JPS60500562A - ボビン終了検出器と検出器組込みボビン交換機構 - Google Patents

ボビン終了検出器と検出器組込みボビン交換機構

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JPS60500562A
JPS60500562A JP59500941A JP50094184A JPS60500562A JP S60500562 A JPS60500562 A JP S60500562A JP 59500941 A JP59500941 A JP 59500941A JP 50094184 A JP50094184 A JP 50094184A JP S60500562 A JPS60500562 A JP S60500562A
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    • D05B59/00Applications of bobbin-winding or -changing devices; Indicating or control devices associated therewith
    • D05B59/02Devices for determining or indicating the length of thread still on the bobbin

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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ボビン終了検出器と検出器組込みボビン交換機構本発明は本縫いミシン用ボビン の終了検出器と、この終了検出器を組込んだ自動ボビン交換機構に係る。
本募いミシン、特に工業用ミシンにボビン終了検出器を備えて、ボビン糸を実質 的に使い尽くした時これを検出するようにすることは周知である。この状態を検 出すると、縫い作業を止めてボビンを交換するようにとの信号がオはレータに対 し与えられる。もしくはこの信号を、ボビンの巻き直し機構の動作を開始するの に使用することもできる。これまでに提案された終了検出器は、手作業lこよる ボビン交換のミシンに使用するためのもので、光線がボビン直径の減少に応答す るという形をとるセンサを含むものである。この型式の終了検出器は、例えば米 国特許第4,212,257号、第4,178,866号および第4.163, 158号に開示されている。先に提案されたこのセンサには高い感度が備わって おらず、ボビン糸が消耗する時点を正確に決定することはできない。そのため、 これまでに提案されたセンサでは、ボビンにまだ相当の長さの糸が残っていても 実行を引起こすことがあり得る。
この残留糸は、再巻き付けしたボビンを継続して使う際に問題を生じがちである ため、ボビンを巻直す前に残った糸を手で取除くのが普通である。このことは糸 の無駄使いというだけでなく、能率の低下にもつながる。もしこの終了検出器を 、自動ボビン巻直し機構に組入れたとしたら、ボビンから残留糸を除去すること は通常不可能であるため、その後の機械操作に支障をきたすことになろう。
従って、手動式ボビン交換用ミシンと、自動式ボビン交換および/また(よ巻直 し用設備のあるミシンとの両方に使用できる、ボビンの空になる時点を正確に決 定できる終了検出器に対する要望が存在するのである。
本→いミシンのボビンを、ミシンのかま内部の元の位置においたまま巻直しする 機構も提案されている。このことは、ボビンの巻直し中はミシンが運転できない ことを意味しており、この種の機構は工業用ミシンに使用することを主眼として いるが、自動ボビン巻直しから得られる利益は機械の休止時間で相殺されてしま う。米国特許第4,216,733号の開示しているのはこのような機構である 。
そこで、ミシンにかなりの休止時間を生じることなく、自動的にボビン交換およ び巻直しをできる機構が要求される。巻直しされるボビンに糸が残留しているこ とから生じる問題を回避するため、ボビンが空2こなってからしかボビン交換お よび巻直しサイクルが開始されないように、ボビンが空になる時点を正確に決定 する終了検出器がこの機構に含まれることも必要である。最後に、その終了検出 器は、がまの領域という非常に限られたス(−スで有効に作動し得るようなもの でなければならない。
本発明によれば、本憂いミシンのボビンが空になる時を感知する終了検出器が提 供され、その検出器はボビンから延びる糸と契合可能でありボビン糸の引張りに 応答して糸の引張りにおける損失の結果として移動する糸契合手段と、エネルギ ービームを送るための手段と、工オルギービームを受けるための手段と、前記糸 契合手段に応答しかつ糸の引張り損失の結果糸契合手段が移動するのと同時に前 記エネルギービームの経路に関して移動可能であり、そうすることで前記ビーム に干渉する手段とから成り、前記ビーム受信手段は前記ビーム干渉に応答して終 了状態を示す信号を与える。
さらに本発明によれば、本縫いミシンのボビンを自動的に交換および巻直しする ための機構が提供される。この機構はボビン糸の引張りに応答してミシンのがま 内の作動位置にあるボビンが窒になる時を感知するための手段と、前記感知手段 に応答してがまから空ボビンを取出すと共Zこ、続いてがま内に予め巻いておい たボビンを挿入してミシンが縫い作業を再開できるようにするための手段と、ミ シンの運転中に空ボビンを巻直すための手段とから成り、後者の空ボビンは巻直 しが終わると、次のボビン交換サイクルにおいてカマ内部に挿入できる状態とな っている。
さらに本発明によれば、本縫いミシンの空ボビンを交換するための機構が提供さ れ、前記機構はミシンのかまから空ボビンを除去してがまの中に予め巻いたボビ ンを挿入するためのボビン交換装置と、ミシンのがま内部lこある作動ボビンの 糸が空になったことを感知するための終了検出器とから成り、前記検出器はボビ ンから延びる糸と契合可能でありかつボビン糸の引張りに応答して糸の引張り損 失の結果移動する糸契合手段と、エネルギービームを送信するための手段と、エ ネルギービームを受信するための手段と、糸契合手段に連係されており糸の引張 り力亡失の結果糸契合手段が移動するのと同時に前記エネルギービームの経路に 関して移動可能であり、そうすることで、前記ビームの経路を変更する手段とか ら成っており、前記ビーム受信手段はこのようなビーム経路の変更に応答してボ ビン交換装置の動作を開始する。
望ましくは、エネルギビームがボビンの中空巻心すなわち芯部を通ってかまの反 射面に送られて、これに反射して再びボビン芯部を通って受信手段へと進むよう ?こするのが良く、またビーム1経路変更手段は反射面を露出あるいは遮蔽する べく移動可能なシャッタを含んでいるのが良い。
糸契合手段とシャッタは、がま内部に装着された静止基部に装着されるのが望ま しく、ボビンはその基部上に着脱可能に装着される。
エネルギービームは光線であることが望ましい。
次に本発明の実施態様2こついて、添付図面を参照しながら、非制限的な例とし て説明することにする。
まず、ボビン交換および巻つけ機構の構造と動作に関する一般的説明を述べる。
機構のいろいろな成分についての詳細な説明は後述する。この機構は、揺動送り 歯シャフトやボビンを当該がま内部に支持してかま軸により駆動されるかまなど の、従来の成分を有する従来型の工業用本縫いミシンに組入れられる。
