JPH0557405U - 油圧ホース用クランプ装置 - Google Patents

油圧ホース用クランプ装置

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Publication number
JPH0557405U
JPH0557405U JP24092U JP24092U JPH0557405U JP H0557405 U JPH0557405 U JP H0557405U JP 24092 U JP24092 U JP 24092U JP 24092 U JP24092 U JP 24092U JP H0557405 U JPH0557405 U JP H0557405U
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JP
Japan
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flexible band
hydraulic
band
hose
hydraulic hose
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Pending
Application number
JP24092U
Other languages
English (en)
Inventor
賢吉 富本
安二郎 角谷
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、油圧ホースをリフトシリンダ等の
油圧シリンダに沿わせて支持するためのクランプ装置に
関し、その目的は、ホース本数の変更等の設計変更に容
易に対応することのできるクランプ装置を提供すること
にある。 【構成】 本考案によるクランプ装置(20)は、一端部
から一定の長さにわたり外面に鋸歯状の突起(23)が形
成され他端部に前記突起と係合する爪を有する可撓性バ
ンド(22)と、このバンドが嵌挿される貫通孔(30)を
両端部部分(31)に有し、その貫通孔に嵌挿されたバン
ドの外面との間に油圧ホース(27)を支持するための空
間部を形成する断面略U字状のホース支持部材(28)と
から成り、バンドを油圧シリンダに巻き付けた場合に、
バンドの前記一端部が前記他端部側の外面に段差なく接
するようにしたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、フォークリフトのリフトシリンダ等に油圧ホースを支持するための クランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的なフォークリフトにおいては、リフトシリンダに対して作動油を油圧ホ ースを介して給排することによりピストンロッドを上下させ、それによりリフト ブラケットに取り付けられたフォーク等のアタッチメントを昇降させるようにな っている。また、ロールクランプ等のアタッチメントは油圧駆動されるが、その ための作動油も油圧ホースにより給排される。
【0003】 これらの油圧ホースは、図4に示すように、金属製のクランプバンド1により リフトシリンダ2に沿って支持されるのが一般的である。このクランプバンド1 は、支持すべき油圧ホース3の径及びその取付位置に対応した形状に予め曲げ加 工されており、取付時には、各油圧ホース3を所定の位置に配置した後、油圧ホ ース3及びリフトシリンダ2を囲む形でこのクランプバンド1を配置し、両端の 立上り部4をボルト5とナット6で締結することとしている。
【0004】 また、従来の油圧ホース用クランプ装置としては、図5及び図6に示すような ものもある。このクランプ装置は、樹脂製の可撓性バンド7の内側にホース支持 部材8を嵌め、この可撓性バンド7をリフトシリンダ2に巻き付けることにより ホース支持部材8とリフトシリンダ2との間で油圧ホース3を挟持する構成とな っている(実開昭51−36759号)。可撓性バンド7は、図6に示すように 、その内面に鋸歯状の突起9を有し、且つ、一端にこれらの突起9と係合する爪 10を有しており、爪10と突起9の係合によって締付け状態が保たれる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、図4に示すクランプバンド1は、その立上り部4がリフトシリ ンダ2の径方向に突出しているため、マスト装置の構成要素が干渉する可能性が あった。また、クランプバンド1の形状によりリフトシリンダ2の径や、油圧ホ ース3の径、本数及び取付位置等が定まるため、汎用性に乏しく、ホース本数等 に変更がある場合には別のクランプバンドを作らなくてはならなかった。更に、 ボルト締めには手間がかかり、振動等によりボルト5やナット6が脱落する可能 性もある。
