JPH02140375A - 車両用開閉体制御装置 - Google Patents

車両用開閉体制御装置

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JPH02140375A
JPH02140375A JP63293075A JP29307588A JPH02140375A JP H02140375 A JPH02140375 A JP H02140375A JP 63293075 A JP63293075 A JP 63293075A JP 29307588 A JP29307588 A JP 29307588A JP H02140375 A JPH02140375 A JP H02140375A
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door
closing body
vehicle
outer handle
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Yuichi Akiyama
裕一 秋山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両におけるドア、ウィンドガラス、サンル
ーフ等の開閉体を制御する開閉体制御装置に関し、特に
、ドアのアウタハンドルの操作に応じて制御するものに
関する。
(従来の技術) 一般に、例えば実開昭59−69369号公報に開示さ
れているように、自動車のドアにおけるドアボディの外
面にはドアボディ内のドアロック機構に連結されたアウ
タハンドルが揺動可能に配設されており、乗車のために
車外からドアを開く場合には、そのアウタハンドルを引
き操作することにより、ドアロック機構を作動させてド
アを開くようになされている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、逆に、自動車から降りた搭乗者が車外からド
アをロック(施錠)する場合、ドアのキジリンダにキー
を挿入して上記ドアロック機構をロック状態にすること
でロックする方法と、ドアボディ車室内側のインナノブ
(ドアロックノブ)をロック状態にして、アウタハンド
ルを引き操作したままドアを閉じることでロックするキ
ーレスロック方法とがあり、後者のキーレスロック方法
では前者の方法のようにキーを使用しないので簡単にド
アロックを行うことができる利点がある。
しかしながら、このキーレスロック方法では、インナノ
ブをロック状態にする操作及びドアアウタハンドルを引
いたままドアを閉じる操作の2段階の操作が必要である
。このため、例えば降車後にドアロックのし忘れに気付
いてそれを行うときには、ドアウィンドが閉じられてい
るので、インナノブをロック状態にするためにドアを一
旦開く必要があり、却って面倒になることがある。従っ
て、ドア口、ツク操作の操作性を高めるためには操作数
を減らすことが好ましい。
また、搭乗者が降車後にドアウィンドのガラスや車体ル
ーフにおけるサンルーフ等の開閉体の締め忘れに気付い
たときには、−旦車室内に入ってウィンドガラスやサン
ルーフを閉じ操作する必要があり、この閉じ操作を車外
から簡易に行うことができるようにすることが望まれる
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目的
は、ドアのアウタハンドルの通常とは異なる所定の操作
により、無意識に行われる動作と間違うことなくドアの
ロック又はウィンドガラスやサンルーフ等開閉体の閉じ
操作を自動的に行うようにし、よってドアロックや開閉
体の閉じ操作の操作性を向上させることにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の解決手段は、ドア
のアウタハンドルを、ドアを開くための通常の引き操作
以外に車室内方向に押し操作を可能とし、その押し操作
が行われたときに、そのことを検出してドアロック又は
ウィンドガラス等の開閉体の閉じ動作を行わせるように
する。
具体的には、第1図に示す如く、請求項(1)記載の発
明では、ドアを開閉体3とし、該開閉体3の車外面にア
