JPH0236038A - スイング待避式流体圧クランプ - Google Patents

スイング待避式流体圧クランプ

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JPH0236038A
JPH0236038A JP18724788A JP18724788A JPH0236038A JP H0236038 A JPH0236038 A JP H0236038A JP 18724788 A JP18724788 A JP 18724788A JP 18724788 A JP18724788 A JP 18724788A JP H0236038 A JPH0236038 A JP H0236038A
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JP
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clamp
cylinder
rod
fluid pressure
unclamping
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JP18724788A
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Keitaro Yonezawa
慶多朗 米澤
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Kosmek KK
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Kosmek KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、圧縮空気や圧油等の流体圧で駆動される流体
圧クランプのうちでも、クランプロッドが収縮側のクラ
ンプ位置から伸長側のアンクランプ位置を経て横側にス
イングした待避位置へ往復移動する形式のスイング待避
式流体圧クランプに関し、上記の待避位置からアンクラ
ンプ位置へスイングする途中位置で異物のかみ込み等に
よってクランプロッドが停止させられる異常事態が発生
したときに、そのスイング途中姿勢のままクランプ駆動
されてしまうのを防止する技術である。
(前提となる基本構造) この種のスイング待避式流体圧クランプは、待避位置に
スイングさせておくことにより、金型や大形ワーク等の
被固定物を固定側部材の固定位置に対して容易に搬入・
搬出できるようにするものであり、その基本的な構造は
次のようになっている。
例えば第1図から第5図、又は第6図から第8図に示す
よ5に、 スイング待避式流体圧クランプ3を、クランプロッド7
がクランプ状態でクランプ本体5から下向きに突出する
下向き姿勢にした状態で見て、クランプ本体5に流体圧
作動シリンダ装置6とクランプロッド7とを設け、 クランプロッド7は、流体圧作動シリンダ装置6により
、クランプ本体5の下側で上昇したクランプ位置Xから
、下降したアンクランプ位置Yを経て、横上向きにスイ
ングした待避位置Zへ往復移動可能に構成したものであ
る。
(従来の技術) 上記の基本構造において、流体圧作動ンリンダ装置6で
クランプロッド7を切換え駆動するための構造が、従来
では、第6図から第8図に示すようになっているものが
ある(実公昭62−2111350号公報参照)。
これは、流体圧作動シリンダ装置6を一台の流体圧シリ
ンダ70で構成してクランプ本体5に揺動自在に支持す
る。このクランプ本体5に固定の枢支軸71にアーム7
2の偏心輪72aを介してクランプロッド7の基端ボス
部73を揺動自在に枢支するとともに、アーム72の先
端部72bを流体圧シリンダ70のピストンロッド74
に連結する。このピストンロッドア4に押腕76・ピン
77を介して押ローラ78を揺動自在に支持させ、ピン
77の上下案内レール79と押ローラ78の左右案内レ
ール80とをクランプ本体5に固定する。さらに、クラ
ンプロッド7を引戻しばね82でアンクランプ位置Y側
に引き寄せるとともに、基端ボス部73を押ローラ78
及びピン77を介して上下案内レール79に受は止める
ように構成したものである。
そして、第6図に実線図で示すクランプ状態では、ピス
トンロッド74が収縮駆動されることにより、偏心輪7
2aがクランプロッド7をクランブ位置Xに引き上げて
、被固定物2を固定側部材1に固定している。
