JPH08317907A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JPH08317907A
JPH08317907A JP7152605A JP15260595A JPH08317907A JP H08317907 A JPH08317907 A JP H08317907A JP 7152605 A JP7152605 A JP 7152605A JP 15260595 A JP15260595 A JP 15260595A JP H08317907 A JPH08317907 A JP H08317907A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
observation
optical
lens
television
inspected
Prior art date
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Pending
Application number
JP7152605A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Iwanaga
知行 岩永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7152605A priority Critical patent/JPH08317907A/ja
Publication of JPH08317907A publication Critical patent/JPH08317907A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構成でテレビ観察と肉眼観察を切換え
ることができる。 【構成】 観察光を赤外蛍光用エキサイタフィルタ20
を含む照明光学系を介して被検眼Eの被検部に照射し、
被検部からの反射光を接眼レンズ12等を含む光学式観
察手段、光学式観察手段に着脱可能な筐体13内の赤外
蛍光観察用バリアフィルタ及びテレビ観察用リレーレン
ズを介して電子撮像素子16に結像し、テレビモニタに
より被検部像を観察する。また肉眼観察の際には、照明
光学系から赤外蛍光用エキサイタフィルタ20を退避さ
せ、筐体13及び電子撮像素子16を離脱して光学式観
察手段の接眼レンズ12を介して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式観察手段を有す
る眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、眼底カメラ等の眼科装置は、
被検眼と眼科装置とのアライメントや観察撮影部位のピ
ント合わせを光学式観察手段を使用して行っている。し
かし近年になって、近赤外光を吸収しそれより長い波長
の赤外光の蛍光を発する蛍光剤を被検者の静脈に注射
し、眼底の様子を観察撮影する赤外蛍光眼底造影法が行
われるようになり、赤外光においても被検眼と眼科装置
とのアライメントや観察撮影部位のピント合わせを可能
とすることが要求されている。
【0003】このために、光学式観察手段とは別に専用
のテレビ観察光学系を用いてテレビ観察を行う眼科装置
や、光学式観察手段を取り外してテレビ観察専用のリレ
ーレンズを取り付けられるようにした眼科装置が一般に
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
述の従来例のような光学式観察手段を有する眼科装置
は、肉眼観察とテレビ観察とを切換える場合に、肉眼観
察をするための光学式観察手段を眼科装置から取り外
し、赤外光等でテレビ観察するためのテレビ観察専用リ
レーレンズを眼科装置に取り付けるので操作が非常に煩
雑であり、それぞれ専用の光学系を必要とするために、
装置コストが高騰するという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
簡便に肉眼観察とテレビ観察とを切換えることができ、
コストが掛からない簡素な構成の眼科装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る眼科装置は、被検部を観察する装置本体
の光学式観察手段に、着脱手段を介してテレビ観察用リ
レーレンズを着脱可能にしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有する眼科装置は、眼科装置の光
学式観察手段に、着脱手段によりテレビ観察用リレーレ
ンズを着脱することにより、テレビ観察と肉眼観察を切
換えて被検眼の観察を行う。
【0008】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1はテレビ観察時の実施例の構成図を示し、眼
科装置1の被検眼Eの前面位置に対物レンズ2が配置さ
れ、対物レンズ2の背後の光軸O1上に、孔あきミラー
3、撮影絞り4、フォーカスレンズ5、撮影レンズ6、
切換えミラー7、光軸O1に挿脱可能な赤外蛍光撮影用バ
リアフィルタ8、CCDカメラ等の撮像手段9が順次に
配列され、撮影光学系が形成されている。
【0009】切換えミラー7の反射方向には、撮像手段
9と光学的に共役位置に観察面P1を有するフィールドレ
ンズ10、ミラー11、接眼レンズ12が順次に配列さ
れ、光学式観察手段が形成されている。接眼レンズ12
の後方には、光学式観察手段に着脱可能な着脱手段を有
する筐体13が固定され、筐体13には赤外蛍光観察用
バリアフィルタ14、テレビリレーレンズ15から成る
テレビ観察用リレーレンズ系が配置されている。そし
て、筐体13の後方には撮像面P2を有するCCDカメラ
等の電子撮像素子16が配置されており、この電子撮像
素子16の出力は図示しないテレビモニタに接続されて
いる。
【0010】孔あきミラー3の入射方向の光軸O2上に
は、リレーレンズ17、18、リング状開口を有するリ
ングスリット19、光軸O2上に挿脱可能な赤外蛍光用エ
キサイタフィルタ20、ミラー21、コンデンサレンズ
22、ストロボ管等の撮影用光源23、コンデンサレン
ズ24、25、ハロゲンランプ等の観察用光源26、凹
面鏡27が順次に配列され、照明光学系が形成されてい
る。
【0011】観察用光源26を射出した光束は光軸O2上
を進み、コンデンサレンズ25、24、撮影用光源2
3、コンデンサレンズ22を通りミラー21で反射さ
れ、赤外蛍光用エキサイタフィルタ20により波長選択
され、リングスリット19、リレーレンズ18、17を
介して孔あきミラー3に達する。孔あきミラー3の周辺
部で反射された光束は、光軸O1上にある対物レンズ2を
介して被検眼Eの被検部を照明する。
【0012】被検眼Eの被検部の光軸O1付近から反射さ
れた光束L1と、被検部周辺から反射された光束L2とは、
対物レンズ2から孔あきミラー3の孔部に設けられた撮
影絞り4、フォーカスレンズ5、撮影レンズ6を通り、
切換えミラー7で反射されてフィールドレンズ10の観
察面P1に達する。更に、これらの光束L1、L2は、フィー
ルドレンズ10、ミラー11を経て接眼レンズ12によ
り平行光となって筐体13に至り、赤外蛍光観察用バリ
アフィルタ14、テレビリレーレンズ15を経て電子撮
