JP4234883B2 - 保護チューブ、保護チューブを用いた接続構造及び接続方法 - Google Patents

保護チューブ、保護チューブを用いた接続構造及び接続方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本の電線からなるワイヤーハーネスを覆う保護チューブ、この保護チューブを用いた接続構造及び接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車などのステアリングホイールには、ホーンなどの電装品が設けられている。この電装品は、フラットケーブルを介してワイヤーハーネスを構成する複数本の電線の端末に導通接続されている。
【0003】
ワイヤーハーネスの各電線端末とフラットケーブルとの接続は、図6に示すように、電線ホルダ3を介して導通接続されている。ワイヤーハーネス1の各電線2は、長尺円筒状の保護チューブ7に挿通され、この保護チューブ7により長手方向の中間部が覆われて両端末間が保護されている。この保護チューブ7は、各電線2とフラットケーブル5との導通接続が手作業で行われているので、この接続作業のためスペースを確保する必要から電線2の両端末間に対して長手方向に短く形成されている。
【0004】
このように保護チューブ7に挿通された電線2とフラットケーブル5とを接続するには、まず、作業員が電線2の長手方向端部を摘むなどして電線ホルダ3を介してフラットケーブル5の導体6と電線2の芯線部4とを手作業により導通接続する。このとき、各電線2は、電線ホルダ3と保護チューブ7の端面との間で長手方向端部が露出した状態となっている。
【0005】
その後、フラットケーブル5に電線ホルダ3を介して導通接続された各電線2は、図7、図8に示すように、電線ホルダ3がカバー部9により覆われ、このカバー部9と保護チューブ7の端面11との間の長手方向の端部にビニールテープなどが作業員の手作業で巻き付けられる。これにより、複数本の電線2は、全体として保護チューブ7とテープ巻き13により長手方向に保護されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の保護チューブ7では、接続作業スペース確保のために電線2の両端末間に対して長手方向に短く形成され端面11とカバー部9との間の露出部分を手作業によるテープ巻き13によって保護していたので、電線2とフラットケーブル5との接続作業の作業工数が多かった。
【0007】
また、保護チューブ7により保護されていない電線2の露出部分にテープ巻き13を行う際に、保護チューブ7の径と電線2の径とが同一でないため、作業員はテープ同士を密着させることができず、テープ巻き13に浮き15やしわ17などが生じるおそれがあった。この結果、従来の保護チューブ7では、電線2の長手方向両端部の確実な保護を行うことができなかった。
【0008】
そこで、本発明は、フラットケーブルと電線端末との接続作業工数を低減し、かつ電線の確実な保護を行うことができる保護チューブ、保護チューブを用いた接続構造及び接続方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、両端部に電線を収容する手段が設けられた電線の両端末間が挿通されて、この両端末間を覆う筒状の保護チューブであって、可撓性のチューブ本体と、このチューブ本体の長手方向の中間部に設けられて、電線が略直状状態でチューブ本体の中間部を折り曲げ可能な折り曲げ収縮部とを有し、前記折り曲げ収縮部は、チューブ本体の長手方向の中間部と、この中間部に長手方向に沿って切り込まれたスリットまたは切り欠きとからなり、チューブ本体の長手方向の一端を他端側へ寄せて電線の一方の端末を露出させることを特徴とする。
【0010】
従って、請求項1記載の発明では、チューブ本体の一端を他端側へ寄せようとすると、折り曲げ収縮部が電線が略直状状態のまま折れ曲がり、チューブ本体の一端が他端側へ寄り、一端側の電線の端末が露出する。このため、作業スペースを確保することができ、電線の接続作業が容易になる。また、電線の接続作業後には、電線に沿って折り曲げられた折り曲げ収縮部を伸ばすことができるので、電線の両端末間を保護チューブにより覆うことができる。