このクランプ状態から、二点鎖線図で示すスイング待避
状態に切換えるには、ピストンロッド74を伸長駆動し
ていく。その伸長駆動の前半期では、ビン77が上下案
内レール79に案内されて下降し、クランプロッド7を
垂下姿勢に保つと同時に、偏心輪72aでクランプロッ
ド7が下降させられてクランプ位置Xからアンクランプ
位置Yへ切換えられる。そして、伸長駆動の後半期では
、第8図に示すように、押ローラ78が、左右案内レー
ル80に案内されて右方へ移動し、クランプロッド7を
右方へ押圧してアンクランプ位置Yから待避位置Zへ切
換える。
これとは逆に、スイング待避状態からクランプ状態に切
換えるには、ピストンロッド74を収縮駆動させる。そ
の収縮駆動の前半期では、押ローラ78が左方へ移動し
て、クランプロ・/ドアが引戻しばね82で待避位置Z
からアンクランプ位置Yに引き戻される。そして、収縮
駆動の後半期では、クランプロッド7が偏心輪72aで
アンクランプ位置Yからクランプ位FIXへ引き上げら
れるのである。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来例では、流体圧クランプ3をクランプ駆動する
ときに、待避位置Zからアンクランプ位置Yヘスイング
する途中で異物のかみ込みや他物との接当等でクランプ
ロッドが停止させられる異常事態が発生する場合には、
クランプロッド7が破損したり、被固定物2が落下した
りするおそれがある。
即ち、クランプロッド7は、第6図中の破線図のスイン
グ途中停止姿勢Wに停止させられた後に、スイング途中
停止姿勢Wのまま偏心輪72aで上方へ引き上げられて
、クランプロッド鍔部7aが被固定物2の角部2aや固
定側部材lの角部1bに強(押し当てられるため、次の
問題がある。
(イ)クランプロッド7は、上記の角部1b・2aへの
角当り箇所が異常面圧となるため、変形したり破損した
りする。
(ロ)上記の角当り箇所がクランプロッド7の軸心から
横に外れる場合に、その外れ長さnとクランプロッド7
の引上げ力との積からなるモーメントでクランプロッド
7が曲げられる。
(ハ)クランプロッド鍔部7aが被固定物2を角当たり
したままクランプした場合において、これに気付かない
まま作業を行ったときに、その作業時の振動等でクラン
プロッド鍔部7aが被固定物2の角部2aから容易にす
べり出して、被固定物2が落下する危険がある。
本発明は、待避位置からアンクランプ位置へスイングす
る途中位置で異物のかみ込み等によってクランプロッド
が停止させられる異常事態が発生したときに、クランプ
ロッドがそのスイング途中停止姿勢のままクランプ駆動
されてしまうのを防止することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、例えば第1図か
ら第5図に示すように、前記の基本構造において、流体
圧作動シリンダ装置6でクランプロッド7を切換え駆動
するための構造を次のように構成したことを特徴として
いる。
(1)請求項1の発明では次のように構成した。
ilL体圧作動シリンダ装置6をクランプ用シリンダ9
とスイング用シリンダ10とで構成し、上記クランプ用
シリンダ9を下向き姿勢でクランプ本体5に揺動自在に
支持し、クランプ用シリンダ9のピストンロッド16に
クランプロッド7を固設して、クランプ用シリンダ9で
ピストンロッド16を介してクランプロッド7をクラン
プ位置Xとアンクランプ位置Yとに切換駆動可能に構成
するとともに、前記スイング用シリンダ10でクランプ
用シリンダ9を介してクランプロッド7をアンクラ:/
プ位置Yと待避位置Zとに切換駆動可能に構成し、 クランプ用シリンダ9の流体圧給排装置18をクランプ
駆動制御装置37を介してアンクランプ位置検出器35
で作動制御可能に構成し、アンクランプ位置検出器35
は、クランプロッド7が待避値UZからアンクランプ位
置Yに達しない状態では検出作動しないで、アンクラン
プ位置Yに達した状態で検出作動するようにクランプロ
ッド7に連携させ、 クランプロッド7が待避位置Zからアンクランプ位置Y
に達しない状態では、アンクランプ位置検出器35が検
出作動されないで、クランプ駆動制御装置37でクラン
プ用シリンダ9の流体圧給排装置18を作動停止状態に
保持するのに対して、 クランプロッドアがアンクランプ位置Yに達した状態で
は、アンクランプ位置検出器35が検出作動して、クラ
ンプ駆動制御装置37で流体圧給排装置18を作動状態
に切換るようにした。
