JPH06500241A - 本縫いミシンの下糸の貯蔵量を監視する装置 - Google Patents

本縫いミシンの下糸の貯蔵量を監視する装置

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JPH06500241A JP3511858A JP51185891A JPH06500241A JP H06500241 A JPH06500241 A JP H06500241A JP 3511858 A JP3511858 A JP 3511858A JP 51185891 A JP51185891 A JP 51185891A JP H06500241 A JPH06500241 A JP H06500241A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 二重本縫いミシンの下糸の貯蔵量を監視する装置この発明は、請求の範囲第1項 および第10項の前段に規定する下糸の貯蔵量を監視する装置に関する。
請求の範囲第1項の構成を有する糸監視装置は、ドイツ公開特許第362563 0A1号明細書により公知である。この公知の監視装置は、実質上検知ユニット 、データ処理ユニットおよび信号装置で構成されている。この検知ユニットには 、光源、例えば光送信器、および光受信器、例えば光電検出器がある。光源から 出射した光ビームは下糸を入れるために設けたボビンの方に指向している。この ボビンは回転する本縫いシャトルのボビンカプセル、ボビンケースの上部部品と も言われる、の中に保管されている。この場合、前記光ビームはボビンカプセル の中にある開口を通過して、前フランジの外面に出る。その場合、外面には光を 吸収する黒いマークと光を反射する白いマークが付けである。前記ボビンはある 時間間隔内に短時間回転運動を行う。この時間間隔内では、本縫いを形成するた めに必要な量の糸がボビンにある下糸の貯蔵量から引き出される。ボビンが上記 の回転運動を行うとき、検知ユニットは交互に替わる黒と白のマークを走査し、 電気パルスが発生する。これ等のパルスはデータ処理装置と信号装置に導入され る。
こうして、ボビンにある下糸の貯蔵量を監視する。この監視は、ボビンの回転や 実際の下糸の貯蔵量に適当な推測を与えることのできる、常時切り替わる反射条 件を評価することに基づいている。ボビンに未だ残っている糸が所定の量に達す ると、信号装置が目視できたり、音響で判る警報信号を出力する。
更に、フランス公開特許第2600085号明細書によれば、ボビンのフランジ を走査できる反射面を設けていることも知られている。反射面を光電的に走査す ると、パルスが発生し、このパルスがボビン上にある下糸の貯蔵量の目安を表す 。
そこに提唱されている解決策には、下糸の貯蔵量を規定するデータに対して記憶 能力が具備されていないので、そのボビンを送りシャトルから取り出し、ミシン から場所的に切り離すと、下糸の貯蔵量を表すボビン固有なデータが喪失する。
二の刊行物から、縫製で知られているように、ボビンに糸を巻き付ける時、ボビ ンのフランジの外面のマークに関するパルス検知が行われているが、この刊行物 から、検出したパルスとこのボビンの幾何学データによってボビンの実際の装填 量をめることが可能となる示唆を読み取ることできない。
それ故、この発明の課題は、下糸の貯蔵量を監視する冒頭に述べた種類の装置を 更に改良し、下糸の貯蔵量を監視し、縫い付けに準備されている下糸のボビンの 実際の糸の貯蔵量に関する情報をどんな時点でも、またどんな任意の充填量でも 呼び出せる方法を提供することにある。
上記の課題の解決は、下糸の貯蔵量を監視する冒頭に述べた種類の装置の場合、 請求の範囲第1項または第10項の特徴部分、つまり後段に示す構成によって行 われている。
上記の解決は、この発明による方法の場合、請求の範囲第12項の特徴部分、つ まり後段に示す構成によって行われている。
この発明による装置を用いると、下糸のボビンのその時の糸の貯蔵量が充填量に 関して、および、場合によっては、巻き付けた縫製糸の性質に関してどんな時点 でも一一杯のボビンから空のボビンまで一育利な方法で呼び出すことができる。
何故なら、充填量のどんな変化でも情報担体と称する記憶器に書き込まれている からである。
請求の範囲第1項の構成によれば、情報担体を装備しているボビンを互いに独立 しているミシン、つまりミシンの各シャトルに装填することができる。
請求の範囲第6項および第7項の構成によれば、糸の貯蔵量を規定するデータの 読取と書込は二重本縫いシャトルの直ぐ近くで行われることが判る。
請求の範rM第8項の構成によれば、ミシンから離して配設された読取・書込ス テーションを設け、このステーションが下糸の貯蔵量を決めるデータの読取や書 込をミシンから空間的に離して実行する。
上記の課題の他の解決策は、請求の範囲第10項の構成によって実現する。この 解決策はボビンの特に簡単で低価格の構造と、簡単に組み込めるセンサとで優れ ている。従って、ミシンの下糸の貯蔵量を監視する価格的に好ましく、動作に信 頼性のある装置が得られる。
請求の範囲第1項による下糸の貯蔵量を監視する装置の合理的で更に有利な構成 は従属請求項(請求項2〜9)に、また請求の範囲第1O項による下糸の貯蔵量 を監視する装置の合理的で更に有利な構成は従属請求項11に記載されている。
この発明による方法によって、裁縫者が連続的に充填量Fとボビンにある残りの 糸の長さし、を目視できる表示部によって有利に知ることができ、殆ど空のボビ ンが所定の許容しきい値に達したら、下糸のボビンが直ぐ空になると言う状況に 関する音響や光信号を発する。
