JPH05262140A - ルーフ及びサイドウィンドゥの開閉動作制御回路 - Google Patents

ルーフ及びサイドウィンドゥの開閉動作制御回路

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Publication number
JPH05262140A
JPH05262140A JP9172692A JP9172692A JPH05262140A JP H05262140 A JPH05262140 A JP H05262140A JP 9172692 A JP9172692 A JP 9172692A JP 9172692 A JP9172692 A JP 9172692A JP H05262140 A JPH05262140 A JP H05262140A
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JP
Japan
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roof
window
side window
opening
switch
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Application number
JP9172692A
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English (en)
Inventor
Shigeru Matsuda
茂 松田
Kazuhiko Tachikawa
和彦 立川
Riyouta Hashimoto
量太 橋本
Mikito Shimoyama
幹人 下山
Hitoshi Suzuki
仁 鈴木
Takeshi Akaishi
毅 赤石
Yoshio Morishima
良夫 森嶋
Yasunobu Onozato
泰信 小野里
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J7/00Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/20Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作信号に応じてそれぞれ開閉動作可能なル
ーフ及びサイドウィンドゥ間に於ける干渉を防止する。 【構成】 ルーフスイッチ26の操作信号により、ルー
フ系駆動回路20を介して各モータ34〜37を選択的
に駆動してルーフを開閉かつトランク内への収納動作可
能にする。運転席及び助手席側の各窓スイッチ22・2
3の操作信号により、各窓用モータ31・32を選択的
に駆動してサイドウィンドゥを開閉動作可能にする。各
窓スイッチの信号ライン22a・22b・23a・23
bをトランジスタQ1を介して選択的に接地するように
し、トランジスタQ1のオン時には操作信号がパワーウ
ィンドゥ駆動回路19に入力されないようにする。ルー
フの開閉動作時には、CPU12からトランジスタQ1
にオン信号を出力して、ルーフ開閉中にサイドウィンド
ゥが動作することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、ルーフ及びサイ
ドウィンドゥをそれぞれに対応する操作信号に応じて別
個に開閉動作可能にしたルーフ及びサイドウィンドゥの
開閉動作制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車に於いてルーフの開閉を
操作スイッチにて動作可能にしたものがあるが、さらに
ルーフをトランクルーム内に選択的に収納可能にして広
い開放感を得るようにしたものがある。そのような自動
車に於いて、サイドウィンドゥも操作スイッチにて開閉
可能にすると、その操作性を向上し得るため好ましい。
【0003】しかしながら、ルーフの側縁とサイドウィ
ンドゥの上縁とがシール部材を介して互いに結合状態に
なる構造にあっては、ルーフを開閉動作しているとき
に、誤ってサイドウィンドゥを閉じるように操作スイッ
チを操作すると、サイドウィンドゥが全閉状態になる。
その全閉状態のサイドウィンドゥに対してルーフが開閉
