JPH06509039A - 自動車用トリムピース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自動車用トリムピース 皮血旦！ 本発明は車体側面のモールディングのような自動車用トリムピースおよびそれを 製造する方法に関す。特に本発明は、車両に取付けるための比較的剤い基礎とな るベースと比較的柔軟なカバーとを備え、ベースおよびカバーが手によってスナ ップ結合されるよう適合されたトリムピースに関する。

なお、本明細書の記述は本件出願の優先権の基礎たる米国特許出願筒０７／７３ １，６６９号（１９９１年７月１７日出願）の明細書の記載に基づ（ものであっ て、当該米国特許出願の番号を参照することによって当該米国特許出願の明細書 辺記載内容が本明細書の一部分を構成するものとする。

背」ＵＬ術 自動車用トリム部品、特に種々の種類の車体側面モールディングは長年に亘り知 られている。このようなトリムは装飾的および保護的機能を有している。典型的 に、車両の側面に水平に整列されかつ取付けられる少な（とも３つのピースがあ る。すなわち、フロントフェンダ用のピース、各ドア用のピースおよびリアフェ ンダ用のピースである。

モールディングの一つの公知の形式は、金属製キャリア細片上に同時押出しされ たポリマーから作られている。金属は典型的にはアルミニウム、ステンレススチ ールあるいはバイメタルであり、金属の一部がモールディングの美観のために露 出したまま残されてもよい。基礎となる金属製キャリアは一般に外方に突状の断 面を有し、その長平方向の縁部は内側に折曲げられピースの全長に亘り存するリ ップを形成している。この配列は、リップを車体にクリップすることによって一 般に車両に固設される中空のモールディングをもたらす。この中空モールディン グの型式は、両端の各々で固設されるべき部材を必要とする。かがる端部材は各 端が他の物体に望ましくな（ぶつかることを防ぎ、さらに断面部分を隠すことに よりモールディングの美感を向上させながら中空の端部を閉鎖している。端部材 は一般にポリマー材料から作られ、しばしば互いに異なる形状とされている。例 えば、ある自動車のデザインは、ドアが開けられたとき、フロントフェンダの後 縁に当らないように、フロントドアモールディングの前端にテーパを設けること を要求する。リアフェンダモールディングの後端はしばしば、後輪用空間の形状 に合うよう形状付けられている。いずれの場合も、この配列は押出された細片と 端部材とで作られるトリムピースに帰着し、製造時において互いに組立てられか つ固定されねばならず、しかも細片と端部材との間に美感上好ましくない分離線 を有している。しかしながら、この中空構造は材料の経済的使用および軽量性に おいて有利と考えられている。

モールディングの他の公知の型式は、中実プラスチックの押出しピースを備え、 可能であれば、その外面の一部として同時押出しされた装飾的金属製細片を有し ている。このモールディングは、通常、両面接着テープのような接着剤を用いて 自動車に固設される。

押出された細片は鈍い端部な得るべく製造中に切断されてもよいが、もし断面部 分が隠されるべきであれば、上述の中空型式のモールディングの場合と同じよう に端部材が要求される。さらに、形状付けられたピースが望まれるのなら、端部 材が一般に用いられねばならない。というのも、例えばテーバ付形状を得るため に押出されたプラスチックを切断することは、切断されたプラスチック面がモー ルディングの装飾表面の一部として露出されることに帰し、これは自動車産業に おいては一般に受け入れられない。