本発明の機構は、1対のボビンホルダを含む回転式タレットを支持するキャリジ から成る。ボビンホルダは、ミシンのかま軸の軸と平行であるタレットの回転軸 の相対する側に配置される。タレットは1800 のステップで割出しされて、 ボビンホルダの各々を順番にかま軸上のかよ、従ってそのかまシこ支持されてい るボビンと整列するように配置することができる。キャリジ1才空気圧シリンダ ?こより往復運動式に駆動されて、後方位置と前方位置との間でかま軸の軸に平 行な軸に沿って運動する。
後方位置ではボビンホルダがかまから離れ、また前方位置ではかまと整列されて いるボビンホルダがか才に隣接する位置に来て、がまの空ボビンをピックアップ するか、あるいはかまの中にいっばい1こ巻いたボビンを置く。他方のボビンホ ルダは糸巻付は装置と軸方向整夕1ルている。
がま内のボビンの状態は、ボビン糸の引張りに応答する終了検出器により感知さ れる。糸の引張りは、ちょうどボビンから糸がきれた時に降下するため、この引 張力の損失を用いて交換および巻付は機構の動作を誘発するのである。この段階 lこおいて、キャリジはその後方位置にあり、タレット上のボビンホルダの一方 ががまと整夕1ルてその後空ボビンをピックアップする一方、他方のボビンホル ダはいっばいに巻付けたボビンを支持する。ボビン糸の引張りの亡失を示す信号 を受けると同時に、ミシンは自動的に停止し、キャリジがその前方位置に進んで 、第1ボビンホルダを空ボビンに向ける。次にキャリジが後退させられるため、 第1ボビンホルダは空ボビンを引抜く。キャリジがその後方位1置tこある時、 タレットは1800割出しされて、第2ボビンホルダを巻付けしたボビンと共に 、空のかまと整列して差し出す。次にキャリジが再び前進し、巻付けしたボビン がかまに差し出される。巻付けしたボビンが定位置まで来ると、第2ボビンホル ダはこのボビンを解放し、キャリジが後退する。
これで縫い作業を再開できる。空ボビンは、キャリジがその後退位置に戻った時 、第2ボビンホルダ上で巻き直しされる。こうして機構は、作動ボビンが空にな ると次の交換サイクルを開始できる状態となっている。
交換サイクルの開始時、引張力センサ装置からの信号を受けるのと同時に、従来 型のミシン制御ペダルと実質的に従来型の制御スイッチとの間のリンク仕掛に挿 入された空気圧シリンダか作動されて、制御投ダルをロックしてボビン交換空動 作しないようにする。このシリンダはまた制御スイッチを作動して、かま軸、従 ってがまを、巻付けしたボビンを受ける所定の角度位置に設定する同期駆動の動 作を開始する。シリンダは自動的にボビン交換後の位置にセットされてペダルが 解放されるので、作業者は縫い作業を再開することができるようになる。
交換サイクルを完遂するには3秒から4秒かかる。
以上記述した交換および巻付は機構を用いると、ボビンが空になった時、短かい ボビン糸(通常2 cm )が布地から延びることがある。これは従来型のRラ ド下糸切りを組入れることによって除去できる。糸切りのない場合、ボビン交換 の間加工品を取除いて、短かい残留糸を引抜くようにすることが推奨される。
第1図と第2図に概略的jこ示されているよう−こキャリジ2は、ミシンフレー ムの固定部分6に対してミシンのかま軸および送り歯シャフトの軸lこ平行Iこ 延びる軸lこ沿って往復運動するように装着された円板状基部4から成っている 。基部4は空気圧シリンダ10のピストン棒81こより支持されており、空気圧 シリンダ10の軸はかま軸および送り歯シャフトの軸に対し平行となっている。
シリンダ10の本体(まフレーム部分6から固定式に装着されており、シリンダ 10の作動によって、基部4のその前方位置と後方位置の間での往復運動が生じ る。シリンダ1゜のピストン棒はシリンダ本体に関して回転可能であり、かつシ リンダ本体を超えて後ろ方向に延びている。ピストン棒8、従ってキャリジ2が その後方位置にある時、ピストン棒8の後端部にある歯車11が固定式割出しモ ータ12のウオームシャツずつのステップで割出すように作動できる。
基部4(、iプレート形式のタレッ]・14を支持しており、タレット14は基 部4およびピストン棒8と回転するように固定されている。タレット14は、ピ ストン棒8の軸の相対する側に配置き九だ1対のボビンホルダ16を回転可能に 支持している。
各ボビンホルダはその基端部に歯車18を有している。巻付は位置にあるボビン ホルダ16の歯車18は、巻付は装置の駆動歯車に契合されてボビンホルダを回 転させるのであるが、これについては後に詳述する。
タレツ)14はまた、摩擦により糸を保持する1対の糸ホルダ19(第2図参照 )も支持している。1つの糸ホルダ19はそれぞれのボビンホルダ16と関連し ており、糸ホルダ19はボビンホルダのボビン保持端部に5茎する位置に配置さ れてV)る。基部4は糸案内プレー)20%支持しており、このプレート20は ピストン棒8の軸の回りの限定された範囲において角度方向に移動可能である。
糸案内プレート20は、ボビン巻付は位置にあるボビンホルダ(すなわち第2図 に示す下側のボビンホルダ)と関連する糸ホルダの1つに隣接している。
後述するボビン巻付は装置は、巻付は位置のボビンホルダのボビンと協働するべ く配置されている。
より詳細な第3図と第4図を参照すると、各ボビンホルダ16は本体16ai> ら成っており、この本体がその自由端部において、半径方向に拡張ならびに収縮 可能な一連のかぎ付フィンガ22を支持しており、このようなフィンガは通常3 つ、ボビンホルダの軸の周囲に均等に配分されている。フィンガ22が収縮した 状態では、ボビン26の端部において組込まれた付加的フランジ25の中に形成 されたアンダカット環状みぞ24から引下がることができるが、拡張した時には フィンガ22は、みぞ24の壁部を契合して、ボビン26をボビンホルダ16上 に保持する。ボビンホルダはまた、全体きして28で示される内バネ付きラチェ ット機構も含んでおり、この機構はボビンホルダ本体16aとボビンホルグシヤ フl−16bとの間の軸方向運動に応答して、フィンガ22をその拡張状態から 収縮状態へ、またその逆に移動させる。ホルダ本体16aとホルダシャフト16 bとの間の軸方向運動の結果、その次にラチェット機構28が作動されて、フィ ンガをもう一方の状態に設定、維持するまで、ラチェット機構28がフィンガ2 2を一つの状態に維持しておく。このようなラチェット機構28の相対的軸方向 運動と作動は、がまと整列されているボビンホルダかキャリジによって軸方向に 前進させられて、かまの中の空ボビンと契合した時か、あるいはいっばいに巻付 けしたボビンを有するボビンホルダがかまの中に納められた時に生じるものであ る。ラチェット機構の厳密な構造は本発明にとって重要でないため、ことlこ詳 しい説明はしない。ラチェット機構を用いる代わりに、空気圧手段または電磁手 段によってフィンガを拡張、収縮させても良い。
ボビンホルダシャフト16bは、第3図に示されている通り歯車18に連結され る。この図ζこはタレット14、ピストン棒8、糸案内プレート20も示されて おり、糸案内プレート20は円板状基部4の周辺に支持されたアーム30により 支持されている。基部4に関するアーム30の装着は、アーム30(従ってプレ ート20)が基部4が往復運動する間これと共に移動するが、基部4の割出し回 転には従わないような方法で実現されており、基部4はアーム30に関して回転 可能で、ピストン棒8の軸の周りで旋回運動をする。案内プレート20の旋回運 動は、ピストン棒8とアーム30の延長との間で動作する空気圧シリンダ(図示 せず)によって行なわれる。
第4図から、ボビン26の芯部には環状みぞ32が設けられていることが分かる であろう。この環状みぞは、後述するように巻直し開始時に糸の位置決めをする ために使用されるものである。
第2.5.6図を参照すると、各々の糸ホルダ19は、基部4から片持ちされて いるブロック状構造物40から成っている。
