JPH09129049A - コルゲートチューブの固定具及び、この固定具を用いた固定方法 - Google Patents
コルゲートチューブの固定具及び、この固定具を用いた固定方法Info
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- JPH09129049A JPH09129049A JP7285245A JP28524595A JPH09129049A JP H09129049 A JPH09129049 A JP H09129049A JP 7285245 A JP7285245 A JP 7285245A JP 28524595 A JP28524595 A JP 28524595A JP H09129049 A JPH09129049 A JP H09129049A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ワイヤーハーネスの所定の位置にコルゲート
チューブを固定する。 【解決手段】 本発明のコルゲートチューブの固定具1
1は、ワイヤーハーネス12の所定の位置に配置されて
ワイヤーハーネス12が挿通したコルゲートチューブ1
0の一方の端面13が付き当てられる付き当て板14
と、この付き当て板14に一端が付き当られたコルゲー
トチューブ10の他端側を支持して付き当板14への付
き当て状態を保持する保持手段15とを有している。
チューブを固定する。 【解決手段】 本発明のコルゲートチューブの固定具1
1は、ワイヤーハーネス12の所定の位置に配置されて
ワイヤーハーネス12が挿通したコルゲートチューブ1
0の一方の端面13が付き当てられる付き当て板14
と、この付き当て板14に一端が付き当られたコルゲー
トチューブ10の他端側を支持して付き当板14への付
き当て状態を保持する保持手段15とを有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーハーネス
の所定の位置にコルゲートチューブを位置決めし取り付
けるためのコルゲートチューブの固定具及び、この固定
具を用いた固定方法に関する。
の所定の位置にコルゲートチューブを位置決めし取り付
けるためのコルゲートチューブの固定具及び、この固定
具を用いた固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスは、複数本の電線を布
線治具台上で所定の経路に配索し、これらの複数本の電
線に、コネクタ、プロテクタ、クリップ、コルゲートチ
ューブ等の外装品が所定の位置にそれぞれ取り付けられ
て形成されている(特開平4−206314号公報)。
前記外装品の中でコルゲートチューブは、複数本の電線
の外周を覆うことにより、車体に配索されたワイヤーハ
ーネスを周囲の干渉部位から保護する。このため、コル
ゲートチューブはワイヤーハーネスの所定の位置に確実
に取り付ける必要がある。
線治具台上で所定の経路に配索し、これらの複数本の電
線に、コネクタ、プロテクタ、クリップ、コルゲートチ
ューブ等の外装品が所定の位置にそれぞれ取り付けられ
て形成されている(特開平4−206314号公報)。
前記外装品の中でコルゲートチューブは、複数本の電線
の外周を覆うことにより、車体に配索されたワイヤーハ
ーネスを周囲の干渉部位から保護する。このため、コル
ゲートチューブはワイヤーハーネスの所定の位置に確実
に取り付ける必要がある。
【0003】コルゲートチューブをワイヤーハーネスの
所定の位置に取り付けるには、図8に示すように、先ず
布線治具台(不図示)上に立設されたU字状の布線治具
1に支持された状態のワイヤーハーネス2の所定の位置
に位置決め片3を当てる。次に、この位置決め片3を目
安にコルゲートチューブ4の位置を決めた後に、一方の
端面5側から他方の端面6側までテープ巻きすることに
よりワイヤーハーネス2の所定の位置に取り付けられ
る。
所定の位置に取り付けるには、図8に示すように、先ず
布線治具台(不図示)上に立設されたU字状の布線治具
1に支持された状態のワイヤーハーネス2の所定の位置
に位置決め片3を当てる。次に、この位置決め片3を目
安にコルゲートチューブ4の位置を決めた後に、一方の
端面5側から他方の端面6側までテープ巻きすることに
よりワイヤーハーネス2の所定の位置に取り付けられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にコルゲートチューブ4をワイヤーハーネス2の所定の
位置に取り付ける場合、位置決め片3で目安をつけて、
テープ巻きして固定するためその位置が作業者によりば
らつく。また、テープ巻き固定する際に、布線治具1内
からワイヤーハーネスを持ち上げるため、コルゲートチ
ューブ4の位置がずれてしまう。従って、コルゲートチ
ューブ4をワイヤーハーネス2の所定の位置に固定して
おくことが出来ないので、コルゲートチューブ4をワイ
ヤーハーネス2の所定の位置に確実に位置決めした状態
で取り付けることが出来ないという問題があった。
にコルゲートチューブ4をワイヤーハーネス2の所定の
位置に取り付ける場合、位置決め片3で目安をつけて、
テープ巻きして固定するためその位置が作業者によりば
らつく。また、テープ巻き固定する際に、布線治具1内
からワイヤーハーネスを持ち上げるため、コルゲートチ
ューブ4の位置がずれてしまう。従って、コルゲートチ
ューブ4をワイヤーハーネス2の所定の位置に固定して
おくことが出来ないので、コルゲートチューブ4をワイ
ヤーハーネス2の所定の位置に確実に位置決めした状態
で取り付けることが出来ないという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、ワイヤーハーネスの所
定の位置にコルゲートチューブを固定することが出来る
コルゲートチューブの固定具及びこの固定具を用いた固
定方法の提供を目的とする。
定の位置にコルゲートチューブを固定することが出来る
コルゲートチューブの固定具及びこの固定具を用いた固
定方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、ワイヤーハーネスの所定の位置
にコルゲートチューブを位置決め固定するコルゲートチ
ューブの固定具であって、前記ワイヤーハーネスの所定
の位置に配置されてワイヤーハーネスを挿通したコルゲ
ートチューブの一方の端面が付き当てられる付き当て板
とこの付き当て板に一端が付き当られたコルゲートチュ
ーブの他端側を支持して付き当板への付き当て状態を保
