JPH0650410Y2 - 仕分け機における払い出し装置 - Google Patents

仕分け機における払い出し装置

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JPH0650410Y2
JPH0650410Y2 JP1394890U JP1394890U JPH0650410Y2 JP H0650410 Y2 JPH0650410 Y2 JP H0650410Y2 JP 1394890 U JP1394890 U JP 1394890U JP 1394890 U JP1394890 U JP 1394890U JP H0650410 Y2 JPH0650410 Y2 JP H0650410Y2
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JP
Japan
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conveyor
plate
payout
delivery
sorting machine
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JP1394890U
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JPH03105125U (ja
Inventor
栄三 野村
Original Assignee
栄三 野村
庄司鉄工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、搬送コンベア上を搬送される品物を目的別に
仕分けして払い出すための仕分け機における払い出し装
置に関する。
(従来の技術) 運送業者が品物(荷物)を運送するシステムとして、集
めた品物を一旦、集荷場に集め、ここで各品物を仕分け
機により目的地別に自動的に仕分けすることがおこなわ
れているが、この仕分け機の一例として、従来、第5図
に示すものがある。これは品物1を搬送する搬送コンベ
ア2の一側方に品物搬送方向に沿って適当間隔ごとに払
い出し板3を回動自在に張設すると共に、上記搬送コン
ベア2の他側方に上記各払い出し板3に対向して品物仕
分けシュート4を配設したものであって、搬送コンベア
2上を搬送される品物1が仕分けすべきシュート4に接
近すると、第5図仮想線に示すように、該シュート4に
対向する払い出し板3が枢支軸5を支点として搬送コン
ベア2上を横断するように回動し、該払い出し板3によ
って上記品物1が前記シュート4上に払い出されるよう
になっている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の装置では、払い出し板3が搬送コンベア2上
を傾斜した状態で横断しようとするため、該払い出し板
3に品物1の角部1aが衝当し、その角部1aが損壊させら
れることがあった。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、品物を損壊させるこ
となく払い出すことができる仕分け機における払い出し
装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の構成を実施例に対応
する第1図および第2図を用いて説明すると、本考案
は、品物搬送コンベア2の一側方に払い出し装置7を設
け、該払い出し装置7の払い出し板8を上記搬送コンベ
ア2上を横断するよう移動させることによって、搬送コ
ンベア2上を搬送される品物1を搬送コンベア2の他側
方側へ払い出すようにしてなる仕分け機における払い出
し装置において、上記払い出し装置7の本体11と払い出
し板8との間に、該払い出し板8を搬送コンベア2の一
側方からその搬送コンベア2の中央部に向かってほぼ平
行に移動させた後、その払い出し板8の先端部8aを上記
搬送コンベア2の他側方側へ傾斜させるためのリンク機
構9,10を品物搬送方向に沿って前後一対設け、これら前
後のリンク機構9,10のうち、後側のリンク機構10は、ば
ね27によって常時伸長方向に付勢されると共にばね圧に
抗して屈折可能な屈伸リンク22,23によって形成されて
なる構成を採用するものである。
(作用) 上記構成において、払い出し板8は、前後両リンク機構
9,10により、第1図仮想線に示すように、搬送コンベア
2の一側方からその搬送コンベア2の中央部に向かって
ほぼ移動させられて、上記搬送コンベア2上を搬送され
る品物1の側面に当接し、その後、第2図実線に示すよ
うに、その払い出し板8の先端部8aが搬送コンベア2の
他側方側へ傾斜させられて、上記品物1を搬送コンベア
2の他側方側へ払い出すことができる。
(実施例) 第1図および第2図に基づいて本考案の一実施例たる仕
分け機における払い出し装置7について説明すると、8
は横長矩形状の払い出し板、9,10は該払い出し板8と払
い出し装置7の機枠(本体)11との間に品物搬送方向に
沿って前後一対設けたリンク機構であって、その前側の
リンク機構9は、第3図にも示すように、一端部が払い
出し板8の裏面に突設したブラケットに枢支軸12を介し
て枢支され、且つその他端部が前記機枠11に立設した固
定軸13に枢支された揺動リンク14と、該揺動リンク14の
他端部にその揺動リンク14とは反対方向に突設した揺動
レバー15を、前記機枠11上に支持ブラケット16を介して
固定した駆動モータ17の駆動軸17aに連動連結する一対
の連動リンク18,19とからなり、上記駆動モータ17によ
り駆動軸17aを1回転させると、前記揺動リンク14が1
往復揺動させられるようになっている。
前記後側のリンク機構10は、第4図にも示すように、連
結ピン21により一端部が互いに屈伸自在に連結された一
対の屈伸リンク22,23からなり、その一方の屈伸リンク2
2の他端部は前記払い出し板8の裏面に突設したブラケ
ットに枢支軸24を介して枢着され、また他方の屈伸リン
ク23の他端部は前記機枠11上に立設した固定軸25に枢支
