JP3829332B2 - サイドアンダースポイラー取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体下側部にブラケットを介してサイドアンダースポイラーを取り付けるサイドアンダースポイラー取付構造に関する。
従来、車体のサイドシルの外側面にブラケットの下端部を取付け、該ブラケットの上端部とサイドシルとの間に隙間を設け、この隙間にプロテクタの上縁を差込んで前記ブラケットの上縁部に引っ掛けることによりサイドシルに取付けるようにしたサイドシルプロテクタの取付構造において、前記ブラケットの上端部にこれをさらに上方へ延長して外側へ屈曲させた屈曲片部を設ける一方、前記プロテクタの内側面に上下方向に沿って延びる複数のリブを車体前後方向に間隔を置いて配設し、これらリブの上端に係止部を設け、前記ブラケットの上端部に引っ掛けたプロテクタのリブの係止部を前記ブラケットの屈曲片部に係止させたことを特徴とするサイドシルプロテクタの取付構造(特許文献1参照)がある。当該サイドシルプロテクタの取付構造によれば、サイドシルの外側面に取付けたブラケットの上端部に屈曲片部を設ける一方、プロテクタの内側面に上下方向に沿って延びる複数のリブを配設し、これらリブの上端に係止部を設け、前記ブラケットの上端部に引っ掛けたプロテクタのリブの係止部を前記ブラケットの屈曲片部に係止させたので、プロテクタに外力が加わって押上げられてもリブの係止部がブラケットの屈曲片部に引っ掛かり、この結果プロテクタの上縁が隙間から抜け出てサイドシルからはずれるという事態が発生しなくなる。しかも、本考案の取付構造は簡単な構造であるため、コストアップを招来せず外観を損ねるおそれもない上、組付作業も上方から押込むだけでよくなるため作業性に優れている。
実公平8−5872号公報
しかしながら、上述の従来技術であるサイドシルプロテクタの取付構造では、車体のサイドシルの外側面にブラケットの下端部がスポット溶接で固着されているため、車体にブラケットを介してサイドシルプロテクタであるサイドアンダースポイラーを取り付ける作業性が良好でない等の問題点がある。
本発明は、このような状況を鑑みてなされたもので、車体下側部にブラケットを介してサイドアンダースポイラーを取り付ける際の作業性等が良好であるサイドアンダースポイラー取付構造を提供することを目的とする。
前述の課題を解決するため、本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造は、次のような手段を採用する。
即ち、請求項1記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造は、車体下側部にブラケットを介してサイドアンダースポイラーを取り付けるサイドアンダースポイラー取付構造であって、前記ブラケットは車体前後方向に長尺に形成され、前記ブラケットの上部に車体と接着される接着部が設けられていると共に下部に前記サイドアンダースポイラーを支持する支持部が設けられ、前記サイドアンダースポイラーには車体前後方向に移動させることで前記ブラケットの支持部と係合する取付部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造は、請求項1記載の発明において、前記ブラケットの支持部は、車体下左右側部に共通する前記ブラケットを接着した際に前記サイドアンダースポイラーを同一方向に移動することで前記サイドアンダースポイラーの取付部と係合して前記サイドアンダースポイラーを支持可能であることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造は、請求項1又は2記載の発明において、前記ブラケットの支持部は、前記サイドアンダースポイラーの取付部の上側又は下側と係合するように車体前後方向に所定間隔で上下方向に離間して形成されていることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造は、請求項1又は2の発明において、前記ブラケットの支持部は、前記サイドアンダースポイラーの取付部を幅方向から挟んで係合するように幅方向に離間した複数の支持片を備えることを特徴とする。
また、請求項5記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造は、請求項1〜4のいずれかの発明において、前記ブラケットは、少なくとも1つの前記支持部を備えたブラケットピースを複数組み合わせてなることを特徴とする。
請求項1記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造によれば、車体下側部にブラケットを介してサイドアンダースポイラーを取り付けるサイドアンダースポイラー取付構造であって、ブラケットは車体前後方向に長尺に形成され、ブラケットの上部に車体と接着される接着部が設けられていると共に下部にサイドアンダースポイラーを支持する支持部が設けられ、サイドアンダースポイラーには車体前後方向に移動させることでブラケットの支持部と係合する取付部が形成されているため、車体にブラケットを接着する接着部がブラケットの上部に設けられているのでサイドアンダースポイラーを取り付けた際に接着部の剥離荷重は下方向に作用するためサイドアンダースポイラーを取り付けた際の強度を確保することができる。また、サイドアンダースポイラーはブラケットに対して車体前後方向に移動することで取り付けられるのでサイドアンダースポイラーを取り付ける際に接着部の剥離荷重は車体前後方向に作用するためサイドアンダースポイラーを取り付ける際の強度を確保することができる。また、ブラケットは車体に対して接着されて固定されるのでブラケットを車体に対して固定する際に車体に溶接等の加工が必要でなく車体にサイドアンダースポイラーを取り付ける作業性を良好にすることができる。また、ブラケットは車体に対して接着されて固定されるのでブラケットを車体に対して固定する際に車体に溶接等の加工が必要でなく車体への加工に伴う車体の錆等に対する処理等を不要とすることができる。また、ブラケットは車体に対して接着されて固定されるのでブラケットを車体に対して固定する際に車体に溶接等の加工が必要でなくサイドアンダースポイラーを取り外した際に車体の外観を損なうことを防止することができる。
