JPH065028Y2 - 工作機械におけるワーク検出装置 - Google Patents

工作機械におけるワーク検出装置

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JPH065028Y2
JPH065028Y2 JP1988165833U JP16583388U JPH065028Y2 JP H065028 Y2 JPH065028 Y2 JP H065028Y2 JP 1988165833 U JP1988165833 U JP 1988165833U JP 16583388 U JP16583388 U JP 16583388U JP H065028 Y2 JPH065028 Y2 JP H065028Y2
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JP
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work
casing
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JP1988165833U
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JPH0287578U (ja
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文雄 熊坂
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はレーザ加工機、タレットパンチプレスなどの工
作機械におけるワーク検出装置に関する。
(従来の技術) 例えばレーザ加工機のワークテーブルの右側の所定位置
にはワークを検出するワーク検出装置が設けてある。上
記ワーク検出装置の詳細については、ワークテーブルの
一側の所定位置にはケーシングが設けてあり、このケー
シングに設けた凹部には、揺動自在な感知レバーが設け
てあると共にこの感知レバーの揺動により感知レバーに
当接離反する接点が設けてある。したがって、ワークの
検出を行うときには、ワークの端部を上記感知レバーに
当接させて、感知レバーが揺動し、感知レバーと接点と
の当接状態が解除される。これによりワークがワークテ
ーブル上の所定位置に位置したことが検出される。
(考案が解決しようとする課題) しかし、従来のワーク検出装置においては、ゴミ等の粉
塵がケーシングの凹部内に入ってしまうと、感知レバー
の揺動作用を妨げたりしてワーク検出装置の誤動作を引
き起すことになる。特に、レーザ加工においては水を使
用するので、ケーシング内に水が入ってくる場合があ
り、ワーク検出装置の誤動作の大きな原因になる。
そこで、本考案は上記の問題点を解決するために、ケー
シングの凹部内にゴミ等の粉塵や水等が入らないように
した工作機械におけるワーク検出装置を提供することを
目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとく従来の問題点を解決するために本考案にお
いては、工作機械のワークテーブルの一側に凹部を備え
たケーシングを設け、このケーシングの凹部に、感知レ
バーを揺動自在に設けると共に、この感知レバーの揺動
によりこの感知レバーに当接離反する接点を設け、上記
揺動レバーにワークが当接するワーク当接部材を設け、
上記ケーシングの開口部を封鎖して設けたゴムカバー
を、上記ワーク当接部材と揺動レバーとの間に介在して
設けてなるものである。
(作用) 前記の構成において、ワークをワークテーブル上におい
て適宜に移動させて、ワークの端部をワーク当接部材に
当接させる。これによって、感知レバーがゴムカバーを
介して揺動し、接点と感知レバーとの当接状態が解除さ
れて、ワークがワークテーブル上の所定位置に位置した
ことが検出されるものである。
ここで、ゴムカバーがケージングの凹部を封鎖して設け
てあるために、ケージングの凹部内にゴミ等の粉塵、水
等が入ったりすることはないものである。
(実施例) 以下、本考案に係る実施例について図面に基づいて説明
する。
第3図を参照するに、工作機械の一例としてレーザ加工
機1はレーザ発振器3と、ポスト5に片持式に設けたビ
ーム7と、ビーム7の前側(第3図において左側)に設
けた加工ヘッド9等を備えてなる。
上記ビーム7の下方位置にはワークを支持するための多
数の転動自在なフリーベアリング11を備えたワークテ
ーブル13が設けてある。上記ワークテーブル13は左
右の(第3図において上下)の移動テーブル15と、中
央の固定テーブル17とより構成され、移動テーブル1
5は前後方向(第3図において左右方向)へ延伸したレ
ール19に案内されて前後方向へ移動可能である。
上記移動テーブル15には左右方向へ延伸したキャリジ
ベース21が設けてあり、このキャリジベース21には
キャリジ23が左右方向へ移動自在に設けてある。上記
キャリジ23にはワークを把持するためのクランプ装置
25が設けてある。
上記構成により理解されるようにワークを所定位置に位
置決めして、クランプ装置25によりワークの端部付近
を把持した後は、キャリジ23をキャリジベース21に
沿って左右方向へ移動させることにより、ワークは左右
方向へ移動することができるものである。また、移動テ
ーブル15を前後方向へ移動することにより、ワークは
前後方向へ移動することができるものである。したがっ
て、ワークを左右方向、前後方向へ移動するとともに、
レーザ発振器3を適宜に操作して加工ヘッド9によりレ
ーザ光を照射することにより所望のレーザ加工を行い得
るものである。
ワークをワークテーブル13上の所定位置に位置決めす
るために、ワークテーブル13の右側の所定位置にはワ
ーク検出装置27が設けてある。
上記ワーク検出装置27の詳細については、第1図、第
2図を参照するに、ワークテーブル13の所定位置には
支持ブラケット29が設けてあり、この支持ブラケット
29にはガイド部材31が取付けてある。上記ガイド部
材31には、上下動自在かつパスラインに対して出没自
在なスライダ33が設けてあり、このスライダ33を上
下動させるために、ワークテーブル13の側フレーム3
5に設けた流体圧シリンダ37から突出自在のピストン
ロッド39が、スライダ33の下端部に取付けてある。
上記構成により、流体圧シリンダ37を適宜に操作する
ことにより、ガイド部材31に案内されてスライダ33
は所定のストロークをもって上下動するものであり、ま
たパスラインに対して出没するものである。
上記スライダ33に設けた穴41にはほぼ円状の外形を
したケーシング43が設けてあり、このケーシング43
は絶縁材より構成されるものである。上記ケーシング4
3に設けた凹部43aにはヒンジピン45を介して左右
方向(第1図において左右方向、第2図において紙面に
向って表裏方向)へ揺動自在な感知レバー47が設けて
あると共に、この感知レバー47の揺動によりこの感知
レバー47に当接離反する接点49が設けてある。な
お、上記ヒンジピン45はケーシング43を貫通し、ス
ライダ33に取付けてある。また、感知レバー47とケ
ーシング43の凹部43aとの間にはスプリング51が
弾装されており、感知レバー47は第1図において反時
計回り方向へ付勢されており、感知レバー47と接点4
9の当接状態が保たれている。
上記感知レバー47にはワークが当接するためのワーク
当接部材53が取付けてあり、上記ケーシング43の開
口部43bを押え部材55を介して封鎖したほぼ円状の
ゴムカバーが、ワーク当接部材53と感知レバー47と
の間に介在して設けてある。上記ゴムカバー57を設け
たことにより、ケーシング43の凹部43a内にゴミ等
の粉塵、水等が入ることはないものである。
前述のごとき構成に基づき本実施例の作用について説明
する。
ワークテーブル13上のワークを適宜に移動させて、ワ
ークの端部をワーク当接部材53に当接させる。これに
よって、感知レバー41がゴムカバー57を介して揺動
し、接点49と感知レバー57との当接状態が解除され
て、ワークがワークテーブル13上の所定位置に位置し
たことが検出されるものである。
ワークが上記所定位置に位置したことを検出した後に、
クランプ装置25によりワークを把持する。そして、ワ
ークを前後方向、左右方向へ適宜に移動させると共にレ
ーザ発振器3を適宜に作動させて加工ヘッド9よりレー
ザ光を照射することにより、所望のレーザ加工を行なう
得るものである。
以上のこどき本実施例によれば、ゴムカバー57を設け
てケーシング43の開口部43bを封鎖しているため
に、ケーシング43の凹部423内にゴム等の粉塵、水
等が入ることはないものである。したがって、感知レバ
ー57が揺動しなかったりする等の誤動作は生じないも
のである。
なお、本考案は前述の実施例の説明に限るものではなく
適宜の変更を行うことにより、その他種々の態様で実施
可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、本
考案によれば、ゴムカバーを設けてケーシングの開口部
を封鎖しているために、ケーシングの凹部内にゴミ等の
粉塵、水等が入ったりすることはないものである。した
がって、感知レバーが揺動しなかったりする等の誤動作
は生じないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例を説明するものであり、第
1図は本実施例の要部を示す図である。第2図は第1図
におけるII−II線に沿った図である。第3図はレーザ加
工機の平面図である。 1…レーザ加工機、13…ワークテーブル 43…ケーシング、43a…ケーシングの凹部 43b…ケーシングの開口部 47…感知レバー、49…接点 53…ワーク当接部材、57…ゴムカバー
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 37/04 Z 7011−4E B23Q 15/22 9136−3C