ウタハンドル9が開閉体3と略直交する平面に沿って揺
動可能に装着され、該アウタハンドル9を引き操作して
車外側の開き位置P1に移動させたときに開閉体3を開
くようにした車両において、上記アウタハンドル9をそ
の押し操作により上記開き位置P1とは反対側で車内側
の制御位置P2へ移動可能に構成する。
そして、上記開閉体3を閉じ状態にロック固定する開閉
体ロック手段8と、該開閉体ロック手段8を作動させる
駆動手段20と、上記アウタハンドル9が押し操作によ
り上記制御位置P2に移動したことを検出する検出手段
31と、該検出手段31の出力を受け、アウタハンドル
9が制御位置P2に移動したときには上記開閉体ロック
手段8が作動するように上記駆動手段20を制御する制
御手段41とを設ける。
また、ウィンドガラスやサンルーフ等の開閉体の閉じ動
作を行わせるために、請求項(2)記載の発明では、上
記と同様に、アウタハンドル9を引き操作して車外側の
開き位置P1に移動したときにドア3を開くようにした
車両において、上記アウタハンドル9をその押し操作に
より上記開き位置P1とは反対側で車内側の制御位置P
2へ移動可能とする。さらに、上記ウィンドガラスやサ
ンルーフ等の開閉体を開閉駆動する開閉体駆動手段42
を設けるとともに、上記アウタハンドル9が押し操作に
より上記制御位置P2に移動したことを検出する検出手
段31と、該検出手段31の出力を受け、アウタハンド
ル9が制御位置P2に移動したときには上記開閉体が閉
じるように上記開閉体駆動手段42を作動制御する制御
手段45とを設ける。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)記載の発明では、開閉
体3(ドア)の車外面に装着されたアウタハンドル9が
引き操作されて車外側の開き位置P1に移動すると、通
常に行われるごと(開閉体3が開かれる。
一方、アウタハンドル9が上記とは逆に押し操作されて
車内側の制御位置P2に移動すると、その移動が検出手
段31により検出され、この検出手段31の出力信号を
受けた制御手段41により駆動手段20が作動して開閉
体ロック手段8が駆動され、この開閉体ロック手段8の
作動により上記開閉体3が閉じ状態にロック固定される
。このため、アウタハンドル9を41に押し操作するだ
けで、キーシリンダへのキーの挿入やキーレスロック操
作等を行うことなく開閉体3を閉じ状態にロックするこ
とができ、開閉体3のロック操作を1つの動作で簡易に
行ってその操作性をより一層向上させることができる。
また、上記アウタハンドル9の押し操作は、開閉体3を
開くための通常の引き操作とは全く別の動きであり、そ
の操作は意識的にしか行われないので、開閉体3のロッ
ク操作を開き操作と間違うことなく確実に行うことがで
きる。
また、5請求項(2)記載の発明では、上記アウタハン
ドル9が押し操作されて車内側の制御位置P2に移動す
ると、その移動が検出手段31により検出され、この検
出手段31の出力信号を受けた制御手段45により開閉
体駆動手段42が作動してウィンドガラス等の開閉体が
閉じる。このため、降車後に車両のウィンドやルーフ開
口部の締め忘れを気付いた場合でも、車室内に入らずに
車外がらアウタハンドル9を押し操作するだけで、ウィ
ンドガラス等の開閉体を閉じることができ、開閉体の閉
じ操作を通常の動作と間違うことなく車外から簡易に行
ってその操作性を向上させることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第2図以下の図面に基づいて説
明する。
第3図において、1は本発明の第1実施例に係る自動車
の車体で、その内部には車室2が形成されている。3,
3.・・・はそれぞれ車体1の左右側面に開口する前後
2つの開口を開閉するドアで、この各ドア3は、その前
縁部で車体1の開口前縁にヒンジ結合されていて前開き
構造とされ、その後端縁を開口後縁の車体1に係合する
ことにより閉じられる。
上記各ドア3は、ドアボディ4と、該ドアボディ4の上
端に立設され、ドアウィンドらを形成するサツシ(図示
せず)と、該サツシに案内されながら昇降してウィンド
5を開閉するウィンドガラス7とを備えてなり、上記ド