請求の範囲第12項によるこの発明の方法の合理的で他の有利な構成は、従属請 求項13〜18に記載されている。
多くの実施例を第1図から第13図に基づき説明する。ここで、第1図、ミシン に組み込んだ下糸の貯蔵量を監視する装置を装備しているミシンの単純化された 正面図、 第2図、 回転する本縫いのボビンと下糸のボビンを監視するためにある旋回可 能な読取・書込ヘッドに対する単純化された斜視図、第3図、 下糸のボビンに 設けた同心状の磁気トラックとして構成されている情報担体を有する下糸のボビ ンの正面図、第4図、 下糸のボビンに設けたセクター状の磁気トラックとして 構成されている情報担体を有する下糸のボビンの正面図、第5図、 下糸のボビ ンに設けた梁状の磁気トラックとして構成されている情報担体を有する下糸のボ ビンの正面図、 第6図、 独立した読取・書込ステーションと協働するミシンの単純化された正 面図、 第7図、 巻き付けや巻き取り時にボビンに設けた情報担体を走査することを説 明するこの発明による装置のブロック回路図、第8図、 従属請求項10による 他の解決策のブロック回路図、第9図、 他の解決策用のボビンのフランジの平 面図、第10図、この方法を実行するのに必要な部品の単純化された斜視図、第 11図、下糸のボビンを巻き付けるための単純化された巻き付は装置、第12図 、巻き付は装置の単純化された平面図、第13図、拡大した断面図で示すボビン の側面図、を示す。
第1図には、通常のミシン1が示しである。このミシンは実質上アーム2と台板 3で構成されていて、両者は公知の方法で互いに固定連結されている。アーム2 の前方には、アームヘッド4がある。この中に周知のように上下運動する針棒5 がある。二〇針棒はアーム2の中で何箇所かに支承されているアーム軸6によっ て駆動され、アーム2から右に突き出たアーム軸の端部には手廻しハンドル6a がある。アーム軸6は周知のように第1図から第6図に単に暗示的に示す牽引手 段、例えばVベルトを介してミシン駆動モータ7によって駆動される。台板3の 下には、特に水平に支承されたシャトル軸8がある。この軸はアーム軸6から公 知の方法で出る、ここに図示していないタイミングベルトを介して駆動される。
この発明による装置は垂直に保持されたシャトル軸を有するシャトルにも及ぶこ とは当然であり、この構成は図示していない。シャトル軸8の左端には、回転す る二重本縫いのシャトル9が固定されている。このシャトルは周知のように回転 できないボビンケースの下部部品10.この下部部品の周囲に回転可能に支承さ れたシャトル本体11.ボビンケースの上部部品12(これを時折ボビンカプセ ルとも言う)およびこの上部部品に支承されたボビン13で構成されている。こ のボビンは、ボビンケースの上部部品12と共に、ボビンケースの下部部品10 に挿入した後、そこにある心出し捧14に回転可能に支承される。ボビンケース の下部部品lOは心出し捧14を担持しているので、この心出し棒がボビンケー スの下部部品10の構成要素となっている。ボビンケースの上部部品12にある 鉤状部材15は、前に説明したボビンケースの上部部品12の装填時に周知のよ うにボビンケースの下部品lOの切欠16に嵌まる。ボビンケースの下部品l。
中のボビンケースの上部部品12の位置は、旋回可能で移動可能な蓋17によっ て保持されている。この蓋は周知のように心出し捧14の前にある溝18に嵌ま る。
ボビン13には前フランジ19と後フランジ20がある。両方のフランジは第2 図のボス21を介して互いに連結している。フランジ19の外面には情報担体2 2が設けである。この担体は、公知の方法で磁気トラックとしての被膜状の材料 (第3図と第4図を参照)、あるいは磁気ストライブ(第5図を参照)で構成さ れている。後者は磁気カードの製造にも使用されるより厚い葉状の材料で作製さ れる。上に述べた薄膜状あるいは葉状の材料で作製された情報担体22は適当な 接着剤でフランジ19の外面に固定され、好ましくは、情報担体がフランジ19 の外面から突出しないように固定される。従って、第5図から厚い材料で作製さ れる磁気ストライブが、フランジ19の外面に僅かな深さで付けた溝23によっ て保持されている。
ここでは図示しない他の実施例では、情報担体22が送受信装置によって具体化 され、この装置はハイブリッド回路で構成されている。上記の送受信装置は、ボ ビン13のフランジ19または20に樹脂被覆で固定されている比較的平坦なプ ロセスセンサで構成されている。このプロセスセンサの近くのフランジ19また は200対向面には、当該フランジ19.20に同じように樹脂被覆で連結する 非常に平坦なボビンが設けである。このボビンの近くに配設さてた固設磁石によ ってエネルギの伝達が行われる。このエネルギ伝達によって、前記プロセスセン サが作動する。上に述べた情報担体22を前フランジ19または後フランジ20 (第2図を参照)に選択的に取り付けることによって、情報担体22の走査用の センサが一第2図に示すように−シャトル9の前か、あるいは−ここでは図示し ない−シャトルの後に配設される。
フランジ19の外面には、第3図により他のマーク25も付けである。このマー クは周囲に対して対照的に、例えば接着された、好ましくは幾分深く配設された カラー窓の形状にした暗い斑点として構成されている。
第6図に示す実施例では、手回しハンドル6aの端面に他のマーク25aが付け である。
