JPH10188603A - 車輌用灯具におけるバルブ取付構造 - Google Patents

車輌用灯具におけるバルブ取付構造

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JPH10188603A
JPH10188603A JP8355105A JP35510596A JPH10188603A JP H10188603 A JPH10188603 A JP H10188603A JP 8355105 A JP8355105 A JP 8355105A JP 35510596 A JP35510596 A JP 35510596A JP H10188603 A JPH10188603 A JP H10188603A
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JP
Japan
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valve
bulb
reflector
holder
socket fixture
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Application number
JP8355105A
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English (en)
Inventor
Yoshio Suehiro
賀男 末広
Masahiro Kusaya
雅弘 草谷
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転固定式のバルブ固定構造を備えた車輌用
灯具において、セットスプリングのソケットフィクチャ
に対する着脱作業を容易化する。 【解決手段】 放電バルブ12を保持したソケットフィ
クチャ18にセットスプリング20をセットして回転装
着することにより、放電バルブ12をソケットフィクチ
ャ18に固定し、その際セットスプリング20の3つの
押圧部20Cにより放電バルブ12を後方から押圧する
構成とする。ソケットフィクチャ18のバルブ取付座1
8cの位置決め周壁18dに、その後端面から後方へ突
出する1つの凸部18hを形成する。セットスプリング
20を回転させたとき、押圧部20Cの1つを凸部18
hに当接させ、その弾性変位により凸部18hを乗り越
えさせる。これにより一旦セットスプリング20をソケ
ットフィクチャ18に装着させた後は該ソケットフィク
チャ18から不用意に外れないようにして、強固な装着
を不要とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、車輌用灯具にお
けるバルブ固定構造に関するものであり、特に、回転固
定式のバルブ固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ヘッドランプやフォグランプ等
の車輌用灯具においては、そのリフレクタの後頂部に形
成されたバルブ挿入孔内の所定位置にバルブが保持され
るが、このバルブ保持は、上記リフレクタと一体で形成
されたバルブ保持具により、あるいは上記リフレクタに
取り付けられたバルブ保持具により行われるようになっ
ている。
【0003】上記バルブ保持具に保持された上記バルブ
を該バルブ保持具に固定するためのバルブ固定具とし
て、従来より線バネが多く用いられているが、このよう
な線バネからなるバルブ固定具は、その構造上、上記バ
ルブを複数箇所において均等に押圧することが容易でな
く、このため、上記保持状態にあるバルブに浮き上がり
傾斜等の不具合が生じやすくなる。
【0004】上記バルブ固定具として、回転固定式のも
のも用いられている。この回転固定式のバルブ固定具
は、上記バルブの光軸回りの回転により上記バルブ保持
具に装着されるとともに、該装着の際に上記バルブを後
方から押圧してこれを上記バルブ保持具に固定するよう
に構成されている。この回転固定式のバルブ固定具にお
いては、上記バルブを複数箇所において均等に押圧する
ことが比較的容易である、という特長がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな回転固定式のバルブ固定具を採用した場合には、次
のような問題がある。
【0006】すなわち、バルブ固定具は、車輌振動等の
外力によりバルブ保持具から外れてしまうことがないよ
う該バルブ保持具に確実に装着する必要がある。このた
め、従来の回転固定式のバルブ固定具はバルブ保持具に
比較的強固に装着されるようになっているが、このよう
なバルブ固定構造では、上記バルブ保持具の上記バルブ
保持具に対する着脱作業を行うことが容易でなく、この
ため灯具組付作業性やバルブ交換作業性があまり良くな
い、という問題がある。
【0007】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、回転固定式のバルブ固定構造を備え
た車輌用灯具において、バルブ固定具のバルブ保持具に
対する着脱作業を容易に行うことができる、車輌用灯具
におけるバルブ固定構造を提供することを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、バルブ保持
