JP2002078137A - コネクタ根元の電線保護構造 - Google Patents

コネクタ根元の電線保護構造

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JP2002078137A
JP2002078137A JP2000260652A JP2000260652A JP2002078137A JP 2002078137 A JP2002078137 A JP 2002078137A JP 2000260652 A JP2000260652 A JP 2000260652A JP 2000260652 A JP2000260652 A JP 2000260652A JP 2002078137 A JP2002078137 A JP 2002078137A
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Japan
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connector
tube
wire
electric wire
base
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JP2000260652A
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Akira Morooka
亮 諸岡
Kuniaki Tate
邦明 舘
Shinya Miyamoto
慎也 宮本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電線をコネクタの根元まで外装材で保護す
る。 【解決手段】 自動車に配索されるワイヤハーネスW/
Hであって、電線wのコネクタ1の根元近傍をチューブ
状外装材2で保護する場合において、上記チューブ状外
装材2のコネクタ側の一端2aをコネクタ1の端子挿入
面1aに突き当て、該チューブ状外装材2で電線wを根
元まで被覆した状態で、他端2b一箇所でチューブ状外
装材2を電線wにテープ3で固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ根元の電
線保護構造に関し、特に、 自動車用ワイヤハーネスの電
線保護構造を改良するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に配索されるワイヤハーネ
スW/Hの電線群はテープ巻きで集束保護している場合
が多いが、重要電線が含まれる場合には確実に外部干渉
材から保護するために、比較的硬質のコルゲートチュー
ブやビニルチューブなどのチューブ材で外装している場
合がある。その場合、電線に対するチューブ材の位置ズ
レ防止のために、チューブ材の両端部を電線に粘着テー
プを巻き付けて固定している。
【0003】例えば、図5に示すように、コネクタ1に
接続される電線wをコルゲートチューブ2で外装する場
合、コネクタ1と接続する電線wの根元箇所でコルゲー
トチューブ2と電線wとを固定するため、コルゲートチ
ューブ2の先端から電線wを露出させ、巻き代Aを確保
したうえで、コルゲートチューブ2とコネクタ1との間
で露出する電線wに、粘着テープ3で巻きつけている。
【0004】上記図5は電線wの本数が少なく、コルゲ
ートチューブ2の先端から出てコネクタ1に接続される
電線wが広がらない場合であるが、図6に示すように、
電線wの本数が多く、電線wが広がる場合にも、粘着テ
ープ3を巻き付けている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コネク
タの根元側で電線wが粘着テープ3のみで被覆された状
態となり、電線保護としては不十分である。即ち、外部
干渉材のエッジが当たると粘着テープ3を破って電線w
に損傷を与えるおそれが有る。
【0006】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、電線をコネクタ根元まで硬質のチューブ材で保護
して、コネクタ根元領域での電線保護を確実なものとす
ることを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、自動車に配索されるワイヤハーネスであ
って、該ワイヤハーネスを構成する電線を硬質のコルゲ
ートチューブあるいはビニルチューブからなるチューブ
材で外装し、上記チューブ材のコネクタ側の一端をコネ
クタの端子挿入面の壁面に突き当て、該チューブ材で電
線を根元まで被覆した状態で、該チューブ材の他端を電
線に粘着テープ巻き固定しているコネクタ根元の電線保
護構造を提供している。
【0008】上記構造とすることにより、電線をコネク
タの根元まで完全に硬質のチューブ材で被覆することが
できると共に、該チューブ材はコネクタに突き当てられ
ることによりコネクタ側の位置を固定される。従って、
コネクタの根元でのテープ巻き作業が不要となり、テー
プ巻き代確保のために電線をチューブ状外装材から露出
させずに済むため、電線をコネクタの根元までチューブ
状外装材で十分に保護することができる。また、テープ
巻き作業が一箇所ですみ、作業性の向上と材料費の削減
を図ることができる。
【0009】電線本数が多い場合には、上記チューブ材
は、コネクタ突き当て側の一端を偏平状に押し広げて変
形させ、該変形させた先端をコネクタの端子挿入面の壁
面に突き当て、コネクタの根元近傍で扇状に広がる複数
の電線を根元まで被覆している。
【0010】上記硬質のコルゲートチューブやビニルチ
ューブは、押し拡げて偏平化させると、該形状を保持し
て復元しない。このように、コネクタ側の一端を偏平状
に押し広げたうえでコネクタの端子挿入面に突き当てる
ことにより、コネクタの根元近傍で扇状に広がる複数の
電線を根元まで該チューブ状外装材で被覆することがで
きる。従って、コネクタに接続する電線数が多い場合で
も、該電線をコネクタの根元までチューブ状外装材で保
護できると共に、テープ巻き作業が一箇所で済む。
【0011】なお、コネクタの端子挿入面の壁面にチュ
ーブ材を突き当てるとき、チューブ材の端部の全周を突
き当てる必要はなく、一部が突き当たっていれば位置決
め固定することができる。また、チューブ材は、全長に
わたってスリットが設けられているものでもよく、ま
た、電線をコネクタに接続した後にチューブ状外装材を
被せても、あるいは、コネクタに接続する前にチューブ
状外装材を電線に被せておいてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施形態を図面を参
照して説明する。図1及び図2は本発明の第1実施形態
を示しており、コネクタ1に接続している電線wの本数
が少ない場合におけるワイヤハーネスW/Hの電線保護
構造を示している。
【0013】上記ワイヤハーネスW/Hは、図2(A)
に示すように、コネクタ1の端子挿入室1bに、電線w
