JP2978795B2 - 車両用灯具 - Google Patents

車両用灯具

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JP2978795B2 JP8296483A JP29648396A JP2978795B2 JP 2978795 B2 JP2978795 B2 JP 2978795B2 JP 8296483 A JP8296483 A JP 8296483A JP 29648396 A JP29648396 A JP 29648396A JP 2978795 B2 JP2978795 B2 JP 2978795B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばHB3型或
いはHB4型バルブを用いたヘッドランプなど、電球と
反射鏡との着脱機構としてバヨネット機構が採用されて
いる車両用灯具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具の構成を要部
で示すものが図2〜図4であり、例えばHB4型バルブ
90(或いはHB3型バルブ、何れもこの部分は同一の
構成である)を光源として採用するヘッドランプの例で
説明すれば、先ずHB4型バルブ90には図2にも示す
ように口金部分の側面にフランジ状に突出する3箇所の
バヨネット爪91が設けられている。
【0003】これに対して、ヘッドランプ80の側に
は、反射鏡の背面側に電球ホルダー部81が設けられ、
この電球ホルダー部81には前記バヨネット爪91に対
応して3箇所の爪受溝82が設けられ、この爪受溝82
はバヨネット爪91が円周方向に回動可能と成るよう
に、適宜の余裕角が設けられて形成されている。
【0004】また、前記電球ホルダー部81にはホルダ
ープレート83が付属られ、このホルダープレート83
には前記バヨネット爪91を通過させるために同一形状
とした爪逃孔84が設けられている。そして、電球ホル
ダー部81に取付けるに当たっては爪受溝82と爪逃孔
84とが同じ側の端部(図示の場合では右側の端部)を
一致させて螺着などが行われている。
【0005】このように構成したことで、ホルダープレ
ート83の爪逃孔84からバヨネット爪91を爪受溝8
2内に挿入し、そして、時計方向など余裕角が設けられ
ている側に回転させれば、図3に示すようにバヨネット
爪91は爪受溝82内で電球ホルダー部81とホルダー
プレート83に挟持されるものとなり、即ち、HB4型
バルブ90の取付けが行われるものとなる。
【0006】また、図4に示すヘッドランプ70におい
ては、電球ホルダー部71に設ける爪受溝72をバヨネ
ット爪91と同一形状のものとして挿着のみを可能とし
ておき、上記と同じ構成の爪逃孔74を設けたホルダー
プレート73を円周方向に沿い回転可能としておき、爪
受溝72と爪逃孔74とを一致させた状態で、爪受溝7
2内にバヨネット爪91を挿入し、その後にホルダープ
レート73を回転させてHB4型バルブ90の取付けを
行うものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のヘッドランプ80、70においては、電球ホル
ダー部81、71とは別部品として形成しなければ成ら
ないホルダープレート73、83が必要となり、また、
このホルダープレート73、83を取付けるための部
品、工数も必要となり、結果としてヘッドランプ80、
70がコストアップする問題点を生じている。
【0008】特にヘッドランプ70においては、ホルダ
ープレート73が可動となるので、そのための構成も複
雑化すると共に、電球ホルダー部71が大型化するもの
となり、また、場合によっては電球ホルダー部71に対
しホルダープレート73を回動自在に係止させる取付溝
75などの後加工も必要となり、コストアップは著しい
ものとなり、この点の解決が課題とされるものと成って
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、バヨネット機
構により電球と反射鏡との取付けが行われて成る車両用
灯具において、前記反射鏡側には、電球側に設けられて
いるバヨネット爪の円周方向への適宜角度の回動を可能
とさせるように余裕角を持たせて爪受溝を形成すると共
に、該爪受溝の係止側端部の近傍にはワッシャ付スクリ
ューがワッシャ部を前記爪受溝の上面に張り出して取付
けられ、前記爪受溝と前記ワッシャ部とで前記バヨネッ
ト爪を挟持することを特徴とする車両用灯具を提供する
ことで、構成の簡素化を可能として課題を解決するもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は本発明に係る車両用灯具であり、この車両用灯具1は
反射鏡2の背面に電球ホルダー部3が設けられ、この電
球ホルダー部3にバヨネット機構により電球10が取付
けられるものである点は従来例のものと同様である。
【0011】従って、電球10としては、例えばHB4
型バルブ、HB3型バルブなど、関係規格などにより規
定された形状および数のバヨネット爪11が口金の側面
にフランジ状に設けられているものが採用されるもので
ある点も、従来例のものと同様である。
【0012】また、本発明においても電球ホルダー部3
にバヨネット爪11に対応する爪受溝4が設けられ、こ
の爪受溝4には、前記バヨネット爪11が円周方向への
適宜角度の回動を行うことができるように余裕角が設け
られるものとされている。尚、このときに設けるべき前
記した余裕角の量については後に説明する。