なお、上記の流体圧給排装置18は、その作動停止状「
mではクランプ用シリンダ9がクランプロ・ノド7をク
ランプ駆動しないのに対して、その作動状幅ではクラン
プ用シリンダ9がクランプロッド7をクランプ駆動する
構成であればよい。このクランプ用シリンダ9の駆動形
式は、ばね復動式単動形又は複動形のいずれをも採用す
ることが可能である。ばね復動式単動形に構成する場合
には、クランプ用シリンダ9への流体圧の供給により、
クランプ駆動する場合とアンクランプ駆動する場合との
二通りが考えられる。
(2)請求項2の発明では、上記請求項1の発明におい
て、その一部を次のように構成した。
クランプ用シリンダ9を下側のクランプ用着座位置Aと
上側のスイング用浮上位置Bとに上下移動自在に設け、
クランプ用7リンダ9を押圧手段40でスイング用浮上
位置Bに押圧するとともに、クランプ用シリンダ9のク
ランプ駆動力で押圧手段40に打ち勝ってクランプ用管
座位置へに移動させるようにした。
なお、上記クランプ用シリンダ9は、第2図(a)のク
ランプ用管座位置へに切換え移動した状態では、クラン
プ本体5の底!!!5cを介して固定側部材(機械プレ
スのスライド)lに受は止めるようにしたものを例示し
たが、固定側部材1に直接に受は止めるように変更する
ことも可能である。
(作用) 請求項1の発明によれば、クランプロッド7を待避位置
Zからアンクランプ位置Yを経てクランプ位置Xヘクラ
ンブ駆動するときに、例丸ば第1図及び第2図(a )
(b )(c )に示すように、次のように作用する。
(C)図の待避状態では、スイング用シリンダ10が伸
長して、クランプ用シリンダ9を介してクランプロッド
7が待避位置Zに切換られ、アンクランプ位置検出器3
5が検出作動されないでいるため、クランプ駆動制御装
置37でクランプ用シリンダ9の流体圧給排装置18が
作動停止状態に保持されている。
この待避状態から、スイング用ンリンダ10を収縮駆動
させると、(b)図に示すように、クランプ用シリンダ
9を介してクランプロッド7がアンクランプ位置Yに切
換えられ、アンクランプ位置検出2235が検出作動し
て、クランプ駆動制御装置37でクランプ用シリンダ9
の流体圧給排装置18を作動状態に切換える。
すると、(a)図に示すように、クランプ用シリンダ9
が収縮駆動してクランプロッド7をクランプ位置Xへ切
換える。
上記クランプ駆動時において、クランプロ・ノド7が(
C)図の待避位置Zから(b)図のアンクランプ位置Y
へ切換え移動される途中で、固定側部材1若しくは被固
定物2とクランプロッド7との間、又はクランプ本体5
の底壁5aとクランプ用シリンダ9との間に異物がかみ
込み込んだり、クランプロッド7に他物が接当したりす
ると、クランプロッド7がそのスイング途中姿勢で停止
される。
そのスイング途中停止姿勢ではアンクランプ位置検出器
35が検出作動されないため、クランプ駆動制御装置3
7でクランプ用シリンダ9の流体圧給排装置18が作動
停止状態に保持され、クランプロッド7のクランプ駆動
を防止する。
これにより、クランプロッド7がスイング途中停止に姿
勢のままクランプ側へ引き上げられることが防止され、
クランプロッド鍔部7aが戒告固定物2の角部2aや固
定側部材lの角部1bに強く押し当てられることが起こ
らない。
また、請求項2の発明によれば、さらに次のように作用
する。
クランプ用シリンダ9のクランプ駆動時におけるクラン
プ力は、クランプ用シリンダ9の着座面9aから、クラ
ンプ本体5の底壁5Cを介して(又は直接に)クランプ
用固定側部材1に伝達されるので、クランプ反力が枢支
軸12及びクランプ本体5の両側壁5a・5aの高い部
分には作用しない。このため、枢支軸12を径寸法の小
さいものに造れるうえ、シリンダ本体5の両側壁5a・
5aの肉厚を薄くでき、流体圧クランプ3を軽量化でき
る。
(発明の効果) 本発明は、上記のように構成され作用することから次の
効果を奏する。
(1)請求項1の発明では、 流体圧クランプのクランプ駆動時において、クランプロ
ッドが待避位置からアンクランプ位置へ切換え移動され
る途中で異物等のかみ込みによって停止される場合には
、アンクランプ位置検出器がクランプ駆動制御装置を介
してクランプ用シリンダの流体圧給排装置を作動停止状
態に保持し、クランプロッドのクランプ駆動を防止する
。これにより、クランプロブトがスイング途中停止姿勢
のままクランプ側へ引き上げられることが防止され、ク
ランプロッド鍔部が戒告固定物の角部や固定側部材の角
