JP2503075B2 - 内燃機関の配分装置のための調節装置 - Google Patents

内燃機関の配分装置のための調節装置

Info

Publication number
JP2503075B2
JP2503075B2 JP1143208A JP14320889A JP2503075B2 JP 2503075 B2 JP2503075 B2 JP 2503075B2 JP 1143208 A JP1143208 A JP 1143208A JP 14320889 A JP14320889 A JP 14320889A JP 2503075 B2 JP2503075 B2 JP 2503075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
adjusting
stopper
adjusting device
idling speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1143208A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0255841A (ja
Inventor
アーノルト・マン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUAO DEE OO AADORUFU SHINTORINGU AG
Original Assignee
FUAO DEE OO AADORUFU SHINTORINGU AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUAO DEE OO AADORUFU SHINTORINGU AG filed Critical FUAO DEE OO AADORUFU SHINTORINGU AG
Publication of JPH0255841A publication Critical patent/JPH0255841A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2503075B2 publication Critical patent/JP2503075B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M3/00Idling devices for carburettors
    • F02M3/06Increasing idling speed
    • F02M3/07Increasing idling speed by positioning the throttle flap stop, or by changing the fuel flow cross-sectional area, by electrical, electromechanical or electropneumatic means, according to engine speed

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アイドリング回転数制御機能を備えた内燃
機関の配分装置のための調節装置であつて、前記配分装
置は調節ロツドに連結されるとともに戻しばねによつて
バイアスされており、そして第1の調節可能なストツパ
ーと第2の固定ストツパーが前記配分装置の操作レバー
に対して備えられており、この場合前記第2の固定スト
ツパーは、前記配分装置の最小設定位置を決めるべく前
記第1のストツパーの調節範囲を限定するものに関す
る。
〔従来の技術〕
公知のように、内燃機関の動作状態を改善するため、
及び排気ガス中の有害成分を減少させるためにアイドリ
ング回転数が制御される。この目的で通常は、電気的又
は空圧的調節装置が備えられており、同調節装置は、例
えばスロツトルバルブ又は噴射ポンプの制御ロッドのよ
うに配分装置のストツパーを、目標アイドリング回転数
が達成されるように調節する。例えば冬期の寒冷時始
動、例えばサーボ装置及び空調装置のスイツチを入れた
ことが原因の高負荷時、内燃機関が暖められている時、
あるいは内燃機関が低負荷で動作している時など、内燃
機関の動作中の運転条件は非常にさまざまであつて、そ
れに応じてさまざまなアイドリング回転数の目標値が発
生することになる。内燃機関の申し分のない回転動作を
常に保証するためには、前記ストツパーの調節範囲は相
当に広くなければならい。有利な燃料消費率及び排気ガ
ス量を達成するために可能なかぎり低いアイドリング回
転数を得ようとする目的からも、アイドリング回転数の
最小値への制御は重要になつている。そこでアイドリン
グ回転数の迅速な再調整に必要な、アイドリング回転数
を変動せしめる機能が与えられている。
