JPH0886204A - 蒸気タービンの排気管 - Google Patents

蒸気タービンの排気管

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JPH0886204A
JPH0886204A JP22117794A JP22117794A JPH0886204A JP H0886204 A JPH0886204 A JP H0886204A JP 22117794 A JP22117794 A JP 22117794A JP 22117794 A JP22117794 A JP 22117794A JP H0886204 A JPH0886204 A JP H0886204A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】製作したままの排気管を分割した分割排気管を
接続して所定の据付位置に蒸気タービンの排気管を据付
ける際、接続すべき分割排気管の据付時生じる管軸方向
のずれがあっても、仮組みや接続調整部の調整しろの調
整加工を必要としないで製作したままの分割排気管を接
続して据付ができる蒸気タービンの排気管を提供する。 【構成】接続すべき分割排気管8と9のうちの分割排気
管9の管端に、分割排気管8と9との据付時生じる管軸
方向のずれを吸収するこのずれより大きい高さを有し、
分割排気管8を囲むリング板16と円筒15とリング板
14とからなる円筒体13を取付ける。そして排気管を
所定の据付位置に据付時、分割排気管8を円筒体13に
挿入し、円筒体13のリング板16と分割排気管8とを
溶接箇所17で溶接により接合して排気管を据付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービンから排出
される蒸気をタービン外部に排出する排気管に関する。
【0002】
【従来の技術】電力用または産業用に使用される蒸気タ
ービンから排出される蒸気をタービン外部に排出する排
気管は、排気管を分割した分割排気管を溶接により接合
して蒸気タービンの据付場所に応じて予め定められた所
定の据付位置に据付けられる。この場合、排気管とター
ビンの単体の製作誤差及び排気管とその取付架台との据
付誤差は不可避なので、これを吸収するために排気管を
形成する分割排気管の必要長さに調整しろを設け、排気
管の仮組み後取外して調整しろを調整加工する調整部を
排気管に設けている。
【0003】図4はこの種の排気管を備えた蒸気タービ
ン設備の側面図であり、図4を用いて従来技術について
下記に説明する。蒸気タービン1は、2階床面2に同一
レベルに設けられたタービン架台3に据付けられてい
る。排気管5は蒸気タービン1から排出する蒸気をター
ビン外部に排出するものであり、蒸気タービン1の排気
口から2階床面2と1階床面6との間を通り、排気管架
台7に支持されて据付けられている。
【0004】ここで、排気管5は、排気管5を分割した
分割排気管を溶接により接合して形成されるが、図4に
示す排気管5の据付位置に据付ける必要がある。このた
め、前述のように接続する分割排気管の必要長さに調整
しろを設けて、排気管の据付時、この調整しろを調整加
工して溶接により接合する調整部10を排気管5に設け
ている。
【0005】調整部10は図5に示すように排気管5を
分割した分割排気管8,9のいずれか一方、例えば分割
排気管8に調整しろ11を持たせて製作しておく。そし
て現地にて排気管5を一旦仮組みし、排気管5が予め定
められた所定の据付位置になるように調整しろ11の加
工寸法を確認した後取外し、調整しろ11から調整すべ
き寸法分だけ切取って再度組み立て、分割排気管8と9
とを溶接により接合して排気管5を予め定められた所定
の据付位置に据付けている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように排気管を
所定の据付位置に据付けるために、排気管を分割した分
割排気管を仮組みした後、取外して分割排気管に設けた
調整しろを調整加工して再度組み立てているが、排気管
は通常大口径であるので、現地で行なう排気管の取付
け,取外しの作業及び調整しろの加工には多大な労力と
時間とを要するという問題がある。
【0007】本発明の目的は、排気管を現地にて予め定
められた所定の据付位置に据付ける際、仮組みや調整し
