JPH03166163A - 印刷機用の枚葉紙排紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、印刷機用の枚葉紙排紙装置であって、主積み
紙テーブル上へ移動できる補助排紙テーブルと、排紙さ
れるべき枚葉紙の後方縁部を位置決めする、後方の枚葉
紙ストツパとが設けられている形式のものに関する。

［従来の技術１ 上記形式の枚葉紙排紙装置が、ＤＥ−ＰＳ第２０　　４
７　　８０８号明細書から公知である。公知の装置では
、装置後方に枚葉紙ストッパが設けられている。そして
、補助排紙テーブルが枚葉紙搬送方向と順方向へ移動す
る、もしくは枚葉紙搬送方向とは逆方向へ移動するさい
に、上記枚葉紙ストツパは外側へ向かって旋回して、そ
れにより、機能しなくなる。このため、補助排紙テーブ
ル上に排紙された枚葉紙を位置決めするには、補助排紙
テーブル上へ向かって内側へ旋回する、付加的な枚葉紙
ストツパが必要となる。この付加的な枚葉紙ストツパは
、補助リンク装置を介して、外側へ旋回する上記枚葉紙
ストッパと結合されている。

しかし、このような公知の枚葉紙排紙装置には、付加的
な枚葉紙ストツパが設けられねばならず、しかもこのス
トッパを操作するために高価な装置が必要となる、とい
った欠点がある。

また、補助排紙テーブル上に排紙された枚葉紙が、この
テーブルの引き込み時に、付加的な枚葉紙ストツパの内
側へ向かう旋回によって、この枚葉紙ストツパと補助排
紙テーブルとの間で締付けられる。その結果、補助排紙
テーブルが遅くとも引き出されるさいに、締付けられた
枚葉紙は損傷を受けてしまう。これにより、積み紙が不
正確に形威されて、この積み紙を取出すためには、機械
を停止させなければならなくなる。

［発明が解決しようとする課題１ 本発明の課題は、枚葉紙を加工する機械用の枚葉紙排紙
装置において、枚葉紙の後方縁部のために簡単な枚葉紙
ストッパを提供することにある。そして、この枚葉紙ス
トッパによって、枚葉紙から戊る上積み紙を枚葉紙搬送
方向で位置決めすることにある。また特に、排紙される
べき枚葉紙の範囲へ中間積み紙形成装置が引き込まれる
ことによって、主積み紙の上方範囲の枚葉紙と中間積み
紙形成装置上に排紙された枚葉紙とが、位置決めされた
所定の位置からずらされてしまわないように、すること
にある。

［課題を解決するための手段］ 上記課題を解決した本発明による構戊は、請求項１に記
載した通りである。

［作用及び効果１ 本発明による枚葉紙ストッパの利点は、特に、従来公知
の枚葉紙ストンバの有する欠点を排除した点にある。さ
らには、主積み紙を成す枚葉紙が、中間積み紙形成装置
の引き込み時にも引続き位置決めされる点にある。また
、本発明による枚某紙ストソバは、構成が簡単なので安
価に製作されて、しかも故障しにくく、かつ容易に操作
される。これにより、枚葉紙排紙装置の保守整備にかか
る費用は削減され、装置の停止時間も短くなる。

［実施例］ 次に図示の実施例につき本発明を説明する。

印刷機用の枚葉紙排紙装置１は、スブロケット２及び回
転する無端のチェーン３を有しており、チェーン３には
枚葉紙くわえ装置４が取付けられている。枚葉紙６は、
図示されていない印刷機によって印刷され、その後、こ
の枚葉紙くわえ装置４によって主積み紙７上へ搬送され
る。そして、主積み紙７上の所定箇所で枚葉紙くわえ装
置４のくわえ端部が開放されると、枚葉紙６は主積み紙
７上へ排紙される。この場合、枚葉紙６の後方縁部は、
制動装置８（例えば吸入口−ラ）によって保持されてい
る。制動装置８は、枚葉紙６の搬送速度よりも遅い速度
で作動しており、かつ枚葉紙排紙装置ｌの２つのフレー
ム壁９．１１間で水平方向移動可能な横梁（図示せず）
によって支承されている。この横梁は、水平方向に移動
できることにより、種々異なるサイズの枚葉紙に合わせ
られる。

