JPH0650247Y2 - コントロールケーブルの導管用支持部材 - Google Patents

コントロールケーブルの導管用支持部材

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JPH0650247Y2
JPH0650247Y2 JP1988102199U JP10219988U JPH0650247Y2 JP H0650247 Y2 JPH0650247 Y2 JP H0650247Y2 JP 1988102199 U JP1988102199 U JP 1988102199U JP 10219988 U JP10219988 U JP 10219988U JP H0650247 Y2 JPH0650247 Y2 JP H0650247Y2
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JP
Japan
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support member
conduit
clamper
control cable
protective tube
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JP1988102199U
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秀樹 酒井
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Nippon Cable System Inc
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Nippon Cable System Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車などの各種産業機器におけるコントロ
ールケーブルの配索の要所に取付けられる導管の支持部
材の改良に関する。さらに詳しくは、導管の要所に嵌入
加締付けられた筒状の保護管と、該保護管に巻き付けら
れたクランパーとからなるコントロールケーブルの導管
用支持部材の改良に関する。
[従来の技術] 従来、コントロールケーブルの導管を支持する支持部材
は、第4図に示したように、導管10の筒形の保護管1を
嵌め加締付けたのち、クランパー2を前記保護管1に巻
き付け、2個のボルト孔2a、2bが合うように組付け、支
持部材の組立が完了する構造である。
[考案が解決しようとする課題] 上述のような従来の支持部材においては、コントロール
ケーブルを製造する工程中において、導管10にあらかじ
め保護管1を嵌め加締付けたのちに、クランパー2を前
記保護管1に巻き付けて支持部材の組立を完了させる。
このようなクランパーの取付け作業がコントロールケー
ブルの製造工程中に含まれているが、コントロールケー
ブルの製造上においては、あくまでも補助的な作業であ
って、生産性向上のためにはできるだけ工程を短縮する
ことが望まれる。
また、クランパー2を保護管1に巻き付けたばあい、ボ
ルト孔2a、2bが重なり合わないことがあり修正が必要で
ある。そして導管10に保護管1が取付けられている状態
では修正がきわめて面倒であるなどの欠点を有する。
[課題を解決するための手段] 本考案のコントロールケーブルの導管用支持部材は、コ
ントロールケーブルを自動車などの産業機器に取り付け
て配索する時に用いられる支持部材で、導管に嵌め入
れ、加締付けによって固着された保護管と、該保護管に
巻き付けられた金属製クランパーとからなる導管用支持
部材であって、前記保護管にクランパーが一体的に組付
けられると共に、該クランパーの前記保護管をとりまく
一領域の全周に、比較的幅広のシュリットが設けられ、
該シュリット部の露出している保護管の一部を加締付け
固定されている構造が採用されている。
[作用] 本考案のコントロールケーブルの導管用支持部材(以
下、支持部材という)は、保護管にあらかじめクランパ
ーが取付けられた状態であり、かかる状態で導管に嵌め
付け、前記クランパーに設けられたシュリット内に露出
した保護管の一領域をダイスで加締付けることができ
る。
[実施例] つぎに本考案の一実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案の支持部材を導管に取り付けた状態を示
す斜視図、第2図は本考案の支持部材の正面図および側
面図、第3図は本考案の支持部材を加締める時のダイス
との関係を示す正面図および側面図である。
第1〜3図において、1は保護管である。保護管1には
あらかじめクランパー2が組付けられており、クランパ
ー2の保護管1をとりま一領域にシュリット3が設けら
れている。
かかる構造の支持部材Aを導管10に取付けるばあい、導
管10に支持部材Aを挿通したのち、所定の位置で第3図
に示したようにシュリット3内に露出している保護管1
の一部分をダイス4によって加圧することによって加締
付け固定する。
[考案の効果] 本考案によれば、支持部材は保護管にあらかじめクラン
パーが組付けられているので、コントロールケーブルの
組立工程において、クランパーのシュリットを利用して
保護管を導管に加締付けるだけでよく、従来と比較して
工数を低減することができるきわめて優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の支持部材を導管に取付けた状態を示す
斜視図、第2図は本考案の支持部材の正面図および側面
図、第3図は本考案の支持部材を加締める時のダイスと
の関係を示す正面図および側面図、第4図は従来の支持
部材を示す斜視図である。 (図面の主要符号) A:支持部材 1:保護管 2:クランパー 3:シュリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントロールケーブルを自動車などの産業
    機器に取り付けて配索する時に用いられる支持部材で、
    導管に嵌め入れ、加締付けによって固着された保護管
    と、該保護管に巻き付けられた金属製クランパーとから
    なる導管用支持部材であって、前記保護管にクランパー
    が一体的に組付けられると共に、該クランパーの前記保
    護管をとりまく一領域の全周に、比較的幅広のシュリッ
    トが設けられ、該シュリット部の露出している保護管の
    一部を加締付け固定されていることを特徴とするコント
    ロールケーブルの導管用支持部材。
JP1988102199U 1988-08-01 1988-08-01 コントロールケーブルの導管用支持部材 Expired - Lifetime JPH0650247Y2 (ja)

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