JPH0611745Y2 - クランプ確認装置付取付治具 - Google Patents
クランプ確認装置付取付治具Info
- Publication number
- JPH0611745Y2 JPH0611745Y2 JP1988066094U JP6609488U JPH0611745Y2 JP H0611745 Y2 JPH0611745 Y2 JP H0611745Y2 JP 1988066094 U JP1988066094 U JP 1988066094U JP 6609488 U JP6609488 U JP 6609488U JP H0611745 Y2 JPH0611745 Y2 JP H0611745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clamp
- presser foot
- jig
- clamp bolt
- workpiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Jigs For Machine Tools (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は工作機械,木工機械等に用いられる工作物取付
用治具のクランプ確認装置付取付治具に関するものであ
る。
用治具のクランプ確認装置付取付治具に関するものであ
る。
従来の技術 従来、流体圧駆動で工作物をクランプする取付治具にお
いては、圧力スイッチ等によるクランプ確認装置が付属
されていたが、クランプボルトにより押さえ金を介して
工作物をクランプする手動操作の取付治具においては、
取付場所等の問題でクランプ確認装置のないものが多か
った。またクランプ確認装置付のクランプ装置として実
開昭62-46133号が知られている。
いては、圧力スイッチ等によるクランプ確認装置が付属
されていたが、クランプボルトにより押さえ金を介して
工作物をクランプする手動操作の取付治具においては、
取付場所等の問題でクランプ確認装置のないものが多か
った。またクランプ確認装置付のクランプ装置として実
開昭62-46133号が知られている。
考案が解決しようとする課題 従来の技術で述べたクランプボルトによる取付治具は、
クランプ確認装置がなかったので、誤って工作物を取付
ける力が不足したまま切削加工に入ると、加工不良にな
るばかりか工具及び治具の破損事故につながるという問
題点を有していた。また実開昭61-46133号のものは単一
工作物専用であって、工作物の厚みが変わったときには
対応し難いという問題があった。
クランプ確認装置がなかったので、誤って工作物を取付
ける力が不足したまま切削加工に入ると、加工不良にな
るばかりか工具及び治具の破損事故につながるという問
題点を有していた。また実開昭61-46133号のものは単一
工作物専用であって、工作物の厚みが変わったときには
対応し難いという問題があった。
本考案は従来の技術の有するこのような問題点に鑑みな
されたものであり、その目的とするところは、取付場所
の問題がなく、動作が確実で工作物の大きさの変化に対
応し易いクランプ確認装置付取付治具を提供しようとす
るものである。
されたものであり、その目的とするところは、取付場所
の問題がなく、動作が確実で工作物の大きさの変化に対
応し易いクランプ確認装置付取付治具を提供しようとす
るものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案におけるクランプ確
認装置付取付治具においては、工作物載置面と押さえ金
受用凸部を有する治具本体と、先端裏面に前記工作物面
上の工作物押圧面を有し後端裏面に前記押さえ金受用凸
部に移動可能に嵌装する工作物に向けて削設された長溝
を有し中央に貫通長穴を有する押さえ金と、前記治具本
体に設けられ前記長穴の案内面を有するねじ座と、前記
押さえ金の長穴に挿通され該ねじ座に螺装されるクラン
プボルトと、前記治具本体に枢支され一端を前記クラン
プボルト下面の当接端とし他端を拡大変位端とするレバ
ーと、前記当接端をクランプボルト下面に当接方向に付
勢するばねと、前記拡大変位端に対向するように前記治
具本体に設けられ信号を出力する検出器とを含んでな
り、押さえ金の撓みによるクランプ力を検出器の信号で
確認しうるようにしたものである。
認装置付取付治具においては、工作物載置面と押さえ金
受用凸部を有する治具本体と、先端裏面に前記工作物面
上の工作物押圧面を有し後端裏面に前記押さえ金受用凸
部に移動可能に嵌装する工作物に向けて削設された長溝
を有し中央に貫通長穴を有する押さえ金と、前記治具本
体に設けられ前記長穴の案内面を有するねじ座と、前記
押さえ金の長穴に挿通され該ねじ座に螺装されるクラン
プボルトと、前記治具本体に枢支され一端を前記クラン
プボルト下面の当接端とし他端を拡大変位端とするレバ
ーと、前記当接端をクランプボルト下面に当接方向に付
勢するばねと、前記拡大変位端に対向するように前記治
具本体に設けられ信号を出力する検出器とを含んでな
