JP2529872Y2 - 窓開閉装置 - Google Patents

窓開閉装置

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JP2529872Y2
JP2529872Y2 JP4218193U JP4218193U JP2529872Y2 JP 2529872 Y2 JP2529872 Y2 JP 2529872Y2 JP 4218193 U JP4218193 U JP 4218193U JP 4218193 U JP4218193 U JP 4218193U JP 2529872 Y2 JP2529872 Y2 JP 2529872Y2
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JP
Japan
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windshield
guide rail
slider
ceiling
window
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誠一 高橋
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Yachiyo Industry Co Ltd
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Yachiyo Industry Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、キャビンの前面の窓部
に設けられるウインドシールドを駆動源の動力でキャビ
ンの天井部に引込むようにして上方に開く、主としてク
レーン車やパワシャベル等の建設機械に適用される窓開
閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の窓開閉装置として、実開
平3−130884号公報により、窓部の側部下方から
天井部の側部後方に亘って略逆L字状にのびるガイドレ
ールを設け、ウインドシールドの側縁下部と側縁上部と
に取付けたローラをガイドレールに摺動自在に係合させ
ると共に、ウインドシールドに駆動源によって駆動され
るケーブルを連結し、駆動源の動力でウインドシールド
をガイドレールにより案内しつつ天井部に引込むように
したものは知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のものでは、ウイ
ンドシールドの閉鎖時にウインドシールドの上部ローラ
がガイドレールの窓部側のレール部分と天井部側のレー
ル部分とのコーナ部分に位置して、ウインドシールドは
窓部側のレール部分に沿った姿勢に保持される。一方、
ウインドシールドの引込み負荷を軽減するためには、窓
部側のレール部分を後傾させることが望まれるが、この
レール部分の傾きによってウインドシールドの閉鎖時の
傾きが決定されるため、このレール部分をウインドシー
ルドの設定傾斜角以上に後傾させることはできず、ウイ
ンドシールドの引込み負荷の軽減を図る上で問題になっ
ている。
【0004】また、天井部側のレール部分はウインドシ
ールドの全長分の長さが必要であり、窓部側のレール部
分を後傾させて前記コーナ部分の位置を後方にずらす
と、天井部側のレール部分の長さを充分に確保できなく
なることもある。
【0005】本考案は、以上の点に鑑み、窓部側のレー
ル部分をウインドシールドの閉鎖時の設定傾斜角以上に
後傾し得るようにすると共に、天井部側のレール部分の
長さが短くてもウインドシールドを大きく開放し得るよ
うにした装置を提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本考案は、キャビンの前面の窓部に設けられるウインド
シールドを駆動源の動力でキャビンの天井部に引込むよ
うにして上方に開く窓開閉装置において、窓部の側部に
ウインドシールドの下部に設けた係合子を摺動自在に係
合させる上下方向に長手の第1ガイドレールと、天井部
の側部に前後方向に長手の第2ガイドレールとを設け、
該第2ガイドレールに駆動源によって駆動されるスライ
ダを摺動自在に係合させると共に、ウインドシールドの
上部に背方にのびるシールドステーを延出し、スライダ
にシールドステーを、ウィンドシールドの全開時にウイ
ンドシールドの後端がスライダの後端と同一かそれより
後方に位置するように枢着したことを特徴とする。
【0007】
【作用】スライダを第2ガイドレールの前端に当接する
前進端位置に移動してウインドシールドを閉鎖したと
き、ウインドシールドの上部はシールドステーの延出長
さ分だけスライダよりも前方に位置する。従って、第2
ガイドレールの前端を閉鎖時のウインドシールドの上部
位置より後方にオフセットして配置でき、第1ガイドレ
ールを第2ガイドレールの前端に向けて後傾させて、第
1ガイドレールの後傾角を閉鎖時のウインドシールドの
設定傾斜角よりも大きく取り、ウインドシールドの引込
み負荷を軽減できる。
【0008】また、スライダを第2ガイドレールに沿っ
て後方に駆動してウインドシールドを天井部に引込む
際、ウインドシールドの姿勢変化に伴ってウインドシー
ルドの上部がスライダに対しシールドステーを介して円
弧運動し、この円弧運動に伴ってウインドシールドがス
ライダに対し相対的に後進し、ウインドシールドの全開
時にウインドシールドの後端がスライダの後端と同一か
それより後方に位置する。従って、スライダの駆動スト
ロークはウインドシールドの全長より短くて済み、第2
ガイドレールの長さを短縮しても、ウインドシールドを
大きく開放できる。
【0009】
【実施例】図1を参照して、1はパワシャベル等の建設
機械のキャビンを示し、キャビン1の前面の窓部にウイ
ンドシールド2を装着し、該ウインドシールド2をキャ
ビン1の天井部に引込むようにして上方に開くようにし
た。