また、請求項2記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造によれば、ブラケットの支持部は、車体下左右側部に共通するブラケットを接着した際にサイドアンダースポイラーを同一方向に移動することでサイドアンダースポイラーの取付部と係合してサイドアンダースポイラーを支持可能であるブラケットの支持部は、共通するブラケットを車体下左右側部に接着された際にサイドアンダースポイラーを同一方向に移動させることによってサイドアンダースポイラーが支持可能であるため、ブラケットは車体下左右側部に共通して接着することができるので車体下左右側部に共通して接着するブラケットを共通にすることができるためブラケットが車体下左右側部で異なる部材に製作等するコストに対してブラケットを製作等するためのコストが嵩むことを防止することができる。
また、請求項3記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造によれば、ブラケットの支持部は、サイドアンダースポイラーの取付部の上側又は下側と係合するように車体前後方向に所定間隔で上下方向に離間して形成されているため、ブラケットにサイドアンダースポイラーを取り付ける際におけるブラケットとサイドアンダースポイラーとの上下方向の遊間を狭小とすることができてブラケットとサイドアンダースポイラーとが遊動することを防止することができる。
また、請求項4記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造によれば、前記ブラケットの支持部は、前記サイドアンダースポイラーの取付部を幅方向から挟んで係合するように幅方向に離間した複数の支持片を備えるため、サイドアンダースポイラーの取付部を、ブラケットに配した複数の支持片により挟んで支持するから、サイドアンダースポイラーへの幅方向荷重を受けることができ、取付強度が向上する。
また、請求項5記載の発明のサイドアンダースポイラー取付構造によれば、前記ブラケットは、少なくとも1つの前記支持部を備えたブラケットピースを複数組み合わせてなるため、車両に応じて複数のブラケットピースを組み合わせてブラケットを形成するから、設計の自由度が向上する。
以下、本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造の実施形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図5は、本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造の第1の実施形態を説明する図である。
図1は、本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造が適用されて車両10にサイドアンダースポイラー12が取り付けられた状態を示す斜視図である。サイドアンダースポイラー12は、車両10の下左右側面に取り付けられている。
図2は、本発明の第1の実施形態であるサイドアンダースポイラー取付構造Aを示す図である。車体14の下側部には、ブラケット16が車体14の前後方向が長手方向となるように両面テープ15等で接着されている。ブラケット16には、サイドアンダースポイラー12を支持する支持部18が複数箇所に形成されている。サイドアンダースポイラー12には、ブラケット16の支持部18と係合する取付部20が複数箇所に形成されている。サイドアンダースポイラー12は、ブラケット16の複数箇所の支持部18と対応する複数箇所の取付部20が係合して車体14の前後方向が長手方向となるように車体14に取り付けられている。
図3(a)は、ブラケット16を示す平面図である。ブラケット16は、略長尺矩形板状に形成されている。ブラケット16には、長手方向に所定間隔で複数箇所に支持部18が形成されている。
図3(b)は、サイドアンダースポイラー12を示す平面図である。サイドアンダースポイラー12は、後部を開口する略長尺矩形箱状に形成されている。サイドアンダースポイラー12には、長手方向に所定間隔で複数箇所にブラケット16の支持部18と係合することができる取付部20が形成されている。
図4(a)は、ブラケット16の支持部18の近傍を示す斜視図である。ブラケット16は、ブラケット本体22、第1の支持部24、及び第2の支持部26から概略構成されている。ブラケット本体22は、略長尺矩形板状に形成されている。ブラケット本体22の裏面(内面)には、両面テープ15が貼着されている。第1の支持部24は、ブラケット本体22の所定箇所から下方に延びると共に左方向に延びている。第1の支持部24の左方向に延びている基端部25は、前左方向に傾斜するように形成されている。第1の支持部24の左方向に延びている中央部28は、ブラケット本体22と略平行となるように形成されている。第1の支持部24の左方向に延びている先端部30は、第1の支持部24の中央部28から前左方向に傾斜するように形成されている。第2の支持部26は、第1の支持部24が下方に延びているブラケット本体22の所定箇所から同様に下方に延びると共に右方向に延びている。第2の支持部26の右方向に延びている基端部32は、前右方向に傾斜するように形成されている。第2の支持部26の右方向に延びている中央部34は、ブラケット本体22と略平行となるように形成されている。第2の支持部26の右方向に延びている先端部36は、第2の支持部26の中央部34から前右方向に傾斜するように形成されている。また、ブラケット本体22と支持部18との左右方向略中央部には、上下方向にビード36が形成されている。また、第1の支持部24の左方向に延びている部位の上下方向略中央部には、ビード38が形成されている。また、第2の支持部26の右方向に延びている部位の上下方向略中央部には、ビード40が形成されている。