水平に支承されているシャトル軸8に特徴のある実施例の場合では(第2図を参 照)、ボビンケースの上部品12の端面に第2図の開口26が設けである。この 開口はマーク25やtfjfil担体22の妨害されない走査を可能にする。上 に述べた走査は、第1図と第2図に示す実施例で実質上第一読取・書込ヘッド2 7と第二読取・書込ヘッド27′から成るセンサ装置によって可能になる。後者 のヘッドはアーム2に固定されているが、読取・書込ヘッド27は揺動アーム2 9に固定されている。この揺動アームは台板3に支承されているビン3oの周り に揺動可能に支承されている。揺動アーム29には、第2図にただ暗示的に示す 周知のボールリンク結合体31を介してフレームに固定された移動体33のピス トン連接棒32に嵌まる。後者の移動体は、例えば簡単な動作の圧搾空気シリン ダによって具体化される。この圧搾空気シリンダには、時々市販の三方電磁弁3 4によって外部空気源35から出る圧搾空気が印加する。この印加の時点と期間 は制御部36によって指定される。揺動アーム29には、一端を台板3に固定連 結する引張バネ37も付けである。突き出るピストン連接棒32によって、揺動 アーム29は第1図と第2図に示す台板3に支承されている調節可能なストッパ ー38に達するまで水平移動する。従って、この調節可能なストッパー38によ って読取・書込ヘッド27とシャトル9の端面42の間を最小の隙間にできる。
そのため、シャトル9を取り巻く針糸のループが妨害されることなく通ることが 保証される。
第1図と第6図に示すように、アーム2には周知のように空のボビン13′に縫 い糸を巻き付ける巻付装置39がある。この巻付装置39は、例えばポール摩擦 歯車を介してアーム軸6によって駆動される。
当然、空のボビン+3’への(縫い糸を巻き付ける)巻き付けはミシン1とは無 関係の独立したステーションでも行える。
上に述べた制御部36には、特に第一計数・読取ユニット52と第二計数・読取 ユニット53が設けである。当然、両方の計数・読取ユニット52.53を互い に場所的に分離して、−第1図と第7図に示すように一共通の制御部36の中に 入れないこともできる。計数・読取ユニット52は導線so、siを介して読取 °書込ヘッド27′に接続している。計数・読取ユニット53は導線54.55 を介して読取・書込ヘッド27に接続している。
第6図には、この発明の他の実施例が示しである。この実施例は、ボビン13の 情報担体22にあるデータを読み取ったり、ボビン13の瞬時の糸の貯蔵量を実 際に規定する情報担体22中のデータを書き込むために、ミシンlから分離して いる読取・書込ステーション40が設けである。巻付装置39にあるボビン13 ′の情報担体22を走査することに関しては、第6図に示す実施例によりアーム 2に書込ヘッド28が固定されている。このヘッドはフレームに固定された他の 読取ヘッド49と協働する。この読取ヘッドは第6図によりアーム軸6に連結す る手回しハンドル6aに設けであるマーク25aを検出する。読取・書込ステー ション40には、ここでは図示していないボビン13の収納部の外に、固定され た読取・書込ヘッド27′と制御部41がある。後者の制御部には、第一計数・ 読取ユニット43と第二計数・読取ユニット44がある。導線45.46を介し て、書込ヘッド28と読取ヘッド49は第一計数・読取ユニット43に接続して いる。導線47.48を介して、読取・書込ヘッド27′は第6図の第二計数・ 書込ユニット44に接続している。当然、両方の計数・書込ユニット43,44 を場所的に離して、−第6図に示すように一共通の制御部41に組み入れないこ とも可能である。
第1図および第7図のブロック回路図に示す実施例に関して、最後に説明した第 6図に示す実施例が以下の点で異なる。即ち、巻付装置39に装填されたボビン 13′はその情報担体22に関して書込ヘッド28によって書込される。その場 合、他の読取ヘッド49は手回しハンドル6aと一緒に回転するマーク25aを 走査してボビン13′の回転数を検出する。従って、このボビン13’の回転数 はボビン13にある糸の貯蔵量に対する目安となる。書込ヘッド28から出力し たパルスは導線46を介して第一計数・読取ユニット43に入力する。読取ヘッ ド49から出力したパルスは他の導線45を経由して同じように計数・読取ユニ ット43に入力する(第6図を参照)。
第1図ないしは第6図に示す前記の実施例では、情報担体22が一方でボビン1 3の実際の糸の貯蔵量に関するデータを受け取るか出力するために、また他方で ボビン13の各回転を検出できるようにするのに使用される。これには、情報担 体22が第4図と第5図により構成される。上記の目的は、他の構成のボビンI 3でも達成できる。このボビンは第3図により情報担体22の外に、付加的なマ ーク25を有する。後者のマークは第1図と第6〜8図に示してない個別読取ヘ ッドによって走査される。
以下では、この発明による装置の動作様式を第1. 6および7図に示す下記の ような解決策に関して説明する。
11図に示す実施例に関連する第7図のブロック回路図では、ボビン13′に矢 印56が付けである。この矢印によってボビン13’の巻き付け、つまりこのボ ビンの巻は過程が暗示されている。これに反して、第7図にはボビン13の他の 場所に矢印57が付けである。この矢印によってボビンの巻き外し、つまり縫製 中の過程が暗示されている。空のボビン13’から始めて、先ずボビン13’へ の縫い糸の貯蔵量を与える巻付過程が行われる。ボビン13’が回転するため、 読取・書込ヘッド27′の傍を回転する情報担体22の検出が行われるので、ボ ビン13’が回転する毎に、導線51を経由して1個のパルスが計数・書込ユニ ット52に出力される。巻付過程が終わると、計数・書込ユニット52はボビン 13’のその時の縫い糸の貯蔵量の目安を表すパルスの和を保有する。これに続 いて、導線50を経由して上記和を読取・書込ヘッド27′に伝送することが行 われる。その結果、上記和を情報担体22に記憶することが行われる。今まで説 明した過程は、ミシンlの巻き取り装置39または独立したステーションでボビ ン13′に巻き付けるまで行われる。全部巻き付けたボビン、あるいは一部巻き 付けたボビン13をミシンlのシャトル9に入れた後、読取・書込ヘッド27を 介して情報担体22に保管した和を読み取り、導線55を介して計数・書込ユニ ット53に出力する。縫い付けの間、ボビン13は下糸を引き出すことによって 回転し、情報担体22が読取・書込ヘッド27のところを通過する毎に、つまり ボビン13の回転毎に、1個のパルスを検出し、同様に導線55を経由して計数 ・読取ユニット53に出力される。縫い付けの間にボビン130回転を検出した パルスは縫い糸の消費の目安を表す。