【0012】
また、請求項1記載の発明では、チューブ本体の長手方向一端部を他端部側に寄せると、電線を略直状状態のままチューブ本体を折り曲げると切り欠きから略直状状態の電線が外側に露出する。この状態からさらにチューブ本体を折り曲げることで一端部を他端部側に寄せることができる。
【0013】
請求項2記載の発明は、複数本の電線からなるワイヤーハーネスと、このワイヤーハーネスの長手方向の一端部を収容する電線ホルダと、この電線ホルダを介して前記ワイヤーハーネスに導通接続されたフラットケーブルと、前記ワイヤーハーネスの長手方向の他端部に導通接続されたコネクタと、前記ワイヤーハーネスが挿通されて、このワイヤーハーネスの前記電線ホルダと前記コネクタとの間を覆う筒状の保護チューブとからなる保護チューブを用いた接続構造であって、前記保護チューブが、チューブ本体と、このチューブ本体の長手方向の中間部に設けられて、前記ワイヤーハーネスが略直状状態で前記チューブ本体の中間部を折り曲げ可能な折り曲げ収縮部とを有し、前記折り曲げ収縮部は、チューブ本体の長手方向の中間部と、この中間部に長手方向に沿って切り込まれたスリットまたは切り欠きとからなることを特徴とする。
【0014】
従って、請求項2記載の発明では、電線とフラットケーブルとの接続作業時に、まず、チューブ本体の一端を他端側へ寄せようとすると、電線が略直状状態のままチューブ本体が折り曲げ収縮部から折れ曲がり、チューブ本体の長手方向の一端部が他端部側に寄り、一端側の電線の端末が露出する。このため、電線の接続作業時に作業スペースを確保することができる。その後、前記折り曲げられた折り曲げ収縮部を電線に沿わせて伸ばすと、前記電線のコネクタと電線ホルダとの間をチューブ本体により覆うことができる。
【0015】
請求項3記載の発明は、筒状の保護チューブにワイヤーハーネスを挿通し、このワイヤーハーネスの両端末間を前記保護チューブにより覆う工程と、ワイヤーハーネスが略直状状態で保護チューブの長手方向中間部に設けられたスリットあるいは切り欠きを設けた折り曲げ収縮部の開口部から前記ワイヤハーネスの電線を前記保護チューブの外部に露出させて前記保護チューブを折り曲げて長手方向一端部を他端部側に待避させる工程と、ワイヤーハーネスの一方の端末にフラットケーブルを導通接続する工程と、前記折り曲げられた折り曲げ収縮部をワイヤーハーネスに沿わせて前記ワイヤーハーネスの両端末間を長手方向に覆う工程とからなることを特徴とする接続方法。
【0016】
従って、筒状の保護チューブにワイヤーハーネスを挿通し、このワイヤーハーネスの両端末間を前記保護チューブにより覆い、ワイヤーハーネスが略直状状態で保護チューブの長手方向中間部に設けられた折り曲げ収縮部から前記保護チューブを折り曲げて長手方向一端部を他端部側に寄せて、ワイヤーハーネスの一方の端末にフラットケーブルを導通接続する。この接続作業後に前記折り曲げられた折り曲げ収縮部をワイヤーハーネスに沿わせて、前記ワイヤーハーネスの両端末間を保護チューブにより覆う。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る保護チューブの実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態の保護チューブを示す斜視図である。
【0018】
図1に示すように、保護チューブ19は、筒状のチューブ本体21と、このチューブ本体21に設けられた折り曲げ収縮部23とからなる。チューブ本体21は、塩化ビニールやエラストマーシリコンなどの樹脂成型品からなり、可撓性を有している。このチューブ本体21は、長手方向の両端部に開口を有する長尺円筒状となっており、ワイヤーハーネス1を構成する複数本の電線2の両端末25、27間が挿通されて、この両端末25、27間を覆っている。このチューブ本体21の長手方向の中間部には、折り曲げ収縮部23が設けられている。
【0019】
折り曲げ収縮部23は、チューブ本体21の中間部と、この中間部に長手方向に沿って切り込まれたスリット23aとからなる。
【0020】
図2は、図1に示す保護チューブ19が適用された接続構造29を示す側面図である。