現在では、機械的又は電子的(増加中)アイドリング
回転数制御装置が組み込まれている。これらの制御装置
は、正常時に所望により、その時々の運転条件に応じた
十分ではあるが高すぎないアイドリング回転数を保証し
ている。この制御装置は、例えば電気的又は空圧的調節
装置を制御するのであり、同調整装置は配分装置のスト
ツパーを適切な位置まで移動せしめる。この制御装置が
故障した場合には、アイドリング回転数を低い値に確実
に戻さなければならない。さもないと、例えば自動変速
機の場合に、例えば車両の徐行中に、危険な状況を必然
的に生ぜしめる意図せざる加速を引き起こす可能性があ
る。
しかしながら電子制御装置が故障した場合、不都合な
アイドリング回転数が設定されるおそれがある。即ち故
障によつて、ストツパーが最小アイドリング回転数の方
向に調節されると、スロツトルバルブの最小開度は、内
燃機関の満足な動作を保証するためには十分でなくな
り、したがつて内燃機関がエンストするようなことにな
る。
西独国特許出願公開第3524911号明細書には、内燃機
関のスロツトルバルブ用の冒頭に記載の形式の調節装置
が開示されている。この装置の場合、角度の調節範囲は
約10°である。アイドリング回転数制御装置が故障した
時に内燃機関の確実な動作を保証するアイドリング回転
数を設定する方策は同明細書には記載されていない。
西独国特許発明第2949884号明細書には、アイドリン
グ回転数制御機能を備えた内燃機関の配分装置のための
調節装置が記載されている。そして調節装置は弁要素を
含むもので、同弁要素は、正常動作時のための第1の開
度設定範囲と、異常動作時のための小さな横断面を伴う
第2の開度設定範囲を有している。故障が発生すると、
第1の開度設定範囲は簡単な手段を用いてばねの作用に
よつて閉塞される。それに対して第2の開度設定範囲は
内燃機関の動作を保証するアイドリング回転数を確保す
る。
〔発明が解決しようとしている課題〕
本発明の基礎とする課題は、アイドリング回転数制御
装置が故障した場合に、アイドリング回転数が内燃機関
の確実な動作状態を保証する高さに維持されるところ
の、アイドリング回転数制御機能を備えた内燃機関の配
分装置のための調節装置を提供することにある。
〔本発明の課題を解決するための手段〕
この課題は本発明によれば、冒頭に記載の調節装置に
おいて、前記配分装置の操作レバーには、前記固定スト
ツパー及び前記調節可能なストツパーと共働する変位可
能な支持部材が取り付けられており、該支持部材は機械
的な戻し手段によつて付勢されており、前記支持部材
は、アイドリング回転数制御装置の正常動作時に前記第
1の調節可能なストツパーと係合するとともに、前記戻
し手段の作用に抗して前記第2の固定ストツパーと係合
しないような位置に置かれており、そして前記支持部材
は、アイドリング回転数制御装置の異常動作時には、そ
の時点で引き込められた前記第1の調節可能なストツパ
ーとは係合しておらず、前記戻し手段の作用を受けて前
記固定ストツパーと係合しており、したがつて前記配分
装置が前記最小設定位置よりも幾らか大きい設定位置を
開放するように前記支持部材が前記操作レバーを拘束す
ることによつて解決される。
本発明の調節装置においては、前記両ストツパー、即
ち固定ストツパー及び調節可能なストツパーは、有利に
も変位可能な支持部材と組み合わされている。正常なア
イドリング運転が行われている間は、この支持部材は固
定ストツパーには係合せず、従つて最小アイドリング回
転数の設定は単に第1の調節可能なストツパーによつて
行われる。アイドリング回転数制御装置の異常動作状
態、例えば停電した時、あるいは電子制御装置が故障し
た時には、第1の調節可能なストツパーは完全に引き戻
され、それでもつて変位可能な支持部材も機械的戻し手
段の付勢に基づいて復帰せしめられる。その結果支持部
材は操作レバーの適当な位置において固定ストツパーと
係合し、同操作レバーと共同してその時点のアイドリン
グ回転数を最小のアイドリング回転数として設定する。
この場合支持部材と固定ストツパーの相対的は位置は、
それに対応するアイドリング回転数が正常動作時におい
て可能な最小アイドリング回転数よりも若干高くなるよ
うに、選定されている。配分装置が例えばスロットルバ
ルブである時、スロットルバルブの前記位置は最小開度
位置から角度にして数度ずれている。このようにしてア
イドリング回転数が高められると、あらゆる場合におい
て、例えば工場までの比較的短距離の走行を確実に実行
することが可能になる。他方、このアイドリング回転数
は、例えば自動変速装置の場合に前述のような危険な状
況を引き起こすおそれのある過大な加速が達成され得る
ほどには高くない。
さらに本発明の調節装置は、アクセルペダルが操作さ
れた時に同アクセルペダルにおいて遊び行程を有利にも
全く感知し得ないようになつている。このことは、アク