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械のワークテーブルの一側に凹部を備えたケーシ
    ングを設け、このケーシングの凹部に感知レバーを揺動
    自在に設けると共に、この感知レバーの揺動によりこの
    感知レバーに当接離反する接点を設け、上記揺動レバー
    にワークが当接するワーク当接部材を設け、上記ケーシ
    ングの開口部を封鎖して設けたゴムカバーを、上記ワー
    ク当接部材と揺動レバーとの間に介在して設けてなるこ
    とを特徴とする工作機械におけるワーク検出装置。
JP1988165833U 1988-12-23 1988-12-23 工作機械におけるワーク検出装置 Expired - Lifetime JPH065028Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988165833U JPH065028Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 工作機械におけるワーク検出装置

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JP1988165833U JPH065028Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 工作機械におけるワーク検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0287578U JPH0287578U (ja) 1990-07-11
JPH065028Y2 true JPH065028Y2 (ja) 1994-02-09

Family

ID=31452679

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JP1988165833U Expired - Lifetime JPH065028Y2 (ja) 1988-12-23 1988-12-23 工作機械におけるワーク検出装置

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JP2524175Y2 (ja) * 1990-12-18 1997-01-29 パールライト工業株式会社 レーザ加工装置

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JPH0287578U (ja) 1990-07-11

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