JPH06503540A - ミキサインサートを備えた交換可能な容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ミキサインサートを備えた交換可能な容器本発明は、応用装置、車、ロボット等 に取付け可能である、単一成分または複数成分の液体塗料およびまたは修正材料 を収容、混合および均質化および一時的に供給するための交換可能な容器および その用途に関する。

修理材料用の交換可能な容器を備えた、導体の修理や取り替えのためのロボット は、ヨーロッパ特許第０２１１８２５号以来知られている。この場合、垂直方向 の連続的な修理作業が可能である。

このヨーロッパ特許による容器は、その中に含まれるいろいろな修理材料と同様 に、特許明細書にはそれ以上記載されていない。

他方では、樹脂等の複数成分容器もこの特許明細書によって知られている。

例えばスイス国特許第６５９６２９号明細書には、ハウジングと排出装置からな る、ペースト状組成物のための二室型容器が開示されている。ハウジングは長手 方向に配置された仕切りによって二つの別個の室に分割されている。各室の上端 には、出口オリフィスが設けられている。この出口オリフィスは長手方向に対し て横方向に変位する遮断スライダによって閉鎖される。各室には更に、出口オリ フィスの方へ変位させるためのピストンが設けられている。

この容器は自動機械には使用されず、対応する変更は開示されていない。この特 許明細書はミキサチップについて述べているが、このミキサチップはそこにも図 にも特定されていない。

米国特許第４８１１５４９号明細書記載の材料容器は、図４と図５に従って、二 成分樹脂のための二室容器に似ている。前記図に記載されている例５では、樹脂 を使用する前に、分離膜が取り外される。この手段は、樹脂の一時的な供給がほ とんど不可能である。

この材料容器の設計上の理由から、この容器を応用装置に使用しないように勧め ている。

米国特許第４７７１９１９号明細書には、このような容器にねし止め可能なミキ サチップが記載されている。この装置全体が装備品等に使用できないことは明白 である（特に、排出方向に見てミキサチップの前部形状と容器の後面が特定され ていないし、例によって説明もされていない）。

はとんど満足できる応用範囲で、上記の問題が本発明による交換可能な容器によ って解決可能であることは、当業者でさえも予感することができない。

応用装置、車、ロボット等に取付は可能である、単一成分または複数成分の液体 塗料およびまたは修正材料を収容、混合およびまたは均質化および一時的に供給 するための本発明による交換可能な容器は、その主構成要素として、塗料および または修正材料のだめの外側容器と、この外側容器に挿入されかつ外側容器から 取り外されるミキサインサートとを備え、ミキサインサートが容器に挿入されて いるときに、交換可能な容器の二つの面が、対応する固定面に接触できるように 形成されていることを特徴とする。

この交換可能な容器は次のように構成されていると有利である。すなわち、外側 容器が円形シリンダであり、かつその内部に同軸または非同軸に設けられた一つ またはそれ以上の篩形の部分容器を備えていると有利である。特に、中央の軸方 向の部分容器は棒、管、導体等のための貫通案内部として設けることができる。

すべての材料を収容する容器は排出方向に見て後側で、機械式または液圧式の可 動ピストンによって、あるいは固定された閉鎖部材によってシールされている。

固定された閉鎖部材の場合には、ミキサインサートが遠心ポンプ、歯車ポンプ、 回転ピストンポンプまたはねじポンプのような搬送手段を含み、前記ユニットが ミキサインサートを経て塗料およびまたは修正材料を搬送する。

受動式ミキサインサートは例えば複数の層からなり、排出方向後側に貫通孔だけ を存するコンパクト層があり、次の層は前方へ向かって一層微細になっている焼 結または充填剤構造物を存し、最も前側の層は接触面にほぼ対応する出口オリフ ィスを有している。能動式ミキサインサートは例えば中央部分容器を通る棒、管 または導体によって機械的、液圧的または電気的に操作されるミキサヘッドであ るかあるいは駆動モータを備えたブレードまたはスクリューミキサであり、ある いは供給の前に単一成分エポキシ樹脂混合物に固体硬化剤を溶融するための熱ヘ ットである。

基本的には、ミキサインサートは受動式のミキサインサートと能動式のミキサイ ンサートの両方の構成要素からなっていてもよい。

本発明による交換可能な容器は次にように使用される。すなわち、最初に、場合 によっては樹脂上方の保護カバーを取り夕■した後で、ミキサインサートが材料 を収容する交換可能な容器の前側に挿入され、交換可能な容器がそれを受け入れ る適用装置内に挿入され、容器の後面が圧縮空気通過部を有する対応固定面に密 封シールされ、容器の前面が材料出口オリフィスを設けた対応面に密封シールさ れる。

同様に、搬送ユニットを備えたミキサインサートの場合には、ミキサインサート が材料を収容する交換可能な容器の前側に挿入され、エネルギーの供給部がコー ニットに連結され、交換可能な容器が対応面に密封シールされて取付けられる。