構造物40の自由端部にはみぞ穴42が形成されており、このみぞ穴は関連する ボビンホルダ16上のボビン26のみぞ32と整列する位置にある。みぞ穴42 の内部には1対のバネバイアスされた糸保持ボタン44があり、このボタンが糸 をみぞ穴42の側壁46に対して摩擦力で維持する働きをしている。
各々の糸ホルダ19の2つのボタン44は、糸径路に沿って間隔をおいて配置さ れており、かつ構造物40に形成された軸方向みぞ穴48(第2図参照)により 分離されている。
みぞ穴48は、新たに巻付けられたボビンがかまの中に置かれた時、糸の引出し および切断装置を受容する働きをする。引出し・切断装置lこついては後述する 。
糸案内プレート20には、第6図に示すように成形された糸案内みぞ穴50が形 成されている。みぞ穴50は50aとして示される拡大された目部分を有してお り、それが糸ホルダのみぞ穴42(点線で示す)およびボビンホルダ上のボビン のみぞ32と整列する首部分50bにつながっている。プレー)20の旋回運動 の方向は、第6図の矢印によって示されている。
次に第7a図と7b図を参照しながら、糸ホルダおよび案内プレートの動作につ いて説明する。どちらの図でも、下側のボビンの位置はボビン巻付は位置であり 、上側のボビンの位置はかまと整列している。
第7a図において、下側位置のボビン26はいっばいに巻付けされたボビンであ り、上側位置のボビンはかまから抜き取ったばかりの空ボビンである。巻付けさ れたボビンは糸ソースからの糸を使って巻付けされたのであり、サイクルのこの 時点でボビン糸はまだ糸ソースに取付けられている。糸は第7a図中、52の鎖 線で示されている。糸は案内プレー1−20のみぞ穴5゜と糸ホルダ19のみぞ 穴42を経由してボビンへと通っているが、この糸はボタン44により維持され るほど深くはみぞ穴42に挿入されていないことが分かるであろう。
第7b図は、タレット14が第7a図の位置から180度、時計と逆方向に割出 しされて、巻付けされたボビンをかまと整列させて、空ボビンを巻付は位置に配 置した後の糸経路を示している。タレット14が180°回転することにより巻 付けされたボビンに取付けられた糸は、それと関連する糸ホルダ19のみぞ穴4 2の中にさらに深く引き込まれて、それによって糸はボタン44により摩擦力で 維持されるようになる。タレット14の回転中、タレットと一緒に回転しない糸 案内プレー1−20ば、約45°時計方向に(第6図では上方向に)移動される 。
この運動によって、糸はみぞ穴50の拡大目部分50aから首部分50bに導か れる。こうして糸は、空ボビンのみぞ穴32と関連する糸ホルダのみぞ穴42と が巻付は位置に移動するに伴なって、これらの中に入るように位置決めされる。
プレート20はその後、元の位置に戻される。
タレットと糸が第7b図に示すように位置決めされると、キャリ:)2が前進し て、巻付けしたボビンをかまの中に入れる。
このかまの中へのボビン配置については、後で詳述することにする。巻付けした ボビンがかま内の定位置に来ると、キャリジ2は後退して、キャリジ2がその戻 り行程の終点に達する少し前に、糸引出しおよび切断装置が作動されて、巻付け されたボビンと関連する糸ホルト19上の2つのボタン44の間で糸を切断する 。
第8a図と8b図に概略的に示されているように、糸引出しおよび切断装置は糸 引出しアーム62と糸切断アーム64とを支持する作動シャフト60から成って いる。作動シャフト60はラック・ピニオンリンク仕掛け68を介して空気圧シ リンダ66から作動されて、巻付けされたボビンと連動するボビンホルダ19の みぞ穴の中にアーム62と64を旋回させる。引出しアーム62はシャフト60 としつかり連結されており、切断アーム64は引出しアーム62とバネ付から動 きリンク仕掛(図示せず)で連結されている。このリンク仕掛によって、切断ア ーム64の運動が引出しアーム62に比較して遅延し、引出しアームの引出し部 分70をバネ付維持ボタン44の間にある糸部分52と契合させて、巻付けされ たボビンから短かい糸を引出させる(縫い作業開始時には、十分な糸の長さを与 えることが必要である)。次にから動きリンク仕掛けが解放して、切断アーム6 4はバネバイアスされて引出しアーム62と同じ角度位置jこ移動する。そうし ながら切断アーム64の切断部分72が糸52を契合して、そうすることで糸を 切断する。から動きリンク仕掛けの詳細な4造(ま本発明にとって重要ではない ため、ここではこれ以上詳しく説明はしない。から動きリンク仕掛けの適当な形 状は、当業者にとって自明であろう。
切断した後、シャフト60が移動してアーム62と64を糸ホルダ19のみぞ穴 48から取り出す。自明であろうが、サイクルのこの段階においては、巻付けさ れたボビン糸の切断端部は第8a図に示されるように、上側の維持ボタンにより 摩擦力jこよって保持されており、糸供給源から空ボビンを経由して延びている 糸の切断端部は、第8a図に示すように下側の維持ボタンによって摩擦力で保持 されている。
先にも述べたように、ボビン巻付は装置は空ボビンの巻付けを開始する位置にあ り、□これはその前に巻付けた糸を用いて縫い作業を再開するのと実質的に同時 に行なわれる。
第9図を参照すると、ボビン巻付は装置は第9図で見て水平方向に往復運動する ように装着されたプレート8oから成っている。プレート80は単動空気圧シリ ンダ82の働きで右側(第9図りこおいて)に移動可能であり、シリンダ82の ピストン俸84ば、プレート80上の伴ローラ88と契合可能なカムグロック8 6を支持している。このような動きは、ねじりノ2ネ9゜の偏倚すなわちバイア スに逆らうものである。プレート8oにはカムみぞ穴92が形5y、pttて2 す、その甲ζこ旋回プレート96(第9図中破線で示される)により支持される 被動歯車94が契合される。旋回プレート96は、電動機(図示せず)により駆 動される巻付は駆動歯車98を支持している。シリンダ82の作動と同時に、プ レート80はバネ9oの偏倚に逆らって右側に(第9図で見て)移動される。カ ムみぞ穴92と被動歯車94との相互作用により、プレート96は上方向に(第 9図で見て)旋回されて、駆動歯車98を巻付は位置ζこあるボビンボルダ16 の歯車18と契合させる。プレート8oはこの右側位電に推持され、そこで歯車 98はバネ偏倚された掛は金100により歯車18と契合している。掛は金10 0は旋回してプレート80が右1Qil泣1樅にある時尚該プレート上の停止シ ョルダ102の後方で契合する。
プレート80はケーブル104を介して、歯車98を駆動する巻付はモータの動 作を制御するマイクロスイッチ(こつなかれているため、プレート80がその右 側位置にある時歯車98が、駆動されるのである。
ボビン巻付は装置にはこの他、第8a図の下側維持ボタン44から糸の切断端部 をピックアップしてこれをボビンみぞ32の周りに糸が滑らないように巻付ける ための装置も組込まれている。このピックアップ手段が第10図に示されており 、空気圧駆動式環状タービンホイール110から成っている。タービンホイール 110は、当該タービンホイールが巻付は位置にある空ボビンと軸方向に整列す るような位置に、基部4によって支持されている室112の中に装着されている 。ピックアップ手段は固定された角度位置に配置されている(すなわち、基部4 の割出しく回転に従わない)が、基部4と共に往復運動はする。