【0006】 一方、図5及び図6に示すクランプ装置においては、リフトシリンダ2の径や 油圧ホース3の本数等に拘わらず自由なレイアウトで多種の油圧ホースをリフト シリンダ2に支持させることができるが、ホース本数が多くなること等を考慮す ると、十分に長い可撓性バンド7を用意しておく必要がある。しかし、かかる場 合、通常のフォークリフトではバンド7の先端が長く余るため、この余り部11 を切断するという余計な手間を要し、見栄えも良くなかった。また、可撓性バン ド7を強く締め付けると、油圧ホース3がリフトシリンダ2に押し付けられて変 形する場合もある。
【0007】 従って、本考案の目的は、前述した従来構成における課題を解決することので きる油圧ホース用クランプ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案による油圧ホース用のクランプ装置は、リ フトシリンダ等の油圧シリンダに巻き付けられる可撓性バンドであって、一端部 から一定の長さにわたり外面に鋸歯状の突起が形成され他端部に前記突起と係合 する爪を有する前記可撓性バンドと、この可撓性バンドが嵌挿される貫通孔を両 端部に有し、その貫通孔に嵌挿された可撓性バンドの外面との間に油圧ホースを 支持するための空間部を形成する断面略U字状のホース支持部材とから成り、更 に、可撓性バンドを油圧シリンダに巻き付けた場合に、可撓性バンドの前記一端 部が他端部側の外面に殆ど段差なく接するようにしたことを特徴としている。
【0009】
【作用】
上記構成によれば、油圧ホースは可撓性バンドの外側にて支持されるため、油 圧ホースの本数や径の大きさによってはバンドの長さは左右されない。
【0010】 また、油圧ホースは、可撓性バンドに取り付けられたホース支持部材により支 持される。よって、多種のホース支持部材を予め用意しておけば、油圧ホースの 変更や追加等にも迅速に対応することが可能となる。
【0011】 更に、可撓性バンドのいわゆる余り部は、他端側の外面に滑らかに接する。
【0012】
【実施例】
以下、図面と共に本考案によるクランプ装置の好適な実施例について詳細に説 明する。尚、このクランプ装置はフォークリフトのリフトシリンダのみならず、 他の産業車両の油圧シリンダにも適用可能である。
【0013】 図1に示すように、本考案のクランプ装置20は、リフトシリンダ等の油圧シ リンダ21の周囲に巻き付けられる樹脂等から作られた可撓性バンド22を有し ている。この可撓性バンド22の外面には、図2に明示するように、複数の鋸歯 状の突起23がその先端部から一定の長さにわたり形成されている。また、可撓 性バンド22の末端部には、バンド22を環状にして保持するための締結部24 が設けられており、この締結部24の貫通孔25に可撓性バンド22の先端部が 挿入される。この貫通孔25の内面であって、可撓性バンド22の突起23に対 向する側には、突起23と係合する少なくとも1つの爪(図示実施例では3つ) 26が設けられている。この爪26と突起23との係合関係は、図から理解され る通り、可撓性バンド22の挿入は許容するが、引抜きは不可能とする関係とさ れている。また、貫通孔25は可撓性バンド22の外面と平行に延びているため 、可撓性バンド22の先端部を挿入すると、その先端部側は可撓性バンド22の 末端部側の外面に接した状態で延びる。本考案によれば、可撓性バンド22の先 端部の肉厚は先端ほど小さくされているため、その先端と可撓性バンド22の末 端部側の外面との間の段差は極めて小さいものとなる。尚、図のような形で可撓 性バンド22の先端部が末端部側に重なり合うためには、可撓性バンド22が自 然状態で丸くくるまるように成形しておくと良い。
【0014】 また、本考案によるクランプ装置20は、油圧ホース27を囲んで支持するホ ース支持部材28を有している。このホース支持部材28は、図3に明示するよ うに、水平断面が略U字状であり、油圧ホース27を囲むベンド部分29と、可 撓性バンド22が通される貫通孔30を有する端部部分31とから構成されてい る。このホース支持部材28も樹脂から作られ可撓性であるのが好ましく、端部 部分31間に油圧ホース27を押し込むことで、ベンド部分29内の空間部に油 圧ホース27を収めることができる。
【0015】 このような構成において、径の異なる4本の油圧ホース27a,27b,27 c,27dを油圧シリンダ21に取り付ける手順について説明する。
【0016】 まず、各油圧ホース27a〜27dの径に対応したホース支持部材28a,2 8b,28c,28dを用意し、油圧ホース27a〜27dに嵌合する。次いで 、各ホース支持部材28a〜28dの両端部部分31の端面が油圧シリンダ21 の外面に接するよう、各ホース支持部材28a〜28dの向きを整える。この後 、可撓性バンド22の先端部をホース支持部材28a〜28dの端部部分31の 貫通孔30に順次通していき、油圧シリンダ21を一周させ、可撓性バンド22 の末端部の締結部24の貫通孔25に先端部を通す。可撓性バンド22は先端部 ほど肉厚が薄くされているので、貫通孔25,30への挿入は容易に行うことが できる。可撓性バンド22の先端部を引っ張ると、締結部24の爪26と突起2 3との係合により後退することがないので、可撓性バンド22はそれ自体の弾性 力と相俟って油圧シリンダ21にきつく締め付けられる。この結果として、ホー ス支持部材28a〜28dの端部部分31の端面は油圧シリンダ21の外面に押 し付けられた状態で保持され、油圧ホース27a〜27dは可撓性バンド22の 外側で油圧シリンダ21とほぼ平行状態で支持されることになる。このようにし て油圧ホース27a〜27dの取付作業が完了するが、締結部24から突出した 可撓性バンド22の余り部32は他端側に重なり合い、段差も生じないので、こ の余り部32を切断処理する必要がない。
