JPS625871Y2 - - Google Patents

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JPS625871Y2
JPS625871Y2 JP1206982U JP1206982U JPS625871Y2 JP S625871 Y2 JPS625871 Y2 JP S625871Y2 JP 1206982 U JP1206982 U JP 1206982U JP 1206982 U JP1206982 U JP 1206982U JP S625871 Y2 JPS625871 Y2 JP S625871Y2
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JP
Japan
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workpiece
clamp
rod
push
base
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JP1206982U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は被加工物のクランプ装置に関するも
のである。
従来たとえば、実開昭56−147044号公報のよう
に、クランプシリンダにより被加工物をクランプ
することは知られている。一方、第3図のように
シリンダヘツドなどの被加工物30を研削加工す
るために、フライス盤などの基台(テーブル)3
1上に載置した場合、被加工物30はA,B,C
で示す3点を主クランプ装置32で上方から押し
付けられることによつてクランプされる。
しかしながら、上記被加工物30は鋳造後の鋳
ばらし状態、つまり表面が粗面の状態で基台31
上に載置されるため、上記主クランプ装置32に
よる3点クンプのみでは、がたつきを生じて安定
的にクランプすることができない欠点がある。
この考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもの
で、表面が粗面でがたつき易い被加工物を、基台
に対してがたつくことなく安定的にクランプする
ことができる被加工物のクランプ装置を提供する
ことを目的とする。
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図において、シリンダヘツドなどの被加工
物1はその3点A,B,Cを、上記従来例で説明
した主クランプ装置と同様の周知の主クランプ装
置2によつて上方から基台3上に押し付けられて
クランプされるとともに、たとえば、A,B点の
主クランプ装置2に対向し、かつC点の主クラン
プ装置2の両側位置、つまり上記主クランプ装置
2のクランプ部と異なる位置D,Eを1対の補助
クランプ装置4によつてクランプされる。
上記1対の補助クランプ装置4は、それぞれ第
2図で示すように被加工物1の上面を加圧するク
ランプ金5と、被加工物1の下面を押圧可能な押
上げロツド6とから構成されている。
上記クランプ金5は、その中央部の幅方向に突
設したピン7を揺動アーム8の上端に開設した透
孔8aに嵌合することで、揺動アーム8の上端に
回動自在に支持され、かつ先端の下面に加圧突部
5aを、後端部の下面にフオロア面5bを形成し
ており、このフオロア面5bはシリンダ装置9の
ピストンロツド9aに当接している。
したがつて、シリンダ装置9のピストンロツド
9aが矢印a,b方向に往復移動することによつ
て、クランプ金5はピン7を支点を矢印c,d方
向に回動する。
上記揺動アーム8は、その中央部の幅方向に突
設したピン10を支点に矢印e,f方向に揺動可
能に機枠11に支持され、その下端部に形成した
切欠部12にシリンダ装置13のピストンロツド
13aの先端部を嵌合している。
そのために、シリンダ装置13のピストンロツ
ド13aが矢印g,h方向に往復移動することに
よつて、揺動アーム8は上記矢印e,f方向に揺
動する。
押上げロツド6は、上下動自在に基台3に嵌合
され、その下面はシリンダ装置14のピストンロ
ツド14aの先端部上面に形成したくさび15に
当接している。そのために、シリンダ装置14の
ピストンロツド14aが矢印i,j方向に往復移
動することによつて、押上げロツド6は基台3に
案内されて上下方向に往復移動し、上方向に移動
した時被加工物1の下面を押圧する。
押上げロツド6には、長手方向の略中央部に大
径部6aが形成され、この大径部6aが基台3に
設けた大径の嵌合孔3aに摺動自在に嵌合されて
おり、上記大径部6aより上方に連設している小
径部6bは大径の嵌合孔3aの上方に連続する小
径の嵌合孔3bに摺動自在に嵌合され、大径部6
aの下端にスプリング6dの上端を当接して上方
にばね力を付勢している。
押上げロツド6の内部には、上端の押圧面6c
に開口16cし、かつ大径部6aの上下に分岐さ
れて摺動部に開口16a,16bする空気通路1
7が形成され、この空気通路17の入口17aは
空気供給通路18を介して空気圧力源19に接続
され、空気供給通路18は圧力検出通路20を介
して密着検出装置21に連通している。
一方、シリンダ装置13には、ピストンロツド
13aの対向側に検出用ロツド13bを延出して
形成し、この検出用ロツド13bの端部に検出部
材13cを取付けている。22はスプリングを示
す。
上記構成において、基台3上にシリンダヘツド
などの被加工物1を載置し、従来と同様主クラン
プ装置2によつて被加工物1のA,B,Cの3点
を基台3上に押圧してクランプを行う。
上記被加工物1が基台3上に載置された時点で
は、シリンダ装置13のピストンロツド13aと
検出用ロツド13bは矢印g方向の移動端に位置
し、揺動アーム8は矢印f方向に揺動して第2図
の仮想線Xで示す状態に傾斜し、かつシリンダ装
置9のピストンロツド9aは矢印b方向の移動端
にあるから、クランプ金5は上記揺動アーム8の
傾斜とスプリング21のばね力によつて第2図の
仮想線Yで示す位置で待機している。
上記主クランプ装置2で被加工物1をクランプ
する動作につづいて、シリンダ装置13のピスト