の端末に接続された端子(図示せず)を挿入接続し、該
電線wに外嵌されたコルゲートチューブ2を、図2
(B)に示すように、端子挿入室1aが設けられたコネ
クタ1の端子挿入面の壁面1aに、コネクタ側端面2a
が突き当たるまで押しつけている。この状態で、コルゲ
ートチューブ2の他端2bを電線wと一体に粘着テープ
3で巻きつけ固定している。
【0014】これにより、電線wはコネクタ1の根元ま
でコルゲートチューブ2で外装され、電線wの保護を確
実に図ることができる。同時に、コルゲートチューブ2
の一端はコネクタ1に突き当てられ位置決め固定されて
いるため、他端でのみテープ巻き固定すれば、コルゲー
トチューブの位置決め固定がなされる。よって、従来は
コルゲートチューブの両端に施していたテープ巻き作業
が1回で済むことになる。
【0015】図3及び図4は本発明の第2実施形態を示
し、コネクタ1に接続する電線wの本数が多い場合にお
けるワイヤハーネスW/Hの保護構造を示している。
【0016】本実施形態におけるワイヤハーネスW/H
は、図4(A)に示すように、コネクタ1の多数の端子
挿入室1bに多数の電線wを扇状に拡げてに接続してお
り、該電線wに外嵌されたビニルチューブ20は、その
コネクタ側端部20aを上下から押しつぶして偏平形状
させたうえで、図4(B)に示すように、コネクタ1の
端子挿入面1aに該端部20aを突き当てている。この
状態でビニルチューブ20の他端20bを電線wと一体
に粘着テープ3で巻きつけて固定している。
【0017】上記構成によると、ビニルチューブ20
は、偏平形状に押しつぶされることにより幅広となり、
コネクタ1の根元で多岐に広がった電線wを被覆するこ
とができるため、電線本数が多い場合でも、コネクタの
根元まで電線を外装材で保護することができる。
【0018】外装材として用いるビニルチューブ2は、
比較的硬質で、偏平形状へ変形させた後、原状に復帰せ
ずに、扇状に広がる電線を偏平化したビニルチューブ2
内に電線wが無理なく収容できる。よって、この偏平部
の先端をコネクタ1に突き当てておけば位置ズレするこ
となく、電線wを保護することができる。
【0019】上記第1実施形態のコルゲートチューブ、
第2実施形態のビニルチューブとも、スリット付きとし
て、電線端末をコネクタに接続した後にスリットを開い
て電線に被せて取り付けても良いし、電線端末をコネク
タに接続する前にチューブを電線に外装しておき、その
後、電線端末をコネクタに接続してもよく、いずれも方
法も適宜に選択できる。
【0020】
【発明の効果】上記の説明より明らかなように、本発明
によれば、電線に外嵌したコルゲートチューブやビニル
チューブなどの硬質のチューブ材を、その端部がコネク
タに突き当たるまで押し付けることにより、電線をコネ
クタの根元まで外装することができると共に、チューブ
材をコネクタ側端部で位置決め固定することできる。こ
れにより、コネクタの根元でのテープ巻き固定が不要と
なり、テープの巻き代確保のためにチューブ材から電線
を露出させる必要もなくなり、電線をコネクタの根元ま
でチューブ材で保護することができる。
【0021】また、チューブ材と電線とのテープ巻き固
定は、コネクタ側の反対側端部一箇所で行えば足るた
め、作業性が向上し、材料費も削減でき、コスト安を図
ることができる。
【0022】さらに、上記チューブ材を偏平状に押し広
げたうえでコネクタに押し付けることにより、多数の電
線がコネクタの根元で多岐に広がっている場合でも、該
電線をチューブ状外装材で被覆し根元まで外装すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す全体斜視図であ
る。
【図2】 (A)(B)は図1に示すコルゲートチュー
ブの取り付け作業手順を示す側面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態を示す全体斜視図であ
る。
【図4】 (A)(B)は図3に示すビニルチューブの
取り付け作業手順を示す斜視図および側面図である。
【図5】 (A)(B)は従来例を示す図面である。
【図6】 (A)(B)は他の従来例を示す図面であ
る。
【符号の説明】
W/H ワイヤハーネス w 電線 1 コネクタ 1a 端子挿入面の壁面 2 コルゲートチューブ 20 ビニルチューブ 3 粘着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 慎也 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FC01 GB20 5G309 AA11 FA05 LA26 5G357 DA06 DB03 DC12 DD01 DD05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車に配索されるワイヤハーネスであ
    って、該ワイヤハーネスを構成する電線を硬質のコルゲ
    ートチューブあるいはビニルチューブからなるチューブ
    材で外装し、 上記チューブ材のコネクタ側の一端をコネクタの端子挿
    入面の壁面に突き当て、該チューブ材で電線を根元まで
    被覆した状態で、該チューブ材の他端を電線に粘着テー
    プ巻き固定しているコネクタ根元の電線保護構造。
  2. 【請求項2】 上記チューブ材は、コネクタ突き当て側
    の一端を偏平状に押し広げて変形させ、該変形させた先
    端をコネクタの端子挿入面の壁面に突き当て、コネクタ
    の根元近傍で扇状に広がる複数の電線を根元まで被覆し
    ている請求項1に記載のコネクタ根元の電線保護構造。
JP2000260652A 2000-08-30 2000-08-30 コネクタ根元の電線保護構造 Withdrawn JP2002078137A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6875918B2 (en) 2002-12-11 2005-04-05 Autonetworks Technologies, Ltd. Joint for tubular cable cover
JP2006004755A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Sumitomo Wiring Syst Ltd シールドコネクタ
JP2013020717A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Yazaki Corp ワイヤーハーネスの保護構造及び管体の製造方法
JP2019204634A (ja) * 2018-05-22 2019-11-28 矢崎総業株式会社 コネクタ電線保護構造、コネクタ付き電線及びコネクタ組付け方法

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Effective date: 20071106