持する保持手段とを有することを特徴とする。
請求項1記載の発明は、ワイヤーハーネスの所定の位置
にコルゲートチューブを位置決め固定するコルゲートチ
ューブの固定具であって、前記ワイヤーハーネスの所定
の位置に配置されてワイヤーハーネスを挿通したコルゲ
ートチューブの一方の端面が付き当てられる付き当て板
とこの付き当て板に一端が付き当られたコルゲートチュ
ーブの他端側を支持して付き当板への付き当て状態を保
持する保持手段とを有することを特徴とする。
【0007】このコルゲートチューブの固定具では、コ
ルゲートチューブの一方の端面が所定の位置に配置され
た付き当て板に当接しているので、他方の端面側からテ
ープ巻き作業を行ってもコルゲートチューブの位置がず
れることがない。
ルゲートチューブの一方の端面が所定の位置に配置され
た付き当て板に当接しているので、他方の端面側からテ
ープ巻き作業を行ってもコルゲートチューブの位置がず
れることがない。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のコ
ルゲートチューブの固定具であって、前記保持手段が前
記付き当て板と一体に形成されていることを特徴とす
る。
ルゲートチューブの固定具であって、前記保持手段が前
記付き当て板と一体に形成されていることを特徴とす
る。
【0009】このコルゲートチューブの固定具では、コ
ルゲートチューブの一方の端面を付き当て板に当接させ
た状態で、この付き当て板と一体の保持手段によりコル
ゲートチューブの他端側を保持することにより、コルゲ
ートチューブの位置が所定の位置からずれることがな
い。
ルゲートチューブの一方の端面を付き当て板に当接させ
た状態で、この付き当て板と一体の保持手段によりコル
ゲートチューブの他端側を保持することにより、コルゲ
ートチューブの位置が所定の位置からずれることがな
い。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のコルゲートチューブの固定具であって、前記
保持手段が、付き当て板からコルゲートチューブの長さ
に対応してコルゲートチューブの軸方向に延設された連
結板と、この連結板の端部に設けられてコルゲートチュ
ーブの周方向に沿ってコルゲートチューブの外周を挟持
する固定リングとからなることを特徴とする。
項2記載のコルゲートチューブの固定具であって、前記
保持手段が、付き当て板からコルゲートチューブの長さ
に対応してコルゲートチューブの軸方向に延設された連
結板と、この連結板の端部に設けられてコルゲートチュ
ーブの周方向に沿ってコルゲートチューブの外周を挟持
する固定リングとからなることを特徴とする。
【0011】このコルゲートチューブの固定具では、ワ
イヤーハーネスを挿通したコルゲートチューブの一方の
端面を付き当て板に当接させ、コルゲートチューブの長
さに対応した位置の固定リングによりコルゲートチュー
ブの外周を挟持することにより、コルゲートチューブを
所定の位置に固定することが出来る。この状態からコル
ゲートチューブの他方の端面側からテープ巻き作業を行
うことにより、コルゲートチューブをワイヤーハーネス
の所定の位置に取り付けることが出来る。
イヤーハーネスを挿通したコルゲートチューブの一方の
端面を付き当て板に当接させ、コルゲートチューブの長
さに対応した位置の固定リングによりコルゲートチュー
ブの外周を挟持することにより、コルゲートチューブを
所定の位置に固定することが出来る。この状態からコル
ゲートチューブの他方の端面側からテープ巻き作業を行
うことにより、コルゲートチューブをワイヤーハーネス
の所定の位置に取り付けることが出来る。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載のコ
ルゲートチューブの固定具であって、前記連結板がコル
ゲートチューブの軸方向に沿って伸縮自在に形成されて
いることを特徴とする。
ルゲートチューブの固定具であって、前記連結板がコル
ゲートチューブの軸方向に沿って伸縮自在に形成されて
いることを特徴とする。
【0013】コルゲートチューブの固定具では、コルゲ
ートチューブの長さに応じて、連結板を伸縮させて、一
方の端面を付き当て板に当接させた状態のコルゲートチ
ューブの他端側を固定リングにより固定する。
ートチューブの長さに応じて、連結板を伸縮させて、一
方の端面を付き当て板に当接させた状態のコルゲートチ
ューブの他端側を固定リングにより固定する。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項3又は請求
項4記載のコルゲートチューブの固定具であって、前記
固定リングが、2つの半リングからなり、一方の半リン
グが前記連結板の先端部に固定されると共に、他方の半
リングが一方の半リングに屈曲自在に連結されているこ
とを特徴とする。
項4記載のコルゲートチューブの固定具であって、前記
固定リングが、2つの半リングからなり、一方の半リン
グが前記連結板の先端部に固定されると共に、他方の半
リングが一方の半リングに屈曲自在に連結されているこ
とを特徴とする。
【0015】このコルゲートチューブの固定具では、コ
ルゲートチューブの一方の端面を付き当て板に当接さ
せ、コルゲートチューブの他端側を一方の半リング内に
挿入する。次に、他方の半リングを一方の半リングに対
して屈曲させることにより、コルゲートチューブの外周
を2つの半リング間に挟持させる。これにより、コルゲ
ートチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に確実に
固定することが出来、この状態で、コルゲートチューブ
の他方の端面側からテープ巻きすることで、ワイヤーハ
ーネスの所定の位置に取り付けることが出来る。
ルゲートチューブの一方の端面を付き当て板に当接さ
せ、コルゲートチューブの他端側を一方の半リング内に
挿入する。次に、他方の半リングを一方の半リングに対
して屈曲させることにより、コルゲートチューブの外周
を2つの半リング間に挟持させる。これにより、コルゲ
ートチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に確実に
固定することが出来、この状態で、コルゲートチューブ
の他方の端面側からテープ巻きすることで、ワイヤーハ
ーネスの所定の位置に取り付けることが出来る。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のコルゲートチューブの固定具であって、前記