【0021】
この接続構造29は、図2に示すように、長尺状のワイヤーハーネス1と、このワイヤーハーネス1の一端部に設けられた電線ホルダ3と、この電線ホルダ3を介してワイヤーハーネス1の電線2に導通接続されたフラットケーブル5と、ワイヤーハーネス1の他端部に設けられたコネクタ31と、ワイヤーハーネス1が挿通されて、このワイヤーハーネス1の電線ホルダ3とコネクタ31との間を覆う保護チューブ19とからなる。
【0022】
ワイヤーハーネス1は、複数本の長尺状の被覆電線2からなる。このワイヤーハーネス1には、電線ホルダ3が接続されている。
【0023】
電線ホルダ3は、ホルダ本体33と、このホルダ本体33内に設けられた電線支持部35とからなる。ホルダ本体33は、合成樹脂などにより成形され、ワイヤーハーネス1の長手方向の一端部を収容している。このホルダ本体33内には、電線支持部35が設けられている。
【0024】
電線支持部35は、開断面の複数の金具からなり、開口部がホルダ本体33に接続され、固定されている。電線支持部35は、ワイヤーハーネス1の複数本の電線2の一方の端末25がそれぞれ挿入され、電線ホルダ3内に電線2の一方の端末25を支持している。この電線ホルダ3内には、電線2の長手方向の一端部と共にフラットケーブル5の長手方向の一端部37が収容されている。
【0025】
フラットケーブル5は、複数の導体39が並列に絶縁体によりラミネート加工されて回路構成されている。このフラットケーブル5は、導体39の長手方向の一端部37が電線2の一方の端末25に半田付けや超音波振動による溶着などにより導通接続されている。そして、フラットケーブル5は、図示しないが、長手方向の他端部がステアリングシャフトを介してステアリングホイールの電装品に導通接続されている。また、フラットケーブル5の中間部は、ステアリングシャフトに固定された収容部41にスパイラル状に巻かれて収容されており、電線2と接続された長手方向一端部37がカバー部9によって覆われている。
【0026】
また、電線2の他方の端末27には、図示しない電線端末の相手コネクタが嵌合接続される。
【0027】
上記のように形成された接続構造において、複数本の電線2にフラットケーブル5を導通接続するには、まず、保護チューブ19に複数本の電線2を挿通する。これらの電線2は、一方の端末25が保護チューブ19の長手方向の一端部43から突出し、他方の端末27がコネクタ31に導通接続されている。
【0028】
次に、保護チューブ19を、図3に示すように、長手方向の一端部43を他端部45側に電線2が略直状状態のまま電線2に沿って縮めようとする。このとき、保護チューブ19の長手方向の他端部45の端面47は、電線2の他端部側に近接している。保護チューブ19に長手方向に縮もうとする力を加えると、スリット23aが中間部から広がり、開口部49を形成すると共に、スリット23aに対向した側面51が外側に突出し、全体として折り曲げ収縮部23から折り曲げられた状態となる。
【0029】
折り曲げ収縮部23が折り曲げられた状態では、折り曲げ収縮部23により形成された開口部49から、電線2の長手方向の中間部が略直状状態で保護チューブ19内から外部に露出している。また、保護チューブ19の折り曲げ収縮部23に対向した側面51が外側に突出した分だけ長手方向の一端部43が他端部45側に移動するので、電線2の一方の端末が外部に露出する。
【0030】
このように略直状状態のまま保護チューブ19の中間部を折り曲げ、保護チューブ19の長手方向の一端部43を他端部45側に寄せることで、接続作業スペースが十分確保される。
【0031】
その後、作業員は、電線2の一端部を摘むなどして手作業により電線ホルダ3を介して電線2とフラットケーブル5の導体39とを導通接続し、電線ホルダ3をカバー部9により覆う。この接続作業後には、折り曲げられた折り曲げ収縮部23を電線2に沿って伸ばすと、電線2のカバー部9とコネクタ31との間を保護チューブ19により複数本の電線2を長手方向に覆うことができる。また、保護チューブ19を伸ばそうとすると、保護チューブ19は、自身の伸びようとする力が働いているので、保護チューブ19を電線2に沿って容易に伸ばすことができる。そして、スリット23a部分にテープ巻き65などを施すことで、複数本の電線2を保護チューブ19で覆うことができる。この場合、図4に示すように、本実施形態によれば、保護チューブ19をカバー部9とコネクタ31との間の長さと略同一の長さに形成することができ、電線2の両端部の露出部分L1、L2を低減することができる。
