JPS5922258Y2 - スロツトル・バルブの開度検出装置 - Google Patents

スロツトル・バルブの開度検出装置

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Publication number
JPS5922258Y2
JPS5922258Y2 JP11870379U JP11870379U JPS5922258Y2 JP S5922258 Y2 JPS5922258 Y2 JP S5922258Y2 JP 11870379 U JP11870379 U JP 11870379U JP 11870379 U JP11870379 U JP 11870379U JP S5922258 Y2 JPS5922258 Y2 JP S5922258Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
throttle
throttle valve
lever
arm
detection device
Prior art date
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Expired
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JP11870379U
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JPS5635531U (ja
Inventor
真木夫 林
寛 飯田
浩輔 伊藤
正徳 原田
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Publication date
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は内燃機関の気化器のスロットル・バルブのア
イドル開度を検出する装置に関するものである。
従来の機関減速時におけるスロー燃料カットシステム等
に用いられるスロットル・バルブ開度検出装置としては
、例えば第1図のようなものがある。
図において1はスロットル・バルブ、2はスロットルバ
ルブの支軸で、一端を気化器11の外部へ突出している
3は支軸2の突出端に一体的に固定されたスロットルレ
バーで、その先端には戻しバネ15とアクセルペダル(
図示せず)に連結した引金12が接続する。
5は同じく支軸2に一体的に固定されたスロットル・ア
ジャストレバーで、気化器11の本体部に螺合したスロ
ットル・アジャストスクリュー4と協働してスロットル
・バルブ1のアイドル開度の調整を行うものである。
即ち、スロットル・バルブ1が設定アイドル開度にある
ときこのスロットル・バルブ1と一体回動するスロット
ル・アジャストレバー5の回動先端が、上記のスロット
ル・アジャストスクリュー4の足先と当接するようにこ
れを左右に回して調整する。
このスロットル・バルブ1のアイドル設定開度を基準と
して例えば減速時のスロー燃料カットの制御を行うよう
にスロットル・レバー3に一体形成されたアーム3aが
、マイクロスイッチ8を開閉するスイッチレバー7を作
動させる。
つまり、前記スロットル・パルプ10開度が設定開度以
下になるとアーム3aがスイッチレバー7の先端に螺合
したスイッチアジャストスクリュー6の頭部に当接して
、スイッチ8のブツシュロッド8aは開放となり、スロ
ー燃料のカットが行われる。
〔日産自動車(株) 1977年発行整備要領書ニッサ
ンセドノツクグロリア331型車第38頁及び同197
5年発行整備要領書ニッサンスカイラインA−C110
型第48〜第49頁〕 ところがこのような従来のスロットル開度検出装置にあ
っては、スロットル・アジャストレバー5と支軸2及び
スロットルレバー3が実質的に一体回動する構成となっ
ていたため、スロットル・バルブ1のアイドル開度を再
調整する必要のある場合、スロットル・アジャストスク
リュー4を再調整することによって、スロットルレバー
3と一体のアーム3aのアイドル設定位置も変わり、従
ってマイクロスイッチ8の動作点が変化してしまう。
このマイクロスイッチ8の動作点の変化を補償するため
には、支点7aを中心としてリターンスプノング14に
よって時計回りに付勢されるスイッチレバー7に設けた
スイッチアジャストスクリュー6を上下方向に再調整し
なければならないが、このためにはスロットル開度ゲー
ジの据付が必須である等非常に微妙な調整が必要である
ことから、実際スロットル・バルブ1のアイドル開度再
調整の際、このスイッチアジャストスクリュー6の再調
整は行なわれていないのが現状であり、機関がいわゆる
グリーンエンジンの状態に対してただ一回調整されるの
みである。
ところが、機関が馴らし運転を経過して機関フリクショ
ンが小さくなったオールドエンジンの状態になると、前
述のグリーンエンジンに対して行ったスロットル・バル
ブアイドル開度は大きすぎ、アイドリング回転数が増加
してしまう。
そこでスロットル・アジャストスクリュー6によってア
イドル開度を規定アイドル回転数に見合うよう減少調整
しなければならない。
一方このためにマイクロスイッチ8の動作点が変化(ス
イッチ動作するまでの所要開度が大きくなる)してしま
うが、この動作点の調整は上述の理由から市販された機
関においては行なわれないことが多く、その結果例えば
このスロットルバルブ開度検出装置を上記のような燃料
カットシステムに用いた場合、スロー燃料カット中に再
加速すると、スロットル・バルブ1が開いてマイクロス
イッチ8を作動(スロー燃料カットの解除)させるまで
、即ちスイッチレバー7がマイクロスイッチ8のブツシ
ュロッド8aを押圧するまでに時間遅れが生じ、燃料カ
ット解除が遅れて、スロー燃料の流出が遅れる。
このため運転の加速性に不調をきたすという不具合を生
ずることになる。
この考案は、スロットル・バルブのアイドル開度を再調
整しても、マイクロスイッチの作動点が変化しないよう
にして上記問題点を解決したスロットル・バルブ開度検
出装置を提供することを目的としたものである。
以下、第2図第3図の実施例に基づいて本考案を詳細に
説明するが、第1図と実質的に同一部分については同符
号を付すことにする。
図において、1は気化器11の吸気通路を開閉するスロ
ットル・バルブ、2はスロットル・バルブ1の支軸、3
は支軸2の外端に一体的に固定したスロットル・レバー
で、その先端に連結した戻しバネ15の付勢力で゛スロ
ットル・バルブ1を閉じる方向に支軸2を回転させる一
方、戻しバネ15の付勢力に抗してスロットル・バルブ