セルペダルに連結された調節ロツドが1つの戻しばねに
接続されていて、その結果配分装置ないしスロツトルバ
ルブの各時点のストツパーによつて設定された止め位置
が事前に与えられていることによつて確保される。この
スロツトルバルブのストツパーは、アイドリング動作状
態が正常な場合も同様に、アクセルペダルのためのスト
ツパーをも意味している。即ち、調節ロツドを介してア
クセルペダルの基準位置も調節されるのである。この点
は、噴射ポンプに機械的接続装置が組み込まれている内
燃機関において特に有利である。
有利には、支持部材はレバーであつて、該レバーの位
置は、アイドリングの動作状態が異常な時には、機械的
戻し手段と第2の固定ストツパーとによつて確定され
る。この構成は、各々のアイドリング動作状態に応じた
支持部材の特に簡単な調節を可能にする。レバーは有利
には操作レバーに枢着されており、それによつて必要ス
ペースが減少し、取り付けが簡略化される。戻し手段と
しては、好ましくは回転ばねが使用される。代替的には
重りを戻し手段に備えることができる。
有利には、第1の調節可能なストツパーは、例えは配
分装置の操作レバーと共働する調節可能な棒を含むとこ
ろの電気的又は空圧的調節部材として実現されている。
前記棒は1つの戻しばねによつて機械的にバイアスされ
ている。調節可能なストツパーのその他の好ましい構成
は、調節を用意化するローラーである。
第2の固定ストツパーは、好ましくは、配分装置の最
小位置、例えばスロツトルバルブの最小開度を調節する
ための調節ねじである。この調節ねじを利用して、第1
にアイドリング回転数制御装置の正常動作における最小
開度を後調節することができ、第2に異常アイドリング
動作状態のために定められたアイドリング回転数をそれ
に関連して調節することができる。このようにして、内
燃機関の各種形式及び経年変化に対応する後調節ないし
適合化を行うことができる。支持部材として利用される
レバーにつめを固定ストツパーとして設けることもで
き、それによつて必要部材数が減少する。
調節ロツドの調節行程が長い場合には、2個の部材で
成る操作レバーが有利である。このような構成は、無駄
な行程を伴わない非常動作状態を実現する。
〔実施例〕
本発明は、以下において4つの好ましい実施例及びそ
の図面に基づいてより詳細に説明される。
本発明の調節装置の第1実施例を示すところの第1,2
図をまず初めに説明する。軸12の回りで旋回可能な点線
で示されたスロツトルバルブ10は、図示されない内燃機
関の吸込管14内に配置されている。
操作レバー20は、軸12と同心的かつ同軸に固着された
状態で旋回可能に支承されている。図示の実施例におい
ては、この操作レバー20は、長さがほぼ同じであつて互
いに成す角度がほぼ90°の2本の脚20a,20bをもつて構
成されている。この場合軸12ないしはその延長部は、両
脚20a,20bの間の対称線を通つて延びている。操作レバ
ー20の脚20aの外端部には、詳細には示されていない調
節ロツド並びに1つの戻しばね22が、符号24において1
つの軸線回りに枢着されている。引張りばねとして構成
された戻しばね22の他端部は、保持部分26及び矢印28に
よつて示唆された位置において固定的に支持されてい
る。戻しばね22の作用方向と逆向きの調節ロツドの作用
方向は、矢印30によつて図解されている。
操作レバー20の他方の自由端、即ち脚20bの自由端に
は凹部32が設けられている。脚20bは同端部から少し離
れた位置に旋回軸34を有しており、同軸には支持体とし
て利用されるレバー40が枢着されている。このレバー40
は本質的に棒状に形成されており、旋回軸34は外部中心
に配置されている。このレバー40は、同レバー40を水平
にした時に脚20bと本質的に整列し、かつ、その外端部
が脚20bを越えて延びるように配置されている。レバー4
0の内端部は、同位置において下向きの突起42を有して
おり、同突起の下端部は、水平ないしは脚20bの下縁に
対して平行に延びている。レバー40は外端部において重
り44を有している。この重りは、レバー40を、脚20bに
対して平行な、図示されない回転ストツパーと衝当する
位置まで自動的に旋回せしめるように選択されている。
第1,2図の吸込管14の外側の脚20bの下方には、舌片、
板又はその類似物50が溶接されている。この舌片50のね
じ穴52内には、調節ねじ54がねじ端部56を上に向けて螺
入されている。この場合水平状態のレバー40がその突起
42をもつて調節ねじの先端58に当接するように、このね
じ端部56は上向きに延びている。
脚20bの外端部の下方には、電磁調節部材60が配設さ
れており、同調節部材には導電線62が通じている。上向
き、即ち操作レバー20の脚20bに向けて調節棒64が延び
ており、同調節棒は、矢印66で示唆するように軸線方向