動作すると両者間のシール部材が損傷する虞が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
問題点に鑑み、本発明の主な目的は、操作信号に応じて
それぞれ開閉動作可能なルーフ及びサイドウィンドゥ間
に於ける干渉を防止し得るルーフ及びサイドウィンドゥ
の開閉動作制御回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的は、本発
明によれば、ルーフ開閉用アクチュエータを駆動するた
めのルーフ駆動回路と、サイドウィンドゥ開閉用アクチ
ュエータを駆動するためのサイドウィンドゥ駆動回路
と、前記ルーフ及びサイドウィンドゥの各操作信号に応
じて各駆動回路にそれぞれ別個に駆動信号を出力するた
めの制御部と、前記サイドウィンドゥ駆動回路を選択的
に動作可能にする駆動回路動作選択手段とを設け、前記
制御部が、前記ルーフの駆動信号を出力している時に
は、前記動作選択手段を介して前記サイドウィンドゥ駆
動回路の動作を禁止するように制御することを特徴とす
るルーフ及びサイドウィンドゥの開閉動作制御回路を提
供することにより達成される。
【0006】
【作用】このようにすれば、ルーフ駆動回路に駆動信号
を出力しているときには、サイドウィンドゥ駆動回路の
動作を禁止していることから、サイドウィンドゥの操作
信号が入力された場合に、対応するサイドウィンドゥ駆
動信号が出力されても、サイドウィンドゥ開閉動作を行
うことがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付の図面につ
いて詳しく説明する。
【0008】図1は、本発明が適用されたルーフ自動着
脱可能な自動車の模式的側面図であり、例えば特開平3
−79429号公報に開示されているものと同様のもの
である。図1に於いて、車体1の車室上部を覆うルーフ
2は、その前縁部をルーフフロントクロスメンバ3に支
持され、後縁部を車室後方の門型をなすロールバー4に
支持されて、車体1に着脱自在に取り付けられている。
ルーフ2の前縁部の両サイドが、手動ラッチ構造の図示
されないサイドロック装置により選択的に結合され、ル
ーフ2の後縁部の両サイド近傍が、ルーフ2をチルト動
作させるべくロールバー4の両柱部分に設けられた左右
一対のチルト装置5の突出端部に、手動ラッチ構造の図
示されないセンターロック装置により選択的に結合され
るようになっている。
【0009】本車両に於いては、上記ルーフ2は、トラ
ンクリッド6内に自動的に収容されると共に、車体1の
ルーフ部に自動的に装着されるようになっている。トラ
ンクリッド6は、図2に併せて示されるように概ね水平
状態を保持しつつ上下に変位し得るように車体1後部に
支持されており、図示されないねじジャッキ構造のモー
タ駆動装置により昇降可能にされている。トランクリッ
ド6には、その両サイド部分に、上昇限に於いてルーフ
2側に向けて出没し得るようにされた左右一対のスライ
ドシャフト7がスライド自在に支持されており、図示さ
れないプッシュプルケーブルを介してモータ駆動される
ようになっている。
【0010】また、ルーフ2の収容のためにトランクリ
ッド6の昇降を自動的に行わせるために、トランクリッ
ド6の施錠・解錠を行うトランクロック装置8が、車室
内から遠隔操作可能にされている。なお、両サイドウィ
ンドゥ9が、図示されないモータにより駆動されて開閉
するようにされていると共に、ルーフ2を外した際の開
放感を向上するべく、リアウィンドゥ38もモータ駆動
により開閉可能にされている。
【0011】このようにしてなる自動車のルーフ2の着
脱作動要領の概略について、図1乃至図4を参照して以
下に示す。
【0012】先ず、ルーフ2及び各ウィンドゥが全閉状
態の時にルーフ2を開ける場合には、前記したサイドロ
ック装置を解除してルーフ2の前縁部をフリー状態にす
る。そして、ルーフ操作スイッチを押すが、このとき、
サイドウィンドゥ9が全閉状態であったら、ルーフ2と
の干渉を回避するべく、サイドウィンドゥ9を全開状態
にする(図1)。
【0013】次に、トランクロック装置8が解錠され、
トランクリッド6が上昇して、チルト装置5によりルー
フ2の後縁部が持ち上げられ、両者が互いに整合した状
態になる。その状態で、トランクリッド6の前端からス
ライドシャフト7がルーフ2に向けて突出して、ルーフ