り、押さえ金の撓みによるクランプ力を検出器の信号で
確認しうるようにしたものである。
作用 テーブル上に固着され押さえ金が後退された取付治具の
工作物載置面上に工作物を載せ、押さえ金を前進させて
工作物と治具本体端に設けられた凸部との間に跨がせ、
クランプボルトにより押さえ金の中央部を押圧して工作
物を治具上にクランプする。工作物のクランプ力はクラ
ンプボルトによる押さえ金の撓み量に比例するので、ク
ランプボルトの軸方向移動量をレバーにより拡大し、例
えば近接スイッチ等の検出器により所定のクランプ力に
達したとき信号を出力するようになし、この信号により
クランプ確認回路を作動させて加工サイクル開始を可能
とする。
工作物載置面上に工作物を載せ、押さえ金を前進させて
工作物と治具本体端に設けられた凸部との間に跨がせ、
クランプボルトにより押さえ金の中央部を押圧して工作
物を治具上にクランプする。工作物のクランプ力はクラ
ンプボルトによる押さえ金の撓み量に比例するので、ク
ランプボルトの軸方向移動量をレバーにより拡大し、例
えば近接スイッチ等の検出器により所定のクランプ力に
達したとき信号を出力するようになし、この信号により
クランプ確認回路を作動させて加工サイクル開始を可能
とする。
実施例 実施例について図面を参照して説明する。第1図,第2
図においてテーブル1上にボルト2によりL形の治具本
体3が固着され、本体3には左側上面に工作物W取付用
のV溝3aが削設され、また右側上面に後述の押さえ金
の一端を支持する凸部3bが設けられている。そしてV
溝3a上に工作物Wが載置され、工作物と凸部3bとの
間にL形の押さえ金4が跨がって取付けられ、押さえ金
4の水平部中央寄り位置にはV溝3aに対して直角方向
の段付長穴4a,4bが穿設され、また右側底面には同
方向の溝4cが穿設されており、溝4cは本体の凸部3
bと係合し、本体3に垂直に固着されためねじ座5に、
押さえ金の長穴4a,4bに遊に挿通され握り6aを有
するクランプボルト6が螺合され、クランプボルトの頭
部端面6bでカラー7を介して押さえ金を押圧して工作
物をクランプするようになっている。またクランプ解除
後には本体の凸部3bと係合する押さえ金の溝4cと長
穴4a,4bとを案内としてV溝3aに対し直角方向に
後退して押圧面4dが工作物から外れ、工作物Wの着脱
が容易に行われるようになっている。
図においてテーブル1上にボルト2によりL形の治具本
体3が固着され、本体3には左側上面に工作物W取付用
のV溝3aが削設され、また右側上面に後述の押さえ金
の一端を支持する凸部3bが設けられている。そしてV
溝3a上に工作物Wが載置され、工作物と凸部3bとの
間にL形の押さえ金4が跨がって取付けられ、押さえ金
4の水平部中央寄り位置にはV溝3aに対して直角方向
の段付長穴4a,4bが穿設され、また右側底面には同
方向の溝4cが穿設されており、溝4cは本体の凸部3
bと係合し、本体3に垂直に固着されためねじ座5に、
押さえ金の長穴4a,4bに遊に挿通され握り6aを有
するクランプボルト6が螺合され、クランプボルトの頭
部端面6bでカラー7を介して押さえ金を押圧して工作
物をクランプするようになっている。またクランプ解除
後には本体の凸部3bと係合する押さえ金の溝4cと長
穴4a,4bとを案内としてV溝3aに対し直角方向に
後退して押圧面4dが工作物から外れ、工作物Wの着脱
が容易に行われるようになっている。
更に本体3にはめねじ座5と同心に馬鹿穴3cが穿設さ
れ、この馬鹿穴3cに連通するとともに側面3dに開口
する切欠き溝3eが刻設されており、切欠き溝3e内に
レバー9がピン10により旋回可能に枢支されている。
そしてレバー9の片端上面に凸設された当接点9aが、
ばね11によりクランプボルト6先端面6cと当接し、
当接点9aよりも枢支点からの距離が遠い反対側先端部
9bがクランプボルト移動量を拡大して移動するように
なっている。
れ、この馬鹿穴3cに連通するとともに側面3dに開口
する切欠き溝3eが刻設されており、切欠き溝3e内に
レバー9がピン10により旋回可能に枢支されている。
そしてレバー9の片端上面に凸設された当接点9aが、
ばね11によりクランプボルト6先端面6cと当接し、
当接点9aよりも枢支点からの距離が遠い反対側先端部
9bがクランプボルト移動量を拡大して移動するように
なっている。
治具本体3の側面3dに取付金具13を介して、例えば
近接スイッチ等の無接触形検出器14が駆動レバーの先
端部9bに対して所定の隙間を有して位置調整可能に垂
直に取付けられており、工作物Wを所定の力でクランプ
したときのクランプボルト先端6cの位置を検出して、
検出器14から信号が出力されるようになっている。そ
して検出器からの信号により確認回路が作動し、スター
ト釦操作で切削サイクルの開始が可能となる。
近接スイッチ等の無接触形検出器14が駆動レバーの先
端部9bに対して所定の隙間を有して位置調整可能に垂
直に取付けられており、工作物Wを所定の力でクランプ
したときのクランプボルト先端6cの位置を検出して、
検出器14から信号が出力されるようになっている。そ