【0032】
本実施形態による保護チューブ19では、カバー部9とコネクタ31との間の長さと略同一の長さにすることができ、電線2の両端部の露出部分L1、L2を低減することができるので、複数本の電線2を長手方向に覆うことができ、電線2の確実な保護を行うことができる。
【0033】
また、本実施形態による保護チューブ19では、従来のように電線長手方向の両端部のテープ巻きを必要としないので、作業工数を低減することができると共に、作業時間を短縮し接続構造29の製造コストを削減することができる。
【0034】
以下、図5を用いて第2実施形態を説明する。なお、上述した第1実施形態と同構成部分については図面に同符号を付して、重複した説明を省略する。
【0035】
上記第1の実施形態では、折り曲げ収縮部23にスリット23aを用いたが、切り欠きを用いることもできる。
【0036】
図5は、第2の実施形態の保護チューブ55を示す斜視図である。図5に示すように、この保護チューブ55は、チューブ本体21と、このチューブ本体21に設けられた折り曲げ収縮部57とからなる。折り曲げ収縮部57は、チューブ本体21側面の長手方向の中間部に設けられている。この折り曲げ収縮部57は、チューブ本体21の中間部と、このチューブ本体21の長手方向に沿って矩形状の開口部59を有する切り欠き57aからなる。
【0037】
本実施形態による保護チューブ55では、チューブ本体21に折り曲げ収縮部57を有しているので、保護チューブ55の長手方向の一端部43を他端部45側に寄せて、電線2の一方の端末25を外部に露出させ、電線2とフラットケーブル5の導体39とを導通接続することができる。その後、寄せた保護チューブ55の長手方向の一端部43を電線2に沿って伸ばすことで、カバー部9とコネクタ31との間の複数本の電線2を保護チューブ55により長手方向に覆うことができる。この場合、カバー部9とコネクタ31との間の長さと、保護チューブ55の長さを略同一の長さに形成することができ、電線2の両端部の露出部分を低減することができる。また、保護チューブ55で電線2を覆った後に開口部をテープ巻きで覆うことにより複数本の電線2を保護チューブ55で確実に覆うことができる。
【0038】
また、本実施形態の保護チューブ55では、折り曲げ収縮部57が矩形状の開口部59を有する切り欠きで形成されたので、折り曲げ収縮部57を収縮させる際に、折り曲げ収縮部57の周辺の保護チューブ55と電線2との緩衝が少ないので、円滑に長手方向一端部43を他端部45側に寄せることができる。従って、本実施形態の保護チューブ55では、接続作業を円滑に行うことができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、チューブ本体に電線が略直状状態でチューブ本体の中間部を折り曲げ可能な折り曲げ収縮部が設けられたので、電線の接続作業時に電線が略直状状態のままチューブ本体を折り曲げ収縮部から折り曲げて、チューブ本体の長手方向の一端部を他端部側に寄せることができる。
【0040】
従って、保護チューブの長さと電線の両端末間の長さとを略同一の長さにすることができ、電線の長手方向の両端部の露出部分を低減し、電線の確実な保護を行うことができ、テープ巻き作業が不要になるので作業工数が低減する。
【0041】
また、請求項1記載の発明によれば、折り曲げ収縮部がチューブ本体の長手方向に沿った切り欠きで形成されたので、チューブ本体の長手方向一端部を他端部側に寄せるときに、電線とチューブ本体との緩衝を低減し、円滑な接続作業を行うことができる。
【0042】
請求項2記載の発明によれば、電線とコネクタ及びフラットケーブルとの接続作業時に電線が略直状状態のままチューブ本体を折り曲げ収縮部から折り曲げて、チューブ本体の長手方向の一端部を他端部側に寄せることができる。
