JPH0649882Y2 - 気化器のオートチョーク機構 - Google Patents

気化器のオートチョーク機構

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JPH0649882Y2
JPH0649882Y2 JP1988148082U JP14808288U JPH0649882Y2 JP H0649882 Y2 JPH0649882 Y2 JP H0649882Y2 JP 1988148082 U JP1988148082 U JP 1988148082U JP 14808288 U JP14808288 U JP 14808288U JP H0649882 Y2 JPH0649882 Y2 JP H0649882Y2
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choke
choke valve
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lever
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孝夫 野々山
進 野上
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は気化器のオートチョーク機構に於いて、チョー
クバルブの開閉機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、気化器のオートチョーク機構としては、機関温度
を検出して感温体の変位をねじりコイルばねの付勢力を
介して伝達し、機関温度が低くなるにつれてチョークバ
ルブの閉じモーメントを大きくするように構成されたも
のが多く用いられている。例えば、実開昭61-175551号
公報においては、機関温度が低くなるにつれてチョーク
バルブを閉じる方向に付勢する第1のねじりコイルばね
とチョークバルブが全閉状態の位置から更に機関温度が
低温となった場合に更に閉じ方向のモーメントをチョー
クバルブに伝達する第2のねじりコイルばねにより構成
されたオートチョーク機構が開示されている。第4図に
当該公報に示されたエンジン水温とチョークバルブ閉じ
モーメントとの変化の関係を示すが、点線で示すイは従
来の一般的なオートチョーク機構、実線で示すロは前記
公報に開示された機構による場合を示す。ロにおいては
前記第2のねじりコイルばねが低温域で作動するために
モーメントの線が0℃付近で屈折して低温域での増加の
割合が大きくなっている状態が示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記の通り、従来のねじりコイルばね(以下コイルばね
と言う)の付勢力を利用して低温になる程チョークバル
ブの閉じモーメントを大きくするように構成したものに
おいては、使用するコイルばねの本数にかかわらず、機
関温度が極低温(例えば第5図に示す−20℃付近)に於
いて、チョークバルブの閉じモーメントは最大となって
いる。この状態の機関が始動し、完爆して運転を開始し
た場合、一般に完爆後はチョークブレーカが作動してチ
ョークバルブは所定開度開く。この場合、チョークバル
ブシャフトはチョークバルブに対して偏心して取り付け
あるために始動直後の初期には吸入空気量を急激に増す
とチョークバルブが開く傾向になり、チョークバルブが
ふらついて不整な動きをするが、これを防止するために
前記第4図に示すように低温になる程チョーク閉じモー
メントを増大させてあり、こうすればこのチョークバル
ブのふらつきを抑えてチョーク弁の閉じ力を確保し、始
動時に充分に濃厚な混合気を得ることができ、始動時の
リーン防止が出来、良好な始動が確保される。しかし、
極低温時の始動後、機関の回転速度が上昇し、それに伴
い吸入空気量が増大した場合に、燃料供給量を減らして
適正な空燃比を要求されるのにかかわらずこの極低温時
の強大なチョークバルブ閉じモーメント(チョークバル
ブ締切力)が維持されたままであるために混合気の空燃
比はリッチな状態のままで運転が続けられ、このために
オーバリッチとなり易い。更に、このままでは、機関回
転数の上昇に対して吸入空気量が頭打ちとなり、加速不