図4(b)は、サイドアンダースポイラー12の取付部20の近傍を示す斜視図である。サイドアンダースポイラー12は、サイドアンダースポイラー本体42とブラケット16の支持部18と係合することができる取付部20から概略構成されている。サイドアンダースポイラー本体42は、後部を開口する略長尺矩形箱状に形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部20は、サイドアンダースポイラー本体42の前部の裏面に形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部20は、取付部本体45、及び上リブ46,下リブ48から構成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部本体45は、内部空間を有するようにサイドスポイラー本体42の前部の裏面に形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部本体45の後部の内面には、上リブ46及び下リブ48が形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部20は、右端及び左端に開口を有するように形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部20の右端の開口部47は、サイドアンダースポイラー12の取付部20の左端の開口部43に対して前後方向及び左右方向に幅大に形成されている。
ブラケット16の第1の支持部24とサイドアンダースポイラー12の取付部20とは、ブラケット16の第1の支持部24の先端部30がサイドアンダースポイラー12の取付部20の開口部47のおける上リブ46及び下リブ48間に挿入されることで係合される。
尚、車体14の側部反対側は、同様に、ブラケット16の第2の支持部26がサイドアンダースポイラー12の取付部20と係合している。
図5(a)は、本実施形態である車体パネル44にブラケット16が接着されブラケット16の支持部18にサイドアンダースポイラー12の取付部20が係合している状態におけるブラケット16の支持部18とサイドアンダーブラケット12の取付部20が係合している部位の断面図である。サイドアンダースポイラー12の取付部20の後内面には、前方に突出している上リブ46、及び下リブ48が形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部20の上端部は、サイドアンダースポイラー本体42と中央部は離間し前後部は薄肉となるように形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部20の下端部は、サイドアンダースポイラー12の取付部20の他の部位の前後方向の肉厚に対して薄肉となるようにサイドアンダースポイラー本体42に接合している。サイドアンダースポイラー12の取付部20の上リブ46及び下リブ48間は、サイドアンダースポイラー12の取付部20の後部は、上下方向に離間するように形成されている。サイドアンダースポイラー12の取付部20の上リブ46及び下リブ48間には、ブラケット16の第1の支持部24の後面がサイドアンダースポイラー12の取付部20の後部の前面と当接するように係合している。尚、車体パネル44の下部には、アンダーコート49処理されている。
図5(b)は、本実施形態である車体パネル44にブラケット16が接着されブラケット16の支持部18にサイドアンダースポイラー12の取付部20が係合している状態における所定箇所の断面図である。サイドアンダースポイラー本体42の下端部は、車体14から延設されている車体ブラケット50にボルト50a及びナット50bの螺着等で固定されている。
以上、本実施形態によれば、車体14下側部にブラケット16を介してサイドアンダースポイラー12を取り付けるサイドアンダースポイラー取付構造Aであって、ブラケット16は車体14前後方向に長尺に形成され、ブラケット16の上部に車体14と接着される接着部である両面テープ15が設けられていると共に下部にサイドアンダースポイラー12を支持する支持部18が設けられ、サイドアンダースポイラー12には車体14前後方向に移動させることでブラケット16の支持部18と係合する取付部20が形成されているため、車体14にブラケット16を接着する両面テープ15がブラケット16の上部に設けられているのでサイドアンダースポイラー12を取り付けた際に両面テープ15の剥離荷重は下方向に作用するためサイドアンダースポイラー12を取り付けた際の強度を確保することができる。また、サイドアンダースポイラー12はブラケット16に対して車体14前後方向に移動することで取り付けられるのでサイドアンダースポイラー12を取り付ける際に両面テープ15の剥離荷重は車体14前後方向に作用するためサイドアンダースポイラー12を取り付ける際の強度を確保することができる。また、ブラケット16は車体14に対して接着されて固定されるのでブラケット16を車体14に対して固定する際に車体14に溶接等の加工が必要でなく車体14にサイドアンダースポイラー12を取り付ける作業性を良好にすることができる。