【0043】
従って、保護チューブの長さとワイヤーハーネスの電線ホルダとコネクタとの間の長さとを略同一の長さにすることができ、ワイヤーハーネスの長手方向の両端部の露出部分を低減し、ワイヤーハーネスの確実な保護を行うことができる。
【0044】
請求項3記載の発明によれば、保護チューブの長さと電線の両端末間の長さとを略同一の長さにすることができ、電線の長手方向端部の露出部分を低減し、テープ巻き作業が不要になるので作業工数が低減すると共に、電線の確実な保護を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、第1の実施形態の保護チューブを示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す保護チューブ19が適用された接続構造29を示す側面図である。
【図3】図3は、図2の接続構造の組み付け時の作用を示す側面図である。
【図4】図4は、図3の接続構造の組み付け後の状態を示す側面図である。
【図5】図5は、第2の実施形態の保護チューブを示す斜視図である。
【図6】図6は、従来の保護チューブを用いたワイヤーハーネスとフラットケーブルとの接続状態を示す平面図である。
【図7】図7は、従来の保護チューブを用いた接続構造の側面図である。
【図8】図8は、図7に示すワイヤーハーネスの端部を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤーハーネス
2 電線
3 電線ホルダ
5 フラットケーブル
7 保護チューブ
19、55 保護チューブ
21 チューブ本体
23、57 折り曲げ収縮部
25 電線の一方の端末
27 電線の他方の端末
31 コネクタ
43 チューブ本体の一端部
45 チューブ本体の他端部
57a 切り欠き

Claims (3)

  1. 両端部に電線を収容する手段が設けられた電線の両端末間が挿通されて、この両端末間を覆う筒状の保護チューブであって、
    可撓性のチューブ本体と、このチューブ本体の長手方向の中間部に設けられて、電線が略直状状態でチューブ本体の中間部を折り曲げ可能な折り曲げ収縮部とを有し、前記折り曲げ収縮部は、チューブ本体の長手方向の中間部と、この中間部に長手方向に沿って切り込まれたスリットまたは切り欠きとからなり、チューブ本体の長手方向の一端を他端側へ寄せて電線の一方の端末を露出させることを特徴とする保護チューブ。
  2. 複数本の電線からなるワイヤーハーネスと、このワイヤーハーネスの長手方向の一端部を収容する電線ホルダと、この電線ホルダを介して前記ワイヤーハーネスに導通接続されたフラットケーブルと、前記ワイヤーハーネスの長手方向の他端部に導通接続されたコネクタと、前記ワイヤーハーネスが挿通されて、このワイヤーハーネスの前記電線ホルダと前記コネクタとの間を覆う筒状の保護チューブとからなる保護チューブを用いた接続構造であって、
    前記保護チューブが、チューブ本体と、このチューブ本体の長手方向の中間部に設けられて、前記ワイヤーハーネスが略直状状態で前記チューブ本体の中間部を折り曲げ可能な折り曲げ収縮部とを有し
    前記折り曲げ収縮部は、チューブ本体の長手方向の中間部と、この中間部に長手方向に沿って切り込まれたスリットまたは切り欠きとからなることを特徴とする保護チューブを用いた接続構造。
  3. 筒状の保護チューブにワイヤーハーネスを挿通し、このワイヤーハーネスの両端末間を前記保護チューブにより覆う工程と、ワイヤーハーネスが略直状状態で保護チューブの長手方向中間部に設けられたスリットあるいは切り欠きを設けた折り曲げ収縮部の開口部から前記ワイヤハーネスの電線を前記保護チューブの外部に露出させて前記保護チューブを折り曲げて長手方向一端部を他端部側に待避させる工程と、ワイヤーハーネスの一方の端末にフラットケーブルを導通接続する工程と、前記折り曲げられた折り曲げ収縮部をワイヤーハーネスに沿わせて前記ワイヤーハーネスの両端末間を長手方向に覆う工程とからなることを特徴とする接続方法。
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