JPH0650800B2 - 電波吸収パネルの製造方法 - Google Patents
電波吸収パネルの製造方法Info
- Publication number
- JPH0650800B2 JPH0650800B2 JP63051751A JP5175188A JPH0650800B2 JP H0650800 B2 JPH0650800 B2 JP H0650800B2 JP 63051751 A JP63051751 A JP 63051751A JP 5175188 A JP5175188 A JP 5175188A JP H0650800 B2 JPH0650800 B2 JP H0650800B2
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- Japan
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- decorative plate
- electromagnetic wave
- decorative
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコンクリート板の表面に化粧板が層着された電
波吸収パネルの製造方法に係るものである。
波吸収パネルの製造方法に係るものである。
（従来の技術） 従来のこの種の電波吸収パネルの製造に際しては、化粧
板(a)の裏面処理を施したのち、同化粧板(a)を製造ライ
ン上に配列し、目地詰め材を充填したのち、予め電波吸
収材(b)とコンクリート板(c)とによって成型した吸収材
ユニット(d)を前記化粧板(a)上の凹溝(e)に嵌着すると
ともに接着剤を介して接着し、前記吸収材ユニツト(d)
と化粧板(a)との密着を図るため、加圧機(f)を介して前
記化粧板板上に圧着し、加圧作業完了後反射材(g)を配
設し、鉄筋(h)を組込み、コンクリート(i)を打込んで、
コンクリート層を化粧板(a)に一体的に層着していた。
（第９図参照） （発明が解決しようとする課題） 前記従来の方法では、電波吸収材の装着及び加圧作業が
製造ライン上で行なわれるため、製作サイクル時間がか
かり、また化粧板を配列した場所での電波吸収材の加圧
によれば、電波吸収材と化粧板との均一な密着が難しか
った。また同吸収材の運搬や接着作業のために化粧板等
の破損を生起した。
板(a)の裏面処理を施したのち、同化粧板(a)を製造ライ
ン上に配列し、目地詰め材を充填したのち、予め電波吸
収材(b)とコンクリート板(c)とによって成型した吸収材
ユニット(d)を前記化粧板(a)上の凹溝(e)に嵌着すると
ともに接着剤を介して接着し、前記吸収材ユニツト(d)
と化粧板(a)との密着を図るため、加圧機(f)を介して前
記化粧板板上に圧着し、加圧作業完了後反射材(g)を配
設し、鉄筋(h)を組込み、コンクリート(i)を打込んで、
コンクリート層を化粧板(a)に一体的に層着していた。
（第９図参照） （発明が解決しようとする課題） 前記従来の方法では、電波吸収材の装着及び加圧作業が
製造ライン上で行なわれるため、製作サイクル時間がか
かり、また化粧板を配列した場所での電波吸収材の加圧
によれば、電波吸収材と化粧板との均一な密着が難しか
った。また同吸収材の運搬や接着作業のために化粧板等
の破損を生起した。
更に吸収材ユニツト、化粧板の製造ライン配列までの保
管場所として相当の面積を必要とし、更にまた、化粧板
に層着されている吸収材部分の相互の接合部の密着が図
れないという問題があった。
管場所として相当の面積を必要とし、更にまた、化粧板
に層着されている吸収材部分の相互の接合部の密着が図
れないという問題があった。
本発明は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、製造工程が短縮され、
化粧板と電波吸収材との密着精度が向上された電波吸収
パネルの製造方法を提供する点にある。
たもので、その目的とする処は、製造工程が短縮され、
化粧板と電波吸収材との密着精度が向上された電波吸収
パネルの製造方法を提供する点にある。
（課題を解決するための手段） 前記の目的を達成するため、本発明に係る電波吸収パネ
ルの製造方法は、化粧板上に電波吸収材を加圧接着して
化粧板ユニツトを製作し、次いで同化粧板ユニツトを定
盤面に並列したのち、相隣る前記化粧板ユニツトの各電
波吸収層を同各電波吸収層間に亘って配設された接合用