連結板に、前記保持手段がワイヤーハーネスの外周から
離間するように折り畳まれる折畳み手段を設けたことを
特徴とする。
項2記載のコルゲートチューブの固定具であって、前記
連結板に、前記保持手段がワイヤーハーネスの外周から
離間するように折り畳まれる折畳み手段を設けたことを
特徴とする。
【0017】このコルゲートチューブの固定具では、コ
ルゲートチューブの一方の端面を付き当て板に当接さ
せ、他端側を保持手段で支持した状態でテープ巻きする
ことでコルゲートチューブをワイヤーハーネスに固定す
る。そして、折畳み手段により連結板を折畳むことで、
保持手段をワイヤーハーネスの外周から離間させる。こ
れにより、コルゲートチューブの外周に邪魔なものがな
くなるのでテープ巻き作業が容易になる。
ルゲートチューブの一方の端面を付き当て板に当接さ
せ、他端側を保持手段で支持した状態でテープ巻きする
ことでコルゲートチューブをワイヤーハーネスに固定す
る。そして、折畳み手段により連結板を折畳むことで、
保持手段をワイヤーハーネスの外周から離間させる。こ
れにより、コルゲートチューブの外周に邪魔なものがな
くなるのでテープ巻き作業が容易になる。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項3乃至請求
項6のいずれか一項に記載のコルゲートチューブの固定
具であって、前記連結板の先端部に、コルゲートチュー
ブの他端側の端面の位置を決める位置決め片を設けたこ
とを特徴とする。
項6のいずれか一項に記載のコルゲートチューブの固定
具であって、前記連結板の先端部に、コルゲートチュー
ブの他端側の端面の位置を決める位置決め片を設けたこ
とを特徴とする。
【0019】このコルゲートチューブの固定具では、一
方の端面を付き当て板に当接させ、他端側を保持手段で
保持させた状態で、位置決め片に合わせて、コルゲート
チューブの端面の位置を調節する。位置決め片に合わせ
てコルゲートチューブの端面の位置を調節した状態で、
テープ巻き作業を行いコルゲートチューブをワイヤーハ
ーネスに取り付ける。
方の端面を付き当て板に当接させ、他端側を保持手段で
保持させた状態で、位置決め片に合わせて、コルゲート
チューブの端面の位置を調節する。位置決め片に合わせ
てコルゲートチューブの端面の位置を調節した状態で、
テープ巻き作業を行いコルゲートチューブをワイヤーハ
ーネスに取り付ける。
【0020】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項7のいずれか一項に記載のコルゲートチューブの固定
具を用いた固定方法であって、前記コルゲートチューブ
の固定具をワイヤーハーネスの所定の位置に、かつ所定
の間隔でそれぞれ配置し、一方の固定具の付き当て板に
コルゲートチューブの一方の端面を当接させると共に、
一方の固定具の保持手段でコルゲートチューブを支持さ
せ、他方の固定具の付き当て板にコルゲートチューブの
他方の端面を当接させると共に、他方の固定具の保持手
段でコルゲートチューブを支持することを特徴とする。
項7のいずれか一項に記載のコルゲートチューブの固定
具を用いた固定方法であって、前記コルゲートチューブ
の固定具をワイヤーハーネスの所定の位置に、かつ所定
の間隔でそれぞれ配置し、一方の固定具の付き当て板に
コルゲートチューブの一方の端面を当接させると共に、
一方の固定具の保持手段でコルゲートチューブを支持さ
せ、他方の固定具の付き当て板にコルゲートチューブの
他方の端面を当接させると共に、他方の固定具の保持手
段でコルゲートチューブを支持することを特徴とする。
【0021】この固定方法では、コルゲートチューブが
比較的な長尺な場合、このコルゲートチューブの両側に
それぞれ固定具が配置されるように固定具を所定の位置
に配置し、コルゲートチューブの両側の端面をそれぞの
付き当て板に当接させて、コルゲートチューブを所定の
位置に固定する。この状態から、一方の端面から他方の
端面に向けてテープ巻きすることにより長尺なコルゲー
トチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に取り付け
ることが出来る。
比較的な長尺な場合、このコルゲートチューブの両側に
それぞれ固定具が配置されるように固定具を所定の位置
に配置し、コルゲートチューブの両側の端面をそれぞの
付き当て板に当接させて、コルゲートチューブを所定の
位置に固定する。この状態から、一方の端面から他方の
端面に向けてテープ巻きすることにより長尺なコルゲー
トチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に取り付け
ることが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコルゲートチ
ューブの固定具及び固定方法の実施の形態について図面
を用いて説明する。
ューブの固定具及び固定方法の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0023】第1の形態 図1は本形態におけるコルゲートチューブ10の固定具
11を示し(a)は斜視図であり、(b)はコルゲート
チューブ10を固定した状態を示す側面図である。
11を示し(a)は斜視図であり、(b)はコルゲート
チューブ10を固定した状態を示す側面図である。
【0024】図1(a)、(b)に示すように、本形態
のコルゲートチューブ10の固定具11は、ワイヤーハ
ーネス12の所定の位置に配置されてワイヤーハーネス
12を挿通したコルゲートチューブ10の一方の端面1
3が付き当てられる付き当て板14と、この付き当て板
14に一端が付き当られたコルゲートチューブ10の他
端側を支持して付き当て板14への付き当て状態を保持
する保持手段15とを有している。
のコルゲートチューブ10の固定具11は、ワイヤーハ
ーネス12の所定の位置に配置されてワイヤーハーネス
12を挿通したコルゲートチューブ10の一方の端面1
3が付き当てられる付き当て板14と、この付き当て板
14に一端が付き当られたコルゲートチューブ10の他
端側を支持して付き当て板14への付き当て状態を保持
する保持手段15とを有している。
【0025】付き当て板14は、ワイヤーハーネス12
を布線する布線治具台(不図示)から立設された支持棒
16の先端部に固定されている。この付き当て板14
は、平板状で、上方に開口した弧状の切り欠き17が形
成され、電線挿通部となっている。弧状の切り欠き17
