JPH0342966Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342966Y2 JPH0342966Y2 JP906187U JP906187U JPH0342966Y2 JP H0342966 Y2 JPH0342966 Y2 JP H0342966Y2 JP 906187 U JP906187 U JP 906187U JP 906187 U JP906187 U JP 906187U JP H0342966 Y2 JPH0342966 Y2 JP H0342966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting head
- detection piece
- detection
- workpiece
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 29
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 7
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は柄取り機の被加工材検出装置に関する
ものである。
ものである。
従来の被加工材検出装置を第4図を用いて説明
する。従来例では、リミツトレバー18の揺動運
動を利用し、支点19の一方で被加工材17を検
出し、他方で昇降装置に接続されたリミツトスイ
ツチ20を作動させて、昇降動作を停止させるよ
うになつている。
する。従来例では、リミツトレバー18の揺動運
動を利用し、支点19の一方で被加工材17を検
出し、他方で昇降装置に接続されたリミツトスイ
ツチ20を作動させて、昇降動作を停止させるよ
うになつている。
当該柄取り機は、下降時の慣性により被加工材
17を検出してから停止するまでに一定量の制動
距離を要するため、検出器の感度の向上と保護機
構が要求される。
17を検出してから停止するまでに一定量の制動
距離を要するため、検出器の感度の向上と保護機
構が要求される。
ところが、従来技術では、被加工材17の検出
を揺動式のリミツトレバー18で行なつているた
め、リミツトスイツチ20を作動させるための検
出距離が、リミツトレバー18の検出箇所によつ
て異なるため、先端で検出した場合、検出感度が
鈍くなる。また検出器にリミツトスイツチ20を
用いているため、リミツトスイツチ20自身が持
つている動作距離による感度鈍さも加わり、検出
感度が非常に悪かつた。さらに、被加工材17を
支点19近くで検出すると、リミツトレバー18
の揺動距離が短かいため、リミツトスイツチ20
が作動してから停止するまでの制動距離が確保で
きず、リミツトレバー18を損傷させる等の問題
があつた。
を揺動式のリミツトレバー18で行なつているた
め、リミツトスイツチ20を作動させるための検
出距離が、リミツトレバー18の検出箇所によつ
て異なるため、先端で検出した場合、検出感度が
鈍くなる。また検出器にリミツトスイツチ20を
用いているため、リミツトスイツチ20自身が持
つている動作距離による感度鈍さも加わり、検出
感度が非常に悪かつた。さらに、被加工材17を
支点19近くで検出すると、リミツトレバー18
の揺動距離が短かいため、リミツトスイツチ20
が作動してから停止するまでの制動距離が確保で
きず、リミツトレバー18を損傷させる等の問題
があつた。
上記問題点を解決するため第5図に示すように
検出片11底面に検出片を固定接点15とし絶縁
ゴム21により非接触的に可動接点16を取付け
た検出装置が考案されたが、この場合、検出片1
1全面に電気接点が必要であり、また、接点方式
が常開接点構造となるため、信号線が断線等のト
ラブルが生じても昇降装置が作動してしまう等の
問題があつた。
検出片11底面に検出片を固定接点15とし絶縁
ゴム21により非接触的に可動接点16を取付け
た検出装置が考案されたが、この場合、検出片1
1全面に電気接点が必要であり、また、接点方式
が常開接点構造となるため、信号線が断線等のト
ラブルが生じても昇降装置が作動してしまう等の
問題があつた。
本考案の目的は、検出装置の検出感度を高め、
検出器回りの信頼性および安全性の向上を計るこ
とである。
検出器回りの信頼性および安全性の向上を計るこ
とである。
本考案は、上下摺動式の検出器とし検出片と検
出片支持ホルダにて、直接、常開式のスイツチを
構成し検出感度を向上させるとともに、制動に要
するストローク量より、検出片の上下ストローク
量を大きくとり、検出器回りの保護を計つたもの
である。
出片支持ホルダにて、直接、常開式のスイツチを
構成し検出感度を向上させるとともに、制動に要
するストローク量より、検出片の上下ストローク
量を大きくとり、検出器回りの保護を計つたもの
である。
本考案の一実施例を第1図〜第3図を用いて説
明する。
明する。
1はベースである。ベース1上には、被加工材
17を支持するバイス装置2及び垂設した2本の
ガイドバー3を設ける。ガイドバー3上端はブリ
ツジ4により支持される。また、直交した縦びき
鋸刃5、横びき鋸刃6を装着するとともに、ガイ
ドバー3に昇降自在に係合した切削ヘツド7は、
昇降用モートル3及び切削ヘツド7に螺合したス
クリユー9を介して昇降動作する。縦びき鋸刃
5、横びき鋸刃6の切込量l1,l2を規制する箇所
及び順次送り出し加工により形成される長柄の先
端l3を規制する箇所には、ホルダ10及びシヤフ
ト12を介して上下摺動自在に支持された検出片
11を設ける。13はシヤフト12上端を支持す
るサポートであり、14は検出片11を下方に押
圧するスプリングである。ホルダ10及びサポー
ト13の接点部には、固定接点15、可動接点1
6を設けるとともに、通常は接触させて通電して
おく。
17を支持するバイス装置2及び垂設した2本の
ガイドバー3を設ける。ガイドバー3上端はブリ
