リレーレンズ19に
よってはね上げミラー18を介して第2の走査面S3と共
役とされている。更に、S3は対物レンズ21と被検眼E
が持つ光学系により、被検眼Eの眼底Erと共役となされ
ているので、第1の走査面S2の線型ラスタは、リレーレ
ンズ19の作用により被検眼Eの眼底Erを走査すること
が可能となる。一方、眼鉄Erで反射されたレーザー光束
Lは、被検眼Eの瞳Epを通り走査光学系と共通の対物レ
ンズ21を経て、対物レンズ21による瞳Epの共役点P1
に配された穴あきミラー20により下方に反射され、リ
レーレンズ23、ミラー27、コンデンサレンズ28、
30により受光素子32の受光面P4に集光される。
ここで、瞳Ep、P1、P2、P3、P4はそれぞれ光学的に共役
であって、P2には穴あきミラー20の穴に結像するリン
グスリット25が配されていて、走査光学系と受光光学
系は瞳分割の形式で結合されていることは従来の眼底カ
メラと同様である。また、リレーレンズ23中には対物
レンズ21の各面からの反射光を除去する小黒点22
が、またP2の前後のそれぞれの被検眼Eの角膜、水晶体
位置に略共役な点には同部位からの反射光・散乱光をカ
ットする小遮光物24、26が配置されている。
であって、P2には穴あきミラー20の穴に結像するリン
グスリット25が配されていて、走査光学系と受光光学
系は瞳分割の形式で結合されていることは従来の眼底カ
メラと同様である。また、リレーレンズ23中には対物
レンズ21の各面からの反射光を除去する小黒点22
が、またP2の前後のそれぞれの被検眼Eの角膜、水晶体
位置に略共役な点には同部位からの反射光・散乱光をカ
ットする小遮光物24、26が配置されている。
このようにして受光素子32は種々の有害な反射光・散
乱光のカットされた眼底Erからの反射光のみを受光する
ことができる。受光素子32の出力は増幅器43を経て
コントローラ40に入力された後に、コントローラ40
内でAODドライバ41、ガルバノミラードライバ42
へ向けて発せられる同期信号と合成され、眼底像を形成
する信号となる。この信号は標準テレビ信号に再処理さ
れ、キャラクタジェネレータ45を介してテレビモニタ
46上に眼底像Er′を映出する一方で、適時に画像処理
装置44へ送られ必要な画像処理が行われる。この画像
処理の結果は、例えばそれが乳頭径等の数値化されるよ
うなものであれば、キャラクタジェネレータ45によテ
レビモニタ46の画面上に合成される。
乱光のカットされた眼底Erからの反射光のみを受光する
ことができる。受光素子32の出力は増幅器43を経て
コントローラ40に入力された後に、コントローラ40
内でAODドライバ41、ガルバノミラードライバ42
へ向けて発せられる同期信号と合成され、眼底像を形成
する信号となる。この信号は標準テレビ信号に再処理さ
れ、キャラクタジェネレータ45を介してテレビモニタ
46上に眼底像Er′を映出する一方で、適時に画像処理
装置44へ送られ必要な画像処理が行われる。この画像
処理の結果は、例えばそれが乳頭径等の数値化されるよ
うなものであれば、キャラクタジェネレータ45によテ
レビモニタ46の画面上に合成される。
次に、写真撮影について説明すると、装置には更にP3の
位置にストロボ発光管29が、受光素子32の直前には
遮光シャッタ31が配置されていて、遮光シャッタ31
はシャッタドライバ48を介してそれぞれストロボ電源
を内蔵する制御回路47に接続されている。また制御回
路47には、はね上げミラードライバ49及びスイッチ
50も接続されているので、この制御回路47はスイッ
チ50からの入力があると、はね上げミラー18を光路
中から退去させると同時に、遮光シャッタ31を光路中
に挿入させて、その後にストロボ発光管29を発光させ
る。このとき、ばね上げミラー18とフィルム33間に
ある図示しないフォーカルプレーンシャッタも開放させ
る。ストロボ発光管29から発した光束は、コンデンサ
レンズ28、ミラー27、リレーレンズ23、穴あきミ
ラー20、対物レンズ21を介して眼底Erを一様に照明
し、眼底Erにおいて反射された後に再び対物レンズ2
1、穴あきミラー20の開口、リレーレンズ19を介し
て面S2′に眼底像を形成する。ここで、光束の経路は先
に説明したように、通常の眼底カメラと同一の構成とな
っているので、面S2′に撮影フィルム33を配しておけ
ば、通常の眼底カメラと同様に鮮明な眼底像Er′を記録
することができる。
位置にストロボ発光管29が、受光素子32の直前には
遮光シャッタ31が配置されていて、遮光シャッタ31
はシャッタドライバ48を介してそれぞれストロボ電源
を内蔵する制御回路47に接続されている。また制御回