良を招くことになるという問題がある。
本考案に於いては上記の問題点を解決するために、完爆
後の回転数を上昇時に於いてもチョークバルブでもって
適正な空燃比が得られるような手段を得ることを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための本考案による気化器のオート
チョーク機構は、機関温度を検出して作動する感温体の
変位をねじりコイルばねの付勢力を介して伝達し、機関
温度が低くなるにつれてチョークバルブの閉じモーメン
トが大きくなるように構成されたオートチョーク機構を
有する気化器において、極低温時にさらにチョークバル
ブの閉じモーメントを大きくするモーメント増加手段
と、機関完爆後にチョークバルブを所定開度開くチョー
クブレーカと、極低温時の機関完爆後に前記モーメント
増加手段により増加されたチョークバルブの閉じモーメ
ントを減少させるモーメント減少手段、とを有すること
を特徴とする。
〔作用〕
機関温度が低いほどチョークバルブの閉じモーメントが
大きくなるオートチョーク機構において、モーメント増
加手段が、極低温時にさらにチョークバルブの閉じモー
メントを大きくし、機関完爆後には、チョークブレーカ
がチョークバルブを所定開度開き、極低温時ならばモー
メント減少手段がモーメント増加手段により増加された
チョークバルブの閉じモーメントを減少させる。
〔実施例〕
本考案による実施例を図面に基づいて説明する。第1図
に本実施例の手段を取り付けたオートチョーク機構の一
例を示す。
先ず図示のオートチョーク機構の構成作用について説明
すると、感温体4は機関の温度の上下に応じてレバー5
を動かす。例えば機関温度が冷えると感温体4のロッド
4aはレバー5を矢印Kの方向に引っ張りレバー5の先端
のラックギヤ6は図示Lの方向に左回転し、このラック
ギヤ6と噛合したピニオンギヤ7は図示Rの方向に右回
転し、ピニオンギヤ7の一体となった回動体10及び回動
体10と係合した回動体20も右回転すなわち、時計方向に
回転する。この回転はねじりコイルばね1,2,3を介して
チョークレバー34に伝えられ、チョークバルブシャフト
32を介してチョークバルブ30が閉じられる。このとき、
ピニオンギヤ7、回動体10、回動体20、チョークバルブ
シャフト32は同一の軸線X−Xを中心として回転してい
る。
更に詳しく説明すると、回動体10にはそれぞれの巻き方
向が異なる第1ねじりコイルばね(以下第1コイルばね
と言う)1と、第2ねじりコイルばね(以下第2コイル
ばねと言う)2とが巻き付けられ、それぞれの一端は回
動体10の後端(ピニオンギヤ7側)の基板部10aに固定
され、他端は外側に伸びて、それぞれフック1aとフック
2aを形成している。この中の第2コイルばね2は初期付
勢力モーメントBoを有する状態で回動体10の端部12にフ
ック2aで掛け止めされている。この状態で両フック1a,2
aは図示のようにチョークレバー34を挟持し、同期して
動作する。
また、回動体20は、その後端部(ピニオンギヤ7側)が
回動体10の前端部(チョークバルブ30側)と所定の相対
位置と相対角度で係合し、回動体10と共に回転し、回動
体20には第3ねじりコイルばね(以下第3コイルばねと
言う)3が巻き付けられ、その両端部はフック3a,3bと
なり、回動体20の前端(チョークバルブ30側)の基板部
20aより延設されたレバー22を両側より挟持し、初期付
勢力モーメントCoを有する状態で掛け止めされている。
上記の構成を有するオートチョーク機構の機関温度の変
化に応じたチョークバルブ閉じモーメントの変化の状態
を第2図に示す。第2図は、機関温度とチョークバルブ
閉じモーメントとの関係を示し、Fはチョークバルブ全
閉セット温度、Gはチョークバルブ全開セット温度、FG
間はチョークバルブが部分開の状態の領域、GH間はチョ
ークバルブ全開域、FED間はチョークバルブ全閉域を示
す。図示の通り、チョークバルブ閉じモーメントは機関
温度が低くなるにつれて大きくなっている。FG間のチョ
ークバルブ部分開域に於いては、第1コイルばね1がチ
ョークレバー34を挟んで第2コイルばね2と相対峙し、
第1コイルばね1の一定の初期付勢力モーメントAoがチ