特許文献において端部材を有す、あるいは明らかに要求されているトリムピース のいくらかの例が下記のように存在する。

国名および番号　日　付 米国　第１，４７６、５０９号　１９２３年１２月４日米国　第２，９１０，０ ３３号　１９５９年１０月２７日米国　第３．１２２．８０４号　１９６４年３ 月３日米国　第３．１８８．７３０号　１９６５年６１１５日９米国　第３．３ ５９．０３０号　１９６７年１２月１９日０米国　第３，３８８，５２３号　１ ９６８年６月１８日０米国　第３，５０６，２９４号　１９７０年４月１４日米 国　第４．６０６．４３１号　１９７１年９月２０日８米国　第３，６０６，４ ３２号　１９７１年９月２０日米国　第４．６０６．４３３号　１９７１年９月 ２０日米国　第３．６８１．８８７号　１９７２年８月８日米国　第３，６８７ ，５０２号　１９７２年８月２９日独国　第２，１３６．１０８号　１９７３年 ２月１日０米国　第３，７５２，５２１号　１９７３年８月１４日米国　第３， ７７０．５４５号　１９７３年１１１６日０米国　第３．７７７、４３８号　１ ９７３年１２月１１日０米国　第３，８９４，７６３号　１９７５年７月１５日 米国　第４．０１０，２９７号　１９７７年３月１日０米国　第４．０６６、２ ８５号　１９７８年１月３日０米国　第４．２２０．３６５号　１９８０年９月 ２日０米国　第４．２３５．４６６号　１９８０年１１月２５日米国　第４．２ ４６．３０３号　１９８１年１月２０日仏国　第２．５１２．１７１号　１９８ ３年３月４日米国　第４．８００．６９９号　１９８９年１月３１日＊印の文献 は、別体の端部材、あるいは製造工程において既に形成されたトリムピースに組 付けられたあるいは形成された端部材を有するトリムピースを示している。

発明の開示 本発明は、車両への取付けのための比較的剛性のベースと比較的柔軟な装飾カバ ーとを有する自動車用トリムピースを提供する。カバーおよびベースは、互いの スナップ結合のための手段を有し、カバーの両端はこのピースが実際に車両に取 付けられたときベースを隠蔽すべくベースの両端を越えて延在している。

カバーはベースに関し柔軟であり、スナップ結合手段がその裏面の一体部分とし て一般に製造されている。ベースはその側面に裏面と結合するスナップ結合手段 を有している。ベースのスナップ結合手段は、ベースの結合面の部分として一体 的に製造されるが、ベース支持体と同一の材料である必要はない。

ベースのより好ましいスナップ結合手段は、ある種の裂は目（ＣＬＥＦＴ）がベ ースの部分として画成されるようにベースの結合面に面する壁部を有するリテー ナをもたらしている。カバーのより好ましいスナップ結合手段は、ベースおよび カバーが組み付けられたとき、カバーおよびベースが一体に保持されるように裂 は口内に受け入れられるタブのごときものを有するリテーナをもたらしている。

ベースのより好ましいリテーナはカム面を与え、カバーがベースに押圧されて係 合されるときカバーのタブは撓まされベースの一部として画成されている裂は目 に弾性的に嵌まり込むように係合する。

好ましいカバーは、その一体部分として形成された、すなわち、カバーの一成形 工程で形成された端部分を有する射出成形プラスチックである。

図面の簡単な説明 第１図は、金属製キャリア細片と同時押し出しされたポリマーを有する中空構造 の第一の従来のトリムピースを示す断面である。

第２図は、車両への接着取付は用に同時押し出しされた装飾的金属製細片を有す る中実の押し出しプラスチックの第二の従来のトリムピースを示す断面である。

第３図は、自動車に取付けられた本発明のトリムピースの外観である。

第４図は、本発明の第１の実施例の一部の分解斜視図である。

第５図は、部分的に組み付けられた第４図の実施例の断面図である。

第６図は、組み付けられた第４図の実施例の第４図の６−６線に沿う断面図であ る。

第７図は、第４図の実施例のカバー裏面の端部斜視図である。

第８図は、第４図の実施例のカバー表面の端部斜視図である。

第９図は、本発明の第２の実施例の一部の分解斜視図である。

第１Ｏ図は、組み付けられた第９図の実施例の第９図の１０−１０線に沿う断面 図である。

好ましい実施例の詳細な説明 中空構造を有する第一の従来の車体側モールディング２０が第１図に断面で示さ れている。モールディング２０は同時押し出しのポリマー２４を備えた金属製の キャリア細片２２とそれに貼付された装飾的金属層２６とを備え、断面で示され ている長手方向のリップ２８を有している。リップは既知の手段でモールディン グを車体にクリップするのに用いられ得る。