は、布線された複数本の電線18の全体の径、すなわち
ワイヤーハーネス12の径より若干大きく形成されてい
る。この切り欠き17の縁部に、コルゲートチューブ1
0の一方の端面13が当接するようになっている。この
場合、コルゲートチューブ10の一方の端面13の約半
周が付き当て板14の切り欠き17の縁部に当接する。
コルゲートチューブ10の他方の端面側は、付き当て板
14に一体に形成された保持手段15により保持され
る。
を布線する布線治具台(不図示)から立設された支持棒
16の先端部に固定されている。この付き当て板14
は、平板状で、上方に開口した弧状の切り欠き17が形
成され、電線挿通部となっている。弧状の切り欠き17
は、布線された複数本の電線18の全体の径、すなわち
ワイヤーハーネス12の径より若干大きく形成されてい
る。この切り欠き17の縁部に、コルゲートチューブ1
0の一方の端面13が当接するようになっている。この
場合、コルゲートチューブ10の一方の端面13の約半
周が付き当て板14の切り欠き17の縁部に当接する。
コルゲートチューブ10の他方の端面側は、付き当て板
14に一体に形成された保持手段15により保持され
る。
【0026】保持手段15は、付き当て板14からコル
ゲートチューブ10の長さに対応してコルゲートチュー
ブ10の軸方向に延設された連結板19と、この連結板
19の端部に設けられてコルゲートチューブ10の周方
向に沿ってコルゲートチューブ10の外周を挟持する固
定リング20とからなる。
ゲートチューブ10の長さに対応してコルゲートチュー
ブ10の軸方向に延設された連結板19と、この連結板
19の端部に設けられてコルゲートチューブ10の周方
向に沿ってコルゲートチューブ10の外周を挟持する固
定リング20とからなる。
【0027】固定リング20は、2つの半リング21、
22からなり、一方の半リング21が連結板19の先端
部に、上方に向けて開口した状態で固定されている。他
方の半リング22は、前記一方の半リング21の一端に
ヒンジ23を介して屈曲自在に連結されている。また、
一方の半リング21の他端側には、係止突起(図3参
照)24が突設され、他方の半リング25の他端側には
ロックアーム25が設けられている。
22からなり、一方の半リング21が連結板19の先端
部に、上方に向けて開口した状態で固定されている。他
方の半リング22は、前記一方の半リング21の一端に
ヒンジ23を介して屈曲自在に連結されている。また、
一方の半リング21の他端側には、係止突起(図3参
照)24が突設され、他方の半リング25の他端側には
ロックアーム25が設けられている。
【0028】そして、一方の半リング21上に他方の半
リング22を重ねてロックアーム25を係止突起24に
係合することにより、半リング21、22が環状の固定
リングとなる。この固定リング20の内径寸法L1は、
図2に示すように、コルゲートチューブ10の外周の最
小径の寸法L2より若干長く、最大径の寸法L3より短
く形成されている。このため、蛇腹状のコルゲートチュ
ーブ10の最小外径10aの外周を固定リング20が挟
持することで、コルゲートチューブ10の軸方向への移
動が規制される。
リング22を重ねてロックアーム25を係止突起24に
係合することにより、半リング21、22が環状の固定
リングとなる。この固定リング20の内径寸法L1は、
図2に示すように、コルゲートチューブ10の外周の最
小径の寸法L2より若干長く、最大径の寸法L3より短
く形成されている。このため、蛇腹状のコルゲートチュ
ーブ10の最小外径10aの外周を固定リング20が挟
持することで、コルゲートチューブ10の軸方向への移
動が規制される。
【0029】次にコルゲートチューブ10を固定具11
に固定する固定方法について説明する。先ず、固定具1
1を布線台上の所定の位置、すなわち布線台上に所定の
経路に沿って配索されるワイヤーハーネス12の所定の
位置に配置する。次にワイヤーハーネス12をコルゲー
トチューブ10内に挿通させた後に、コルゲートチュー
ブ10の一方の端面13を付き当て板14に当接させ
る。また、一方の端面13を付き当て板14に当接させ
た状態でコルゲートチューブ10の他端側を一方の半リ
ング21内に挿入し、他方の半リング22とでコルゲー
トチューブ10の外周を挟持する。これにより、コルゲ
ートチューブ10をワイヤーハーネス12の所定の位置
に位置決め固定することが出来る。
に固定する固定方法について説明する。先ず、固定具1
1を布線台上の所定の位置、すなわち布線台上に所定の
経路に沿って配索されるワイヤーハーネス12の所定の
位置に配置する。次にワイヤーハーネス12をコルゲー
トチューブ10内に挿通させた後に、コルゲートチュー
ブ10の一方の端面13を付き当て板14に当接させ
る。また、一方の端面13を付き当て板14に当接させ
た状態でコルゲートチューブ10の他端側を一方の半リ
ング21内に挿入し、他方の半リング22とでコルゲー
トチューブ10の外周を挟持する。これにより、コルゲ
ートチューブ10をワイヤーハーネス12の所定の位置
に位置決め固定することが出来る。
【0030】この状態から、コルゲートチューブ10の
他端側からテープ巻きを行い、固定リング20から外し
て、一方の端面13側までテープ巻きを行って、コルゲ
ートチューブ10をワイヤーハーネス12に固定する。
他端側からテープ巻きを行い、固定リング20から外し
て、一方の端面13側までテープ巻きを行って、コルゲ
ートチューブ10をワイヤーハーネス12に固定する。
【0031】この形態の固定具によれば、コルゲートチ
ューブ10の一方の端面13を、所定の位置に配置され
ている付き当て板14に当接させることにより、作業者
によるばらつきを確実に防止することが出来る。
ューブ10の一方の端面13を、所定の位置に配置され
ている付き当て板14に当接させることにより、作業者
によるばらつきを確実に防止することが出来る。
【0032】また、コルゲートチューブ10をワイヤー
ハーネス12の所定の位置に固定した状態でテープ巻き
作業を開始することにより、ワイヤーハーネス12を固
定具11から持ち上げてもコルゲートチューブ10の位
置がずれることがない。従って、コルゲートチューブ1
0をワイヤーハーネス12の所定の位置に確実に位置決
めして取り付けることが出来る。
ハーネス12の所定の位置に固定した状態でテープ巻き
作業を開始することにより、ワイヤーハーネス12を固
定具11から持ち上げてもコルゲートチューブ10の位
置がずれることがない。従って、コルゲートチューブ1