具のバルブ固定具との当接構造に工夫を施すことによ
り、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0009】すなわち、本願発明は、請求項1に記載し
たように、バルブと、後頂部にバルブ挿入孔が形成され
たリフレクタと、上記バルブを上記バルブ挿入孔内の所
定位置に保持するバルブ保持具と、このバルブ保持具に
上記バルブを固定するバルブ固定具と、を備えた車輌用
灯具におけるバルブ取付構造において、上記バルブ固定
具が、本体部と、この本体部に弾性支持された複数の押
圧部とを備えてなり、上記バルブの光軸回りの回転によ
り上記バルブ保持具に装着されるとともに該装着の際に
上記各押圧部により上記バルブを後方から押圧するよう
に構成されており、上記バルブ保持具が、上記バルブに
当接して該バルブの位置決めを行うバルブ取付座と、こ
のバルブ取付座の外周近傍において後方へ突出するよう
に形成され、上記バルブ固定具を回転させたとき、該バ
ルブ固定具の上記複数の押圧部のうちの少なくとも1つ
に当接して該押圧部を弾性変位させて乗り越えさせる少
なくとも1つの凸部とを備えてなる、ことを特徴とする
ものである。
【0010】上記「バルブ保持具」は、上記バルブを上
記バルブ挿入孔内の所定位置に保持し得るように構成さ
れたものであれば、その具体的形状等は特に限定される
ものではなく、また、該「バルブ保持具」は、上記リフ
レクタと一体で形成されたものであってもよいし、上記
リフレクタに取り付けられたものであってもよい。後者
の場合、その取付構造は特に限定されるものではない。
【0011】上記「バルブ固定具」は、上記バルブの光
軸回りの回転により上記バルブ保持具に装着されるとと
もに、該装着の際にその本体部に弾性支持された複数の
押圧部の各々により上記バルブを後方から押圧して、上
記バルブを上記バルブ保持具に固定することができるも
のであれば、その具体的構成は特に限定されるものでは
ない。
【0012】上記「凸部」は、上記バルブ固定具の回転
により該凸部に当接した押圧部を弾性変位させて該凸部
を乗り越えさせることができるものであれば、その形
状、大きさ等は特に限定されるものではない。同様に、
上記「押圧部」についても、上記バルブ固定具の回転に
より上記凸部に当接したとき、弾性変位して該凸部を乗
り越えることができるものであれば、その形状、大きさ
等は特に限定されるものではない。
【0013】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
おいては、バルブ保持具によりリフレクタのバルブ挿入
孔内の所定位置に保持されたバルブを、回転固定式のバ
ルブ固定具により、上記バルブ保持具に固定するように
なっているが、上記バルブ固定具は、その本体部に弾性
支持された複数の押圧部により、上記バルブ保持具への
装着の際に上記バルブを後方から押圧するように構成さ
れており、一方、上記バルブ保持具は、そのバルブ取付
座の外周近傍に後方へ突出する少なくとも1つの凸部が
形成されており、そして、上記バルブ固定具を回転させ
たとき、その複数の押圧部のうちの少なくとも1つを上
記凸部に当接させ、該押圧部を弾性変位させて上記凸部
を乗り越えさせるようになっているので、一旦上記バル
ブ固定具を上記バルブ保持具に装着させた後は、上記押
圧部を弾性変位させて上記凸部を乗り越えさせるだけの
回転力が外力として作用しない限り、上記バルブ固定具
が上記バルブ保持具から外れてしまうことはない。
【0014】このような回転外力は、車輌振動等の非意
図的な外力によっては発生し得ないので、上記バルブ固
定具が上記バルブ保持具から不用意に外れてしまうのを
未然に防止することができる。
【0015】そして、このように上記バルブ固定具が上
記バルブ保持具から外れてしまうおそれがないことか
ら、これを防止するために上記バルブ固定具を上記バル
ブ保持具に対して強固に装着する必要がなくなる。すな
わち、本願発明に係るバルブ固定具は、その本体部に複
数の押圧部が弾性支持されているが、その弾性係数を比
較的小さい値に設定することができる。そして、これに
より比較的小さな回転操作力で上記バルブ固定具の上記
バルブ保持具に対する装着および離脱を行うことができ
る。
【0016】このように、本願発明によれば、回転固定
式のバルブ固定構造を備えた車輌用灯具において、バル
ブ固定具のバルブ保持具に対する着脱作業を容易に行う
ことができる。そして、これにより灯具組付作業性やバ
ルブ交換作業性を向上させることができる。
【0017】なお、本願発明においては、複数の押圧部
を備えた回転固定式のバルブ固定具を用いていることか
ら、上記バルブを上記各押圧部により複数箇所において
均等に押圧することができ、これにより上記バルブの浮
き上がり傾斜等の発生を防止することができることはも
ちろんである。その際、本願発明においては、上記各押
圧部が本体部に弾性支持されており、しかも、その弾性
係数を比較的小さい値に設定することができることか
ら、上記バルブ固定具および上記バルブ保持具の寸法精
度をあまり高く設定しなくても、上記弾性支持力によ
り、複数箇所における上記バルブに対する均等押圧を実
現することができる。
【0018】上記各「凸部」の形状が特に限定されるも
のではないことは上述したとおりであるが、請求項2に