1を開くアクセルペダル(図示せず)に連結した引金(
ワイヤ)12が接続する。
5は支軸2に回動自在に軸支されたスロットル・アジャ
ストレバーであり、3本の射出形成アーム5a、5b、
5Cを有する。
これら3本のアームのうち、アーム5aは先端にバカ穴
16を有しこのバカ穴16に挿入したスロットル・アジ
ャストスクリュー4にばね10を介装した上で該スロッ
トル・アジャストスクリュー4を、上記スロットルレバ
ー3の裏面に該スロットルレバー3の1部を切欠き、屈
曲して突出形成した平板突起13に設けたねし穴17に
螺合してねし調整部18を構成する。
したがってアーム5aはこのねじ調整部18を介してス
ロットルレバー3と一体動することになる。
アーム5bはスロットル・バルブ1の設定アイドル開度
において、先端が気化器本体に設けたストッパ9に当接
すると共に、スロットルレバー3の戻しばね15により
該ストッパ面に押圧附勢される。
次にアーム5Cは上記設定開度以下において、マイクロ
スイッチ8のスイッチレバー7に螺合したスイッチアジ
ャストスクリュー6の頭部を押圧し、もって該マイクロ
スイッチ8のブツシュロッド8aを開放する。
本考案は以上のように構成され、次にその作用について
説明する。
スロットル・バルブ1のアイドル開度の再調整を行う場
合、スロットル・アジャストスクリュー4を回転してや
ると、スロットルアジャストレバー5のアーム5bは気
化器本体に設けたストッパ9に係止して、図でいえば時
計回りには回動しえないので゛、スロットル・アジャス
トスクリュー4と螺合するスロットルレバー3およびこ
れと一体回動するスロットル・バルブ1が回転して規定
アイドル開度に調整が行なわれる。
この調整操作前後においてマイクロスイッチ8の動作点
を決定するアーム5Cは、アーム5aと共にスロットル
・アジャストレバー5に一体形成されているからその位
置が変化することなく、よってマイクロスイッチ8の動
作点は常に一定に保持される。
従っていったんマイクロスイッチ8の動作位置をスイッ
チ・アジャストレバー6により設定してやれば、その後
にアイドル調整をしても何等影響を受けることがなく、
安定した作動が得られる。
以上詳述したように、この考案にかかるスロットル・バ
ルブ開度検出装置によれば、スロットル・バルブのアイ
下ル開度を調整しても、マイクロスイッチの作動点は常
に一定に保持できるため、例えばグリーンエンジンに対
して行なったスロットル・バルブアイドル開度を機関の
馴らし運転が済んだオールドエンジンに対して再調整す
る際、マイクロスイッチの作動点を変化させることなく
スロットル・バルブ開度を設定でき、したがって再調整
しなくても燃料カット、カット解除が時間遅れなく確実
に実行され、機関の運転性を低下させることがないとい
う効果が得られる。
またスイッチアジャストスクリューはスイッチレバーの
先端を屈曲変形して省くことも可能となる。
尚、本考案のスロットル・バルブ開度検出装置は、上記
のようなスロー燃料カットシステム等に採用される他、
排気ガス再循環システムに対しても採用できるなど負荷
を検出する手段として広く用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスロットルバルブ開度検出装置の要部正
面図、第2図はこの考案にがかるスロットル・バルブの
開度検出装置の正面図、第3図は第2図のA−A線断面
図である。 1・・・・・・スロットルバルブ、2は支軸、3はスロ
ットルレバー、4・・・・・・スロットルアジャストス
クリュー、5・・・・・・スロットルアジャストレバー
、5a、5b。 5C・・・・・・アーム、7・・・・・・スイッチレバ
ー、8・・・・・・マイクロスイッチ、13・・・・・
・平板突起、15・・・・・・戻しばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スロットル・バルブ1の支軸2に固定されたアクセルペ
    ダルと連動するスロットル・レバー3と、上記支軸2に
    遊嵌しかつスロットル・レバー3とスロットル・アジャ
    ストスクリュー4を介して係合スるアーム5a、スロッ
    トル・バルブ1の一定開度においてストッパー9と当接
    するアーム5b、およびマイクロスイッチ8のスイッチ
    レバー7と係合するアーム5Cを有するスロットル・ア
    ジャストレバー5とにより構成され、スロットル・バル
    ブ1の開度が設定値に達つしたときマイクロスイッチ8
    を作動させることを特徴とするスロットル・バルブの開
    度検出装置。
JP11870379U 1979-08-29 1979-08-29 スロツトル・バルブの開度検出装置 Expired JPS5922258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11870379U JPS5922258Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 スロツトル・バルブの開度検出装置

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JP11870379U JPS5922258Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 スロツトル・バルブの開度検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5635531U JPS5635531U (ja) 1981-04-06
JPS5922258Y2 true JPS5922258Y2 (ja) 1984-07-03

Family

ID=29350914

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JP11870379U Expired JPS5922258Y2 (ja) 1979-08-29 1979-08-29 スロツトル・バルブの開度検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6256611A (ja) * 1985-09-02 1987-03-12 Nissan Motor Co Ltd 操作用ケ−ブルのケ−シングエンド

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JPS5635531U (ja) 1981-04-06

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