JP2599004Y2 - 車両用灯具の電球取付構造 - Google Patents

車両用灯具の電球取付構造

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JP2599004Y2 JP1992078821U JP7882192U JP2599004Y2 JP 2599004 Y2 JP2599004 Y2 JP 2599004Y2 JP 1992078821 U JP1992078821 U JP 1992078821U JP 7882192 U JP7882192 U JP 7882192U JP 2599004 Y2 JP2599004 Y2 JP 2599004Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用灯具に関し、特に
金属製フランジを有する電球を光源とする車両用灯具の
電球取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用灯具として、図4に示すよ
うに取付基準面としての金属製フランジを有する電球を
用いたものがある。同図は、その一部を示す断面図であ
り、灯具内に配設された反射鏡101の背面に開設され
た電球取付穴101aに金属製フランジFLを有する電
球EBを挿入し、この金属製フランジFLを背面側から
セットスプリング102のばね力によって電球取付穴1
01aの開口縁に押圧することで、その支持を行ってい
る。このセットスプリング102はスプリング線材を曲
げ加工して形成しており、その一端部を反射鏡101の
背面一部にネジ104により固定し、この一端部を支点
として他端部を回動させ、かつ弾性変形させながら反射
鏡101の他部に設けた係合溝103に係止させること
で、セットスプリング102を撓ませた状態で金属製フ
ランジFLに当接させ、その際に生じるばね力によって
電球EBを反射鏡101に支持させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の灯具
では、電球EBの着脱に際しては、セットスプリング1
02をその一端部を支点にして灯具の前後方向に回動さ
せる必要があるため、灯具の背後にはその回動操作を可
能とするためのスペースが必要とされる。特に、セット
スプリングのばね力は比較的に大きいため、このばね力
に抗してセットスプリングの回動及び弾性変形させるた
めには、充分大きな操作力が必要となり、そのために灯
具の背後には操作者の手を充分に動かすだけのスペース
を確保する必要がある。
【0004】しかしながら、近年の自動車における小型
化、省スペースの設計により、灯具自体の小型化が図ら
れているため、この種の小型化された灯具に前記したよ
うな電球取付構造を適用すると、その電球交換の作業性
が悪いものになる。特に、電球取付部が灯具の背面より
も灯具の内部の奥まった位置に配置される場合には、灯
具背面に設けた開口を通して作業者が手を差し入れて電
球交換を行うことが要求されるため、その作業性は極め
て悪いものになるという問題がある。本考案の目的は、
金属製フランジを有する電球を用いた灯具の電球交換を
容易に行うことができるようにした電球取付構造を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、取付基準面と
しての金属製フランジを有する電球を支持して灯具に取
着されるソケットベースを備えており、このソケットベ
ースには、金属製フランジを挟持して電球を支持するた
めのセットスプリングと、ソケットベースを灯具の電球
取付穴に係合取着する係合部とを備え、前記係合部は前
記ソケットベースに配設されて前記灯具の電球取付穴の
内縁部に設けられたバヨネット溝に嵌入可能なバヨネッ
ト片で構成され、前記ソケットベースを軸回り方向に回
転することで前記電球取付穴に着脱可能とされることを
特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案を自動車のヘッドランプHLに適用し
た実施例の横断面図であり、灯具ボディ1内にはロウビ
ームランプLBLとハイビームランプHBLを並列配置
している。前記ロウビームランプLBLはユニットラン
プとして構成しており、略回転楕円形をしたユニットボ
ディ11の内面を反射鏡として構成し、その前面開口に
円筒部12を介してフィッテング13を設け、このフィ
ッテング13によりレンズ14を取着している。また、
前記ユニットボディ11の背面には電球取付穴11aを
開口し、取付基準面としての金属製フランジFLを有す
る電球EBを取着している。
【0007】このロウビームランプLBLは、前記灯具
ボディ1の背面に設けた開口1aの近傍位置に電球取付
部が配置されているため、図5に示した電球取付構造を
採用しても電球EBの交換を比較的容易に行うことがで
きる。したがって、前記ユニットボディ11の背面の電
球取付穴11aに直接電球EBの金属製フランジFLを
当接し、かつセットスプリング15により金属製フラン
ジFLをユニットボディ11との間に挟持させ、電球を
支持する構成がとられている。
【0008】これに対し、前記ハイビームランプHBL
は、図2に図1のA−A線に沿う拡大縦断面図を併せて
示すように、灯具ボディ1内に回転放物面形状の反射鏡
21を支持しており、この反射鏡21の背面一部に電球
取付穴21aが開設される。この電球取付穴21aにも
金属製フランジFLを有する電球EBを取着している
が、この電球取付部は前記灯具ボディ1の背面に設けた
開口1bよりも奥まった位置に配置されている。そこ
で、この電球取付構造には、図3に背面方向から見た部
分分解斜視図を示すようなソケットベース22が用いら
れる。このソケットベース22は、前記電球取付穴21
aに略等しい外径の短円筒状とされ、その前端部には底