2の両サイド部の対応する孔にスライドシャフト7の先
端部分が没入する(図2)。なお、スライドシャフト7
が所定の没入状態になったら、ロールバー4に設けられ
た前記したセンターロック装置を手動操作して、ルーフ
2とチルト装置5との結合状態を解除すると共に、ルー
フ2とスライドシャフト7とを結合状態にする。
【0014】チルト装置5が下降状態になり、トランク
リッド6内にスライドシャフト7が収納されると、スラ
イドシャフト7に支持されつつルーフ2もトランクリッ
ド6内に収納される(図3)。そして、トランクリッド
6が下降して、トランク全閉状態になったら、トランク
ロック装置8が施錠され、ルーフをトランク内に収容す
るオープンモードが終了する(図4)。
【0015】なお、図4のルーフ収容状態から図1のル
ーフ装着状態にする場合には、上記と同様に最初にサイ
ドウィンドゥ9を全開駆動し、後は、上記と逆の動作を
行ってルーフを装着状態にし得る。
【0016】次に、本発明に基づく制御回路の回路構成
を図5を参照して以下に示す。図5に示されるように、
本装置の制御を行うコントロールユニット10は、バッ
テリBTの電源端子に接続されると共に各回路に定電圧
(Vcc)を供給する定電圧回路11と、本装置の主制御
を行う制御部としてのCPU12と、CPU12の異常
時にリセットするリセット回路13と、エンジン停止時
の暗電流供給時の制御を行う待機回路14と、操作スイ
ッチ信号をCPU12に入力するスイッチ入力回路15
と、ルーフ開閉動作の各条件信号をCPU12に入力す
る条件検出入力回路16と、ルーフ開閉動作時の各位置
信号をCPU12に入力する位置検出入力回路17と、
ルーフの動作状態を操作者に知らせる警報信号をCPU
12に応じて出力する警報系駆動回路18と、各ウィン
ドゥを開閉する駆動信号を出力するパワーウィンドゥ駆
動回路19と、ルーフ2及びトランクリッド6を駆動す
る信号を出力するルーフ系駆動回路20と、所定の駆動
モータの回転状態信号をCPU12に入力する回転検出
入力回路21とを有している。また、バッテリBTの電
源端子と待機回路14の入力端子との間には、イグニッ
ション・スイッチIGが設けられている。
【0017】イグニッション・スイッチIGとスイッチ
入力回路15との間には、運転席側のサイドウィンドゥ
9の開閉を行うための運転席側窓スイッチ22と、助手
席側のサイドウィンドゥ9の開閉を行うための助手席側
窓スイッチ23と、リアウィンドゥ38の開閉を行うた
めの後部窓スイッチ24と、トランクリッド6の開閉を
車室内から遠隔操作するためのトランクスイッチ25
と、ルーフ2の自動開閉を行うためのルーフスイッチ2
6とが設けられている。それら各スイッチ操作信号がス
イッチ入力回路15を介してCPU12に入力される。
【0018】なお、運転席側窓スイッチ22は、押して
いる間だけサイドウィンドゥ9の開閉を行うための手動
操作と、1度所定時間以上押した場合にはその後押さな
くても開閉を続けて行うための自動操作とを、CPU1
2と共働して判別して選択的に行い得るようにされてい
る。即ち、手動を選択された場合には手動接点のみがオ
ンし、自動を選択されたら手動及び自動の両接点が共に
オンするように、開側及び閉側の各接点が構成されてお
り、手動接点がパワーウィンドゥ駆動回路19とCPU
12とにそれぞれ接続されていると共に、自動接点はC
PU12にのみ接続されており、CPU12により、両
接点のオン状態を検出して自動を選択されたことを判断
し得るようになっている。
【0019】助手席側窓スイッチ23及び後部窓スイッ
チ24は、手動操作のみ可能であり、それぞれ開側及び
閉側の各選択接点を有しており、これら各接点信号も、
パワーウィンドゥ駆動回路19に直接入力されると共
に、CPU12にも入力される。なお、パワーウィンド
ゥ駆動回路19に直接入力されている各ウィンドゥの手
動操作信号ラインは、動作選択手段としてのトランジス
タQ1を介して選択的に接地されるようになっており、
さらに、後部窓用の手動操作信号ラインは、トランジス
タQ2を介しても選択的に接地されるようになってい
る。
【0020】これらトランジスタQ1・Q2は、CPU
12からの制御信号に応じてオン・オフし、オン状態に
なったら上記各手動開閉信号のパワーウィンドゥ駆動回
路19への入力を禁止するようになっている。例えば、
