JPH0135503Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135503Y2 JPH0135503Y2 JP18536983U JP18536983U JPH0135503Y2 JP H0135503 Y2 JPH0135503 Y2 JP H0135503Y2 JP 18536983 U JP18536983 U JP 18536983U JP 18536983 U JP18536983 U JP 18536983U JP H0135503 Y2 JPH0135503 Y2 JP H0135503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bent
- electrical equipment
- side plate
- air outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 12
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電気機器内部の発熱体を冷却する冷
却風の排出口と、この電気機器を人手により運搬
移動する際の取つ手とを兼用せしめるとともに、
構造上の強度を、簡単な構成で安価に得ることの
できるようにした電気機器用筐体に関する。
却風の排出口と、この電気機器を人手により運搬
移動する際の取つ手とを兼用せしめるとともに、
構造上の強度を、簡単な構成で安価に得ることの
できるようにした電気機器用筐体に関する。
従来、斯種の電気機器用筐体は、第1図あるい
は第2図に示すように、一枚板の筐体側板1上部
に冷却風排出口2を設けただけのものが一般的で
あつた。そして当該電気機器を運搬移動するため
の取つ手は別途設けるか、あるいは図に示すよう
に冷却風排出口2の内周に当該電気機器を手で持
ち上げる際の安全のために保護用ゴム3を設けな
ければならず、取つ手を別途に設けた場合は加工
に手間がかかつてコスト高となり、保護用ゴム3
を設ける場合もこの保護用ゴム3の取り付けに手
間とコストがかかり、また一枚板の筐体側板1で
あるため強度的な問題や、保護用ゴム3の外れた
りする問題があつた。さらに、筐体上板4も一枚
板であるので、取付用のビス5も多数用いなくて
はならないという問題もあつた。
は第2図に示すように、一枚板の筐体側板1上部
に冷却風排出口2を設けただけのものが一般的で
あつた。そして当該電気機器を運搬移動するため
の取つ手は別途設けるか、あるいは図に示すよう
に冷却風排出口2の内周に当該電気機器を手で持
ち上げる際の安全のために保護用ゴム3を設けな
ければならず、取つ手を別途に設けた場合は加工
に手間がかかつてコスト高となり、保護用ゴム3
を設ける場合もこの保護用ゴム3の取り付けに手
間とコストがかかり、また一枚板の筐体側板1で
あるため強度的な問題や、保護用ゴム3の外れた
りする問題があつた。さらに、筐体上板4も一枚
板であるので、取付用のビス5も多数用いなくて
はならないという問題もあつた。
本考案は以上のような欠点に鑑みてなされたも
ので、以下第3図〜第6図に基づいて詳細に説明
する。
ので、以下第3図〜第6図に基づいて詳細に説明
する。
第3図、第4図は本考案の電気機器用筐体の実
施例を示し、第3図は本考案要部の組立前の状
態、第4図は本考案の組立後の筐体全体を示して
おり、6はコの字形の切欠部7を設けた電気機器
用筐体の側板でその上両端部をL字形に折り曲げ
て幅がtの折り曲げ部8を設けてある。9は両端
部10を折り曲げた当該電気機器用筐体の上板
で、該両端部10を除く他の端部下面に、第5図
に示すVの字形に曲げて構成された補強板11を
その耳部12と上板9をスポツト溶接等の手段に
て固着してある。前記両端部10と前記補強板1
1とは幅がtの2つの間隙部13を有し、前記側
板6の2つの折り曲げ部8がこの2つの間隙部1
3に嵌合し、嵌合した後、2つの折り曲げ部8と
上板9とを接触させ、この接触部にてビス止め等
の手段により固着させる。第6図は前記折り曲げ
部8が上板9に固着された場合の第4図における
A方向より見た場合の断面を示しており、ビス5
による固着状態が示されており、前記の切欠部7
は冷却風排出口14を形成する。そしてこの冷却
風排出口14は、冷却風の排出口としてのみなら
ず、この冷却風排出口14から手を入れ、補強板
11に手をかければ当該電気機器を持ち上げるこ
とができ、補強板11はVの字形に曲げて構成さ
れているため保護用ゴム等を別途使用しなくても
安全で強度的にも十分であり、かつまた折り曲げ
部8と上板9との接触部でのビス止めのみで十分
使用に耐えるものである。
施例を示し、第3図は本考案要部の組立前の状
態、第4図は本考案の組立後の筐体全体を示して
おり、6はコの字形の切欠部7を設けた電気機器
用筐体の側板でその上両端部をL字形に折り曲げ
て幅がtの折り曲げ部8を設けてある。9は両端
部10を折り曲げた当該電気機器用筐体の上板