部に強く押し当てられることが起こらない。
従って、次の効果が得られる。
(イ)クランプロッドが角当たりによる異常面圧で変形
したり破損することがなくなる。
(ロ)角当たりでクランプロッドに曲げモーメントがか
かることがなくなり、クランプロッドの曲がりもなくな
る。
くハ)クランプロッドが角当たりした状態ではクランプ
駆動がなされず、被固定物がクランプ状態にないことを
容易に検出できる。従って、被固定物の固定状態が不完
全のまま作業に移行することを防止でき、被固定物の落
下事故をなくせる。
(2〉請求項2の発明では、 クランプ駆動時の反力が、枢支軸に作用しないうえクラ
ンプ本体の両側壁の高い部分にも作用しない。このため
、枢支軸を径寸法の小さいものに造れるうえ、シリンダ
本体の両側壁の肉厚をも薄くでき、流体圧クランプを軽
量化できる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図から第5図で説明する
まず、第1図の全体系統図と第2図の作動説明図に基づ
いて全体の構造を説明する。
第1図は、プレス機械のスライドl(固定側部材)の下
面に上金型(被固定物)2をスイング待避式流体圧クラ
ンプ3で固定した状態を示している。
この流体圧クランプ3は、スライドlのフランジ部1a
上面に固定したクランプ本体5に流体圧作動7リンダ装
置6とクランプロッド7とを設けてなる。流体圧作動/
りンダ装置6は、油圧シリンダ製のクランプ用シリンダ
9と空圧シリンダ製のスイング用シリンダ10とで構成
されており、両シリンダ9・10の作動順序を制御する
ことにより、スライドlに止金型2を着脱するときに、
クランプロッド7を横向きに待避させて容易に着脱でき
るようにしたものである。
上記クランプ用シリンダ9は、第2図(a)に示す下側
のクランプ用管座位置へと、第2図(b)に示す上側の
スイング用浮上位置Bとにクランプ本体5に対して切換
え移動自在に設けられる。即ち、クランプ用シリンダ9
のクランプシリンダ本体llの上部に横向きの枢支軸1
2が挿通される。この枢支軸12が、クランプ本体5に
上下移動自在に支持されている。クランプ用着座位置へ
に切換られた状態では、クランプ用シリンダ9の下面に
形成した4座面9aがクランプ本体5の底q 5 cに
接当している。そして、圧縮ばねからなる押圧手段40
で枢支軸12を上向きに弾圧することにより、アンクラ
ンプ状態では、クランプ用シリンダ9の着座面9aがク
ランプ本体5の底g!5 Cから離間するスイング用浮
上位置Bへ切換えられるのである。
上記クランプシリンダ本体ll内に上下油密摺動自在に
挿入したクランプピストン13の下側にクランプ駆動油
室14が形成されるとともに、クランプピストン13の
上側にアンクランプばね15が装着される。上記クラン
プピストン13の下面から突設したピストンロッド16
と一体に前記クランプロッド7が形成されている。
また、クランプ駆動油室14に接続した流体圧給排装置
18は次のようになっている。油圧切換弁19を供給位
置Sに切換え操作した状態では、空圧源20からの圧縮
空気で吐出駆動するブースタポンプ21で油タンク22
内の作動油が油圧切換弁19・油圧ホース23の経路で
クランプ駆動油室14へ圧入される。このクランプ駆動
力により、クランプ用シリンダ9を押圧手段40に抗し
てクランプ用着座位置へへ移動させるとともに、クラン
プピストン13をアンクランプばね15に抗して上昇さ
せる。これにより、ピストンロッド16でクランプロッ
ド7をクランプ位置Xへ駆動する(第2図(a)参照)
。これに対して、油圧切換弁19を排出位置りに切換え
た状態では、クランプ駆動油室14内の圧油が油圧ホー
ス23・油圧切換弁19の経路で油タンク22へ戻され
ることにより、クランプピストン13がアンクランプば
ね15で下降復帰して、クランプロッド7をアンクラン
プ位置Yへ駆動する(第2図(b)参照)。なお、油圧
切換弁19の位置切換えは、ブースタポンプ21の上流
側に接続した電磁操作式パイロット弁24でなされる。
また、前記スイング用シリンダ10は、クランプ用シリ
ンダ9を介してクランプロ・ノド7をアンクランプ位置
Y(第2図(b)参照)と待避位置Z(第2図<c>参
照)とに切換駆動するように構成しである。即ち、クラ
ンプシリンダ本体11の上面でクランプロッド7の軸心
とは偏心した位置にスイングシリンダ本体26が固定さ
れる。このスイングシリンダ本体26内に上下気密摺動
自在に挿入したスイングピストン27の上側に空圧駆動
