JPH0650920U - 建設機械用キャブの前窓開閉装置 - Google Patents

建設機械用キャブの前窓開閉装置

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JPH0650920U
JPH0650920U JP9319592U JP9319592U JPH0650920U JP H0650920 U JPH0650920 U JP H0650920U JP 9319592 U JP9319592 U JP 9319592U JP 9319592 U JP9319592 U JP 9319592U JP H0650920 U JPH0650920 U JP H0650920U
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JP
Japan
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cab
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JP9319592U
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Inventor
篤夫 藤井
吉明 藤本
聡 藤本
康 河野
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来より、前面が傾斜面で上面が略水平な面
で形成され、前面と上面との接合部が側面視で丸味を有
する角部となっているキャブに装備されている前窓開閉
装置では、前窓を開閉途中の任意の位置に停止させて、
確実にロック固定する手段が講じられていなかった。そ
のために運転者は所要の位置に前窓を開くことができな
いので、非常に便利が悪かった。この問題点を解決す
る。 [構成] 本考案の建設機械用キャブの前窓開閉装置で
は、キャブ天井の内面側の前部より後部にわたって弾性
部材を配設し、前窓開閉途中の任意の位置に前窓を停止
させたとき、ロックモータの作動によりリンクを介し
て、前窓のフロントガラスの上端前部を上記弾性部材に
押付けてロック固定するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ショベルなど建設機械,作業車両に装備した運転室用キャブの 前窓開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8は、油圧ショベル(図示しない)のキャブ1に装備されている従来技術の 前窓開閉装置を示す側面図である。図9は、図8のAーAより見た図である。従 来技術では図8及び図9に示すように、キャブ1の前面部に前窓2を設け、その キャブ1の内壁面に平行な左右のローラガイドレール3を配設し、そのローラガ イドレール3に沿って案内されるローラ4を四隅に備えた上記前窓2を摺動移動 自在にしている。そしてキャブ1の後部にブレーキ付減速モータ5を配設し、そ のブレーキ付減速モータ5に巻上軸6を連結し、その巻上軸6に巻上ドラム7を 枢着するとともに、前窓2の上端面部にケーブル連結金物8を固設し、そのケー ブル連結金物8に連結したケーブル9を、巻上ドラム7に巻上げ又は巻下げする ようにしている。したがってブレーキ付減速モータ5を駆動操作することにより 、前窓2をキャブ(1)前面の前窓閉止位置とキャブ(1)天井内面側の前窓開 止位置との間で移動させて、所要の位置に開閉させることができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来より油圧ショベルに搭載しているキャブは、図8に示すように前面が傾斜 面で上面が略水平な面に形成され、前面と上面との接合部は側面視で丸味を有す る角部となっている。そして前窓を閉じているときには前窓をキャブ前面の前窓 閉止位置に、また前窓を開放しているときには前窓をキャブ天井内面側の前窓開 止位置に格納するようにしている。しかし前窓を開閉途中の任意の位置に停止さ せて、確実にロック固定する手段は講じられいなかった。ところが運転者の運転 中にはフロントガラスによる陽光や周辺景色の反射、あるいは雨天時にフロント ガラス周辺に付着する雨滴などで作業状況が見えにくい場合には、外部空気の取 入れも兼ねて、前窓を若干開けたいことが度々ある。