JPS6039518Y2 - 密閉形圧縮機 - Google Patents

密閉形圧縮機

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Publication number
JPS6039518Y2
JPS6039518Y2 JP2006279U JP2006279U JPS6039518Y2 JP S6039518 Y2 JPS6039518 Y2 JP S6039518Y2 JP 2006279 U JP2006279 U JP 2006279U JP 2006279 U JP2006279 U JP 2006279U JP S6039518 Y2 JPS6039518 Y2 JP S6039518Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
casing
case
lower casing
shielding member
heat shielding
Prior art date
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Expired
Application number
JP2006279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55119383U (ja
Inventor
正嗣 東海林
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、冷凍冷蔵庫や空気調和装置等に組込まれる密
閉形圧縮機に係り、特に上部ケースを下部ケースに装着
する際の位置決め手段に関する。
この種の密閉形圧縮機においては、小形化に伴ないステ
ータ巻線端と上部ケース溶接部との距離が小となり、溶
接加工時に生じる熱でステータ巻線が焼損することがあ
り、その事故を防ぐために断面略截頭円錐状をなす遮熱
部材を上部ケース内に取付け、その遮熱部材がステータ
巻線を囲むように配置されている。
また上部ケースを下部ケースに装着する際の位置決めは
、上部ケースの下端部に段部を設け、その段部を下部ケ
ースの端面に当接したり、下部ケース上端に段部を設け
、その段部に上部ケースの端面を当接することで行なっ
ている。
しかし上記形式の密閉形圧縮機では、上部ケースまたは
下部ケースの端部に、段付加工を施さなければならず、
工程数が増し、しかも溶接加工時に発生するスパッタが
隙間から内部に入り込み、特にケースを鋼管で作った場
合には加工が困難であるという難点がある。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、下部ケー
スに内嵌固定される遮熱部材の外周面に段部を設け、上
部ケース端をその段部に当接支持することで、上部ケー
スの下部ケースへの位置決めを行ない得るようにした密
閉形圧縮機を提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第1図において符号1は上下二つに分割し得る密閉ケー
シングの下部ケーシングてあって、その下部ケーシング
1内にはロータリ形の電動圧縮装置2が設けられている
上記電動圧縮装置2の電動機ロータ3はステータ4に嵌
装されており、ステータ巻線5はステータ4の面より上
方に突出している。
そして上記ステータ巻線5を囲むように遮熱部材6が設
けられている。
上記遮熱部材6は、断面形状を略截頭円錐形をなしてい
て、その外周面中間部位には段部7が形成されている。
また上記遮熱部材6の大径側端部外径は、下部ケーシン
グ1の内径に略一致し、軽く圧入することで下部ケーシ
ング1に嵌着せしめられるようになっている。
すなわち上記遮熱部材6は、電動機等を装置した下部ケ
ーシング1上に大径側を下方にして置かれ、そのまま下
部ケース1内に圧入すると、遮熱部材6の大径側端がス
テータ4の枠端に当り、ステータ4に対する遮熱部材6
の段部7の位置が決められることになる。
一方、密閉ケーシングの上部ケーシング8には、ターミ
ナル9等が取付けられており、その上部ケーシング8は
下部ケーシング1に通常の手段で内嵌される。
この場合上部上部ケーシング8と下部ケーシング1の接
合部には溶接手段9が施されるが、上部ケーシング1の
端部が遮熱部材6の段部7に当接支持されることで、上
部ケーシング8の下部ケーシング1に対する取付位置が
定められる。
しかして本考案によれば、遮熱部材6を下部ケーシング
1に取付けた際に、ステータ巻線端と、遮熱部材6の間
の間隙をチェックし得るから、ステータ巻線端が遮熱部
材6に当り損傷することがない。
またステータ巻線は、遮熱部材6および上部ケーシング
8の2部材によって覆われ−Cいるので、上部ケーシン
グ8と下部ケーシング1を溶接する際に発生するスパー
クにより損傷することがない。
以上述べたように本考案によれば、下部ケーシングに装
着される遮熱部材に位置決め段部を設け、その段部に上
部ケーシング端を当接支持することで、上部ケーシング
の下部ケーシングに対する位置決めを行ない得るから、
上部ケーシングや下部ケーシングに段部加工を施す必要
がなく工程数が減り省力化を図ることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による密閉形圧縮機の一部級数して示す断
面図である。 1・・・・・・下部ケーシング、4・・・・・・ステー
タ、5・・・・・・ステータ巻線、6・・・・・・遮熱
部材、7・・・・・・段部、8・・・・・・上部ケーシ
ング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面中間部位に段部を設けた遮熱部材を、下部ケーシ
    ング内に設けた電動機のステータ巻線を囲むように下部
    ケーシングに内嵌固定するとともに、上部ケーシングを
    、下部ケーシングに内嵌して、上部ケーシングの下端を
    遮熱部材の段部に当接支持せしめたことを特徴とする密
    閉形圧縮機。
JP2006279U 1979-02-19 1979-02-19 密閉形圧縮機 Expired JPS6039518Y2 (ja)

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JP2006279U JPS6039518Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 密閉形圧縮機

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Publication Number Publication Date
JPS55119383U JPS55119383U (ja) 1980-08-23
JPS6039518Y2 true JPS6039518Y2 (ja) 1985-11-26

Family

ID=28850326

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