タービンホイール110にはその外周の周りにポケット116が形成されており 、そこに空気噴流が衝突してホイール110を同転させる。その回転運動に加え て、タービンホイール110はまた空ボビンに向かう方向に軸方向運動もするよ うに装着されている。このような軸方向運動ζオ、タービンホイールの背面で室 112の中に空気を噴射して、ホイールか第’10図で見て左側に押されるよう にすることで与えら→するものである。この空気噴射lま、周辺からの空気噴射 と同時1こ行なわれ、また噴射が終わるとホイール110を右側へ戻すバイアス バネ118の作用lこ逆らって行なわれる。
ホイール110の正面(すなわち第10図で言うと左手の面)tこは、ホイール が左に押された時ボビンのホイールを受け容れることのできる凹所と、その凹所 の周りの周辺リムとが備えられている。リム1す、ボビンみぞ32と整列する、 従ってこのボビンみぞを経由して第8a図の下側摩擦維持ボタン44に通ってい る糸とも整列する、糸契合フック120を形成するような形状となっている。
空気圧シリンダ82(第9図)は駆動歯車98をボビンボルダの歯車と契合させ るプレー1−80を駆動するために使用されるが、室吸気口124に連結された 出口122を有しており、その吸気口124から空気がホイールの周辺上とホイ ール110後方の室内部に送られる。シリンダ82のピストンの運動の初めの部 分では、出口122がピストンにより閉塞されている。
運動の終点に向かって、すなわちプレート80が掛は金100により定位置にロ ックされるに伴なって、出口122が開放されて、空気がシリンダ82から吸気 口124を通ってタービンホイールに送られ、それによりタービンをボビンのフ ランジ上に前進させると共に、ホイールを回転させて、フック120が糸を契合 して維持ボタン44から切断端部を引張り、それをボビンみぞ32の周りに巻付 けるようにする。
上記の作用を行なうようにシリンダ82を作動させるには、シリンダに短かい空 気吸込み(1秒くらい)を行なうだけで良い。空気吸込みが終わると、タービン ホイールも動作を終えて、1扁倚バネ118によりボビンから引出される。しか しながらプレート80は、従って駆動歯車も、掛は金100の固定作用によりそ の作動位置に留まったままとなる。
再び第9図を参照すると、掛は金100はシャフト130上にしっかりと固定装 着されており、そのシャフト130に巻付は中のボビンの巻心に対向する旋回ア ーム(図示せず)がつながっている。巻付けされた巻心が所定の直径に達すると 、巻心がこのアームを契合して、直径がさらに増加するのに伴なってアームを旋 回する。この旋回運動がシャフト130を介して掛は金100に送られてプレー ト8oのショルダ102から掛は金を持ち上げるため、プレートはねじりバネ9 oの作用の下で、左側(第9図で見て)に戻される。この運動によって、巻付は 歯車98はボビンホルダの歯車18から契合を外されると共1こ、ケーブル10 4を介して、巻付はモータが除勢される。こうしてボビンの巻付けが終了される 。
従来、本綴いミシンにおいては、ボビンがボビンケースと静止ば−スを介してが まに装着されており、ボビンがケースの中に保持され、そのケースが(−スの中 に保持され、そのイースはかまの内部に位置している。本発明のミシンでは、ボ ビンが直接に静止(−スの中に回転可能に装着され、静止は−スはこれから説明 するように、ボビン糸の引張りに応答する終了検出器の一部を含むべく変更され ている。がま自体は、かまの底面に形成される光反射面を除いて、従来型式のも のである。
第11図と19図を参照すると、かまは150で示されており、かま150の内 部lこ位置するば−ス152は腕形形状を有し、円板状底板154と周壁156 から成っており、周壁156の外縁ζこはフラン:)158が設けられて、かま 150がボビン糸を妨害しないようlこ糸を案内するための表面を形成している 。
ボビン26は×−ス152の内部に納められ、ボビン26の巻心は底板154か ら突出している固定中空スピンドル160上に回転可能に支持される。
第11図と19図に示されるように、ボビン26は一連のアーム163(通常は 2つのアーム163)によりは−ス152の中に着脱可能に保持されている。こ れらのアーム163は、イー31520周りに角度的に間隔をあけて配置され、 かつがま軸169の軸受け167に取付けられた固定構造物165上に旋回可能 に装着されている。アームは、ベース内部が開いてボビンホルダ161こよるボ ビンの挿入または引出しを可能にする半径方向に外側の位置と、アーム163の 自由端部がベース152内のボビンの外周上に閉じる半径方向に内側位置との間 で、空気圧シリンダ171により旋回される。閉塞した位置では、アーム163 の自由端部に装着されたナイロンその他の低摩擦物質のブロック173が、ボビ ンの周辺表面を滑動可能に契合する。シリンダ171は、交換サイクルの適当な 時点でアームを開閉するように制御されている。
次にば−ス152について詳しく説明する。
ベース152の底板154には、中空スピンダル160の内部と整列された開口 部162が設けられている。ベース152の周壁には、軸方向に向けられた糸受 入れみぞ穴164が設けられている。このみぞ穴164は第14図と15図にお いて見ることができる。リング166が、壁156の周りで制限された角運動を するように、底板154近くの壁156の内側に装着されている。リング166 はフック168を支持しており、その自由端部6オみぞ穴164に重なっている 。その軸方向に外側の縁において、フックは内向きに傾斜している。このフック とみぞ穴は第16図に拡大して詳細に示されているが、その中でフック168の 内向きに傾斜した外縁は168aで示されている。またこのフックは傾斜した下 表面168bも有しており、その下表面168bは当該表面とリング166との 間の接合部にあるみぞ168cにつながっていることも分かるであろう。
フック168付きのリング166は、筆16図に示すフック位置と、フックがみ ぞ穴164から実質的に移動される位置との間を約30〜35°の制限された角 度の中でば−スに関して角運動可能であり、その運動は第16図で見ると上方向 に行なわれることになる。運動の限界は、フック168が壁156の内表面上に ある迫台(図示せず)と契合することによって定められる。
リング166には、底板154に形成された弓形みぞ穴を通って突出する後向き の耳170が形成されている。第12図と17図に示されるように、耳170に は底板154の後ろ面に形成された凹所に配置されたシャッタ174と旋回式に 契合する先端部172が設けられている。このシャッタ174は固定ピン176 の周りで旋回する。シャッタ174は、底板154の開口部162が開放する第 12図の位置と、当該シャッタが開口部162を閉塞する位置との間を凹所内で 旋回することができる。シャッタ174を開口部開放位置に旋回させる方向でシ ャッタ174に対し旋回バイアスをかけるために、凹所内部に小さなコイルバネ (図示せず)が装着されている。リング166の耳170とシャッタ174との 間で契合が行なわれるために、シャッタにかかる旋回バイアスはりング166も 旋回式iこバイアスする働きをし、そのバイアスはリングのフック168を第1 6図1と示す位置に移動させる方向で作用する。シャッタとノ2ネは、底板15 4の背面に固定されたカバー178(第13図参照)により凹所内に保持されて いる。カッz−178には、底板154の開口部162と整列された開口部18 0が設けられている。
(−ス152の周壁156には、みぞ穴164からほぼ90すらせた位置に糸案 内が設けられている。第18図に示されるように、この糸案内はフランジ158 の開口部190によって形成される。片持ち板バネ192が開口部190の後ろ に延びており、糸保持バー194がバネ192の後ろで開口部をつないでいる。