記載したように、上記各凸部における、上記バルブ固定
具を装着方向へ回転させたときに上記押圧部に当接する
側の斜面を、該斜面とは反対側の斜面に比して緩やかな
傾斜で形成するようにすれば、上記バルブ固定具の装着
時は、その押圧部が上記凸部を比較的容易に乗り越えら
れるようにすることができる一方、上記バルブ固定具の
離脱時は、その押圧部が上記凸部を乗り越えるのを比較
的困難なものとすることができる。そして、これによ
り、上記各押圧部と本体部との間の弾性係数を比較的小
さい値に設定しても、上記バルブ固定具が上記バルブ保
持具から外れてしまうおそれが生じないことから、上記
バルブ固定具の上記バルブ保持具に対する着脱作業を一
層容易に行うことができる。
【0019】上記構成において、上記バルブ固定具を、
上記バルブ保持具を覆う環状形状に形成するとともに、
その外周部に上記バルブ保持具の外周前端部と係合する
複数の係合部を形成し、一方、上記バルブ保持具の外周
前端部の、上記バルブ固定具を装着方向へ回転させたと
きに上記各係合部に当接する部位を斜面状に形成するよ
うにすれば、上記バルブ固定具を上記斜面に沿って上記
バルブ保持具に円滑に装着することができる。しかも、
その際、上記バルブ固定具は装着方向へ回転するに従っ
て前方へ変位するので、この回転に伴い上記各押圧部に
よるバルブ押圧力を増大させることができ、これにより
上記バルブをより確実に固定することができる。
【0020】ところで、請求項3に記載したように、リ
フレクタにバルブ保持具が取り付けられた構成の車輌用
灯具においては、上記リフレクタを、該リフレクタに形
成されたバルブ挿入孔を囲む環状壁を有する金属製リフ
レクタで構成するとともに、上記バルブ保持具を、上記
環状壁に内接嵌合する筒状部と、上記環状壁の後端面に
当接するフランジ部とを備えた構成とすることが可能と
なるが、この場合において、上記リフレクタの環状壁に
該環状壁の後端面から後方へ延びる複数の突出片を延長
形成し、そして、上記バルブ保持具の上記リフレクタへ
の取付けを、上記各突出片を上記光軸側へ折り曲げて該
突出片を上記バルブ保持具に係合させることにより行う
ようにすれば、極めて簡単な構成により、バルブ保持具
をリフレクタに取り付けることができる。しかも、上記
環状壁自体は何ら塑性変形させることなく、上記バルブ
保持具の上記リフレクタへの取付けを行うことができる
ので、上記リフレクタの反射面に変形等の悪影響が及ぶ
おそれをなくすことができる。
【0021】請求項3記載の構成は、単独でこれを用い
るようにしてよいことはもちろんであるが、上記請求項
1または2記載の構成と組み合わせて用いるようにして
もよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
【0023】まず、本願発明の第1実施形態について説
明する。
【0024】図1は、本実施形態に係る車輌用灯具にお
けるバルブ固定構造の全体構成を示す側断面図であり、
図2は、その分解斜視図であり、図3は、図1のIII 方
向矢視図である。
【0025】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車輌用灯具10は、放電バルブ12を備えた丸型のフ
ォグランプであって、上記放電バルブ12と、リフレク
タ14と、レンズ16と、ソケットフィクチャ18(バ
ルブ保持具)と、セットスプリング20(バルブ固定
具)とを備えてなっている。
【0026】上記放電バルブ12は、バルブ本体12A
と、このバルブ本体12Aを支持するベース部12Bと
からなるメタルハライドバルブであり、上記ベース部1
2Bにはツバ部12Baが形成されている。
【0027】上記リフレクタ14は、鋼板製のプレス成
形品であって、灯具の光軸Axを中心軸とする回転放物
面状の反射面14aを有しており、その外周部において
上記レンズ16との接着がなされている。このレンズ1
6の内面には複数のレンズステップ16sが形成されて
いる。
【0028】上記リフレクタ14の後頂部には、上記光
軸Axを中心とする円筒状の環状壁14bが後方へ向け
て突出形成されており、これによりバルブ挿入孔14c
を形成するようになっている。上記環状壁14bは、そ
の後端面が上記光軸Axと直交する平面内に位置するよ
うにして形成されているが、その右端部にはソケットフ
ィクチャ位置決め用の切欠き部14dが形成されてい
る。
【0029】上記ソケットフィクチャ18は、上記リフ
レクタに取り付けられたアルミダイカスト製の環状部材
であって、上記放電バルブ12のバルブ本体12Aを挿
通させる挿通孔18aと、この挿通孔18aの周縁部に
おいて上記放電バルブ12のベース部12Bのツバ部1
2Baに当接して上記放電バルブ12の位置決めを行う
バルブ取付座18bとが形成されている。そして、この
ソケットフィクチャ18により、上記放電バルブ12を
上記リフレクタ14のバルブ挿入孔14c内の所定位置
に保持するようになっている。上記所定位置は、上記光
軸Axに上記放電バルブ12の光軸を一致させるととも
に上記リフレクタ14の焦点位置に上記放電バルブ12
の発光部を一致させる位置として設定されている。
【0030】上記放電バルブ12のベース部12Bのツ
バ部12Baの前面には、3つの突起部12Bbが、上