に沿って移動可能である。
第1図において、調節棒64は、その先端68が操作レバ
ー20の脚20bの対応する止め面36に当接するように、上
方へ移動せしめられている。この状態において調節棒64
は、レバー40にも係合して、同レバーを水平の止め位置
から図示の位置まで上向きに旋回せしめている。この場
合レバー40の突起42は調節ねじ54の前方に旋回せしめら
れており、その結果同レバーはその旋回位置において調
節ねじと係合し得ない。調節棒64が図示の位置からさら
に上へ移動すると、操作レバー20が軸12回りで旋回する
ようになり、それに堅固に連結されたスロツトルバルブ
10は開方向へ旋回せしめられるであろう。調節棒が外側
へ移動すればするほど、なおいつそうアイドリング位置
に対するスロツトルバルブ10の開度は拡大せしめられ
る。
第1図に示された調節装置の配置は、アイドリング回
転数制御装置の正常な動作状態の配置に相当する。アイ
ドリング回転数制御装置に異常があるとき、又は何等か
の障害が発生したとき、調節部材60は、調節棒64が即座
に復帰されるように制御される。それに起因して、一方
では重り44の作用によつてレバー40が、他方では戻しば
ね22の作用によつて操作レバー20が図示の水平位置へ復
帰旋回せしめられる。この時の配置が第2図に示されて
おり、突起42は調節ねじ52の先端58に当接している。こ
の位置にある操作レバー20は、同操作レバーが調節ねじ
54の先端58に直に当接していて第1図の正常動作におけ
る正規制御時のスロツトルバルブ10の最小開度を与えて
いる位置から僅か数度だけ変位している。アイドリング
回転数制御装置におけるこの僅かな調節角度の変化分
は、第1,2図の概略図には具体的に示されていない。こ
の変化分は図示の実施例の場合約5°になる。これは80
0rpmから1500rpmまでのアイドリング回転数の上昇に相
当する。
第3,4図には、本発明の調節装置の別の実施例が示さ
れている。第1,2図に示された構成要素と同一の構成要
素については、同一の参照数字を付して、新たには説明
しない。操作レバー20′は片足構造であつて、この場合
軸24及び12はそれぞれ端部領域に配置されている。その
回りでレバー40′が旋回可能であるところの軸34は、操
作レバー20′の縦軸の中心より若干上に配置されてい
る。
レバー40′の旋回軸34は同レバーの前端部に配置され
ており、この場合重り44は相応して後端部(第3,4図に
おいて左)に配置されている。レバー40′の前端部は部
分的に丸く切り取られて切り欠き46を成しており、この
場合端面側の下部領域は、レバー端縁48としてレバー4
0′の縦軸に対して直角に形成されている。レバー40′
に何も作用しない時は、同レバーは重り44の作用に基づ
いて水平位置にある。
調整ねじ54は固定配置された舌片50内に螺入されてお
り、同舌片50の取り付け固定部は矢印51で示唆されてい
る。調節ねじ54は水平に延びていて、同ねじが操作レバ
ー20′に対して直角に延びて同レバーの対向する縦縁と
係合し得るようになつている。
調節ねじ54の下方には、この実施例の場合水平方向に
移動可能な調節棒64が存在する。この調節棒は、調節ね
じ54と同様に、操作レバー20′の対抗する縦縁と係合し
て、同レバーを軸12の回りで旋回させ、それでもつて同
レバーに固定のスロットルバルブ10を旋回せしめる。第
3図に示された位置においては、調節棒64は操作レバー
20′とレバー40′の端縁48とに係合している。こうして
レバー40′は水平位置から下方へ旋回せしめられ、その
結果同レバーは調節ねじ54とは係合していない。これに
よつて、調節ねじ54は、アイドリング回転数制御装置の
正常動作時のスロツトルバルブ10の最小開度に関して限
界位置を与えている。
第4図は、第2図に相応して、アイドリング回転数制
御装置の異常動作時の配置を示している。この場合、調
節部材60の調節棒64は引き戻し位置にあり、そしてレバ
ー40′は水平に向けられていて、同レバーの端縁48がア
イドリング状態で調節ねじの先端58と係合している。こ
の状態においてスロツトルバルブ10は、第3図に示され
た最小開度の場合よりも若干開いている。このようにし
て、非常時の内燃機関のエンストは防止され、そして安
全な走行が依然として保証されるのであつて、しかも内
燃機関を過度に高速回転させることもない。
第5図には本発明の調節装置の第3の実施例が示され
ている。前述の両実施例の構成要素と同一の構成要素に
ついては、同一の参照数字を付して、新たには説明しな
い。操作レバー20″は片足構造であつて、この場合軸12
は端部領域に配置されている。操作レバー20″は、軸12
から離れた外側中央部に鼻状突起80を有しており、同突
起は、矢印30の方向に沿つてほぼ直角に延びるととも
に、点線82で示唆された凹部を有している。