路47には、はね上げミラードライバ49及びスイッチ
50も接続されているので、この制御回路47はスイッ
チ50からの入力があると、はね上げミラー18を光路
中から退去させると同時に、遮光シャッタ31を光路中
に挿入させて、その後にストロボ発光管29を発光させ
る。このとき、ばね上げミラー18とフィルム33間に
ある図示しないフォーカルプレーンシャッタも開放させ
る。ストロボ発光管29から発した光束は、コンデンサ
レンズ28、ミラー27、リレーレンズ23、穴あきミ
ラー20、対物レンズ21を介して眼底Erを一様に照明
し、眼底Erにおいて反射された後に再び対物レンズ2
1、穴あきミラー20の開口、リレーレンズ19を介し
て面S2′に眼底像を形成する。ここで、光束の経路は先
に説明したように、通常の眼底カメラと同一の構成とな
っているので、面S2′に撮影フィルム33を配しておけ
ば、通常の眼底カメラと同様に鮮明な眼底像Er′を記録
することができる。
更に上述の構成のうち、破線内の構成要件は全て同一の
ハウジング内に収納されていて、被検眼Eに対して前後
・左右・上下の位置合わせが可能となっている。即ち、
光学的結合をしている部材が一体的に形成されているの
で、位置合わせに対して特別の配慮は不要であり、その
操作性は通常の眼底カメラと何ら変わることはない。
ハウジング内に収納されていて、被検眼Eに対して前後
・左右・上下の位置合わせが可能となっている。即ち、
光学的結合をしている部材が一体的に形成されているの
で、位置合わせに対して特別の配慮は不要であり、その
操作性は通常の眼底カメラと何ら変わることはない。
また当然のことながら、ストロボ発光管29又は受光素
子32はハロゲンランプ等と代替可能であり、更に走査
光学系中のリレーレンズ17と第1の走査面S2の間に図
示のようにミラー34を出し入れ可能に配し、このミラ
ー34の反射側に接眼レンズ35を設けておけば、ハロ
ゲンランプにより照明された通常の眼底像の検者Oによ
る目視観察も可能となり、ほぼ従来の眼底カメラの機能
を併せ持たせることができる。
子32はハロゲンランプ等と代替可能であり、更に走査
光学系中のリレーレンズ17と第1の走査面S2の間に図
示のようにミラー34を出し入れ可能に配し、このミラ
ー34の反射側に接眼レンズ35を設けておけば、ハロ
ゲンランプにより照明された通常の眼底像の検者Oによ
る目視観察も可能となり、ほぼ従来の眼底カメラの機能
を併せ持たせることができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係る眼底カメラは、観察及
び計測時にはレーザー走査型眼底カメラとして機能し、
患者の負担を軽減しつつ正確な計測が可能であり、病変
の記録用としては通常の銀塩フィルムを使用した眼底カ
メラとして機能し、撮影光源の光による眼底像を光束走
査部材を介さずにフィルムに記録する構成としたので、
写真撮影が光束走査部材の影響を受けずに行え、解像力
の良い眼底の記録が行えるという効果がある。加えて、
装置は不必要に大型化することなく、従来の眼底カメラ
と同様の操作性を有する利点がある。
び計測時にはレーザー走査型眼底カメラとして機能し、
患者の負担を軽減しつつ正確な計測が可能であり、病変
の記録用としては通常の銀塩フィルムを使用した眼底カ
メラとして機能し、撮影光源の光による眼底像を光束走
査部材を介さずにフィルムに記録する構成としたので、
写真撮影が光束走査部材の影響を受けずに行え、解像力
の良い眼底の記録が行えるという効果がある。加えて、
装置は不必要に大型化することなく、従来の眼底カメラ
と同様の操作性を有する利点がある。
図面第1図は本発明に係る眼底カメラの一実施例の構成
図を示し、第2図は従来装置の構成図である。 符号11はレーザー光源、12はレーザーヘッド、14
はAOD、16はガルバノミラー、17はリレーレン
ズ、18ははね上げミラー、20は穴あきミラー、2は
対物レンズ、29はストロボ発光管、32は受光素子、
33は撮影フィルム、40はコントローラ、44は画像
処理装置、45はキャラクタジェレネータ、46はテレ
ビモニタ、47は制御回路、50はスイッチである。
図を示し、第2図は従来装置の構成図である。 符号11はレーザー光源、12はレーザーヘッド、14
はAOD、16はガルバノミラー、17はリレーレン
ズ、18ははね上げミラー、20は穴あきミラー、2は
対物レンズ、29はストロボ発光管、32は受光素子、
33は撮影フィルム、40はコントローラ、44は画像
処理装置、45はキャラクタジェレネータ、46はテレ
ビモニタ、47は制御回路、50はスイッチである。
Claims (5)