ンロツド13aが矢印h方向の移動端に後退して
第2図の実線で示す位置に至り、揺動アーム8を
矢印e方向に揺動して第2図の実線で示す状態に
直立させ、クランプ金5を被加工物1に形成され
ている吸気もしくは排気用の通路23に進入させ
るとともに、シリンダ装置9のピストンロツド9
aが矢印a方向に移動してクランプ金5をスプリ
ング22のばね力に抗して矢印c方向に回動さ
せ、クランプ金5の加圧突部5aで上記吸排用通
路22の底面部を基台3方向に押圧する(第2図
の実線参照)。
上記クランプ金5の動作と同時に、シリンダ装
置14のピストンロツド14aが矢印j方向に後
退して、ピストンロツド9aのくさび15で押上
げロツド6を上昇させ、第2図の実線で示すよう
に押上げロツド6の押圧面6cで被加工物1の下
面を押圧し、クランプ金5と押上げロツド6とで
被加工物1を挾持クランプする。
したがつて、押し上げロツド6の空気通路17
の開口16cは被加工物1によつて閉塞され、そ
のために生じる空気通路17の上昇圧力が圧力検
出通路20を介して密着検出装置21によつて検
出される。このように空気通路17の上昇圧力を
検出した検出信号と、上記シリンダ装置13のピ
ストンロツド13aが矢印h方向に移動すること
で検出用ロツド13bが同じ方向に移動して、検
出用ロツド13bに設けられている検出部材13
cが第2図の実線で示す位置に到達したこと検出
する検出信号とで、補助クランプ装置4による適
確なクランプ状態を確認し、この確認信号をフラ
イス盤などの切削装置の駆動源に入力して切削装
置を動作させ所定の切削加工を施し、切削加工の
終了後にシリンダ装置9,13,14を上記の動
作と逆向に動作させてクランプ金5と押上げロツ
ド6を被加工物1から離間してクランプを解除す
ればよい。また上記切削加工中においては、被加
工物1はクランプ金5と押上げロツド6とで挾持
されているため、切削力が作用しても振動を生ず
ることがない。
押上げロツド6を下降して、その押圧面6cを
被加工物1の下面から離間させることで、空気通
路17の押圧面6cに形成した開口16cが解放
され、ここからエアーが噴出するため、押圧面6
cに付着している切削粉などの異物を吹き飛ばし
て押圧面6cを常時清浄化して適確なクランプを
可能にする。
また、空気通路17は大径部6aの上下に分岐
して摺動部に開口16a,16bされているか
ら、押上げロツド6は大径部6aの上下にエアク
ツシヨン作用をうけることになり、このエアクツ
シヨン作用によつて押上げロツド6の昇降時のシ
ヨツクを緩和吸収して上下動を円滑にする。
以上説明したように、この考案によれば主クラ
ンプ装置のクランプ部と異なる位置において、被
加工物を補助クランプ装置によつて上下から挾持
してクランプするように構成しているから、被加
工物をがたつくことなく安定的に基台に対して固
定することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る被加工物のクランプ位
置の一例を示す平面図、第2図は補助クランプ装
置の全体的な縦断側面図、第3図は従来の被加工
物のクランプ位置を示す平面図である。 1……被加工物、2……主クランプ装置、3…
…基台、4……補助クランプ装置、、5……クラ
ンプ金、6……押上げロツド、6c……押圧面、
9,13,14……シリンダ装置、15……くさ
び、16a,16b,16c……開口、17……
空気通路、19……空気圧力源、21……密着検
出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工物を基台に主クランプ装置により押圧し
    て取付けるものにおいて、上記主クランプ装置の
    クランプ部と異なる位置において被加工物を上下
    から挾持する被加工物の補助クランプ装置を設
    け、この補助クランプ装置にはシリンダ装置によ
    り被加工物上面を加圧するクランプ金を設ける一
    方、シリンダ装置のピストンロツド先端部のくさ
    びに下面が当接されピストンの前後動に応じて基
    台に案内されて上下動する被加工物の下面を押圧
    可能な押上げロツドを設け、さらにこの押上げロ
    ツドには空気圧力源に接続されるとともに被加工
    物の押圧面および該ロツドの摺動部に開口する空
    気通路が形成され、この空気通路には上記押上げ
    ロツドの押圧面の開口が被加工物によつて閉じら
    れたときの空気通路の上昇圧力を検出する密着検
    出装置を接続してなる被加工物のクランプ装置。
JP1206982U 1982-01-29 1982-01-29 被加工物のクランプ装置 Granted JPS58117323U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1206982U JPS58117323U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 被加工物のクランプ装置

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JP1206982U JPS58117323U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 被加工物のクランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58117323U JPS58117323U (ja) 1983-08-10
JPS625871Y2 true JPS625871Y2 (ja) 1987-02-10

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ID=30024657

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JP1206982U Granted JPS58117323U (ja) 1982-01-29 1982-01-29 被加工物のクランプ装置

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