レバー40″は固定の旋回軸34に旋回可能に枢着されて
いる(矢印51参照)。この旋回軸34は本質的にレバー4
0″の縦軸の中心に位置する。レバー40″には戻しばね2
2の一端部が固定されており、同ばねの他端部は操作レ
バー20″の上端領域に取り付けられている。レバー40″
は、第5図の右端側に空所32、即ちスリツトを有する。
このスリツト内において、空圧的又は電気的操作部材60
の調節棒64の伝動部材70が移動可能に案内されている。
レバー40″は、下端の縦縁のほぼ旋回軸34の位置に突起
部90を有しており、同突出部は、つめ92を形成しなが
ら、空所32と反対側の端部に向かつて先細になつてい
る。この突出部の領域にはローラー94が存在する。
第5図の表示において、アイドリング回転数制御装置
が正常動作状態にある時の操作レバー20″は実線で示さ
れている。この位置においてローラー94は操作レバー2
0″の縦縁と係合していて、調節可能なストツパーを成
している。レバー40″のつめ92は、前記凹部82によつて
構成された前記鼻状突起80の固定ストツパーとは係合し
ていない。アイドリング回転数制御装置の異常アイドリ
ング動作状態の位置は点線で具体的に示されている。こ
の場合操作レバー20″は軸12の回りでスロツトルバルブ
10と一緒に第5図において左側へ旋回しており、つめ92
は凹部82と係合している。この位置は、最小アイドリン
グ回転数を与える実線で示された位置から1度アクセル
を踏むことによつても達成可能である。最大アイドリン
グ回転数を与える操作レバー20″の位置は点線で単に示
唆されているにすぎない。この位置において操作レバー
はさらに左側に旋回せしめられている。
第6図には、アイドリング回転数制御装置が正常動作
状態にある時の本発明の調節装置の第4の実施例が示さ
れている。前述の3つの実施例の構成要素と同一の構成
要素については、同一の参照数字を付して、新たには説
明しない。操作レバーは2つの部材に分割されていて、
胴体レバー18aとピボツトレバー18bとから成る。両レバ
ーは軸84により相互に旋回可能に支承されている。ピボ
ツトレバー18bは、その上端部をもつて調節ロツドと連
結しており、同調節ロツドと反対の側には固定のストツ
パー86が備えられている。このストツパーに、調節ロッ
ドの係合点24′とほぼ同じ高さにおいてピボツトレバー
18bが当接し得るようになつている。ピボツトレバー18b
は反対側の端部に凹部32を有しており、同凹部に、空圧
的又は電気的調節部材60の調節棒64が係合し得るように
なつている。胴体レバー18aは、上端領域のほぼ軸84の
高さにおいて、戻しばね22の一端部に連結されており、
同戻しばねの他端部は矢印28で具体的に示すように固定
的に支承されている。胴体レバー18aは反対側の端部に
軸12を有しており、同軸の回りでスロツトルバルブ10が
旋回可能になつている。胴体レバー18aのほぼ中央には
別のストツパー88があつて、同ストツパーにピボツトレ
バー18bが係合し得るようになつている。
レバー40はピボツトレバー18bに旋回可能に支承さ
れている。その端縁は突出42を有しており、同突出は調
節ねじ54と係合し得るようになつている。レバー40の
他端部には重り44が存在する。この重り44に代えて回転
ばね44′を備えることもできる。調節棒64はレバー40
の端縁と係合して、同レバーを休止位置から外すことが
できる。調節棒64が前記端縁48に係合してない時は、重
り44又は回転ばね44′によつてレバー40は水平の休止
位置に戻される。
前記第4の実施例は、調節部材が大きなストロークを
有していて、必要な伝動を任意になし得るような場合に
特に適している。通常の動作の場合、ピボツトレバー18
bは、最小アイドリング回転数よりも高い回転状態にお
いてストツパー88に当接している。この位置において、
レバー40は調節棒64の作用によつて休止位置から旋回
して外されている。アイドリング回回数制御装置が故障
すると、レバー40の突起42は調節ねじ54と係合する。
したがつて内燃機関は、調節ねじ54によつて設定された
非常回転数で回転することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、アイドリング回転数制御装置が正常に動作し
ている状態の本発明の調節装置の第1の実施例の部分断
面を含む概略図、 第2図は、アイドリング回転数制御装置が異常動作状態
にある時の第1図に示された調節装置の概略図、 第3図は、アイドリング回転数制御装置が正常に動作し
ている状態の本発明の調節装置の第2の実施例の部分断
面を含む概略図、 第4図は、アイドリング回転数制御装置が異常動作状態
にある時の第3図に示された調節装置の概略図、 第5図は、アイドリング回転数制御装置が正常に動作し
ている状態(この場合異常動作時の位置は点線で具体的