像素子16の撮像面P2に導光され、図示しないテレビモ
ニタに被検部像が映出される。
【0013】このとき、撮影光学系及び光学式観察手段
により接眼レンズ12の後方に形成された像即ち射出瞳
は、テレビ観察用リレーレンズ系の入射瞳とほぼ一致す
るようになっているので、検者は肉眼観察が不可能な赤
外蛍光による被検部像をテレビモニタを通して観察する
ことができ、これによって被検眼Eに対する眼科装置1
のアライメントやピント合わせを行う。
【0014】また、テレビモニタを使用せずに肉眼観察
によりアライメントやピント合わせを行う場合には、図
2に示すように照明光学系の光軸O2から赤外蛍光用エキ
サイタフィルタ20を退避させ、撮影光学系の光軸O1か
ら赤外蛍光撮影用バリアフィルタ8をそれぞれ退避さ
せ、更に筐体13及び電子撮像素子16を離脱する。
【0015】肉眼観察の場合の被検眼Eの被検部からの
光束L1、L2は、図1のテレビ観察の場合と同様の光路を
進み、光学式観察手段の後方の平面Sに撮影光学系及び
光学式観察手段による像即ち射出瞳を形成する。検者は
この射出瞳に検者眼eの瞳を合わせて被検眼Eの被検部
の観察を行い、被検眼Eに対する眼科装置1のアライメ
ントやピント合わせを行う。
【0016】テレビ観察と肉眼観察を切換える場合に
は、検者眼eの視度調節を行う必要があるが、光学式観
察手段には接眼レンズ12を光軸O1方向に移動させる手
段が設けられているので、簡便に検者眼eの視度を補正
することができる。また、光学式観察手段に着脱可能な
着脱手段を有する筐体13は自在に回転方向を調整でき
るようになっており、検者の視度補正に伴って生ずる観
察面P1でのピントずれは、テレビリレーレンズ15を光
軸O1方向に移動させて調整できるようにされている。
【0017】アライメント及びピント合わせ終了後に図
示しない撮影スイッチが押されると、撮影用光源23は
ストロボ光を発射し、この撮影光はコンデンサレンズ2
2を通り、その後は観察用光源26からの光束と同様の
光路を通って被検眼Eの被検部を照明する。
【0018】撮影光の被検部からの反射光は観察光と同
様に、対物レンズ2、孔あきミラー3の孔部に設けられ
た撮影絞り4、フォーカスレンズ5、撮影レンズ6を通
り、切換えミラー7は図の点線位置に跳ね上がり、赤外
蛍光撮影用バリアフィルタ8を経て撮像手段9に導光さ
れ、被検部像が撮影される。
【0019】また、照明光学系中の観察用光源26と撮
影用光源23との間に、赤外光を透過し可視光を反射又
は吸収する赤外フィルタを挿入し、照明光学系から赤外
蛍光用エキサイタフィルタ20を、撮影光学系から赤外
蛍光撮影用バリアフィルタ8を、観察光学系から赤外蛍
光観察用バリアフィルタ14を取り除けば、無散瞳型眼
底カメラとして使用することができる。
【0020】上述の説明は光学式観察手段を有する眼底
カメラについて行ったが、他の光学式観察手段を有する
眼科装置、例えばスリットランプ等にも同様に本実施例
を適用することができ同様の効果が得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科装
置は、光学式観察手段と光学式観察手段に着脱可能なテ
レビ観察用リレーレンズとを備えることにより、専用の
肉眼観察用光学式観察手段やテレビ観察用リレーレンズ
を設けなくてもよいので、コストの節約になり、また容
易に肉眼観察とテレビ観察を切換えることができるの
で、操作性、作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】テレビ観察時の構成図である。
【図2】肉眼観察時の構成図である。
【符号の説明】
1 眼科装置 3 孔あきミラー 7 切換ミラー 8 赤外蛍光撮影用バリアフィルタ 9 撮像手段 13 筐体 14 赤外蛍光観察用バリアフィルタ 15 テレビリレーレンズ 16 電子撮像素子 20 赤外蛍光用エキサイタフィルタ 23 撮影用光源 26 観察用光源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検部を観察する装置本体の光学式観察
    手段に、着脱手段を介してテレビ観察用リレーレンズを
    着脱可能にしたことを特徴とする眼科装置。
  2. 【請求項2】 前記光学式観察手段は検者の視度補正を
    可能とした請求項1に記載の眼科装置。
  3. 【請求項3】 前記着脱手段は前記テレビ観察用リレー
    レンズを前記光学式観察手段に対し回転可能とした請求
    項1に記載の眼科装置。 【0001】
JP7152605A 1995-05-26 1995-05-26 眼科装置 Pending JPH08317907A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7152605A JPH08317907A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 眼科装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7152605A JPH08317907A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 眼科装置

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Publication Number Publication Date
JPH08317907A true JPH08317907A (ja) 1996-12-03

Family

ID=15544061

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JP7152605A Pending JPH08317907A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 眼科装置

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JP (1) JPH08317907A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001089374A3 (en) * 2000-05-23 2002-04-04 Welch Allyn Inc Eye viewing device comprising eyepiece and video capture optics
JP2016170968A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Cited By (2)

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WO2001089374A3 (en) * 2000-05-23 2002-04-04 Welch Allyn Inc Eye viewing device comprising eyepiece and video capture optics
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