JPH0650934Y2 - 過電流保護装置 - Google Patents

過電流保護装置

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JPH0650934Y2
JPH0650934Y2 JP1986155235U JP15523586U JPH0650934Y2 JP H0650934 Y2 JPH0650934 Y2 JP H0650934Y2 JP 1986155235 U JP1986155235 U JP 1986155235U JP 15523586 U JP15523586 U JP 15523586U JP H0650934 Y2 JPH0650934 Y2 JP H0650934Y2
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JP
Japan
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protection device
overcurrent protection
fuse
terminals
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JP1986155235U
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JPS6360253U (ja
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捷男 浅井
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Rohm Co Ltd
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Rohm Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、樹脂製本体内にヒューズを埋設したタイプの
過電流保護装置に関する。
<従来の技術> 従来、各種電気機器の回路基板に他の回路素子とともに
実装して、機器内の過電流から他の回路素子を保護する
過電流保護装置として、第3図に示すような過電流保護
装置がある。
この過電流保護装置は、樹脂により一体成形された本体
10と、この本体10内に埋設されたヒューズ20と、該ヒュ
ーズ20に接続されて本体10から突出する一対のリード端
子30,30とから構成されている。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、上記従来の過電流保護装置では、その本体10
が、他の一般の電子部品のパッケージと同様に、黒色等
の不透明樹脂で構成されていて、外部からヒューズ20
透視できない上に、テスタ等の検査装置で導通状態を検
査してヒューズ20の断線を確認しようとしても、各リー
ド端子30は回路基板側に挿入されていて、その大部分が
本体10と回路基板との間に隠されているため、実装状態
では、テスタ等の探触子を直接、リード端子30に接触さ
せることができなかった。
そのため、この過電流保護装置が作動し、ヒューズ20
断線したか否かを確認する場合、過電流保護装置の全体
を回路基板等の実装個所から取り外した上で、テスタ等
の探触子を両リード端子30,30に接触させて両リード端
子30,30間の導通状態を検査する必要があり、面倒であ
った。
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、過電流保護装置を回路基板等に実装したままで、テ
スタ等の検査装置によりヒューズの導通状態を検査しう
るようにして、ヒューズが断線したか否かの確認作業を
容易化することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、上記の目的を達成するために、樹脂により成
形された本体内にヒューズを埋設するとともに、該ヒュ
ーズの両端に接続されたリード端子それぞれを本体から
突出させた過電流保護装置において、前記リード端子そ
れぞれに一体に検出用端子を設け、かつ、それら一対の
検出用端子を、前記本体における前記リード端子が突出
する外面部とは異なる本体の外面部に露出させるととも
に、その外面部に沿って折曲げた構成とした。
<作用> 上記構成の過電流保護装置を回路基板に実装すると、本
体の外面部のうち、リード端子が突出している外面部以
外の本体外面部は外部に現われるのであるが、この外部
に現われている本体外面部に検出用端子が露出すること
になる。そこで、この検出用端子の露出部にテスタ等の
検査装置の探触子を接触させることにより、ヒューズの
断線を検査することができる。したがって、ヒューズの
断線の確認のために、過電流保護装置の全体を取り外す
必要がない。
また、検出用端子が本体外面部に突出して位置しないの
で、取り扱いの際に検出用端子がひっかかることがな
い。
<実施例> 以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第1図は本考案の実施例の一部破断した正面図、
第2図はその側面図である。この実施例の過電流保護装
置は、樹脂で成形されたブロック状の本体1と、この本
体1内に埋設されたヒューズ2と、該ヒューズ2に接続
されて本体1から突出する一対のリード端子3,3と、一
対の検出用端子4,4とを備える。
前記検出用端子4,4は、それぞれヒューズ2の両端側か
ら導出されるもので、この実施例では、各検出用端子4,
4はリード端子3,3と一体に連成されている。そして、各
検出用端子4,4の先端部4b,4bは、リード端子3,3が突出
する本体1下面部とは反対側の本体1上面部から外方に
導出されるとともに、その先端部4b,4bは本体1の上面
部から正面部に沿って密着状に折曲され本体1の外面部