ツジ4により支持される。また、直交した縦びき
鋸刃5、横びき鋸刃6を装着するとともに、ガイ
ドバー3に昇降自在に係合した切削ヘツド7は、
昇降用モートル3及び切削ヘツド7に螺合したス
クリユー9を介して昇降動作する。縦びき鋸刃
5、横びき鋸刃6の切込量l1,l2を規制する箇所
及び順次送り出し加工により形成される長柄の先
端l3を規制する箇所には、ホルダ10及びシヤフ
ト12を介して上下摺動自在に支持された検出片
11を設ける。13はシヤフト12上端を支持す
るサポートであり、14は検出片11を下方に押
圧するスプリングである。ホルダ10及びサポー
ト13の接点部には、固定接点15、可動接点1
6を設けるとともに、通常は接触させて通電して
おく。
上記構成において、誤つて加工能力以上の被加
工材17をセツトしたままで作業を行つた場合、
被加工材17に突き当つた検出片11が上昇させ
られ、通電状態にあつた電気信号が遮断され昇降
用モートル8が停止する。
工材17をセツトしたままで作業を行つた場合、
被加工材17に突き当つた検出片11が上昇させ
られ、通電状態にあつた電気信号が遮断され昇降
用モートル8が停止する。
しかしながら、切削ヘツド7は下降時の慣性力
により瞬時には停止せず、ある一定量下降した
後、停止する。この時、検出片11は制動に要す
るストローク量だけ上昇できる構造となつてい
る。停止後、切削ヘツド7を上昇させるとスプリ
ング14の付勢力と、検出片11の自重により元
の位置に戻され、固定接点15と可動接点16が
接触し、通電信号により昇降装置が下降可能な状
態にセツトされる。
により瞬時には停止せず、ある一定量下降した
後、停止する。この時、検出片11は制動に要す
るストローク量だけ上昇できる構造となつてい
る。停止後、切削ヘツド7を上昇させるとスプリ
ング14の付勢力と、検出片11の自重により元
の位置に戻され、固定接点15と可動接点16が
接触し、通電信号により昇降装置が下降可能な状
態にセツトされる。
また、信号線に断線等のトラブルが生じた場
合、電気信号が遮断され昇降装置が作動しない様
に電気接続する。
合、電気信号が遮断され昇降装置が作動しない様
に電気接続する。
本考案によれば、加工能力以上の被加工材部分
を検出する検出装置を上下摺動式に設けたので、
検出装置のどの場所で被加工材を検出しても、慣
性力による切削ヘツドの制動ストローク量を一定
に設けることができ、制動ストロークによる検出
器の損傷を防止することができるとともに、常閉
接点構造による検出装置の検出感度、信頼性及び
安全性の向上を計ることができるという効果を有
する。
を検出する検出装置を上下摺動式に設けたので、
検出装置のどの場所で被加工材を検出しても、慣
性力による切削ヘツドの制動ストローク量を一定
に設けることができ、制動ストロークによる検出
器の損傷を防止することができるとともに、常閉
接点構造による検出装置の検出感度、信頼性及び
安全性の向上を計ることができるという効果を有
する。
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
a図は第1図のA−A断面図、第2b図は第1図
のB−B断面図、第3図は正面図、第4図は従来
技術を示す側面図、第5図は従来技術を示す部分
断面図である。 図において、1はベース、3はガイドバー、5
は縦びき鋸刃、6は横びき鋸刃、7は切削ヘツ
ド、10はホルダ、11は検出片、15は固定接
点、16は可動接点、17は被加工材である。
a図は第1図のA−A断面図、第2b図は第1図
のB−B断面図、第3図は正面図、第4図は従来
技術を示す側面図、第5図は従来技術を示す部分
断面図である。 図において、1はベース、3はガイドバー、5
は縦びき鋸刃、6は横びき鋸刃、7は切削ヘツ
ド、10はホルダ、11は検出片、15は固定接
点、16は可動接点、17は被加工材である。
Claims (1)
- 直交した縦びき鋸刃及び横びき鋸刃を対を成し
て備えるとともに、ベース上に垂設したガイドバ
ーを案内に自動昇降する切削ヘツドを有した柄取
り機において、前記切削ヘツドに垂設したホルダ
に、上下摺動自在で、かつ、前記鋸刃の切込量及
び柄の先端を限定する検出片を配設するとともに
前記ホルダ及び検出片の係止部間に切削ヘツドの
下降動作を停止するための常閉式のスイツチを設
けたことを特徴とする柄取り機の被加工材検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP906187U JPH0342966Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP906187U JPH0342966Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63116302U JPS63116302U (ja) | 1988-07-27 |
JPH0342966Y2 true JPH0342966Y2 (ja) | 1991-09-09 |
Family
ID=30794018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP906187U Expired JPH0342966Y2 (ja) | 1987-01-23 | 1987-01-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342966Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-01-23 JP JP906187U patent/JPH0342966Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63116302U (ja) | 1988-07-27 |
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