また、ブラケット16は車体14に対して接着されて固定されるのでブラケット16を車体14に対して固定する際に車体14に溶接等の加工が必要でなく車体14への加工に伴う車体14の錆等に対する処理等を不要とすることができる。また、ブラケット16は車体14に対して接着されて固定されるのでブラケット16を車体14に対して固定する際に車体14に溶接等の加工が必要でなくサイドアンダースポイラー12を取り外した際に車体14の外観を損なうことを防止することができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット16の支持部18は、車体14下左右側部に共通するブラケット16を接着した際にサイドアンダースポイラー12を同一方向に移動することでサイドアンダースポイラー12の取付部20と係合してサイドアンダースポイラー12を支持可能であるブラケット16の支持部18は、共通するブラケット16を車体14下左右側部に接着された際にサイドアンダースポイラー12を同一方向に移動させることによってサイドアンダースポイラー12が支持可能であるため、ブラケット16は車体14下左右側部に共通して接着することができるので車体14下左右側部に共通して接着するブラケット16を共通にすることができるためブラケット16が車体14下左右側部で異なる部材に製作等するコストに対してブラケット16を製作等するためのコストが嵩むことを防止することができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット16は、アンダーコート49処理されていない部位に接着されているため、アンダーコート49処理されている部位に接着される場合と比較して接着強度を高めることができる。
次に、本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造の第2の実施形態について説明する。図6乃至図9は、本発明にサイドアンダースポイラー取付構造の第2の実施形態を説明する図である。尚、本実施形態において、第1の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施形態であるサイドアンダースポイラー取付構造Bを示す図である。車体14の下側部には、ブラケット52が車体14の前後方向が長手方向となるように両面テープ15で接着されている。ブラケット52には、サイドアンダースポイラー54を支持する支持部56が複数箇所に形成されている。サイドアンダースポイラー54には、ブラケット52の支持部56と係合する取付部58が複数箇所に形成されている。サイドアンダースポイラー54は、ブラケット52の複数箇所の支持部56と対応する複数箇所の取付部58が係合して車体14の前後方向が長手方向となるように車体14に取り付けられている。
図7(a)は、ブラケット52を示す平面図である。ブラケット52は、略長尺矩形板状に形成されている。ブラケット52には、長手方向に所定間隔で複数箇所に支持部56が形成されている。
図7(b)は、サイドアンダースポイラー54を示す平面図である。サイドアンダースポイラー54は、後部を開口する略長尺矩形箱状に形成されている。サイドアンダースポイラー54には、長手方向に所定間隔で複数箇所にブラケット52の支持部56と係合することができる取付部58が形成されている。
図8(a)は、ブラケット52の支持部56の近傍を示す斜視図である。ブラケット52は、ブラケット本体60、第3の支持部62、及び第4の支持部64から概略構成されている。ブラケット本体60は、略長尺矩形板状に形成されている。ブラケット本体60の裏面には、接着部である両面テープ15が貼着されている。第3の支持部62は、ブラケット本体60の所定箇所から下方にブラケット本体60と平行に延びている延設部62a、第3の支持部62の延設部62aの先端部から前方に略直角に屈曲して延びている屈曲部62b、第3の支持部62の屈曲部62bの先端部から更にブラケットッ本体60と平行に下方に屈曲して延びている屈曲部62cが形成されている。第3の支持部62の屈曲部62bにおける左右両端部は、基端部から上方に傾斜して形成されている。また、第3の支持部62の屈曲部62cにおける左右両端部は、前方に傾斜して形成されている。第4の支持部64は、ブラケット本体60の所定箇所から下方にブラケット本体60と平行に延びている延設部64a、第4の支持部64の延設部64aの先端部から前方に略直角に屈曲して延びている屈曲部64b、第4の支持部64の屈曲部64bの先端部から更にブラケットッ本体60と平行に上方に屈曲して延びている屈曲部64cが形成されている。第4の支持部64の屈曲部64bにおける左右両端部は、基端部から下方に傾斜して形成されている。また、第4の支持部64の屈曲部64cにおける左右両端部は、前方に傾斜して形成されている。
図8(b)は、サイドアンダースポイラー54の取付部58の近傍を示す斜視図である。サイドアンダースポイラー54は、サイドアンダースポイラー本体66とブラケット52の支持部56と係合することができる取付部58から概略構成されている。サイドアンダースポイラー本体66は、後部を開口する略長尺矩形箱状に形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58は、サイドアンダースポイラー本体66の前部の裏面に形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58は、内部空間を有するようにサイドスポイラー本体66の前部の裏面に形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58は、右端及び左端に開口を有するように形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58の右端の開口部59は、サイドアンダースポイラー54の取付部58の左端の開口部57に対して前後方向及び左右方向に幅大に形成されている。サイドアンダースポイラー54の後部には、切欠部58aが形成されている。