室28が形成されるとともに、スイングピストン27の
下側に復帰ばね29が装着される。このスイングピスト
ン27の下面からピストンロッド30が突設され、その
突出下端に枢支ビン31を介してクランプシリンダ本体
11の上部が揺動自在に連結される。
空圧駆動室28は、電磁操作式の空圧切換弁33を介し
て空圧源20又は大気側へ選択的に連通可能とされる。
そして、第2図(b)のアンクランプ状態において、空
圧切換弁33で空圧駆動室28内へ圧縮空気を供給する
ことにより、スイングピストン27が下降し、ピストン
ロッド30でクランプ用シリンダ9をアンクランプ位置
Yから待避位置2へ切換える。この第2図(C)で示す
待避状態において、空圧切換弁33で空圧駆動室28内
から圧縮空気を排出することにより、スイングピストン
27が上昇し、ピストンロッド30でクランプ用シリン
ダ9を待避位置2からアンクランプ位置Yへ切換えるの
である。
また、クランプ本体5の上壁にアンクランプ位置検出器
35と待避位置検出器36がそれぞれ設けられる。これ
ら検出′a35・36は、リミットスイッチからなり、
クランプロ・ノド7がアンクランプ位置Y又は待避位置
Zへ切換えられたことを検出して電気信号を出力するよ
うになっている。
前記のパイロット弁24と空圧切換弁33の両電磁弁、
及び上記雨検出器35・36にクランプ駆動制御装置3
7が接続され、このクランプ駆動制御装置37で流体圧
クランプ3を作動制御するようになっている。上記アン
クランプ位置検出器35は、クランプロッド7が待避位
置Zからアンクランプ位置Yに達しない状態では検出作
動しないで、アンクランプ位置に達した状態で検出作動
するように、クランプシリンダ本体11を介してクラン
プロッド7に連携させである。一方、待避位置検出器3
6は、クランプロッド7がアンクランプ位置Yから待避
位置Zに達しない状態では検出作動しないで、待避位置
Zに達した状態で検出作動するように、クランプシリン
ダ本体11を介してクランプロッド7に連携させである
次に、前記クランプ用シリンダ9の押圧手段40の構造
、及び検出器35・36を作動させる構造を第3図から
第5図で詳しく説明する。
クランプ用シリンダ9の上部に横向きに挿通した枢支軸
12を上側へ弾圧する押圧手段40は、第4図の右側面
図に示すように、クランプ本体5の両側壁5a・5aに
上下方向へ延びる軸受孔42・43を形成してなる。こ
れら軸受孔42・43に枢支軸12の左右両端が上下移
動自在に支持される。各軸受孔42・43の下面に載置
した一対のばね受はビン45・46と枢支軸12の下面
との間に、それぞれ圧縮コイルばね47・48が装着さ
れる。左側のばね受ビン45よりも右側のばね受ピン4
6を短く形成することにより、軸受孔42・43に枢支
軸12が容易に組み付けられるようになっている。なお
、両軸受孔42・43はそれぞれカバー板49・49で
覆われる。
また、検出器35・36を作動させる構造は次のように
なっている。
クランプ本体5の上面にアングル材51が固定される。
このアングル材51の側面に待避位置検出器36及びア
ンクランプ位置検出器35が左右に並設される(第4図
参照)。第4図上で左側の待避位置検出器36は、クラ
ンプシリンダ本体11の土壁に進退調節自在に螺合した
押圧ボルト52で検出ローラ36aを押し込み操作する
ようになっている(第2図(C)参照)。
また、同第4図上で右側のアンクランプ位置検出器35
は、その検出ローラ35aが操作片54で押圧作動され
るようになっている。
即ち、第4図及び第5図で示すように、クランプ本体5
の土壁から作動タイミング調節ボルト55が垂下され、
その下端に横向きに固定した枢支ビン56の両端に操作
片54の途中長さ部が上下揺動自在に吊持される。また
、操作片54の下方位置でクランプシリンダ本体11の
土壁に枢支軸12と直交する方向へ延びる操作片収容溝
57が形成され、このtSS柱片収容溝57両側壁に凹
入形成した案内溝58・58に操作片54の下部に設け
た案内ビン59の両端が嵌め込まれる。さらに、操作片
54の上部にテーパ状の押圧操作面60が形成され、こ
の押圧操作面60と検出ローラ35aとの間に操作軸6
1が介装される。
上記構成のスイング待避式流体圧クランプ3は、第2図
(a )(b )(c )に示すように、次のように作
動する。
(a)図のクランプ状態では、スイング用シリンダ10
のスイングピストン27が上昇i(帰されるとともに、
クランプ用シリンダ9のクランプピストン13が上昇駆