本発明による交換可能な容器内で能動式ミキサインサートを使用する場合には、 最初に、材料を収容する交換可能な容器が受け入れ装置に挿入され、棒、管また は導体が中央の同軸の部分容器に挿入され、そしてミキサインサートが容器内に 挿入さ托この容器が場合によっては捧／管／導体上にフック係合部およびまたは 固定部およびまたは連結部を備え、交換可能な容器が対応固定面に密封シールさ れる。

スライドシールを備えた交換可能な容器を使用するときには、ピストンを動かす る圧縮ガスがホースを経て外側から発生するかあるいはコンプレッサによってユ ニット内で発生する。

添付の図１〜３を参照して本発明の実施例を詳しく説明する。

図１は本発明による交換可能な容器の主要部品の一般的な構造を示す図、図２は 円筒材料容器の構造を示す図、 図３は受動式ミキサインサートを示す図である。

すべての図において、左端は排出方向において“後側”に相当し一方、右側は排 出方向において“前側”に相当する。

図４において、１．　１は円筒状の外側容器を示している。この外側容器は金属 または場合によっては補強された合成プラスチック材料からなっている。修正材 料が内壁に粘着しないようにするために、この内壁は特別に予備処理またはコー ティング可能である。

修正材料１２自体は単一成分でもよいが、二つの成分の組成物が工業的に一層重 要である。この組成物は構造用接着剤のグループに属する。代表的なものはフェ ノール樹脂、ポリウレタン、不飽和ポリマーおよびエポキシ樹脂である。

修正材料が使用される場所で、エポキシ樹脂は通常アミンによって硬化される。

硬化反応は水酸基グループの形成によって生じる。この水酸基グループは水素結 合ポンドを介して、特に金属や構造材料上に良好に接着する。所望の加工最終特 性に従って、使用される硬化剤は脂肪族、シクロ脂肪族、芳香族アミン、ポリア ミノアミドでもよいし、またそれらの混合物でもよい。ポリアミノアミドは撓曲 作用を存する長鎖ポリマー化合物である。これは低温凝固であり、有効寿命と硬 化時間を延ばす。

エポキシ樹脂の標準系は、液体であるかまたは充填剤に使用によってペースト状 になるコンジュゲート系である。同成分の加工特性は互いに調和している。樹脂 と硬化剤の成分の流れ特性は、測定を行うときおよびその後のそれらの混合のと きのエラーを避けるために、類似している。

測定分配、混合および応用プロセスは手動でまたは機械によって行うことができ る。

修理を必要とする場所の大きさや混合粘度に従って、材料はスパチュラ、歯付ス パチュラまたは掻取りブレードによって供給されるかあるいは注入または流し込 まれる。二つの成分系は温間凝固にとって冷たい。この系によれば、硬化時間は ２０°Ｃて約２４時間であり、１２０°Ｃでは数分である。硬化温度が高ければ 高いはと、系の熱抵抗は良くなる。

硬化した後、１００°Ｃ以上の温度で大きな強度の特性が要求されかつ容易な加 工が要求されるときに、単一成分系の形をしたエポキシ樹脂か使用される。この ような系の場合、樹脂と硬化剤が混合物内で互いにそばに配置される。硬化剤は 固体であり、室温では不溶性である。熱を加えるだけで、硬化剤は溶は始め、そ の硬化作用を開始する。この系の場合には、貯蔵安定性か数週間から１年までに 制限される。

これについては特にチバガイギー（Ｃ［ＢＡ−ＧＥＩＧＹ）　、工業図書館、Ｎ ｏ、１１、“エポキシ樹脂”を参照されたし。

図１において、ミキサインサートが１．４で示してあり、ｌ　６と１．　７は交 換可能な容器の二つの前面を表している。

図２は、全部で三つの同軸の円筒状材料容器部分を備えた本発明による交換可能 な容器を示している。中央の容器部分の外壁と内壁は２．　１で示しである。２ ゜２はそれを通過する棒／導管を含んでいる。排出方向後側には、異なる複数の 可動シールピストン２．６が容器内に設けられている。従って、図２に示した容 器構造の場合には、中空の二つの円筒形のシリンダが存在する。図１の（番号を 付けていない）ピストンは円形のシリンダである。修正材料のいろいろな成分は 前側で、取り外し可能な保護カバー２．８によって被覆されている。このカバー はミキサインサートを挿入する前に取り外される。

図３は本発明による交換可能な容器のための受動式ミキサインサートの構造を示 している。排出方向において最初のＮ３．１はコンパクトであり、そして容器か らインサートの第１混合層への修正材料の案内部としての分離した種々の穴を備 えている。この第１混合層３．２は焼結材料あるいは互いに連結された混合また は充填構造物からなっている。ミキサインサートの第３の層３．３は微細な焼結 または充填構造物材料からなっている。