中実プラスチック構造を有する第二の従来の車体側モールディング３０が第２図 に示されている。モールディング３０は中実の押し出しプラスチック３２を備え 、装飾的金属層３４が貼付されている。両面接着テープ３６によりもたらされる 接着剤がモールディングを車体に取付ける手段を提供している。

第３図は、自動車のフロントフェンダ４８、フロントドア５０、リアドア５２お よびリアフェンダ５４に、それぞれ取付けられた本発明の好ましい実施例のトリ ムピース４０．４２．４４および４６を有する自動車３８を示している。

本発明の第１の好ましい実施例であるトリムピース５６は第４図ないし第８図に 詳細に示されている。トリムピース５６はベース５８および中空のカバー６０を 備えている。ベース５８はカバー６０に関して剛でありかくて相対的に剛い。カ バー６０はベース５８に関して柔軟でありかくて相対的に柔軟である。ベース５ ８には比較的側い一対のリテーナ６２が設けられている。各々のリテーナはベー ス５８の結合面６６に面する壁部６４をもたらし、この結果、壁部６４および結 合面６６の間に裂は目（ｃｌｅｆｔ）６８が画成されている。カバー６０には、 カバー６０とベース５８とが組み付けられるとき、裂は目６８に受け入れられる タブ７０が設けられている。

ベース５８およびカバー６０は、タブ７０ａを第５図かられかるように裂は目６ ８ａ内に滑り込ませ、その後ベース５８およびカバー６０を同時に押圧しつつタ ブ７０ｂをリテーナ６２ｂのカム面７２に係合させることによって、都合よ（手 動組み付けのために一体にスナップ係合され得る。ベース５８およびカバー６０ がさらに一緒に押圧されると、相対的に柔軟なタブ７０ｂはカム面７２によって 撓まされ、一旦ベース５８に向けて充分に押圧されると、弾性的に撓み裂は目６ ８ｂ内にスナップ係合する。

ベース５８のリテーナ６２ａ、　６２ｂの裂は目は正反対に向けられ、当接して いるタブ７０ａ、　７０ｂに相対して面している壁部７４ａ、　７４ｂは、か（ てベース５８に関してカバー６０の横向きの移動に対しカバー６０を保持すべ（ 協働する。かつ、タブを壁部６４に当接して保持すべく協働し、この当接がベー ス５８およびカバー６０の引き剥がしを防止する。組み付は中に、タブ７０ａお よび壁部７４ａのようなカバー６０およびベース５８の当接はまた、カバー６０ およびベース５８を横向きの移動に対し保持し、その結果、ベース５８およびカ バー６０が一緒に押圧されたとき、タブ７０ｂはカム面７２に係合しかつタブ７ ０ｂは裂は目６８ｂ内でその無応力位置に向かって弾性的に戻るようなカム作用 が達成される。このようなスナップ結合が達成されるような当接面としては多く の組み合わせが存在することは理解されよう。

ベース５８は適当な長さに切られ、それでその両端とダム７８との当接によって カバー６０とベース５８との互いの略長手方向の移動が防止されるが、同時に、 ベース５８とカバー６０との材料を異なる熱膨張係数とすることにより、トリム ピース５６が温度変化に曝されたときカバー６０がベース５８上を浮動すること を許容する。唯一のダム７８が第７図に示されているが、カバー６０の他端には 対応するダムが存在する。

タブ７０は第７図かられかるように、カバー６０の中心のいずれの側にも配置さ れている。好ましくは、タブは各々１ないしは２インチの長さで、それらの間に は数インチの間隔があり、ダム７８の間でカバー６０の端から端へ走っている。