に−ス152は、タレット14が第7b’図の状態にある時、上側糸保持ボタン 44と巻付けされたボビンとの間jこ延びる糸部分とみぞ穴164とが整列する ような角度で位置決めされる。
タレット14が前進運動してボビンを×−スの中に入れると同時に、糸はフック 168を通過してみぞ穴164の中に移動される。そうしながらこの糸が、フッ ク168の頑斜面168aと契合して、バネのバイアスに逆らってフック168 を押しのけ、糸がフック168の端部を通過し終わった時、フック168は再び 糸の上にかぶさる。
糸が切断された後縫い作業を開始する時点で、針を下げて1針めを縫うと、保持 ボタン44ζこより保持されている糸が上糸(すなわち針糸)の第1ループによ って保持ボタン44から引っ張られ、それによってフック168の周りに輪を作 り、ループによってノ2ネ192を通過して空隙190の中に引張られてバネ1 92の自由端部とフランジ158の背面との間で保持され、その糸が引張力の下 におかれることlこなる。この時保持バー194が、バネ192のたわみすぎを 防いでいる。その後のステッチの間に引張力が構築されるに伴なって、糸ループ はフックの表面168blこ沿ってみぞ168cの中に引張られる。
糸ループによりフックlこかけられる引張力が、シャッタバネのバイアスに逆ら ってフックを旋回させ、それによってフック168はシャッタ174が開口部1 62を閉塞する位置に保たれる位置に移動する。
かま150の底面は、開口部162.180iこ対向する領域において光反射性 とされるが、これはかまの底面を機械加工するか、あるいは底面に光反射性の層 を取付けることによって実現される。第19図はかま150の中に装着されたボ ビン26とば一ス152を概略的に示しており、がまの底の光反射性領域は20 0で示されている。光電子送受信器202が、ミシンのフレームの固定位置Jこ 装着されており、中空スピンドル160の開放端部を通って反射領域200に向 かって光ビームを投射する。この時タレットとボビンホルダは、光ビームがスピ ンド9ルの開放端部まで通過できるように開口されている。フック168がボビ ン糸の引張力を受けている時、開口部162はシャッタ174により閉鎖されて おり、従って光ビームは反射領域200に届かない。ところが、ボビン糸の引張 力がボビンが空になるのと同時Zこ降下すると、シャッタはそのバネバイアスの 下で開口部開放位置に移動し、光ビームは開口部162゜180を通って反射領 域200に達し、さらに反射されて開口部と申仝スピンドル160を通って送受 信器202の受信部分に達することが可能となる。反射された光ビームを受ける と同時に、送受信器はミシンを停止してボビン交換と巻付はサイクルを開始する 信号を発する。
縫い作業中、糸から出る糸くずが積もりがちであり、時ζこは反射性領域200 の上に累積し過ぎたものが、装置の運転を妨げることにもなる。がまの反射性領 域200の上に糸くずがたまり過ぎるのを防ぐために、交換サイクル進行中(i 空気吹込みノズル204(第11図参照)が当該領域に空気をあてて、縫い作業 中に領域上に堆積された糸くずを除去する。
以上説明したボビン糸終了検出器はこのように、糸の引張力に基いて動作するも のであり、しかもミシンのかま150の範囲内という厳しいスペースの拘束があ るにもかかわらず、がまに何ら重大な変更を施すことなく、これを有効に行なう ことができる。
送信器により発せられた光ビームは、可視スはクトル内のものでも、あるいは可 視スRクトル外のものでも良い。光を用いる代わりに、例えば音響ビームなど、 他の反射し得る方向性エネルギービームを使っても良い。
すでに述べたように、シャッタは糸の引張力によって作動されて開口部162を 閉鎖するのであるが、これに逆の構成を与えて、シャッタは糸の引張力により開 放保持されるようにし、糸引張力の亡失により開口部が閉塞すると同時に、送受 信器の受信部分が反射光線の無くなったことに応答するようにすることも可能で ある。
ここに記載した糸終了検出器を用いると、縫い作業を開始した後、ボビン糸の引 張力がシャッタをその閉塞位置、すなわちミシンの通常の動作中シャッタのとる 位置に保持するだけの強さとなるまで、数針を要することになる。この引張力の 初期構築の期間に検出器が新たな交換と巻付けを開始するのを防ぐため、検出器 の制御回路機構には抑制スイッチが組込まれており、所定の数、また望ましくは 調整可能な数の縫目が作られるまで、このスイッチによって新規の交換サイクル を開始する信号の生成が抑制される。この時の縫目の数は、普通およそ6針とさ れる。それまでには糸引張力も、シャッタを通常の動作位置に保持するだけの強 さとなっているであろう。
一つの望ましい形として、送り歯シャフトから駆動され、ボビン交換中に電気的 あるいは空気圧信号によって活動状態に導かれる機械的縫目計数器にこの抑制ス イッチが応答するものとする。縫目計数器はまた、送り歯シャフトまたはかま軸 上のピックアップに応答する電子計数器としても良い。抑制スイッチが作動して いる傍目の数は、調整可能であるのが望ましい。
工業用直線縫いミシンには従来、同期、駆動と呼ばれるものが組み込まれている 。これはペダルから作動されて、針を上昇位置におく。作業者がペダルを逆踏み して、同期駆動を作動させろスイッチを働かせて、モータに針駆動軸を針の上昇 される所定の角位置まで、駆動させる。
本発明のミシンでは、ペダルとモータ制御古の間の連結が、第20図に示される ような複動空気圧シリンダ210により構成されている。ミシンの通常の動作中 、シリンダ210は収縮した状態に維持されており、212で示されるペダルと モータ制御との間で堅固なリンクとして作用している。そしてペダルは従来の方 法で作動されて、上に述べた従来の同期動作も含めて通常の縫い動作を行なう。
ミシンには第2の同期駆動が組み込まれており、これが作動されると、ボビン糸 がベース152のみぞ穴164の中に通るのをがまが妨げることのないような所 定の角位置に、モータにかま軸を設定させることができる。この第2同期駆動は 、シリング210がその伸張状態に移行するのに応答して作動されるものであり 、シリンダの本体は、ピストン棒が伸張された時ピストン棒上のカムによって作 動されるスイッチアセンブリ214を支持している。
運転に際しては、終了検出装置がボビンが空であると決定すると、ミシンが停止 され、シリンダ210が拡張されてペダルを固定して動かなくすると共に、第2 明期駆動を作動させて巻付けされたボビンの挿入に備える所定の角位置にかま5 0と針棒を配置する。交換サイクルの終了時に、シリンダ210が収縮されて、 ペダルを解放する。作業者がボビン交換サイクルの間も足をペダルに載せたまま にしておけば、シリンダの解放と同時にミシンは自動的に縫い作業を再開するこ とになる。
交換および巻付は機構の中のいろいろな空気圧シリンダは、機械的および/また は電気的に作動される弁によって制御されている。正しい順序で弁その他のシス テム成分を作動して、上述の各動作を獲得するために、適当なプログラム制御手 段が備えられている。このために必要な制御については、制御システムに精通し た人々にとっては自明であろうから、ここで詳述する必要はないと思われる。
上述の糸交換および巻付は機構には、終了検出器(第12〜19図)が組込まれ ており、この検出器がボビンの空になった時点を正確に決定する。終了検出器は 、ボビンが空になった時点を指示するように、自動交換および巻付は機構から独 立して使用することもできる。すなわち、手作業のボビン交換菫の本縫いミシン に終了検出器を用いて、作業者に対しボビンが空であることを指示するようにし ても良いのである。この場合、先に説明したような方法で検出器がボビン糸の引 張力の亡失を感知すると、送受信機202は信号を発してミシンを停止する、お よび/または作業者に警告する警報を作動する。