上記制動装置８の下側には、枚葉紙搬送方向で水平方向
に振動する条片ｌ３が設けられている。条片ｌ３は、キ
ャリッジｌ２と固く結合されていることで、このように
運動できる。キャリッジｌ２は、フレーム壁９．１１に
向いた各側にそれぞれ２つのローラ４１，４２を回転可
能に支承しており、これらのローラ４１．４２は、フレ
ーム壁９．１１に固定されたガイド４３内で水平方向に
案内される。この場合、それぞれ第ｌのローラ４ｌは、
制動装置８に対して偏心的なカム４６と接触している。

また、圧縮ばね４４が、一方の側でそれぞれフレーム壁
９１１に支持されており、他方の側でキャリツジｌ２に
支持されている。それによって、キャリッジｌ２は、カ
ム４６によって圧縮ばね４４の戻し力に抗して水平方向
に移動させられる。

上記条片ｌ３には、互いに間隔ａを置いた２つのピン１
６．１７が設けられている。そして、枚葉紙ストッパ１
８．１９が各ピン１６．１７にそれぞれ旋回可能に取付
けられおり、かつ条片ｌ３と共に枚葉紙搬送方向と順方
向へ　または逆方向へ運動して、枚葉紙の後方縁部また
は積み紙の後方縁部に当接するようになっている。この
当接によって、主積み紙７上に排紙された枚葉紙６が、
前方の枚葉紙ストッパ３９へ向かって移動させられて、
このストッパにより位置決めされる。

上記枚葉紙ストツパ１８．１９は、主積み紙７の上方範
囲を覆うことのできる長さに形成されている。これによ
って、上方範囲の枚葉紙のためのストツパが形成される
。

中間積み紙形成装置２１が、排紙されるべき枚葉紙６の
範囲へ引き込まれるさいには、主積み紙７を成す枚葉紙
６と、中間積み紙形成装置２１上の中間積み紙２５を戊
す枚葉紙６とが、振動する上記枚葉紙ストンバ１８．１
９によって位置決めされる。

下側の主積み紙７と上側の中間積み紙２５とが分離され
るさいに、中間積み紙形成装置２１の前方縁部が枚葉紙
ストッパ１８．１９に当接するまで、これらの枚葉紙ス
トッパ１８．１９は、上記主積み紙７と中間積み紙２５
との後方縁部を位置決めしている。しかし、中間積み紙
形成装置２１の前方縁部が枚葉紙ストッパｌ８ｌ９に当
接すると、上側の中間積み紙２５と下側の主積み紙７と
が分離される。その後、下側の主積み紙７はもはや位置
決めされなくともよくなる。そのため、中間積み紙形成
装置２１が引き込まれると、有利には枚葉紙ストッパエ
８，ｌ９に当接すると、枚葉紙ストッパｌ８ｌ９は枚葉
紙搬送方向に対して横方向に、または中間積み紙形成装
置２１の引き込み方向に対して横方向に、ピン１６．１
７を中心としてそれぞれ上方へ向かって旋回して、中間
積み紙形成装置２１の上面に当接する。その後、これら
枚葉紙ストッパ１８．１９は、中間積み紙形成装置２１
の上面と接しながら振動する。

枚葉紙ストッパ１８．１９の旋回運動は、中間積み紙形
成装置２１の前方部分に設けられた装置２２によって引
起こされる。このために、中間積み紙形成装置２１は、
互いに間隔ｂ（ｂ＜　ａ　）を置いた２つの斜面２３．
２４を有しており、斜面２３．２４の各延長線２６．２
７は、鋭角α（例えば９００）を成して交わっている。

この場合、鋭角σにより形戒された頂点２８が、中間積
み紙形成装置２１の引き込み方向に、即ち枚葉紙搬送方
向とは逆方向に、向いている。

枚葉紙ストッパ１８．１９を下方へ向かわせる力は、枚
葉紙ストッパ１８．１９の重力によってのみ生じる。し
かし、この力が引張りばねまたは圧縮ばねによって強化
されてもよい。基本位置、即ち、主積み紙プレート３１
が枚葉紙ストッパ１８．１９と接しないほど降下した位
置において、枚葉紙ストッパ１８．１９は、常に垂直線
２９．３０とそれぞれ小さな角度β（約１５°）を戊す
ように、ピン１６．１７に懸架されている。従って、主
積み紙プレート３１が例えば空になって上昇し、このよ
うな構戊の枚葉紙ストツパ１８．１９に当接すると、枚
葉紙ストッパ１８．１９は旋回運動を開始する。

