JP2787334B2 - バッフル板の固定方法 - Google Patents

バッフル板の固定方法

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JP2787334B2
JP2787334B2 JP14794089A JP14794089A JP2787334B2 JP 2787334 B2 JP2787334 B2 JP 2787334B2 JP 14794089 A JP14794089 A JP 14794089A JP 14794089 A JP14794089 A JP 14794089A JP 2787334 B2 JP2787334 B2 JP 2787334B2
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JP
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baffle plate
claw
protruding
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plate
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淳次 時田
正美 米山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ルーパ付き照明器具における、バッフル板
および側板の固定方法に関するものである。
〔従来の技術〕
多数のバッフル板を用いて形成した照明器具用のルー
バは、従来、上記バッフル板の両端にそれぞれ突出爪を
設け、上記突出爪を上記バッフル板と直角方向に配置し
た2個の側板のスリットに第5図に示すように挿入し、
上記スリットから突出した突出爪を第6図に示すように
それぞれ折曲げて、バッフル板と側板との取付けを行っ
ていた。しかしながら、上記突出爪の折曲げによる固着
方法では、上記バッフル板と側板との間に締付け力が発
生しないため、がたつきを生じる。上記がたつきは、照
明器具の点灯に際して騒音を発生する原因になるので、
上記突出爪の折曲げを行ったのち、バッフル板の突出爪
と側板とをスポット溶接などにより固定して、上記がた
つきを防止する必要があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、バッフル板と側板との間に締付け力
を生じる構造にはなっておらず、そのため、両者を組合
わせて取付けることはできるが、その取付けではがたつ
きを防ぐことはできず、そのために多くの工数を余分に
かけてスポット溶接を行わなくてはならなかった。
本発明は簡単な作業により、バッフル板と側板とをが
たつかないように固着する方法を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、バッフル板の両端に設けた突出爪を、取
付け時の位置決めを行う係止段部を基部とし、段部下辺
から上記バッフル板の外方を向けて拡がった傾斜辺を備
えた突出爪とし、上記突出爪を側板のスリットに挿入し
たのち、突出爪を斜めにひねることにより達成される。
〔作用〕
本発明は上記のように、バッフル板の両端に設けた突
出爪の基部に係止段部を有しているため、側板に設けた
スリットは上記係止段部に係止されて位置決めされる。
そして上記突出爪は、上記係止段部の下辺からバッフル
板の外方に向けて拡がった傾斜辺を備えているため、上
記のように側板を係止段部に係止した状態では、上記側
板のスリットの端縁が上記傾斜辺の途中に位置する。し
たがって、上記突出爪をひねることにより上記側板のス
リット端縁は上記傾斜辺に圧迫され、上記側板はバッフ
ル板の端縁に圧接され、取付け後にがたつきを生じるこ
とがない。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図は本発明によるバッフル板の固定方法の一実施例を示
す斜視図、第2図はバッフル板を側板に固定した状態の
要部断面図、第3図は上記固定した状態の固定部を示す
図、第4図は本発明によるバッフル板の固定方法に用い
る組立用治工具の一例を示す図である。第1図におい
て、両端に突出爪2を有するバッフル板1を、側板9の
ほぼ等間隔に設けたスリット8に、上記突出爪2を挿入
したのち突出部分を斜めにひねって固定する。
上記突出爪2は第2図に示すようにバッフル板1の両
端部に設けた係止段部3を基部とし、上記係止段部3の
下辺からバッフル板1の外方に向けて拡がる傾斜辺4を
備えている。上記突出爪2を側板9のスリット8に挿入
したとき、上記スリット8は係止段部3に係止してバッ
フル板1の位置決めがされる。そして、係止した側板9
の外表面におけるスリット8の端縁6は、上記突出爪2
の傾斜辺4に接することになる。したがって、上記スリ
ット8から突出した突出爪2を第3図に示すように斜め
にひねることにより、上記スリット8の端縁6が突出爪
2の根本の部分4′から傾斜辺4に接触しはじめ、ひね
り角度に応じて側板9とバッフル板1とを圧接すること
になる。
なお、第4図は本発明によるバッフル板の固定方法を
効率よく行う組立用治工具の一例を示す図で、台板10に
はコ字形の囲い板11を設け、上記囲い板11の一辺内側に
は、組立てようとするルーパ側板に突出したバッフル板
の突出爪の位置に対応して爪曲げこま12が回動自在に設
けられ、それぞれの爪曲げこま12はそれぞれ曲げレバー
13を介してハンドル14に連結され、上記曲げレバー13を
倒すことにより爪曲げこま12を矢印方向に回転する。第
4図では省略して両端の爪曲げこま12だけを示している
が、上記爪曲げこまは囲い板の十で示した位置にそれぞ
れ設けられている。
上記側板9のスリット8にバッフル板1の突出爪2を
挿入し、上記側板9のスリット8から突出した突出爪2
を、上記組立用治工具の爪曲げこま12の溝にそれぞれ挿
入し、ハンドル14を白矢印方向に倒すことにより、上記
曲げレバー13を介して各爪曲げこま12が一斉に回動する
ため、上記ハンドルの一押しだけで全部の突出爪を一度
にひねってがたつきなく固着することが可能である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によるバッフル板の固定方法は、
バッフル板の両端に設けた突出爪を、少なくとも2個の
側板に設けたスリットに挿入して固定する、バッフル板
の固定方法において、上記突出爪は取付け時の位置決め
を行う係止段部を基部とし、その段部の下辺から上記バ
ッフル板の外方に向けて拡がる傾斜辺を備え、上記突出
爪を上記側板のスリットに挿入したのち、上記突出爪を
斜めにひねって締着することにより、がたつきがなく確
実に固定できるので、スポット溶接などの固定方法を必
要とせず組立工数を低減できる。なお、専用治具の使用
によりさらに組立工数を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるバッフル板の固定方法の一実施例
を示す斜視図、第2図はバッフル板を側板に固定した状
態の要部断面図、第3図は上記固定した状態の固定部を
示す図、第4図は本発明によるバッフル板の固定方法に
用いる組立用治工具の一例を示す図、第5図は従来のバ
ッフル板を側板に挿入した状態を示す部分図、第6図は
従来における側板とバッフル板との固着状態を示す部分
斜視図である。 1……バッフル板、2……突出爪、3……係止段部、4
……傾斜辺、8……スリット、9……側板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21V 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バッフル板の両端に設けた突出爪を、少な
    くとも2個の側板に設けたスリットに挿入して固定す
    る、バッフル板の固定方法において、上記突出爪は取付
    け時の位置決めを行う係止段部を基部とし、その段部の
    下辺から上記バッフル板の外方に向けて拡がる傾斜辺を
    備え、上記突出爪を上記側板のスリットに挿入したの
    ち、上記突出爪の突出部を斜めにひねって締着すること
    を特徴とするバッフル板の固定方法。
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