第２の好ましい実施例のトリムピース８０が、第９および１０図に示されている 。このトリムピース８０はベース８２およびカバー８４を備えている。ベース８ ２は比較的側いリテーナ８６．８８をその結合面９０に有している。リテーナ８ ６はかかりのある鎌９２の形態の断面を有し、一方、一対のリテーナ８８の各々 の間には谷９４が画成されている。リテーナ８８の各々はベースの結合面９０に 面する壁部９６を画成し、これらの間に裂は目９８が画成されている。リテーナ ８６の各々は結合面９０に面する壁部１００を有し、各壁部と結合面との間に裂 は目１０２を画成している。カバー８４はそれの一部として一体的に成形された カバーリテーナ１０４．１０６を有している。カバーリテーナの各々は、カバー およびベースが組み付けられたとき、第１θ図に最もよく示されるように対応す る裂は目１０２．９８内に受け入れられるタブ１０８．１１０を提供している。

ベース８２およびカバー８４は、手によってそれらを押圧することにより都合よ （スナップ係合され得る。例えば、カバーおよびベースを第９図に示すように整 列し、それからカバーを領域１１６において押圧すると、タブ１０８ａ、　１０ ８ｂがカム面１１８ａ、　１１８ｂによって撓まされ、壁部１００ａ、　１００ ｂを通過するよう押されると、タブは裂は目１０２ａ、　１０２ｂ内に弾性的に 変形して戻る。同様に、カバーを領域１２０においてベースに対し押圧すると、 タブ１１０ａ、１１０ｂがカム面１２４ａ、　１２４ｂによって撓まされ、壁部 ９６ａ、　９６ｂを通過するよう押されると、タブは裂は目９８ａ、　９８ｂ内 に弾性的に変形して戻る。

ベース８２およびカバー８４の連結しているリテーナは、組み付けられたときの 相対的移動に対し安定化されると言うことが理解できる。各リテーナ１０６のタ ブの間に画成されたチャンネル内への各線９２のスナグ（ｓｎｕｇ）嵌め合いが 、この鎌のカバーリテーナの面１３０とチャンネル内に配置された突条１３２の 頭部とへの当接によってもたらされている。同様に、カバーのリテーナ１０４と ベースのリテーナ８８とが連結している面は当接し、ベースおよびカバーが組み 付けられたとき、リテーナのスナグ嵌め合いがもたらされている。

ベース５８は、押し出された繊維強化ポリウレタンで、共に用いられるカバーの ために適当な長さに切断された単一ピースとして製造される。ベースは射出成形 材料を含む比較的剛い材料から代わりに作られてもよい。代替材料を選ぶ際には 、ピースが曝される気象条件における変化に注意が払われねばならない。

ベース８２は、好ましくはアルミニウム製支持細片を第１Ｏ図に示す断面形状に ロール成形し、その後、細片上にリテーナ８６．８８の断面をした比較的剛いｐ ｖｃ　（塩化ビニール）を接着剤と共に押し出すことにより製造される。しかし 、これらはただ好ましい材料と製造方法である。特に、細片はアルミニウム、ス チール、ステンレススチール、亜鉛、亜鉛引きスチールあるいは他の適当な材料 であってもよい。第９図の実施例のベース８２の断面を有する素材が製造され、 かつ、フロントあるいはリアのドア又はフェンダ用の適合するカバーと共に用い られるに必要な長さに切断されてもよい。

ベース８２は、基礎となるＰｖＣに接着結合された装飾的な金属製細片１３４を 有している。細片１３４は、組み付けられたピースにおいて細片の周辺部１４２ に被さるカバー８４の縁部１４０によって画成されたウィンドウ１３ｇを通して 見ることができる。か（て、被さっている縁部は金属製細片が基礎となるＰｖＣ から引き剥がされないように保護している。