で、該両端部10を除く他の端部下面に、第5図
に示すVの字形に曲げて構成された補強板11を
その耳部12と上板9をスポツト溶接等の手段に
て固着してある。前記両端部10と前記補強板1
1とは幅がtの2つの間隙部13を有し、前記側
板6の2つの折り曲げ部8がこの2つの間隙部1
3に嵌合し、嵌合した後、2つの折り曲げ部8と
上板9とを接触させ、この接触部にてビス止め等
の手段により固着させる。第6図は前記折り曲げ
部8が上板9に固着された場合の第4図における
A方向より見た場合の断面を示しており、ビス5
による固着状態が示されており、前記の切欠部7
は冷却風排出口14を形成する。そしてこの冷却
風排出口14は、冷却風の排出口としてのみなら
ず、この冷却風排出口14から手を入れ、補強板
11に手をかければ当該電気機器を持ち上げるこ
とができ、補強板11はVの字形に曲げて構成さ
れているため保護用ゴム等を別途使用しなくても
安全で強度的にも十分であり、かつまた折り曲げ
部8と上板9との接触部でのビス止めのみで十分
使用に耐えるものである。
而して本考案による電気機器用筐体によれば電
気機器内部の発熱体を冷却する冷却風の排出口
と、この電気機器を人手により運搬移動する際の
取つ手とを兼用せしめるとともに、構造上の強度
を、簡単で安価に得ることができ、上板取り付け
用ビスも少なくて済むので製造上のコストも少な
くて済む効果がある。
気機器内部の発熱体を冷却する冷却風の排出口
と、この電気機器を人手により運搬移動する際の
取つ手とを兼用せしめるとともに、構造上の強度
を、簡単で安価に得ることができ、上板取り付け
用ビスも少なくて済むので製造上のコストも少な
くて済む効果がある。
第1図、第2図は従来の電気機器用筐体の構造
を示し、第3図は本考案の電気機器用筐体の実施
例の要部を示す図、第4図は本考案の電気機器用
筐体の全体を示す実施例を示す図、第5図は補強
板の構造を示す図、第6図は本考案の電気機器用
筐体の冷却風の排出口を兼ねた取つ手の構造を示
す横断面図である。 5……取付用ビス、6……側板、8……折り曲
げ部、9……上板、11……補強板、12……耳
部、14……冷却風排出口。
を示し、第3図は本考案の電気機器用筐体の実施
例の要部を示す図、第4図は本考案の電気機器用
筐体の全体を示す実施例を示す図、第5図は補強
板の構造を示す図、第6図は本考案の電気機器用
筐体の冷却風の排出口を兼ねた取つ手の構造を示
す横断面図である。 5……取付用ビス、6……側板、8……折り曲
げ部、9……上板、11……補強板、12……耳
部、14……冷却風排出口。
Claims (1)
- 上両端部にL字形に折り曲げて形成した所定の
幅の2つの折り曲げ部と該折り曲げ部の間に設け
られたコの字形の切欠部とを有する側板と、折り
曲げた両端部を除く他の端部下面にVの字形の補
強板を固着された上板とを個別に製作し、前記上
板の両端部と補強板との間の2つの間隙部に、前
記側板の2つの折り曲げ部を嵌合するとともに前
記側板の2つの折り曲げ部を前記上板に固着させ
て一体に組み立てるようになしたる電気機器用筐
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18536983U JPS6090882U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 電気機器用筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18536983U JPS6090882U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 電気機器用筐体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6090882U JPS6090882U (ja) | 1985-06-21 |
JPH0135503Y2 true JPH0135503Y2 (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=30400677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18536983U Granted JPS6090882U (ja) | 1983-11-29 | 1983-11-29 | 電気機器用筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6090882U (ja) |
-
1983
- 1983-11-29 JP JP18536983U patent/JPS6090882U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6090882U (ja) | 1985-06-21 |
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