板221が形成されている。この底板221には前記電
球EBを挿通可能な挿通穴222が開口され、これに電
球EBを挿通させたときにはその金属製フランジFLが
当接されるようになっている。また、ソケットベース2
2の後端部の一側には、従来と同様に弾性線材を曲げ加
工したセットスプリング23の基端部がネジ24により
固定され、その他側にはこのセットスプリング23の先
端部を係止するL字型の係止溝223が形成されてい
る。また、ソケットベース22の前端部寄りの外周面の
複数箇所には、半径方向にバヨネット片224が突設さ
れる。
【0009】一方、前記灯具ボディ21に設けた電球取
付穴21aの背面側には係合板25がネジにより固定さ
れ、前記電球取付穴21aと同径の電球挿通穴25aが
開設される。そして、この係合板25の内縁部には前記
ソケットベース22のバヨネット片224が嵌入可能な
バヨネット溝251が形成されている。なお、図1及び
図2において、2はレンズであり、前記灯具ボディ1の
前面開口にホットメルト等の接着剤3により固定され
る。また、4は灯具ボディ1の背面開口1a,1bを塞
ぐバックカバーである。
【0010】したがって、この構成によれば、ロウビー
ムランプLBLにおいては、従来と同様にセットスプリ
ング15を用いてユニットボディ11に直接電球EBの
取り付けを行うが、ハイビームランプHBLにおいて
は、取り付けを行う電球は、予めソケットベース22に
取着しておく。即ち、ソケットベース22の後側からソ
ケットベースの挿通穴222内に電球EBを挿入し、金
属製フランジFLを底板221に当接させる。その上で
基端部が固定されたセットスプリング23の先端部を、
ソケットベースの他側に向けて弾性変形させ、先端部を
係止溝223に係止させる。これにより、電球EBは金
属製フランジFLが底板221とセットスプリング23
により挟持され、ソケットベース22に取着される。し
かる後、ソケットベース22のバヨネット片224が係
合板25のバヨネット溝251に嵌入するようにしてソ
ケットベース22を電球挿通穴25a内に挿入させ、か
つソケットベース22を軸回り方向に小角度回転するこ
とで、反射鏡21の電球取付穴21aの内縁部と係合板
25の内縁部との間にバヨネット片224を挟持させ、
ソケットベース22を反射鏡21に取着することができ
る。これにより、ソケットベース22を介して電球EB
を反射鏡21に取着することができる。
【0011】電球を取り外す場合には、前述と逆の操作
を行えばよい。したがって、電球を交換する場合には、
ソケットベース22を反射鏡21に対して着脱し、離脱
されたソケットベース22に対して電球EBを交換すれ
ばよい。このため、反射鏡21に対して電球EBを着脱
させるための操作は、ソケットベース22を回転させる
操作のみでよく、セットスプリング23の掛止操作や電
球EBの挿入、引抜き操作は広い場所で行うことができ
る。これにより、電球取付部が灯具ボディの奥まった位
置に配置されるでも容易かつ迅速な電球交換が実現でき
る。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、取付基準
面としての金属製フランジを有する電球をソケットベー
スをに支持させた上で、ソケットベースを灯具に係合取
着するので、電球をソケットベースに支持させる操作は
広い場所で行い、灯具の背後における操作は単にソケッ
トベースを灯具に着脱する操作でよく、灯具が小型の場
合、或いは灯具の背後のスペースが狭い場合でも容易に
かつ迅速に電球交換を行うことができる効果がある。
た、ソケットベースに設けられたバヨネット片を、灯具
の電球取付穴の内縁に設けられたバヨネット溝に嵌入さ
せ、ソケットベースを軸回り方向に回転することで灯具
に対してソケットベースを着脱可能としているたため、
ソケットベースの迅速な着脱が可能となり、前記した電
球交換をさらに迅速に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した灯具の一実施例の横断面図で
ある。
【図2】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図3】本考案の要部の部分分解斜視図である。
【図4】従来の電球取付構造の一部破断斜視図である。
【符号の説明】
1 灯具ボディ 21 反射鏡 22 ソケットベース 23 セットスプリング 25 係合板 EB 電球 FL 金属製フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21Q 1/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基準面としての金属製フランジを有
    する電球を光源とする車両用灯具において、前記電球を
    支持して灯具に取着されるソケットベースを備えてお
    り、このソケットベースには、前記金属製フランジを挟
    持して前記電球を支持するためのセットスプリングと、
    ソケットベースを灯具の電球取付穴に係合取着する係合
    部とを備え、前記係合部は前記ソケットベースの複数箇
    所に配設されて前記灯具の電球取付穴の内縁部に設けら
    れたバヨネット溝に嵌入可能なバヨネット片で構成さ
    れ、前記ソケットベースを軸回り方向に回転することで
    前記電球取付穴に着脱可能とされることを特徴とする車
    両用灯具の電球取付構造。
JP1992078821U 1992-10-21 1992-10-21 車両用灯具の電球取付構造 Expired - Fee Related JP2599004Y2 (ja)

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