これらの焼結または混合物質構造物を金属から構成する必要はない。その代わり に、単一のセラミック材料またはポリマー材料を使用することができる。

本発明による交換可能な容器に挿入される能動式ミキサインサートは、それ自体 公知の次の要素に属する。

−捧２．４によって機械的に駆動される混合およびまたはポンプセット。

修正材料は各々の場合にピストン圧力によってユニットに運ばれる。

−液圧で（管２．４を介して圧縮空気で）または協働する電動機によって（導電 体２．４）駆動される対応する混合およびまたはポンプセット。

−特に単一成分エポキシ樹脂混合物のためのサーマルヘッド。このサーマルヘッ ド内に、硬化剤が非活性状態で存在し、加熱例えば溶解することによって活性化 され、その結果硬化反応が始まる。

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．応用装置、車、ロボット等に取付け可能である、単一成分または複数成分の 液体塗料およびまたは修正材料を収容、混合およびまたは均質化および一時的に 供給するための交換可能な容器において、主構成要素として、−　塗料およびま たは修正材料（１．２）のための外側容器（１．１）と、−　この外側容器に挿 入されかつ外側容器から取り外されるミキサインサート（１．４）とを備え、 ミキサインサートが容器に挿入されているときに、交換可能な容器の二つの面（ １．６，１．７）が、対応する固定面に接触できるように形成されていることを 特徴とする交換可能な容器。
2. ２．外側容器（１．１）が円筒であり、かつその内部に同軸または非同軸に設け られた一つまたはそれ以上の筒形の部分容器（２．１）を備えていることを特徴 とする請求の範囲第１項記載の交換可能な容器。
3. ３．中央の軸方向の部分容器（２．２）が棒、管、導体等（２．４）のための貫 通案内部として設けられていることを特徴とする請求の範囲第１項または第２項 記載の交換可能な容器。
4. ４．すべての材料を収容する容器が排出方向において後側で、機械式または液圧 式の可動ピストンによって、あるいは固定されたシール手段（２．６）によって シールされていることを特徴とする請求の範囲第１項から第３項までのいずれか 一つに記載の交換可能な容器。
5. ５．固定されたシール手段の場合に、ミキサインサートが遠心ポンプ、歯車ポン プ、回転ピストンポンプまたはねじポンプのような搬送装置を含み、前記ユニッ トがミキサインサートを経て塗料およびまたは修正材料を供給することを特徴と する請求の範囲第１項と第４項記載の交換可能な容器。
6. ６．受動式ミキサインサートが複数の層からなり、排出方向後側に貫通孔だけを 有するコンパクト層（３．１）があり、次の層（３．２）が前方へ向かって一層 微細になっている焼結または充填剤構造物を有し、最も前側の層（３．３）が接 触面にほぼ対応する出口オリフィスを有していることを特徴とする請求の範囲第 １項と第４項記載の交換可能な容器。
7. ７．能動式ミキサインサートがミキサヘッド、ブレードまたはスクリューミキサ であり、場合によっては駆動モータを備え、中央部分容器を通る棒、管または導 体によって機械的、液圧的または電気的に駆動され、あるいは供給の前に単一成 分エポキシ樹脂混合物に固体硬化剤を溶融するための熱ヘッドであることを特徴 とする請求の範囲第１項と第４項記載の交換可能な容器。
8. ８．ミキサインサートが受動式のミキサインサートと能動式のミキサインサート の両方の構成要素からなっていることを特徴とする請求の範囲第６項と第７項記 載の交換可能な容器。
9. ９．−　最初に、場合によっては樹脂上方の保護カバー（２．８）を取り外した 後で、ミキサインサートが材料を収容する交換可能な容器の前側に挿入され、 −　交換可能な容器がそれを受け入れる適用装置内に挿入され、容器の後面が圧 縮空気通過部を有する対応固定面に密封シールされ、容器の前面が材料出口オリ フィスを設けた対応面に密封シールされることを特徴とする請求の範囲第２項と 第６項記載の交換可能な容器の用途。
10. １０．−　供給ユニットを備えたミキサインサートが材料を収容する交換可能な 容器の前側に挿入され、 −　エネルギーの供給部がユニットに連結され、−　交換可能な容器が対応面に 密封シールされることを特徴とする請求の範囲第１項と第５項記載の交換可能な 容器の用途。
11. １１．−　最初に、材料を収容する交換可能な容器が受け入れ装置に挿入され、 棒、管または導体が中央の同軸の部分容器に挿入され、そして−　ミキサインサ ートが容器内に挿入され、この容器が場合によっては棒／管／導体上にフック係 合部およびまたは固定部およびまたは連結部を備え、−　交換可能な容器が対応 固定面に密封シールされることを特徴とする請求の範囲第３項、第７項および第 ８項の交換可能な容器の用途。
12. １２．ピストンを駆動する圧縮ガスがホースを経て外側から発生するかあるいは コンプレッサによってユニット内で発生することを特徴とする請求の範囲第９項 または第１１項記載の用途。