JPS6021146Y2 - ボ−ルねじ軸の撓み防止装置 - Google Patents

ボ−ルねじ軸の撓み防止装置

Info

Publication number
JPS6021146Y2
JPS6021146Y2 JP2391381U JP2391381U JPS6021146Y2 JP S6021146 Y2 JPS6021146 Y2 JP S6021146Y2 JP 2391381 U JP2391381 U JP 2391381U JP 2391381 U JP2391381 U JP 2391381U JP S6021146 Y2 JPS6021146 Y2 JP S6021146Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball screw
screw shaft
support cylinder
support
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2391381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57136632U (ja
Inventor
敏夫 井上
Original Assignee
日立精機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立精機株式会社 filed Critical 日立精機株式会社
Priority to JP2391381U priority Critical patent/JPS6021146Y2/ja
Publication of JPS57136632U publication Critical patent/JPS57136632U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6021146Y2 publication Critical patent/JPS6021146Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は工作機械等のボールねじ軸が特に長尺である場
合に自重による撓むのを防止する装置に関する。
たとえば、この種のボールねじ軸が5〜7m程度に達す
るとその自重により撓みを生じ、この撓みがリード誤差
として工作機械の加工精度に悪影響を与える。
また、長尺ボールねじ軸は支持間距離が長くなるため、
固有振動数が低くなり、共振現象が起こりやすくなる。
本考案はこの問題点に着目して提案されたもので、ボー
ルねじ軸の中間部を支持シリンダにより支えるとともに
、移動体がその個所を通過する際には退避させんとした
ものである。
以下本考案を図面に示す具体例によって説明する。
まず、その概要を第1図および第2図によって述べると
、1はボールねじ軸で、その中間部にこれを支えるべく
適当数の復動式油圧シリンダ等からなる支持シリンダA
が設けられる。
2は移動体で、その下部には送り部3(ナツト体保持部
)が設けられ、ボールねじ軸1と係合している。
また移動体2の下部には作動体としてのドッグプレート
4が取付けられる。
これに対応して、検出スイッチとしての油圧切換バルブ
5が固定側に配置されている。
油圧回路はこの切換バルブ5を介して支持シリンダAに
連結されている。
このように構成された装置において、移動体2がボール
ねじ軸1の端部にあるときは、各支持シリンダAのピス
トンロッドを伸張させ、このロッド先端に設けられた支
持体を介してボールねじ軸1を支えておく。
そして、移動体2が順次移動し、支持シリンダAに接近
したときは、このままでは支持シリンダAのピストンロ
ッド等に移動体2が衝突してしまうので、ピストンロッ
ドを退避させる必要がある。
そのため、移動体2が接近したとき、ドッグプレート4
により油圧切換バルブ5を動作させ、油圧回路を切換え
、ピストンロッドを後退させるものである。
さらに移動体2が通過したならば、再びピストンロッド
を伸張させ、ボールねじ軸を支え、その自重による撓み
を防止する。
第3図以下に主として支持シリンダAの詳細な構造を示
しである。
ところで、この支持シリンダは、万一油圧切換バルブ5
が作動しなかったような非常事態に対処するために、移
動体2の衝突により転倒し、その衝突により支持シリン
ダA装置を保持するため工夫されている。
この支持シリンダAは、油圧式の復動シリンダで、シリ
ンダケース10内にピストンロッド11が内装されてい
る。
12.13は油圧口である。またこの支持シリンダAは
、その下部において、基台枠14,14間に跨設された
回動支点ピン15により支承され、これを中心として第
5図仮想線で示すように転倒可能となっている。
さらにピストンロッド11の先端には支圧ヘッド16が
固着されている。
ピストンロッド11の首部から側方に張出板17が延在
しており、その端部にアクチュエータロッド18が固定
され、シリンダケース10の側面に固定された後退確認
リミットスイッチ19と対向している。
さらに張出板17には回り止めロッド20が取付けられ
、その足部がシリンダケース10内に挿入されており、
これによってピストンロッド11および張出板17の軸
心周りの回転が防止されている。
一方、第7図に示すように、基台枠14,14からシリ
ンダケース10の上部の凹部leaに向ってきのこ状の
転倒防止係止弁21,21(対称の一方は図示省略)が
スプリング22により常時弾圧されている。
またシリンダケース10下部の凹部10bには、鎮状の
検出ロッド23がスプリング24によって弾圧されて係
合している。
この検出ロッド23はたとえば電報ランプ(図示せず)
に接続された転倒検出用リミットスイッチ25に連結し
ている。
26は基台枠14,14に固定された回動止めピンであ
る。
かかる支持シリンダAは、係止片21の凹部10aへの
係合によって自立が保たれており、前述のように移動体
2の移動に応じてそのピストンロッド11が伸縮する。
そして、ロッド11の下降はリミットスイッチ19によ
り確認される。
万一、ロッド11が下降しないまま移動体2がこれに衝
突した場合、その衝撃力が支持シリンダAの頭部にかか
る。
その方向は、第5図では右方、第7図では紙面方向であ
る。
これによって、スプリング22の付勢力に抗して係止片
21を押出し回動支点ピン15を中心として、第5図仮
想線のように転倒する。
これと同時に、検出ロッド23も押出され、転倒した旨
の表示がなされる。
転倒した手持シリンダAは、その底面が回動止めピン2
6に当り、所定の傾斜位置で停止する。
このように、非常事態において、支持シリンダAは転倒
によって移動体2の走行路から逃げるため、装置の損壊
が防止される。
なお、転倒の表示がなされたならば、異常個所を点検し
た後、再び人手等により支持シリンダAを起立させれば
よい。
以上の通り、本考案は、ボールねじ軸の中間部を支持シ
リンダにより支えるとともに、移動体の移動接近を検出
すべく検出スイッチを設け、これに基いて支持シリンダ
のシリンダロッドを伸縮させるようにしたので、ボール
ねじ軸の自重による撓みを確実に防止し短尺のボールね
じ軸と同様に工作機械の加工精度を保障できる。
またボールねじ軸に沿う移動体の移動を阻害することが
なく好適である。
なお、支持シリンダを衝突により転倒し逃れるようにす
れば、安全性の点で一層優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の配置状態を示す概要図、第2図は
その動作原理図、第3図は本装置の正面図、第4図はそ
の側面図、第5図は支持シリンダの詳細を示す縦断面図
、第6図はその側面図、第7図は切断面を異にする支持
シリンダの縦断面図である。 A・・・・・・支持シリンダ、1・・・・・・ボールね
じ軸、2・・・・・・移動体、3・・・・・・送り部、
4・・・・・・ドッグプレート(作動体)、5・・・・
・・油圧切換バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端がベッドに支承されたボールねじ軸の中間部にこれ
    を下方から支える支持体を上下動自在にさせる支持シリ
    ンダを配設し、ボールねじ軸に沿って移動する移動体に
    作動体を設け、この作動体の走行路であって前記支持シ
    リンダの近傍に接近検出スイッチを配置し、前記作動体
    による検出スイッチの動作時、前記支持シ、リングのピ
    ストンロッドを上下動させボールねじ軸の支持および退
    避を可能としたことを特徴とするボールねじ軸の撓み防
    止装置。
JP2391381U 1981-02-22 1981-02-22 ボ−ルねじ軸の撓み防止装置 Expired JPS6021146Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2391381U JPS6021146Y2 (ja) 1981-02-22 1981-02-22 ボ−ルねじ軸の撓み防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2391381U JPS6021146Y2 (ja) 1981-02-22 1981-02-22 ボ−ルねじ軸の撓み防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57136632U JPS57136632U (ja) 1982-08-26
JPS6021146Y2 true JPS6021146Y2 (ja) 1985-06-24