ルーフ2の開閉動作時に各ウィンドゥの動作を禁止する
場合に、上記各トランジスタQ1・Q2を適宜オン状態
にすることにより可能である。
【0021】また、トランクスイッチ25は、ラッチ機
構による施錠・解錠及びトランクリッド6の自動昇降を
手動操作信号により行い得るように、開側及び閉側の各
選択接点を有しており、ルーフスイッチ26は、本装置
の自動動作を行わせるためのものであり、開閉側及び逆
転側の各選択接点を有している。これら各接点は、スイ
ッチ入力回路15を介してCPU12に接続される。
【0022】ACジェネレータ(ACG)のL端子信号
と車速信号とが、条件検出入力回路16を介してCPU
12に入力されていると共に、本装置の動作開始条件を
検出するための各リミットスイッチLS1〜LS3の各
スイッチ信号が、条件検出入力回路16を介してCPU
12に入力される。リミットスイッチLS1は、駐車ブ
レーキが操作された際に切替わり、リミットスイッチL
S2は、リアウィンドゥ38が全閉状態になった際に切
替わり、リミットスイッチLS3は、ルーフ2の前縁部
をラッチするサイドロック装置がロック状態になった際
に切替わるようになっている。それら各条件検出信号が
条件検出入力回路16を介してCPU12に入力され、
このようにして条件確認手段が構成されている。
【0023】位置検出入力回路17には、動作状態を検
出するための各リミットスイッチLS4〜LS15の各
スイッチ信号が入力されている。リミットスイッチLS
4は、トランクロック装置8が所定の解錠状態になった
際に切替わり、リミットスイッチLS5は、トランクロ
ック装置8がハーフラッチ状態になった際に切替わる。
リミットスイッチLS6は、トランクリッド6が全閉状
態になった際に切替わり、リミットスイッチLS7は、
トランクリッド6が半開状態(例えば175mm)になっ
た際に切替わり、リミットスイッチLS8は、トランク
リッド6が全開状態になった際に切替わるようになって
いる。
【0024】また、リミットスイッチLS9〜LS11
は、それら3つの組み合わせにより、ルーフ2のチルト
方向に於ける全閉・全開及びスライドシャフト7の操作
可能状態の各位置を検出するようになっている。チルト
第1リミットスイッチLS9が、全閉・全開状態になっ
た際に切替わり、チルト第2リミットスイッチLS10
が、所定の高さ(例えば80mm)以上になった際に切替
わり、チルト第3リミットスイッチLS11が、所定の
高さ(例えば80mm)以下になった際に切替わるように
なっている。
【0025】さらに、リミットスイッチLS12は、ス
ライドシャフト7が収納された際に切替わり、リミット
スイッチLS13は、スライドシャフト7が突出した際
に切替わるようになっている。そして、リミットスイッ
チLS14が、センターロックを操作してルーフ2とチ
ルト装置5とが結合(解除)状態になった際に切替わ
り、リミットスイッチLS15が、センターロックを操
作してルーフ2とスライドシャフト7とが結合(結合)
状態になった際に切替わるようになっている。このよう
にして、動作確認手段が構成されている。
【0026】前記した警報系駆動回路18の出力端子に
は、警報を音として知らせるための発音体としての第1
及び第2のブザー27・28と、例えばインストルメン
タルパネルに設けた表示体により視認させるためのルー
フ及びトランク用の各表示灯29・30とがそれぞれ接
続されている。なお、これらブザー27・28及び表示
灯29・30は、イグニッションスイッチIGを介して
電圧を供給されるようになっている。
【0027】パワーウィンドゥ駆動回路19の出力端子
には、運転席側サイドウィンドゥ9を開閉駆動するため
の運転席窓用モータ31と、助手席側サイドウィンドゥ
9を開閉駆動するための助手席窓用モータ32と、リア
ウィンドゥ38を開閉駆動するための後部窓用モータ3
3とが接続されており、それぞれ独立して駆動されるよ
うになっている。また、運転席側及び助手席側の各窓用
モータ31・32には、それぞれ回転検出用パルスセン
サP1・P2が接続されている。
【0028】ルーフ系駆動回路20の出力端子には、ル
ーフ2のチルト動作用モータ34と、スライドシャフト
7の突出・収納動作用のスライドシャフト用モータ35
と、トランクリッド6の昇降動作用のトランク昇降用モ