計数・書込ユニット53では、最後に述べた和のパルスをカウントダウンする。
前記パルスは直前に行う縫製過程の前のボビン13の縫い糸の貯蔵量に対応し、 −既に述べたように−縫い付は過程の初めで、計数・書込ユニット53に書き込 んだものである。ボビン13の縫い糸の貯蔵量に対応する初めに検出した和と、 縫い糸の消費に相当するパルスとからの結果が零値あるいは一定の残量値になる と、直ちに計数・書込ユニット53が出力導線58を介して1個の信号を出力す る。この信号は、周知の方法によりここでは図示していない信号装置によって縫 い糸の消費を表示するために使用される。同時に、この信号は情報担体22に実 際の値を書き込むために使用される。この実際の値は上記ボビンにその都度残っ ている縫い糸の貯蔵量を表す。これには、計数・書込ユニット53が実際の値を 導線54を介して読取・書込ヘッド27に供給する。
以後の縫製過程で、他の色の縫い糸で縫う場合には、ボビン13.75の交換力 坏可欠である。交換の前には、付属する情報担体22,68の交換すべきボビン 13.75の実際の縫い糸の貯蔵量が前記方法で書き込まれる。即ち、前記ボビ ン13.75の情報担体22.68は各時点でこのボビン13またはボビン75 の実際の充填量に関する表示を出力する。
情報担体22の実施例(第3〜5因に示す構成、あるいはハイブリッド回路に組 み入れた送受信装置による情報担体22の構成を参照)に応じて、和を情報担体 22に書き込むことあるいは情報担体から読み出すことが、読取・書込ヘッド2 7に対する情報担体の相対運動時に、あるいは静止時では読取・書込ヘッド27 に対する情報担体22の対応位置に応じて行われる。
第6図に示す実施例に相当するこの発明の動作様式は、以下の点で前に説明した 第1図と第7図に示した実施例とは異なる。即ち、1、)ボビン13の情報担体 22はミシン1から離れて配置されている読取・書込ステーション40中で走査 される。
2、)巻付装置39に巻き付けため使用されるボビン13’は、その情報担体2 2に関して書込ヘッド28によって、第6図でパルス発生器として働(他の読取 ヘッド49と協働して走査される。当然、第6図の実施例では、書込ヘッド28 と読取ヘッド49の外に、第1図に示す読取・書込ヘッド27′ も使用できる 。
他の全ての利益では、第6図の実施例の動作様式は第1図および第7図の実施例 の動作様式に似ているので、ここでは、第6図の実施例による動作様式の説明は これ以上しない。
課題の他の解決策は以下にその構造に関して他の第8図と第9図を参照して説明 する。
第1図に示すミシン1は、巻付装置のところに読取・書込ヘッド27′の代わり に読取ヘッド60が、またシャトル9のところに読取・書込ヘッド27の代わり に読取ヘッド61が装備しである。制御部36の内部には、計数・書込ユニット 62と制御部63がある。制御部36は導線64を介して読取ヘッド6oに、ま た導線65を介して読取ヘッド61に接続している。更に、制御部63は回路技 術的に接続導線66を経由して、また計数・書込ユニット62は接続導線67を 経由して情報担体68に接続している。この情報担体は外部部品、つまり個別部 品として設けてあり、例えば磁化可能なストライブまたは揮発性の記憶部品を有 する。情報担体68には、個別記憶セルがある。これ等のセルは第8図に模式的 に69.70.71として示しである。情報担体22の全ての記憶セルはそれぞ れアドレス・フィールド72とデータフィールド73とに分割され、これは例え ば第8図で記憶セルフ0のところに示しである。更に判るように、アドレスフィ ールド72は数31を有し、データフィールド73は数2604を有する。第8 図の図面によれば、記憶セル69は詳しく示していないデータフィールドに数0 を有し、記憶セルフ1は詳しく示していないデータフィールドに数733を有す る。
最後に、計数・書込ユニット62は、詳しく示していない信号装置、例えば表示 光源への接続部を形成する出力導線74を装備している。
この解決策では、その構造で基本的には従来のボビンに相当するボビン75が使 用される。更に、ボビン75がフランジの外面に符号77を備えている。この符 号は各個別ボビンの個別番号に相当する。この構成によって、使用している多数 のボビン75から個別ボビンの各々を識別することができる。
第9図によれば、符号77は幅の広い一本の線78と細い多数の線79で構成さ れている。線78と79の構成によって、種々のパルス幅が生じる。これ等のパ ルス幅を制御部36が互いに比較するので、幅の広い線が符号77の始まりとし て確実に認識される。第9図の図面による符号77は、一方で符号77が読取ヘ ッド60と61の一方の符号を通過してボビン75の各回転を確実に計数するこ とが、また他方で各個別ボビンを確実に識別することが可能になるように構成さ れる。