に示されている。)の本発明の調節装置の第3の実施例
の部分断面を含む概略図、 第6図は、アイドリング回転数制御装置が正常に動作し
ている状態の本発明の調節装置の第4図の実施例の部分
断面を含む概略図を示す。 10……スロツトルバルブ、18a……胴体レバー、18b……
ピボツトレバー、20,20′,20″……操作レバー、40,4
0′,40″……レバー、44……重り、44′……回転ばね、
54……調節ねじ、60……調節部材、64……調節棒、86…
…固定ストツパー、92……つめ、94……ローラー

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイドリング回転数制御機能を備えた内燃
    機関の配分装置のための調節装置であつて、前記配分装
    置は調節ロツドに連結されるとともに戻しばねによつて
    バイアスされており、そして第1の調節可能なストツパ
    ーと第2の固定ストツパーが前記配分装置の操作レバー
    に対して備えられており、この場合前記第2の固定スト
    ツパーは、前記配分装置の最小設定位置を決めるべく前
    記第1のストツパーの調節範囲を限定するものにおい
    て、 −前記配分装置の操作レバー(20;18a,18b)には、前記
    固定ストツパー(54;86)及び前記調節可能なストツパ
    ー(64;94)と共働する変位可能な支持部材(40)が取
    り付けられており、該支持部材は機械的な戻し手段(4
    4)によつて付勢されており、 −前記支持部材(40)は、アイドリング回転数制御装置
    の正常動作時に前記第1の調節可能なストツパー(64;9
    4)と係合するとともに、前記戻し手段(44)の作用に
    抗して前記第2の固定ストツパー(54;86)と係合しな
    いような位置に置かれており、 −前記支持部材(40)は、アイドリング回転数制御装置
    の異常動作時には、その時点で引き込められた前記第1
    の調節可能なストツパー(64;94)とは係合しておら
    ず、前記戻し手段(44)の作用を受けて前記固定ストツ
    パー(54;86)と係合しており、したがつて前記配分装
    置が前記最小設定位置よりも幾らか大きい設定位置を占
    めるように前記支持部材は前記操作レバー(20)を拘束
    することを特徴とする調節装置。
  2. 【請求項2】前記支持部材(40)はレバーであつて、該
    レバーの位置は、アイドリングの動作状態が異常な時に
    は、前記機械的戻し手段(44)と前記第2の固定ストツ
    パー(54;86)とによつて確定されることを特徴とする
    請求項1に記載の調節装置。
  3. 【請求項3】前記支持部材(40)は前記操作レバー(2
    0;18a,18b)に枢着されていることを特徴とする請求項
    2に記載の調節装置。
  4. 【請求項4】前記機械的戻し手段は回転ばねであること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の調節装置。
  5. 【請求項5】前記機械的戻し手段は重り(44)であるこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の調節装置。
  6. 【請求項6】前記第1の調節可能なストツパーは電気的
    又は電磁的調節部材(60)であることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれか1つに記載の調節装置。
  7. 【請求項7】前記第1の調節可能なストツパー(64)は
    空圧的調節部材であることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか1つに記載の調節装置。
  8. 【請求項8】前記第1の調節可能なストツパーはローラ
    ー(94)であることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か1つに記載の調節装置。
  9. 【請求項9】前記第2の固定ストツパーは前記配分装置
    (10)の最小設定位置を調節するための調節ねじ(54)
    であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに
    記載の調節装置。
  10. 【請求項10】前記第2の固定ストツパーは前記レバー
    (40″)のつめ(92)であることを特徴とする請求項1
    〜8のいずれか1つに記載の調節装置。
  11. 【請求項11】前記操作レバーは2つの回転可能に支承
    されたレバー(18a,18b)を含むことを特徴とする請求
    項1〜10のいずれか1つに記載の調節装置。