本考案は、上記の問題点を 解決できる前窓開閉装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の前窓開閉装置は、キャブの前面が傾斜面で上面に略水平な面を有し、 その前面と上面との接合部が側面視で丸味を有する角部に形成されており、その キャブの前面部に前窓を設け、またキャブの内壁面に平行な左右のローラガイド レールを配設し、そのローラガイドレールに沿って案内されるローラを四隅にそ なえた上記前窓を、ケーブルを介して動力源にて駆動せしめ、キャブ前面の前窓 閉止位置とキャブ天井内面側の前窓開止位置との間で移動させて開閉を行うよう にし、また前窓のフレームにロックモータを取付けている前窓開閉装置であって 、キャブ天井の内面側の前部より後部にわたって弾性部材を配設し、前窓開閉途 中の任意の位置に前窓を停止させたとき、ロックモータの作動によりリンクを介 して、前窓のフロントガラスの上端前部を上記弾性部材に押付けてロック固定す るように構成した。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本考案の前 窓開閉装置の前窓を閉じた状態のキャブ11の要部側面図である。図において、 12は前窓、13(斜線で示す部分)は前窓12のフロントガラス、14は前窓 12の四隅にそなえているローラ、15はロックモータ、16はキャブ11の左 右の内壁面に配設したローラガイドレール、17はケーブルガイドレール、18 はケーブル、19はケーブル18の巻取り巻戻しを行う駆動モータ、20はキャ ブ天井の内壁面に固定して配設したゴム材などの弾性部材、21はロックモータ 15を前窓12のフレーム(図1では図示していない)に固定して取付けている 取付板である。図2は図1のB部詳細図であるが、前窓12をロック固定してい る状態を示す要部側面図である。図において、22はロックモータ15の偏心軸 、23は偏心軸22とフロントガラス13の上部側縁部とをローラ14を介して 連結しているリンクである。図3は、図2における前窓12のロック解除を行っ た状態を示す要部側面図である。図において、24は前窓12のフレームである 。図4は、前窓12をキャブ天井内面側の前窓開止位置に格納した状態を示す要 部側面図である。図5は、前窓12を所要の任意位置にロック固定した状態を示 す要部側面図である。図6は、図5のCーCより見た図である。本考案の前窓開 閉装置は左右略対称に形成されているが、図において15,15’は左右のロッ クモータである。図7は、本考案の前窓開閉装置の要部電気回路図である。図に おいて、25はコントローラ、26は前窓開閉電源回路の電源スイッチ、27は 前窓開閉用のスイッチである。
【0006】 次に、本考案の前窓開閉装置の構成を図1〜図7について述べる。本考案の前 窓開閉装置では、キャブ(11)天井の内面側の前部より後部にわたってゴム材 などの弾性部材20を固定して配設し、前窓(12)開閉途中の任意の位置に前 窓12を停止させたとき、ロックモータ15及15’の作動によりリンク23を 介して、前窓12のフロントガラス13の上端前部イ(図5に示す)を上記弾性 部材20に押付けてロック固定するように構成した。
【0007】 次に、本考案の前窓開閉装置の作用について述べる。前窓12が閉じている状 態、すなわちキャブ前面の前窓閉止位置にあるときには、前窓12は図1及び図 2に示すようにロック固定されている。ここで運転者が前窓12の移動範囲にお ける所要の位置に開きたいときには、図7に示すスイッチ27(この場合にはス イッチ27の上昇側スイッチ)を操作する。スイッチ27を操作したとき、その 操作信号はコントローラ25に入力される。コントローラ25ではその操作信号 に基づき判断し、ロックモータ15及び15’に対してロック解除指令信号を出 力する。ロックモータ15及び15’がロック解除動作を行うことにより前窓1 2のロック固定が解除される。その時点に、コントローラ25から駆動モータ1 9に対して駆動信号が出力される。したがって前窓12は、開き作動を行う。な お上記ロック解除のときにはロックモータ15及び15’の作動により、リンク 23を介して、フロントガラス13が下部のローラ14を回動中心として若干後 方へ向けて回動する。したがってフロントガラス13の上端前部イと弾性部材2 0との間には、図3に示すように寸法lなる間隔ができる。それによりフロント ガラス13が弾性部材20に当接しないので、前窓12の開き作動を支障なく行 うことができる。
【0008】 次に前窓12をその移動範囲内における所要の位置に停止させるとき、スイッ チ27をオフ操作する。駆動モータ19は回転を停止するが、同時に上記オフ操 作信号がコントローラ25に入力される。コントローラ25ではそのオフ操作信 号に基づき判断し、駆動モータ19が停止した時点にロックモータ15及び15 ’に駆動信号を出力する。ロックモータ15及び15’の作動により、リンク2 3を介して、フロントガラス13が下部のローラ14を回動中心として若干前方 へ向けて回動する。したがってフロントガラス13の上端前部イが弾性部材20 を押付けることにより、図5に示すように前窓12を任意の位置にロック固定す ることができる。
【0009】
【考案の効果】