ョークバルブ閉じモーメントとして常に働いている。更
に機関温度が下がり、チョークバルブ全閉セット温度F
以下になると、回動体10は更に右回転を続け、第1コイ
ルばね1がチョークレバー34に働いているモーメントAo
は温度の下降に応じて増加するモーメントAxとなり、第
2図のNo.1の直線に示すように変化する。更に温度が下
降してEに達すると、回動体20が回動体10の回転に伴っ
て右回転することにより、これまではチョークレバー34
と離れていた第3コイルばね3のフック3aが回動体20の
右回転によりチョークレバー34に当接し、ここではじめ
て第3コイルばね3の初期付勢力モーメントCoがチョー
クレバー34に加わりチョークバルブ閉じモーメントは第
2図e1e13に上昇し、更に温度が下がるとチョークバル
ブ閉じモーメントは第3コイルばね3の付勢力モーメン
トCxが前記のモーメントAxに加わったNo.1+No.3(Ax
Cx)の直線となって増加し、温度Dに於いてはd13とな
る。このように、第3コイルばね3は、極低温時に、さ
らにチョークバルブ30の閉じモーメントを大きくするモ
ーメント増加手段を構成する。なお、モーメントCxはこ
のED間で第2図に示す通り、e3よりd3に増加している。
この様に極低温の状態のED間に於いては第1コイルばね
1の付勢力モーメントAxに第3コイルばね3の付勢力モ
ーメントCxが加わた強大な閉じモーメントがチョークバ
ルブ30に加えられる。
上記の構成によるオートチョーク機構に於いては、極低
温時に於けるチョークバルブの締切力を強固に安定さ
せ、極低温時の始動に適正な濃厚な空燃比の燃料を供給
するためには有効であるが前述の通り機関が始動し完爆
してチョークブレーカが作動した後、回転が上がり、吸
入空気量が増大した場合にこの極低温時の強大なチョー
クバルブ閉じモーメントが維持されたままであると、吸
入空気量に応じてチョークバルブが開かぬためにこの領
域では空燃比はかえってオーバリッチとなり不都合であ
る。
本実施例においては上記対策として第3コイルばね3を
極低温時の始動時にのみ作動させることとし、始動し完
爆してチョークブレーカが作動した後はこの第3コイル
ばね3によるチョークバルブ閉じモーメントの増量分は
除去して閉じモーメントの強さを減少することとした。
すなわち、第2図で見ると、機関の完爆後は閉じモーメ
ントをED間のNo.1+No.3の直線の中No.3分を除去してN
o.1(Ax)だけの直線e1d1(図中、一点鎖線で表す)と
なるようにしたものである。
第1図により、この閉じモーメント減少手段を説明す
る。40はチョークブレーカ用のアクチュエータとなるダ
イヤフラム42でダイヤフラムの動きをチョークブレーカ
に伝えるロッド、51は第1ブレーカレバー、53は第2ブ
レーカレバーでいづれもチョークバルブシャフト32に遊
嵌している。また両ブレーカレバー51と53との間にはね
じりコイルばね55が装着され、その両端はブレーカレバ
ー51と53とに掛け止めされている。
極低温時(第2図E点以下)に於いて、機関の完爆後、
ダイヤフラム40に負圧が印加されると、ロッド42は引っ
張られて図示矢印Sの方向に動き、第1ブレーカレバー
51が左回転すなわち反時計方向に回転する。この運動で
第1ブレーカレバー51の端部に設けられたキックレバー
52が第3コイルばね3のフック3aに当接し、更にこれを
左方(チョークレバー34から離れた方向)に押し出す、
このことにより第3コイルばね3はチョークレバー34か
ら離され、コイルばね3によるチョークバルブ閉じモー
メントCxは発生しなくなるためにこのときのチョークバ
ルブ閉じモーメントは第2図ED間ではNo.1+No.3(Ax
Cx)の直線e13d13上の点からNo.1(Ax)の直線e1d1上の
点に減少する。また、第2ブレーカレバー53はコイルば
ね55を介して第1ブレーカレバー51と一体で動作するた
めに、第2ブレーカレバー53も左方に動いてチョークレ
バー34に当接し、更にこれを押してチョークレバー34を
左回転させ、閉じていたチョークバルブを開き、いわゆ
るチョークブレーカとしての作動がここで行われる。第
2ブレーカレバー53は更に左方に動きストッパー57に当
接して止まり、チョークバルブ30はこれ以上は開かなく
なり、所謂チョークブレーカの開度がここで決められ、
チョークブレーカとしてはこれ以上開くことはない。そ
の後更にロッド42が引っ張られた場合には、第2ブレー
カレバー53はこれ以上動かぬためにねじりコイルばね55
によるリリーフ作用が働き、第1ブレーカレバー51のみ
が動いて第3コイルばね3のフック3aを更に左方に押し
出し、チョークレバー34から十分に押し離す。
以上により、第2図に示すE以下の極低温の領域に於い
て完爆した場合のチョークバルブ閉じモーメントの減少
が行われるがこのときのダイヤフラム40のストロークに
応じたチョークバルブ閉じモーメントの変化とチョーク
バルブの開度等の関連した作動状態を第3図に示す。本
図は、ダイヤフラム40のストローク中に於ける(a)チ
ョークバルブ30の閉じモーメントの変化と、(b)第3
コイルばね3のフック3aとチョークレバー34との離れ角
度と、(c)チョークバルブ開度の変化の模様をダイ
ヤフラム40作動開始、フック3aとキックレバー52が当
接、ブレーカレバー53とチョークレバー34が当接、
ブレーカレバー53とストッパー57が当接、ダイヤフラ
ム作動終了の各作動ステップ毎に示したものである。ま
た一点鎖線は従来例、太い実線は本実施例の場合を示
す。第3図(a)について詳しく説明すると、これは第
2図E以下の極低温の領域内のある温度のときに完爆し
てダイヤフラム40が作動した場合のチョークバルブの閉
じモーメントの変化を示し、図においてのイ、の
ロ、はチョークバルブ閉じモーメントが第2図に示すAx
+Cxの状態、のハ、はキックレバー52がフック3aを押
し出したためにCxが解除されて閉じモーメントがAxのみ
になった状態、これがのホ、まで続き、のホ、にお
いてブレーカレバー53がチョークレバー34を押すために
第1コイルばね1のフック1aも押されて第1コイルばね
1に荷重が掛り、このためにチョーク閉じモーメントが
増加してのホよりのト、に上昇する。ではブレー
カレバー53がストッパー57に当接しストップするため
に、閉じモーメントの増加もここでストップして閉じモ
ーメントの変化はのト、よりのチ、と横ばいの状態
で終わる。このとき、従来例のチョークブレーカ機構に
於いてはキックレバー(52)が無いために、のイより
のニまで、一点鎖線で示すようにチョークバルブ閉じ
モーメントは一定でありのニよりブレーカレバー(5
3)が作用しはじめ、のヘ、でストッパ(57)にブレ
ーカレバー(53)が当接するまで増加する。また、第3
図(b)に示すように第3コイルばねのフック3aとチョ
ークレバー34との離れ角度はのロより大きくなり始め
のホのあとはのトまではそのままの角度を保ち、
のト以降はコイルばね55のリリーフ作用により、キック
レバー52がフック3a更にを押し出し、その角度がのチ
に至るまで図に示すように更に大きくなる。従来例では
フック(3a)とチョークレバー(34)とは図示の通り
のイよりのヘに至るまで離れることはない。第3図
(C)にはチョークブレーカとしてのチョークバルブの
開度とその開く時期が示されている。
以上の実施例によれば、極低温時に生ずる強大なチョー
クバルブ閉じモーメントを機関の完爆後軽減することが
可能である。これによれば、第3コイルばね3は始動時
に空燃比がリーンにならぬようにチョークバルブの締切
力を補正して強くするためにのみ使用することとし、完
爆後はこの第3コイルばねの使用を外して運転開始後の
強すぎるチョークバルブ閉じモーメントを減少すること
が可能となり、極低温時から常温までの良好な始動性と
完爆後の加速性との両立ができる。特に、チョークブレ
ーカの動作を利用し、第3コイルばね3をチョークレバ
ー34から遊離させたことにより、始動後の加速時のオー
バリッチと吸入空気量の頭打ちを回避することができる
効果は大きい。
なお、本実施例においては第3コイルばね3をチョーク
レバー34より遊離させる動作(キックレバー52が第3コ
イルばね3のフック3aに当接する動作)はチョークブレ
ーカによりチョークを開く動作(第2ブレーカレバー53
がチョークレバー34に当接する動作)よりも早い時期に
開始するようにしているが、このチョークバルブ閉じモ
ーメントを減少する時期は、チョークブレーカによりチ
ョークバルブが開いてその開度を得た後にダイヤフラム
40のストロークを利用して実施するような機構であって
も差し支えない。
また、完爆後のチョークバルブの閉じモーメントを軽減
する手段としては、使用するアクチュエータとしては、
上記の様な負圧式のダイヤフラムに限定されることはな
く、機関の完爆を検知し、それにより極低温時のチョー
ク用のばねの付勢力を減少させる手段であれば例えば、
電気的な、或いは油圧式のアクチュエータ等を利用して
も差し支えない。
〔考案の効果〕
本考案を実施することにより、極低温時において機関の
完爆後チョークバルブに掛かるチョークバルブの閉じモ
ーメントが軽減され、吸入空気量の増加に応じてチョー
クバルブが適正に開くことが可能となり、始動後の加速
時の空燃比のオーバリッチと吸入空気量の頭打ちが回避
され、良好な始動性と加速性とを両立させて実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例によるオートチョーク機構とそ
の制御装置の斜視図、第2図はオートチョーク機構の機
関温度−チョークバルブ閉じモーメント線図、第3図は
ダイヤフラムのストローク中のオートチョーク機構の作
動状態を示し、第3図(a)はチョークバルブ閉じモー
メントの変化、第3図(b)は第3コイルばねのフック
とチョークレバーとの離れ角度、第3図(c)はチョー
クバルブの開度を示す。第4図は従来技術のチョークバ
ルブ閉じモーメント−エンジン水温線図を示す。 1,2,3,55……ねじりコイルばね、 4……感温体、7……ピニオンギヤ、 10,20……回動体、30……チョークバルブ、 32……チョークバルブシャフト、 34……チョークレバー、40……ダイヤフラム、 51,53……ブレーカレバー、 57……ストッパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 野上 進 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 山内 時夫 愛知県大府市共和町1丁目1番地の1 愛 三工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−47854(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機関温度を検出して作動する感温体の変位
    をねじりコイルばねの付勢力を介して伝達し、機関温度
    が低くなるにつれてチョークバルブの閉じモーメントが
    大きくなるように構成されたオートチョーク機構を有す
    る気化器において、 極低温時にさらにチョークバルブの閉じモーメントを大
    きくするモーメント増加手段と、機関完爆後にチョーク
    バルブを所定開度開くチョークブレーカと、極低温時の
    機関完爆後に前記モーメント増加手段により増加された
    チョークバルブの閉じモーメントを減少させるモーメン
    ト減少手段、とを有することを特徴とする気化器のオー
    トチョーク機構。
JP1988148082U 1988-11-15 1988-11-15 気化器のオートチョーク機構 Expired - Lifetime JPH0649882Y2 (ja)

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JP1988148082U JPH0649882Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 気化器のオートチョーク機構

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JP1988148082U JPH0649882Y2 (ja) 1988-11-15 1988-11-15 気化器のオートチョーク機構

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JPH0269048U JPH0269048U (ja) 1990-05-25
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