記光軸Axを中心として等角度間隔で形成されている。
これら3つの突起部12Bbは、上記光軸Axの真下位
置および該真下位置から左右120°の位置に形成され
ている。また、上記ツバ部12Baの上端部には、上記
光軸Ax回りの放電バルブ位置決め用の切欠き部12B
cが形成されており、さらに、上記ツバ部12Baの上
端部よりもやや右側には、放電バルブ仕様識別用の切欠
き部12Bdが形成されている。
【0031】ここで、上記ソケットフィクチャ18の詳
細な構成について説明する。
【0032】図4は、図3からセットスプリング20を
外した状態を示す図である。また、図5および6は、上
記ソケットフィクチャ18を単品で示す正面図(図1の
III方向矢視図)および背面図である。さらに、図7お
よび8は、図5のVII-VII 線およびVIII-VIII 線断面図
であり、図9は、図5のIX方向矢視図である。
【0033】これらの図にも示すように、上記ソケット
フィクチャ18のバルブ取付座18bは、上記放電バル
ブ12の3つの突起部12Bbに当接して該放電バルブ
12の光軸方向の位置決めを行う位置決め環状面18c
と、上記放電バルブ12のツバ部12Baの外周面より
も僅かに大きな径で形成され、該放電バルブ12の光軸
直交方向の位置決めを行う位置決め周壁18dと、上記
放電バルブ12の切欠き部12Bcと係合して該放電バ
ルブ12の光軸回りの位置決めを行う位置決めキー18
eと、上記放電バルブ12の切欠き部12Bdと係合し
て該放電バルブ12の仕様識別を行う識別キー18fと
からなっている。
【0034】上記位置決め周壁18dは、上記位置決め
環状面18cの後方側に段状に形成されたひとまわり大
きな環状面18gよりも後方ま突出するようにして形成
されており、その後端面の位置は、上記放電バルブ12
の3つの突起部12Bbを上記ソケットフィクチャ18
のバルブ取付座18bに当接させた状態において、上記
放電バルブ12のツバ部12Baの後面と面一になるよ
うに設定されている。だだし、上記位置決め周壁18d
は、その3箇所において上記環状面18gと面一になる
ように欠落して形成されている。これら欠落部の形成箇
所は、上記放電バルブ12の3つの突起部12Bbに対
して時計回りに40°回転させた角度位置に設定されて
いる。このとき、上記位置決め周壁18dのうち右上に
位置する部分の左端部に、上記位置決めキー18eが位
置するようになっている。
【0035】また、上記位置決め周壁18dのうち左上
に位置する部分の右端部には、該位置決め周壁18dの
一般部よりも後方へ突出する凸部18hが形成されてい
る。この凸部18hは、図8に示すように、周方向断面
が台形形状に形成されているが、その反時計回り側の斜
面18sは上記位置決め周壁18dの後面までしか延び
ていないのに対し、その時計回り側の斜面18tは、上
記環状面18gまで延び、かつ上記斜面18sよりもや
や大きな傾斜角に設定されている。
【0036】上記ソケットフィクチャ18の筒状部18
jは、その外径寸法が上記リフレクタ14の環状壁14
bの内径寸法と略同じ値に設定されており、その外周面
において上記環状壁14bと内接嵌合するようになって
いる。上記外周面18jの右端部には、上記リフレクタ
14の切欠き部14dと係合して上記ソケットフィクチ
ャ18の上記光軸Ax回りの位置決めを行う位置決めキ
ー18kが形成されている。
【0037】さらに、このソケットフィクチャ18の筒
状部18jの外周面後部には、断面矩形状のフランジ部
18mが形成されている。このフランジ部18mは、リ
ング状に形成されているが、上記光軸Axの真上位置お
よび該真上位置から左右120°の位置において所定幅
にわたって欠落している。そして、上記筒状部18jの
外周面における上記各欠落部の中央部位には、上記環状
面18g側から前方へ所定長にわたって延びる断面コ字
形のカシメ用溝部18nが各々形成されている。
【0038】そして、上記ソケットフィクチャ18の上
記リフレクタ14への取付けは、上記ソケットフィクチ
ャ18の筒状部18jを上記リフレクタ14の環状壁1
4bと内接嵌合させるとともに、該ソケットフィクチャ
18のフランジ部18mを上記環状壁14bの後端面に
押し当てた状態で、上記環状壁14bにおける上記各カ
シメ用溝部18nと対向する部位の後端部を上記光軸A
x方向へ突き出して上記各カシメ用溝部18nにカシメ
て、上記環状壁14bの3箇所にカシメ部14eを形成
することにより行われるようになっている。
【0039】図9に示すように、上記ソケットフィクチ
ャ18のフランジ部18mを構成する3つの各部分にお
ける、上記各欠落部の時計回り側に位置する端部の前端
面は、該フランジ部18mの一般部の前端面よりも後方
へ一段下がったストッパ平面18pおよび該ストッパ平
面18pから上記欠落部へ向けて後退するテーパ面18
qにより構成されている。
【0040】次に、上記セットスプリング20の詳細な
構成について説明する。
【0041】図10は、上記セットスプリング20を単
品で示す正面図(図1のIII 方向矢視図)であり、図1
1は、図10のXI-XI 線断面図である。また、図12
は、図11のXII 方向矢視図である。
【0042】これらの図にも示すように、上記セットス
プリング20は、板状のバネ材にプレス加工等の機械加