電波吸収材で接合して、同各化粧板ユニツト上に反射
材、鉄筋を配設し、コンクリートを打設して前記化粧板
ユニツト上にコンクリートを一体に層着することを特徴
とするものである。
ルの製造方法は、化粧板上に電波吸収材を加圧接着して
化粧板ユニツトを製作し、次いで同化粧板ユニツトを定
盤面に並列したのち、相隣る前記化粧板ユニツトの各電
波吸収層を同各電波吸収層間に亘って配設された接合用
電波吸収材で接合して、同各化粧板ユニツト上に反射
材、鉄筋を配設し、コンクリートを打設して前記化粧板
ユニツト上にコンクリートを一体に層着することを特徴
とするものである。
（作用） 本発明においては従来のように定盤上に配列された化粧
板に電波吸収材ユニツトを加圧、接着することなく、予
め化粧板上に電波吸収材を加圧接着し、両者が密着され
た一定の連続した化粧板ユニツトを製作しておき、同化
粧板ユニツトを定盤面に配列し、同各ユニツト上にコン
クリートを一体に層着して電波吸収パネルを製作する。
板に電波吸収材ユニツトを加圧、接着することなく、予
め化粧板上に電波吸収材を加圧接着し、両者が密着され
た一定の連続した化粧板ユニツトを製作しておき、同化
粧板ユニツトを定盤面に配列し、同各ユニツト上にコン
クリートを一体に層着して電波吸収パネルを製作する。
而して本発明においては前記定盤面に並列された化粧板
ユニツトの接合に際して、相隣る化粧板ユニツトの各電
波吸収材層を、同各電波吸収層間に亘って配設された接
合用電波吸収材で各電波吸収層を隙間のないように接続
して、化粧板ユニツト相互の電波吸収材を簡単に接続
し、パネル全体の電波吸収率を増大させる。
ユニツトの接合に際して、相隣る化粧板ユニツトの各電
波吸収材層を、同各電波吸収層間に亘って配設された接
合用電波吸収材で各電波吸収層を隙間のないように接続
して、化粧板ユニツト相互の電波吸収材を簡単に接続
し、パネル全体の電波吸収率を増大させる。
（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。
(1)は石材その他の化粧板で、同化粧板(1)上に設けられ
た凹条溝(1a)に、フェライトタイル等の電波吸収材(2)
を嵌合するとともに、接着剤(3)で接着し、加圧機(4)で
加圧して化粧板(1)に電波吸収材(2)を密着させて、（第
２図及び第３図参照）化粧板ユニツトを製造する。
た凹条溝(1a)に、フェライトタイル等の電波吸収材(2)
を嵌合するとともに、接着剤(3)で接着し、加圧機(4)で
加圧して化粧板(1)に電波吸収材(2)を密着させて、（第
２図及び第３図参照）化粧板ユニツトを製造する。
図中(5)は電波吸収材(2)上に層着されたコンクリート成
形板である。
形板である。
かくして予め製作された化粧板ユニツト(A)を定盤(B)面
に配列する。図中(6)は目地である。（第４図参照） かくして定盤(B)面に配列された化粧板ユニツト(A)の両
端部に配設された電波吸収材(2)間を接合用電波吸収材
(7)で接続する。第５図乃至第８図はこの接続部を示
し、第５図においては方形断面の接合用電波吸収材(7)
を、相隣る化粧板ユニツト(A)端縁における化粧板(1)と
各電波吸収材(2)との間に形成された各段部に亘って嵌
合、接着したものであり、第６図においては前記接合用
電波吸収材(7)を相隣る化粧板ユニツト(A)における各電
波吸収材(2)上に跨架して接着したものであり、また第
７図においてはＴ形断面の接合用電波吸収材（7′）の
垂直部片を相隣る化粧板ユニツト(A)の各電波吸収材(2)
間の間隙に嵌合するとともに、水平部片の両端を同各電
波吸収材(2)上に架乗して接着したものであり、更にま
た第８図においては、前記Ｔ形断面の接合用電波吸収材
（7′）の垂直部片を相隣る化粧板ユニツト(A)の各電波
吸収材(2)間の間隙に嵌合するとともに、水平部片両端
を、前記各電波吸収材(2)の端に設けた切欠き段部に架
乗せしめて接着したものである。
に配列する。図中(6)は目地である。（第４図参照） かくして定盤(B)面に配列された化粧板ユニツト(A)の両
端部に配設された電波吸収材(2)間を接合用電波吸収材
(7)で接続する。第５図乃至第８図はこの接続部を示
し、第５図においては方形断面の接合用電波吸収材(7)
を、相隣る化粧板ユニツト(A)端縁における化粧板(1)と
各電波吸収材(2)との間に形成された各段部に亘って嵌
合、接着したものであり、第６図においては前記接合用