ろの調整加工を必要としないで据付けられる蒸気タービ
ンの排気管を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば蒸気タービンから排出される蒸気を
タービン外部に排出する排気管を、この排気管を分割し
た分割排気管を溶接により接合して所定の据付位置に据
付ける蒸気タービンの排気管において、据付のために接
続すべき分割排気管のいずれか一方の第1の分割排気管
の管端に、この管端の管口を囲み、他方の第2の分割排
気管と第1の分割排気管との接続に不足する据付時生じ
る管軸方向のずれを吸収するこのずれより大きい高さを
有するとともに、第2の分割排気管を挿入できる円筒体
を溶接により取付け、排気管の所定の据付位置に据付
時、第2の分割排気管を円筒体に挿入し、円筒体と第2
の分割排気管とを溶接により接合して排気管を据付ける
ものとする。
【0009】また、蒸気タービンの排気管において、据
付のために接続すべき分割排気管のいずれか一方の第1
の分割排気管の管端に、この管端の管口を囲み、他方の
第2の分割排気管と第1の分割排気管との据付時生じる
管軸の垂直方向のずれ及びねじれを吸収して第2の分割
排気管の管端が面するリング板を溶接により取付け、排
気管の所定の据付位置に据付時、リング板と第2の分割
排気管とを溶接により接合して排気管を据付けるものと
する。
【0010】また、蒸気タービンの排気管において、据
付のために接続すべき分割排気管のいずれか一方の第1
の分割排気管が挿入され、他方の第2の分割排気管と第
1の分割排気管との据付時生じる接続に不足する管軸方
向のずれを吸収するこのずれより大きい高さを有する円
筒体を設け、さらに第1と第2の分割排気管の据付時生
じる管軸の垂直方向のずれ及びねじれを吸収して第1の
分割排気管が挿入された前記円筒体が面するリング板を
第2の分割排気管の管端に、この管端の管口を囲んで溶
接により取付け、排気管の所定の据付位置に据付時、第
1の分割排気管に前記円筒体を挿入し、円筒体をリング
板に載置して第1の分割排気管と円筒体、並びに円筒体
とリング板とを溶接により接合して排気管を据付けるも
のとする。
【0011】
【作用】蒸気タービンから排出される蒸気をタービン外
部に排出する排気管は、排気管を分割した分割排気管を
製作し、この分割排気管を現地にて溶接により接合して
予め定められた所定の据付位置に据付けられる。この場
合、所定の据付位置に据付けるために、接続すべき分割
排気管のいずれか一方の第1の分割排気管の管端に、こ
の管端の管口を囲み、他方の第2の分割排気管と第1の
分割排気管との据付時生じる管軸方向のずれを吸収する
このずれより大きい高さを有するとともに、第2の分割
排気管を挿入できる円筒体を溶接により取付ける。そし
て、円筒体を取付けた第1の分割排気管と第2の分割排
気管とにより排気管を所定の据付位置に据付時、第2の
分割排気管を第1の分割排気管に取付けた円筒体に挿入
して第2の分割排気管と円筒体とを溶接により接合して
排気管を据付けることにより、第1と第2の分割排気管
の管軸方向の据付時生じるずれがあっても、このずれは
円筒体により吸収されるので、製作したままの円筒体を
取付けた第1の分割排気管と第2の分割排気管とを排気
管の所定の据付位置に据付ができ、従来のような仮組み
や調整しろの調整加工を必要としない。
【0012】また、据付位置に据付けるために接続すべ
き分割排気管のいずれか一方の第1の分割排気管の管端
に、この管端の管口を囲み、他方の第2の分割排気管と
第1の分割排気管との据付時生じる管軸の垂直方向のず
れやねじれを吸収して第2の分割排気管が面することの
できる大きさのリング板を溶接により取付ける。そして
リング板を取付けた第1の分割排気管と第2の分割排気
管とにより排気管を所定の据付位置に据付時、第2の分
割排気管をリング板に溶接して接合することにより、第
1と第2の分割排気管に据付時生じる管軸の垂直方向の
ずれ及びねじれがあっても、製作したままのリング板を
取付けた第1の分割排気管と第2の分割排気管とを排気
管の所定の据付位置に据付けることができ、従来のよう
に仮組みや調整しろの調整加工を必要としない。
【0013】また、排気管を据付位置に据付けるため
に、接続すべき分割排気管のいずれか一方の第1の分割
排気管が挿入され、他方の第2の分割排気管と第1の分