動されている。これにより、クランプm7リンダ9がク
ランプ用骨座位i??Aに切換えられるとともに、クラ
ンプロ・ノド7がクランプ位置Xに切換えられ、アンク
ランプ位置検出器35が操作片54でアンクランプ位置
検出状態に押圧作動されている。
上記(a)図のクランプ状態から(b)図のアンクラン
プ状態を経て(C)図の待避状態へ切換え駆動するとき
には、前記第1図のクランプ駆動制御装置n37をアン
クランプ側に操作する。
すると、(b)図に示すように、クランプピストン13
がアンクランプばね15で下降復帰し、これにより、ク
ランプ用シリンダ9がスイング用浮上位置Bに切換えら
れるとともに、クランプロッド7がアンクランプ位置Y
に切換えられる。なお、アンクランプ位置検出″a35
は操作片54でアンクランプ位置検出状態に保たれる。
引き続いて、空圧切換弁33を介してスイング用シリン
ダ10の空圧駆動室28へ圧縮空気が供給される。する
と、(C)図に示すように、スイングピストン27が下
降駆動され、クランプ用シリンダ9が枢支軸12回りに
揺動してクランプロッド7を待避位置Zに切換える。こ
れにより、前記(a)図及び(b)図に示す操作片54
の押圧操作面60が下向きに揺動し、アンクランプ位置
検出器35のアンクランプ位置検出状態を解除する。こ
れと同時に、待避位置検出器36が押圧ボルト52で待
避位置検出状態に作動される。
一方、この(C)図の待避状態から(b)図のアンクラ
ンプ状態を経て(a)図のクランプ状態への切換えは、
上記とは逆の作動でなされる。
即ち、(C)図の待避状態において、スイング用シリン
ダ10の空圧駆動室28から圧縮空気を排出すると、ク
ランプ用シリンダ9がスイング用浮上位置Bに、クラン
プロッド7がアンクランプ位置Yにそれぞれ切換えられ
、(b)図のアンクランプ状態が得られる。上記の待避
状態からアンクランプ状態への切換え過渡状態では、ア
ンクランプ位置検出器35が検出作動されないため、ク
ランプ駆動制御装置37を介してクランプ用シリンダ9
の流体圧給排装置18が作動停止状態に保持されている
。これに対して、クランプロッド7がアンクランプ位置
Yに達した状態では、アンクランプ位置検出器35が検
出作動して、クランプ駆動制御装置37が流体圧給排装
置18を圧油供給状態に切換える。これにより、クラン
プ用シリンダ9のクランプピストン13が上昇駆動され
、(a)図のクランプ状態が得られるのである。
なお、上記実施例のように、クランプ用の固定側部材で
あるスライド1の下面に被固定物である金型2を流体圧
クランプ3で固定する場合には、この流体圧クランプ3
を、クランプロッド7がクランプ状!島でクランプ本体
5から下向きに突出する下向き姿勢になるように配置し
たが、この流体圧クランプ3の取り付は姿勢は、固定側
部材への被固定物の固定の仕方や着脱の仕方に対応して
適宜選択される。
また、流体圧クランプ3のクランプ状態においては、ク
ランプ用シリンダ9の着座面9aをクランプ本体5の底
1815Cに接当させるようにしたが、クランプ本体3
を門形に形成することにより、上記のn座面9aがスラ
イド1に直接に接当するように変更できる。
さらに、枢支軸12を大径に造り、クランプ駆動時のク
ランプ力を枢支軸12で受は止めるようにする場合には
、クランプ用シリンダ9をクランプ用青座位置へとスイ
ング用浮上位置Bとに切換え移動させる構造を省略でき
、流体圧クランプ3の構造が簡素化する。
また、クランプ用シリンダ9を油圧シリンダで構成する
とともに、スイング用シリンダ10を空圧/リンダで構
成するとしたが、これら両シリンダ9・10を油圧又は
空圧のいずれか一方の種類の7リングだけで構成しても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図は本発明の一実施(@1を示し、第1
図は流体圧クランプの全体系統図、第2図は流体圧クラ
ンプの作動説明図であって、第2図(a)はクランプ状
態を示す図、第2図(b)はアンクランプ状態を示す図
、第2図(C)は待避状態を示す図、 第3図は流体圧クランプの正面図、 第4図は流体圧クランプの右側面図、 第5図は第4図の■−v線矢視断面図である。 第6図から第8図は従来例を示し、第6図は流体圧クラ
ンプの正面図、第7図はその右側面図で、第8図は待避
状態を示す部分図である。 3・・・流体圧クランプ、5・・・クランプ本体、6・
・・流体圧作動シリンダ装置、7・・・クランプロッド