手動式ボビン交換のミシンに使用される検出器が第12〜19図に示される形式 とちょうど同じものであれば、ボビンもまた全体として図示のような形状とする 必要がある。すなわちボビンホルダに契合されるフランジ25に相当する付加的 なフランジを有する必要がある。この付加的フランジを要する理由は、作業者が 指でボビンをつかんで静止ベースから取出せるようにするためである。
従来、手動式ボビン交換の本縫いミシンにおいては、掛は金によって静止ベース の中に保持されるボビンケースの中に、ボビンが保持される。ボビンケースには 掛は金外しが備えられており、これをつかんでベースからボビンと一緒にボビン ケースを取出すことができるようになっている。次に、ボビンとボビンケースを 支持するベースと使用するように構成された、糸引張力に応答する終了検出器に ついて説明することにする。
第21図には、ボビンを格納するボビンケース302を受容しているベース30 0が示されている。ボビンケース302は実質的に従来型構造のものに、これか ら説明するような任意の糸案内を付は加えたものである。より詳細に言うと、第 22図と23図に示されるように、ボビンケース302は、その内部にボビン( 図示せず)を支持するためのスピンドル304を有する腕形状である。従来通り 、ボビンケース302はベース300の内部に納められて、ボビンはケースとベ ースの間に包み込まれるようになる。ケース302の基部壁306は、ベース3 00のスピンドル上に形成されたみぞの中に契合する掛は金(図示せず)と、ケ ース302をベースに関して位置決めするべくベース300の側壁上に形成され た凹所の中に契合する後退可能な位置決め用耳308とを支持している。掛は金 と耳308とは、ケース302の基部壁306の外側に旋回されるつまみ310 によって解放できる。つまみ310は、作業者の指ではさんで掛は金および耳3 08を解放すると共に、ボビン付きのボビンケース302をベース300から取 出すようにしても良い。ケース302の周壁はそこを通過して糸がボビンからボ ビンケースの外側へと通じるみぞ穴312を含んでおり、糸を引張るべくそのみ ぞ穴の上に板バネ314が重ねられている。糸はバネ314を経由して、ケース 302の周壁とベース300との間を通って、ベース300に形成された出口み ぞ穴316に至る。ケース302に取付けられる糸案内ループ318(第21図 )を、板バネ314と出口みぞ穴316との間に任意に配量しても良く、この時 案内ループ318は、糸がループを通り易くするために、ら旋状に巻いたワイヤ で形成されるのが望ましい。
出口みぞ穴316は、ベース300の周辺フランジに形成される。フランジは第 25図で分かるように、みぞ穴316のある領域でアンダカットされる。アンダ カット部分の側縁320は、第24図の鎖線で示すように成形されており、ボビ ン糸がその作動引張力の下にある時、ボビン糸用の糸案内面を形成している。み ぞ穴316は、他方の側縁324に隣接するフランジのアンダカット部分の下側 に取付けられた板バネ322と重なり合っており、バネ322の自由端部は側縁 320に隣接するようになっている。糸は板バネ322の自由端部分とフランジ の下側との間を通るため、ベースを離れる糸が引張られる。
板バネのたわみを制限するために、板バネ322の下に剛性キー/’!322が 備えられている。
板バネ322の上流方向のみぞ穴316の中に、糸契合部材328が存在する。
糸契合部材328は、みぞ穴を横断して延びるロッドの形状をとり、このロツ1 328はベースの周辺フランツに形成される通路の中に導かれて、ロツFの長手 方向、すなわちみぞ穴316の横方向に運動する。みぞ穴316の領域内に直接 存するロッド328の部分にはフラット330が設けられており、フラットの一 方の縁はアンダカットされて、第25図に明確に示されている糸契合7ツク33 2を形成している。フック332から遠い方のロッド328の端部はずらされて シャッタ334を形成しており、このシャッタはロッド328が動くのと同時に 、ベースの周辺フランクに形成された穴336の中に直接ある位置(この位置は 第24図中鎖線で示される)から、この穴から変位した位置へと移動する。板バ ネ338がロッド328を右側(第24図で見て)に、シャッタ334が穴33 6の中にある位置へバイアスしており、この位置で糸契合フック332は第25 図に示すように、みぞ穴の中に存在している。
新しいボビンがベースに挿入されると、ボビンから出る糸は、ケース302上の 板バネ314と糸案内ループ318、それに糸契合フック332を経由してベー スの外側に出て来て、その後板バネ322と周辺フランツの下側との間を通過す る。縫い作業の開始時、糸は針糸の初期ループによって、第21メと第24図に おいて鎖線で340として示される軌道に引張られて、ここで糸は糸案内表面3 20に沿って通過する。最初の2,3針の間にボビン糸の引張力が構築されるの に伴なってこの運動も進行して行き、またこの運動によってロッド328が板バ ネ338の/々イアスに逆らって左側(@24図で見て)に移動され、従ってシ ャッタ334も穴336内部から変位される。ボビン糸がまさに尽きようとして いる時に、ボビン糸の引張力が低下すると、シャッタ334はバネ338のバイ アスによって元の穴336内部の位置に戻される。このシャッタ324の運動か 、ベース300に対面して配置されて穴336の中に光ビーム(または他のエネ ルギービーム)を当てる送受信装置(装置202と類似)によって感知される。
穴の底部は適当な被覆を施すことによって反射性となっており、シャッタ334 がボビン糸の引張力の下で変位されると、この反射面が露出されるため、光はそ の露出された反射面によって反射されて送受信機の受信部分に戻る。ボビン糸の 引張力がヤ失すると同時にシャッタ334が穴の中の元の位置に戻ると反射面が 覆われるため、受信部分は反射光が無くなったことに応答して、ボビン糸が消耗 したことを指示するため番報を作動する、および/または機械を停止する信号を 発する。穴の底部に反射面を形成する代わりに、反射面をンヤツタ自体に形成し ても良く、その時受信部分は、ボビン糸引張力の 失と同時にシャックが元の位 置に戻る結果、反射光を受けてこれに応答するように構成される。光線の代わり に、例えば音響ビームなどの他の反射性エネルギービームを用いても良い。
新しいボビンを使っての縫い作業開始時に、ボビン糸の引張力が構築される間に 検出器が誤って作動するのを防止するために、例えば6針など、所定の数の縫目 について警告または停止スイッチの作動を抑制する抑制スイッチを制御回路機構 に組入れても良い。これは先にも記載した通り、自動交換機構と関連させても良 い。
少し変更を加えた構成においては(図示せず)、ボビンケース上の板バネの代わ りに、ベースの内周表面上の板バネを用いることもできる。この変更例では、板 バネがフック形に成形されて、第16図のような糸契合フック168の位置に実 質的に対応する。第21.24′I6よび25図に示す形状をとるベースは、先 に記載の方法で手動式ボビン交換と萌用することができるが、このベースを置換 えることなしに、自動ボビン交換お、よび巻付は機構(第1〜20図に関連して 説明した型式のもの)をひき続き加えることも可能である。
以上の実施態様は、単なる例示として記載したものであり、ここに開示した通り のあらゆる新規な特徴あるいは新規な特徴の組合せを含む本発明の範囲の中での 変更が可能である。
第1図は、本発明の好適実施態様に拠るボビン交換および巻付は機構のキャリジ とクレットを概略的に示し、第2図は、第1図の媚2−2の方向に見た図であり 、タレットの糸ホルダとキャリジの糸案内プレートとを概略的に示し、第3図は 、タレットをいくらか詳細に示す断片的断面図、第4図は、タレットのボビンホ ルダを示す断片的断面図、第5図は、糸ホルダ詳細に示す断片的断面図、第6図 は、第2図の線6−6の方向で見た図であり、糸案内プレートを詳細に示し、第 7a図は第2図と同様の図であるが、巻付は位置にあるいっばいに巻付けられた ボビンと共に、糸の経路を示し、第7b図は第7a図と同様の図であるが、タレ ットがすでに割出しされて、いっばいに巻付けられたボビンをミシンのがまの中 に挿入できる位置に移動すると共に、予めがまから取出されていた空ボビンを巻 付は位置に移動した後の糸径路を示し、第8a図は1.第7b図の拡大詳細図で あり、糸引出しおよび切断装置を示し、第8b図は、第8a図の線8b−8bの 方向で見た図、第9図は、ボビン巻付は装置をより詳細に示す図、第1O図は、 巻付は装置の糸ヒ0ツクアップおよび巻付はタービンを示す図、第11図は、ミ シンのがま、ボビン、およびボビンをがま内部に装着するための静止は−スを示 す分解図、第12図は、イース内部の凹所に組込まれたシャッタを示す図であり 、シャッタはボビン糸終了検出器の一部を成しており、第13図はぼ−スの背面 図であり、シャッタを凹所内に保持するカバーを示し、 第14図は(−スの正面図、 第15図はイースの一部切除図、 第16図は、ば−スに装着された糸引張力センサをごく概略的に示す展開図、 第17図は、第16図の線17−17の方向で見た図、第18図はば−ス内の糸 引張装置の図、 第19図は、ズースの中に据えられたボビンとかまをごく概略的に示す図、 第20図ははダルおよびその他のミシン付随要素を示す図、第21図は、ボビン ケースを受容する静止(−スを示しており、イースは手動ボビン交換式の本憬い ミシンのがまの中にあり、第24図は、イースに組込まれた終了検出器の詳部を 示す断片的拡大図、 第25図は、第24図の矢印xxv−xxvの方向で見た断片的拡大図である。
2・・・・・・キャリジ、4・・・・・・円板状基部、8・・・・・・ピストン 棒、10・・・・・・空気圧シリンダ、11・・・・・・歯車、12・・・・・ ・割出しモータ、14・・・・・・タレット、16・・・・−・ボビンホルダ、 18・・・・・・歯車、19・・・・・・糸ホルダ、20・・・・・・糸案内プ レート、 22・・・・・・かぎ付フィンガ、24・・・・・・アンダカットみ ぞ、26・・・・・・ボビン、28・・・・・・ラチェット機構、30・・・・ ・・7−ム、 32・・・・・・環状みぞ、42・・・・・・糸ホルダのみぞ穴 、44・・・・・・糸保持ボタン、60・・・・・・作動シャフト、62・・・ ・・・糸引出しアーム、64・・・・・・糸切断アーム、66・・・・・・空気 圧シリンダ、 80・・・・・・プレート、82・・・・・・単動空気圧シリン ダ、90・・・・・・ねじりバネ、92・・・・・・カムみぞ穴、94・・・・ ・・被動歯車、96・・・・・・旋回プレート、 98・・・・・・駆動歯車、 100・・・・・・掛は金、110・・・・・・タービンホイール、112・・ ・・・・室、116・・・・・・ポケット、118・・・・・・バイアスバネ、 120・−・・・・糸契合フック、122・・・・・・空気出口、124・・・ ・・・吸気口、150・・・・・・がま、152・・・・・・ば−ス、154・ ・・・・・円板状底板、158・・・・・・フランジ、160・・・・・・中空 スピンI−”ル、163・・・・・・アーム、171・・・・・・空気圧シリン ダ、162・・・・・・開口部、164・・・・・・みぞ穴、166・・・・・ ・リング。
国際調査報告

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 11本縫いミシンのボビンが空になった時これを感知するための終了検出器であ って、ボビン糸の引張力に応答し且つ糸引張力の亡失の結果移動するべく、ボビ ンから伸びるボビン糸と契合可能である手段と、エネルギービームを送信するた めの手段と、エネルギービームを受信するための手段と、前記糸契合手段に応答 し且つ糸引張力亡失の結果系突合手段が移動するのと同時に前記エネルギービー ムの経路に関して移動して前記ビームに干渉する手段とから成り、前記ビーム受 信手段がこのようなビーム干渉に応答して終了状態を示す信号を与えることを特 徴とする検出器。 2、エネルギービーム送信手段が、ビームを反射面上に当てて反射されたビーム が受信手段に戻るべく動作し、前記ビームに干渉するべく動作する手段は前記送 信手段から向けられるビームに対して反射面を露出するかあるいは露出しないよ うにするか選択的に移動可能であることを特徴とする請求の範囲1に記載の検出 器。 3、 ビームに干渉するべく動作可能な手段が、前記糸契合手段により移動され て前記送信手段から当てられるビームに関し反射面を露出あるいは遮蔽するシャ ッタから成ることを特徴とする請求の範囲2に記載の検出器。 4、エネルギービーム送信手段が、ビームを反射面上に当てて反射されたビーム が受信手段に戻るように動作し、前記反射面が前記糸契合手段により移動可能で ありかつ前記ビーム干渉手段を形成していることを特徴とする請求の範囲1に記 載の検出器。 5、糸契合手段およびビーム干渉手段が、ミシンのがまの中に装着された静止ベ ース上に装着されていることを特徴とする請求の範囲1〜4の何れかに記載の検 出器。 6、糸契合手段が糸引張力により弾性バイアスに逆らって移動可能な糸契合用フ ック部材から成ることを特徴とする請求の範囲5に記載の検出器。 7、 エネルギービーム送信手段がボビンの中空芯部を通ってがまの反射面上に ビームを当てて、反射されたビームがボビン芯部を通って受信手段に戻るよう動 作し、またビーム経路の変更手段は反射面を露出あるいは遮蔽するべく移動可能 なシャッタから成っていることを特徴とする請求の範囲1に記載の検出器。 8、糸契合手段およびシャッタががまの内部に装着された静化ベース上に装着さ れており、ボビンがベース内に着脱可能に装着されていることを特徴とする請求 の範囲7に記載の検出器。 9、糸契合手段が、ボビンの軸の周りで旋回運動するようにベース内に装着され た糸契合用フック部材から成り、前記フック部材はベース内に挿入された巻付は ボビンからの糸が縫い作業開始時に針糸によって引張られて前記フック部材の周 りでループを作るように位置決めされていることを特徴とする請求の範囲8に記 載の検出器。 10、巻付けされたボビンを用いて縫い作業を開始した後、所定の数の縫目につ いては検出器の動作を抑制し、そうすることでボビン糸の引張力が通常の作動引 張力まで形成されることを可能にするための抑制手段をさらに含んでいることを 特徴とする請求の範囲1〜9の何れかに記載の検出器。 11、本縫いミシンのボビンを自動的に交換および巻付けるための機構であって 、ボビン糸の引張力に応答してミシンのがま内の作動位置にあるボビンが空にな った時これを感知するための手段と、前記感知手段に応答して空ボビンをがまか ら取り出し、続いて予め巻付けしておいたボビンをがまの中に挿入してミシンが 縫い作業を再開できるようにするための手段と、ミシンの動作中に空ボビンに巻 直しするための手段とから成り、前記空ボビンは巻直しが終わると、次のボビン 交換サイクルにおいてがまの中に挿入される状、態にあることを特徴とする機構 。 