ブラケット52の第3の支持部62とサイドアンダースポイラー54の取付部58とは、ブラケット52の第3の支持部62の屈曲部62cがサイドアンダースポイラー54の取付部58の開口部59からサイドアンダースポイラー54の取付部58の下内面に挿入され、及び、ブラケット52の第4の支持部64の屈曲部64cがサイドアンダースポイラー54の取付部58の開口部59からサイドアンダースポイラー54の取付部58の上内面に挿入されることで係合される。
尚、車体14の側部反対側は、同様に、ブラケット52の第3の支持部62及び第4の支持部64がサイドアンダースポイラー54の取付部58と係合している。
図9(a)は、本実施形態である車体パネル44にブラケット52が接着されブラケット52の支持部56の第4の支持部64にサイドアンダースポイラー54の取付部58が係合している状態におけるブラケット52の支持部56の第4の支持部64とサイドアンダースポイラー54の取付部58が係合している部位の断面図である。サイドアンダースポイラー54の取付部58の上端部は、サイドアンダースポイラー本体66と中央部は離間し前後部は薄肉となるように形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58の下端部は、サイドアンダースポイラー54の取付部58の他の部位の前後方向の肉厚に対して薄肉となるようにサイドアンダースポイラー本体66に接合している。サイドアンダースポイラー54の取付部58の後部は、開口部58aを有するように形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58の開口部58aの上端部には、ブラケット52の第4の支持部64が係合している。尚、車体パネル44の下部には、アンダーコート49処理されている。
図9(b)は、本実施形態である車体パネル44にブラケット52が接着されブラケット52の支持部56の第3の支持部62にサイドアンダースポイラー54の取付部58が係合している状態におけるブラケット52の支持部56の第3の支持部62とサイドアンダースポイラー54の取付部58が係合している部位の断面図である。サイドアンダースポイラー54の取付部58の上端部は、サイドアンダースポイラー本体66と中央部は離間し前後部は薄肉となるように形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58の下端部は、サイドアンダースポイラー54の取付部58の他の部位の前後方向の肉厚に対して薄肉となるようにサイドアンダースポイラー本体66に接合している。サイドアンダースポイラー54の取付部58の後部は、開口部58aを有するように形成されている。サイドアンダースポイラー54の取付部58の開口部58aの下端部には、ブラケット52の第3の支持部62が係合している。尚、車体パネル44の下部には、アンダーコート49処理されている。
図10は、本実施形態である車体パネル44にブラケット52が接着されブラケット52の支持部56にサイドアンダースポイラー54の取付部58が係合している状態における所定箇所の断面図である。サイドアンダースポイラー本体66の下端部は、車体14から延設されている車体ブラケット50にボルト50a及びナット50bによる螺着等で固定されている。
以上、本実施形態によれば、車体14下側部にブラケット52を介してサイドアンダースポイラー54を取り付けるサイドアンダースポイラー取付構造Bであって、ブラケット52は車体14前後方向に長尺に形成され、ブラケット52の上部に車体14と接着される接着部である両面テープ15が設けられていると共に下部にサイドアンダースポイラー54を支持する支持部56が設けられ、サイドアンダースポイラー54には車体14前後方向に移動させることでブラケット52の支持部56と係合する取付部58が形成されているため、車体14にブラケット52を接着する両面テープ15がブラケット52の上部に設けられているのでサイドアンダースポイラー12を取り付けた際に両面テープ15の剥離荷重は下方向に作用するためサイドアンダースポイラー54を取り付けた際の強度を確保することができる。また、サイドアンダースポイラー54はブラケット52に対して車体14前後方向に移動することで取り付けられるのでサイドアンダースポイラー54を取り付ける際に両面テープ15の剥離荷重は車体14前後方向に作用するためサイドアンダースポイラー54を取り付ける際の強度を確保することができる。また、ブラケット52は車体14に対して接着されて固定されるのでブラケット52を車体14に対して固定する際に車体14に溶接等の加工が必要でなく車体14にサイドアンダースポイラー54を取り付ける作業性を良好にすることができる。また、ブラケット52は車体14に対して接着されて固定されるのでブラケット52を車体14に対して固定する際に車体14に溶接等の加工が必要でなく車体14への加工に伴う車体14の錆等に対する処理等を不要とすることができる。