JPH06156068A - 建設機械用キャブの前窓開閉装置 - Google Patents

建設機械用キャブの前窓開閉装置

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JPH06156068A
JPH06156068A JP4341154A JP34115492A JPH06156068A JP H06156068 A JPH06156068 A JP H06156068A JP 4341154 A JP4341154 A JP 4341154A JP 34115492 A JP34115492 A JP 34115492A JP H06156068 A JPH06156068 A JP H06156068A
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JP
Japan
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front window
cab
lock
closing
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP4341154A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Fujimoto
吉明 藤本
Atsuo Fujii
篤夫 藤井
Satoshi Fujimoto
聡 藤本
Yasushi Kono
康 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Yutani Heavy Industries Ltd filed Critical Yutani Heavy Industries Ltd
Priority to JP4341154A priority Critical patent/JPH06156068A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 従来技術の前窓開閉装置では、他の障害など
により前窓が開閉途中で止って動かなくなったとき、そ
の停止位置がロック不可の位置でも自動的にロック作動
してしまう。そのためにその位置で前窓がキャブから外
れたり、あるいは破損事故をおこすことがあり、具合が
悪かった。本発明は、上記の問題点を解決することを目
的とする。 [構成] 本発明の建設機械用キャブの前窓開閉装置で
は、前窓の駆動位置を検出できる検出手段と、前窓の位
置に対してシール固定が行える所定の位置を記憶する記
憶手段を設け、前窓が所定の位置以外で停止した状態を
検出することにより、コントローラを介し、その時点に
おけるロックモータに対して駆動信号を出力しないよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベルなど建設
機械,作業車両に装備した運転室用キャブの前窓開閉装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の前窓開閉装置は図示しない
が、建設機械用キャブの前面部に前窓を設け、また前窓
開閉用駆動モータとロックモータをそなえ、前窓開閉用
スイッチの操作により、前窓をケーブルを介し駆動モー
タにて駆動せしめ、キャブ前面の前窓閉止位置とキャブ
天井内面側の前窓開止位置との間で移動させて開閉を行
うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前窓開閉装置を装備し
ている油圧ショベルでは、ローラガイドレールがキャブ
前面部よりキャブ天井内面側にわたって湾曲状態に設け
られている。ところがその湾曲状態の形状によっては、
前窓のすべての移動範囲内で、前窓をロック固定するこ
とができない。しかし従来技術では、他の障害などによ
り前窓が開閉途中で止って動かなくなったとき、その停
止位置がロック不可の位置でも自動的にロック作動して
しまう。そのためにその位置で前窓がキャブから外れた
り、あるいは破損事故をおこすことがあり、具合が悪か
った。本発明は、上記の問題点を解決することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の前窓開閉装置
は、キャブの前面部に前窓を設け、また前窓開閉電源回
路と前窓ロック電源回路をそなえ、上記前窓をケーブル
を介し駆動モータにて開閉駆動するようにし、また前窓
を所定の位置に停止させたときロックモータの作動によ
り、前窓の前面側外周縁部をキャブ前窓枠部に押付けて
シール固定を行うようにした前窓開閉装置であって、前
窓の駆動位置を検出できる検出手段と、前窓の位置に対
してシール固定が行える所定の位置を記憶する記憶手段
を設け、前窓が所定の位置以外で停止した状態を検出す
ることにより、コントローラを介し、その時点における
ロックモータに対して駆動信号を出力しないように構成
した。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の前窓開閉装置をそなえた
キャブ1の要部側面図である。図において、2は前窓、
3は、前窓2の四隅にそなえているローラ、4はロック
モータ、5はキャブ1の左右の内壁面に配設したローラ