【0010】これを詳述するに、ウインドシールド2の
側縁部下端に図2に示す如く係合子たるローラ3を取付
けて、該ローラ3を窓部の側枠4に形成した上下方向に
長手の第1ガイドレール5に係合させ、また、天井部の
側枠6に図3に示す如く前後方向に長手の第2ガイドレ
ール7を装着して、該第2ガイドレール7にスライダ8
を摺動自在に係合させた。そして、該スライダ8に斜め
前下方にのびるスライダステー8aを延出すると共に、
ウインドシールド2の側縁部上端に背方にのびるシール
ドステー9を延出して、スライダステー8aの先端部に
植設したピン8bにシールドステー9を枢着し、更に、
スライダ8に第2ガイドレール7に沿わせて設けたねじ
軸10を螺挿し、第2ガイドレール7の後方の天井部分
に図4に示す如く設けた駆動源たるモータ11によりギ
アボックス12を介してねじ軸10を回転し、スライダ
9を介してウインドシールド2を天井部に引込むように
した。図中11aはモータ11から逆側の第2ガイドレ
ールの後端部に向けて導出した出力軸である。
【0011】ところで、ウインドシールド2を天井部に
引込むとローラ3が第1ガイドレール5に沿って引上げ
られるが、ウインドシールド2が次第に水平姿勢に傾い
てくると、ウインドシールド2を介してローラ3に作用
する引込み力の第1ガイドレール5方向の分力が減少
し、ローラ3を引上げるためにウインドシールド2の上
部をより強い力で後方に引込む必要があり、その結果、
引込み負荷がウインドシールドの開放動作の後半部で急
増し、モータ9に無理がかかる。
【0012】そこで、本実施例では第1ガイドレール5
の上部を後傾させてローラ3を引上げ易くし、ウインド
シールド2の引込み負荷を軽減し得るようにした。
【0013】この場合、第1ガイドレール5の後傾で第
2ガイドレール7の前端位置が後方にずれることにな
り、ウインドシールド2の側縁部上端をスライダ8に直
接枢着したのではスライダ8を第2ガイドレール7の前
端に当接する前進端位置に移動してウインドシールド2
を閉鎖したとき、ウインドシールド2の上端位置が後方
にずれて、ウインドシールド2が所要の設定傾斜角より
も後傾してしまうが、上記実施例の如くウインドシール
ド2の上端を背方にのびるシールドステー9を介してス
ライダ8に枢着しておけば、閉鎖時にスライダ8よりも
前方にウインドシールド2の上端部が位置するから、ウ
インドシールド2を設定傾斜角で閉鎖できる。
【0014】また、スライダ8を第2ガイドレール7に
沿って後方に駆動してウインドシールド2を天井部に引
込む際、ウインドシールド2の姿勢変化に伴ってウイン
ドシールド2の上端部がスライダ8に対しシールドステ
ー9を介して円弧運動し、この円弧運動による水平移動
距離分だけウインドシールド2がスライダ8に対し相対
的に後進し、スライダ8が第2ガイドレール7の後端に
当接する後進端位置に到達してウインドシールド2が全
開されたとき、ウインドシールド2の後端がスライダ8
の後端に合致するようにしておけば、閉鎖状態から全開
状態までのウインドシールド2の上端の移動ストローク
L1に比しスライダ8の駆動ストロークL2を、閉鎖時
のウインドシールド2上端とスライダ8との間のオフセ
ット距離にスライダ8の長さを加えた距離だけ短縮でき
る。従って、第2ガイドレール7の長さも短くて済み、
第2ガイドレール7の前端位置を上記の如く後方にオフ
セットすることで第2ガイドレール7の長さが制約され
ても、ウインドシールド2を所要の全開状態に確実に開
放できる。
【0015】尚、上記実施例ではスライダ8をモータ1
1によりねじ軸12を介して駆動するようにしたが、ケ
ーブルを介して駆動するようにしても良く、また、第1
ガイドレール5の上端を第2ガイドレール7の前端に連
結して、両ガイドレール5、7を連続したレールで構成
しても良い。
【0016】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、第1ガイドレールをウインドシールドの閉鎖
時の設定傾斜角よりも後傾させることができ、ウインド
シールドの引込み負荷の軽減を図れると共に、スライダ
の駆動ストロークが短くて済み、第1ガイドレールの後
傾で第2ガイドレールの長さが制約されてもウインドシ
ールドを大きく開放できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本案装置の一例の側面図
【図2】 図1のII−II線断面図
【図3】 図1のIII−III線断面図
【図4】 図1の矢印IVから見た平面図
【符号の説明】
1 キャビン 2 ウインドシールド 3 ローラ(係合子) 5 第1ガイドレール 7 第2ガイドレール 8 スライダ 9 シールドステー 11 モータ(駆動源)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビンの前面の窓部に設けられるウイ
    ンドシールドを駆動源の動力でキャビンの天井部に引込
    むようにして上方に開く窓開閉装置において、窓部の側
    部にウインドシールドの下部に設けた係合子を摺動自在
    に係合させる上下方向に長手の第1ガイドレールと、天
    井部の側部に前後方向に長手の第2ガイドレールとを設
    け、該第2ガイドレールに駆動源によって駆動されるス
    ライダを摺動自在に係合させると共に、ウインドシール
    ドの上部に背方にのびるシールドステーを延出し、スラ
    イダにシールドステーを、ウィンドシールドの全開時に
    ウインドシールドの後端がスライダの後端と同一かそれ
    より後方に位置するように枢着したことを特徴とする窓
    開閉装置。
JP4218193U 1993-07-30 1993-07-30 窓開閉装置 Expired - Fee Related JP2529872Y2 (ja)

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