また、ブラケット52は車体14に対して接着されて固定されるのでブラケット52を車体14に対して固定する際に車体14に溶接等の加工が必要でなくサイドアンダースポイラー54を取り外した際に車体14の外観を損なうことを防止することができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット52の支持部56は、車体14下左右側部に共通するブラケット52を接着した際にサイドアンダースポイラー54を同一方向に移動することでサイドアンダースポイラー54の取付部58と係合してサイドアンダースポイラー54を支持可能であるブラケット52の支持部56は、共通するブラケット52を車体14下左右側部に接着された際にサイドアンダースポイラー54を同一方向に移動させることによってサイドアンダースポイラー54が支持可能であるため、ブラケット52は車体14下左右側部に共通して接着することができるので車体14下左右側部に共通して接着するブラケット52を共通にすることができるためブラケット52が車体14下左右側部で異なる部材に製作等するコストに対してブラケット52を製作等するためのコストが嵩むことを防止することができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット52の支持部56は、サイドアンダースポイラー54の取付部58の上側又は下側と係合するように車体14前後方向に所定間隔で上下方向に離間して形成されているため、ブラケット52にサイドアンダースポイラー54を取り付ける際におけるブラケット52とサイドアンダースポイラー54との上下方向の遊間を狭小とすることができてブラケット52とサイドアンダースポイラー54とが遊動することを防止することができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット16は、アンダーコート49処理されていない部位に接着されているため、アンダーコート49処理されている部位に接着される場合と比較して接着強度を高めることができる。
次に、本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造の第3の実施形態について説明する。図11乃至図19は、本発明にサイドアンダースポイラー取付構造の第3の実施形態を説明する図である。尚、本実施形態において、上記第1及び第2の実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図11及び図12は、本発明の第3の実施形態であるサイドアンダースポイラー取付構造Cを示す図である。車体14の下側部には、ブラケット71が車体14の前後方向が長手方向となるように両面テープ(両面粘着テープ)15で接着されている。前記ブラケット71は、複数のブラケットピース72を車体14の前後方向が長手方向となるように並べて構成され、各ブラケットピース72には、それぞれサイドアンダースポイラー91を支持する支持部73が形成されて、この例では、1つのブラケットピース72に1つの支持部73を設けている。
サイドアンダースポイラー91には、ブラケット71の支持部73と係合する取付部92が複数箇所に形成されている。サイドアンダースポイラー91は、ブラケット71の複数箇所の支持部73と対応する複数箇所の取付部92が係合して車体14の前後方向が長手方向となるように車体14に取り付けられている。
図13は、ブラケット71を構成するブラケットピース72の正面図であり、このブラケットピース72は、ピース本体74,第5の支持部75及び第6の支持部76から概略構成されている。そして、これら第5の支持部75及び第6の支持部76により、前記支持部73が構成される。前記ピース本体74は、略長尺矩形板状に形成され、その長手方向両側には、中央側より上下方向に広い重ね合わせ部77,77Aを形成し、一方の重ね合わせ部77の基端側に段部78を設けることにより、該一方の重ね合わせ部77Aの裏面をピース本体74の中央側の表面に合わせている。そして、ピース本体74の裏面には、接着部である両面テープ15が貼着されている。また、重ね合わせ部77,77Aは、互いを上下,左右に位置調整した上で接合されるので、ブラケット71の形成自由度が向上し、重ね合わせ部77,77Aの長手方向の重なり代を調整することにより左右方向(長手方向)の位置調整が可能であり、また、重ね合わせ部77,77Aは中央側より上下方向に広く形成されているから、上下方向の重ね合わせ代を調整することにより上下方向の位置調整が可能となる。また、重ね合わせ部77,77A同士をスポット溶接や接着などにより一体接合することができ、重ね合わせ部77,77A同士は面接触するから、接着などにより強固に接合できる。
図13及び図14に示すように、図14で左側の第5の支持部75と図14で右側の前記第6の支持部76は、左右対称の構成であり、それら支持部75,76は、前記ピース本体74と上下方向に間隔Kを置いて平行に延びる前側支持片79と、この支持片79と上下方向に間隔Kを置いて平行に延びる後側支持片80とをそれぞれ備え、ピース本体74の中央側と外側支持片79の上下寸法がほぼ等しく、外側支持片79より内側支持片80は上下寸法が小さく形成されている。
また、図14(C)などに示すように、ピース本体74と外側支持部79,79との連結箇所に、幅方向の段部81を形成すると共に、前側支持部79,79と後側支持部80,80との連結箇所に、幅方向の段部82を形成し、前記段部81により、ピース本体74と外側支持部79,79とが幅方向に離間し、前記段部82により、外側支持部79,79と内側支持部80,80とが幅方向に離間する。尚、また、ピース本体74と後側支持部80,80とはほぼ同一平面上に位置する。尚、前記幅方向とは、ブラケット71の前後方向である。
また、前記第5の支持部75の外側支持部79の先端部83は、前左方向に傾斜して形成され、前記第6の支持部76の外側支持片79の先端部83は、前右側に傾斜して形成され、前記先端部83の角部は、湾曲状に面取りされている。また、前記内側支持片80の先端は湾曲状に形成されている。