ボビンを符号化することは、空のフィールド80が円形リング面81の上に符号 アルゴリズムにより適当にフェルトペンで黒くされていることによって行われて いる。従って、追加供給されたニュートラルのボビンに符号化を行ったり符号を 付けることが簡単である。
ボビンに情報を付けることは、符号化に加えて、ボビンの各回転を計数するため に設けた固有の読取ヘッドと一緒に使用されるマークを付けて達成されることも 考えられる。
以下に、この発明による装置の動作様式が第8図と第9図に示す解決策に関して 下記のように説明される。即ち、 第7図による解決策の動作様式の前記説明の場合と同じように、第8図でも矢印 56.57を付けた模式図を使用する。空のボビン75から出発して、先ず縫い 糸の貯蔵量をボビン75に与えるため、巻付装置39に巻付過程が行われる(第 1図または第7図を参照)。ボビン75が回転するため、符号77はボビンが回 転する毎に一回読取ヘッド60のところを通過する。
−回目の通過後に既に、ボビン75を特徴付ける数を指定するパルス列が導線6 4を介して制御部36に出力される。制御部36の制御部品は符号77に付属す る情報担体68の一つの記憶セルを呼ぶ。このセルは例えば記憶セル69であっ てもよい。第8図の図面によれば、記憶セル69には詳しく示していないデータ フィールド73に数Oが占めている。次の巻付過程では、ボビン750回転毎に 読取ヘッド60によってボビン75を指定するパルス列が導線64を介して制御 部36に出力される。その場合、計数・書込ユニット62が計数過程としてこの 回転の各々を検出する。巻付過程は最後に通常の方法で機械的な手段によって終 わる。その結果、ボビン75はlOOパーセントの充填量を有する。この時点で 得られた計数器62の計数状態は、導線67を経由して先に選択された記憶セル 69のデータフィールドに伝送され、情報担体68に記憶される。前記の方法で は、種々のボビン75が、例えば異なった色、しかも異なった充填量の縫い糸で 巻付される。従って、情報担体68にはこれに応じてデータは付属する記憶セル 69または70または71に保管される。
縫い付は過程では、ミシンlの操作員がこれ等の巻付されらボビンの一つをシャ トル9に装填するので、その後、本来の縫い付は過程が始まる。符号77が読取 ヘッド61を最初に通過すると、ボビン75の数を特徴付けるパルス列が導線6 5を経由して制御部36に出力される。制御部品63では、最初に再び当該ボビ ンの数に相当する記憶セルの選択が行われる。この記憶セルは第8図で記憶セル フ1である。この記憶セルフ1の選択後に、制御部36は接続導線67を経由し てデータフィールドに保管された値の内容に関する情報を受け取る。この値はこ こでは値733である。縫い付けの間にボビン75が更に回転する毎に、他のパ ルス列が導線65を経由して計数・読取ユニット62に出力される。このユニッ トは再び計数過程を実行するので、縫い付は過程に必要な縫い糸の消費に相当す る数を積算する状態にある。縫い糸の消費に相当する数が問い掛けた記憶セルの データフィールドにある数(第8図では数733として示しである)に一致する と、直ちに計数器が出力導線74を介して信号を出力する。この信号出力は個々 に図示していない信号装置の応答の外に、停止過程を導線59(第1図と第6図 を参照)を介してミシン1に導入し、動作しているデータフィールドに新し情報 の入力を書き込むために使用される。上に説明した例では、ボビン75の縫い糸 の貯蔵量が値Oに達するので、応答するデータフィールドに値00Å力が行われ る。
最後に説明した縫い付は過程は、ボビンが必要になる色の交換によって成る残り の縫い糸の値、つまり成る縫い糸の貯蔵量を有する方法でも行われる。この場合 でも、計数・書込ユニット62が接続導線67を経由して付属するデータフィー ルドにボビン75に残っている縫い糸の貯蔵量に相当する差値を出力する。この 差値はボビンに初めあった縫い糸の貯蔵量と縫い糸の消費の差から形成される。
二の発明による方法に関して以下の説明が当てはまる。即ち、第10図に示す分 解図式に示す本縫いミシンlのシャトル9は、ボビンケース上部部品12.ボビ ン13とボビンケース下部部品10で構成されている。ボビン13の前フランジ 19の外面の上に、それ自体公知の明暗セクター状のマーク25が付けである。
このマークをセンサ85が検出する。そのため、ボビンケース上部部品12には 、開口26がある。この開口を通してセンサ85−好ましくは光反射結合器−か ら送られ、フランジ19によって反射された光ビームが出る。
こうして、巻付時のボビン13の回転運動によって、縫い付は時のボビンの部分 的な回転によるように、ボビン13にある下糸の巻数、従ってボビン13の充填 量Fを表すパルスが発生する。これ等のパルスは接続導線86を介して少なくと も一個の計数器87に導入される。この計数器はこの場合可逆計数器として設計 されている。しかし、二つまたはそれ以上の独立した計数器87’、87’を使 用すると合理的である。何故なら、通常何時も縫い付けの間に巻付が行われ、た だ−個の計数器を使用する場合でもパルスが相互に乱れるか、あるいは待ち時間 が生じるからである。
回転するボビン13のパルス発生用のマーク25として、−個の貫通穴あるいは 、好ましくは同じ間隔の多数の貫通穴をフランジ19に付けると非常に効果的で ある。何故なら、このマークは比較的粗い縫い付は運転時に非常に鈍感であるか らである。前記貫通穴は穴としてフランジ19に形成すると有利である。この構 成は既に長く−例えば直線ボビンの重さを低減するため一使用されているから、 ここでは図面に示すことを省略した。パルス発生時に精度を高めるため、フラン ジ19に多数の貫通穴を、あるいはフランジ19の外面に多数の明暗のセクター を配設すると有利である。