  12. 【請求項12】前記配分装置は前記内燃機関の取込管
    (14)内に配設されたスロツトルバルブ(10)であるこ
    とを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに記載の調
    節装置。
  13. 【請求項13】前記配分装置は噴射ポンプの制御ロツド
    であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1つに
    記載の調節装置。
JP1143208A 1988-08-12 1989-06-07 内燃機関の配分装置のための調節装置 Expired - Lifetime JP2503075B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3827408A DE3827408A1 (de) 1988-08-12 1988-08-12 Stelleinrichtung fuer eine zumesseinrichtung einer brennkraftmaschine
DE3827408.6 1988-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0255841A JPH0255841A (ja) 1990-02-26
JP2503075B2 true JP2503075B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=6360728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1143208A Expired - Lifetime JP2503075B2 (ja) 1988-08-12 1989-06-07 内燃機関の配分装置のための調節装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4940031A (ja)
JP (1) JP2503075B2 (ja)
DE (1) DE3827408A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3720255A1 (de) * 1987-06-19 1988-12-29 Bosch Gmbh Robert System zur einstellung des drosselklappenwinkels
DE3909396A1 (de) * 1989-03-22 1990-10-04 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung zur bemessung der leerlaufluft von brennkraftmaschinen
JPH03156140A (ja) * 1989-08-20 1991-07-04 Nippondenso Co Ltd エンジンのアイドリング制御弁
US5351660A (en) * 1993-07-01 1994-10-04 Michael Logozzo Electrically activated dynamic valve for spark ignition engines
JP3195147B2 (ja) * 1993-11-27 2001-08-06 本田技研工業株式会社 火花点火式2サイクルエンジンの絞り弁制御装置
US5429090A (en) 1994-02-28 1995-07-04 Coltec Industries Inc. Fail safe throttle positioning system
US6014954A (en) * 1997-12-19 2000-01-18 Brunswick Corporation Fine adjustment of the slow speed operation of an engine
EP1104864B1 (en) * 1998-08-21 2006-10-04 Zhaokeng Pan Solenoid valve
US6945226B2 (en) * 2003-03-04 2005-09-20 Ford Global Technologies, Llc Intake manifold valve system, method, and diagnostic
JP2007177747A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Denso Corp 螺合装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57195831A (en) * 1981-05-28 1982-12-01 Hitachi Ltd Idle speed controller