電波吸収材(7)を相隣る化粧板ユニツト(A)における各電
波吸収材(2)上に跨架して接着したものであり、また第
７図においてはＴ形断面の接合用電波吸収材（7′）の
垂直部片を相隣る化粧板ユニツト(A)の各電波吸収材(2)
間の間隙に嵌合するとともに、水平部片の両端を同各電
波吸収材(2)上に架乗して接着したものであり、更にま
た第８図においては、前記Ｔ形断面の接合用電波吸収材
（7′）の垂直部片を相隣る化粧板ユニツト(A)の各電波
吸収材(2)間の間隙に嵌合するとともに、水平部片両端
を、前記各電波吸収材(2)の端に設けた切欠き段部に架
乗せしめて接着したものである。
かくして前記化粧板ユニツト(A)の接続が完了すると、
第１図に示すように、同各化粧板ユニツト(A)上に反射
材(8)、鉄筋(9)を配設し、コンクリート(10)を打設し
て、コンクリート板の表面に化粧板が層着された電波吸
収パネルの製作を完了する。
第１図に示すように、同各化粧板ユニツト(A)上に反射
材(8)、鉄筋(9)を配設し、コンクリート(10)を打設し
て、コンクリート板の表面に化粧板が層着された電波吸
収パネルの製作を完了する。
（発明の効果） 本発明によれば従来のように、定盤面に化粧板を配列し
たのち、同化粧板に電波吸収材を接着剤を介して圧着す
ることなく、化粧板上に電波吸収材を加圧、接着して化
粧板ユニツトを予め製作しておき、同化粧板ユニツトを
定盤面に配列して同各ユニツト上にコンクリートを一体
に層着するようにし、電波吸収材の化粧板への接合、圧
着を製造ラインに乗せる以前に行なうことができるよう
にし、製造工程を短縮するとともに、化粧板と電波吸収
材とを精度よく圧着することができるようにし、化粧板
の運搬取扱工程を少なくし、破損を少なくするととも
に、化粧板及び電波吸収材のストツクの省力化を図るこ
とができる。
たのち、同化粧板に電波吸収材を接着剤を介して圧着す
ることなく、化粧板上に電波吸収材を加圧、接着して化
粧板ユニツトを予め製作しておき、同化粧板ユニツトを
定盤面に配列して同各ユニツト上にコンクリートを一体
に層着するようにし、電波吸収材の化粧板への接合、圧
着を製造ラインに乗せる以前に行なうことができるよう
にし、製造工程を短縮するとともに、化粧板と電波吸収
材とを精度よく圧着することができるようにし、化粧板
の運搬取扱工程を少なくし、破損を少なくするととも
に、化粧板及び電波吸収材のストツクの省力化を図るこ
とができる。
更に本発明によれば、相隣る前記化粧板ユニツトの接合
に際し、各化粧板ユニツトの各電波吸収材層を同各電波
吸収層間に亘って配設された接合用電波吸収材で接合す
ることにより、化粧板ユニツト相互の電波吸収材の接続
を簡単にし、前記各化粧板ユニツト上に反射材、鉄筋を
配設してコンクリートを一体に層着することによって、
電波吸収パネルの製造能率が改善され、同電波吸収パネ
ル全体の電波吸収率が向上されるものである。
に際し、各化粧板ユニツトの各電波吸収材層を同各電波
吸収層間に亘って配設された接合用電波吸収材で接合す
ることにより、化粧板ユニツト相互の電波吸収材の接続
を簡単にし、前記各化粧板ユニツト上に反射材、鉄筋を
配設してコンクリートを一体に層着することによって、
電波吸収パネルの製造能率が改善され、同電波吸収パネ
ル全体の電波吸収率が向上されるものである。
第１図は本発明に係る電波吸収パネルの製造方法の一実
施例の実施状態を示す縦断面図、第２図は化粧板ユニツ
トの製造状態を示す縦断面図で第３図の矢視イ−イ図、
第３図は製造過程にある化粧板ユニツトの平面図、第４
図は化粧板パネルの製作のための化粧板ユニツト配列状
態を示す平面図、第５図乃至第８図は化粧板パネルに組
合わされた化粧板ユニツトの継手部を示す縦断面図、第
９図は従来の電波吸収パネルの製造方法の実施状況を示
す縦断面図である。 (A)……化粧板ユニツト、(B)……定盤 (1)……化粧板、(2)……電波吸収材 (7)（7′）……接合用電波吸収材 (10)……コンクリート
施例の実施状態を示す縦断面図、第２図は化粧板ユニツ
トの製造状態を示す縦断面図で第３図の矢視イ−イ図、
第３図は製造過程にある化粧板ユニツトの平面図、第４
図は化粧板パネルの製作のための化粧板ユニツト配列状
態を示す平面図、第５図乃至第８図は化粧板パネルに組
合わされた化粧板ユニツトの継手部を示す縦断面図、第
９図は従来の電波吸収パネルの製造方法の実施状況を示