、9・・・クランプ用/リンダ、10・・・スイング用
シリンダ、16・・・ピストンロッド、18・・・流体
圧給排装置、35・・・アンクランプ位置検出器、37
・・・クランプ駆動制御装置、40・・・押圧手段、A
・・・クランプ用着座位置、B・・・スイング用浮上位
置、X・・・クランプ位置、Y・・・アンクランプ位置
、Z・・・待避位置。 特許出願人  株式会社コスメノク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、スイング式流体圧クランプ(3)を、クランプロッ
    ド(7)がクランプ状態でクランプ本体(5)から下向
    きに突出する下向き姿勢にした状態で見て、 クランプ本体(5)に流体圧作動シリンダ装置(6)と
    クランプロッド(7)とを設け、クランプロッド(7)
    は、流体圧作動シリンダ装置(6)により、クランプ本
    体(5)の下側で上昇したクランプ位置(X)から、下
    降したアンクランプ位置(Y)を経て、横上向きにスイ
    ングした待避位置(Z)へ往復移動可能に構成したスイ
    ング待避式流体圧クランプにおいて、 上記の流体圧作動シリンダ装置(6)は、クランプ用シ
    リンダ(9)とスイング用シリンダ(10)とからなり
    、 クランプ用シリンダ(9)を下向き姿勢でクランプ本体
    (5)に揺動自在に支持し、クランプ用シリンダ(9)
    のピストンロッド(16)にクランプロッド(7)を固
    設して、クランプ用シリンダ(9)でピストンロッド(
    16)を介してクランプロッド(7)をクランプ位置(
    X)とアンクランプ位置(Y)とに切換駆動可能に構成
    するとともに、 スイング用シリンダ(10)でクランプ用シリンダ(9
    )を介してクランプロッド(7)をアンクランプ位置(
    Y)と待避位置(Z)とに切換駆動可能に構成し、 クランプ用シリンダ(9)の流体圧給排装置(18)を
    クランプ駆動制御装置(37)を介してアンクランプ位
    置検出器(35)で作動制御可能に構成し、 アンクランプ位置検出器(35)は、クランプロッド(
    7)が待避位置(Z)からアンクランプ位置(Y)に達
    しない状態では検出作動しないで、アンクランプ位置(
    Y)に達した状態で検出作動するようにクランプロッド
    (7)に連携させ、 クランプロッド(7)が待避位置(Z)からアンクラン
    プ位置(Y)に達しない状態では、アンクランプ位置検
    出器(35)が検出作動されないで、クランプ駆動制御
    装置(37)でクランプ用シリンダ(9)の流体圧給排
    装置(18)を作動停止状態に保持するのに対して、 クランプロッド(7)がアンクランプ位置(Y)に達し
    た状態では、アンクランプ位置検出器(35)が検出作
    動して、クランプ駆動制御装置(37)で流体圧給排装
    置(18)を作動状態に切換るように構成したことを特
    徴とするスイング待避式流体圧クランプ。 2、クランプ用シリンダ(9)を下側のクランプ用着座
    位置(A)と上側のスイング用浮上位置(B)とに上下
    移動自在に設け、 クランプ用シリンダ(9)を押圧手段(40)でスイン
    グ用浮上位置(B)に押圧するとともに、クランプ用シ
    リンダ(9)のクランプ駆動力で押圧手段(40)に打
    ち勝ってクランプ用着座位置(A)に移動させるように
    構成した請求項1に記載のスイング待避式流体圧クラン
    プ。
JP18724788A 1988-07-26 1988-07-26 スイング待避式流体圧クランプ Pending JPH0236038A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019510651A (ja) * 2016-04-11 2019-04-18 アンドレアス マイアー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト クランプ装置及び工作物を挟みつける方法
JP2021196235A (ja) * 2020-06-12 2021-12-27 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 炉内締結装置及び原子炉

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