ータ36と、トランクロック装置8の施錠・解錠動作用
のトランクロック用モータ37とが接続されており、そ
れぞれ独立して駆動されるようになっている。また、チ
ルト動作・スライドシャフト・トランク昇降の各駆動用
モータ34〜36には、それぞれ回転検出用パルスセン
サP3〜P5が接続されている。上記各パルスセンサP
1〜P5の回転検出信号は、回転検出入力回路21を介
してCPU12に入力される。
【0029】ところで、CPU12には、前記条件検出
入力回路16及び位置検出入力回路17の各入力信号に
基づいてルーフ2などの動作が正常に行われているか否
かを判別する自己診断プログラムが組み込まれており、
異常を認められた場合にはその異常表示を行うための図
示されない発光ダイオードがCPU12のダイアグノー
シス端子に接続されている。このようにして、本装置の
制御回路が構成されている。
【0030】次に、全閉状態にあるルーフ2を開くオー
プンモードによるルーフ2の開動作の要領について以下
に示す。
【0031】条件検出入力回路16を介してCPU12
に入力される条件信号による条件判別項目には、各モー
タを駆動することによるバッテリ上がりを防止するべ
く、エンジンを回転させつつ行うため、そのエンジン回
転状態を前記したACG信号により判別するものと、停
車中に行うため、その停車状態を前記した車速信号によ
る判別するものとがある。さらに、駐車ブレーキが操作
されていることをリミットスイッチLS1により判別
し、リアウィンドゥ38の全閉状態をリミットスイッチ
LS2により判別する。また、サイドウィンドゥ9やト
ランクリッド6が動作中でないことも条件に含まれる。
【0032】上記条件が揃っていることを前提としてオ
ープンモードを行う。まず、ルーフ2の前縁部のサイド
ロック装置を手動にて解除すると、リミットスイッチL
S3が切り替わる。そして、ルーフスイッチ26を開閉
側に押すと、サイドウィンドゥ9を下げるべく、運転席
窓用モータ31がダウン側に駆動され、サイドウィンド
ゥ9が全開(モータ31が停止)したら、トランクロッ
ク用モータ37が解錠側に駆動され、トランクロック装
置8が解錠状態になる。
【0033】ルーフスイッチ26を押し、さらに押し続
けることにより、上記解錠検出後に、トランク昇降用モ
ータ36がアップ側に駆動され、上昇限に達したらモー
タ36が停止する。
【0034】続けて、チルト動作用モータ34がアップ
側に駆動開始し、上昇限に達したらその状態で待機す
る。このとき、前記した各チルト第1〜第3リミットス
イッチLS9〜11により、チルト状態の各位置を検出
し得る。チルト装置5が上昇限に達したら、スライドシ
ャフト7をルーフ2内に挿入するために、スライドシャ
フト用モータ35を突出側に駆動する。
【0035】次に、チルト動作用モータ34をダウン側
に若干駆動すると、上記チルト第2リミットスイッチ1
0がオフ状態になるため、その若干下げられたチルト高
さ位置でチルト動作用モータ34のダウン側駆動を一旦
止める。このときには、ルーフ2とチルト装置5とが結
合状態であるため、その結合状態を解除してルーフ2と
スライドシャフト7とを結合状態にする作業を行うべ
く、ルーフスイッチ26の操作による自動動作を中間停
止して、待機状態にする。
【0036】上記中間停止の待機状態になったら、ルー
フスイッチ26を押し続けていても、次の動作に入らな
い。その待機状態に於いて、手動にてセンターロック装
置を切り替えてルーフ2とスライドシャフト7とを結合
状態にする作業を行う。センターロック装置の切り替え
作業を終了したら、ルーフスイッチ26を再度押す。
【0037】そして、ルーフスイッチ26を再び押し続
けることにより、チルト動作用モータ34がダウン側に
駆動してチルト装置5が没入状態になり、スライドシャ
フト7に支持されるようになったルーフ2をトランクリ
ッド6内に収納すべく、スライドシャフト用モータ35
を収納側に駆動する。スライドシャフト7が収納された
ことをスライドシャフト収納リミットスイッチLS12
により検出したら、トランク昇降用モータ36をダウン
側に駆動する。
【0038】トランクリッド半開リミットスイッチLS
7がオン状態に切り替わったら、再び上記と同様の中間
停止による待機状態にする。そして、ルーフスイッチ2