に露出されている。
上記構成の過電流保護装置を回路基板に実装すると、リ
ード端子3が回路基板のスルーホールもしくはコネクタ
等の挿入部に挿入されるので、本体1の下面部は回路基
板との間に隠されることになるが、本体1の上面部はこ
の過電流保護装置や回路基板を含む電気機器の外部に現
われ、検出用端子4,4も同様に電気機器の外部に現われ
る。そこで、外部からテスタ等の検査装置の探触子を差
し入れて、これを検出用端子4,4に接触させることがで
き、探触子と検出用端子4,4との接触により、ヒューズ
2の断線状態を検査することができる。
また、検出用端子4,4の先端部4b,4bを本体1の外面部に
沿わせて密着、折曲することにより、検出用端子4,4が
本体1の上面部に突出することなく位置し、組立、包
装、自動挿入等における取り扱い性に優れ、また、実装
状態でのテスタ等の検査装置の探触子と検出用端子4,4
との接触を確実に行なうことができる。特に、パーツフ
ィーダ等により自動かつ多量に供給、実装する場合、検
出用端子4,4の先端部が突出しておらず引っ掛かりがな
いので、自動供給、自動実装に適する。
なお、上記実施例では検出用端子4,4を本体1の上面部
側に露出させたが、本体1の左右側面部に各別に露出さ
せることもでき、要するに、検出用端子4,4は、リード
端子3,3が突出する本体1外面部とは異なる本体1外面
部に露出していればよい。
また、上記実施例では、検出用端子4,4とこれに対応す
るリード端子3,3とを一枚の端子板で連続一体に構成し
たが、検出用端子4,4は、それぞれヒューズ2の端部に
電気的に接続されていればよく、必ずしもリード端子3,
3と一体化する必要はない。
<考案の効果> 以上のように、本考案によれば、各種電気機器に実装し
た状態において、その電気機器の外側に検出用端子が現
われるから、その状態で、テスタ等の検査装置の探触子
を検出用端子に接触させてヒューズの断線状態を検査す
ることができ、そのため、ヒューズの断線の確認のため
に、過電流保護装置の全体を取り外す必要がなく、容易
にヒューズ断線の確認をすることができる。
また、樹脂により成形された本体内に検出用端子を一体
に設けたリード端子を埋設し、検出用端子を本体の外面
に露出させる構成としたので、リード端子部材をインサ
ートして樹脂成形することにより、非常に簡単に製造が
行えるという製造上の利点も有する。
さらに、検出用端子の先端部を本体の外面部に沿わせて
折曲することにより、検出用端子が本体の外面部に突出
することなく位置するようにしているので、組立、包
装、自動挿入等における取り扱い性に優れ、また、実装
状態でのテスタ等の検査装置の探触子と検出用端子との
接触を確実に行なうことができ、特に、パーツフィーダ
等により自動かつ多量に供給、実装する場合、検出用端
子の先端部が突出しておらず引っ掛かりがないので、自
動供給、自動実装に適するという実用性に優れるもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図および第2図は本考案の実施例に係り、第1図は
その一部破断した正面図、第2図は側面図である。 第3図は従来例の一部破断した正面図である。 1……本体、2……ヒューズ、3……リード端子、4…
…検出用端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂により成形された本体内にヒューズを
    埋設するとともに、該ヒューズの両端に接続されたリー
    ド端子それぞれを本体から突出させた過電流保護装置に
    おいて、 前記リード端子それぞれに一体に検出用端子を設け、か
    つ、それら一対の検出用端子を、前記本体における前記
    リード端子が突出する外面部とは異なる本体の外面部に
    露出させるとともに、その外面部に沿って折曲げたこと
    を特徴とする過電流保護装置。
JP1986155235U 1986-10-09 1986-10-09 過電流保護装置 Expired - Lifetime JPH0650934Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155235U JPH0650934Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09 過電流保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986155235U JPH0650934Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09 過電流保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6360253U JPS6360253U (ja) 1988-04-21
JPH0650934Y2 true JPH0650934Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31075760

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986155235U Expired - Lifetime JPH0650934Y2 (ja) 1986-10-09 1986-10-09 過電流保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56112856U (ja) * 1980-01-31 1981-08-31

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JPS6360253U (ja) 1988-04-21

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