0をワイヤーハーネス12の所定の位置に確実に位置決
めして取り付けることが出来る。
【0033】また、ワイヤーハーネス12の所定の位置
にコルゲートチューブ10を取り付けることが出来るの
で、車体にワイヤーハーネス12が配索されると周囲の
干渉部位から確実に保護される。
にコルゲートチューブ10を取り付けることが出来るの
で、車体にワイヤーハーネス12が配索されると周囲の
干渉部位から確実に保護される。
【0034】以下、他の形態について説明する。なお、
第1の形態と同構成部分については、図面に同符号を付
して重複した説明を省略する。
第1の形態と同構成部分については、図面に同符号を付
して重複した説明を省略する。
【0035】第2の形態 次に第2の形態の固定具26について図4及び図5につ
いて説明する。この形態における固定具26は、図4に
示すように、連結板27がコルゲートチューブ10の軸
方向に沿って伸縮自在に形成されている。図5に示すよ
うに、連結板27は、付き当て板28に設けた支持孔2
9に挿通自在に支持されている。なお、付き当て板28
は、上記第1の形態の付き当て板14と同様に支持棒1
6の先端部に固定され、上方に開口した切り欠き17が
形成されている。連結板27の一面側には、複数個の連
続した鋸歯30が形成されている。この鋸歯30は、支
持孔29の内壁に設けられた固定突起31と噛み合うよ
うになっている。
いて説明する。この形態における固定具26は、図4に
示すように、連結板27がコルゲートチューブ10の軸
方向に沿って伸縮自在に形成されている。図5に示すよ
うに、連結板27は、付き当て板28に設けた支持孔2
9に挿通自在に支持されている。なお、付き当て板28
は、上記第1の形態の付き当て板14と同様に支持棒1
6の先端部に固定され、上方に開口した切り欠き17が
形成されている。連結板27の一面側には、複数個の連
続した鋸歯30が形成されている。この鋸歯30は、支
持孔29の内壁に設けられた固定突起31と噛み合うよ
うになっている。
【0036】そして、コルゲートチューブ10の長さに
合わせて、連結板27を支持孔29内から引き出すこと
により、コルゲートチューブ10の長さに合わせて固定
リング20の位置をワイヤーハーネス12の軸方向に移
動することが出来る。
合わせて、連結板27を支持孔29内から引き出すこと
により、コルゲートチューブ10の長さに合わせて固定
リング20の位置をワイヤーハーネス12の軸方向に移
動することが出来る。
【0037】この形態の固定具26によれば、上記形態
の固定具11と同様の効果が得られる他に、コルゲート
チューブ10の長さに応じて、連結板27を付き当て板
28からの突出長さを伸縮させることにより、コルゲー
トチューブ10の他端側を固定リング20により確実に
固定することが出来る。
の固定具11と同様の効果が得られる他に、コルゲート
チューブ10の長さに応じて、連結板27を付き当て板
28からの突出長さを伸縮させることにより、コルゲー
トチューブ10の他端側を固定リング20により確実に
固定することが出来る。
【0038】第3の形態 次に図6に示す第3の形態の固定具32について説明す
る。この固定具32は、第1の形態の固定具11と同様
に、付き当て板33と、この付き当て板33に一端が付
き当られたコルゲートチューブ10の他端側を支持して
付き当て板33への付き当て状態を保持する保持手段3
4とを有している。保持手段34は、付き当て板33か
らコルゲートチューブ10の長さに対応してコルゲート
チューブ10の軸方向に延設された連結板35と、この
連結板35の端部に設けられてコルゲートチューブ10
の周方向に沿ってコルゲートチューブ10の外周を挟持
する固定リング36とからなる。固定リング36は、第
1の形態と同様に半リング21、22からなる。
る。この固定具32は、第1の形態の固定具11と同様
に、付き当て板33と、この付き当て板33に一端が付
き当られたコルゲートチューブ10の他端側を支持して
付き当て板33への付き当て状態を保持する保持手段3
4とを有している。保持手段34は、付き当て板33か
らコルゲートチューブ10の長さに対応してコルゲート
チューブ10の軸方向に延設された連結板35と、この
連結板35の端部に設けられてコルゲートチューブ10
の周方向に沿ってコルゲートチューブ10の外周を挟持
する固定リング36とからなる。固定リング36は、第
1の形態と同様に半リング21、22からなる。
【0039】また、連結板35には、保持手段34がワ
イヤーハーネス12の外周から離間するように折り畳ま
れる折畳み手段37が設けられている。さらに、連結板
35の先端部には、L字状の支持片38が取り付けられ
ている。この支持片38には位置決め片39が支持され
ている。
イヤーハーネス12の外周から離間するように折り畳ま
れる折畳み手段37が設けられている。さらに、連結板
35の先端部には、L字状の支持片38が取り付けられ
ている。この支持片38には位置決め片39が支持され
ている。
【0040】この形態における固定具32により、ワイ
ヤーハーネス12の所定の位置にコルゲートチューブ1
0を固定するには、固定具32を布線台上の所定の位
置、すなわち所定の経路に沿って配索されるワイヤーハ
ーネス12の所定の位置に配置する。次に、ワイヤーハ
ーネス12をコルゲートチューブ10内に挿通させた後
に、コルゲートチューブ10の一方の端面13を付き当
て板33に当接させた状態でコルゲートチューブ10の
他端側を半リング21内に挿入し、半リング22とでコ
ルゲートチューブ10の外周を挟持する。これにより、
コルゲートチューブ10をワイヤーハーネス12の所定
の位置に位置決めすることが出来る。
ヤーハーネス12の所定の位置にコルゲートチューブ1
0を固定するには、固定具32を布線台上の所定の位
置、すなわち所定の経路に沿って配索されるワイヤーハ
ーネス12の所定の位置に配置する。次に、ワイヤーハ
ーネス12をコルゲートチューブ10内に挿通させた後
に、コルゲートチューブ10の一方の端面13を付き当
て板33に当接させた状態でコルゲートチューブ10の
他端側を半リング21内に挿入し、半リング22とでコ
ルゲートチューブ10の外周を挟持する。これにより、
コルゲートチューブ10をワイヤーハーネス12の所定
の位置に位置決めすることが出来る。
【0041】次に、コルゲートチューブ10の他方の端
面40の位置を位置決め片39に合わせた状態で、コル
ゲートチューブ10とワイヤーハーネス12とをテープ
巻きする。