す縦断面図である。 (A)……化粧板ユニツト、(B)……定盤 (1)……化粧板、(2)……電波吸収材 (7)（7′）……接合用電波吸収材 (10)……コンクリート
Claims (1)
- 【請求項１】化粧板上に電波吸収材を加圧接着して化粧
板ユニットを製作し、次いで同化粧板ユニットを定盤面
に並列したのち、相隣る前記化粧板ユニットの各電波吸
収層を同各電波吸収層間に亘って配設された接合用電波
吸収材で接合して、同各化粧板ユニット上に反射材、鉄
筋を配設し、コンクリートを打設して前記化粧板ユニッ
ト上にコンクリートを一体に層着することを特徴とする
電波吸収パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63051751A JPH0650800B2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | 電波吸収パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63051751A JPH0650800B2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | 電波吸収パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01257398A JPH01257398A (ja) | 1989-10-13 |
| JPH0650800B2 true JPH0650800B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=12895636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63051751A Expired - Fee Related JPH0650800B2 (ja) | 1988-03-07 | 1988-03-07 | 電波吸収パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650800B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03199546A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-08-30 | Meiwa Kk | 電波シールドパネル構造体 |
| JPH0436295U (ja) * | 1990-07-23 | 1992-03-26 | ||
| JPH0638475Y2 (ja) * | 1990-11-29 | 1994-10-05 | 日立フェライト株式会社 | 電波吸収壁 |
| JPH0638476Y2 (ja) * | 1990-11-29 | 1994-10-05 | 日立フェライト株式会社 | 電波吸収壁 |
| JPH0635519Y2 (ja) * | 1990-11-29 | 1994-09-14 | 日立フェライト株式会社 | 電波吸収壁 |
| JPH05299874A (ja) * | 1992-04-23 | 1993-11-12 | Hitachi Ferrite Ltd | 電波吸収体及びその取り付け方法 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS556320A (en) * | 1978-06-27 | 1980-01-17 | Ritsuo Hasumi | Spectral module |
| JPS6123552Y2 (ja) * | 1979-06-25 | 1986-07-15 | ||
| JPS6094799A (ja) * | 1983-10-27 | 1985-05-27 | ニチアス株式会社 | 電波吸収壁体用パネル |
| JPS62144398A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-27 | フジタ工業株式会社 | 電波吸収壁体 |
-
1988
- 1988-03-07 JP JP63051751A patent/JPH0650800B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01257398A (ja) | 1989-10-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |