JPH0650020Y2 - 操作レバーのロック装置 - Google Patents

操作レバーのロック装置

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JPH0650020Y2
JPH0650020Y2 JP1988155325U JP15532588U JPH0650020Y2 JP H0650020 Y2 JPH0650020 Y2 JP H0650020Y2 JP 1988155325 U JP1988155325 U JP 1988155325U JP 15532588 U JP15532588 U JP 15532588U JP H0650020 Y2 JPH0650020 Y2 JP H0650020Y2
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JP
Japan
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lever
stopper
lock
shaft
knob
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JP1988155325U
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JPH0277724U (ja
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邦夫 若松
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はクレーン、油圧ショベル等の各種土木建設機械
において巻上レバー等の操作レバーをロックする操作レ
バーのロック装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、操作レバーがセット位置から誤って操作されるこ
とを防止する操作レバーのロック装置として、 (イ)実開昭60−142298号公報(第5図参照)に示され
ているように、操作レバーの側方にロックレバーを水平
な支軸まわりに回動可能に取付け、このロックレバーを
操作レバーの中間部前面側または後面側に遮断器のよう
に倒してその動きを封じるようにしたもの、 (ロ)実開昭61−24237号公報(第2図参照)に示され
ているように、レバーの支軸にレバーと一体回動する扇
形のストッパを取付け、このストッパに係止溝を設け、
ペダル操作されるリンク機構の作用によりロック部材を
上記係止溝に対して出入りさせてロック・ロック解除す
る構成のものが公知である。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前者のようにロックレバーを操作レバーの中
間部面側または後面側に倒して、直接、操作レバーに押
し当てる構成では、必然的にロックレバーの回動スペー
スが大きくなる。
一方、後者のようにロック部材をストッパの係止溝に出
入りさせるための操作機構としてペダルとリンク機構を
用いた構成では、この操作機構が大形となる。
このため、いずれによってもロック装置全体が大形化
し、その占有スペースが大きくなるという欠点があっ
た。
また、いずれの場合も、1本の操作レバーに対して1つ
のロック部材とストッパとによって1種類のロック機構
のみを得る構成であるため、たとえば操作レバーの正逆
両方向の操作を阻止する所謂中立ロックと、一方向の操
作(たとえば巻下)のみを阻止する片側ロック等という
複数種類のロック機能を必要とする場合には、ロック機
能ごとに別々のロック手段を設ける必要があった。
このため、ロック装置全体として益々大形化することと
なっていた。
そこで本考案は、装置全体として小形化することができ
る操作レバーのロック装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、一端側でレバー軸まわりに回動可能に枢着さ
れた操作レバーと、この操作レバーの回動支点側の端部
に同レバーと一体回動可能に設けられたストッパと、こ
のストッパに臨む位置において上記レバー軸と直交する
軸心まわりに回転可能に設けられたノブ軸と、このノブ
軸を回転操作するノブと、ノブ軸の回転により上記スト
ッパの回動軌跡上に位置してストッパの回動を阻止する
ロック位置とストッパの回動軌跡から外れてストッパの
回動を許容するロック解除位置との間で移動するロック
部材とを具備し、このロック部材は、上記ノブ軸の軸方
向および周方向に位置ずれして複数個所に設けられ、一
方、上記ストッパに、この各ロック部材に対応して複数
のストッパ面が設けられてなるものである。
〔作用〕
この構成によると、 操作レバーの回動支点側端部付近という限られた小ス
ペース部分で、ストッパとロック部材とによってロック
・ロック解除作用が行われること、 このロック・ロック解除はノブ軸の回転操作という最
もスペースをとらない小さな運動によって行われること により、基本的に装置全体が小形となり、その占有スペ
ースが小さくてすむ。
また、1本の操作レバーに対して1つのストッパとノブ
軸とによって複数種類のロック機能を得ることができる
ため、装置全体をより一層小形化することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図によって説明する。
この実施例では、本考案の適用対象である操作レバーと
して、クラムシェル作業機における主巻用、補巻用両ま
あレバー(以下、主巻レバー、補巻レバーという)を例
にとっている。
第1図において、1は運転室(キャビン)、2はこの運
転室1内に設けられた座席で、この座席2に面して前方
フロア上にレバー支持ボックス3が設けられ、このレバ
ー支持ボックス3に、主巻および補巻両レバー4,5それ
にブーム起伏操作用のブームレバー6の下端部がボス7
を介してレバー軸8まわりに回動可能に枢着されてい
る。
これにより、各レバー4,5,6がレバー軸8を支点とし
て、中立位置イから巻上位置ロまたは巻下位置ハに回動
操作されるようになっている。
これら各レバー4,5,6の支点部分にはロック装置が設け
られ、このロック装置により、主巻および補巻両レバー
4,5については中立ロックおよび巻下ロックが行なわ
れ、ブームレバー6については中立ロックのみが行なわ
れる。
このロック装置の詳細を第2図以降に示している。
レバー支持ボックス3には、各レバー4,5,6の支点部分
より下方において、各レバー4,5,6に対応する主巻レバ
ー用、補巻レバー用、ブームレバー用の三本のノブ軸9,
10,11が、レバー軸8と直交する前後方向軸心まわりに
回転可能に取付けられている。
これら各ノブ軸9,10,11の前端部には、それぞれノブ12,
13,14がボックス3の前面に突出して固着され、このノ
ブ12,13,14によってノブ軸9,10,11が外部から回転操作
されるようになっている。
なお、ロック装置をできるだけコンパクトにまとめるレ
イアウト上の要請から、上に主巻レバー用と補巻レバー
用の二本のノブ軸9,10、下にブームレバー用ノブ軸11が
配置されている。
また、各ノブ軸9,10,11には、中間部にスリーブ15,16,1
7がノブ軸9,10,11と一体回転可能に取付けられ、この各
スリーブ15,16,17の外周にロック部材が取付けられてい
る。
すなわち、主巻レバー用および補巻レバー用の両ノブ軸
9,10のスリーブ外周には、中立ロック用のロック部材と
しての中立ロックプレート18と、巻下ロック用のロック
部材としての巻下ロックプレート19が突設されている。
なお、ブームレバー用ノブ軸11のスリーブ外周には、中
立ロックプレート20が突設されている。
一方、各レバー4,5,6側には、それぞれのボス7…の下
面に、切欠21a,21a,22aを備えた板上のストッパ21,21,2
2が突設されている 前記各ノブ軸9,10,11の中立ロックプレート18,18,20
は、レバー中立状態で、ノブ軸9,10,11の回転によって
このストッパ21,21,22の切欠21a,21a,22aに出入りする
ように配置されている。
一方、主巻レバー用および補巻レバー用両ノブ軸9,10の
巻下ロックプレート19,19は、レバー中立状態で、ノブ
軸9,10の回転によってストッパ21,21の前面に近接対向
する第8図の位置と同ストッパ前面から外れる第7図仮
想線の位置とに移動するように配置されている。
第2図〜第4図はロック解除状態を示している。
このとき、各ノブ12,13,14は第2図に示すように垂直状
態(傾き0°)となる。
また、主巻レバー用および補巻レバー用両ノブ軸9,10の
中立ロックプレート18,18は右45°に傾いてストッパ21,
21の切欠21a,21aに右側から臨み、ブームレバー用ノブ
軸11の中立ロックプレート20は垂直姿勢でストッパ22の
切欠22aに下側から臨む状態となっている。
従って、このとき各レバー4,5,6は何の規制も受けずに
巻上、巻下両方向へ自由に操作することができる。
レバー中立状態で、各レバー4,5,6を巻上および巻下両
方向にロック(中立ロック)したい場合は、各ノブ12,1
3,14を左に90°回転させて第5図および第7図の状態と
する。
このとき、各ノブ軸9,10,11の中立ロックプレート18,1
8,20がストッパ21,21,22の切欠21a,21a,22aに嵌まり込
む。これにより、切欠21a,21a,22aの前後両面(とくに
符号は付していない)がストッパ面として作用し、各レ
バー4,5,6の巻上、巻下両方向の動きが阻止される。
一方、主巻および補巻両レバー4,5を、巻下ロックした
い場合には、これらに対応するノブ12,13を右へ90°回
転させて第6図および第8図の状態とする。
このとき、主巻レバー用および補巻レバー用両ノブ軸9,
10の巻上ロックプレート19がストッパ21の前面21b(第
7,8図のみに符号を付している)に近接対向するため、
このストッパ前面21bがストッパ面となってストッパ21,
21の前方への回動(レバー4,5の後方への回動)が阻止
され、後方への回動は許容される。
従って、主巻および補巻両レバー4,5は、巻上方向へは
自由に操作できるが、巻下方向へは操作不能となる。
このように、このロック装置によると、中立ロックのほ
かに巻下ロック機能が必要な主巻および補巻両レバー4,
5について、ノブ軸9,10に中立および巻下両ロックプレ
ート18,19を軸方向および周方向に位置ずれして設け、 中立ロック時には、中立ロックプレート18をストッパ
21の切欠21aに嵌め込んで、切欠前後両面をストッパ面
として作用させ、 巻下ロック時には、巻下ロックプレート19をストッパ
21の前面21bに近接対向させて、このストッパ前面21bを
ストッパ面として作用させる ようにしたから、両レバー4,5について、1つのストッ
パ21とノブ軸9,10とによって2種類のロック機能を得る
ことができる。
なお、主巻レバー用および補巻レバー用の両ノブ9,10の
中立ロックプレート18,18には中立ロック位置決め用の
第1ピン23,23、巻下ロックプレート19,19には巻下ロッ
ク位置決め用の第2ピン24,24がそれぞれ設けられ、前
記中立ロック時には第5,7図に示すように第1ピン23,23
がストッパ21,21の右側面に、巻下ロック時には第6,8図
に示すように第2ピン24,24がストッパ21,21の下面にそ
れぞれ当接することにより、ノブ軸9,10,11のそれ以上
の回転が阻止される。
一方、ブームレバー用ノブ軸11には、スリーブ17の外周
に位置決め片25が突設され、ロック解除状態でこの位置
決め片25がストッパ22に当接して、ノブ軸11がロック解
除位置に保持される。
ところで、上記実施例では、ストッパ21をボス7の下面
に突設し、このストッパ21の下方にロック部材付きノブ
軸9,10を前後方向水平軸心まわりに回転可能に設けた
が、ストッパ21をボス7の前面または後面に突設すると
ともに、ロック部材付きノブ軸9,10をボス前方または後
方において垂直軸まわりに回転可能に設けてもよい。
また、本考案は上記実施例で例示したクラムシェル作業
機の巻上レバーに限らず、リフマグ作業機、クレーン、
油圧ショベル等、各種土木建設機械の巻上レバーに、ま
た旋回または走行レバーにも適用することができる。
さらに、上記実施例では、中立ロックと巻下ロックとを
行なう構成としたが、適用対象に応じて中立ロックと巻
上ロックを行なう構成としてもよい。
〔考案の効果〕
上記のように本考案になるときは、操作レバーの回動支
点側端部付近という限られた小スペース部分で、ストッ
パとロック部材とによってロック・ロック解除作用が行
われ、しかもこのロック・ロック解除はノブ軸の回転操
作という最もスペースをとらない小さな運動によって行
われるため、装置全体が小形となり、その占有スペース
が小さくてすむ。
また、複数のロック部材を、ノブ軸に対し軸方向および
回転方向に位置ずれして設ける一方、ストッパに、各ロ
ック部材に対応して複数のストッパ面を設けることによ
り、ストッパの回動軌跡上の複数の位置でロック作用を
果たす構成としたから、1本の操作レバーに対して1つ
のストッパとノブ軸とで複数種類のロック機能を得るこ
とができる。
このため、装置全体をより一層小形化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略側面図、第2図は第
1図II−II線拡大正面図、第3図は第2図III−III線、
第4図は第3図IV−IV線各断面図、第5図は中立ロック
状態、第6図は巻下ロック状態をそれぞれ示す第4図相
当図、第7図は第5図VII−VII線、第8図は第6図VIII
−VIII線各拡大断面図である。 3……レバー支持ボックス、4,5……操作レバー、7…
…操作レバーの回動支点部分のボス、8……同回動支点
となるレバー軸、9,10……ノブ軸、12,13……ノブ、18
……中立ロック部材としての中立ロックプレート、19…
…巻下ロック部材としての巻下ロックプレート、21……
ストッパ、21a……ストッパのストッパ面を形成する切
欠、21b……別のストッパ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端側でレバー軸まわりに回動可能に枢着
    された操作レバーと、この操作レバーの回動支点側の端
    部に同レバーと一体回動可能に設けられたストッパと、
    このストッパに臨む位置において上記レバー軸と直交す
    る軸心まわりに回転可能に設けられたノブ軸と、このノ
    ブ軸を回転操作するノブと、ノブ軸の回転により上記ス
    トッパの回動軌跡上に位置してストッパの回動を阻止す
    るロック位置とストッパの回動軌跡から外れてストッパ
    の回動を許容するロック解除位置との間で移動するロッ
    ク部材とを具備し、このロック部材は、上記ノブ軸の軸
    方向および周方向に位置ずれして複数個所に設けられ、
    一方、上記ストッパに、この各ロック部材に対応して複
    数のストッパ面が設けられてなることを特徴とする操作
    レバーのロック装置。
JP1988155325U 1988-11-28 1988-11-28 操作レバーのロック装置 Expired - Lifetime JPH0650020Y2 (ja)

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JPH0277724U JPH0277724U (ja) 1990-06-14
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KR101494402B1 (ko) * 2013-05-02 2015-02-23 주식회사 득인기공 조이스틱 파일럿밸브의 조이스틱 레버 잠금장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60142298U (ja) * 1984-02-29 1985-09-20 株式会社豊田自動織機製作所 遠隔操作式フオ−クリフトにおけるレバ−ロツク装置
JPS6124237U (ja) * 1984-07-17 1986-02-13 日産自動車株式会社 産業車両の前後進切換ロツク装置

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