面40の位置を位置決め片39に合わせた状態で、コル
ゲートチューブ10とワイヤーハーネス12とをテープ
巻きする。
【0042】この状態から、折り畳み手段37により連
結板35を折り畳むことにより、固定リング36をコル
ゲートチューブ10の外周から離間させ、一方の端面1
3側に向けてテープ巻きする。そして、最後に付き当て
板33の切り欠き17からコルゲートチューブ10を外
して、ワイヤーハーネス12と共にテープ巻き固定す
る。
結板35を折り畳むことにより、固定リング36をコル
ゲートチューブ10の外周から離間させ、一方の端面1
3側に向けてテープ巻きする。そして、最後に付き当て
板33の切り欠き17からコルゲートチューブ10を外
して、ワイヤーハーネス12と共にテープ巻き固定す
る。
【0043】本形態の固定具32によれば、上記第1の
形態と同様の効果が得られる他に、位置決め片39を設
けたことにより、コルゲートチューブ10の端面の位置
をより正確に所定の位置に位置決めすることが出来るの
で、コルゲートチューブ10をワイヤーハーネス12の
所定の位置に固定することが出来る。すなわちコルゲー
トチューブ10は蛇腹状に形成されているため伸縮性が
あり、端面40の位置を正確に決めるのが難しいが、本
形態のように、位置決め片39を設けたことにより、コ
ルゲートチューブ10の端面の位置決めを容易に行うこ
とが出来るまた、折り畳み手段37により、固定リング
36をコルゲートチューブ10の外周から離間すること
が出来るので、テープ巻き作業の際に、コルゲートチュ
ーブ10を持ち上げる必要がなく、作業性が向上する。
形態と同様の効果が得られる他に、位置決め片39を設
けたことにより、コルゲートチューブ10の端面の位置
をより正確に所定の位置に位置決めすることが出来るの
で、コルゲートチューブ10をワイヤーハーネス12の
所定の位置に固定することが出来る。すなわちコルゲー
トチューブ10は蛇腹状に形成されているため伸縮性が
あり、端面40の位置を正確に決めるのが難しいが、本
形態のように、位置決め片39を設けたことにより、コ
ルゲートチューブ10の端面の位置決めを容易に行うこ
とが出来るまた、折り畳み手段37により、固定リング
36をコルゲートチューブ10の外周から離間すること
が出来るので、テープ巻き作業の際に、コルゲートチュ
ーブ10を持ち上げる必要がなく、作業性が向上する。
【0044】第4の形態 次に図7に示す第4の形態について説明する。本形態で
は、第1の形態の固定具11を2つ用いることにより、
長尺なコルゲートチューブ41の両側を位置決めし、コ
ルゲートチューブ41をワイヤーハーネス12の所定の
位置に固定する固定方法を示す。
は、第1の形態の固定具11を2つ用いることにより、
長尺なコルゲートチューブ41の両側を位置決めし、コ
ルゲートチューブ41をワイヤーハーネス12の所定の
位置に固定する固定方法を示す。
【0045】図7に示すように、コルゲートチューブ4
1の一方の端面42が付き当て板14に当接するよう
に、一方の固定具11をワイヤーハーネス12の所定の
位置に固定する。この場合、ワイヤーハーネス12が所
定の経路に沿って布線される布線台上に支持棒16を介
して固定具11を所定の位置に配置、固定する。
1の一方の端面42が付き当て板14に当接するよう
に、一方の固定具11をワイヤーハーネス12の所定の
位置に固定する。この場合、ワイヤーハーネス12が所
定の経路に沿って布線される布線台上に支持棒16を介
して固定具11を所定の位置に配置、固定する。
【0046】同様に、コルゲートチューブ41の他方の
端面43が付き当て板14に当接するように、他方の固
定具11をワイヤーハーネス12の所定の位置に固定す
る。この場合も一方の固定具11と同様にワイヤーハー
ネス12が所定の経路に沿って布線される布線台上に支
持棒16を介して、固定具11を所定の位置に配置、固
定する。
端面43が付き当て板14に当接するように、他方の固
定具11をワイヤーハーネス12の所定の位置に固定す
る。この場合も一方の固定具11と同様にワイヤーハー
ネス12が所定の経路に沿って布線される布線台上に支
持棒16を介して、固定具11を所定の位置に配置、固
定する。
【0047】そして、コルゲートチューブ41の両端面
42、43をそれぞれの固定具11、11の付き当て板
14、14に当接させることにより、長尺なコルゲート
チューブ41をワイヤーハーネス12の所定の位置に固
定することが出来る。次にいずれか一方の端面側からテ
ープ巻きすることにより、コルゲートチューブ41をワ
イヤーハーネス12の所定の位置に固定する。
42、43をそれぞれの固定具11、11の付き当て板
14、14に当接させることにより、長尺なコルゲート
チューブ41をワイヤーハーネス12の所定の位置に固
定することが出来る。次にいずれか一方の端面側からテ
ープ巻きすることにより、コルゲートチューブ41をワ
イヤーハーネス12の所定の位置に固定する。
【0048】本形態の固定方法によれば、長尺なコルゲ
ートチューブ41を2つの固定具を用いることにより、
ワイヤーハーネスの所定の位置に位置決め固定すること
が出来、ワイヤーハーネス12の所定の位置にコルゲー
トチューブ41を取り付けることが出来る。
ートチューブ41を2つの固定具を用いることにより、
ワイヤーハーネスの所定の位置に位置決め固定すること
が出来、ワイヤーハーネス12の所定の位置にコルゲー
トチューブ41を取り付けることが出来る。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、コルゲートチューブの一方の端面が所定の位置に
配置された付き当て板に当接しているので、他方の端面
側からテープ巻き作業を行ってもコルゲートチューブの
位置がずれることがなく、ワイヤーハーネスの所定の位
置にコルゲートチューブを固定することが出来る。
れば、コルゲートチューブの一方の端面が所定の位置に
配置された付き当て板に当接しているので、他方の端面
側からテープ巻き作業を行ってもコルゲートチューブの
位置がずれることがなく、ワイヤーハーネスの所定の位
置にコルゲートチューブを固定することが出来る。
【0050】請求項2の発明によれば、コルゲートチュ
ーブの一方の端面を付き当て板に当接させた状態で、こ
の付き当て板と一体の保持手段によりコルゲートチュー
ブの他端側を保持することにより、コルゲートチューブ
の位置が所定の位置からずれることがない。
ーブの一方の端面を付き当て板に当接させた状態で、こ
の付き当て板と一体の保持手段によりコルゲートチュー
