JP4606206B2 - ランプユニット - Google Patents

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本発明は、発光部と発光部の側方に配置された電気配線とを有するランプを備え、自動車用ヘッドランプ等に適用される、ランプユニットに関する。
この種の従来のランプユニットは、ランプと、ランプの端部に取り付けられたプラグと、プラグをリフレクターに固定する口金(フランジ)とを備えており、これらの構成部品(ランプ、プラグおよび口金)は、互いの位置関係が変動しないように一体化されていた(特許文献1参照)。そして、口金の形状は規格によって定められており、リフレクターには口金の形状に応じた位置決め手段が設けられていた。
したがって、リフレクターに対して口金を位置決め手段によって位置決めすると、リフレクターに対するランプユニットの向きが一義的に決まることとなり、リフレクターに対するランプの向きを変更することができなかった。
特開平10−144104号公報 特開2003−123631号公報
従来、ランプユニットを構成する口金の形状は規格(H1型,H4型,H7型等)で定められており、リフレクターに設けられる位置決め手段の形状や位置は設計者によって任意に定められていた。したがって、位置決め手段の形状や位置によってリフレクターに対するランプの向きが一定せず、発光部の側方に電気配線が配置されたランプ(特許文献2)をランプユニット(特許文献1)に適用した場合には、電気配線の影が照射対象物(路面等)に不所望に投影されてしまうおそれがあった。
たとえば、図8に示すように、自動車用ヘッドランプに適用されたランプユニット1において、ランプ2の電気配線3が発光部4の上方に配置されると、電気配線3の影が照射対象物(路面等)に投影され、自動車用ヘッドランプとしての性能を低下させるおそれがあった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、リフレクターに対するランプの向きを調整することによって、電気配線の影が照射対象物に投影される不都合を防止できる、ランプユニットを提供することである。
請求項1に記載した発明は、「発光部30と発光部30の側方に配置された電気配線40とを有するランプ16と、ランプ16の基端部に取り付けられたプラグ24と、プラグ24をリフレクター14に所定の向きで固定する固定具20とを備える、ランプユニット10において、固定具20にはプラグ24が回動自在に嵌合されるプラグ取付孔56が設けられており、プラグ24の外面には全周にわたって周方向溝44が形成されているとともに、周方向溝44の底面には複数の凹部46が形成されており、プラグ取付孔56の内面には周方向溝44の底面に当接して摺動されるとともに凹部46に嵌合される凸部62が形成されていることを特徴とするランプユニット10」である。
この発明によれば、固定具20に設けられたプラグ取付孔56にプラグ24が回動自在に嵌合されているので、リフレクター14に対して固定具20を固定した後であっても、固定具20に対してプラグ24を回動させることによってリフレクター14に対するランプ16の向きを調整できる。
また、プラグ24の周方向溝44の底面に固定具20の凸部62が当接して摺動されるので、固定具20に対してプラグ24を軸方向位置の変動を生じることなく回動させることができる。また、周方向溝44の底面に形成された複数の凹部46に固定具20の凸部62が嵌合されるので、嵌合位置においてランプ16の向きを固定することができる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「ランプユニット10」において、「プラグ24の外面には、固定ピンが挿入される孔48が形成されており、固定具20には、プラグ24における孔48と対応する位置に当該固定ピンが挿入される孔64が形成されている」ことを特徴とする。
請求項1および2に記載した発明によれば、固定具に対してプラグを回動させ、所望の位置で固定することによってリフレクターに対するランプの向きを任意に決定することができるので、ランプの側方に配置された電気配線の影が照射対象物に投影される不都合を防止できる。
本発明が適用されたランプユニット10は、図1に示すように、自動車用ヘッドランプやその他の照明用ランプ12の構成部品として、碗状のリフレクター14に取り付けて用いられるものである。
リフレクター14は、図1に示すように、ランプユニット10のランプ16から出射された光を前方へ反射させる凹状の反射面14aを有しており、リフレクター14の中央部には、図2に示すように、ランプ取付孔18が形成されている。また、リフレクター14の中央部背面におけるランプ取付孔18の周囲には、図2に示すように、ランプユニット10の固定具20を位置決めする「位置決め手段」としての環状の凸部22が形成されている。なお、「位置決め手段」としては、凸部22の他、固定具20の外周に嵌合される凹部であってもよい。また、「凸部」の形状は、図2に示すような凸条であってもよいし、固定具20の外周縁に当接する複数の突起であってもよい。
ランプユニット10は、図3〜図5に示すように、ランプ16と、ランプ16の基端部に取り付けられたプラグ24と、プラグ24をフランジ54に固定する固定具20とを備えている。なお、図3は、ランプユニット10の全体を示す正面図(A)および側面図(B)であり、図4は、ランプ16およびプラグ24を示す正面図であり、図5はフランジ54が一体形成された固定具20を示す正面図(A)および側面図(B)である。
ランプ16は、図3(A)に示すように、インナーランプ26とアウターエンベロープ28とを有しており、全体が石英ガラスによって透明に形成されている。インナーランプ26は、略球状の発光部30と、発光部30の両側に設けられた封止部32と、一方の封止部32から長手方向へ延びて設けられた脚部34とを有しており、封止部32の内部にはモリブデン箔36が埋設されている。また、モリブデン箔36の一端には、発光部30内に配設された電極38が溶接されており、モリブデン箔36の他端には、封止部32から外部へ延びた電気配線40が溶接されている。そして、このインナーランプ26がアウターエンベロープ28の内側に配置された状態でアウターエンベロープ28に接合されている。さらに、ランプ16の先端側の封止部32から延びた電気配線40は、後端側へ折り返されて発光部30の側方に配置されており、この電気配線40には、絶縁性の保護チューブ42が被せられている。