ガイドレール、6はケーブルガイドレール、7はケーブ
ル、8は中間側チューブ部材、9はケーブル7の巻取り
巻戻しを行う駆動モータ、10は端末側チューブ部材で
ある。図2は、図1のBーBより見た図である。本発明
の前窓開閉装置は左右略対称に形成されているが、図に
おいて4,4’は左右のロックモータである。図3は、
本発明におけるケーブル7の配索構成を示す斜視図であ
る。図において仮想線で示す符号1はキャブ、破線で示
す符号5は左側のローラガイドレール、一点鎖線で示す
符号6はケーブルガイドレールである。図4は、図3の
Cより見た駆動モータ9を示す図である。図において、
11は駆動モータ9のモータ部、12は駆動部、13は
マグネット組付体、14’はパルス発生部として配設さ
れている磁気近接スイッチ形のリードスイッチである。
図5は、本発明の前窓開閉装置の要部電気回路図であ
る。図において、15はコントローラ、16はコントロ
ーラ15にそなえている記憶素子、17は前窓開閉電源
回路の電源スイッチ、18は前窓開閉用のスイッチ、1
4は駆動モータ9のパルス発生部である。図6は、図3
のDより見た前窓2のロック固定状態を示す要部側面図
である。図において、19はキャブ1の前窓枠部の全周
にわたって取付けられているゴム材のシール部材、20
は前窓2のフロントガラス、4は前窓2の枠部に固定し
て取付けられている駆動モータ、21は駆動モータ4に
接続されているカールコード、22は駆動モータ4の偏
心軸、23は偏心軸22とフロントガラス20の上部側
縁部とをローラ3を介して連結しているリンクである。
図7は、図6における前窓2がロック解除されている状
態を示す図である。なお図8は、前窓2の駆動位置検出
手段としてリミットスイッチ24及び25を取付けた場
合のキャブ1の要部側面図である。
【0006】次に、本発明の前窓開閉装置の構成を図1
〜図8について述べる。本発明では、前窓2の駆動位置
を検出できる検出手段(後述する)と、前窓2の位置に
対してシール固定が行える所定の位置を記憶する記憶手
段として記憶素子16を設け、前窓2が所定の位置以外
で停止した状態を検出することにより、コントローラ1
5を介し、その時点におけるロックモータ4及び4’に
対して駆動信号を出力しないように構成した。
【0007】なお上記前窓2の駆動位置を検出する検出
手段の一実施例として、駆動モータ9の駆動部12が回
転することにより、その回転に応じてパルスを発生する
パルス発生部14(図5に示すパルス発生部14である
が、具体的には図4に示すリードスイッチ14’をい
う)と、前窓2の移動範囲のうち、所定の位置に前窓2
が存在するか否かを記憶する記憶素子16をコントロー
ラ15に設け、前窓(2)昇降のスイッチ(18)操作
信号と、記憶素子16の記憶内容と、パルス発生部14
のパルス数により、前窓2の現在位置を検出するように
している。また上記検出手段の他の実施例として、パル
ス発生部14及び記憶素子16の代りにたとえば図8に
示すように、前窓2がキャブ(1)前面の前窓閉止位置
イに固定されているときオン作動し、それ以外の位置・
状態にあるときにはオフ作動するようなリミットスイッ
チ24などをキャブ1に設ける。そして、前窓(2)昇
降のスイッチ(18)操作信号と、上記リミットスイッ
チなどによる検出信号と、パルス発生部14のパルス数
により、前窓2の現在位置を検出するようにしている。
【0008】次に、本発明の前窓開閉装置の作用につい
て述べる。本発明の実施例では、前窓2のシール固定の
できる所定の位置を、キャブ(1)前面の前窓閉止位置
イ(図8に示す)とキャブ天井内面側の前窓閉止位置ロ
に設定している。それで前窓2が図6に示すようにたと
えば前窓閉止位置に移動したとき、その位置が検出さ
れ、その検出信号がコントローラ15に入力される。コ
ントローラ15ではその検出信号に基づき判断し、ロッ
クモータ4及び4’に対して駆動信号を出力する。ロッ
クモータ4及び4’がロック作動するので、前窓2のフ
ロントガラス20は下部のローラ3の中心として前方へ
回動する。スロントガラス20の前面側外周縁部はシー
ル部材19を圧縮して、キャブ(1)前窓枠部に押付け
られる。それにより、前窓2を前窓閉止位置にシール固
定することができる。なお前窓閉止位置に閉じている前
窓2を開くときには、スイッチ18の前窓上昇用スイッ
チを操作する。そのスイッチ信号がコントローラ15に
入力され、コントローラ15からの指令信号により、ロ
ックモータ4及び4’はロック解除作動を行う。フロン
トガラス20は下部のローラ3を中心として、図7のよ
うに後方へ若干回動する。前窓2のシール固定が解除さ
れた後に、コントローラ15より駆動モータ9に対して
駆動信号が出力される。前窓2のロックが解除されてお
り、駆動モータ9の駆動により支障なくケーブル7を介
して、上昇移動する。
【0009】次に前窓2の開閉途中において、前窓2が
他の障害などにより開閉途中で止まったときには、その
状態を検出する検出手段からの信号がコントローラ15
に入力される。コントローラ15ではその検出信号に基
づき判断し、ロックモータ4及び4’に対して駆動信号
を出力しない。ロックモータ4及び4’が作動しないの
で、前窓2はロックされない。すなわち前窓2は停止し
たまま、図7のようにロックされていない状態になって