ブの他端側を保持することにより、コルゲートチューブ
の位置が所定の位置からずれることがない。
【0051】請求項3の発明によれば、ワイヤーハーネ
スを挿通したコルゲートの一方の端面を付き当て板に当
接させ、コルゲートチューブの長さに対応した位置の固
定リングによりコルゲートチューブの外周を挟持するこ
とにより、コルゲートチューブを所定の位置に固定する
ことが出来、コルゲートチューブの他方の端面側からテ
ープ巻き作業を行うことにより、コルゲートチューブを
ワイヤーハーネスの所定の位置に取り付けることが出来
る。
スを挿通したコルゲートの一方の端面を付き当て板に当
接させ、コルゲートチューブの長さに対応した位置の固
定リングによりコルゲートチューブの外周を挟持するこ
とにより、コルゲートチューブを所定の位置に固定する
ことが出来、コルゲートチューブの他方の端面側からテ
ープ巻き作業を行うことにより、コルゲートチューブを
ワイヤーハーネスの所定の位置に取り付けることが出来
る。
【0052】請求項4の発明によれば、コルゲートチュ
ーブの長さに応じて、連結板を伸縮させることにより、
一方の端面を付き当て板に当接させた状態のコルゲート
チューブの他端側を固定リングにより固定することが出
来、ワイヤーハーネスの所定の位置にコルゲートチュー
ブを取り付けることが出来る。
ーブの長さに応じて、連結板を伸縮させることにより、
一方の端面を付き当て板に当接させた状態のコルゲート
チューブの他端側を固定リングにより固定することが出
来、ワイヤーハーネスの所定の位置にコルゲートチュー
ブを取り付けることが出来る。
【0053】請求項5の発明によれば、2つの半リング
によりコルゲートチューブの外周を挟持することによ
り、コルゲートチューブをワイヤーハーネスの所定の位
置に確実に固定することが出来、この状態で、コルゲー
トチューブの他方の端面側からテープ巻きすることで、
コルゲートチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に
に取り付けることが出来る。
によりコルゲートチューブの外周を挟持することによ
り、コルゲートチューブをワイヤーハーネスの所定の位
置に確実に固定することが出来、この状態で、コルゲー
トチューブの他方の端面側からテープ巻きすることで、
コルゲートチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に
に取り付けることが出来る。
【0054】請求項6の発明によれば、コルゲートチュ
ーブの一方の端面を付き当て板に当接させ、他端側を保
持手段で支持した状態でテープ巻きしてコルゲートチュ
ーブをワイヤーハーネスに固定した後に、折畳み手段に
より連結板を折畳むことで、保持手段をワイヤーハーネ
スの外周から離間させるので、コルゲートチューブの外
周へのテープ巻き作業を容易に行うことが出来る。
ーブの一方の端面を付き当て板に当接させ、他端側を保
持手段で支持した状態でテープ巻きしてコルゲートチュ
ーブをワイヤーハーネスに固定した後に、折畳み手段に
より連結板を折畳むことで、保持手段をワイヤーハーネ
スの外周から離間させるので、コルゲートチューブの外
周へのテープ巻き作業を容易に行うことが出来る。
【0055】請求項7の発明によれば、一方の端面を付
き当て板に当接させ、他端側を保持手段で保持させた状
態で、位置決め片に合わせて、コルゲートチューブの端
面の位置を調節し、位置決め片に合わせてコルゲートチ
ューブの端面の位置を調節した状態で、テープ巻き作業
を行いコルゲートチューブをワイヤーハーネスに取り付
けるので、ワイヤーハーネスの所定の位置にコルゲート
チューブをより正確に取り付けることが出来る。
き当て板に当接させ、他端側を保持手段で保持させた状
態で、位置決め片に合わせて、コルゲートチューブの端
面の位置を調節し、位置決め片に合わせてコルゲートチ
ューブの端面の位置を調節した状態で、テープ巻き作業
を行いコルゲートチューブをワイヤーハーネスに取り付
けるので、ワイヤーハーネスの所定の位置にコルゲート
チューブをより正確に取り付けることが出来る。
【0056】請求項8の発明によれば、長尺なコルゲー
トチューブの両側にそれぞれ付き当て板が配置されるよ
うに固定具を所定の位置に配置し、コルゲートチューブ
の両側の端面をそれぞの付き当て板に当接させて、コル
ゲートチューブを所定の位置に固定し、一方の端面から
他方の端面に向けてテープ巻きすることにより、長尺な
コルゲートチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に
取り付けることが出来る。
トチューブの両側にそれぞれ付き当て板が配置されるよ
うに固定具を所定の位置に配置し、コルゲートチューブ
の両側の端面をそれぞの付き当て板に当接させて、コル
ゲートチューブを所定の位置に固定し、一方の端面から
他方の端面に向けてテープ巻きすることにより、長尺な
コルゲートチューブをワイヤーハーネスの所定の位置に
取り付けることが出来る。
【図1】本発明に係るコルゲートチューブの固定具の第
1の形態を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図であ
る。
1の形態を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図であ
る。
【図2】第1の形態の固定具の固定リングとコルゲート
チューブの外周との関係を示す側面図である。
チューブの外周との関係を示す側面図である。
【図3】第1の形態の固定具を示す正面図である。
【図4】第2の形態の固定具を示す側面図である。
【図5】第2の形態の付き当て板と連結板との関係を示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】第3の形態の固定具を示す側面図である。
【図7】第4の形態の固定方法を示す側面図である。
【図8】従来の固定方法及び、位置決めのための治具を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
10、41 コルゲートチューブ 11、26 固定具 12 ワイヤーハーネス 13 一方の端面 14 付き当て板 15 保持手段
Claims (8)
- 【請求項1】 ワイヤーハーネスの所定の位置にコルゲ
ートチューブを位置決め固定するコルゲートチューブの
固定具であって、前記ワイヤーハーネスの所定の位置に
配置されてワイヤーハーネスが挿通したコルゲートチュ