実際の縫い付は運転では、必ず多数のボビンあるいは多少溝たされたボビン13 が使用される。これ等のボビンは問題とする縫い付は過程で交互に使用される。
取り違えを排除するため、ボビン13は目視できる符号で、あるいは機械的に読 取できる符号でマークする必要がある。この目視できる符号には、人間の目のカ ラーの色合いの差が利用される。その場合、各ボビンは少な(ともフランジ19 ゜20で外面に、−アルミニウムボビンの場合公知のアルマイト法によって一層 なった色を付けられている。その場合、一般に16〜32種の異なった色調で充 分である。
第12図には、それ自体公知の巻付装置が平面図にして示しである。この場合、 モータ88て駆動されるプーリー89は受け入れ軸90を育する。この受け入れ 軸は空のビボン13を受け入れる。この空のボビンには、外部スプール91から 引き出された縫い糸を巻き付ける。縫い糸は糸の通し穴93と力に応じて動作す る円板93によって案内され、最後に公知の方法でボビンのボス95の周りに巻 く付く。この場合、先ず若干の巻数をボビン13が止まった時に手で巻きつける と効果的である。
フランジ19の外面に設けたマーク25あるいはフランジ19に設けた穴は、第 二センサ96によって検出され、導線97を介して計数器87に導入される(第 12図を参照)。その場合、−前に述べたように−このセンサ96に第二計数器 87″が付属していると、非常に都合が良い。巻き初めから巻付過程の終わりま でに行われるボビン13の回転は、こうしてセンサ96によって監視され、その 時に発生するパルスはボビン13を満たした場合、計数器87.87’によって 最大パルス数Z、1.まで計数される。Z3.8を正確にめるには、当然巻層が 規則正しく重なり、最後の巻層ができる限りボビンフランジ19.20の外径に 揃って終わる確実な巻付過程が前提となる。
縫い付けでは、−既に上で説明したように一ボビン13から糸を引き出すことに よって生じるこのボビンの回転がセンサ85によって検出され、この縫い付は過 程の最後で計数器87.87’の計数によってパルス数Z38.がまる。このパ ルス数は縫い付は時のボビン13の糸の消費を表し、残りの糸のコイル98の直 径り、に関連している。計数器87あるいは87’、87′は導線99を介して 計算ユニット100に接続し、パルス数Zsm、とZ l m lが計算ユニッ ト100に入力される。このユニットには、キーボード101および表示部10 2も付属している。ボビン13の主要幾何学データ、つまりボビンのボス95の 外径りと直径dをキーボード101で入力し、パルス数Z11.とZ l *  +を読み取ると、計算ユニット100では、更に下で説明するアルゴリズムによ りボビン13の実際の充填量Fが算出され、表示部102に表示される。
導線103を介して、計算ユニット100は最終的にミシンlの制御部104に 動作連結している。
この発明による方法の経過を以下で説明する。即ち、第11図と第12図に示す 巻付装置で空のボビン13に巻付を行う場合、センサ96がボビン13の回転運 動の間にマーク25の通過を検出し、計数器87゜87”中でカウントアツプ計 数によってパルス数Zwaヨをめる。縫い付は時には、ボビン13の時折の回転 運動をセンサ85によって監視し、計数器87,87′ではカウントダウン計数 によってパルス数Z1mlをめる。計数ユニット100に読み込んだパルス数Z 11.とZ I m lを引き算して、縫い付は過程の後に未だ残っているボビ ン13にある縫い糸の貯蔵量を表すパルス数Zつがまる。ボビン13の充填量F をめることは、パラメータLaw * ZIg+ r Dとdを計算に入れて行 われる。そのようなアルゴリズムになるには、以下の配慮が行われて充填量Fは 関係式 によって与えられる。ここでLjlはボビン13にあり、その時のコイル直径り 。
によって決まる糸の長さを表す。巻付過程の間に一層のコイルを巻き付けるとそ の都度−個のパルスがセンサ96から発生すると仮定すれば、第13図に示した 規則正しく充填されたボビン13の最大パルス数2□8が以下の仮定でまる。
即ち、 一ボビンの内幅すが10ミリメータに等しく、−最大コイル直径りが22ミリメ ータに等しく、−ボスの直径dが8ミリメータに等しく、−一層の糸の太さく直 径)Sが0.5ミリメータに等しい。
これ等の仮定の下で、第13図に示すボビンには一層に20のコイルが生じる。
何故なら、lOミリメータに等しい輻すを0.5 ミリメータに等しい太さSで 割ると、コイル数20が得られるからである。規則正しく巻き付けた場合、層の 数は14になる。何故なら、22ミリメータに等しいDと8ミリメータに等し等 しいdの和の半分が7ミリメータになり、この値では0.5ミリメータに等しい 糸の太さSが14層現れるからである。巻き終わったボビン13には、280コ イルがあり、前に行った仮定ではパルス数2.、、が280に等しくなる。
全く一般的に、この場合、Z、0、を関係式、−d から導ける。従って、Z、、wは 実際に非常にしばしば出くわす撚り糸に対して、縫い糸の太さは関係式によッテ 計算される。コノ式は専門誌“Vision und [dentifikat ion Magazin”。
第2巻、第1号、第29頁、1988年に記載されている。大きく膨らんだ糸あ るいは被覆された縫い糸では、上に述べた理論直径Sが未だ圧縮係数に90.8 9によって影響を受ける。以下で導(アルゴリズムに対して、糸の太さSとボビ ン13の内幅すは寄与しない。何故なら、これ等の量は計算技術上の簡略化によ って落とせるからである。この主張は実際の充填車Fをめることが必ず同じボビ ン13にのみ関連していることによる。