さらに、ブラケットピース72の左右方向略中央部には、上下方向にビード84が形成され、このビード84は前側に凸に形成されている。また、前側支持片79には、上下方向中央に左右方向のビード85が形成され、このビード85は前側に凸に形成されている。また、後側支持片79には、上下方向中央に左右方向のビード86が形成され、このビード85は後側に凸に形成されている。尚、これらビード84,85,86は、ブラケットピース72を構成する板材をプレス加工するなどして形成され、形成箇所の断面性能が向上する。
図11,図15〜図19に示すように、サイドアンダースポイラー91は、サイドアンダースポイラー本体93とブラケット71の支持部73と係合することができる取付部92とから概略構成されている。サイドアンダースポイラー本体93は、後部を開口する略長尺矩形箱状に形成されている。図11はサイドアンダースポイラー91を裏面側から見た図であり、前記取付部92は、サイドアンダースポイラー本体93の前部の裏面に一体形成されている。
前記取付部92は、サイドアンダースポイラー本体93の前部裏面の上下を連結する取付部本体94と、この取付部本体94の左右方向一側(図16中では左側)で前側に一体に設けたリブ部95とを備え、板状をなす前記取付部本体94は、取付状態において、前記ブラケット71と平行をなす。前記リブ部95には前記前側支持片79を係入する左右方向の係入孔96を形成し、この係入孔96に対応して前記取付部本体94の前面に左右方向の係合凹部97を形成し、この係合凹部97が前記前側支持片79の後面に係合し、その係合凹部97の上下中央には、前記ビード85内に係合する突条部97aが形成されている。そして、前記ブラケットピース72は、ばね鋼などのばね性を有する板材から形成される。また、図19に示すように、前記係合凹部97は、前側支持片79の係入方向に沿ってサイドスポイラー本体93に近づく傾斜を有し、これにより前側支持片79を係合凹部97に係入すると、サイドアンダースポイラー91が車体14側に引き込まれ、図17に示すように、車体14とサイドスポイラー本体93の上縁との間での隙間の発生が防止され、パッキン材101が車体14に密着する。
そして、図17の取付状態に示すように、係合凹部97に前側支持片79の後面が当接した状態で、前記後側支持片80の前面が取付部本体94の後面に当接する。すなわち、取付部92の取付部本体94を、幅方向から前側支持片79と後側支持片80が挟んで係合する。また、前記係入孔96の上縁部96aと下縁部96bは、前側係止片79を上下から挟み、該前側係止片79の上下位置を規制する。また、前記取付部本体94の左右方向他側(図16及び図18中では右側)には、後側から前側に傾斜した案内縁部94aが形成されている。尚、図17に示すように、ピース本体74を、両面テープ15により、車体14のほぼ垂直な外面に接着固定することが好ましく、車体14への固定状態で、前記ブラケットピース72は、上端側のピース本体74が車体14に固定され、下端側である後側支持片80側が自由端となる。
尚、図中101は、車体14とサイドスポイラー本体93の上縁との間に設けられた弾性を有するパッキン材である。
そして、ブラケット71は、ブラケットピース72,72を組み合わせて形成され、サイドアンダースポイラー91の取付部92,92…に合わせて、予め重ね合わせ部77,77Aにてスポット溶接や接着などにより接合してなるブラケット71を、車体14の取付位置に両面テープ15を用いて接着固定する。あるいは車体14に取付位置の基準となる印(図示せず)をつけ、該印に合わせて、ピース本体74の裏面に設けた両面テープ15によりブラケットピース72を右側から車体14に接着固定し、右側のブラケットピース72の重ね合わせ部77の前面に、重ね合わせ部77Aの一部を重ね合わせるようにして左側のブラケットピース72を配置し、車体14に接着固定し、このようにして複数のブラケットピース72,72…を並べてブラケット71を形成することもできる。尚、重ね合わせ部77,77A同士は接着などにより接合する。この場合、それぞれの支持部73,73…をサイドアンダースポイラー91の取付部92,92…に合わせてブラケットピース72,72…を位置合わせして固定する。ブラケット71の固定後、車体14の左右一方では、支持部75に取付部92を合わせてサイドアンダースポイラー91を左右方向に移動し、支持部75に取付部92に係合する。この際、案内縁部94aにより、取付部本体94が支持片79,80間にスムーズに挿入される。この係合により、前側支持片79が係入孔96に係入し、前側及び後側支持片79,80により、取付部本体94が挟着され、ブラケット71によりサイドアンダースポイラー91が車体14に取付固定される。尚、車体14の左右方向他方では、支持部76に取付部92を係合する。
このような取付構造においては、車体14にブラケット71を接着する両面テープ15がブラケット71の上部に設けられているのでサイドアンダースポイラー91を取り付けた際に両面テープ15の剥離荷重は下方向に作用するためサイドアンダースポイラー91を取り付けた際の強度を確保することができる。また、下方向の荷重に対しては、上縁部96aが前側係止片79に係止して確実に支持できる。また、図17の矢印に示すように、サイドアンダースポイラー91の下側を車体14側に近づける方向の外力が加わると、この外力を後側支持片80が受け、ブラケットピース72はばねを有するから、従来のように取付構造の一部に負荷が集中するようなことが無く、前記外力を吸収することができる。
したがって、本実施例では、図5及び図10に示した車体ブラケットが不要となり、サイドアンダースポイラー本体93の下面に、タイヤが跳ね上げた水が当たったり、飛び石などが当たったりしても、この衝撃をブラケット71により吸収でき、当たった際の打撃音の発生や前記衝撃の車体14への直接的な伝達を防止することができる。また、従来のクリップ止めなどを用いる場合に比べて、前側支持片79の後面が取付部本体94の前面に面接触すると共に、後側支持片80の前面が取付部本体94の後面に面接触するから、安定した取付構造が得られる。