押し出された材料のベース８２は、組み付けられるべきテーバ付き端部を有する カバーの裏面すなわち下面に適合するように、その両端は鈍角に切断されている よりはテーバ付けられていてもよいけれども、端から端に亘り比較的一定の断面 を有している。

カバー６０．８４は、ピースが曝される気象条件における変化および自動車用ト リムピースの他の物理的要求に注意が払われれば、適当な比較的柔軟なポリマー ないしはプラスチックから作られ得る。ショアー硬度Ａスケールで９０の硬度を 有する射出成形ＰｖＣが適当であることがわかった。

カバー６０．８４は、各々がその裏面側の一部として、ベースの一部すなわちベ ースのリテーナが突入する部分を有するという本発明との関連において、中空と 見做される。カバーの部分として用いられるポリマーないしはプラスチックの量 が少なければ少ないほど、材料の経済的使用において、明らかにより多（の利点 力５得られる。中央のへこみ１４４は、カバー６０の部分として成形され、カバ ーの中空部分を曲げに対して強化しかつ視覚的効果に役立っている。端から端に 走る中央隆起部１４６を有するベース８２のような長尺ベースの形状は、はぼ中 空化された断面のカバーをもたらし、すなわち、中空キャビティを形成しつつ、 比較的柔軟なカバー８４の補強をもたらしている。

本発明のカバーは、その一体的に製造された部分として、カバー６０のテーバ付 き端部１４８によって例示される端部分を有している。端部はカバーが接合され るベースを覆うのに役立つ所望の形状であってよい。カバー６０．８４は、それ らの端部がカバーの部分として射出成形される限りにおいて、一体部分である端 部を有している。カバーそれ自体の射出成形工程以外に、カバーおよび端部を組 み付ける別の工程は不要である。

カバーおよびその端部は同時に形成される。好ましくは、カバー６０の端縁１５ ０は、ベース５８の端部を覆うためにトリムピース５６が車両に取付けられたと き、車体面１５２と面一となるように形状付けられている。すなわち、カバー６ ０の長手方向縁部１５４が基礎となるベースを覆うために車体面に一致している 第６図のように、端縁１５０もそうなっている。カバーはその端縁が実際には車 体面に接することなくベースを隠蔽するよう、その端縁が形状付けられるように 寸法決められてもよいが、しかし、この配列は、もしも装着されたトリムピース が車体からウェッジ作用により取り外されるための手段をもたらすとしたら、通 常不利であると考えられている。

第２の実施例のカバー８４は、カバー８４の長平方向端縁１６０の車体面１５２ に対するさらなる安定化のための、ベース８２の持ち上げられた長手方向縁部１ ５１１１を受け入れる付加的な溝１５６を有している。

本発明の図示されたトリムピース５６は、好ましくはアクリルフオームテープで ありベース５８．８２の面１６４に取付けられた両面接着テープ１６２によって もたらされた接着手段により、車体面に固着される。ベース８２は外方に突状の 中空中央部１６６をもたらしつつ接着テープの取付けのための長手方向領域をも たらしている。この領域は、通常、トリムピースが取付けられる面１５２のよう な車体の外郭に一致する。一般的にいって、テープの片面は製造場所においてベ ースに固着され、テープの残りの外側の面には取り外し層１６８が正しく残され 、組み立てられたトリムピースを車両に取付ける直前に取り除かれる。

図示の実施例のタブとリテーナとによりもたらされ本発明の範囲に存するスナッ プ結合には多くの変形例がある。スナップ結合は、組立の最中、比較的柔軟なカ バーの部分、すなわち、タブが比較的剛いベースの部分、すなわち、リテーナに 対し押圧されるとき撓み、最終的にベースとカバーとを一緒に保持するように、 タブが保持される裂は口内に弾性的に変形して戻ることによりもたらされる。