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2949884C2 (de) * 1979-12-12 1985-05-30 Vdo Adolf Schindling Ag, 6000 Frankfurt Ventilanordnung zur Regelung der Leelaufdrehzahl von Otto-Motoren
DE3340060A1 (de) * 1983-11-05 1984-12-20 Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart Vorrichtung zur regelung des leerlaufs einer gemischverdichtenden brennkraftmaschine
DE3524911A1 (de) * 1985-07-12 1987-01-15 Vdo Schindling Einrichtung zur regelung der leerlaufdrehzahl eines ottomotors, insbesondere in einem kraftfahrzeug
US4873954A (en) * 1988-07-27 1989-10-17 Colt Industries Inc. Fail-safe idle bypass system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57195831A (en) * 1981-05-28 1982-12-01 Hitachi Ltd Idle speed controller

Also Published As

Publication number Publication date
US4940031A (en) 1990-07-10
DE3827408A1 (de) 1990-02-15
JPH0255841A (ja) 1990-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2503075B2 (ja) 内燃機関の配分装置のための調節装置
US5065723A (en) Marine propulsion device with spark timing and fuel supply control mechanism
US3276439A (en) Dual-range governor for internal combustion engines
US4502436A (en) Carburetor for internal combustion engines with electromagnetic controlled devices for positioning the throttle in two positions with small openings
US6598586B2 (en) Dual arm choke and throttle control
JP2003507246A (ja) アクセルペダルモジュール
GB1579454A (en) Centrifugal speed governor for a fuel injection type internal combustion engine
CA1077355A (en) Carburetor choke positive closure mechanism
US4989566A (en) Throttle member control device for an internal combustion engine fuel supply installation
JPS6143538B2 (ja)
JP2521758Y2 (ja) 火花点火式エンジンの調速装置
US4177225A (en) Fuel metering rod position control
JPH03111656A (ja) 気化器の自動チョーク装置におけるアンローダ機構
JPH0545801Y2 (ja)
JPS5933869Y2 (ja) 直結式ク−ラ用エンジンのアイドル回転自動調整装置
JPS6230298B2 (ja)
JPH0528354Y2 (ja)
US4158029A (en) Means for positioning a carburetor fuel metering rod
JPS5852342Y2 (ja) エンジンのアクセル装置
JPH0528356Y2 (ja)
KR790001699B1 (ko) 기 화 기
JPH0533707Y2 (ja)
JPS6026192Y2 (ja) 気化器のスロツトル・スイツチ装置
JPH0212284Y2 (ja)
JPH0410355Y2 (ja)