工を施してなる環状部材であって、時計回りの回転によ
り上記ソケットフィクチャ18に装着されるようになっ
ており、その際、上記放電バルブ12のベース部12B
のツバ部12Baを後方から押圧するように構成されて
いる。
【0043】上記セットスプリング20は、本体部20
Aと、3つの弾性アーム部20Bおよび押圧部20Cと
からなっている。
【0044】上記本体部20Aは、環状平面部20Aa
と、該環状平面部20Aaの外周端から前方へ折り曲げ
形成された筒状部20Abとからなっている。上記筒状
部20Abは、上記ソケットフィクチャ18のフランジ
部18mよりもやや大きい外径寸法に設定されており、
その前端部には、上記フランジ部18mの外周前端部と
係合する3つの係合部20Acが、上記光軸Axを中心
として等角度間隔で形成されている。図12に示すよう
に、上記各係合部20Acは、上記筒状部20Abの前
端部を上記光軸Ax側へ向けて塑性変形させることによ
り形成されており、その両端部には斜面部20Adが形
成されている。
【0045】図10に示すように、上記3つの弾性アー
ム部20Bは、上記環状平面部20Aaの内周部から反
時計回り方向へ延びるようにして形成されており、上記
3つの押圧部20Cは、上記弾性アーム部20Bの先端
部において前方へ曲面状に突出するようにして形成され
ている。上記3つの弾性アーム部20Bおよび押圧部2
0Cは、いずれも同一形状に設定されており、かつ、上
記光軸Axを中心として等角度間隔で形成されている。
【0046】上記各弾性アーム部20Bは、上記環状平
面部20Aaに円弧状のスリットを形成し、その内側部
分を前方側へ切り起こすことにより形成されている。そ
の際、上記各弾性アーム部20Bは、その基端部におい
て折り曲げられるようになっており、その折曲ラインL
は、上記光軸Axの半径方向に対して内周端が時計回り
方向側へ変位したライン(半径方向に対して約60°傾
斜したライン)に設定されている。
【0047】上記各押圧部20Cは、周方向断面が円弧
状に形成されており、その内周端が、上記各弾性アーム
部20Bの内周端よりも上記光軸Ax側へ突出するよう
に構成されている。そして、これにより、上記各押圧部
20Cは、図3および4に示すように、上記放電バルブ
12のベース部12Bの円筒部12Beの外周面と摺接
するようになっている。なお、上記各弾性アーム部20
Bの内周端は、上記円筒部12Beの外周面に形成され
た1対のピン12Bfと干渉しないよう、これらピン1
2Bfの先端部間寸法よりもやや大きい径に設定されて
いる。
【0048】上記セットスプリング20の上記ソケット
フィクチャ18への装着は、次のようにして行われるよ
うになっている。
【0049】すなわち、図4に示すように、上記セット
スプリング20の筒状部20Abの各係合部20Acを
上記ソケットフィクチャ18のフランジ部18mの各欠
落部に位置合わせして、上記3つの押圧部20Cを上記
放電バルブ12のツバ部12Baの後面および上記ソケ
ットフィクチャ18の位置決め周壁18dの後端面に当
接させた後、該セットスプリング20を時計回りに回転
させる。この回転により、上記各係合部20Acは上記
フランジ部18mのテーパ面18q(図9参照)に沿っ
てストッパ平面18pに乗り上げるので、上記セットス
プリング20の本体部20Aは前方へ変位する。これに
伴い、上記各弾性アーム部20Bは弾性変位して、その
先端部の押圧部20Cによる押圧力を増大させる。
【0050】また、その際、1つの押圧部20Cは、図
8に示すように、上記ソケットフィクチャ18の位置決
め周壁18dの後端面(および上記放電バルブ12のツ
バ部12Baの後面)との当接状態からその凸部18h
を乗り越えて上記放電バルブ12のツバ部12Baの後
面にのみ当接した状態となる。すなわち、このとき、上
記押圧部20Cは、上記ソケットフィクチャ18の環状
面18gからは浮いた状態となる。そして、これによ
り、上記押圧部20Cの上記放電バルブ12に対する押
圧機能を十分に発揮させるようになっている。なお、他
の2つの押圧部20Cは、上記ソケットフィクチャ18
の位置決め周壁18dの後端面(および上記放電バルブ
12のツバ部12Baの後面)との当接状態からそのま
ま上記放電バルブ12のツバ部12Baの後面にのみ当
接した状態に移行する。
【0051】上記セットスプリング20は、その各係合
部20Acが上記ソケットフィクチャ18のストッパ平
面18p(図9参照)の時計回り側の側壁部18rに当
接した位置で回転が阻止され、これにより装着時の回転
方向の位置決めがなされる。図12に示すように、上記
各係合部20Acの両端部には斜面部20Adが形成さ
れているので、上記回転の際、これら各係合部20Ac
を、上記フランジ部18mのテーパ面18qに沿って円
滑に摺動させて上記ストッパ平面18pへ容易に乗り上
げさせることができる。
【0052】図4に示すように、上記セットスプリング
20の各係合部20Acを上記ソケットフィクチャ18
のフランジ部18mの各欠落部に位置合わせした状態で
は、該セットスプリング20の3つの押圧部20Cは、
上記放電バルブ12の3つの突起部12Bbと同じ角度
位置にあるが、上記セットスプリング20を時計回りに
回転させて上記ソケットフィクチャ18への装着が完了
した時点では、図3に示すように、上記各押圧部20C
