JPH061282Y2 - 心押台固定装置 - Google Patents
心押台固定装置Info
- Publication number
- JPH061282Y2 JPH061282Y2 JP13480886U JP13480886U JPH061282Y2 JP H061282 Y2 JPH061282 Y2 JP H061282Y2 JP 13480886 U JP13480886 U JP 13480886U JP 13480886 U JP13480886 U JP 13480886U JP H061282 Y2 JPH061282 Y2 JP H061282Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tailstock
- fixing
- washer
- main body
- boss portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Turning (AREA)
- Machine Tool Units (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本考案は、工作機械における心押台固定装置に関するも
のである。
のである。
＜従来の技術＞ テーブル上に摺動自在に案内した心押台本体を所定位置
でテーブルに固定する装置は、テーブルと心押台本体の
側面間に渡って摺動面を跨いで当接する固定金具を心押
台本体の側面に螺合したねじ軸と一体の操作レバーによ
りワンタッチでクランプ及びアンクランプする機構が用
いられている。
でテーブルに固定する装置は、テーブルと心押台本体の
側面間に渡って摺動面を跨いで当接する固定金具を心押
台本体の側面に螺合したねじ軸と一体の操作レバーによ
りワンタッチでクランプ及びアンクランプする機構が用
いられている。
＜考案が解決しようとする問題点＞ 上記従来装置では、操作レバーがテーブルに当るため、
半回転程度しか回わすことができず、固定金具が大きく
緩まないので確実にアンクランプ状態にはならず心押台
本体を移動するときに固定金具の摺動抵抗で円滑な移動
が得られないことと、心押台本体に衝撃を与えて心押台
本体の喰い付きを解除しようとしても容易にできない問
題があった。
半回転程度しか回わすことができず、固定金具が大きく
緩まないので確実にアンクランプ状態にはならず心押台
本体を移動するときに固定金具の摺動抵抗で円滑な移動
が得られないことと、心押台本体に衝撃を与えて心押台
本体の喰い付きを解除しようとしても容易にできない問
題があった。
＜問題点を解決するための手段＞ 本考案は、上記従来の問題点を解決した心押台固定装置
であって、その構成は、テーブル上に摺動自在に案内さ
れた心押台本体と、前記テーブルと心押台本体の側面間
に渡って摺動面を跨いで当接する固定金具を心押台本体
の側面に螺合したねじ軸と一体の操作レバーにより締め
付けるクランプ機構とを備えた心押台において、前記ね
じ軸に半径方向から嵌まる切欠溝を形成したワッシャを
固定金具と操作レバーのボス部との間に着脱可能に介装
したものである。
であって、その構成は、テーブル上に摺動自在に案内さ
れた心押台本体と、前記テーブルと心押台本体の側面間
に渡って摺動面を跨いで当接する固定金具を心押台本体
の側面に螺合したねじ軸と一体の操作レバーにより締め
付けるクランプ機構とを備えた心押台において、前記ね
じ軸に半径方向から嵌まる切欠溝を形成したワッシャを
固定金具と操作レバーのボス部との間に着脱可能に介装
したものである。
＜作用＞ 本考案は、操作レバーによりねじ軸を少し緩め固定金具
と操作レバーのボス部との間に介装されたワッシャを離
脱することによって固定金具とボス部との間に大きな間
隙が形成され、固定金具をアンクランプ方向に大きく緩
めるものである。
と操作レバーのボス部との間に介装されたワッシャを離
脱することによって固定金具とボス部との間に大きな間
隙が形成され、固定金具をアンクランプ方向に大きく緩
めるものである。
＜実施例＞ 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第１図
及び第２図において、１はテーブル、２は前記テーブル
１上に摺動自在に案内された心押台本体である。この心
押台本体２には周知のように進退移動可能なラムの先端
にセンタ３が装着され、レバー４によりラムを後退移動
するようになっている。第１図における心押台本体２の
左下には、心押台本体２の摺動方向と直交する方向にテ
ーブル１に係合する係合面２ａが形成されている。
及び第２図において、１はテーブル、２は前記テーブル
１上に摺動自在に案内された心押台本体である。この心
押台本体２には周知のように進退移動可能なラムの先端
にセンタ３が装着され、レバー４によりラムを後退移動
するようになっている。第１図における心押台本体２の
左下には、心押台本体２の摺動方向と直交する方向にテ
ーブル１に係合する係合面２ａが形成されている。
６は心押台本体２を所定位置にてテーブル１にクランプ
する固定金具である。この固定金具６は心押台本体２と
テーブル１の側面間に摺動面５を跨いで当接し、心押台
本体２の側面に螺合したねじ軸７と一体の操作レバー８
のボス部９によって押圧締め付けされるものである。
する固定金具である。この固定金具６は心押台本体２と
テーブル１の側面間に摺動面５を跨いで当接し、心押台
本体２の側面に螺合したねじ軸７と一体の操作レバー８
のボス部９によって押圧締め付けされるものである。
本考案は、上記固定金具６と操作レバー８のボス部９と
の間にワッシャ１０を着脱可能に介装したものである。
このワッシャ１０は第１図で示すように半径方向に切欠
溝１１を設けたＣ型ワッシャが適当であり、その厚さは
ワッシャ１０を固定金具６とボス部９との間から離脱し
たときに固定金具６の先端がテーブル１並びに心押台本
体２の側面より離間する固定金具６の後退移動量が得ら
れる寸法である。
の間にワッシャ１０を着脱可能に介装したものである。
このワッシャ１０は第１図で示すように半径方向に切欠
溝１１を設けたＣ型ワッシャが適当であり、その厚さは
ワッシャ１０を固定金具６とボス部９との間から離脱し
たときに固定金具６の先端がテーブル１並びに心押台本
体２の側面より離間する固定金具６の後退移動量が得ら
れる寸法である。
本考案は上記の通りの構造であるから、固定金具６とボ