従来より、前面が傾斜面で上面が略水平な面で形成され、前面と上面との接合 部が側面視で丸味を有する角部となっているキャブに装備されている前窓開閉装 置では、前窓を開閉途中の任意の位置に停止させて、確実にロック固定する手段 が講じられていなかった。そのために運転者は所要の位置に前窓を開くことがで きないので、非常に便利が悪かった。しかし本考案の前窓開閉装置では、キャブ 天井の内面側の前部より後部にわたって弾性部材を配設し、前窓開閉途中の任意 の位置に前窓を停止させたとき、ロックモータの作動によりリンクを介して、前 窓のフロントガラスの上端前部を上記弾性部材に押付けてロック固定するように 構成した。それで前窓をその移動範囲内における所要の位置に停止させるとき、 スイッチをオフ操作するとそのオフ操作信号がコントローラに入力される。コン トローラではそのオフ操作信号に基づき判断し、駆動モータが停止した時点にロ ックモータに駆動信号を出力する。それによりロックモータの作動により、フロ ントガラスの上端前部が天井内面側の弾性部材を押付けるので、前窓を任意の位 置にロック固定することができる。したがって本考案では、前窓開閉装置の開閉 機能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の前窓開閉装置の前窓を閉じた状態のキ
ャブの要部側面図である。
【図2】図1のB部詳細図である。
【図3】図2における前窓のロック解除を行った状態を
示す要部側面図である。
【図4】前窓をキャブ天井の内面側に格納した状態を示
す要部側面図である。
【図5】前窓を所要の任意位置にロック固定した状態を
示す要部側面図である。
【図6】図5のCーCより見た図である。
【図7】本考案の前窓開閉装置の要部電気回路図であ
る。
【図8】従来技術の前窓開閉装置を示す側面図である。
【図9】図8のAーAより見た図である。
【符号の説明】
1,11 キャブ 2,12 前窓 3,16 ローラガイドレール 4,14 ローラ 9,18 ケーブル 13 フロントガラス 15,15’ ロックモータ 19 駆動モータ 20 弾性部材 23 リンク 24 フレーム 25 コントローラ 27 スイッチ(前窓開閉用)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブの前面が傾斜面で上面に略水平な
    面を有し、その前面と上面との接合部が側面視で丸味を
    有する角部に形成されており、そのキャブの前面部に前
    窓を設け、またキャブの内壁面に平行な左右のローラガ
    イドレールを配設し、そのローラガイドレールに沿って
    案内されるローラを四隅にそなえた上記前窓を、ケーブ
    ルを介して動力源にて駆動せしめ、キャブ前面の前窓閉
    止位置とキャブ天井内面側の前窓開止位置との間で移動
    させて開閉を行うようにし、また前窓のフレームにロッ
    クモータを取付けている前窓開閉装置であって、キャブ
    天井の内面側の前部より後部にわたって弾性部材を配設
    し、前窓開閉途中の任意の位置に前窓を停止させたと
    き、ロックモータの作動によりリンクを介して、前窓の
    フロントガラスの上端前部を上記弾性部材に押付けてロ
    ック固定するように構成したことを特徴とする建設機械
    用キャブの前窓開閉装置。
JP9319592U 1992-12-24 1992-12-24 建設機械用キャブの前窓開閉装置 Pending JPH0650920U (ja)

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JPH0650920U true JPH0650920U (ja) 1994-07-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018210970A1 (en) * 2017-05-17 2018-11-22 Caterpillar Sarl Cab for construction machine

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018210970A1 (en) * 2017-05-17 2018-11-22 Caterpillar Sarl Cab for construction machine
DE112018002074B4 (de) * 2017-05-17 2020-07-16 Caterpillar Sarl Kabine für baumaschine
US11376930B2 (en) 2017-05-17 2022-07-05 Caterpillar Sarl Cab for construction machine

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