は、上記各突起部12Bbに対して時計回り方向に40
°ずれた角度位置において上記放電バルブ12のツバ部
12Baに当接するようになっている。
【0053】以上詳述したように、本実施形態において
は、リフレクタ14に取り付けられたソケットフィクチ
ャ18により上記リフレクタ14のバルブ挿入孔14c
内の所定位置に保持された放電バルブ12が、回転固定
式のセットスプリング20により、上記ソケットフィク
チャ18に固定されるようになっているが、上記セット
スプリング20は、本体部20Aと、この本体部20A
から延びるようにして120°間隔で配置された3つの
弾性アーム20Bと、これら各弾性アーム20Bの先端
部に形成された押圧部20Cとからなり、上記ソケット
フィクチャ18への装着の際、上記3つの押圧部20C
により、上記放電バルブ12を後方から押圧するように
構成されており、一方、上記ソケットフィクチャ18
は、そのバルブ取付座18cの位置決め周壁18dにそ
の後端面から後方へ突出する1つの凸部18hが形成さ
れており、そして、上記セットスプリング20を回転さ
せたとき、上記3つの押圧部20Cのうちの1つを上記
凸部18hに当接させ、該押圧部20Cが形成された弾
性アーム20Bの弾性変形により該押圧部20Cを弾性
変位させて上記凸部18hを乗り越えさせるようになっ
ているので、一旦上記セットスプリング20を上記ソケ
ットフィクチャ18に装着させた後は、上記押圧部20
Cを弾性変位させて上記凸部18hを乗り越えさせるだ
けの回転力が外力として作用しない限り、上記セットス
プリング20が上記ソケットフィクチャ18から外れて
しまうことはない。
【0054】このような回転外力は、車輌振動等の非意
図的な外力によっては発生し得ないので、上記セットス
プリング20が上記ソケットフィクチャ18から不用意
に外れてしまうのを未然に防止することができる。
【0055】そして、このように上記セットスプリング
20が上記ソケットフィクチャ18から外れてしまうお
それがないことから、これを防止するために上記セット
スプリング20を上記ソケットフィクチャ18に対して
強固に装着する必要がない。このため、本実施形態に係
るセットスプリング20においては、その3つの弾性ア
ーム20Bの弾性係数を比較的小さい値に設定すること
ができる。そして、これにより比較的小さな回転操作力
で上記セットスプリング20の上記ソケットフィクチャ
18に対する装着および離脱を行うことができる。
【0056】このように、本実施形態によれば、回転固
定式のバルブ固定構造を備えた車輌用灯具において、セ
ットスプリングのソケットフィクチャに対する着脱作業
を容易に行うことができる。そして、これにより灯具組
付作業性やバルブ交換作業性を向上させることができ
る。
【0057】なお、本実施形態においては、3つの押圧
部20Cを備えた回転固定式のセットスプリング20を
用いていることから、上記放電バルブ12を上記各押圧
部20Cにより3箇所において均等に押圧することがで
き、これにより上記放電バルブ12の浮き上がり傾斜等
の発生を防止することができることはもちろんである。
その際、本実施形態においては、上記各押圧部20Cが
上記各弾性アーム20Bを介して上記本体部20Aに弾
性支持されており、しかも、上記各弾性アーム20Bの
弾性係数を比較的小さい値に設定することができること
から、上記セットスプリング20および上記ソケットフ
ィクチャ18の寸法精度をあまり高く設定しなくても、
上記各弾性アーム20Bの弾性支持力により、上記3箇
所における上記放電バルブ12に対する均等押圧を実現
することができる。
【0058】また、本実施形態においては、上記凸部1
8hにおける、上記セットスプリング20を時計回りに
(装着方向へ)回転させたときに上記押圧部20Cに当
接する側の斜面18sが、該斜面18sとは反対側の斜
面18tに比して緩やかな傾斜で形成されているので、
上記セットスプリング20の装着時は、その押圧部20
Cが上記凸部18hを比較的容易に乗り越えられるよう
にすることができる一方、上記セットスプリング20の
離脱時は、その押圧部20Cが上記凸部18hを乗り越
えるのを比較的困難なものとすることができる。そし
て、これにより、上記各弾性アーム20Bの弾性係数を
比較的小さい値に設定しても、上記セットスプリング2
0が上記ソケットフィクチャ18から外れてしまうおそ
れが生じないことから、上記セットスプリング20の上
記ソケットフィクチャ18に対する着脱作業を一層容易
に行うことができる。
【0059】本実施形態においては、さらに、上記セッ
トスプリング20が、上記ソケットフィクチャ18を覆
う環状形状に形成されるとともに、その本体部20Aの
筒状部20Abの前端部に、上記ソケットフィクチャ1
8のフランジ部18mの前端面と係合する複数の係合部
20Acが形成されており、一方、上記ソケットフィク
チャ18のフランジ部18mの前端面には、テーパ面1
8q、ストッパ平面18pおよび側壁部18rが形成さ
れているので、上記セットスプリング20を前方へ押し
つけることなく単に時計回りに回転させるだけで、上記
各係合部20Acは、上記テーパ面18qに沿って摺動
し、上記ストッパ平面18pに乗り上げ、上記側壁部1
8rに当接して、上記セットスプリング20の上記ソケ