【0013】このときに、車両用灯具1がヘッドランプ
であり、電球10がHB4型バルブなどである場合に
は、車両用灯具1を車両に取付けた状態での配光特性の
確保の面から、電球10が規定の位置、方向として反射
鏡2に取付けが行われていることが要求されるものとな
る。
【0014】上記に対処するために、例えばこの車両用
灯具1が時計方向に電球10を回転させ取付けを行うも
のとするものであれば、前記爪受溝4内で電球10、即
ち、バヨネット爪11を時計方向に回転させ、反射鏡2
と電球10とが所定位置となる位置で爪受溝4とバヨネ
ット爪11とが当接し回転を停止させるように係止端部
4aを設けてそれぞれの爪受溝4を形成する。
【0015】ここで、本発明では爪受溝4の係止端部4
a寄りの位置にワッシャ付スクリュー5を螺着するもの
であり、このときに、前記ワッシャ付スクリュー5のワ
ッシャ部5aは爪受溝4の上面に張り出すものとされて
いる。尚、前記ワッシャ付スクリュー5としては、それ
ぞれが個別に市販されているいるワッシャ部5aとスク
リュー部5bとから適宜なものを組合わせても良い。
【0016】次いで、上記爪受溝4およびワッシャ付ス
クリュー5のバヨネット爪11に対する寸法、位置関係
について説明を行えば、先ず、前記爪受溝4は上記にも
説明したようにバヨネット爪11に対して回転方向に適
宜の余裕角を有するものとされている。そして、その余
裕角は前記ワッシャ付スクリュー5のワッシャ部5aに
より爪受溝4が覆われる寸法に応じるものとされる。
【0017】即ち、爪受溝4としてはバヨネット爪11
が挿着可能なことが必要条件であるので、最低限でワッ
シャ部5aにより覆われた寸法だけ係止端部4aとは反
対側に爪受溝4を延長して形成する。従って、余裕角の
量はワッシャ付スクリュー5を取付ける位置に左右され
るので、例えば、取付時に与える電球10への回転量な
どを考慮し適宜なものとすることが望ましい。
【0018】また、爪受溝4の深さは、前記バヨネット
爪11をワッシャ部5aが張り出している位置まで回転
させたときに、爪受溝4(の底面)とワッシャ部5aと
で挟持するものとして設定される。このときに、前記ワ
ッシャ部5aを薄い金属板、比較的に軟質な樹脂など、
外部応力に対して弾性による変形を生じるものとしてお
き、爪受溝4の深さをバヨネット爪11の厚さよりも適
宜に浅いものとし、上記したワッシャ部5aの変形によ
り挟持されるものとすることが好ましい。
【0019】上記の構成としたことで本発明では、電球
ホルダー部3にワッシャ付スクリュー5を螺着するのみ
で電球10を着脱する機構の形成が可能となる。よっ
て、第一にはホルダープレートなどの別部品を不要と
し、部品点数の低減と小型化を可能とする。
【0020】また、第二には、この種のネジ締工程にお
いては、スクリューなどを自動供給する部品供給機(パ
ーツフィーダ)、位置指定が可能なネジ締機などが広く
普及しているものであるので工程の完全自動化も容易で
あり工数が低減され、上記の部品点数の低減と併せてコ
ストダウンも可能となる。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、反
射鏡側には、電球側に設けられているバヨネット爪の円
周方向への適宜角度の回動を可能とさせるように余裕角
を持たせて爪受溝を形成すると共に、該爪受溝の係止側
端部の近傍にはワッシャ付スクリューがワッシャ部を前
記爪受溝の上面に張り出して取付けられ、前記爪受溝と
ワッシャ部とでバヨネット爪を挟持する車両用灯具とし
たことで、電球ホルダー部にワッシャ付スクリューを螺
着するのみで電球を着脱する機構の形成を可能とする。
【0022】これにより、第一には、従来は必要とされ
たホルダープレートなどの別部品を不要とするものとな
り、部品点数の低減と小型化を可能とする。また、第二
には、上記により組立工程の完全自動化も可能とし、も
って、この種の車両用灯具のコストダウンに極めて優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る車両用灯具の実施形態を示す斜
視図である。
【図2】 従来例を示す斜視図である。
【図3】 図2のA―A線に沿う断面図である。
【図4】 別の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……車両用灯具 2……反射鏡 3……電球ホルダー部 4……爪受溝 4a……係止側端部 5……ワッシャ付スクリュー 5a……ワッシャー部 5b……スクリュー部 10……電球 11……バヨネット爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21M 3/02 F21Q 1/00 F21V 19/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バヨネット機構により電球と反射鏡との
    取付けが行われて成る車両用灯具において、前記反射鏡
    側には、電球側に設けられているバヨネット爪の円周方
    向への適宜角度の回動を可能とさせるように余裕角を持
    たせて爪受溝を形成すると共に、該爪受溝の係止側端部
    の近傍にはワッシャ付スクリューがワッシャ部を前記爪
    受溝の上面に張り出して取付けられ、前記爪受溝と前記
    ワッシャ部とで前記バヨネット爪を挟持することを特徴
    とする車両用灯具。
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