割排気管との接続に不足する据付時生じる管軸方向のず
れを吸収するこのずれより大きい高さを有する円筒体を
設け、さらに第1と第2の分割排気管の据付時生じる管
軸の垂直方向のずれ及びねじれを吸収して第1の分割排
気管が挿入された前記円筒体が面することのできる大き
さのリング板を第2の分割排気管の管端に、この管端の
管口を囲んで取付ける。そして第1の分割排気管と、円
筒体と、リング板を取付けた第2の分割排気管とにより
排気管を所定の据付位置に据付時、第1の分割排気管を
円筒体に挿入して円筒体を第2の分割排気管に取付けた
リング板に載置し、円筒体とリング板、並びに円筒体と
第1の分割排気管を溶接により接合することにより、第
1と第2の分割排気管に据付時生じる管軸方向の接続に
不足するずれ、並びに管軸の垂直方向にずれ及びねじれ
があっても、製作したままの第1の分割排気管とリング
板を取付けた第2の分割排気管とを円筒体を介して排気
管の所定の据付位置に据付けることができ、従来のよう
に仮組みや調整しろの調整加工を必要としない。
【0014】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の請求項1の実施例による分割
排気管を接続して排気管を据付けるときの分割排気管の
接続部の部分断面図である。図1及び後述する図2,図
3において図4,図5の従来例と同一部品には同じ符号
を付し、その説明を省略する。図1において、接続すべ
き排気管5を分割した分割排気管8と9とは製作したま
まで据付けると、管軸方向の接続に不足するずれが生じ
る。
【0015】このような場合には、前記ずれを吸収する
このずれより大きく、分割排気管8を囲みこの分割排気
管8が挿入される内径を有する円筒体13を分割排気管
9の管端に溶接により取付ける。ここで、円筒体13
は、分割排気管9の管端に溶接により取付けられるリン
グ板14と、リング板14の周囲に立てられ、分割排気
管8を囲む円筒15と、円筒15の他方の端面に分割排
気管8が挿入される内径を有するリング板16とからな
り、リング板14と円筒15、並びに円筒15とリング
板16とは溶接により接合されている。
【0016】このような構成により、排気管を所定の据
付位置に据付けるとき、図5に示す排気管5の調整部1
0に相当する箇所において、分割排気管9に取付けられ
た円筒体13に分割排気管8が挿入され、円筒体13の
リング板16と分割排気管8とは溶接箇所17にてすみ
肉溶接により接合される。このようにすることにより、
排気管の据付時、製作したままの分割排気管8と9との
据付時生じる管軸方向のずれは円筒体13により吸収さ
れ、分割排気管8と製作したままの円筒体13を取付け
た分割排気管9とは、排気管5を形成して所定の据付位
置に据付けることができる。
【0017】なお、本実施例では円筒体13を分割排気
管9に設けているが、円筒体13を分割排気管8に設け
ても同じ効果が得られる。図2は本発明の請求項2の実
施例による分割排気管を接続して排気管を据付けるとき
の分割排気管の接続部の部分断面図である。図2におい
て、据付時分割排気管8と9とは製作したままで据付け
ると、接続すべき管軸の垂直方向のずれ及びねじれが生
じる。
【0018】このような場合には、分割排気管9の管端
に前記管軸の垂直方向のずれ及びねじれがあっても分割
排気管8が面することのできる大きさを有するリング板
18を分割排気管9の管端に、この管端の管口を囲んで
溶接により取付ける。このような構成により、排気管を
所定の据付位置に据付けるとき、図4に示す排気管5の
調整部10に相当する箇所において、接続すべき分割排
気管8と9との据付時生じる管軸方向のずれ及びねじれ
を吸収して、分割排気管8は分割排気管9に取付けられ
たリング板18に面するので、リング板18と分割排気
管8とを溶接箇所19にてすみ肉溶接により接合する。
【0019】このようにすることにより、排気管の据付
時、製作したままの分割排気管8と9との据付時生じる
管軸の垂直方向のずれ及びねじれはリング板18により
吸収され、製作したままの分割排気管8とリング板18
を取付けた分割排気管9とは、排気管5を形成して所定
の据付位置に据付けることができる。なお、本実施例で
はリング板18は分割排気管9に取付けているが、リン
グ板18を分割排気管8に取付けても同じ効果が得られ
る。