ットフィクチャ18への装着が完了することとなり、こ
れにより上記装着を円滑に行うことができる。しかも、
その際、上記セットスプリング20は時計回りに回転す
るに従って前方へ変位するので、この回転に伴い上記各
押圧部20Cによる放電バルブ12押圧力を増大させる
ことができ、これにより上記放電バルブ12をより確実
に固定することができる。
【0060】上記第1実施形態に係るソケットフィクチ
ャ18は、上記位置決め周壁18dのうち左上に位置す
る部分にのみ上記凸部18hが形成された構成となって
いるが、これは、1箇所に上記凸部18hが形成されて
いれば、上記セットスプリング20の上記ソケットフィ
クチャ18からの外れ防止を図ることができることによ
るものである。このようにする代わりに、上記位置決め
周壁18dを構成する3つの部分すべてに上記凸部18
hを形成するようにしてもよいことはもちろんである。
このようにした場合には、上記各凸部18hの高さを上
記第1実施形態の凸部18hより低くしても、上記セッ
トスプリング20の上記ソケットフィクチャ18からの
外れ防止を図ることができるので、上記セットスプリン
グ20の上記ソケットフィクチャ18に対する着脱作業
を一層容易に行うことができる。
【0061】また、上記第1実施形態においては、上記
リフレクタ14と別体で形成された上記ソケットフィク
チャ18が上記リフレクタ14に取り付けられた構成と
なっているが、リフレクタに上記ソケットフィクチャ1
8と同様の形状のバルブ保持部を一体で形成して、これ
にバルブ保持具としての機能を持たせるようにしてもよ
く、このようにした場合にも、上記第1実施形態と同様
の作用効果を得ることができる。
【0062】次に、本願発明の第2実施形態について説
明する。
【0063】図13は、本実施形態に係る車輌用灯具に
おけるバルブ固定構造の要部を示す側断面図であり、図
14は、図13のXIV 方向矢視図であり、図15は、図
14のXV方向矢視図である。
【0064】本実施形態においては、上記リフレクタ1
4に対する上記ソケットフィクチャ18の取付構造のみ
が上記第1実施形態と異なっている。
【0065】すなわち、本実施形態に係るリフレクタ1
4は、その環状壁14bに、該環状壁14bの後端面か
ら後方へ延びる3つの突出片14fが延長形成されてい
る。これら3つの突出片14fは、上記光軸Axの真上
位置および該真上位置から左右120°の位置に形成さ
れている。
【0066】また、本実施形態に係る上記ソケットフィ
クチャ18は、その筒状部18jの外周面における上記
フランジ部18mの各欠落部の中央部位に、上記第1実
施形態のカシメ用溝部18nに代えて、弓形斜面18u
が形成されている。これら各弓形斜面18uは、上記環
状面18gから前方側へ一段下がるようにして上記各突
出片14fよりもやや大きい略矩形形状に形成されてお
り、その外周端は上記環状壁14bの後端面と面一に設
定されるとともに、その内周端はやや後方へ変位してい
る。
【0067】そして、上記ソケットフィクチャ18の上
記リフレクタ14への取付けは、図16に示すように、
上記ソケットフィクチャ18の筒状部18jを上記リフ
レクタ14の環状壁14bと内接嵌合させるとともに、
該ソケットフィクチャ18のフランジ部18mを上記環
状壁14bの後端面に押し当てた状態で、図15に示す
ように、上記各突出片14fを上記光軸Ax側へ折り曲
げて上記各弓形斜面18uに重ね合わせることにより行
われるようになっている。
【0068】本実施形態においては、上記3つの突出片
14fを上記光軸Ax側へ折り曲げるだけの極めて簡単
な構成により、上記ソケットフィクチャ18を上記リフ
レクタ14に取り付けることができる。
【0069】しかも、本実施形態においては、上記第1
実施形態のように上記環状壁14b自体を塑性変形させ
るカシメ構造を採用することなく、上記取付けを行うこ
とができるので、上記リフレクタ14の反射面14aに
変形等の悪影響が及ぶおそれをなくすことができる。
【0070】上記各実施形態においては、放電バルブを
備えた灯具におけるバルブ固定構造について説明した
が、ハロゲンバルブ等の放電バルブ以外のバルブを備え
た灯具においても、上記ソケットフィクチャ18に対し
てその取付座18bの構成を適宜変更したソケットフィ
クチャを用い、かつ、それ以外の点については上記各実
施形態と同様のバルブ固定構造を採用することにより、
上記各実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
【0071】また、上記各実施形態においては、車輌用
灯具としてフォグランプについて説明したが、ヘッドラ
ンプ等の他の灯具においても、上記各実施形態と同様の
構成を採用することにより、上記各実施形態と同様の作
用効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る車輌用灯具におけるバルブ固定
構造の第1実施形態の全体構成を示す側断面図
【図2】上記第1実施形態の全体構成を示す分解斜視図
【図3】図1のIII 方向矢視図
【図4】図3からセットスプリングを外した状態を示す
【図5】上記第1実施形態のソケットフィクチャを単品
で示す正面図(図1のIII 方向矢視図)
【図6】上記ソケットフィクチャを単品で示す背面図