その後、枚葉紙ストッパ１８．１９は自重だけで負荷さ
れながら、主積み紙プレート３ｌ上に載置される。

中間積み紙形戒装置２１は、簡単な構戊の積み紙プレー
トとして構成されており、かつ両側縁部３２，３３にそ
れぞれ回転可能な複数のローラ３４．３６を支承してお
り、かつこれらのローラ３４．３６によって容易に水平
方向移動可能に、レール３７．３８内を案内されている
レール３７．３８は、フレーム壁９，ｌ１にそれぞれ固
定されている。

４ 前方の枚葉紙ストッパ３９は、スプロケット２よりも下
側に設けられており、かつフレーム壁９，１１に旋回可
能に固定されている。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明による枚葉紙排紙装置の１実施例を示す
もので、第１図は枚葉紙排紙装置の概略的側面図、第２
図は枚葉紙から或る主積み紙を枚葉紙搬送方向で見た概
略図、第３図は中間積み紙形成装置の平面図、第４図は
主積み紙の後方縁部範囲と本発明による枚葉紙ストツパ
との拡大側面図である。 ■・・・枚葉紙排紙装置、２・・・スプロケット、３・
・・チェーン、４・・・枚葉紙くわえ装置、６・・・枚
葉紙、７・・・主積み紙、８・・・制動装置、９，１ｌ
・・・フレーム壁、ｌ２・・・キャリッジ、ｌ３・・・
条片、１６．１７・・・ピン、１８．１９・・・枚葉紙
ストツパ、２１・・・中間積み紙形戒装置、２２・・・
装置、２３．２４・・・斜面、２５・・・中間積み紙、
２６，２７・・・延長線、２８・・・頂点、２９．３０
・・・垂直線、３ｌ・・・主積み紙プレート、３２．３
３・・・側縁部、３４．３６・・・ローラ、３７．３８
・・・レール、３９・・・枚葉紙ストッパ、４１．４２
・・・ローラ、４３・・・ガイド、４４・・・圧縮ばね
、ム ４６・・・カ ７ノ′） ＦＩＧ．１

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、枚葉紙を処理する機械における枚葉紙排紙装置（１
   ）であって、中間積み紙（２５）を形成するために中間
   積み紙形成装置（２１）が設けられており、この中間積
   み紙形成装置（２１）が、この装置上に排紙されるべき
   枚葉紙（６）の範囲へ移動できる（以下「引き込まれる
   」とする）もしくはこの範囲から外へ移動できる（以下
   「引き出される」とする）ようになっており、かつ積み
   紙の交換時には、これから排紙されるべき枚葉紙（６）
   を受容しており、積み紙の後方縁部の範囲に、枚葉紙ス
   トッパ（１８、１９）と枚葉紙制動装置（８）とが設け
   られており、枚葉紙制動装置（８）が、この枚葉紙スト
   ッパ（１８、１９）と協働して対応するサイズの枚葉紙
   に合うよう調節される形式のものにおいて、枚葉紙スト
   ッパ（１８、１９）が、枚葉紙の主積み紙（７）の後方
   縁部と、中間積み紙（２５）の後方縁部とに同時に当接
   できるように配置されていることを特徴とする、印刷機
   用の枚葉紙排紙装置。 ２、枚葉紙ストッパ（１８、１９）が、枚葉紙搬送方向
   に対して横方向旋回可能に設けられている、請求項１記
   載の枚葉紙排紙装置。 ３、中間積み紙形成装置（２１）が２つの斜面（２３、
   ２４）を有しており、これらの斜面（２３、２４）が枚
   葉紙ストッパ（１８、１９）と接触できるようになって
   いる、請求項１又は２記載の枚葉紙排紙装置。 ４、枚葉紙ストッパ（１８、１９）が、垂直線（２９、
   ３０）と０゜よりも大きな角度（β）を成している、請
   求項１から３までのいずれか１項記載の枚葉紙排紙装置
   。 ５、上記２つの斜面（２３、２４）の間隔（ｂ）が、ピ
   ン（１６、１７）から成る、枚葉紙ストッパ（１８、１
   ９）の各旋回点の間隔（ａ）よりも小さくなっている、
   請求項１から４までのいずれか１項記載の枚葉紙排紙装
   置。 ６、斜面（２３）の延長線（２６）と、斜面（２４）の
   延長線（２７）とが鋭角（ａ）を成して交わっている、
   請求項１から５までのいずれか１項記載の枚葉紙排紙装
   置。