【0020】図3は本発明の請求項3による分割排気管
を接続して排気管を据付けるときの分割排気管の接続部
の部分断面図である。図3において、分割排気管8と9
とは製作したままで据付けると、分割排気管8と9との
据付時生じる管軸の管軸方向の接続に不足するずれ、並
びに管軸の垂直方向のずれ及びねじれが生じる。このよ
うな場合には、ずれを吸収するこのずれより大きい高さ
を有し、分割排気管8を囲み、この分割排気管8が挿入
される内径を有する円筒体24を設ける。この円筒体2
4は、分割排気管8を囲む円筒21と、この円筒の一方
の端面に分割排気管8が挿入される内径を有するリング
板22とから構成される。
【0021】一方、分割排気管9の管端に、円筒体24
を載置でき、かつ分割排気管8と9との据付時生じる管
軸の垂直方向のずれ及びねじれを吸収して分割排気管8
が挿入された円筒体24が面することのできる大きさの
リング板25を分割排気管9の管端の管口を囲んで溶接
により取付ける。このような構成により、排気管を所定
の据付位置に据付けるとき、図4に示す排気管5の調整
部10に相当する箇所において、接続すべき分割排気管
8に円筒体24を挿入した後、円筒体24を分割排気管
9に取付けられたリング板25に載置し、円筒体24の
リング板22と分割排気管8とを溶接箇所26にて、一
方円筒体24の円筒20と分割排気管9に取付けられた
リング板25とを溶接箇所27にてすみ肉溶接により接
合する。
【0022】このようにすることにより、排気管の据付
時、製作したままの分割排気管8と9との据付時生じる
管軸方向の接続に不足するずれは接合する円筒体24と
分割排気管8とにより、並びに管軸の垂直方向のずれ及
びねじれは接合する円筒体24と分割排気管9とにより
吸収されるので、製作したままの分割排気管8とリング
板25を取付けた分割排気管9とは円筒体24を介して
排気管5を形成して所定の据付位置に据付けることがで
きる。
【0023】なお、本実施例では円筒体24は分割排気
管8が挿入され、一方、リング板25は分割排気管9に
取付けているが、円筒体は分割排気管9が挿入され、リ
ング板は分割排気管8に取付けても前述と同じ効果が得
られる。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば前述の構成により、請求項1では接続すべき分
割排気管の製作したままのいずれか一方の管端に円筒体
を取付けた第1の分割排気管と他方の第2の分割排気管
とを所定の据付位置に配し、円筒体と第2の分割排気管
とを溶接により接合するので、接続すべき第1と第2の
分割排気管の据付時生じる管軸方向のずれがあってもこ
のずれを吸収して、製作したままの円筒体を取付けた第
1の分割排気管と第2の分割排気管とにより排気管を所
定の据付位置に据付けることができる。
【0025】また、請求項2では接続すべき分割排気管
の製作したままのいずれか一方の管端にリング板を取付
けた第1の分割排気管と他方の第2の分割排気管とを所
定の据付位置に配し、第2の分割排気管をリング板に溶
接により接合するので、接続すべき第1と第2の分割排
気管の据付時生じる管軸に垂直方向のずれ及びねじれが
あってもこれらを吸収して、製作したままのリング板を
取付けた第1の分割排気管と第2の分割排気管とにより
排気管を所定の据付位置に据付けることができる。
【0026】また、請求項3では接続すべき分割排気管
のいずれか一方の第1の分割排気管が挿入される円筒体
を設け、製作したままの第1の分割排気管と他方のリン
グ板を取付けた第2の分割排気管とを所定の据付位置に
配し、第1の分割排気管に挿入された円筒体を、第2の
分割排気管に取付けたリング板に載せ、円筒体と第1の
分割排気管、並びにリング板と円筒体とを溶接により接
合するので、接続すべき第1と第2の分割排気管の据付
時生じる管軸方向のずれ、並びに管軸の垂直方向のずれ
及びねじれがあってもこれらを吸収して、製作したまま
の第1の分割排気管とリング板を取付けた第2の分割排
気管と円筒体とにより排気管を所定の据付位置に据付け
ることができる。
【0027】上記の各手段による排気管の据付により、
従来のような仮組み,仮組み後の取外し,調整しろの調
整加工等の工程をなくすことができるので、大幅なコス
トダウンを達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施例による分割排気管を