- 【請求項1】照明光源から発した光束を光束走査部材で
走査することにより走査面を形成する走査光学系と、該
走査面を被検眼の眼底面上に投影する投影光学系とを有
し、該眼底から反射された光束を受光光学系により受光
素子に導き、該受光素子からの信号と前記走査光学系の
走査信号とにより眼底像を合成する装置において、前記
投影光学系と前記受光光学系は、被検眼に対向する対物
レンズを共用し、かつ該対物レンズによる被検眼の瞳に
略共役な面上に配置した光分割部材により投影光束と受
光光束とを分離した形式で結合され、前記走査光学系と
前記受光光学系のそれぞれに、眼底共役位置に配置した
フィルム面と被検眼の瞳と略共役な位置に配置した撮影
光源との内のそれぞれ一方を設け、前記撮影光源の発光
に同期して前記照明光源から受光素子までの光路中に設
けた光路切換手段により光路を切換え、前記撮影光源の
光による眼底像を前記光束走査部材を介さずに前記フィ
ルムに記録することを特徴とする眼底カメラ。 - 【請求項2】前記光分割部材を穴あきミラーとした特許
請求の範囲第1項に記載の眼底カメラ。 - 【請求項3】前記光路切換手段を跳ね上げミラーとした
特許請求の範囲第1項に記載の眼底カメラ。 - 【請求項4】前記受光光学系中の前記被検眼の瞳と略共
役な位置に光源ランプを出し入れ自在に配置し、かつ前
記走査光学系中に出し入れ自在に光路切換ミラーによ
り、前記フィルム面と共役な位置を光学ファインダによ
り観察可能とした特許請求の範囲第1項に記載の眼底カ
メラ。 - 【請求項5】前記光束走査部材はガルバノミラーと音響
光学光偏向器を有する特許請求の範囲第1項に記載の眼
底カメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61030282A JPH0651025B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 眼底カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61030282A JPH0651025B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 眼底カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62186841A JPS62186841A (ja) | 1987-08-15 |
JPH0651025B2 true JPH0651025B2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=12299362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61030282A Expired - Fee Related JPH0651025B2 (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 眼底カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651025B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2618912B2 (ja) * | 1987-08-31 | 1997-06-11 | 興和株式会社 | 眼底検査装置 |
DE102008011836A1 (de) * | 2008-02-28 | 2009-09-03 | Carl Zeiss Meditec Ag | Ophthalmologisches Gerät und Verfahren zur Beobachtung, Untersuchung, Diagnose und/oder Therapie eines Auges |
FR3054679B1 (fr) * | 2016-07-26 | 2018-09-07 | Centre Nat Rech Scient | Systemes et procedes d'imagerie interferentielle plein champ |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP61030282A patent/JPH0651025B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPS62186841A (ja) | 1987-08-15 |
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