ＦＩＧ、１　（従来技術） ＦＩＧ、２　（従来技術） ＦＩＧ、　３ 補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年　１月１７日 １６、１４＋１８Ｃ１ルＱ−ソＡＩＲＩＩｈヲよ、す寸りエリワ４しｊｌ：ｆＲ 十ｎ向縁部をもたらすべく形状付けられ、かつ前記カバーは、カバーおよびベー スが組み立てられたとき、前記長手方向縁部を受け入れるための債を画成してい ることを特徴とする請求の範囲第１４項に記載の自動車用トリムピース。

１９、前記ベースの第２の面に、自動車に取付けるために両面接着テープが設け られていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。

２０、前記カバーのリテーナは、さらにタブの間にチャンネルをもたらし、該チ ャンネルはカバーおよびベースが組み立てられたときリテーナのスナグ嵌め合い をもたらすべく、ベースのリテーナの面に当接する面を画成するよう形状つけら れていることを特徴とする請求の範囲第７項に記載の自動車用トリムピース。

２１、前記ベースは、端から端に走る中央隆起部を有していることを特徴とする 請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。

２２、前記ベースは、端から端が比較的一定断面であることを特徴とする請求の 範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。

２３、前記カバーは、射出成形プラスチックであることを特徴とする請求の範囲 第１項に記載の自動車用トリムピース。

補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の８） 平成６年　１月１７日

Claims (23)

