JP2765387B2 - 建設機械のフロントウインド開閉装置 - Google Patents

建設機械のフロントウインド開閉装置

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JP2765387B2
JP2765387B2 JP4217117A JP21711792A JP2765387B2 JP 2765387 B2 JP2765387 B2 JP 2765387B2 JP 4217117 A JP4217117 A JP 4217117A JP 21711792 A JP21711792 A JP 21711792A JP 2765387 B2 JP2765387 B2 JP 2765387B2
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篤夫 藤井
吉明 藤本
聡 藤本
康 河野
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Yutani Heavy Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルなど建設
機械,作業車両に装備した運転室用キャブのフロントウ
インド開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、油圧ショベル(図示しない)の
キャブ1に装備されている従来技術のフロントウインド
開閉装置を示す側面図である。図8は、図7のAーAよ
り見た図である。従来技術では図7及び図8に示すよう
に、キャブ1の前面部にフロントウインド2を設け、そ
のキャブ1の内壁面に平行な左右のローラガイドレール
3を配設し、そのローラガイドレール3に沿って案内さ
れるローラ4を四隅に備えた上記フロントウインド2を
摺動移動自在にしている。そしてキャブ1の後部にブレ
ーキ付減速モータ5を配設し、そのブレーキ付減速モー
タ5に巻上軸6を連結し、その巻上軸6に巻上ドラム7
を枢着するとともに、フロントウインド2の上端面部に
ケーブル連結金物8に固設し、そのケーブル連結金物8
に連結したケーブル9を、巻上ドラム7に巻上げ又は巻
下げするようにしている。したがってブレーキ付減速モ
ータ5を駆動操作することにより、フロントウインド2
をキャブ(1)前面のウインド閉止位置とキャブ(1)
天井内面側のウインド開止位置との間で移動させて、所
要の位置に開閉させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のフロントウ
インド開閉装置では、フロントウインド巻上用のケーブ
ルの付着した潤滑油が天井側から落ちたりして運転室内
部を汚すことがあった。また上記ケーブルを巻上ドラム
に巻上げると、その巻上外形寸法が大きくなって、スペ
ース的に具合が悪く、また乱巻防止等実用に対して解決
する必要のある技術的問題点が多かった。本発明は、上
記の問題点を解決できるフロントウインド開閉装置を提
供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のフロントウイン
ド開閉装置では、前記一対のケーブルは、それぞれ前記
ローラガイドレールに沿って配設されたケーブルガイド
レールと、前記ケーブルガイドレールの上部後方端から
キャブ後部内壁面に沿って上方から下方へ配設されたチ
ューブ部材とに挿通した。前記動力源はキャブ後部内壁
面で高さ方向で略中央位置付近に配設し、前記チューブ
部材を、前記ケーブルガイドレール上部後方端から前記
動力源にいたるまでのケーブルを案内する中間側チュー
ブ部材と、前記動力源から端末部にいたるまでのケーブ
ルを案内して収納する端末側チューブ部材とにより構成
した。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明のフロントウインド開閉装
置をそなえたキャブ10の要部側面図である。図におい
て、11はフロントウインド、12はフロントウインド
11の四隅に備えているローラ、13はロックモータ,
14はキャブ10の内壁面に配設したローラガイドレー
ル、15はケーブルガイドレール、16はロックモータ
(13)用ハーネスを案内するハーネスガイドレール、
17はケーブル、18は中間側チューブ部材、19はケ
ーブル17の巻取り巻戻しを行う巻取モータ、20は端
末側チューブ部材である。図2は、図1のBーBより見
た要部断面図である。本発明のフロントウインド開閉装
置は左右が略対称に形成されているので、右側の部分に
ついて説明する。21はフロントウインド(11)ロッ
ク用のリンク、22はロックモータ13用のハーネスで
ある。図3は、図1のC部におけるリンク機構を示す図
である。図において、23はロックモータ13の駆動
軸、0は駆動軸23の軸心、24はロックモータ13に
設けた偏心ピン(駆動軸23の軸心0に対する偏心ピン
24の偏心量は寸法Sである)、25はフロントウイン
ド11のウインド枠、26はウインド枠25をリンク2
1の片端部に枢支しているピン、27はローラ12のロ
ーラ軸である。図4は、図3におけるリンク21を示す
斜視図である。図5は、フロントウインド11下部にお
けるケーブル17とローラ12との結合部を示す要部側
面図である。図において、28はローラ12とケーブル
17の端末部を結合しているブラケット、29はケーブ
ル端末の抜け止め具、30はケーブル17を引張すると
きローラ12に対するケーブル端末の位置関係を保持す
るためのサポートローラである。図6は、図5のDーD
より見た要部断面図である。
【0006】次に、本発明のフロントウインド開閉装置
の構成を図1〜図6について述べる。本発明のフロント
ウインド開閉装置では、キャブ(10)内壁面のローラ
ガイドレール14に沿って、ケーブル17を案内するた
めのケーブルガイドレール15を配設した。そしてケー
ブルガイドレール15の上部後方端イ(図1に示す)か
ら、キャブ10の後部に取付けた巻取モータ19にいた
るまでのケーブル17を案内するためにチューブ部材
(このチューブ部材は金属又は非金属のパイプなどであ
る)18を配設した。そしてまた、フロントウインド1
1の開き操作時に巻取モータ19から繰り出されるケー
ブル17に対して、その繰り出される余剰の長さのケー
