JP2586804Y2 - 放電管の反射部材 - Google Patents

放電管の反射部材

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JP2586804Y2
JP2586804Y2 JP4610692U JP4610692U JP2586804Y2 JP 2586804 Y2 JP2586804 Y2 JP 2586804Y2 JP 4610692 U JP4610692 U JP 4610692U JP 4610692 U JP4610692 U JP 4610692U JP 2586804 Y2 JP2586804 Y2 JP 2586804Y2
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discharge tube
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flash
flash discharge
bushing
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敬三 関戸
栄一 杉本
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Stanley Electric Co Ltd
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Stanley Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば電子閃光装置
等において、閃光放電管の発光効率を向上させると共
に、指向性を持たせるための反射部材に関し、特にこの
反射部材の閃光放電管への取付方式に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このような放電管装置は、例えば
実開昭55−118414号公報において開示されてお
り、図4に示すように構成されている。即ち、図4にお
いて、放電管装置1は、閃光放電管2に対して断面が下
方に向かって開放するように凹状に成形された反射部材
3を被せて、その上からゴム製のブッシング4により反
射部材3を閃光放電管2の表面に密着させた状態で固定
するようにしている。
【0003】上記ブッシング4は、図5に示すように形
成されており、その両端部が、図面にて点線で示す位置
で折り曲げられることにより、該両端部に設けられた挿
入孔4a,4bがそれぞれ該閃光放電管2の両端2a,
2bに被嵌されることによって、該ブッシング4の内面
と該閃光放電管2の表面との間に上記反射部材3の中央
部分を挟持し、固定保持するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成された放電管装置1においては、反射部材3を
閃光放電管2に対して固定保持するために、この反射部
材3とは別体に形成されたブッシング4を必要とし、取
付けの際には、先ず閃光放電管2の一端2aをブッシン
グ4の一方の挿入孔4aに挿入して、ブッシング4の内
面に反射部材3を当接させた状態から、このブッシング
4を点線に沿って折り曲げて、該閃光放電管2を反射部
材の孔3a,3bそしてブッシング4の他方の挿入孔4
bに挿入することにより、該閃光放電管2への反射部材
3の取付けが完了することになる。そのため、部品点数
が多くなって、部品コストが高くなると共に、組立作業
が面倒であり、手間及び時間がかかってしまうという問
題があった。
【0005】この考案は、以上の点に鑑み、簡単な構成
により容易に組み立てられ得るようにして、部品コスト
及び組立コストを低減せしめるようにした、放電管の反
射部材を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案は、閃光放電管の長手軸方向に関して、所
定の幅で延びるように且つ該閃光放電管を一側から包囲
するように断面が凹状に形成された反射部材において、
この反射部材の長手方向両端にて、中心軸に沿って外側
に突出し続いてこの中心軸から垂直な方向に延びるよう
に形成された放電管支持部が該反射部材に対して一体に
備えられていて、この放電管支持部を閃光放電管の両端
付近の周囲に巻き付けて、その先端を互いに固定するこ
とにより、該閃光放電管に取り付けられることを特徴と
する。
【0007】
【作用】上記構成によれば、反射部材に対して一体に成
形された放電管支持部を、閃光放電管の両端付近にてそ
の周囲に巻き付けて、その放電管支持部の先端を互いに
スポット溶接等によって固定することにより、閃光放電
管への取付けが行なわれ得るので、取付けのために別体
の部品を必要とすることなく組立作業を容易に行うこと
ができる。しかも上記放電管支持部は、例えばプレス成
形等によって反射部材の成形時に同時に成形され得るこ
とから、工程数を増やすことなく、容易に成形されるの
で、組立コスト及び部品コストが低減される。
【0008】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、この
考案を詳細に説明する。図1はこの考案による反射部材
を取り付けた放電管装置を示しており、放電管装置10
は、長手方向に延びる閃光放電管11と、この閃光放電
管11に取り付けられた反射部材12とから構成されて
いる。
【0009】反射部材12は、図2に示すように、閃光
放電管11の長手軸方向に関して、所定の幅で延び且つ
該閃光放電管11を下側から包囲するように断面が凹状
に形成された反射鏡部分12aと、この反射鏡部分12
aの長手方向両端にて、中心軸に沿って外側に突出し、
続いてその中心軸から垂直な方向に延びるように形成さ
れた放電管支持部12bとを含んでいる。
【0010】上記放電管支持部12bは、図示の場合、
従来の反射部材と同様の反射鏡部分12aを例えばプレ
ス成形等により成形する際に、同時に「L」字形の切込
み12cを形成するだけで、該反射鏡部分12aに対し
て一体に形成されている。
【0011】この考案による放電管装置10は以上のよ
うに構成されており、反射部材12を閃光放電管11に
対して取り付ける場合には、先ず反射部材12の凹状の
中心部を下方から閃光放電管11に当接せしめて、図3
(A)に示すようにその放電管支持部12bを閃光放電
管11の両端付近の周囲に巻き付けた後、図3(B)に
示すように放電管支持部12bの先端をスポット溶接等
によって互いに固定することにより、取付作業が完了す
る。
【0012】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
反射部材に対して一体に成形された放電管支持部を、閃
光放電管の両端付近にてその周囲に巻き付けて、該放電
管支持部の先端を互いに固定することにより取り付ける
ことができるので、取付けのために別体の部品も必要と
せず、組立作業が容易となる。しかも上記放電管支持部
は例えばプレス成形等によって反射部材の成形時に同時
に成形されることから、工程数を増やすことなく容易に
成形され得るので、組立コスト及び部品コストが低減さ
れ得ることとなる。かくして、この考案によれば、簡単
な構成により、容易に組み立てられ得るようにして、部
品コスト及び組立コストが低減せしめられる、極めて優
れた放電管の反射部材が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による放電管取付装置の一実施例を示
す概略正面図である。
【図2】図1の放電管取付装置における反射部材の端部
を示す部分展開図である。
【図3】図1の放電管取付装置を示すもので、(A)は
取付前の、(B)は取付後の概略側面図である。
【図4】従来の放電管取付装置の一例を示し、(A)は
その斜視図、(B)は断面図である。
【図5】図4の放電管取付装置におけるブッシングの展
開斜視図である。
【符号の説明】 10 放電管装置 11 閃光放電管 12 反射部材 12a 反射鏡部分 12b 放電管支持部 12c 切込み

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閃光放電管の長手軸方向に関して、所定
    の幅で延びるように且つ該閃光放電管を一側から包囲す
    るように断面が凹状に形成された反射部材において、 上記反射部材の長手方向両端にて、中心軸に沿って外側
    に突出し続いて該中心軸から垂直な方向に延びるように
    形成された放電管支持部が、該反射部材に対して一体に
    備えられていて、該放電管支持部を閃光放電管の周囲に
    巻き付けて、その先端を互いに固定することにより、該
    閃光放電管に取り付けられることを特徴とする、放電管
    の反射部材。
JP4610692U 1992-06-10 1992-06-10 放電管の反射部材 Expired - Lifetime JP2586804Y2 (ja)

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JPH062546U JPH062546U (ja) 1994-01-14
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JPS507498B1 (ja) * 1971-07-23 1975-03-26
JPS51101861U (ja) * 1975-02-12 1976-08-16

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