このように本実施例では、ブラケット71の支持部73は、サイドアンダースポイラー91の取付部92の取付部本体94を幅方向から挟んで係合するように幅方向に離間した複数の支持片79,80を備えるから、サイドアンダースポイラー91の取付部92を、ブラケット71に配した複数の支持片89,90により挟んで支持するから、サイドアンダースポイラー91への幅方向荷重を受けることができ、取付強度が向上する。
また、このように本実施例では、ブラケット71は、少なくとも1つの支持部79,80を備えたブラケットピース72を複数組み合わせてなるから、車両に応じて複数のブラケットピース72を並べてブラケット71を形成でき、設計の自由度が向上する。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、実施例1及び2のブラケットも、ばね材から形成することができる。また、取付部はサイドアンダースポイラー本体に一体成形してもよいし、サイドアンダースポイラー本体に適宜手段により取付部を固定するようにしてもよい。
本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を適用する車両を示す斜視図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す平面図である。 図2のブラケット及びサイドアンダースポイラーを示す平面図である。 図2のブラケット及びサイドアンダースポイラーを示す斜視図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す断面図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す平面図である。 図6のブラケット及びサイドアンダースポイラーを示す平面図である。 図6のブラケット及びサイドアンダースポイラーを示す斜視図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す断面図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す断面図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す分解斜視図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す斜視図である。 ブラケットピースの正面図である。 ブラケットピースの断面図であり、図14(a)は、図13のW−W線断面図、図14(b)は、図13のX−X線断面図、図14(c)は図13のY−Y線断面図、図14(d)は図13のZ−Z断面図である。 取付状態における支持部と取付部の斜視図である。 取付状態における支持部と取付部の正面説明図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す断面図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す後側支持片と取付部との係合状態の平断面図である。 本発明に係るサイドアンダースポイラー取付構造を示す前側支持片と取付部との係合状態の平断面図である。
符号の説明
12,54,91 サイドアンダースポイラー
14 車体
15 両面テープ(接着部)
16,52,71 ブラケット
72 ブラケットピース
18,56,73 支持部
79 前側支持片
80 後側支持片
20,58,92 取付部
A,B,C サイドアンダースポイラー取付構造

Claims (5)

  1. 車体下側部にブラケットを介してサイドアンダースポイラーを取り付けるサイドアンダースポイラー取付構造であって、
    前記ブラケットは車体前後方向に長尺に形成され、前記ブラケットの上部に車体と接着される接着部が設けられていると共に下部に前記サイドアンダースポイラーを支持する支持部が設けられ、前記サイドアンダースポイラーには車体前後方向に移動させることで前記ブラケットの支持部と係合する取付部が形成されていることを特徴とするサイドアンダースポイラー取付構造。
  2. 前記ブラケットの支持部は、車体下左右側部に共通する前記ブラケットを接着した際に前記サイドアンダースポイラーを同一方向に移動することで前記サイドアンダースポイラーの取付部と係合して前記サイドアンダースポイラーを支持可能であることを特徴とする請求項1記載のサイドアンダースポイラー取付構造。
  3. 前記ブラケットの支持部は、前記サイドアンダースポイラーの取付部の上側又は下側と係合するように車体前後方向に所定間隔で上下方向に離間して形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のサイドアンダースポイラー取付構造。
  4. 前記ブラケットの支持部は、前記サイドアンダースポイラーの取付部を幅方向から挟んで係合するように幅方向に離間した複数の支持片を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のサイドアンダースポイラー取付構造。
  5. 前記ブラケットは、少なくとも1つの前記支持部を備えたブラケットピースを複数組み合わせてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のサイドアンダースポイラーの取付構造。
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