いる。停止位置がロック不可の位置ではロック作動がな
されないから、前窓2がキャブ1から外れたり破損した
りすることはない。さらに前窓2とケーブル7との連結
を外せば、前窓2を手動で動かすことも可能となり、修
理を容易に行うことができる。
【0010】また図8に示すように検出手段としてリミ
ットスイッチ24及び25をそなえている前窓開閉装置
では、前窓2が前窓閉止位置イ又は前窓開止位置ロに停
止したときに、リイットスイッチ24又は25がオン作
動する。そのオン作動信号がコントローラ15に入力さ
れるので、コントローラ15ではそのオン作動信号に基
づき判断し、ロックモータ4及び4’に対して駆動信号
を出力する。したがって前窓2が上記イ位置又はロ位置
にあるときには、シール固定してロックを行う。しかし
上記以外の位置たとえばハ位置で止まったときには、リ
ミットスイッチ24と25はともにオフ状態であり、コ
ントローラ15から駆動信号が出力されないので、ロッ
クモータ4及び4’はロック作動を行わない。
【0011】
【発明の効果】従来技術の前窓開閉装置では、他の障害
などにより前窓が開閉途中で止まって動かなくなったと
き、その停止位置がロック不可の位置でも自動的にロッ
ク作動してしまう。そのためにその位置で前窓がキャブ
から外れたり、あるいは破損事故をおこすことがあり、
具合が悪かった。しかし本発明では、前窓の駆動位置を
検出できる検出手段と、前窓の位置に対してシール固定
が行える所定の位置を記憶する記憶手段を設け、前窓が
所定の位置以外で停止した状態を検出することにより、
コントローラを介し、その時点におけるロックモータに
対して駆動信号を出力しないように構成した。それによ
り前窓が他の障害などにより開閉途中で止まったときに
は、前窓はシール固定のロックが行われない。すなわち
前窓の停止位置がロック不可の位置では前窓のロック作
動がなされないから、前窓がキャブから外れたり破損し
たりすることはない。さらに前窓とケーブルとの連結を
外せば、前窓を手動で動かすことも可能となり、修理を
容易に行うことができる。したがって本発明では、建設
機械用キャブに装備する前窓開閉装置のメンテナンス性
と安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の前窓開閉装置をそなえたキャブの要部
側面図である。
【図2】図1のBーBより見た図である。
【図3】本発明におけるケーブルの配索構成を示す斜視
図である。
【図4】図3のCより見た駆動モータを示す図である。
【図5】本発明の前窓開閉装置の要部電気回路図であ
る。
【図6】図3のDより見た前窓のロック固定状態を示す
要部側面図である。
【図7】図6における前窓がロック解除されている状態
を示す図である。
【図8】本発明における前窓の一駆動位置検出手段を示
すキャブの要部側面図である。
【符号の説明】
1 キャブ 2 前窓 3 ローラ 4,4’ ロックモータ 5 ローラガイドレール 6 ケーブルガイドレール 7 ケーブル 9 駆動モータ 14,14’ パルス発生部 15 コントローラ 18 スイッチ(前窓開閉用) 19 シール部材 20 フロントガラス 24,25 リミットスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブの前面部に前窓を設け、また前窓
    開閉電源回路と前窓ロック電源回路をそなえ、上記前窓
    をケーブルを介し駆動モータにて開閉駆動するように
    し、また前窓を所定の位置に停止させたときロックモー
    タの作動により、前窓の前面側外周縁部をキャブ前窓枠
    部に押付けてシール固定を行うようにした前窓開閉装置
    であって、前窓の駆動位置を検出できる検出手段と、前
    窓の位置に対してシール固定が行える所定の位置を記憶
    する記憶手段を設け、前窓が所定の位置以外で停止した
    状態を検出することにより、コントローラを介し、その
    時点におけるロックモータに対して駆動信号を出力しな
    いように構成したことを特徴とする建設機械用キャブの
    前窓開閉装置。
JP4341154A 1992-11-26 1992-11-26 建設機械用キャブの前窓開閉装置 Pending JPH06156068A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63122879A (ja) * 1986-11-12 1988-05-26 富士重工業株式会社 パワ−ウインドウ異常診断装置
US5096253A (en) * 1990-05-31 1992-03-17 Samsung Heavy Industries, Co., Ltd. Cabs of heavy construction vehicles with an openable front window and a locking device therefor
JPH04208632A (ja) * 1990-08-08 1992-07-30 Nippon Cable Syst Inc 建設機械用キャビンのフロントウインド開閉装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980324