ボビン13に巻き付け、確実に充填された糸のコイルの最大長さLsamは、コ イルを付けた時に「N個のパルス」が発生したら、Zl、8をNで割算する必要 がある。
ボビン13に残っている縫い糸の長さをり、とすれば、これに関連するボビンの 実際の充填車Fは、 となり、これから簡略化を行い関係式、が得られる。
最後の二つの式から量Gつを消去するため、充填車Fを他の関係式から導く。
この関係式は以下の考察に基づく。即ち、糸の長さLea、は寸法り、dとbを 有する円筒状で円管状の糸のループと見なせ、糸のループが体積V、、8を占め るとする。
残りの糸の長し、は寸法D’、dとbを有する他の糸のループと見なせ、このル ープが体積V、を占めるとする。
従って、充填車Fは関係式、 から計算することもできる。
である。代数的に単純化してこれから、V、=D−−d” となる。更に、 簡単化を行うと、これから、 V、、、=D” −d” 充填車Fを記載する等式の二つの辺を等しくすると、あるいは他の書き方で、 となる。簡単化すると、 となるか、あるいは分解して、 更に簡略化すると、最後の関係式から、この公式を上に導いた関係式、 に代入すると、最後に、 が得られる。
この公式から判ることは、計算ユニットlOOで充填度Fを連続的にめるため、 以下のパラメータのみ必要である。即ち、−巻き付けの時に検出され、最大値記 憶器に保管されたパルス数Z@*R+−縫い付は過程の終わりで糸の消費とボビ ン13に未だある残りの糸の長さも示す、縫い付けの間に連続して検出されるパ ルス数Zlsl+−ミシン固有で一定値であるので、計算ユニット100に一回 だけ書き込む必要のある幾何学データDとdo 充填度を自動的に計算した結果は、下記のためにミシン1の制御部104に導入 される。即ち、 一ボビンを即座に交換することを知らせるため、−後続する操作、例えば糸の切 断、足踏みで空気を送る等を行うため、−ミシンを止めるため、 一計算ユニット100に関連してセンサ85を他の動作モード−例えば糸の限界 監視としてのモード−に切り換えるため、従って、糸の切れ目によってパルスが 生じないことをボビンの終わりから区別するため、である。
充填度Fを表示部102に出力する外に、残りの糸の長さし、を表示することも できる。この長さは、−巻き巻きつける時にボビン13から「N個のパルス」が 出ると言う仮定の下に、公式 に基づき計算ユニット100によって計算される。
国際調査報告 フロントページの続き (81)指定間 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、 SE)、JP、  US (72)発明者 ベックマン・ラインハルトドイツ連邦共和国、デー−8751 ハイムブッヒエンタール、ハウプトストラーセ、151ア−

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.−シャトル(9)、 −シャトルに貯蔵量る糸を収納し、シャトル(9)の中に回転可能に支承されて いるボビン(13)、 −ボビン(13)のフランジ(19)の外に設けてある少なくとも一つのマーク 、 一縫い付け過程の間に前記マークを検出する一個のセンサを保有するセンサ装置 、 −前記センサ装置に接続し、シャトルに蓄えた糸の消費があると、一個のパルス を出力する制御部(36,41)、を備えた二重本縫いミシンのシャトルの糸の 貯蔵量を監視する装置において、前記マークをボビン(13)に固定した情報担 体(22)として構成し、この情報担体が実際のシャトルの糸の貯蔵量を定める データを保有することを特徴とする装置。
  2. 2.情報担体(22)はセクター状あるいは短形状の磁気ストライプとして構成 されていることを特徴とする請求の範囲第1項の装置。
  3. 3.情報担体(22)はボビン(13)の中心に対して同心状に延びるリング状 の磁気トラックとして構成され、ボビン(13)には下糸の貯蔵量に影響する巻 数を計数できるマーク(25)が付けてあることを特徴とする請求の範囲第1項 の装置。
  4. 4.マーク(25)はフランジ(19)の外面に対して、および情報担体(22 )に対して際立っていることを特徴とする請求の範囲第3項の装置。
  5. 5.情報担体(22)は送受信装置から成るハイブリッド回路として構成されて いることを特徴とする請求の範囲第1項の装置。
  6. 6.センサ装置は、実質上第一センサとして台板(3)のところで揺動可能に支 承され、ボビン(13)の情報担体(22)の方を指向する読取・書込ヘッド( 27)と、第二センサとしてミシン(1)の巻付装置(39)に装填された他の ボビン(13′)の情報担体(22)を指向する他の読取・書込ヘッド(27′ )とを保有することを特徴とする請求の範囲第1項の装置。
  7. 7.読取・書込ヘッド(27)は移動体(33)によって情報担体(22)の方 に揺動できるので、シャトル(9)の周りを廻る針糸の紐がシャトル(9)の端 面(42)と読取・書込ヘッド(27)との間を妨害されることなく通ることを 特徴とする請求の範囲第6項の装置。
  8. 8.センサ装置は、実質上独立した読取・書込ステーション(40)中にあり、 ボビン(13)の情報担体(22)の方を指向し、第一センサとして慟く読取・ 書込ヘッド(27′)と、ミシン(1)の巻付装置(39)中に装填された他の ボビン(13′)の情報担体(22)の方を指向する第二センサとして働く他の 読取・書込ヘッド(28)とを保有することを特徴とする請求の範囲第1項の装 置。