ーブの一方の端面が付き当てられる付き当て板と、この
付き当て板に一端が付き当られたコルゲートチューブの
他端側を支持して付き当板への付き当て状態を保持する
保持手段とを有することを特徴とするコルゲートチュー
ブの固定具。 - 【請求項2】 請求項1記載のコルゲートチューブの固
定具であって、前記保持手段が前記付き当て板と一体に
形成されていることを特徴とするコルゲートチューブの
固定具。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のコルゲート
チューブの固定具であって、前記保持手段が、付き当て
板からコルゲートチューブの長さに対応してコルゲート
チューブの軸方向に延設された連結板と、この連結板の
端部に設けられてコルゲートチューブの周方向に沿って
コルゲートチューブの外周を挟持する固定リングとから
なることを特徴とするコルゲートチューブの固定具。 - 【請求項4】 請求項3記載のコルゲートチューブの固
定具であって、前記連結板がコルゲートチューブの軸方
向に沿って伸縮自在に形成されていることを特徴とする
コルゲートチューブの固定具。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4記載のコルゲート
チューブの固定具であって、前記固定リングが、2つの
半リングからなり、一方の半リングが前記連結板の先端
部に固定されると共に、他方の半リングが一方の半リン
グに屈曲自在に連結されていることを特徴とするコルゲ
ートチューブの固定具。 - 【請求項6】 請求項1又は請求項2記載のコルゲート
チューブの固定具であって、前記連結板に、前記保持手
段がワイヤーハーネスの外周から離間するように折り畳
まれる折畳み手段を設けたことを特徴とするコルゲート
チューブの固定具。 - 【請求項7】 請求項3乃至請求項6のいずれか一項に
記載のコルゲートチューブの固定具であって、前記連結
板の先端部に、コルゲートチューブの他端側の端面の位
置を決める位置決め片を設けたことを特徴とするコルゲ
ートチューブの固定具。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に
記載のコルゲートチューブの固定具を用いた固定方法で
あって、前記コルゲートチューブの固定具をワイヤーハ
ーネスの所定の位置に、かつ所定の間隔でそれぞれ配置
し、一方の固定具の付き当て板にコルゲートチューブの
一方の端面を当接させると共に、一方の固定具の保持手
段でコルゲートチューブを支持させ、他方の固定具の付
き当て板にコルゲートチューブの他方の端面を当接させ
ると共に、他方の固定具の保持手段でコルゲートチュー
ブを支持することを特徴とする固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7285245A JPH09129049A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | コルゲートチューブの固定具及び、この固定具を用いた固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7285245A JPH09129049A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | コルゲートチューブの固定具及び、この固定具を用いた固定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09129049A true JPH09129049A (ja) | 1997-05-16 |
Family
ID=17688999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7285245A Pending JPH09129049A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | コルゲートチューブの固定具及び、この固定具を用いた固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09129049A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1058039A1 (de) * | 1999-06-04 | 2000-12-06 | Anton Hummel Verwaltungs GmbH | Wellschlauch mit einer Halterung |
FR2935847A3 (fr) * | 2008-09-08 | 2010-03-12 | Renault Sas | Dispositif de maintien de cable a proximite d'une structure et procede de mise en place correspondant |
CN116394023A (zh) * | 2023-06-06 | 2023-07-07 | 江苏宝恒管件有限公司 | 一种金属波纹管自动夹持装置 |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP7285245A patent/JPH09129049A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1058039A1 (de) * | 1999-06-04 | 2000-12-06 | Anton Hummel Verwaltungs GmbH | Wellschlauch mit einer Halterung |
FR2935847A3 (fr) * | 2008-09-08 | 2010-03-12 | Renault Sas | Dispositif de maintien de cable a proximite d'une structure et procede de mise en place correspondant |
CN116394023A (zh) * | 2023-06-06 | 2023-07-07 | 江苏宝恒管件有限公司 | 一种金属波纹管自动夹持装置 |
CN116394023B (zh) * | 2023-06-06 | 2023-10-03 | 江苏宝恒管件有限公司 | 一种金属波纹管自动夹持装置 |
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