ブル(17)を案内して収納するためのチューブ部材2
0を配設して構成した。
【0007】また、フロントウインド11の上部内面側
にロックモータ13を配設し、そのロックモータ13と
ローラ軸27とウインド枠25にわたってレ形のリンク
21を取付け、フロントウインド11を所要の開閉位置
に係止させるとき上記ロックモータ13を作動せしめ、
フロントウインド11をキャブ(10)フレームに押し
当てることにより、フロントウインド11の固定と、上
記押し当て面のシールを行うように構成した。
【0008】次に、本発明のフロントウインド開閉装置
の作用について述べる。キャブ(10)前面のウインド
閉止位置にあるフロントウインド11を開くときには、
巻取モータ19を操作する。巻取モータ19は回転し、
ケーブル17の巻取作動を開始する。ケーブル17の前
端部はフロントウインド11の下部に連結されているが
そのケーブル17は、ローラガイドレール14に沿って
配設されたケーブルガイドレール15内を案内され、そ
のケーブルガイドレール15の上部後方端イから巻取モ
ータ19にいたる中間チューブ部材18を移動し、巻取
モータ19にて巻取られる。そして巻取られて繰り出さ
れる余剰の長さのケーブル17は、巻取モータ19に接
続されている端末側チューブ部材20内に案内収納され
る。それによりケーブル17はその全長にわたって、ケ
ーブルガイドレール15、中間チューブ部材18、端末
側チューブ部材20のそれぞれ内部を移動するので、ケ
ーブル17に付着した潤滑油が運転室内を汚すこともな
く、運転室内スペースを無為に占有することもない。し
たがって、運転室内の美観とスペース活用性を向上させ
ることができる。
【0009】また本発明では、フロントウインド11に
ロックモータ13を配設し、そのロックモータ13とロ
ーラ軸27とウインド枠25にわたってレ形のリンク2
1を取付け、フロントウインド11を所要の開閉位置に
固定させるとき上記ロックモータ13を作動せしめ、フ
ロントウインド11をキャブ(10)フレームに押し当
てることにより、フロントウインド11の固定と、上記
押し当て面のシールを行うように構成した。
【0010】それによりフロントウインド11を所要の
位置(キャブ10前面のウインド閉止位置と、キャブ天
井内面側のウインド開止位置を含む)に移動させて固定
するときには、上記ロックモータ13を作動させる。ロ
ックモータ13に設けた偏心ピン24(図3に示す)の
位置が、ロ位置よりハ位置に変位する。レ形のリンク2
1が作動して、ウインド枠25をキャブ(10)フレー
ム(図示しない)に押し当てる。したがってフロントウ
インド11とキャブフレームとの押し当て面の隙間がな
くなるので、フロントウインド11はがたつくことなく
固定されるとともに、運転室の外部と内部がシールさ
れ、雨水,エアなどの遮断を行うことができる。
【0011】
【発明の効果】本発明のフロントウインド開閉装置で
は、キャブ内壁面のローラガイドレールに沿ってケーブ
ルガイドレールを配設し、そのケーブルガイドレールと
中間チューブ部材と端末側チューブ部材にわたって、そ
の内部にケーブルを移動させるようにした。このとき、
動力源をキャブ後部内壁面の高さ方向略中央位置付近に
配設し、ケーブルガイドレール上部後方端から動力源ま
でを中間チューブ部材でケーブルを案内し、動力源から
下方へは端末側チューブ部材により案内した。それによ
りケーブルに付着した潤滑油が運転室内を汚すこともな
く、運転室内スペースを無為に占有することもない。し
たがって、運転室内の美観とスペース活用性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロントウインド開閉装置をそなえた
キャブの要部側面図である。
【図2】図1のBーBより見た要部断面図である。
【図3】図1のC部におけるリンク機構を示す図であ
る。
【図4】図3におけるリンクを示す斜視図である。
【図5】本発明のフロントウインド下部におけるケーブ
ル結合部を示す要部側面図である。
【図6】図5のDーDより見た要部断面図である。
【図7】従来技術のフロントウインド開閉装置を示す側
面図である。
【図8】図7のAーAより見た図である。
【符号の説明】
1,10 キャブ 2,11 フロントウインド 3,14 ローラガイドレール 4,12 ローラ 9,17 ケーブル 13 ロックモータ 15 ケーブルガイドレール 18,20 チューブ部材 19 巻取モータ 21 リンク
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−11184(JP,A) 特開 平6−24243(JP,A) 実開 昭64−19512(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 1/00 B60J 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブの前面部にフロントウインドを設
    け、そのキャブの内壁面に平行な左右のローラガイドレ
    ールを配設し、そのローラガイドレールに沿って案内さ
    れるローラを四隅に備えた上記フロントウインドを一対
    のケーブルを介し動力源にて駆動せしめ、キャブ前面の
    ウインド閉止位置とキャブ天井内面側のウインド開止位
    置との間で移動させて開閉を行うようにしたフロントウ
    インド開閉装置であって、前記一対のケーブルは、前記
    左右のローラガイドレールに沿ってそれぞれ配設された
    一本のケーブルガイドレールと、前記ケーブルガイドレ
    ールの上部後方端からキャブ後部内壁面に沿って上方か
    ら下方へ配設されたチューブ部材とに挿通され、前記動
    力源は、前記キャブの後部内壁面で高さ方向略中央位置
    付近に配設され、前記チューブ部材は、前記ケーブルガ
    イドレール上部後方端から前記動力源にいたるまでのケ
    ーブルを案内する中間側チューブ部材と、前記動力源か
    ら端末部までのケーブルを前記動力源より下方に案内す
    る端末側チューブ部材とを有することを特徴とする建設
    機械のフロントウインド開閉装置。
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