されており、さらに該両屈伸リンク22,23は、前記連結
ピン21と上記機枠11上に設けたばね支持具26との間に張
設した引張ばね27によって、常時伸長方向に付勢されて
いる。またさらに上記他方の屈伸リンク23の上下両横桁
部材23a,23aを一体連結する連結部材23bのねじ孔にスト
ッパボルト28を螺合させると共に、それに対向して一方
の屈伸リンク22の他端部にストッパ部材22aを一体形成
してあり、上記両屈伸リンク22,23を伸長させたとき
に、上記ストッパボルト28とストッパ部材22aとが互い
に当接して、その両屈伸リンク22,23の伸長状態を保持
するようになっている(第2図実線状態)。そして第1
図の29は前記払い出し板8の先端部8aに対向して前記機
枠11上に張設した払い出し板保持具であって、第1図実
線に示すように、払い出し板8の待機状態において、該
払い出し板8の先端部8aの裏面に前記ばね27に抗して当
接することにより、その払い出し板8を品物搬送方向と
ほぼ平行に保持するものである。
上記払い出し装置7によれば、次の要領で品物1を払い
出すことができる。まず第1図実線に示す待機状態にお
いて、仕分けすべき品物1が接近すると、その検知信号
により駆動モータ17が作動して駆動軸17aが矢印方向へ
回転させられ、同図仮想線に示すように、連動リンク1
8,19および揺動レバー15を介して揺動リンク14が引き起
こされる。またこれに伴って両屈伸リンク22,23がばね2
7により伸長させられ、この結果、払い出し板8は搬送
コンベア2の中央部に向かってほぼ平行に移動し、搬送
コンベア2上を搬送される品物1の側面に当接する。ま
た、その品物1への当接によって両屈伸リンク22,23が
ばね27に抗して若干屈折し、当接による衝撃を緩和す
る。
続いて前記駆動軸17aの回転により、揺動リンク14がさ
らに引き起こされ、第2図実線に示すように、払い出し
板8が後側リンク機構10側の枢支軸24を支点として回動
し、その先端部8aが搬送コンベア2の他側方側へ傾斜し
て品物1を仕分けシュート4上に払い出す。
さらに前記駆動軸17aの回転により、第2図仮想線に示
すように、揺動リンク14が引き戻され、上記駆動軸17a
が1回転した時点で、第1図実線に示すように、払い出
し板8が元の待機状態に戻り、駆動モータ17の作動が停
止する。
(考案の効果) 本考案によれば、払い出し板が前後一対のリンク機構に
よって搬送コンベアの一側方から該搬送コンベアの中央
部に向かってほぼ平行に移動させられるようになってい
るため、該払い出し板は搬送コンベア上を搬送される品
物の側面に当接することとなり、従来のように、その品
物の角度が上記払い出し板によって損壊させられるおそ
れがない。
また特に、後側のリンク機構がばねによって常時伸長方
向に付勢されると共にばね圧に抗して屈折可能な屈伸リ
ンクにより形成されていることから、前記払い出し板は
品物の側面に弾性的に当接して、その当接による衝撃を
緩和し、上記品物を損傷させることなく、スムーズに払
い出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例たる仕分け機における払い出
し装置の作動前の水平断面図、第2図は同装置の払い出
し作動時の水平断面図、第3図は第1図のIII−III矢視
図、第4図は第1図のIV−IV矢視図、第5図は従来例を
示す概略平面図である。 1……品物、2……搬送コンベア、7……払い出し装
置、8……払い出し板、8a……払い出し板の先端部、9,
10……リンク機構、11……機枠(本体)、22,23……屈
伸リンク、27……ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】品物搬送コンベアの一側方に払い出し装置
    を設け、該払い出し装置の払い出し板を上記搬送コンベ
    ア上を横断するよう移動させることによって、搬送コン
    ベア上を搬送される品物を搬送コンベアの他側方側へ払
    い出すようにしてなる仕分け機における払い出し装置に
    おいて、上記払い出し装置の本体と払い出し板との間
    に、該払い出し板を搬送コンベアの一側方からその搬送
    コンベアの中心部に向かってほぼ平行に移動させた後、
    その払い出し板の先端部を上記搬送コンベアの他側方側
    へ傾斜させるためのリンク機構を品物搬送方向に沿って
    前後一対設け、これら前後のリンク機構のうち、後側の
    リンク機構は、ばねによって常時伸長方向に付勢される
    と共にばね圧に抗して屈折可能な屈伸リンクによって形
    成されてなる仕分け機における払い出し装置。
JP1394890U 1990-02-15 1990-02-15 仕分け機における払い出し装置 Expired - Lifetime JPH0650410Y2 (ja)

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JP1394890U JPH0650410Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 仕分け機における払い出し装置

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JP1394890U JPH0650410Y2 (ja) 1990-02-15 1990-02-15 仕分け機における払い出し装置

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JPH03105125U JPH03105125U (ja) 1991-10-31
JPH0650410Y2 true JPH0650410Y2 (ja) 1994-12-21

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JPH03105125U (ja) 1991-10-31

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