アボディ4内には、ドア3を閉じ状態にロック保持する
公知構造のドアロック機構8が配設されている。このド
アロック機構8は、ドアボディ4車外面の後端部にドア
3と略直交する鉛直面に沿って揺動可能に装着したアウ
タハンドル9にリンク(図示せず)を介して、ドアボデ
ィ4の車室2内側前端部にドア3と略直交する水平面に
沿って揺動可能に装着したインチハンドル10にリンク
13を介して、ドアボディ4上縁で上記ウィンドガラス
7位置よりも車室2側に配設したインナノブ11にリン
ク14を介してそれぞれ機械的に連結され、さらに左右
のフロントドア3.3におけるドアロック機構8にあっ
ては、ドアボディ4車外面で上記アウタハンドル9近傍
に配設したキーシリンダ(図示せず)にリンク(図示せ
ず)により機械的に連結されている。
そして、上記アウタハンドル9を引き操作して車外側に
移動させること、又はインチハンドル10を引き操作し
て車内側に移動させることにより、ドアロック機構8に
よるドア3と車体1との係合を解除してドア3を開き、
また、キーを挿入してキーシリンダをロック位置に回動
すること、ドア3を締めた状態でインナノブ11をロッ
ク状態にすること又はインナノブ11をロック状態にし
てアウタハンドル9を引き操作したままドア3を閉じる
ことにより、ドアロック機構8をロック状態にしてドア
3を閉じ状態にロック(ドアロック)する一方、キーシ
リンダをアンロック位置に回動すること又はドア3を締
めた状態でインナノブ11をアンロック状態にすること
により、ドアロック機構8をアンロック状態にしてドア
ロックを解除するようになされている。
上記左右のフロントドア3.3の各々におけるアウタハ
ンドル9は、第2図に示すように、その押し操作により
、上記開き操作に伴って移動する開き位置P1とは反対
側で車内側の制御位置P2へ移動可能とされている(図
ではいずれも仮想線にて示す)。そして、この左右のフ
ロントドア3の各々のドアボディ4の内部には、上記ア
ウタハンドル9が引き操作されて上記開き位置P1に移
動したときにON作動する第1スイツチ30と、アウタ
ハンドル9が逆に押し操作されて上記制御位置P2に移
動したときにON作動する第2スイツチ31とが配設さ
れており、これらスイッチ30.31はリミットスイッ
チで構成されていてアウタハンドル9のレバー9aに突
設したピン19に当接してON作動するものである。よ
って、本実施例では、上記第2スイツチ31が7ウタハ
ンドル9の押し操作による制御位置P2への移動を検出
する検出手段を構成している。
また、上記各ドア3のドアボディ4内には正逆転可能な
・電動モータからなるドアロックアクチュエータ20が
取り付けられ、このドアロックアクチュエータ20はリ
ンク2)を介して上記ドアロック機構8に駆動連結され
ており、よってドアロックアクチュエータ20は、上記
ドアロック機構8を作動させる駆動手段を構成している
さらに、上記各ドア3のドアロックアクチュエータ20
は、第2図及び第4図に示す如く、上記キーシリンダ側
方のドアボディ4に取り付けられてキーシリンダのキー
挿入口を照明するキーイルミネーション23と共にCP
Uを内蔵したコントロールユニット32により作動制御
されるように構成されている。このコントロールユニッ
ト32には、右側フロントドア3のドアボディ4室内側
面に取り付けられ、全てのドア3,3.・・・のロック
を管理するドアロックメインスイッチ33の信号と、各
ドア3のインナノブ11がロック状態にあるときにON
作動してそのことを検出するインナノブスイッチ34の
信号と、上記第1及び第2の両スイッチ30.31の信
号と、自動車の車速を検出する車速センサ35の出力信
号と、イグニッションキーシリンダ(図示せず)からキ
ーが抜き取られているときにON状態になるキーレスス
イッチ36の出力信号と、各ドア3が開いているときに
ON状態となるドアスイッチ37の出力信号とが入力さ
れている。尚、上記インナノブ34、第1及び第2スイ
ッチ30,31、ドアスイッチ37はドア3と同数(4
つ)だけ設けられているが、図では簡略化のために1つ
のみ示している。
上記ドアロックアクチュエータ20とコントロルユニッ
ト32とはドアロックリレー38を介して接続されてい
る。このドアロックリレー38は、第4図に示すように
、コントロールユニット32からロック指令か出される
と励磁される第1リレー39と、コントロールユニット
32からのアンロック指令(ドアロック解除指令)によ
り励磁される第2リレー40とを有し、上記第1リレー
39のスイッチ39aは各アクチュエータ20ノ一方の
端子に、第2リレー40のスイッチ40aは同他方の端
子にそれぞれ接続されており、コントロールユニット3
2からロック指令が出されたときには、第1リレー39
のスイッチ39aをON作動させて各アクチュエータ2
0に図で実線矢印方向の電流を流すことにより、該アク
チュエタ20を一方向に回転させてドア3を閉じ状態に
ロックする一方、アンロック指令が出されたときには、
第2リレー40のスイッチ40aをON作動させて各ア
クチュエータ20に図で破線矢印方向の電流を流すこと
により、該アクチュエータ20を他方向に回転させてド
ア3のロックを解除するようにしている。
上記コントロールユニット32において、ドアロックを
制御するときに行われるサブルーチンでの処理手順を第
5図により説明すると、まず、各ドア3がロック状態に
あるときには同図(a)に示すフローチャートに沿って
処理される。すなわち、スタート後のステップS1で各
フロントドア3のアウタハンドル9が引き操作により開
き位置にあって上記第1スイツチ30がON作動してい
るかどうかを判定し、この判定がスイッチONのYES
になると、ステップS2で上記キーイルミネーション2
3を点灯させる。尚、このドア3のキーイルミネーショ
ン23の他、イグニッションキー用のイルミネーション
をも同時に点灯させるようにしてもよい。次いで、ステ
ップS3で内蔵タイマにより所定時間(例えば30秒間
)が経過したかどうかを判定する。この判定が所定時間
の未経過によるNoのときには、ステップS2.S3を
繰り返すが、判定がYESになると、ステップS4で上
記キーイルミネーション23を消灯させ、しかる後に終
了する。
また、各ドア3がアンロック状態にあるときには、第5
図(b)に示すサブルーチンを実行する。
まず、最初のステップSl+で上記キーレススイッチ3
6がON状態にあるかどうかを判定し、次のステップS
12では上記全てのドア3,3.・・・が閉じていてそ
のドアスイッチ37がOFF状態か否かを判定する。こ
れは、搭乗者が全員降車したかどうかを判別するもので
あり、ステップSl+での判定がスイッチOFFのNo
のとき、又はステップS12での判定がスイッチONの
Noのときには、いずれも同ステップSll、S12を
繰り返すが、両ステップSll、SI2が共にYESの
ときには、搭乗者が全員降車したと判断してステップS
13に進み、ドア3のアウタハンドル9が押し操作によ
り制御位置P2に移動して上記第2スイツチ31がON
作動しているかどうかを判定する。この判定がスイッチ
OFFのNOのときには終了するが、スイッチONのY
ESのときには、さらにステップSI4において、上記
インナノブスイッチ34の作動状態に基づきインナノブ
11がロック位置に操作されてドアロックが終了してい
るか否かを判定する。この判定がドアロック済のYES
のときには、再度ドアロックを行う必要がないので終了
する。一方、判定がNoのときにはステップSI5に進
み、コントロールユニット32からドアロック指令を出
すことにより、上記各ドアロックアクチュエータ20を
作動させてドア3.3.・・・をロックし、しかる後に
終了する。
よって、本実施例では、上記制御手順のフローにおける
ステップSI3.SISにより、上記第2スイツチ31
(検出手段)の出力を受け、アウタハンドル9が制御位
置に移動したときには上記各ドアロック機構8が作動し
てドアロックが行われるようにドアロックアクチュエー
タ20を作動制御する制御手段41が構成されている。
次に、上記実施例の作動について説明すると、全ドア3
,3.・・・がロック状態にある場合、乗車のためにフ
ロントドア3,3の一方のアウタハンドル9が引き操作
されると、該アウタハンドル9は開き位置P1に移動す
るので、この移動に伴い第1スイツチ30がON作動し
て、ドア3のキイルミネーンヨン23が所定時間たけ点
灯する。
そして、キーシリンダによりフロントドア3のドアロッ
ク機構8をアンロック状態にして同ドア3のロックを解
除した後、そのアウタハンドル9が引き操作されると、
アウタハンドル9に連結されているドアロック機構8に
より通常どおりにドア3が開かれる。
一方、逆に、搭乗者が全て降車して各ドア3がアンロッ
ク状態にある場合、フロントドア3のアウタハンドル9
が押し操作されて車内側の制御位置P2に移動すると、
その移動に伴って第2スイツチ31がON作動し、この
スイッチ31からのON信号を受けたコントロールユニ
ット32における制御手段41によりドアロツクアクチ
ュエタ20が作動して上記ドアロック機構8がロック状
態となり、各ドア3が閉じ状態にロック固定される。こ
のため、搭乗者の降車後、フロントドア3のアウタハン
ドル9を単に押し操作するだけで、全ドア3,3.・・
・をロックすることができ、ドア3のロック操作をキー
シリンダへのキーの挿入やキーレスロツタ操作等によら
ずに1つの動作で簡易に行って、その操作性を向上させ
ることができる。
また、上記アウタハンドル9の押し操作は、上記の如く
ドア3を開くための通常の引き操作とは全く別の動きで
あり、そのトY作は意識的にしか行われないので、ドア
ロック操作をドア3の開き操作と間違うことなく確実に
行うことができる。
第6図〜第8図は本発明の第2実施例を示しく尚、第3
図と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説
明は省略する)、上記第1実施例では、ドア3のアウタ
ハンドル9の押し操作信号を利用して全ドア3,3.・
・・をロックするようにしたのに対し、各ドア3のウィ
ンド5を閉じるようにしたものである。
すなわち、第6図において、各ドア3のドアボディ4内
にはウィンドガラス7を昇降させるケーブル式のパワー
ウィンドレギュレータ装置24が配設されている。この
パワーウィンドレギュレ〜夕装置24は公知のもので、
ドアボディ4内に上下方向に配置されて固定された昇降
ガイド25を備え、該ガイド25にはウィンドガラス7
の下縁に一体的に結合される昇降部材26が摺動可能に
係合されている。また、昇降ガイド25の前後側方(フ
ロントドア3にあっては前側、リヤドア3にあっては後
側)のドアボディ4内には駆動機構27が取り付けられ
ている。この駆動機構27は図示しないがプーリと、該
プーリを不可逆的に駆動する正逆転可能なパワーウィン
ドモータ42とを備えている。そして、図示しないが、
上記昇降ガイド25内の上端部には2つのプーリが、ま
た下端部には1つのプーリがそれぞれ軸支され、これら
プーリ間にはエンドレスのプッシュプルケーブルがガイ
ド25内を通って張り渡され、そのガイド25内を通る
往復2本のケーブルの一方に上記昇降部材26が連結さ
れている。さらに、上記ケーブルはガイド25の上端か
らその外部に延びていて、上記駆動機構27のブーりに
巻き付けられて係合しており、駆動機構27のモータ4
2の正逆回転によりケーブルを移動させて昇降ガイド2
5内で往復動させることにより、昇降部材25をガイド
25に沿って摺動させてウィンドガラス7を昇降させる
ようになされている。尚、28はウィンドガラス7の前
縁部又は後縁部をガイドするガイドレールである。
そして、上記各ドア3のレギュレータ装置24における
パワーウィンドモータ42は、第7図に示すように、コ
ントロールユニット32’l:より正逆転切換回路46
を介して作動制御されるようになされている。このコン
トロールユニット32′には、第1及び第2スイッチ3
0.31の信号と、右側のフロントドア3(運転席側ド
ア)の車室2内側に配設され、全てのドア3,3.・・
・のウィンド5を集中的に管理して開閉するための4つ
のパワーウィンドメインスイッチ43.43. ・・・
(1つのみ図示する)の信号と、上記運転席側ドア3を
除く残りの3つのドア3,3.・・・の車室2内側に配
設され、該各ドア3のウィンド5を個別に開閉するため
の3つのパワーウィンドスイッチ44.44.・・・(
1つのみ図示する)の信号とが入力されている。
上記コントロールユニット32′において、各ドア3の
ウィンドガラス7を閉じるだめのサブルーチンは、第8
図に示す処理手順でもって信号を処理するようにしてい
る。すなわち、上記第1実施例と同様に(第5図(b)
参照)、まず、最初のステップ811′で上記キーレス
スイッチ36がON状態にあるかどうかを判定し、次の
ステップ812′では上記全てのドア3,3.・・・が
閉じていてドアスイッチ37がOFF状態か否かを?+
1定する。上記ステップ811′での判定がスイッチO
FFのNOのとき、又はステップ812′での判定がス
イッチONのNoのときには、いずれも同ステップSn
 ’ 、  S12’を繰り返すが、両ステップS11
’、SI2’が共にYESのとき(搭乗者が全員降車し
たとき)にはステップS+3’ に進み、ドア3のアウ
タハンドル9が押し操作により制御位置P2にあって第
2スイツチ31がON作動しているかどうかを判定する
。この判定がスイッチOFFのNoのときには終了する
が、スイッチONのYESのときには、さらにステップ
S16において運転席側の右側フロントドア3における
パワーウィンドモータ42にウィンド閉じ方向の作動信
号を出力してそれを作動させることにより、そのウィン
ドガラス7を上昇させてドアウィンド5を閉じる。この
後、ステップS+7に進んで同ドア3のウィンド5が閉
じたかどうかを判定し、この判定がYESになるまでス
テップs+6.s+7を繰り返す。判定がYESになる
と、ステップS18において今度は助手席側の左側フロ
ントドア3のパワウィンドモータ42に閉じ方向の作動
信号を出力してそれを作動させることにより、そのウィ
ンドガラス7を上昇させてドアウィンド5を閉じ、ステ
ップS19に進んで上記左側フロントドア3のウィンド
5が閉じたかどうかを判定し、この判定がYESになる
までステップSI8.S+9を繰り返す。
以後、ステップS 26 = 323において順に右側
リヤドア3及び左側リヤドア3について同様の制御を繰
り返した後、終了する。
よって、本実施例では、上記制御手順のフロにおけるス
テップS13’、SI6〜S23により、上記第2スイ
ツチ31(検出手段)の出力を受け、アウタハンドル9
が制御位置P2に移動したときには自動車の全てのドア
3,3.・・・のウィンド5が閉じるように上記パワー
ウィンドモータ42゜42、・・・を作動制御する制御
手段45が構成されている。
したがって、この実施例の場合、各フロントドア3にお
5けるアウタハンドル9が押し操作されて制御位置P2
に移動すると、第2スイツチ31がON状態になり、こ
のスイッチからのON信号を受けたコントロールユニッ
ト32′の制御手段45からの指令により各ドア3のパ
ワーウィンドモータ42がウィンド閉じ方向に作動して
、該各ドア3のウィンド5が閉じられる。このため、搭
乗者が降車後にドアウィンド5の締め忘れに気付いたと
きには、車外からアウタハンドル9を押し操作するだけ
でウィンドガラス7を上昇させて閉じることができ、重
置2内に入ってパワーウィンドメインスイッチ43又は
パワーウィンドスイッチ44を操作する手間が不要であ
り、ドアウィンド5の閉じ操作を車外から簡易に行って
その操作性を向上させることができる。
しかも、上記アウタハンドル9の押し操作は、ドア3を
開くための通常の引き操作とは全く別の動きであるので
、ドア3の開き操作と間違うことなくドアウィンド5の
閉じ操作を確実に行うことができる。
また、4つのドア3,3.・・・のウィンド5を1つず
つ順に閉じるので、全てのドア3,3.・・・のウィン
ド5を同時に締める場合に比べ、バッテリ電源の負荷を
軽減することができる。
尚、上記第2実施例では、ドア3のアウタハンドル9の
押し操作によりドアウィンド5を閉じるようにしている
が、車体ルーフに開口部が形成されてその開口部をサン
ルーフにより開閉するサンルーフ構造の自動車にあって
は、ドア3のアウタハンドル9の押し操作により開閉体
としてのサンルーフを閉じるようにしてもよく、第2実
施例と同様の作用効果を奏することができる。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)記載の発明によると
、車両のドアからなる開閉体のアウタハンドルを、開閉