ス部９との間に介装されたワッシャ１０は切欠溝１１が
ねじ軸７に掛け止めされる。そして、操作レバー８を締
め付け方向に回動することによりボス部９をねじ軸７に
よりテーブル１並びに心押台本体２側に引き付け、ワッ
シャ１０を介して固定金具６をテーブル１並びに心押台
本体２側に移動させる。この結果、テーブル１の側面は
心押台本体２の係合面２ａと固定金具６とで締め付けら
れ、心押台本体２をテーブル１にクランプする。
ス部９との間に介装されたワッシャ１０は切欠溝１１が
ねじ軸７に掛け止めされる。そして、操作レバー８を締
め付け方向に回動することによりボス部９をねじ軸７に
よりテーブル１並びに心押台本体２側に引き付け、ワッ
シャ１０を介して固定金具６をテーブル１並びに心押台
本体２側に移動させる。この結果、テーブル１の側面は
心押台本体２の係合面２ａと固定金具６とで締め付けら
れ、心押台本体２をテーブル１にクランプする。
心押台本体２のアンクランプは、操作レバー８を緩め方
向に回動する。これによりボス部９が後退し、固定金具
６とボス部９との間のワッシャ１０が容易に離脱するこ
とができる。このワッシャ１０の離脱により固定金具６
とボス部９との間にワッシャ１０の厚さ相当分の大きな
隙間ができ、第３図で示すように固定金具６をテーブル
１並びに心押台本体２より離間する方向に大きく遊動さ
れ、心押台本体２は移動可能となる。
向に回動する。これによりボス部９が後退し、固定金具
６とボス部９との間のワッシャ１０が容易に離脱するこ
とができる。このワッシャ１０の離脱により固定金具６
とボス部９との間にワッシャ１０の厚さ相当分の大きな
隙間ができ、第３図で示すように固定金具６をテーブル
１並びに心押台本体２より離間する方向に大きく遊動さ
れ、心押台本体２は移動可能となる。
＜考案の効果＞ 以上のように本考案によると、固定金具と操作レバーの
ボス部との間にワッシャを着脱可能に介装した簡単な構
成により、心押台本体のアンクランプ時に操作レバーを
ワッシャが離脱できる程度の少量回転し、ワッシャを外
すことで固定金具を大きく緩めることができ、その結
果、心押台本体の移動が円滑に得られると共に、心押台
本体に衝撃を与えて心押台本体の喰い付きの解除が容易
に得られる。また、ワークの加工作業の変更により心押
台本体をテーブル上から外す場合、固定金具が心押台本
体より大きく離間しているので心押台本体は固定金具に
干渉することなく容易に取り外すこともできる。
ボス部との間にワッシャを着脱可能に介装した簡単な構
成により、心押台本体のアンクランプ時に操作レバーを
ワッシャが離脱できる程度の少量回転し、ワッシャを外
すことで固定金具を大きく緩めることができ、その結
果、心押台本体の移動が円滑に得られると共に、心押台
本体に衝撃を与えて心押台本体の喰い付きの解除が容易
に得られる。また、ワークの加工作業の変更により心押
台本体をテーブル上から外す場合、固定金具が心押台本
体より大きく離間しているので心押台本体は固定金具に
干渉することなく容易に取り外すこともできる。
第１図は本考案の正面図、第２図は側面図、第３図はア
ンクランプ時の要部正面図である。 １…テーブル、２…心押台本体、５…摺動面、６…固定
金具、７…ねじ軸、８…操作レバー、９…ボス部、10…
ワッシャ。
ンクランプ時の要部正面図である。 １…テーブル、２…心押台本体、５…摺動面、６…固定
金具、７…ねじ軸、８…操作レバー、９…ボス部、10…
ワッシャ。
Claims (1)
- 【請求項１】テーブル上に摺動自在に案内された心押台
本体と、前記テーブルと心押台本体の側面間に渡って摺
動面を跨いで当接する固定金具を心押台本体の側面に螺
合したねじ軸と一体の操作レバーにより締め付けるクラ
ンプ機構とを備えた心押台において、前記ねじ軸に半径
方向から嵌まる切欠溝を形成したワッシャを固定金具と
操作レバーのボス部との間に着脱可能に介装したことを
特徴とする心押台固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13480886U JPH061282Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | 心押台固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13480886U JPH061282Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | 心押台固定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6341402U JPS6341402U (ja) | 1988-03-18 |
| JPH061282Y2 true JPH061282Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31036402
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13480886U Expired - Lifetime JPH061282Y2 (ja) | 1986-09-04 | 1986-09-04 | 心押台固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061282Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3802453B2 (ja) * | 2002-06-24 | 2006-07-26 | 株式会社神戸製鋼所 | タイヤ試験機とこれに用いるドラム装置 |
| JP5769146B2 (ja) * | 2010-09-28 | 2015-08-26 | Dmg森精機株式会社 | 旋盤 |
| JP6480197B2 (ja) * | 2015-01-27 | 2019-03-06 | Ｎｅｃプラットフォームズ株式会社 | リテーナー、リテーナーによる被固定物の固定方法及び噛み合い歯の作成方法 |
-
1986
- 1986-09-04 JP JP13480886U patent/JPH061282Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6341402U (ja) | 1988-03-18 |
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