して検出器からの信号により確認回路が作動し、スター
ト釦操作で切削サイクルの開始が可能となる。
尚検出器は近接スイッチ等の無接触形に限定されるもの
ではなく、リミットスイッチ等の接触形も同様に使用で
きることは勿論である。
ではなく、リミットスイッチ等の接触形も同様に使用で
きることは勿論である。
効果 本考案は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。治具上に押さえ金を介して工作物を取
付けるクランプボルトの軸方向の移動量をレバーにより
拡大して所定のクランプ力に達したとき検出器からクン
ラプ確認信号を出力するようになしたので、工作物のク
ランプ力の不足に起因にする加工不良及び工具,機器等
の破損事故を防止することができる。またクランプボル
トを僅かにゆるめるだけで押さえ金を自由に進退できる
ので工作物の着脱が容易で能率的な作業ができるととも
にレバーに大きな変位を与えないので検出部に支障が生
じない。また工作物の大きさの変化に対応し易い。
る効果を奏する。治具上に押さえ金を介して工作物を取
付けるクランプボルトの軸方向の移動量をレバーにより
拡大して所定のクランプ力に達したとき検出器からクン
ラプ確認信号を出力するようになしたので、工作物のク
ランプ力の不足に起因にする加工不良及び工具,機器等
の破損事故を防止することができる。またクランプボル
トを僅かにゆるめるだけで押さえ金を自由に進退できる
ので工作物の着脱が容易で能率的な作業ができるととも
にレバーに大きな変位を与えないので検出部に支障が生
じない。また工作物の大きさの変化に対応し易い。
第1図は本考案の取付治具用クランプ確認装置の正面切
断図、第2図は第1図の側面切断図である。 3……治具本体、4……押さえ金 6……クランプボルト 9……レバー、14……検出器
断図、第2図は第1図の側面切断図である。 3……治具本体、4……押さえ金 6……クランプボルト 9……レバー、14……検出器
Claims (1)
- 【請求項1】工作物載置面と押さえ金受用凸部を有する
治具本体と、先端裏面に前記工作物面上の工作物押圧面
を有し後端裏面に前記押さえ金受用凸部に移動可能に嵌
装する工作物に向けて削設された長溝を有し中央に貫通
長穴を有する押さえ金と、前記治具本体に設けられ前記
長穴の案内面を有するねじ座と、前記押さえ金の長穴に
挿通され該ねじ座に螺装されるクランプボルトと、前記
治具本体に枢支され一端を前記クランプボルト下面の当
接端とし他端を拡大変位端とするレバーと、前記当接端
をクランプボルト下面に当接方向に付勢するばねと、前
記拡大変位端に対向するように前記治具本体に設けられ
信号を出力する検出器とを含んでなり、押さえ金の撓み
によるクランプ力を検出器の信号で確認しうることを特
徴とするクランプ確認装置付取付治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988066094U JPH0611745Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | クランプ確認装置付取付治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988066094U JPH0611745Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | クランプ確認装置付取付治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01170543U JPH01170543U (ja) | 1989-12-01 |
JPH0611745Y2 true JPH0611745Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31291511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988066094U Expired - Lifetime JPH0611745Y2 (ja) | 1988-05-19 | 1988-05-19 | クランプ確認装置付取付治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0611745Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615627U (ja) * | 1979-07-12 | 1981-02-10 | ||
JPH0222189Y2 (ja) * | 1985-09-05 | 1990-06-14 |
-
1988
- 1988-05-19 JP JP1988066094U patent/JPH0611745Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01170543U (ja) | 1989-12-01 |
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