体を開くための通常の引き操作とは逆の方向に押し操作
したときには、そのことを検出して開閉体を閉じ状態に
ロックするようにしたことにより、キーシリンダへのキ
ーの挿入やキーレスロック操作等を行うことなく開閉体
をロックすることができ、開閉体のロック操作を簡易に
行ってその操作性をより一層向上させることができる。
また、上記アウタハンドルの押し操作は、開閉体を開く
ための通常の引き操作とは全く逆の動きであるので、開
閉体のロック操作を開き操作と間違うことなく確実に行
うことができる。
また、請求項(2)記載の発明によると、車両のドアの
アウタハンドルを通常の引き操作とは逆の方向に押し操
作したときには、ウィンドガラスやサンルーフ等の開閉
体を閉じるようにしたことにより、降車後に重両のウィ
ンドやルーフ開口部の締め忘れを気付いた場合でも、車
室内に入らずに車外からアウタハンドルを押し操作する
たけで、ウィンドガラス等の開閉体を閉じることができ
、開閉体の閉じ操作を通常の動作と間違うことなく車外
から簡易に行ってその操作性を向上させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図である。第2図〜第5図
は本発明の第1実施例を示し、第2図はその全体構成を
概略的に示すブロック図、第3図は自動車におけるドア
ロックシステムの構成を示す概略斜視図、第4図は制御
系の構成を示す電気回路図、第5図はコントローユニッ
トでドアロックのために行われる信号処理手順を示すフ
ローチャート図である。第6図〜第8図は第2実施例を
示し、第6図は自動車のパワーウィンドシステムの構成
を示す概略斜視図、第7図は制御系の構成を示す電気回
路図、第8図はコントローユニットにおいてドアウィン
ドを閉じるために行われる信号処理手順を示すフローチ
ャート図である。 3・・・ドア、5・・・ドアウィンド、8・・・ドアロ
ック機JM (J3iJ閉体ロック手段)、9・・・ア
ウタハンドル、20・・・ドアロックアクチュエータ(
駆動手段)、24・・・パワーウィンドレギュレータ装
置、32゜32′・・・コントロールユニット、30・
・・第1スイツチ、31・・・第2スイツチ(検出手段
)、41゜45・・・制御手段、42・・・パワーウィ
ンドモータ(開閉体駆動手段)。 )6一 第4区 第8図 (a) 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ドアからなる開閉体の車外面にアウタハンドルが
    開閉体と略直交する平面に沿って揺動可能に装着され、
    該アウタハンドルを引き操作して車外側の開き位置に移
    動させたときに開閉体を開くようにした車両において、
    上記アウタハンドルをその押し操作により上記開き位置
    とは反対側で車内側の制御位置へ移動可能とし、上記開
    閉体を閉じ状態にロック固定する開閉体ロック手段と、
    該開閉体ロック手段を作動させる駆動手段と、上記アウ
    タハンドルが上記制御位置に移動したことを検出する検
    出手段と、該検出手段の出力を受け、アウタハンドルが
    制御位置に移動したときには上記開閉体ロック手段が作
    動するように駆動手段を制御する制御手段とを備えたこ
    とを特徴とする車両用開閉体制御装置。
  2. (2)ドア外面にアウタハンドルがドアと略直交する平
    面に沿って揺動可能に装着され、該アウタハンドルを引
    き操作して車外側の開き位置に移動させたときにドアを
    開くようにした車両において、上記アウタハンドルをそ
    の押し操作により上記開き位置とは反対側で車内側の制
    御位置へ移動可能とし、車両のウインドガラスやサンル
    ーフ等の開閉体を開閉駆動する開閉体駆動手段と、上記
    アウタハンドルが上記制御位置に移動したことを検出す
    る検出手段と、該検出手段の出力を受け、アウタハンド
    ルが制御位置に移動したときには上記開閉体が閉じるよ
    うに上記開閉体駆動手段を作動制御する制御手段とを備
    えたことを特徴とする車両用開閉体制御装置。
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