プラグ24は、図4に示すように、ランプ16の基端部に取り付けられた円柱状の樹脂部材であり、その円柱状の外面には、全周にわたって周方向溝44が形成されており、周方向溝44の底面には複数(この実施例では4個)の凹部46が周方向へ所定の間隔を隔てて形成されている。また、プラグ24の外面には必要に応じて固定ピン(図示省略)が挿入される少なくとも1つの孔48が形成されている。そして、ランプ16の封止部32から外部へ延びた電気配線40とリード線50(図1)とがプラグ24の内部で接続されている。
固定具20は、図5に示すように、円筒状の本体52と、本体52の一方端部外面に形成された円盤状のフランジ54とを有している。本体52は、プラグ24が回動自在に嵌合されるプラグ取付孔56を構成するものであり、本体52には、軸方向へ延びる複数のスリット58によって複数の板バネ部60が形成されている。そして、板バネ部60の内面には、プラグ24における周方向溝44の底面に当接されるとともに凹部46に嵌合される凸部62が形成されている。さらに、本体52の所定箇所には、固定ピン(図示省略)が挿入される少なくとも1つの孔64が必要に応じてプラグ24に形成された孔48(図4)と位置的に対応するように形成されている。
フランジ54は、リフレクター14のランプ取付孔18に嵌合される短円柱状の嵌合部66と、嵌合部66の後端部外面に形成された鍔状のストッパ部68と、ストッパ部68の一部に形成された位置決め用の係止爪70とによって構成されている。したがって、フランジ54を有する固定具20をリフレクター14に取り付けた状態では、嵌合部66がランプ取付孔18に嵌合されるとともに、ストッパ部68がリフレクター14の背面に当接され、係止爪70が「位置決め手段」としての凸部22の内面に係止される。
なお、固定具20におけるフランジ54の形状は、従来の「口金」と同様に規格(H1型,H4型,H7型等)で定められており、本実施例(図5)で示したフランジ54は「H7型」である。また、固定具20の材質としては、金属(ステンレス等)の他にプラスチック等が用いられてもよい。
照明用ランプ12を組み立てる際には、図1に示すように、リフレクター14のランプ取付孔18に固定具20のフランジ54(嵌合部66)を背面側から挿入し、係止爪70を凸部22の内面に係止させることによって、リフレクター14に対して固定具20を位置決めする。そして、固定具20をリフレクター14に対して押圧バネ等の固定手段(図示せず)を用いて固定する。
照明用ランプ12が自動車用ヘッドランプである場合であって、図1に示すように、発光部30の下方に電気配線40が配置されている場合には、電気配線40の影が照射対象物(路面等)に投影されることはない。しかし、図6に示すように、リフレクター14における「位置決め手段(凸部22)」の形状が、図2の形状とは全く逆である場合には、発光部30の上方に電気配線40が配置されるため、電気配線40の影が照射対象物(路面等)に投影されるおそれがある。このような場合には、リフレクター14への装着前(或いは装着後)にフランジ54を有する固定具20に対して照明用ランプ12が装着されているプラグ24を回動させて、電気配線40の位置を発光部30の下方へ移動させることによって、電気配線40の影が照射対象物(路面等)に投影される不都合を防止できる。
この場合、固定具20を回動させると、固定具20の複数の板バネ部60の弾力性により、凸部62がプラグ24の周方向溝44の底面に弾接・摺接しつつ回動し、所定の凹部46に凸部62が嵌合する。そして、位置決めがなされた後、必要に応じて固定ピン(図示省略)を孔64に打ち込むことになる。
なお、固定具20とプラグ24との固定方法はこれに限られず、固定具20の本体52にねじ(図示せず)を螺着し、プラグ24に対してねじ固定するようにしてもよい。
本発明はプラグ付き照明ランプに対して1種類のフランジを有する固定具を用意するだけで、照明ランプに対する固定具の取付方向を自由に変更することができ、照明ランプの構成部品を大幅に低下させることができる。
照明用ランプを示す一部断面図 リフレクターの中央部背面を示す図 ランプユニットの全体を示す正面図(A)および側面図(B) ランプおよびプラグを示す正面図 固定具を示す正面図(A)および側面図(B) リフレクターの中央部背面を示す図 ランプの向きを調整したランプユニットの正面図(A)および側面図(B) 従来技術を示す図
符号の説明
10… ランプユニット
12… 照明用ランプ
14… リフレクター
16… ランプ
18… ランプ取付孔
20… 固定具
22… 凸部
24… プラグ
30… 発光部
40… 電気配線
42… 保護チューブ
44… 周方向溝
46… 凹部
60… 板バネ部
62… 凸部

Claims (2)

  1. 発光部と前記発光部の側方に配置された電気配線とを有するランプと、前記ランプの基端部に取り付けられたプラグと、前記プラグをリフレクターに所定の向きで固定する固定具とを備える、ランプユニットにおいて、
    前記固定具には前記プラグが回動自在に嵌合されるプラグ取付孔が設けられており、
    前記プラグの外面には全周にわたって周方向溝が形成されているとともに、前記周方向溝の底面には複数の凹部が形成されており、
    前記プラグ取付孔の内面には前記周方向溝の底面に当接して摺動されるとともに前記凹部に嵌合される凸部が形成されていることを特徴とするランプユニット。
  2. 前記プラグの外面には、固定ピンが挿入される孔が形成されており、
    前記固定具には、前記プラグにおける前記孔と対応する位置に前記固定ピンが挿入される孔が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のランプユニット。
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