【0017】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案によれば、突起と爪を有する可撓性バンドを 用いているので、ボルト締め等の手間がかからず、取付けが簡単である。
【0018】 また、油圧ホースは可撓性バンドの外側に配置されるため、油圧ホースの本数 や径の大きさによってバンドの長さが変わることがない。よって、可撓性バンド の長さは取り付けられる油圧シリンダの径のみを考慮した長さを有すれば十分で あり、過度に長い余り部は生じない。しかも、この余り部は可撓性バンドの他端 部側の外面に重なり合った状態で延びるため、余り部を切断する必要がなく、見 栄えも良くなる。また、バンドの長さに変動なく、且つ、余り部を切断処理する 必要がないことから、油圧ホースの追加等の際に可撓性バンドを交換する必要も 生じない。
【0019】 更に、油圧ホースには可撓性バンドによる締付力が作用しないので、油圧ホー スが変形するということがなく、油圧機器の性能を損なうことがない。
【0020】 また、多種のホース支持部材を予め用意しておけば、油圧ホースの変更や追加 等にも迅速に対処可能となり、有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるクランプ装置が取り付けられた油
圧シリンダの断面図である。
【図2】図1のクランプ装置における可撓性バンドの締
結部を拡大して示す部分断面図である。
【図3】図1のクランプ装置におけるホース支持部材の
斜視図である。
【図4】従来のクランプバンドを示す図1と同様な断面
図である。
【図5】従来のクランプ装置を示す斜視図である。
【図6】図5のクランプ装置を示す図1と同様な断面図
である。
【符号の説明】
20 クランプ装置 21 油圧シリンダ 22 可撓性バンド 23 突起 24 締結部 25 貫通孔 26 爪 27 油圧ホース 28 ホース支持部材 29 ベンド部分 30 貫通孔 31 端部部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業車両における油圧シリンダに沿って
    油圧ホースを支持するための油圧ホース用クランプ装置
    において、 前記油圧シリンダに巻き付けられる可撓性バンドであっ
    て、一端部から一定の長さにわたり外面に鋸歯状の突起
    が形成され他端部に前記突起と係合する爪を有する前記
    可撓性バンドと、 前記可撓性バンドが嵌挿される貫通孔を両端部に有し、
    前記貫通孔に嵌挿された前記可撓性バンドの外面との間
    に前記油圧ホースを支持するための空間部を形成する断
    面略U字状のホース支持部材と、 から成り、前記可撓性バンドを前記油圧シリンダに巻き
    付けた場合に、前記可撓性バンドの前記一端部が前記他
    端部側の外面に段差なく接するようにしたことを特徴と
    する、油圧ホース用クランプ装置。
JP24092U 1992-01-08 1992-01-08 油圧ホース用クランプ装置 Pending JPH0557405U (ja)

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JPH0557405U true JPH0557405U (ja) 1993-07-30

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ID=11468446

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JP24092U Pending JPH0557405U (ja) 1992-01-08 1992-01-08 油圧ホース用クランプ装置

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JP (1) JPH0557405U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009127835A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Mirai Ind Co Ltd 継手への二重管の接続構造及び継手
KR20170126720A (ko) * 2016-05-10 2017-11-20 대구가톨릭대학교산학협력단 진동 에너지 수확 장치의 배관 고정을 위한 구조물 및 그 고정 방법

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