6を一旦解除状態にした後、再度押すことにより、再び
トランク昇降用モータ36をダウン側に駆動する。
【0039】また、上記半開状態からのトランク昇降用
モータ36の駆動開始時から、CPU12により、所定
時間経過(CPU12の内部タイマにより判断する)後
に、トランクリッド6の小開状態(例えば50mm)を判
別し、その小開状態に達した際にも、上記と同様に中間
停止による待機状態にする。
【0040】上記トランクリッド6の下降動作時に於い
て中間停止状態を設けているのは、トランク部に於ける
物などの挟み込みを防止するためであり、中間停止毎に
下降動作の状態を確認することができる。そして、ルー
フスイッチ26を再度押して、動作を再開し、トランク
リッド6が全閉状態になったら、トランク昇降用モータ
36が停止し、トランクロック用モータ37を施錠側に
駆動し、トランクロック装置8が施錠状態になり、オー
プンモードが終了する。
【0041】なお、各待機状態の時には第1のブザー2
7によりその状態を知らせると共に、連続動作の途中で
スイッチを離した場合には第2のブザー28により中断
状態を操作者に知らせるようになっている。
【0042】このようにしてオープンモードが行われる
が、トランクリッド6内に収納されたルーフ2を装着状
態に復帰するクローズモードに於いては、前記したよう
にオープンモードとは概ね逆の動作を行うことになる。
この場合にも、オープンモード時と同様に、トランクリ
ッド6が上昇限に達してからスライドシャフト7を突出
させた後に、チルト装置5を所定の高さまで上昇させた
ら、センターロック装置の手動操作による切り替えを行
うため待機状態にする。また、ルーフ2を装着状態にし
た後にトランクリッド6を下降させるが、オープンモー
ド時のトランクリッド6の下降過程と同様に、半開時と
小開時との2段階で待機状態にする。
【0043】また、本装置に於いては、トランクリッド
6の開閉を自動で行うことから、トランク開閉モードも
設けられている。即ち、トランクの開閉を行うときに
は、運転席側に設けられたトランクスイッチ25を操作
することにより、トランク昇降用モータ36を適宜アッ
プ側またはダウン側に駆動して、トランクリッド6の昇
降動作によるトランクの開閉を行い得る。なお、トラン
クリッド6の後部に設けられたトランクロック装置8と
連動し得るキーシリンダ装置にても、キーによる自動開
閉操作が可能なようにされている。従って、オープンま
たはクローズモード実行の条件としては、前記した各条
件の他に、トランク開閉モードが実行中でないことが含
まれる。
【0044】本制御回路にあっては、ルーフスイッチ2
6からの操作信号がCPU12に入力されているときに
は、CPU12からトランジスタQ1にオン信号が出力
されるようになっている。従って、各窓スイッチ22・
23の操作信号ライン22a・22b・23a・23b
がトランジスタQ1を介して接地されるため、パワーウ
ィンドゥ駆動回路19にサイドウィンドゥ駆動信号が入
力されない。また、運転席側窓スイッチ22による自動
操作選択時には、CPU12内のプログラム制御により
自動操作制御信号出力端子A1・A2からのオート出力
を禁止するようにしている。
【0045】このようにして、ルーフ2駆動状態では、
サイドウィンドゥ9の開閉動作を行うことを禁止してい
る。従って、サイドウィンドゥ9を全閉状態にして、ル
ーフ2を動作させてしまうことがなく、両者間に介在す
るシール部材をルーフ2の動作に伴って損傷してしまう
ことを防止し得る。なお、ルーフ2が全閉または全開
(トランク収納)状態になったら、サイドウィンドゥ9
の開閉動作を可能にする。
【0046】また、本制御に於いては、各窓用モータ3
1・32の各回転検出パルス信号を参照してCPU12
による行程チェック機能によりサイドウィンドゥ9の全
閉・全開状態を判別しており、サイドウィンドゥ9が全
開状態の時にのみルーフ2の開閉動作が可能なようにC
PU12により制御している。従って、サイドウィンド
ゥ9が例えば全閉状態の時には、ルーフスイッチ26を
操作しても、CPU12からそれに応じた駆動信号が出
力されず、ルーフ2の開閉動作が禁じられている。な
お、サイドウィンドゥ9を所定量開いた状態にすれば、
ルーフ2の動作に伴うシール部材の干渉が生じなくなる
ので、上記ルーフ2の開閉動作可能な条件として全開状