  9. 9.センサ装置は、実質上、 −独立した読取・書込ステーション(40)中にあり、ボビン(13)の情報担 体(22)の方を指向し、第一センサとして働く読取・書込ヘッド(27′)と 、 −ボビン(13′)の情報担体(22)の方を指向し、第二センサとして働く書 込ヘッド(28)と、 −手回しハンドル(6a)のマーク(25a)の方を指向し、第三センサとして 働き、書込ヘッド(28)と協働する読取ヘッド(49)と、を保有することを 特徴とする請求の範囲第1項の装置。
  10. 10.−シャトル(9)と、 −下糸の貯蔵量を収納し、シャトル(9)に装填されているボビン(75)と、 −ボビン(75)のフランジ(76)の外部に設けた少なくとも一つのマークと 、 −縫い付け過程の間にマークを検出するセンサ装置と、−前記センサ装置に結合 し、下糸の貯蔵量を消費した場合に信号を出力する制御部(36)と、 を備えた二重本縫いミシンの下糸の貯蔵量を監視する装置において、−マークが ボビン(75)を識別するための符号(77)を有し、−センサ装置に付属し符 号(77)を識別する少なくとも1つのセンサと、−多数の記憶セル(69,7 0,71)を有する外部情報担体(68)を備え、その場合、記憶セルが当該ボ ビン(75)の符号(77)の保管と、実際の下糸の貯蔵量を規定するデータを 可能にし、−制御部(36)にある計数・書込ユニット(62)が情報担体(6 8)に接続し、 ていることを特徴とする装置。
  11. 11.−センサ装置は、実質上シャトル(9)に装填されたボビン(75)の符 号(77)を指向する第一センサとして働く読取ヘッド(61)と、巻付装置( 39)にあるボビン(75)の符号を指向する、第二センサとして働く他の読取 ヘッド(60)とを備え、 −計数・書込ユニット(62)は縫い付け時に第−読取ヘッド(61)と、巻付 時に第二読取ヘッド(60)に動作接続する、ことを特徴とする請求の範囲第1 0項の装置。
  12. 12.巻付時にシャトル(9)内にあるボビン(13)の外面に設けたマークを 検出して、ボビン(13)の回転運動によるパルスがセンサ(96)によって検 出され、少なくとも1個の計数器(87)に入力され、その場合更に縫い付け過 程の間にパルスがボビン(13)の時折の回転運動によって他のセンサ(85) によって検出され、少なくとも1個の計数器(87)に出力される、二重本縫い ミシンの下糸の貯蔵量を監視する方法において、一ボビン(13)の識別がボビ ン(13)のところのフランジ(19)の外面にあるマークによって行われ、 −ボビン(13)のフランジ(19)の外面が他のマーク(25)を保有し、こ のマークが第−センサ(96)によって巻付時にボビン(13)の充填度Fに影 響を与えるパルスとして検出され、計数器(87,87′)によってパルス数Z maxまでアップカウントされ、−マーク(25)が縫い付けの間に下糸の消費 に影響を与えるパルスとして第二センサ(85)によって検出され、パルス数Z istまで計数器(87,87′)にダウンカウントされ、 −計算ユニット(100)に付属するキーボード(101)を介してボビン(1 3)の直径Dやボビンのボス(95)の直径dが入力され、−計算ユニット(1 00)でZmaxとZistを引き算してボビン(13)の実際の充填度Fに影 響を与えるパルス数ZRが計算され、−計算ユニット(100)に付属する表示 部(102)上にパルス数Zmaxと付属する糸の長さLmaxおよびパルス数 Zistと縫い付け過程の終わりのパルス数ZRおよびこの時点で未だボビン( 13)にある残りの糸の長さLRが表示される、 ことを特徴とする方法。
  13. 13.センサ(85,96)によって検出されたパルスは可逆計数器として構成 された計数器(87)か、あるいは各センサ(85,96)に対して分離した二 つの計数器(87′,87′′)に導入され、これ等の計数器の内、センサ(9 6)と協働する計数器(87′′)がアップ計数器として、またセンサ(85) と協働する計数器(87′)がダウン計数器として動作することを特徴とする請 求の範囲第12項の方法。
  14. 14.異なったボビン(13)を識別するために設けたマークは目視可能なある いは機械的に読取可能な特徴によって計数器(87,87′,87′′)あるい は計数値(パルス数Z)に紛れることなく対応していることを特徴とする請求の 範囲第12項の方法。
  15. 15.センサ(85)が計数器(87,87′)に作用する場合、スタート信号 、ストップ信号あるいは糸切れ信号も発生し、パルスが発生しない場合、計数器 (87,87′)に信号が出力されることを特徴とする請求の範囲第12項の方 法。
  16. 16.ボビンの幾何学データD,dを入力し、パルス数ZmaxおよびZ■を計 算ユニット(100)に読み取った後、この計算ユニットの中で充填度Fが公式 、 ▲数式、化学式、表等があります▼ に従って連続的に計算され、表示部(102)に表示され、この値がスタート操 作、ボビンの交換操作あるいは乱れ操作を準備するために機械の制御部(104 )に導入されることを特徴とする請求の範囲第12項の方法。
  17. 17.充填長さLmaxの公式に応じて、糸の太さsおよび/またはステッチの 間隔および/または布地の厚さを入力または計算し、センサ(85)によって検 出されたパルスを計算ユニット(100)を介して導入した場合、絶えず未だ縫 い付けるべき区間を計算し、表示部(102)に表示することを特徴とする請求 の範囲第16項の方法。
  18. 18.縫い付け長さをキーボード(101)に自動あるいは手動入力することに よって、計算ユニット(100)は縫い付けの長さを未だ縫い付けるか否かを計 算することを特徴とする請求の範囲第16項の方法。
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