12、ボビン取出しおよび挿入手段が回転軸の周りで回転可能なタレットから成 り、前記タレットは前記輔の周りに角v7に間隔をあけて配置された複数のボビ ンホルダを支持しており、前記ボビンホルダの各々は、ボビンを解放可能に保持 するべく作動する手段と、タレットを角度的に割出ししてそれぞれのボビンホル ダをかまおよびボビン巻付は位置と連続して角度的に整列するよう配置する手段 と、タレットを軸方向に前記かまに向かって、またがまから離れるように移動さ せるための手段とを有しており、がまと角度整列している前記ボビンホルダが、 タレットががまに向かって軸方向に運動するのと同時に新たに巻付けしたボビン を前記かまに対して差出すと共に、タレットが軸方向にがまから離れて移動する のと同時にがまがら空ボビンを取出すことができるように構成されていることを 特徴とする請求の範囲11に記載の機構。 13 当該機構がボビンを着脱可能に受け容れるべくがま内部に装着された静止 ベースをさらに含んでおり、前記感知手段がベース上に装着されかつボビンから 延びる糸と契合可能な弾力的にバイアスされた可動部材から成り、前記糸契合部 材は糸が引張力をうけている時、前記糸によって弾性バイアスに逆らって第1所 定位置から第2所定位置へと移動され、前記弾性バイアスはボビンが空になる結 果糸の引張力が除去されると前記糸契合部材を前記第1位置に戻すよう作用し、 前記感知手段はさらに、この第2位置から第1位置へと向かう糸契合部材の運動 に応答してボビン取出しおよび挿入手段の動作を開始させるための手段から成っ ていることを特徴とする請求の範囲11または12に記載の機構。 14、エネルギビームを送信するための手段と、エネルギービームな受信するた めの手段と、前記糸契合部材によって移動可能であり糸契合部材が前記第2位置 から前記第1位置へと移動するのに応答してビーム経路を変更するための手段と から成り、前記ビーム受信手段がこのような経路変更に応答してボビン取出しお よび挿入手段の動作を開始させることを特徴とする請求の範囲13に記載の機構 。 15、ビーム経路を変更するための手段が、糸契合部材の運動と同時に前記経路 に出入運動するよう糸契合部材と連係されているシャックから成ることを特徴と する請求の範囲14に記載の機構。 16゜がまがベース内に装着されたボビンの中空芯部と整列する位置に反射面を 含んでおり、ビーム送信手段はボビンの中空芯部を通って反射面上にビームを当 てて、反射されたビームが再び中空芯部を通って受信手段により受信されるよう に動作し、前記ンヤツタは反射面を露出あるいは遮蔽するべく移動可能であり、 前記受信手段は反射光の存在または不在に応答することを特徴とする請求の範囲 15に記載の機構。 17、ボビン巻付は手段が、ボビン巻付は位置においてボビンホルダを回転する ことによってそのボビンホルダに保持されている空ボビンを巻付は回転させるた めの手段から成ることを特徴とする請求の範囲12に記載の機構。 18、タレットが前記ボビンホルダの各々とそれぞれ関連する糸ホルダから成り 、前記糸ホルダの各々が糸を摩際力により保持するための摩擦保持手段を含んで おり、前記機構はさらに、糸供給源から巻付は位置にある空ボビンを経由して、 かまと整列されたボビンホルダと関連する糸保持手段まで糸を案内するための糸 案内システムを含んでいることを特徴とする請求の範囲17に記載の機構。 19、がまと整列されたボビンホルダと結合されている摩擦保持手段は、そのボ ビンホルダがボビン巻付は位置から角割出し運動を行なった後、当該ボビンホル ダにより保持されるいつばいに巻付けしたボビンと糸供給源との間に間隔をあけ て配置された2つの保持位置において糸を保持するべく動作し、前記=Sがさら に、前記2つの間隔をあけた保持位置の間の領域において糸を切断するための手 段も含んでおり、新たに巻付けられたボビンにつながる糸の切断端部分が前記位 置のうち第1位置に保持されて、空ボビンを経由して糸供給源につながる糸の切 断端部分は前記位置のうち第2位置において保持されるように構成されているこ とを特徴とする請求の範囲18に記載の、機構。 20、糸契合部材がベース内に挿入されている巻付けされたボビンの軸の周りで 旋回運動するようにベース内に装着されているフック部材から成っており、前記 フック部材は、ベース内に挿入されている新たに巻付けされたボビンと前記第1 保持位置との間に伸びる糸部分が縫い作業開始時に針糸によって前記第1保持位 置から引張られてフック部材の周りでループを作るように位置決めされているこ とを特徴とする請求の範囲13と19に記載の機構。 21、ボビン巻付は手段がさらに、前記第2保持位置において保持されている糸 の切断端部分をピックアップし、前記切断端部分を空ボビンの芯部にあるみぞに 巻いて、糸供給源から糸を巻付ける量系が滑り落ちるのを防ぐための手段も含ん でいることを特徴とする請求の範囲19に記載の機構。 22、糸の切断端部をピックアップするための手段が、ポビン巻付は位置におい てボビン保持器の軸と整列された軸の周りで回転可能なホイールと前記ホイール を駆動するための手段とから成っており、前記ホイールはボビン芯部内のみぞと 軸方向に整列可能な糸契合フック付きのリムを有しており、糸契合フックが空ボ ビンと第2保持位置との間に延びる糸部分を突合することによってみぞの周りに 前記糸部分を巻付けるように構成されていることを特徴とする請求の範囲21に 記載の機構。 23、本縫いミシンの空ボビンを交換するための機構であって、前記機構はミシ ンのがまがら空ボビンを取り除いて予め巻付けておいたボビンをがまの中に挿入 するためのボビン交換装置と、ミシンのがまの中にある作動ボビンが空になった 時これを感知するための終了検出器とから成っており、前記検出器はボビン糸の 引張力に応答して糸引張力の亡失の結果移動するようにボビンから延びる糸と契 合可能な手段と、エネルギービームを送信するための手段と、エネルギービーム を受信するための手段と、前記糸契合手段に連係されており、かつ糸の引張力の 亡失の結果系応答手段が移動するのと同時に前記エネルギービームの経路に関し て移動可能であり、それによって前記ビームの経路を変更するための手段とから 成っており、前記ビーム受信手段がこのような経路の変更に応答してボビン交換 −3置の動作を開始することを特徴とする機構。 24、エネルギービーム送信手段が、ビームをボビンの中空芯部を通ってがまの 反射面に送信し、反射されたビームがボビン芯部を通って送信手段に進むように 動作し、ビーム経路を変更するための手段が反射面を露出または遮蔽するべく移 動可能ffシャッタから成ることを特徴とする請求の範囲23に記載の機構。 25、糸契合手段とシャッタが、がまの中に装着された静止ベース上に装着さα ており、ボビンはベース内に着脱可能に装着されることを特徴とする請求の範囲 24に記載の機構。 26、糸契合手段がボビンの軸の周りで旋回運動するようにベース内に装着され た糸契合フック部材から成っており、フック部材はベース内に挿入されている巻 付けされたボビンからの糸が縫い作業開始時に針糸によって引張られて前記フッ ク部材の周りでループを作るように位置決めされていることを特徴とする請求の 範囲25に記載の機構。 27、縫い作業開始後、所定の数の縫目について交換装置の動作を抑制して、そ うすることでボビン糸の引張力を通常の作動引張力にまでにすることを可能にす るための抑制手段をさらに含んでいることを特徴とする請求の範囲26に記載の 機構。
JP59500941A 1983-02-23 1984-02-22 ボビン終了検出器と検出器組込みボビン交換機構 Pending JPS60500562A (ja)

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