態に限ることなく、例えば適所にリミットスイッチを配
設することにより、所定量開いた状態でルーフ2を動作
可能にし得る。
【0047】
【発明の効果】このように、本発明によれば、ルーフが
動作中の場合には、サイドウィンドゥ操作信号を発生さ
せても、その開閉動作を行うことができないようにした
ため、ルーフ開閉動作中にサイドウィンドゥが開閉動作
を行ってしまうことを防止できることから、ルーフ動作
中にサイドウィンドゥが全閉状態になって、さらにルー
フを動作させて両者間に介在するシール部材を損傷して
しまうことを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたルーフ収納動作可能な自動
車の模式的説明図。
【図2】ルーフのチルトアップ状態を示す図1に対応す
る図。
【図3】ルーフのトランクリッド収納状態を示す図1に
対応する図。
【図4】ルーフの収納完了状態を示す図1に対応する
図。
【図5】本発明に基づく制御回路の概略図。
【符号の説明】 1 車体 2 ルーフ 3 ルーフフロントクロスメンバ 4 ロールバー 5 チルト装置 6 トランクリッド 7 スライドシャフト 8 トランクロック装置 9 サイドウィンドゥ 10 コントロールユニット 11 定電圧回路 12 CPU 13 リセット回路 14 待機回路 15 スイッチ入力回路 16 条件検出入力回路 17 位置検出入力回路 18 警報系駆動回路 19 パワーウィンドゥ駆動回路 20 ルーフ系駆動回路 21 回転検出入力回路 22 運転席側窓スイッチ 22a・22b 操作信号ライン 23 助手席側窓スイッチ 23a・23b 操作信号ライン 24 後部窓スイッチ 25 トランクスイッチ 26 ルーフスイッチ 27 第1のブザー 28 第2のブザー 29 ルーフ用表示灯 30 トランク用表示灯 31 運転席窓用モータ 32 助手席窓用モータ 33 後部窓用モータ 34 チルト動作用モータ 35 スライドシャフト用モータ 36 トランク昇降用モータ 37 トランクロック用モータ
フロントページの続き (72)発明者 下山 幹人 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 鈴木 仁 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 赤石 毅 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 森嶋 良夫 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内 (72)発明者 小野里 泰信 群馬県桐生市広沢町1丁目2681番地 株式 会社三ツ葉電機製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ開閉用アクチュエータを駆動する
    ためのルーフ駆動回路と、サイドウィンドゥ開閉用アク
    チュエータを駆動するためのサイドウィンドゥ駆動回路
    と、前記ルーフ及びサイドウィンドゥの各操作信号に応
    じて各駆動回路にそれぞれ別個に駆動信号を出力するた
    めの制御部と、前記サイドウィンドゥ駆動回路を選択的
    に動作可能にする駆動回路動作選択手段とを設け、 前記制御部が、前記ルーフの駆動信号を出力している時
    には、前記動作選択手段を介して前記サイドウィンドゥ
    駆動回路の動作を禁止するように制御することを特徴と
    するルーフ及びサイドウィンドゥの開閉動作制御回路。
JP9172692A 1992-03-16 1992-03-16 ルーフ及びサイドウィンドゥの開閉動作制御回路 Pending JPH05262140A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100705130B1 (ko) * 2005-12-06 2007-04-09 기아자동차주식회사 안전 파워 윈도우 제어장치
KR101283083B1 (ko) * 2011-10-28 2013-07-05 주식회사 현대케피코 컨버터블 루프 제어 시스템

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