Family

ID=29821655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2391381U Expired JPS6021146Y2 (ja) 1981-02-22 1981-02-22 ボ−ルねじ軸の撓み防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6021146Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6490400A (en) * 1987-04-20 1989-04-06 Ohbayashi Corp Conveyor of formwork for method of shield construction
KR101453566B1 (ko) * 2008-11-11 2014-10-23 두산인프라코어 주식회사 수치제어 가공기의 이송계

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57136632U (ja) 1982-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4540331A (en) Cut out device
ES2172009T3 (es) Prensa plegadora de hoja metalica.
US20020168255A1 (en) Vehicle restraint with vertical float
JPS6021146Y2 (ja) ボ−ルねじ軸の撓み防止装置
JP2001252831A (ja) 作業高さを走査するための装置
CA1251021A (en) Apparatus for assembling a pair of fastener elements
US7322120B2 (en) Tool damage detection device
US3938585A (en) Grid ejection mechanism for a battery grid casting machine
GB2230221A (en) A condition detecting system for electrode tips of a spot welder
CN206216386U (zh) 一种对刀仪
US5353263A (en) Soft sonar suspension system
US4832544A (en) Milling machine
CN213894964U (zh) 一种起重机小车限位装置
US581147A (en) Riveting and pressing machine
JPH065028Y2 (ja) 工作機械におけるワーク検出装置
JPH0236038A (ja) スイング待避式流体圧クランプ
CN106984666B (zh) 一种防撞式铝棒定尺装置
JPH02107480U (ja)
JPH0733547U (ja) 鋳バリ検出装置
JPH0716447Y2 (ja) 刻印装置
JPH0825135A (ja) 原点確認方法およびその装置
JPH0221153Y2 (ja)
JPH0751228Y2 (ja) 工作機械における位置決め装置
JP2021020299A (ja) スイングクランプ
JPS6058930B2 (ja) サイレ−ジ切出機のナイフ作動シリンダ作動方向切換装置