【特許請求の範囲】
1. １．（ａ）車両に取付けられる相対的に剛いベースと、（ｂ）相対的に柔軟な装 飾的中空カバーと、（ｃ）カバーおよびベースに設けられ、カバーをベースにス ナップ結合するための手段とを備え、かつ、（ｄ）カバーの両端はベースを隠蔽 すべくペースの両端を越えて延在していることを特徴とする自動車用トリムピー ス。
2. ２．前記両端の少なくとも一端がテーパ付けられていることを特徴とする請求の 範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
3. ３．前記ベースのスナップ結合手段は、第１の面にカバーに連結するための相対 的に剛いリテーナを備え、該リテーナは壁部と前記面との間に裂け目を画成すべ く前記面に面している壁部を有しており、前記カバーのスナップ結合手段は、カ バーの裏面にカバーおよびベースが連結されたとき前記裂け目内に受け入れられ る少なくとも一つのタブを備え、該タブはカバーの部分として一体成形されてい ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
4. ４．前記ベースのスナップ結合手段は、さらにリテーナに配置されたカム面を備 え、カバーとベースとが押圧されて係合するとき前記タブがそのカム面により撓 まされ、かつ弾性的に裂け目内に変形し、連結されたベースおよびカバーを固設 することを特徴とする請求の範囲第３項に記載の自動車用トリムピース。
5. ５．ベースの前記第１の面に二つの前記リテーナが存在し、ベースの中心線の各 側に一つのリテーナが存在し、これらにより画成される両裂け目は、トリムピー スが組み立てられたとき、ペースに関し横向きの移動に対しカバーを保持すべく 正反対方向に向けられていることを特徴とする請求の範囲第４項に記載の自動車 用トリムピース。
6. ６．ベースのスナップ結合手段は、ベースの第１の面に相対的に剛いリテーナを 備え、該リテーナは二つのかかりを有する鏃の断面を有し、かつ各かかりはベー スの第１の面に面しかかりと第１の面との間に裂け目を画成する壁部を有し、 カバーのスナップ結合手段は、カバーの裏面に一対のタブを画成するリテーナを 備え、タブの各々は、ベースおよびカバーが組み付けられたとき、カバーおよび ベースを一体に保持すべく裂け目の一つ内につがわれて受け入れられることを特 徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
7. ７．カバーのスナップ結合手段は、さらにリテーナに配置された一対の面を備え 、カバーおよびベースが組立のために押圧されて係合する際、各面はベースのリ テーナの面と各タブがカム作用により撓まされかつ弾性的に変形しそれがつがわ れる裂け目内に受け入れられるように係合することを特徴とする請求の範囲第６ 項に記載の自動重用トリムピース。
8. ８．ペースのスナップ結合手段は、ベースの第１の面にチャンネルを画成する一 対のリテーナを備え、各リテーナはベースの第１の面に面し壁部と第１の面との 間に裂け目を画成する壁部を有し、 カバーのスナップ結合手段は、カバーの裏面に一対のタブを有するリテーナを備 え、該リテーナはベースおよびカバーが組み付けられたとき前記チャンネルに受 け入れられ、前記タブの各々はカバーおよびペースを一体に固設すべく壁部につ がわれるようにベースのリテーナの一つの壁部に当接し、かつ、カバーおよびベ ースの組み付けのために、カバーのリテーナは、各タブがベースのリテーナの面 によりカム作用で撓まされそれがつがわれる壁部に当接する位置に弾性的に変形 するよう手でもって前記チャンネル内に押圧されることを特徴とする請求の範囲 第１項に記載の自動車用トリムピース。
9. ９．前記ベースは、繊維強化されたポリウレタンを備えることを特徴とする請求 の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
10. １０．前記カバーは、塩化ビニールを備えることを特徴とする請求の範囲第１項 に記載の自動車用トリムピース。
11. １１．前記カバーは、トリムピースが組み立てられたとき、ベースに関するカバ ーの長手方向の移動を実質的に防止するダムを裏面の両端の各々に有しているこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
12. １２．前記ベースは、金属を備えていることを特徴とする請求の範囲第１項に記 載の自動車用トリムピース。
13. １３．前記金属は、アルミニウム、スチール、ステンレススチール、亜鉛、また は亜鉛引きスチールであることを特徴とする請求の範囲第１２項に記載の自動車 用トリムピース。
14. １４．前記ベースは、ロール成形されたアルミニウムの細片を備えていることを 特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
15. １５．前記ベースは、さらに前記アルミニウム細片の上に押し出されかつ接着さ れた比較的剛いプラスチックを備えていることを特徴とする請求の範囲第１４項 に記載の自動車用トリムピース。
16. １６．前記ペースは、さらに前記アルミニウム細片の上に押し出されかつ接着さ れた塩化ビニールに接着された装飾的金属製細片と、トリムピースが組み立てら れたとき、前記装飾的金属製細片を見得るウインドウを画成するカバーとを備え ていることを特徴とする請求の範囲第１５項に記載の自動車用トリムピース。
17. １７．前記カバーのウインドウを画成するカバーの縁部は、トリムピースが組み 立てられたとき、前記装飾的金属製細片の周辺部に被さっていることを特徴とす る請求の範囲第１６項に記載の自動車用トリムピース。
18. １８．前記アルミニウム細片は、持ち上げられた長手方向縁部をもたらすべく形 状付けられ、かつ前記カバーは、カバーおよびベースが組み立てられたとき、前 記長手方向縁部を受け入れるための溝を画成していることを特徴とする請求の範 囲第１４項に記載の自動車用トリムピース。
19. １９．前記ペースの第２の面に、自動車に取付けるために両面接着テープが設け られていることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
20. ２０．前記カバーのリテーナは、さらにタブの間にチャンネルをもたらし、該チ ャンネルはカバーおよびベースが組み立てられたときリテーナのスナグ嵌め合い をもたらすべく、ベースのリテーナの面に当接する面を画成するよう形状つけら れていることを特徴とする請求の範囲第７項に記載の自動車用トリムピース。
21. ２１．前記ペースは長尺であり、かつ端から端に走る中央隆起部を有しているこ とを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
22. ２２．前記ベースは長尺であり、かつ端から端が比較的一定断面であることを特 徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。
23. ２３．前記カバーは、一体に形成された端部を有する射出成形プラスチックであ ることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の自動車用トリムピース。