接続して排気管を据付けるときの分割排気管の接続部の
部分断面図
【図2】本発明の請求項2の実施例による分割排気管を
接続して排気管を据付けるときの分割排気管の接続部の
部分断面図
【図3】本発明の請求項3の実施例による分割排気管を
接続して排気管を据付けるときの分割排気管の接続部の
部分断面図
【図4】排気管を据付けた蒸気タービン設備の側面図
【図5】図4の排気管における分割排気管の接続部の部
分断面図
【符号の説明】
5 排気管 8 分割排気管 9 分割排気管 13 円筒体 18 リング板 24 円筒体 25 リング板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸気タービンから排出される蒸気をタービ
    ン外部に排出する排気管を、この排気管を分割した分割
    排気管を溶接により接合して所定の据付位置に据付ける
    蒸気タービンの排気管において、据付のために接続すべ
    き分割排気管のいずれか一方の第1の分割排気管の管端
    に、この管端の管口を囲み、他方の第2の分割排気管と
    第1の分割排気管との接続に不足する据付時に生じる管
    軸方向のずれを吸収するこのずれより大きい高さを有す
    るとともに、第2の分割排気管を挿入できる円筒体を溶
    接により取付け、排気管の所定の据付位置に据付時、第
    2の分割排気管を円筒体に挿入し、円筒体と第2の分割
    排気管とを溶接により接合して排気管を据付けることを
    特徴とする蒸気タービンの排気管。
  2. 【請求項2】蒸気タービンから排出される蒸気をタービ
    ン外部に排出する排気管を、この排気管を分割した分割
    排気管を溶接により接合して所定の据付位置に据付ける
    蒸気タービンの排気管において、据付のために接続すべ
    き分割排気管のいずれか一方の第1の分割排気管の管端
    に、この管端の管口を囲み、他方の第2の分割排気管と
    第1の分割排気管との据付時生じる管軸に垂直方向のず
    れ及びねじれを吸収して第2の分割排気管の管端が面す
    るリング板を溶接により取付け、排気管の所定の据付位
    置に据付時、リング板と第2の分割排気管とを溶接によ
    り接合して排気管を据付けることを特徴とする蒸気ター
    ビンの排気管。
  3. 【請求項3】蒸気タービンから排出される蒸気をタービ
    ン外部に排出する排気管を、この排気管を分割した分割
    排気管を溶接により接合して所定の据付位置に据付ける
    蒸気タービンの排気管において、据付のために接続すべ
    き分割排気管のいずれか一方の第1の分割排気管が挿入
    され、他方の第2の分割排気管と第1の分割排気管との
    接続に不足する据付時生じる管軸方向のずれを吸収する
    このずれより大きい高さを有する円筒体を設け、さらに
    第1と第2の分割排気管の据付時生じる管軸の垂直方向
    のずれ及びねじれを吸収して第1の分割排気管が挿入さ
    れた前記円筒体が面するリング板を第2の分割排気管の
    管端に、この管端の管口を囲んで溶接により取付け、排
    気管の所定の据付位置に据付時、第1の分割排気管に前
    記円筒体を挿入し、円筒体をリング板に載置して第1の
    分割排気管と円筒体、並びに円筒体とリング板を溶接に
    より接合して排気管を据付けることを特徴とする蒸気タ
    ービンの排気管。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013256914A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービンおよびガスタービンエンジン
JP2014152734A (ja) * 2013-02-12 2014-08-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン
JP2017048797A (ja) * 2016-12-07 2017-03-09 三菱重工航空エンジン株式会社 タービンおよびガスタービンエンジン

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