【図7】図5のVII-VII 線断面図
【図8】図5のVIII-VIII 線断面図
【図9】図5のIX方向矢視図
【図10】上記第1実施形態のセットスプリングを単品
で示す正面図(図1のIII 方向矢視図)
【図11】図10のXI-XI 線断面図
【図12】図11のXII 方向矢視図
【図13】本願発明に係る車輌用灯具におけるバルブ固
定構造の第2実施形態の要部を示す側断面図
【図14】図13のXIV 方向矢視図
【図15】図14のXV方向矢視図
【図16】上記第2実施形態の作用を示す、図15と同
様の図
【符号の説明】
10 ヘッドランプ(車輌用灯具) 12 放電バルブ(バルブ) 12A バルブ本体 12B ベース部 12Ba ツバ部 12Bb 突起部 12Bc、12Bd 切欠き部 12Be 円筒部 12Bf ピン 14 リフレクタ 14b 環状壁 14c バルブ挿入孔 14d 切欠き部 14e カシメ部 14f 突出片 16 レンズ 18 ソケットフィクチャ(バルブ保持具) 18a 挿通孔 18b バルブ取付座 18c 位置決め環状面 18d 位置決め周壁 18e 位置決めキー 18f 識別キー 18g 環状面 18h 凸部 18j 筒状部 18k 位置決めキー 18m フランジ部 18n カシメ用溝部 18p ストッパ平面 18q テーパ面 18r 側壁部 18s、18t 斜面 18u 弓形斜面 20 セットスプリング(バルブ固定具) 20A 本体部 20Aa 環状平面部 20Ab 筒状部 20Ac 係合部 20Ad 斜面部 20B 弾性アーム部 20C 押圧部 Ax 光軸 L 折曲ライン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブと、後頂部にバルブ挿入孔が形成
    されたリフレクタと、上記バルブを上記バルブ挿入孔内
    の所定位置に保持するバルブ保持具と、このバルブ保持
    具に上記バルブを固定するバルブ固定具と、を備えた車
    輌用灯具におけるバルブ取付構造において、 上記バルブ固定具が、本体部と、この本体部に弾性支持
    された複数の押圧部とを備えてなり、上記バルブの光軸
    回りの回転により上記バルブ保持具に装着されるととも
    に該装着の際に上記各押圧部により上記バルブを後方か
    ら押圧するように構成されており、 上記バルブ保持具が、上記バルブに当接して該バルブの
    位置決めを行うバルブ取付座と、このバルブ取付座の外
    周近傍において後方へ突出するように形成され、上記バ
    ルブ固定具を回転させたとき、該バルブ固定具の上記複
    数の押圧部のうちの少なくとも1つに当接して該押圧部
    を弾性変位させて乗り越えさせる少なくとも1つの凸部
    とを備えてなる、ことを特徴とする車輌用灯具における
    バルブ取付構造。
  2. 【請求項2】 上記各凸部における、上記バルブ固定具
    を装着方向へ回転させたときに上記押圧部に当接する側
    の斜面が、該斜面とは反対側の斜面に比して緩やかな傾
    斜で形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の
    車輌用灯具におけるバルブ取付構造。
  3. 【請求項3】 バルブと、後頂部にバルブ挿入孔が形成
    されたリフレクタと、このリフレクタに取り付けられ、
    上記バルブを上記バルブ挿入孔内の所定位置に保持する
    バルブ保持具と、このバルブ保持具に上記バルブを固定
    するバルブ固定具と、を備えた車輌用灯具におけるバル
    ブ取付構造において、 上記リフレクタが、上記バルブ挿入孔を囲む環状壁を有
    するとともに、この環状壁に該環状壁の後端面から後方
    へ延びる複数の突出片が延長形成された金属製リフレク
    タからなり、 上記バルブ保持具が、上記環状壁に内接嵌合する筒状部
    と、上記環状壁の後端面に当接するフランジ部とを備え
    てなり、 上記バルブ保持具の上記リフレクタへの取付けが、上記
    各突出片を上記光軸側へ折り曲げて該突出片を上記バル
    ブ保持具に係合させることにより行われるように構成さ
    れている、ことを特徴とする車輌用灯具におけるバルブ
    取付構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006332059A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh ランプベースおよびランプ
WO2008119740A1 (de) * 2007-04-02 2008-10-09 Osram Gesellschaft mit beschränkter Haftung Lampensockel mit kunststoffsockelteil
CN102635791A (zh) * 2011-02-09 2012-08-15 凤凰电机公司 Led基板按压构件及使用该led基板按压构件的led灯
CN114241935A (zh) * 2021-12-22 2022-03-25 江西瑞晟光电科技有限公司 一种户外显示屏用的表面贴装led

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